JP2005160422A - 電動リールのコード - Google Patents

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Abstract

【課題】 電動リールのコード及び釣り用電気機器のコードをバッテリに同時に接続できるようにする。
【解決手段】 電動リールのコード20は、バッテリからの電力を電動リール及び外部モニタに供給するためのものである。コード20は、バッテリに接続される第1コード部21と、第1コード部21に接続され電動リールに給電する第2コード部22と、第1コード部21に第2コード部22と分岐して接続され外部モニタに給電する第3コード部23とを備えている。第2コード部22及び第3コード部23は、各種の情報を通信可能に接続されており、これにより電動リールと外部モニタとが双方向に情報通信可能である。
【選択図】 図8

Description

本発明は、電動リールのコード、特に、電動リールと前記電動リールの外部に設けられた釣り用電気機器とにバッテリからの電力を供給する電動リールのコードに関する。
一般に、釣竿に装着される電動リールは、スプールを回転させて釣り糸を巻き取るためのモータを有している。このモータは、バッテリに電気的に接続されたコードにより電力が供給される。このような電動リールのコードは、バッテリに接続される鰐口クリップが一端に設けられ、電動リールのリールコネクタ部の雄ねじ部に接続される雌ねじ部からなるコードコネクタ部が他端に設けられている(たとえば、特許文献1参照)。このような電動リールでは、バッテリに鰐口クリップを接続し、コードコネクタ部の雌ねじ部をリールコネクタ部の雄ねじ部に接続すると、リール内部の配線によりモータに電気的に接続され、これによりバッテリの電力が電動リールへ供給される。
また、一般に、釣り船には、電動リールの外部に設けられ、魚群探知機や全地球測位システム(GPS)等の各種の情報を収集する釣り用電気機器が搭載されている。(たとえば、特許文献2参照)。このような釣り用電気機器は、バッテリに電気的に接続され、電動リールのコードと別々に設けられた釣り用電気機器専用のコードにより電力が供給される。
特開2002−34405号公報 特開2002−142623号公報
前記従来の電動リールのコードは、釣り用電気機器専用のコードと別々に設けられている。このため、電動リールと釣り用電気機器とは、専用のバッテリにそれぞれ別々に接続されている。そこで、1つのバッテリに電動リールのコードと釣り用電気機器のコードとを同時に接続しようとすると、通常のバッテリの接続端子は非常に小さいので、鰐口クリップが外れやすくなり、電動リールのコードと釣り用電気機器のコードとをバッテリに同時に接続するのは非常に困難である。
本発明の課題は、電動リールのコード及び釣り用電気機器のコードをバッテリに同時に接続できるようにすることにある。
発明1に係る電動リールのコードは、電動リールと電動リールの外部に設けられた釣り用電気機器とにバッテリからの電力を供給する電動リールのコードであって、バッテリに接続される第1コード部と、第1コード部に接続され電動リールに給電する第2コード部と、第1コード部に第2コード部と分岐して接続され釣り用電気機器に給電する第3コード部とを備えている。
この電動リールのコードでは、第1コード部がバッテリに接続され、第1コード部が分岐した第2コード部及び第3コード部がそれぞれ電動リール及び釣り用電気機器に接続されている。ここでは、1つの第1コード部をバッテリに接続すれば、2つの第2コード部及び第3コード部から電動リール及び釣り用電気機器に給電されるので、通常のバッテリの接続端子においても、電動リールのコード及び釣り用電気機器のコードをバッテリに同時に接続できる。
発明2に係る電動リールのコードは、発明1の電動リールのコードにおいて、第1コード部は、バッテリに接続される第1電力線を有している。第2コード部は、第1電力線に接続される第2電力線を有している。第3コード部は、第1電力線に接続される第3電力線を有している。この場合、第2電力線及び第3電力線は直接的に第1電力線に接続されているので、コード全体としてコンパクトにすることができる。
発明3に係る電動リールのコードは、発明1の電動リールのコードにおいて、第1コード部は、一端がバッテリに接続される第1電力線と、他端が第1電力線の先端に装着されたソケット部とを有している。第2コード部は、ソケット部に着脱可能に接続される第2電力線を有している。第3コード部は、ソケット部に着脱可能に接続される第3電力線を有している。この場合、第2電力線及び第3電力線はソケット部を介して着脱自在に第1電力線に接続されているので、たとえば釣り用電気機器を使用しないときは第3電力線を取り外すことにより、コードの取り扱いが容易になる。
発明4に係る電動リールのコードは、発明2又は3の電動リールのコードにおいて、釣り用電気機器は、電動リールと各種の情報を通信可能に接続されている。第2コード部は、電動リールに接続され、各種の情報を通信可能な第1通信線をさらに有している。第3コード部は、第1通信線と釣り用電気機器とに接続され、各種の情報を通信可能な第2通信線をさらに有している。この場合、電動リール及び釣り用電気機器に給電するための第2コード部及び第3コード部に、電動リール及び釣り用電気機器の間を通信するための第1通信線及び第2通信線を設けることにより、全体のコードを減少でき、低コスト化を図ることができる。
発明5に係る電動リールのコードは、発明4の電動リールのコードにおいて、第2コード部は、第2電力線と第1通信線との周囲を一体的に覆う第1被覆部をさらに有している。第3コード部は、第3電力線と第2通信線との周囲を一体的に覆う第2被覆部をさらに有している。この場合、第2電力線及び第1通信線と、第3電力線及び第2通信線とがそれぞれ一体的に形成されているので、それぞれ2つのコードを別々に設ける場合に比して、コードが絡みにくくなる。
発明6に係る電動リールのコードは、発明1から5のいずれかの電動リールのコードにおいて、第3コード部は、コイル状に形成されている。この場合、第3コード部をコイル状に形成することにより、第3コード部に接続された釣り用電気機器の移動が容易になる。
発明7に係る電動リールのコードは、発明1から6のいずれかの電動リールのコードにおいて、釣り用電気機器は、電動リールに各種の情報を通信可能に接続され、電動リールからの各種の情報を表示する釣り情報表示装置である。この場合、たとえば電動リールから外部に出力された各種の情報を表示可能な情報表示装置をリールと別に設けることにより、リールの大きさを小さく維持しながら、各種の情報を大量表示することができる。
発明8に係る電動リールのコードは、発明1から7のいずれかの電動リールのコードにおいて、釣り情報表示装置は、魚の棚位置、群の状況及び群の移動方向を得る魚群探知機に各種の情報を通信可能に接続され、魚群探知機からの各種の情報を表示する。この場合、魚群探知機から得られる魚に関する情報を釣り情報表示装置に表示できる。
発明9に係る電動リールのコードは、発明1から6のいずれかの電動リールのコードにおいて、釣り用電気機器は、魚の棚位置、群の状況及び群の移動方向を得る魚群探知機である。この場合、電動リールと通信可能な魚群探知機を接続することができる。
本発明によれば、第1コード部をバッテリに接続し、第1コード部が分岐した第2コード部及び第3コード部をそれぞれ電動リール及び釣り用電気機器に接続することにより、電動リールのコード及び釣り用電気機器のコードをバッテリに同時に接続できる。
本発明の一実施形態を採用したコード20は、図1及び図2に示すように、バッテリ80からの電力を電動リール100及び外部モニタ60に供給するためのものである。コード20は、バッテリ80に接続される第1コード部21と、第1コード部21に接続され電動リール100に給電する第2コード部22と、第1コード部21に第2コード部22と分岐して接続され外部モニタ60に給電する第3コード部23とを備えている。第2コード部22及び第3コード部23は、各種の情報を通信可能に接続されており、これにより電動リール100と外部モニタ60とが双方向に情報通信可能である。また、図3に示すように、外部モニタ60は、魚の棚位置、群の状況及び群の移動方向を得る魚群探知機90と無線通信可能に接続されている。このため、外部モニタ60は、電動リール100及び魚群探知機90から得られる情報を重畳して表示可能である。
電動リール100は、図1及び図2に示すように、図1及び図2に示すように、釣竿Rに装着されるリール本体1と、リール本体1の側方に配置されたスプール回転用のハンドル2と、ハンドル2のリール本体1側に配置されたドラグ調整用のスタードラグ3とを主に備えている。
リール本体1は、図1及び図2に示すように、左右1対の側板7a、7bとそれらを連結する複数の連結部材8とからなるフレーム7と、フレーム7の左右を覆う左右の側カバー9a、9bとを有している。ハンドル2側(図2の右側)の側カバー9bには、ハンドル2の回転軸が回転自在に支持されている。ハンドル2と逆側(図2の左側)の側カバー9aには、図4に示すように、バッテリ80が接続されるコード20の第2コード部22を接続するためのコネクタ部19が設けられている。
コネクタ部19は、図5に示すように、外周側に後述する第2コード部22の先端の第1コネクタ部25に形成された雌ねじ部28a(図10参照)が螺合可能な雄ねじ部18aが形成された金属製のコネクタである。コネクタ部19内部には、バッテリ80から電力が供給される2本の端子ピン19a、19bと、外部モニタ60と情報通信するための4本の端子ピン19c、19d、19e、19fとが形成されている。また、コネクタ部19は、第2コード部22の第1コネクタ部25を位置決めするために、内周側に一部が突出した突出部18bが形成されており、後述する第2コード部22の先端の第1コネクタ部25に形成された切り欠き部28b(図10参照)が係止可能である。
リール本体1の内部には、図2に示すように、ハンドル2に連結されたスプール10が回転自在に支持されている。スプール10の内部には、スプール10を糸巻き上げ方向に回転駆動する直流駆動のモータ12が配置されている。また、リール本体1のハンドル2側側面には、ハンドル2及びモータ12と、ハンドル2の後方に設けられスプール10との駆動伝達をオン、オフするクラッチレバー11と、側カバー9bのハンドル2前方に設けられた速度変更レバー13とが配置されている。速度変更レバー13は、モータ12の回転をオン、オフするとともに、モータ12の回転を停止状態から最大回転状態まで揺動により指定するためのレバー部材である。
リール本体1の上部には、図1に示すように、カウンタケース4が固定されている。カウンタケース4の上面には、図2に示すように、仕掛けの水深や棚位置を水面からと底からとの2つの基準で表示するための液晶ディスプレイからなる表示部5と、表示部5の周囲に配置されたスイッチ操作部6とを有している。
カウンタケース4内の上部には、図3に示すように、表示部5と、表示制御及びモータ制御を行うリール制御部30とが配置されている。カウンタケース4内の下部にはモータ12をPWM駆動するPWM駆動回路31が配置されている。またカウンタケース4内の下部には、ブザー40とスプールセンサ41とが配置されている。
リール制御部30は、カウンタケース4内に配置されたCPU、RAM、ROM、I/Oインターフェイス等を含むマイクロコンピュータを含んでいる。リール制御部30は、制御プログラムに従って表示部5の表示制御やモータ駆動制御等の各種の制御動作を実行する。リール制御部30には、図4に示すように、スイッチ操作部6の各種のスイッチと、スプール10の回転方向及び回転数(回転位置データ)を検出するためのスプールセンサ41及びスプールカウンタ42と、速度変更レバー13とが接続されている。また、リール制御部30には、ブザー40と、PWM駆動回路31と、表示部5と、記憶部43と、情報通信部44と、他の入出力部とが接続されている。
PWM駆動回路31は、モータ12を駆動するための駆動素子としてのFETを含んでいる。PWM駆動回路31は、リール制御部30によりデューティ比が制御されてモータ12を速度可変に駆動する。
スプールセンサ41は、前後に並べて配置された2つのリードスイッチから構成されている。リードスイッチは、磁石ホイールに装着された2個の磁石を検出する。この検出パルスをスプールカウンタ42で計数することでリールの回転数を検出できる。また、いずれのリードスイッチが先に検出パルスを発したかによりスプール10の回転方向を検出できる。
スプールカウンタ42は、スプールセンサ41のオンオフ回数を計数するカウンタであり、この計数値によりスプール回転数に関する回転位置データが得られる。スプールカウンタ42は、スプール10が正転(糸繰り出し方向の回転)すると計数値が減少し、逆転すると増加する。
記憶部43は、たとえばEEPROM等の不揮発メモリからなり、学習結果のデータや糸長算出時に使用する各種のデータ等が記憶されている。
情報通信部44は、電動リール100の外部に設けられた外部モニタ60の情報通信部66(図3参照)と各種の情報を送受信可能である。情報通信部44は、コネクタ部19の4本の端子ピン19c、19d、19e、19fに接続され、コード20の第2コード部22及び第3コード部23を介して情報通信部66と通信可能である。
外部モニタ60は、魚群探知機90から得られる漁場の底の水深や魚群の位置を示す棚位置をエコー表示可能であるとともに、電動リール100から得られる仕掛けの水深データをエコー表示された底の水深や棚位置とともに重畳して表示するためのものである。
外部モニタ60は、図1、図3及び図6に示すように、略直方体形状のモニタケース67と、モニタケース67に装着された液晶ディスプレイからなる表示部65と、表示部65の右側に配置された複数の操作ボタンからなるスイッチ操作部64とを有している。スイッチ操作部64は、各種の設定項目を上下左右にカーソルを移動させるカーソルキーや、表示部65の表示をオン、オフする電源ボタンや、各種の設定を設定するため決定ボタンや、画面切り換えボタンや、さそい開始ボタン等の複数のボタンが上下に並べて配置されている。
外部モニタ60の内部には、図3に示すように、各種の制御を行うモニタ制御部63が配置されている。モニタ制御部63は、モニタケース67内に配置されたCPU、RAM、ROM、I/Oインターフェイス等を含むマイクロコンピュータを含んでいる。リール制御部30は、制御プログラムに従って、電動リール100及び魚群探知機90からの情報を表示部65に表示させる表示制御や、電動リール100のさそい制御等の各種の制御動作を実行する。また、モニタ制御部63には、図3に示すように、スイッチ操作部64の各種のスイッチと、表示部65と、情報通信部66と、他の入出力部とが接続されている。
情報通信部66は、前述したように、電動リール100の情報通信部44とコード20の第2コード部22及び第3コード部23を介して通信可能である。また、情報通信部66は、図3に示すように、たとえば特定小電力規格の無線により、魚群探知機90と通信可能であり、底の水深や魚群の位置等の情報を受信する。情報通信部66は、電動リール100の情報通信部44から仕掛けの水深データ等の情報を受信し、電動リール100の情報通信部44へさそい制御等の制御情報等を送信する。
外部モニタ60の背面には、図6に示すように、バッテリ80が接続されるコード20の第3コード部23を接続するためのコネクタ部61設けられている。
コネクタ部61は、図6に示すように、外周側に後述する第3コード部23の第2コネクタ部27先端に形成された雌ねじ部29a(図11参照)が螺合可能な雄ねじ部62aが形成された金属製のコネクタである。コネクタ部61内部には、バッテリ80から電力が供給される2本の端子ピン61a、61bと、電動リール100と情報通信するための4本の端子ピン61c、61d、61e、61fとが形成されている。また、コネクタ部61は、第3コード部23の第2コネクタ部27を位置決めするために、内周側に一部が突出した突出部62bが形成されており、後述する第3コード部23の先端の第2コネクタ部27に形成された切り欠き部29b(図11参照)が係止可能である。
バッテリ80は、図1、図2及び図7に示すように、コード20の第1コード部21を介して電動リール100及び外部モニタ60に電気的に接続され、船縁の近傍に載置可能な比較的小型かつ軽量の充電を繰り返し行うことができるリチウムイオンバッテリである。バッテリ80のは、図7に示すように、上面視長円形の略直方体形状に形成され、側部中央が凹んだ湾曲形状になっている。バッテリ80の側部は、合成樹脂製の部材で覆われており、バッテリ80の上部両端には、コード20の第1コード部21に接続される略L字状の端子部81a、81bが設けられている。端子部81a、81bには、図7に示すように、後述する第1コード部21の先端に設けられた鰐口クリップ21c、21dを挟み込むことにより、バッテリ80とコード20とが電気的に接続されている。
コード20は、図1、図2、図8及び図9に示すように、バッテリ80に接続される第1コード部21と、第1コード部21に接続され電動リール100に給電する第2コード部22と、第1コード部21に第2コード部22と分岐して接続され外部モニタ60に給電する第3コード部23とを備えている。
第1コード部21は、図7から図9に示すように、バッテリ80に接続される2本の第1電力線21a、21bを有している。第1電力線21a、21bの先端には、それぞれ鰐口クリップ21c、21dが接続されており、鰐口クリップ21c、21dをバッテリ80の端子部81a、81bに係止することにより、バッテリ80とコード20とが電気的に接続されている。第1電力線21a、21bの周囲には、それぞれ合成樹脂製部材が被覆されており、第1電力線21a、21bの基端部の周囲には、合成樹脂製部材が第2コード部22及び第3コード部23とともに一体的に被覆されている。
第2コード部22は、図5、図8から図10に示すように、基端が第1コード部21に一体的に接続され、先端が電動リール100のコネクタ部19に接続されるコードである。第2コード部22は、第1電力線21a、21bがそれぞれ接続される2本の第2電力線22a、22bと、外部モニタ60と情報通信するための4本の第1通信線22c、22d、22e、22fとを有している。2本の第1通信線22c、22dは、電動リール100から外部モニタ60に情報を通信する通信線であり、2本の第1通信線22e、22fは、外部モニタ60から電動リール100に情報を通信する通信線である。なお、4本の第1通信線22c、22d、22e、22fのうち、第1通信線22c、22eは各種の情報信号を通信するためのものであり、第1通信線22d、22fは接地するために設けられている。
第2コード部22は、図8に示すように、2本の第2電力線22a、22b及び4本の第1通信線22c、22d、22e、22fの周囲を合成樹脂製部材にて一体的に被覆される第1被覆部24と、第1被覆部24の先端部に形成され電動リール100のコネクタ部19に接続される第1コネクタ部25とを有している。
第1コネクタ部25は、図10に拡大して示すように、内周側にコネクタ部19の雄ねじ部18a(図5参照)に螺合可能な雌ねじ部28aが形成されている。また、第1コネクタ部25は、コネクタ部19の突出部18b(図5参照)に係止可能な内周部の一部が切り欠かれた切り欠き部28bを有している。第1コネクタ部25内部には、コネクタ部19の2本の端子ピン19a、19b(図5参照)が装着される2つの端子凹部25a、25bと、コネクタ部19の4本の端子ピン19c、19d、19e、19f(図5参照)が装着される4つの端子凹部25c、25d、25e、25fとが形成されている。2つの端子凹部25a、25bは、図9に示すように、2本の第2電力線22a、22bの先端に接続され、4つの端子凹部25c、25d、25e、25fは、4本の第1通信線22c、22d、22e、22fの先端に電気的に接続されている。
第3コード部23は、図5、図8、図9及び図11に示すように、基端が第1コード部21に一体的に接続され、先端が外部モニタ60のコネクタ部61に接続されるコードである。第3コード部23は、第1電力線21a、21bがそれぞれ接続される2本の第3電力線23a、23bと、電動リール100と情報通信するための4本の第2通信線23c、23d、23e、23fとを有している。2本の第2通信線23c、23dは、電動リール100から外部モニタ60に情報を通信する通信線であり、図9に示すように、それぞれ2本の第1通信線22c、22dに接続されている。2本の第2通信線23e、23fは、外部モニタ60から電動リール100に情報を通信する通信線であり、図9に示すように、2本の第1通信線22e、22fに電気的に接続されている。なお、4本の第1通信線23c、23d、23e、23fのうち、第1通信線23c、23eは各種の情報信号を通信するためのものであり、第1通信線23d、23fは接地するために設けられている。
第3コード部23は、図8に示すように、2本の第3電力線23a、23b及び4本の第2通信線23c、23d、23e、23fの周囲を合成樹脂製部材にて一体的に被覆される第2被覆部26と、第2被覆部26の先端部に形成され外部モニタ60のコネクタ部61に接続される第2コネクタ部27とを有している。
第2コネクタ部27は、図11に拡大して示すように、内周側にコネクタ部61の雄ねじ部62a(図6参照)に螺合可能な雌ねじ部29aが形成されている。また、第2コネクタ部27は、コネクタ部61の突出部62b(図6参照)に係止可能な内周部の一部が切り欠かれた切り欠き部29bを有している。第2コネクタ部27内部には、コネクタ部61の2本の端子ピン61a、61b(図6参照)が装着される2つの端子凹部27a、27bと、コネクタ部61の4本の端子ピン61c、61d、61e、61f(図6参照)が装着される4つの端子凹部27c、27d、27e、27fとが形成されている。2つの端子凹部27a、27bは、図9に示すように、2本の第3電力線23a、23bの先端に接続され、4つの端子凹部27c、27d、27e、27fは、4本の第2通信線23c、23d、23e、23fの先端に電気的に接続されている。
このようなコード20を用いて釣りを行うには、まず、第1コード部21の先端の鰐口クリップ21c、21dを、バッテリ80の端子部81a、81bに係止する。次に、第2コード部22先端の第1コネクタ部25を、電動リール100のコネクタ部19に接続する。そして、第3コード部23先端の第2コネクタ部27を、外部モニタ60のコネクタ部61に接続する。このように接続することにより、バッテリ80からの電力は、第1コード部21の第1電力線21a、21bから、第2コード部22の第2電力線22a、22b及び第3コード部23の第3電力線23a、23bを介して、電動リール100及び外部モニタ60にそれぞれ供給される。また、電動リール100及び外部モニタ60は、第2コード部22の第1通信線22c、22d、22e、22f及び第3コード部23の第1通信線23c、23d、23e、23fを介して、各種の情報が双方向に通信される。
なお、外部モニタ60を使用しないときは、第3コード部23を外部モニタ60から取り外し、第2コード部22が接続された電動リール100を単体で使用することが可能である。この場合、バッテリ80からの電力は、第1コード部21の第1電力線21a、21bから、第2コード部22の第2電力線22a、22bを介して、電動リール100に供給される。また、逆に、電動リール100を使用しないときは、第2コード部22を電動リール100から取り外し、第3コード部23が接続された外部モニタ60を単体で使用できる。この場合、バッテリ80からの電力は、第1コード部21の第1電力線21a、21bから、第3コード部23の第3電力線23a、23bを介して、外部モニタ60にそれぞれ供給される。
このような電動リール100及び外部モニタ60にバッテリ80から給電可能なコード20は、第1コード部21がバッテリ80に接続され、第1コード部21が分岐した第2コード部22及び第3コード部23がそれぞれ電動リール100及び外部モニタ60に接続されている。ここでは、1つの第1コード部21をバッテリ80に接続することにより、2つの第2コード部22及び第3コード部23から電動リール100及び外部モニタ60に給電されるので、電動リール100のコードと外部モニタ60のコードとを、接続端子が小さいバッテリ80に同時に接続することができる。
〔他の実施形態〕
(a) 前記実施形態では、電動リール100の外部に設けられる釣り用電気機器として外部モニタ60を例にあげて説明したが、釣り用電気機器はこれに限定されるものではなく、魚群探知機や、釣り船に搭載された全地球測位システム(GPS)であってもよい。
(b) 前記実施形態では、外部モニタ60は、電動リール100及び魚群探知機90から得られる情報を表示していたが、魚群探知機90から得られる情報のみを表示させるようにしてもよい。この場合、第2コード部22及び第3コード部23には、第1通信線22c、22d、22e、22f及び第2通信線23c、23d、23e、23fを設けない構成にしてもよい。
(c) 前記実施形態では、第2コード部22及び第3コード部23は、第1コード部21と一体的に形成されていたが、図12に示すように、第1コード部21の先端部にソケット70を設け、ソケット70に対して第2コード部22及び第3コード部23が着脱自在となるような構成にしてもよい。ここでは、たとえば第2コード部22に形成された第3コネクタ部71及び第3コード部23に形成された第4コネクタ部72が、それぞれ装着可能な第1ソケット部70a及び第2ソケット部70bを、ソケット70に設けてもよい。この場合には、電動リール100又は外部モニタ60の一方のみ使用するときは、第3コード部23又は第2コード部22を取り外すことにより、コードが邪魔になりにくくなる。なお、第1ソケット部70a及び第2ソケット部70bのうちの一方のみを設ける構成にしてもよく、たとえば第2ソケット部70bのみで構成される場合は、第3コード部23が着脱自在となる。
(d) 前記実施形態では、第2コード部22及び第3コード部23には、それぞれ合成樹脂製の第1被覆部24及び第2被覆部26が形成されていたが、図13に示すように、たとえば第3コード部23にコイル状に巻かれたコイル部73を形成してもよい。この場合には、コイル部73によって、第3コード部23をを束ねる必要がなくなるので、コード全体をコンパクトにすることができる。
本発明の一実施形態を採用した電動リール、釣り情報表示装置及びバッテリの斜視図。 前記電動リールの平面図。 前記電動リール及び前記釣り情報表示装置の制御ブロック図。 前記電動リールの側面図。 コードを外したときの図3に相当する図。 前記釣り情報表示装置の平面図。 前記バッテリの斜視図。 前記コードの斜視図。 前記コードの接続関係を示す模式図。 前記コードの第2コード部の拡大正面図。 前記コードの第3コード部の拡大正面図。 他の実施形態の図8に相当する図。 他の実施形態の図8に相当する図。
符号の説明
18a 雄ねじ部
18b 突出部
19 コネクタ部
19a、19b、19c、19d、19e、19f 端子ピン
20 コード
21 第1コード部
21a、21b 第1電力線
22 第2コード部
22a、22b 第2電力線
22c、22d、22e、22f 第1通信線
23 第3コード部
23a、23b 第3電力線
23c、23d、23e、23f 第2通信線
24 第1被覆部
25 第1コネクタ部
25a、25b、25c、25d、25e、25f 端子凹部
26 第2被覆部
26a、26b、26c、26d、26e、26f 端子凹部
27 第2コネクタ部
28a 雌ねじ部
28b 切り欠き部
29a 雌ねじ部
29b 切り欠き部
60 外部モニタ
61 コネクタ部
61a、61b、61c、61d、61e、61f 端子ピン
62a 雄ねじ部
62b 突出部
70 ソケット
70a 第1ソケット部
70b 第2ソケット部
71 第3コネクタ部
72 第4コネクタ部
73 コイル部
80 バッテリ
90 魚群探知機
100 電動リール

Claims (9)

  1. 電動リールと前記電動リールの外部に設けられた釣り用電気機器とにバッテリからの電力を供給する電動リールのコードであって、
    前記バッテリに接続される第1コード部と、
    前記第1コード部に接続され、前記電動リールに給電する第2コード部と、
    前記第1コード部に前記第2コード部と分岐して接続され、前記釣り用電気機器に給電する第3コード部と、
    を備えた電動リールのコード。
  2. 前記第1コード部は、前記バッテリに接続される第1電力線を有し、
    前記第2コード部は、前記第1電力線に接続される第2電力線を有し、
    前記第3コード部は、前記第1電力線に接続される第3電力線を有している、請求項1に記載の電動リールのコード。
  3. 前記第1コード部は、一端が前記バッテリに接続される第1電力線と、他端が前記第1電力線の先端に装着されたソケット部とを有し、
    前記第2コード部は、前記ソケット部に着脱可能に接続される第2電力線を有し、
    前記第3コード部は、前記ソケット部に着脱可能に接続される第3電力線を有している、請求項1に記載の電動リールのコード。
  4. 前記釣り用電気機器は、前記電動リールと各種の情報を通信可能に接続されており、
    前記第2コード部は、前記電動リールに接続され、前記各種の情報を通信可能な第1通信線をさらに有し、
    前記第3コード部は、前記第1通信線と前記釣り用電気機器とに接続され、前記各種の情報を通信可能な第2通信線をさらに有している、請求項2又は3に記載の電動リールのコード。
  5. 前記第2コード部は、前記第2電力線と前記第1通信線との周囲を一体的に覆う第1被覆部をさらに有し、
    前記第3コード部は、前記第3電力線と前記第2通信線との周囲を一体的に覆う第2被覆部をさらに有している、請求項4に記載の電動リールのコード。
  6. 前記第3コード部は、コイル状に形成されている、請求項1から5のいずれかに記載の電動リールのコード。
  7. 前記釣り用電気機器は、前記電動リールに各種の情報を通信可能に接続され、前記電動リールからの前記各種の情報を表示する釣り情報表示装置である、請求項1から6のいずれかに記載の電動リールのコード。
  8. 前記釣り情報表示装置は、魚の棚位置、群の状況及び群の移動方向を得る魚群探知機に各種の情報を通信可能に接続され、前記魚群探知機からの前記各種の情報を表示する、請求項7に記載の電動リールのコード。
  9. 前記釣り用電気機器は、魚の棚位置、群の状況及び群の移動方向を得る魚群探知機である、請求項1から6のいずれかに記載の電動リールのコード。
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