JP2016105201A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016105201A
JP2016105201A JP2016020270A JP2016020270A JP2016105201A JP 2016105201 A JP2016105201 A JP 2016105201A JP 2016020270 A JP2016020270 A JP 2016020270A JP 2016020270 A JP2016020270 A JP 2016020270A JP 2016105201 A JP2016105201 A JP 2016105201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light emission
image
image forming
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016020270A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6091668B2 (ja
Inventor
豊泉 清人
Kiyoto Toyoizumi
清人 豊泉
紫村 大
Masaru Shimura
大 紫村
進介 小林
Shinsuke Kobayashi
進介 小林
七瀧 秀夫
Hideo Nanataki
秀夫 七瀧
真史 片桐
Masashi Katagiri
真史 片桐
渡邉 泰成
Yasunari Watanabe
泰成 渡邉
秀明 長谷川
Hideaki Hasegawa
秀明 長谷川
雅裕 反保
Masahiro Tampo
雅裕 反保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Publication of JP2016105201A publication Critical patent/JP2016105201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6091668B2 publication Critical patent/JP6091668B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 画像部に加えて、非画像部微少発光時の光量を安定化させることを課題とする。【解決手段】 像担持体上の非画像部において、像担持体上にトナー付着が発生しないレベルで発光素子を複数ドットにわたり連続して微少発光させる制御手段を備える。そして、画像部に対応する第1駆動電流の調整に加え、発光素子が非画像部で微少発光を行うときの第2駆動電流を、1ジョブにおいて複数回調整する。画像部においては、第2駆動電流に第1駆動電流を加算した駆動電流が流され発光素子が発光する。【選択図】 図3

Description

本発明は、レーザープリンタ、複写機、ファクシミリ等の電子写真記録方式を利用するカラー画像形成装置に関するものである。
従来から、カラー画像形成装置において、異なる色で隣接して形成された画像の間に、本来あるべきでない白い隙間が空いてしまう、所謂ホワイトギャップという現象が知られている。この現象は、感光ドラム上に、ドラム表面電位が急峻に変化する静電潜像、例えば画像エッジ部が形成され、この部位を現像装置で現像した際、本来よりも顕画像が細く形成されることから発生する。例えばシアン色の帯とブラック色の帯を隣接させた画像において、本来であればシアン色の帯とブラック色の帯が隣接するはずが、夫々の顕画像が夫々細く形成されてしまい、記録材上の最終画像においてシアン色とブラック色との間に隙間ができてしまう。
図12は、従来技術に係るホワイトギャップの詳細を説明する図であり、現像ローラと感光ドラムとの間の電界の様子を示す。ホワイトギャップの原因となる顕画部の顕画像の細りは、感光ドラム上に形成された静電部の静電潜像のエッジ部にて電界が巻き込んでしまうことに起因する。
この課題に対しては、印字可能領域全面における非画像部(非トナー像形成部)に、レーザースキャナの発光素子をトナー付着を起こさない程度に微少発光して、画像の細りを防止する方法が知られている。以下、この方法のことをバックグランド露光、或いは非画像部微少発光等と称する。
尚、非画像部微少発光を行う目的としては、ホワイトギャップの防止に限定されることはない。例えば、特許文献1に開示されるよう、転写電位コントラストを小さくし、転写ニップ部で発生する気中放電に伴う画像乱れの防止対策としても実施される。すなわち、非画像部微少発光は、特定の用途に限定されるものではない。
ここで非画像部微少発光の具体的手法として、例えばPWM(Pulse WidthModulation)方式と呼ばれる、パルス波のデューティー比を変化させる方法が特許文献1において提案されている。これは、固定周波数である画像用クロックに同期して、微少発光量に相当するパルス幅で非画像部においてレーザースキャナの発光素子を発光するものである。
特開2003−312050号公報
近年、カラー画像形成装置においては、益々の高画質化が要望されている。そのような中、画像部に対応する発光光量の調整に加え、上で説明した非画像部の微少発光における光量を適切に調整することが課題となってくる。
本発明は、上記要望を鑑みてなされたものであり、画像部に対応する発光光量の調整に加え、非画像部の微少発光における光量を適切に調整することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、レーザー光を発光する発光素子と、感光ドラムと、前記感光ドラムを帯電する帯電手段と、を備え、前記帯電された感光ドラムに前記発光素子の発光により潜像を形成し、前記潜像にトナーを付着させ可視化する画像形成装置であって、プリントデータの入力に応じて、画像部においてはプリント用の第1発光レベルの光量でパルスデューティーに従う時間で前記発光素子を発光させ、非画像部においては微少発光の第2発光レベルの光量で前記発光素子を発光させるレーザー駆動手段と、前記発光素子を前記第1発光レベルで発光させるようにするための第1駆動電流を、1ジョブにおいて複数回調整する第1光量調整手段と、前記発光素子を前記第2発光レベルで発光させるようにするための第2駆動電流を、1ジョブにおいて複数回調整する第2光量調整手段と、を備え、前記レーザ駆動手段は、前記第2駆動電流に前記第1駆動電流を加算し前記発光素子を前記第1発光レベルの光量で発光させ、前記第1光量調整手段は、前記第1駆動電流としての前記第2駆動電流に加算する電流を調整することを特徴とする。
本発明によれば、安定した光量で画像部の発光及び非画像部の微少発光を行うことができ、結果、より高画質な画像を得ることが可能となる。
画像形成装置の概略断面図の一例を示す図。 光学走査装置の外観の一例を示す図 2水準光量調整機能を備えたレーザー駆動回路の一例 レーザーダイオードに流れる電流と発光強度との関係を示す図 微少発光にかかわる感光ドラムの電位変化を説明する為の図 2水準光量調整機能を備えたレーザー駆動回路の別の例 レーザーダイオードに流れる電流と発光強度との関係を示す別の図 自動光量制御に係るタイミングチャート 微少発光とPWM発光との関係を示す図 画像不良発生及び発光素子破壊を説明する為の図 自動光量制御に係る別のタイミングチャート ホワイトギャップに係る説明を行う為の図
(実施例1)
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<画像形成装置の概略断面図>
図1は、カラー画像形成装置の概略断面図である。尚、以下の説明においては、カラー画像形成装置を用いて説明を行うが、それに限定されるものではない。後述にて詳しく説明する非画像部の微少発光については、例えば、単色の画像形成装置にも適用することが出来る。また、以下においては、インライン方式のカラー画像形成装置を例に説明を行うが、例えばロータリー方式のカラー画像形成装置でも良い。また、以下においては、中間転写ベルト3を有する画像形成装置について説明を行うが、感光ドラム5に現像されたトナー像を転写材に直接転写する方式を採用した画像形成装置にも転用できる。以下、インライン方式で且つ中間転写ベルト方式を採用したカラー画像形成装置を例に詳述する。
図1に示す如く、カラーレーザープリンタ50は、複数の第1の像担持体である感光ドラム5(5Y,5M,5C,5K)を有し、順次、第2の像担持体である中間転写ベルト3に連続的に多重転写し、フルカラープリント画像を得るプリンタである。この方式をインライン方式或いは4連ドラム方式という。
中間転写ベルト3は、無端状のエンドレスベルトであり、駆動ローラ12、テンションローラ13、アイドラローラ17、および二次転写対向ローラ18に懸架され、図中矢印の方向にプロセススピード115mm/secで回転している。駆動ローラ12、テンションローラ13、および二次転写対向ローラ18は、中間転写ベルト3を支持する支持ローラであり、駆動ローラ12、二次転写対向ローラ18はφ24、テンションローラ13はφ16の構成となっている。
感光ドラム5(5Y,5M,5C,5K)は、中間転写ベルト3の移動方向に、直列に4本配置されている。イエロー現像器8Yを有する感光ドラム5Yは、回転過程で一次帯電ローラ7Yにより、所定の極性・電位に一様に帯電処理され、次いで画像露光手段9Yによる画像露光4Yを受ける。これにより、目的のカラー画像の第1の色(イエロー)成分像に対応した静電潜像が形成される。次いでその静電潜像に第1現像器(イエロー現像器)8Yにより第1色であるイエロートナーが付着し現像される。これにより画像の可視化が行われる。このように、画像露光によって静電潜像が形成された部分にトナーが現像される方式のことを「反転現像方式」と称する。
感光ドラム5Y上に形成されたイエロー画像は、中間転写ベルト3との一次転写ニップ部へ進入する。一次転写ニップ部では、中間転写ベルト3の裏側に電圧印加部材(一次転写ローラ)10Yを接触当接させている。電圧印加部材10Yにはバイアス印加可能とする為の不図示の一次転写バイアス電源が接続されている。中間転写ベルト3は、1色目のポートでまずイエローを転写し、次いで先述した工程を経た各色に対応する感光ドラム5M、5C、5Kより、順次マゼンタ、シアン、ブラックの各色を多重転写する。中間転写ベルト3上に転写された4色のトナー像は、中間転写ベルト3に伴って同図矢印(時計回り)方向に回転移動する。
一方、給紙カセット1内に積載収納された記録材Pは、給紙ローラ2により給送され、レジストローラ対6のニップ部へ搬送されて、一旦停止される。一旦停止された記録材Pは、中間転写ベルト3上に形成された4色のトナー像が二次転写ニップに到達するタイミングに同期してレジストローラ対6によって二次転写ニップに供給される。そして、二次転写ローラ11と二次転写対向ローラ18との間の電圧印加(+1.5kV程度)によって中間転写ベルト3上のトナー像が記録材P上に転写される。
トナー像が転写された記録材Pは、中間転写ベルト3から分離されて搬送ガイド19を経由し、定着装置14に送られ、ここで定着ローラ15、加圧ローラ16による加熱、加圧を受けて表面にトナー像が溶融固着される。これにより、4色フルカラーの画像が得られる。その後、記録材Pは排紙ローラ対20から機外へと排出され、プリントの1サイクルが終了する。一方、二次転写部において記録材Pに転写されずに中間転写ベルト3上に残ったトナーは、二次転写部より下流側に配置されたクリーニングユニット21によって除去される。
以上が、画像形成装置の概略断面図の説明である。次に、以下においては、レーザー駆動システムに関連して、まず、光学走査装置(画像露光手段9に相当)の外観図について説明を行い、その後にレーザー駆動システムの回路構成について詳細に説明をしていく。
<光学装置外観図>
図2に光走査装置の代表的な外観図を示す。発光素子であるレーザーダイオード107(以下LD107と称する)には、レーザー駆動システム回路130の作動により駆動電流が流れる。LD107は、駆動電流に応じた強度レベルでレーザー光を発光する。レーザー駆動システム回路130は、後述のエンジンコントローラ122、ビデオコントローラ123に対して、電気的に接続されているLD107を駆動する為の回路である。
そして、LD107により発光されたレーザー光は、コリメータレンズ134によりビーム形状が整形され、かつ平行ビームとされたうえでポリゴンミラー133により感光ドラム5の水平方向に走査される。そして走査されたレーザー光は、fθレンズ132により、軸転される感光ドラム表面上に結像されてドット状に露光される。
一方、感光ドラム5の一端側の走査位置に対応して反射ミラー131が設けられ、走査開始位置に投射されるレーザー光をBD同期検出センサ121に向けて反射させている。そして、このBD同期検出センサ121の出力により、レーザー光の走査開始タイミングを決定する。ここで、このレーザー光の検出における強制発光の際に、レーザー光量の自動光量制御であるところの、APC(Auto Power Control)が行われ、レーザーの発光レベルが調整される。
<レーザー駆動システム回路図>
図3は、非画像部において、感光ドラム上にトナー付着をさせないようにし、且つ正かぶりや反転かぶりを発生させないように微少発光するうえで、LD107の光量レベルを自動的に調整するレーザー駆動システム回路である。
図3において、図2で示したレーザー駆動システム回路130は、点線枠内で囲まれた部分に相当する。101、111はコンパレータ回路であり、102、112はサンプル/ホールド回路であり、103、113はホールドコンデンサである。104、114は電流増幅回路であり、105、115は基準電流源(定電流回路)であり、106、116はスイッチング回路である。107はレーザーダイオードであり、108はフォトダイオードであり、109は電流電圧変換回路であり、121は同期検出信号素子(BD検出素子)である。尚、以下においては、フォトダイオード108をPD108と称する。また、後述にて詳しく説明するが101乃至106の部分が第1光量調整部に相当し、111乃至116の部分が第2光量調整部に相当する。尚、第1と第2と表記したのは互いを区別する為であり、どちらを第1、第2と表記するかは特に限定されるものではなく、例えば以下の説明において第1と第2を逆に表記しても良い。
122はエンジンコントローラであり、ASIC、CPU、RAM、及びEEPROMを内蔵している。またエンジンコントローラ122は、プリンタエンジンの制御のみならず、ビデオコントローラ123との通信制御なども行う。
124はOR回路であり、エンジンコントローラ122のLdrv信号とビデオコントローラ123からのVIDEO信号が入力に接続されており、Data信号は後述のスイッチング回路106へ接続されている。尚、VIDEO信号は、外部に接続されたリーダースキャナや、ホストコンピュータ等の外部機器から送られてくるプリントデータに基づく信号である。
ビデオコントローラ123から出力されるVIDEO信号は、125のイネーブル端子付きバッファに入力され、バッファの出力は前述のOR回路124に接続されている。このときイネーブル端子は、エンジンコントローラ122からのVenb信号が出力されるラインに接続されている。
また、エンジンコントローラ122は、後述のSH1信号、SH2信号、BASE信号およびLdrv信号、Venb信号を出力するように接続されている。該Venb信号は、VIDEO信号に基づくData信号にマスク処理を施す為のものであり、このVenb信号をディスエーブル状態(OFF状態)にすることで画像マスク領域のタイミング(画像マスク期間)を作成できる。
コンパレータ回路101、111の正極端子には、夫々第1の基準電圧Vref11、第2の基準電圧Vref21が入力されており、出力は夫々サンプル/ホールド回路102、112に入力されている。この基準電圧Vref11は、通常のプリント用の発光レベル(第1発光レベル或いは第1光量)でLD107を発光させる為の目標電圧として設定されている。また、基準電圧Vref21は、微少発用の発光レベル(第2発光レベル或いは第2光量)の目標電圧として設定されている。サンプル/ホールド回路102、112には夫々ホールドコンデンサ103、113が接続されている。ホールドコンデンサ103、113の出力は、夫々電流増幅回路104、114の正極端子に入力されている。尚、後述にて詳しく説明するが基準電圧Vref11、Vref21は、必ずしも通常プリント用の発光レベル、微少発光用の発光レベルそのものに対応するものではない。基準電圧Vref11、Vref21はレーザ駆動システム回路の中で、通常プリント用の発光レベル、微少発光用の発光レベルを実現する為の設定を意味する。
電流増幅回路104、114には夫々基準電流源105、115が接続されており、その出力はスイッチング回路106、116に入力されている。他方、電流増幅回路104、114の負極端子には、夫々第3の基準電圧Vref12、第4の基準電圧Vref22が入力されている。ここで先に説明したサンプル/ホールド回路102の出力電圧と基準電圧Vref12との差分、及びサンプル/ホールド回路112の出力電圧と基準電圧Vref22との差分に応じて、電流Io1(第1駆動電流)、Io2(第2駆動電流)が夫々決定される。即ち、Vref12、Vref22は、電流を決定する為の電圧設定である。
スイッチング回路106は、パルス変調データ信号であるData信号によりオン・オフ動作する。スイッチング回路116は、入力信号Baseによりオン・オフ動作する。
スイッチング回路106、116の出力端は、LD107のカソードに接続されており、駆動電流Idrv、Ibを供給している。駆動電流Idrvは上記した電流Io1に対応し、駆動電流Ibは上記した電流Io2に対応し、駆動電流Idrvは通常のプリント用の発光レベルを実現する為の電流であり、駆動電流Ibは微少発用の発光レベルを実現する為の電流である。従って、駆動電流Idrv及び駆動電流Ibの夫々を、第1駆動電流、第2駆動電流に相当させることも出来る。LD107のアノードは、電源Vccに接続されている。LD107の光量をモニターするPD108のカソードは、電源Vccに接続されており、PD108のアノードは電流電圧変換回路109に接続されてモニター電流Imを電流電圧変換回路109に流す。これにより、モニター電圧Vmを発生させている。このモニター電圧はコンパレータ101、111の負極端子に不帰還入力されている。
尚、図3では、エンジンコントローラ122とビデオコントローラとを別々に示しているが、その形態に限定されるわけではない。例えば、エンジンコントローラ122とビデオコントローラとの一部或いは全部を同じコントローラで構築しても良い。また、図中点線枠で囲まれたレーザー駆動回路についても、例えば、エンジンコントローラ122に一部或いは全てを内蔵させても良い。
●P(Idrv)のAPCの説明
エンジンコントローラ122は、SH2信号の指示により、サンプル/ホールド回路112をホールド状態(非サンプリング期間中)に設定するとともに、スイッチング回路116を入力信号Baseによりオフ動作状態にする。また、エンジンコントローラ122は、SH1信号の指示により、サンプル/ホールド回路102をサンプリング状態に設定し、スイッチング回路106をData信号によりONとする。より詳細には、このとき、エンジンコントローラ122は、Ldrv信号を制御(指示)し、Data信号をLD107の発光状態になるように設定している。尚、このサンプル/ホールド回路102が、サンプリング状態にある期間がAPC動作中に相当する。
この状態で、LD107が全面発光状態になると、PD108は、LD107の発光量をモニターし、その発光量に比例したモニター電流Im1を発生する。そして、モニター電流Im1を電流電圧変換回路109に流すことにより、モニター電圧Vm1を発生させる。また、このモニター電圧Vm1が、目標値である第1の基準電圧Vref11と一致するように、電流増幅回路104が基準電流源105に流れるIo1をもとに駆動電流Idrvを制御する。
尚、後述にて詳しく説明するが、通常のプリント用の発光レベルでLD107を発光させるときには、以下のように図3の回路が動作する。まず、サンプル/ホールド回路112をホールド期間に設定し、スイッチング回路116をオン動作させると共に、サンプル/ホールド回路102をホールド期間に設定する。そして、非APC動作中、すなわち通常の画像形成時には、サンプル/ホールド回路102がホールド期間中(非サンプリング期間中)になり、Data信号に応じてスイッチング回路106がオン・オフ動作し、駆動電流Idrvにパルス幅変調を与える。従って、上述の駆動電流Idrvの制御(APC動作)は、微少発光レベルに対応する駆動電流Ibに対して重畳又は加算される駆動電流を調整していることになる。
●P(Ib)のAPCの説明
一方、エンジンコントローラ122はSH1信号の指示により、サンプル/ホールド回路102をホールド状態(非サンプリング期間中)に設定するとともに、スイッチング回路106をData信号によりオフ動作状態にする。このData信号に関し、エンジンコントローラ122は、イネーブル端子付きバッファ125のイネーブル端子に接続されているVenb信号をディセーブル状態にし、Ldrv信号を制御し、Data信号をオフ状態とする。また、エンジンコントローラ122は、SH2信号の指示により、サンプル/ホールド回路112をAPC動作中に設定し、スイッチング回路116を入力信号BaseによりONとし、LD107が微少発光状態となるように設定する。
この状態で、LD107が光量の弱い状態での全面微少発光状態(点灯維持状態)になると、PD108は、LD107の発光量をモニターし、その発光量に比例したモニター電流Im2(Im1>Im2)を発生する。そして、モニター電流Im2を電流電圧変換回路109に流すことにより、モニター電圧Vm2を発生させる。また、このモニター電圧Vm2が、目標値である第2の基準電圧Vref21と一致するように、電流増幅回路114が基準電流源115に流れるIo2をもとに駆動電流Ibを制御する。
そして、非APC動作中、すなわち通常の画像形成時(画像信号が送られている時間)には、サンプル/ホールド回路112がホールド期間中(非サンプリング期間中)になり、光量が弱い状態での全面微少発光状態が維持される。
尚、トナーのかぶり/反転かぶり等を無視すれば、微少発光におけるレーザー発光光量を、帯電電位が現像電位よりも下回らない程度に適当な強度で設定すればよいが、そのようにする訳にはいかない。即ち、トナーのかぶり/反転かぶり等を考慮した場合に、画像形成中において、常にP(Ib)の光量を安定させる必要がある。
●微少発光レベルの説明
上述の説明において、全面微少発光状態時の駆動電流Ibは、図4に示すLD107の閾値電流Ithを越え、微少発光レベルPbとなるように設定される。尚、微少発光レベルとは、そのレベルのレーザー照射によっても感光ドラムにトナー等の現像材が実質的に帯電付着しない(顕像化されない)発光強度レベルで、且つトナーかぶり状態を良好にする為の発光強度レベルを意味する。また発光レベルPbの発光強度はレーザー発光領域とする。仮に、このときの発光レベルPbがレーザー発光領域に満たないLED発光領域であった場合、スペクトルの波長分布が拡がり、レーザーの定格の波長に対して広い波長分布になる。この為、感光ドラムの感度が乱れ、表面電位が不安定になってしまう。従って、発光レベルPbは、LED発光領域を超えるレーザー発光領域である必要がある。
一方、通常の画像形成時は、駆動電流Idrv+Ibを、プリントレベルP(Idrv+Ib)の強度となる発光レベルになるように設定する。尚、プリントレベルとは、感光ドラムへの現像材の帯電付着が飽和状態となる発光強度レベルを意味する。
この微少発光レベルについて、図5を用い更に詳しく説明する。感光ドラム5に一次帯電ローラ7を介して帯電高圧電源(不図示)より印加されたVcdcは、感光ドラム5表面で帯電電位Vdとなってあらわれる。即ち感光ドラム5表面が電位Vdで帯電される。このとき、Vdは、トナー現像時の非画像部の帯電電位よりも高い電位に設定されている。
そして、微少発光レベルEbg1(第2発光レベル)のレーザー発光により、帯電電位Vdを、帯電電位Vd_bgに減衰させる。この減衰させる理由は、Vcdc、帯電の電圧を印加した後において、収束電位より高い電位が感光体表面上の所々に発生してしまう場合があり、これがVbackを大きくし反転かぶりを誘発してしまうことである。そして、上記微少発光レベルEbg1のレーザー発光により、帯電電位Vdを、帯電電位Vd_bgに減衰させると、そのような収束電位より高い電位が残存することを少なくし、反転かぶりを少なくとも抑制する。また、転写メモリがVdに現れることも良く知られている。これに対して、上記微少発光レベルEbg1のレーザー発光により、転写メモリを小さくでき、転写メモリに起因するゴースト画像の発生を少なくとも抑制できる。
また、上記微少発光レベルEbg1のレーザー発光は、現像電位Vdcとの電位差であるバックコントラストVbackを適正にする機能も担っている。この観点からも、トナーの正かぶりや反転かぶりの発生を抑制できる。また、現像電位Vdcと露光電位Vlの差分値である現像コントラストVcont(=Vdc−Vl)も同時に適正にできる。これにより、現像効率を悪くしてしまったり、或いは掃き寄せの発生を抑えたり、或いは転写・再転写のマージンを確保することができる。
また今説明したVcdc(帯電電圧)は、帯電電位Vdを一定値に制御しようとした場合に、環境や感光ドラムの劣化(使用状況)等によって可変に設定される。そして、画質維持の観点から、目標とする微少発光レベルの光量(第2発光レベルの強度)もそれに応じて可変に設定する必要がある。例えばVcdcの値が整数値として大きくなったら(絶対値としては小さくなったら)、微少発光レベルEbg1の光量も大きくなり、他方、Vcdcの値が整数値として小さくなったら(絶対値としては大きくなったら)微少発光レベルEbg1の光量も小さくなる。尚、微少発光レベルの大小の調整は、先に説明した、基準電圧Vref21を大小に可変にすることで、達成できることは当業者であれば明白であろう。
また一方においてVcdcを一定値に制御せずに固定的な値にした場合には、微少発光レベルを以下のように調整する必要がある。Vcdcが一定の場合には、例えば感光ドラムの劣化(使用状況)が進行すると、帯電電位Vdは上昇する。従って、帯電電位Vdが上昇した場合には、微少発光レベルEbg1の光量を大きくする必要がある。逆に、感光ドラムの劣化が進行する前の帯電電位Vdは、劣化が進行した場合の帯電電位Vdに比べて小さい。従って、感光ドラムの劣化が進行したときの微少発光レベルEbg1に対して感光ドラムの劣化が進行する前の微少発光レベルEbg1の光量は小さい。このように、微少発用の発光レベル(第2発光レベル或いは第2光量)を、帯電電位の変化に応じて変化させることもできる。
●P(Ib+Idrv)発光の説明
そして通常のプリント用の発光レベルでLD107を発光させるときには、以下のように図3の回路を動作させる。即ち、サンプル/ホールド回路112をホールド期間に設定し、スイッチング回路116をオン動作させると共に、サンプル/ホールド回路102をホールド期間に設定し、スイッチング回路106をオン動作させる。つまり、図3や後述の図6のレーザー駆動システム回路においては、駆動電流Ibに、駆動電流Idrbを加算することで、通常のプリント用の発光レベルでLD107を発光させる。これにより駆動電流Idrv+Ibが供給される。また、LD107は、スイッチング回路106のオフ状態で駆動電流Ibの微少発光レベル発光強度Pbとすることが出来る。
後述にて詳しく説明するが、プリントレベルP(Idrv+Ib)は、微少発光レベルPbに対して、パルス幅変調によるPWM発光レベルP(Idrv)を重畳した発光量(発光強度)となる。より具体的には、SH2、SH1及びBase信号が上述の設定状態で、且つエンジンコントローラ122がVenb信号をイネーブル状態において、Data信号(VIDEO信号)によるスイッチング回路106のオン・オフ動作がなされる。これにより駆動電流でIb〜Idrv+Ib間、即ち発光強度でP(Ib)〜P(Idrv+Ib)間の2水準の発光が可能となる。更にP(Idrv+Ib)の光量においては、パルスデューティーに従う時間でのレーザー発光がP(Ib)をベースに行われている。
このように図3の回路を動作させることで、エンジンコントローラ122は、LD107を微少発光レベルでAPCを行い、また、微少発光レベルP(Ib)で発光させることが可能となる。また、ビデオコントローラ123より送出されるVIDEO信号によるData信号により、レーザー発光領域における第1のレベルであるプリントレベルP(Idrv+b)の発光を行うことが可能となり、2水準の発光レベルを有することが可能となる。
<別のレーザー駆動システム回路図>
図6の回路は、図3の回路に対して、バイアス電流Ibiasを流す抵抗Rbを追加した点が異なる。このバイアス電流Ibiasは、LD107の閾値電流Ithより小さく設定され、レーザー発光領域でない(通常LED発光領域と呼ばれる)範囲で設定する。各レーザー発光強度と各電流値との関係を図7に示す。バイアス電流の効果に関しては、様々な文献により紹介されているようにLD107の立ち上がり特性の改善などである。
図6の回路において、SH2信号によりサンプル/ホールド回路112をホールド状態にし、スイッチング回路116をオン動作することで、LD107に駆動電流(Ib+Ibias)を供給する。図6の回路では、このときに、LD107が、微少発光レベル発光強度P(Ib+Ibias)で発光する。このとき発光レベルP(Ib+Ibias)はレーザー発光領域とする。また、更にSH1信号によりサンプル/ホールド回路102がホールド期間に設定し、Data信号により、スイッチング回路106をオン動作させ駆動電流Idrvを更に供給させる。駆動電流Idrvが、微少発光レベルに対応する駆動電流に対して重畳又は加算される駆動電流である点は図3と同様である。これにより、合わせて駆動電流(Idrv+Ib+Ibias)が供給され、通常のプリント用の発光レベルP(Idrv+Ib+Ibias)の発光が行われる。
このように、LD107は、スイッチング回路106のオン・オフ動作で、プリントレベルP(Idrv+Ib+Ibias)の発光強度で発光、及び駆動電流(Ib+Ibias)の微少発光レベル発光強度P(Ib+Ibias)を切り替えて発光する。より具体的には、SH2、SH1、Base信号が上述の設定状態で、且つエンジンコントローラ122は、Venb信号をイネーブル状態にし、VIDEO信号によるData信号によりスイッチング回路106のオン・オフを動作させる。これにより駆動電流で(Ib+Ibias)〜(Idrv+Ib+Ibias)間、即ち発光強度でP(Ib+Ibias)〜P(Idrv+Ib+Ibias)間の2水準の発光状態でPWMレーザー発光が可能となる。
<2水準APCシーケンス>
次に、レーザーの発光レベルを維持するAPCの実行タイミングについて説明する。図8はレーザー走査に係るタイミングチャートである。
まず、タイミングtsにおいて、エンジンコントローラ122は、SH1信号及びLdrv信号をONとし、スイッチング回路106をONにする。尚、「タイミングts」のような記載について、以下では単に「ts」と記す。
そして、同期検出用センサ121の出力は、水平同期信号/BDとしてtb0で出力される。tb0において、エンジンコントローラ122により、水平同期信号/BDが検出されと、tb1において、エンジンコントローラ122は、SH1信号をOFF及びLdrv信号をOFFとし、スイッチング回路106をOFFする。これにより通常プリント用レベルのAPCを終了させる。そして、プリントレベルのAPCが終了すると、LD107により、VIDEO信号に応じて、通常のプリント用レベルのレーザー発光が行われる。そして、tb1からtb2の間において、VIDEO信号に応じたレーザ発光が行われることになるが、これについての詳しい説明は省略する。
次に、エンジンコントローラ122は、前の走査ラインに対応した水平同期信号/BDの出力タイミング(検出タイミング)を基準に、Io1(第1駆動電流)の調整を行う。より具体的には、水平同期信号/BDの出力タイミング(tb0或いはtb1)を基準に、所定時間経過後のtb2(次の水平同期信号/BDの検出前)において、SH1信号及びLdrv信号をONにし、スイッチング回路106をONする。これにより、再度のプリントレベルのAPCを開始する。また、エンジンコントローラ122は、このAPCの開始にあたり、Venb信号をOFFとし、バッファ125のイネーブル端子に、ディスエーブルの指示を入力する。また、ディスエーブルの指示については、1つ前のAPCにおいても同様に入力されているものとする。そして、これにより、ビデオコントローラ123から、仮に誤出力(ノイズ等を含む)があったとしても、APCに係るエンジンコントローラ122からの制御指示を制御に反映できる。
そして、同期検出用センサ121の出力は水平同期信号/BDとして、t0で出力される。t0において、エンジンコントローラ122により水平同期信号/BDが検出されると、t1において、SH1信号及びLdrv信号をOFFとし、スイッチング回路106をOFFにし、再度プリントレベルのAPCを終了させる。
引き続きエンジンコントローラ122は、水平同期信号/BDの検出後のt1で、SH2信号及びBASE信号をONとし、スイッチング回路116をONする。これによりエンジンコントローラ122は、微少発光レベルのAPCを開始する。尚、この微少発光レベルのAPC開始タイミングは、t1よりも後で且つt2よりも前のタイミングでも良く、t1より後で且つt2よりも前の画像マスク期間における少なくとも一部で微少発光のAPCを行うようにすれば良い。特にt2〜t3の余白部期間に微少発光レベルのAPCを実行する点に有用性がある。
そして、エンジンコントローラ122は、t3迄、SH2信号をONとする。言い換えればt3まで微少発光レベルのAPCを継続する。これにより微少発光レベルのAPC時間をより長く確保することができる。
ここで、このときのLD107の発光強度の遷移を図9(A)に示す。また図9(B)に、従来のPWM方式の微少発光におけるLD107の発光強度の遷移を示す。従来のPWM方式の微少発光では、固定周波数である画像用クロックに同期して、非画像部において1画素毎に所定の比率(微少発光量に相当する微少パルス幅)でプリントレベルP(Idrv+Ib)の発光を行い、微少発光レベルの光量を実現している。これに対して、本実施例では、常時微少発光レベルPbで発光し続けることによって、微少発光レベルの発光量としている。
このとき、紙端部タイミングはt2であり、t1<t2<t3の関係となる。また、所謂縁無しプリントの場合には、画像域が紙端部からはみ出している為、t1<t3<t2の関係となる。尚、t2〜t3の期間を、記録紙の余白領域に対応するレーザー発光が行われるという意味で余白領域区間又は余白領域期間等と称する。また後述するt4〜t5についても同様に称することが出来る。
このように、レーザーの自動光量調整は走査ライン間などの非画像域(感光ドラムの有効領域外)で行われているが、画像形成装置や光走査装置の小型化が進むと、光走査装置における1走査の画像域の割合が多くなり、非画像域の時間割合は減少してしまう。そのような場合にも、図8のタイミングチャートによれば、SH2信号が有効なときに実行される自動光量調整を水平同期信号/BDが出力された後に実行するので、用紙の余白部分にレーザ走査が差し掛かったタイミングでも自動光量調整を継続できる。
図8の説明に戻ると、そして、エンジンコントローラ122は、水平同期信号/BDの出力タイミング(t0或いはt1)を基準に、所定時間経過後のt3からVenb信号によりバッファ125のイネーブル端子にイネーブルの信号指示を入力する。これにより画像マスクが解除される。また、イネーブル端子へのイネーブル信号指示に応じて、ビデオコントローラ123から、水平同期信号/BDの出力タイミング(t0或いはt1)を基準に、所定時間経過後のt3からVIDEO信号が出力される。そしてLD107は、プリント用発光レベルP(Ib+Idrv)でレーザ発光を行い、図2で説明した光学走査装置によりレーザー走査が行われる。
ここで留意する点として、微少発光レベルの発光量で発光する微少発光領域は、このVIDEO信号により走査される最大画像域より大きい領域を持つ点であり、且つ、紙端部タイミング間より大きい領域内において微少発光を行う。また、VIDEO信号の領域内の非画像部において微少発光を行う。
また、図9(C)は、ビデオコントローラ123からVIDEO信号が出力された場合のLD107の発光様子を示す図である。従来のPWM方式は、図9(A)で説明した1画素内の微少発光レベルの発光量に対して、同じプリントレベルP(Idrv+Ib)の発光を追加する形となる。一方、本実施例では、常時発光している微少発光レベルPbの上にパルス幅変調によるPWM発光を重畳する形となる。同図における斜線部がプリントレベルの発光量に相当する。図9(C)によれば、微少発光を図9(B)のようにPWM方式で行う場合と比べ、発生する輻射ノイズを低く抑えることができる。また図9(C)のように回路が動作することで、次のような利点がある。即ち、図3、図6で説明した動作とは別に、例えば、駆動電流Ibと駆動電流(Ib+Idrv)とを切り替えてLD107に電流を流すような形態も考えられる。しかし、その場合には、以下のデメリットがある。例えば、図10(A)に示すように、駆動電流Ibの通電停止のタイミングが想定よりも早い、或いは駆動電流(Ib+Idrv)の通電開始のタイミングが想定よりも遅いときに、レーザ発光が行われない隙間期間が発生し、画像不良を引き起こす。また、図10(B)の1001の点線丸内に示すように、駆動電流Ibの通電と駆動電流(Ib+Idrv)の通電とが重複すると、重複期間において過度の駆動電流がLD107に流れてしまう。これは、発光素子(LD107)の短寿命化や、破壊につながってしまう。これに対して、図9(C)に示したような形態では、そのような問題を防止することが可能となる。
図8のタイミングチャートの説明に戻ると、ビデオコントローラ123は、水平同期信号/BDの出力タイミング(t0或いはt1)を基準に、所定時間経過後のt4まで感光ドラムの画像領域に対してレーザー光のドットを、VIDEO信号に応じて走査する。t3〜t4までの区間が、トナー像形成領域(潜像形成領域)に対応してLD107によりレーザー発光が行われる発光区間に対応する。
同じタイミングで、エンジンコントローラ122は、水平同期信号/BDの出力タイミング(t0或いはt1)を基準に所定時間経過後のt4からVenb信号によりバッファ125のイネーブル端子にディセーブルの信号指示を入力する。これにより画像マスクの解除期間が終了する。言い換えれば、それ以外が画像マスク期間に対応する。
また、エンジンコントローラ122は、水平同期信号/BDの出力タイミング(t0或いはt1)を基準に、所定時間経過後のt6において、BASE信号によりスイッチング回路116をOFFし、微少発光を終了する。
このとき、紙端部タイミングはt5であり、t4<t5<t6の関係となる。尚、紙端部タイミングとは、記録紙の搬送方向に垂直な辺のエッジと位置が一致するベルト(中間転写ベルト)の位置にLD107からのレーザー照射が行われるタイミングを指す。また、所謂縁無しプリントの場合はt5<t4<t6の関係となる。ここで、微少発光の終了t6は、図8ではポリゴン端部タイミングtpより早く終了しているが、t7まで長く設定しても良い。
以上により、画像域(t3からt4間)より広く、且つ紙端部間(t2からt5間)より広い領域である(t1からt6)の間で微少発光レベルの自動光量調整を行うことができる。
また、エンジンコントローラ122は、水平同期信号/BDの出力タイミング(t0或いはt1)を基準に所定時間経過後のt7から、先に説明したtb2以降として説明した処理を繰り返し実行する。これにより、外部からの印刷要求に応じて、プリントジョブを実行するときに、複数回の各種APCを効率よく行うことが出来る。
以上のように、図8のタイミングチャートによれば、以下のような効果を得ることができる。微少発光(非画像部微少発光)レベルの発光は、上に説明した通り、レーザー照射によって感光ドラムにトナー等の現像材が帯電付着しない程度のレベルである。このため、微少発光(非画像部微少発光)レベルの発光強度設定タイミングは、感光ドラムの有効画像領域を含んだ非画像領域のタイミング(画像領域前)において行うことが可能となる。これにより、本体の小型化および光走査装置の小型化による感光ドラムの有効画像領域外である非画像領域が縮小しても2レベルのAPC時間をより長く確保できる。
そして、図8のタイミングチャートを、1ジョブの中で複数回実行するので、微少発光の光量を1ジョブの中で複数回調整でき、1ジョブの中を通して、帯電電位Vdを適切に維持でき、結果、反転かぶりや正かぶりを抑制することが出来る。
尚、図8のタイミングチャートにおいては、P(Ib)及びP(Idrv+Ib)について説明を行ってきたが、夫々をP(Ib+Ibias)、P(Idrv+Ib+Ibias)に置き換えることで、同様のことを図6の回路でも達成できる。
(実施例2)
実施例2においては、実施例1を更に発展させ、より多くの時間を2水準のAPCに割り当てる実施について説明を行う。尚、画像形成装置の構成、及び回路の構成については、基本的に実施例1と同様なので、ここでの詳しい説明を省略する。また、以下においては、図11を用いて実施例2におけるAPCのタイミングチャートを説明するが、t6のタイミングまでは実施例1と同様の処理なのでその説明も省略する。以下、差異を中心に説明を行う。
図11は第2の実施例を示す、光走査のタイミングを示すタイミング図である。本実施例の大きな特徴は、微少発光(非画像部微少発光)レベルの発光強度設定タイミングを、感光ドラムの有効画像領域を含んだ非画像領域のタイミング(画像領域後)においても行うことである。
具体的には、ビデオコントローラ123は、水平同期信号/BDの出力タイミング(t0或いはt1)を基準に所定時間経過後のt4まで感光ドラムの画像領域に対してレーザー光のドットをVIDEO信号に応じて走査して画像走査を終了する。t3〜t4までの区間が、トナー像形成領域(潜像形成領域)に対応してLD107によりレーザー発光が行われる発光区間に対応する。
同じタイミングで、エンジンコントローラ122は、水平同期信号/BDの出力タイミング(t0或いはt1)を基準に所定時間経過後のt4からVenb信号によりバッファ125のイネーブル端子にディセーブルの信号指示を入力する。
また、エンジンコントローラ122は、水平同期信号/BDの出力タイミング(t0或いはt1)を基準に所定時間経過後のt4において、SH2信号をONにすることにより、微少発光レベルのAPCを開始する。
そして、エンジンコントローラ122は、t6になる迄、SH2信号をONとし、微少発光レベルのAPCを継続する。そして、エンジンコントローラ122は、t6になると、SH2信号をOFFすると共に、Base信号によりスイッチング回路116をOFFし、微少発光のAPCを終了する。自動光量調整の強制発光期間中に、ポリゴンミラーの面の変化タイミングtpがあることが想定されている。このタイミング(t6からtpe)では、ポリゴンのエッジ部の反射における迷光等を避けるべくレーザーの発光を停止する。
また、エンジンコントローラ122は、水平同期信号/BDの出力タイミング(t0或いはt1)を基準に所定時間経過後のtpeにおいて、SH2信号をONにすることにより、再度、微少発光レベルのAPCを開始する。そして、エンジンコントローラ122は、t7になる迄、SH2信号をONとし、微少発光レベルのAPCを継続する。そして、エンジンコントローラ122は、t7になると、SH2信号をOFFにし、更にBase信号によりスイッチング回路116をOFFし、微少発光のAPCを終了する。
また、エンジンコントローラ122は、水平同期信号/BDの出力タイミング(t0或いはt1)を基準に所定時間経過後のt7から、SH1信号をONにすると共に、Ldrv信号により、スイッチング回路106をONとし、印字レベルのAPCを開始する。
そして、同期検出用センサ121の出力は水平同期信号/BDとしてt8で出力される。エンジンコントローラ122は、t8において、水平同期信号/BDを検出すると、上に説明したt0以降のシーケンスを繰り返し実行する。
以上のように実施例2では実施例1と同様の効果に加えて以下の効果を奏する。即ち、感光ドラムの有効画像領域を含んだ非画像領域のタイミング(画像領域後)である紙の余白部t4から、通常発光レベルの発光強度設定開始t7までの期間を微少発光レベルの発光強度設定タイミングとできる。これにより、微少発光の自動光量調整の時間をより多く確保することが可能となる。
尚、図11のタイミングチャートにおいては、P(Ib)及びP(Idrv+Ib)について説明を行ってきたが、夫々をP(Ib+Ibias)、P(Idrv+Ib+Ibias)に置き換えることで、同様のことを図6の回路でも達成できる。
(実施例3)
上述の実施例では、APCについて、P(Idrv)のAPCと、P(Ib)のAPCで説明したが、P(Ib)のAPCを先に行うことにより、P(Ib+Idrv)のAPCを行うようにすることも出来る。
具体的には、実施例1におけるP(Ib)のAPCをまず実行する。そしてその後にエンジンコントローラ122は、SH2信号により、サンプル/ホールド回路112をホールド期間中とし、更にスイッチング回路116を入力信号Baseによりオン状態とする。つまり、LD107をバイアス発光(レーザ発光領域)させた状態とする。
そしてそれと同時にエンジンコントローラには、サンプル/ホールド回路102をサンプリング状態に設定し、スイッチング回路106を、上述の実施例と同様にData信号によりON状態とし、LD107を全発光させる。
このLD107が全面発光状態になった状態で、LD107の発光量をPD108でモニターする。また実際のその発光量に比例したモニター電流Im1´を発生させ、それを電流電圧変換回路109に流しモニター電圧Vm1´を発生させる。
このモニター電圧Vm1´が、目標値である第1の基準電圧Vref11´と一致するように、電流増幅回路104が基準電流源105に流れるIo1´をもとに駆動電流Idrv´を制御する。このとき基準電圧Vref11´は、P(Ib+Idrv)に対応した電圧値である。またIdrv´は、P(Ib+Idrv)である光量を発光させる電流とP(Ib)である光量を発光させる電流との差分となる。
また、実行タイミングについて、実施例1のP(Idrv)のAPCのタイミングで、P(Ib+Idrv)のAPCを実行すれば良い。また、P(Ib)のAPCのタイミングは、P(Ib+Idrv)のAPCより先行する必要があるが、水平同期信号/BDの検出の強制発光前などで行う方法がある。また、上の説明では、P(Ib)及びP(Idrv+Ib)について説明を行ってきたが、夫々をP(Ib+Ibias)、P(Idrv+Ib+Ibias)に置き換えることで、同様のことを図6の回路でも達成できる。
[変形例]
実施例1では、APCについて、P(Idrv)のAPCと、P(Ib)のAPCとを夫々実行するよう説明したが、この形態に限定されない。例えば、P(Ib)のAPCの代わりにP(Ib+Idrv)のAPCを行うようにしても良い。
具体的には、P(Idrv)のAPCを実行した後、エンジンコントローラ122の指示によるSH1信号により、サンプル/ホールド回路102をホールド期間中(非サンプリング期間中)にし、またスイッチング回路106をオン状態とする。また、同時にSH2信号によりサンプル/ホールド回路112をAPC動作中にし、スイッチング回路116を入力信号BaseによりON状態とする。
このLD107が全面発光状態になった状態で、LD107の発光量をPD108でモニターする。そして実際の発光量に比例したモニター電流Im2´(Im1<Im2´)を発生させ、電流電圧変換回路109に流しモニター電圧Vm2´を発生させる。
このモニター電圧Vm2´が、目標値である第1の基準電圧と第2の基準電圧の和となる電位としたVref21´と一致するように、電流増幅回路114が基準電流源115に流れるIo2´をもとに駆動電流Ibを制御する。そして、SH2信号をオフとし、サンプル/ホールド回路112をホールド状態とすると駆動電流Ibに相当する電圧がコンデンサ113にチャージされる。そして、非APC動作中、すなわち、サンプル/ホールド回路112がホールド期間中(非サンプリング期間中)になり、Base信号がオン時には、駆動電流Ibに対応した光量での全面発光状態となる。
また、例えば、以下のような変形例も考えられる。例えば、まず、上述で説明した101乃至106と同様の部品で構成される自動光量調整回路を追加する。
追加の際には、スイッチング回路の出力がLD107の直下に接続され、且つコンパレータ回路101に相当するコンパレータ回路の負極端子は電流電圧変換回路109に接続される。そして、コンパレータ回路101に相当するコンパレータ回路の負極端子には、上述の実施例における、(駆動電流Idrv+Ib)に対応する電圧値を、基準電圧Vref01として、予め事前に設定しておく。また、このときに、エンジンコントローラ122は、入力信号Base、Ldrv信号を夫々OFFとする。尚、今説明したサンプリングは、例えば、図8におけるtb2〜t1の間に適用すればよい。
そして、このようにして、得られたサンプルホールド回路出力(ホールドコンデンサ出力)を、不図示のA/Dポートを介してエンジンコントローラ122に入力し、一旦RAMにVIdrv+Ibとして取り込む。
引き続き、エンジンコントローラ122は、追加された自動光量調整回路のスイッチング回路、及びスイッチ回路116をOFFとし、実施例1や2におけるP(Idrv)のAPCを実行する。詳細な動作は上述の通りである。そして、得られたサンプルホールド回路102の出力(ホールドコンデンサ出力)を、不図示のA/Dポートへ入力し、一旦RAMにVIdrvとして取り込む。
エンジンコントローラ122のCPUは、RAMに取り込まれたVIdrv+IbとVIdrvとの差分からVIbを求め、求められた電圧値を、不図示のD/Aポートを介して、電流増幅回路114の正極端子に入力(設定)する。尚、今説明したサンプリングは、例えば、図8におけるt1〜紙端部タイミングはt2の間に適用すればよい。また、このとき、実質的にコンパレータ回路111や、サンプル/ホールド回路112等は不要となる。
以上、説明してきたように、上記変形例によれば、P(Ib)の自動光量調整は、実施例1、2で説明したような直接的な手法ではなく、間接的な手法でも行うことが出来る。また、上の説明では、P(Ib)及びP(Idrv+Ib)について説明を行ってきたが、夫々をP(Ib+Ibias)、P(Idrv+Ib+Ibias)に置き換えることで、同様のことを図6の回路でも達成できる。
101 コンパレータ回路
102 サンプル/ホールド回路
103 ホールドコンデンサ
104 電流増幅回路
105 基準電流源
106 スイッチング回路
107 レーザーダイオード
108 フォトダイオード
109 電流電圧変換回路
111 コンパレータ回路
112 サンプル/ホールド回路
113 ホールドコンデンサ
114 電流増幅回路
115 基準電流源
116 スイッチング回路
121 BD検出素子
122 エンジンコントローラ
123 ビデオコントローラ
124 OR回路
125 バッファ
130 レーザ駆動システム回路
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、光ドラムと、前記感光ドラムを帯電する帯電手段と、第1発光レベル、又は前記第1発光レベルよりも小さい発光レベルであり、前記感光ドラムの電位を目標電位に減衰させるための第2発光レベルで発光する発光素子と、前記発光素子が前記第1発光レベルで発光するように、第1駆動電流と第2駆動電流を加算した駆動電流を前記発光素子に供給させる状態と、前記発光素子が前記第2発光レベルで発光するように、前記第1駆動電流を加算することなく前記第2駆動電流を前記発光素子に供給させる状態とを切り替える切り替え手段と、を備えることを特徴とする。

Claims (8)

  1. レーザー光を発光する発光素子と、感光ドラムと、前記感光ドラムを帯電する帯電手段と、を備え、前記帯電された感光ドラムに前記発光素子の発光により潜像を形成し、前記潜像にトナーを付着させ可視化する画像形成装置であって、
    プリントデータの入力に応じて、画像部においてはプリント用の第1発光レベルの光量でパルスデューティーに従う時間で前記発光素子を発光させ、非画像部においては微少発光の第2発光レベルの光量で前記発光素子を発光させるレーザー駆動手段と、
    前記発光素子を前記第1発光レベルで発光させるようにするための第1駆動電流を、1ジョブにおいて複数回調整する第1光量調整手段と、
    前記発光素子を前記第2発光レベルで発光させるようにするための第2駆動電流を、1ジョブにおいて複数回調整する第2光量調整手段と、を備え、
    前記レーザ駆動手段は、前記第2駆動電流に前記第1駆動電流を加算し前記発光素子を前記第1発光レベルの光量で発光させ、前記第1光量調整手段は、前記第1駆動電流としての前記第2駆動電流に加算する電流を調整することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2光量調整手段は、記録紙の余白領域に対応するレーザ発光が行われる期間の余白領域期間において、前記第2駆動電流を調整することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2発光レベルの光量は、前記帯電手段により印加される帯電電圧の変化に応じて変化する量であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2発光レベルの光量は、前記帯電された感光ドラムの帯電電位の変化に応じて変化する量であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1光量調整手段は、少なくとも水平同期信号の検出前のタイミングにおいて第1駆動電流を調整し、
    前記第2光量調整手段は、少なくとも水平同期信号の検出後で且つ画像マスク期間における少なくとも一部の期間で、前記第2駆動電流を調整することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1光量調整手段は、前の走査ラインに対応した水平同期信号の検出タイミングを基準に、前記第1駆動電流の調整を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2光量調整手段は、前記発光素子によりトナー像形成領域に対応するレーザー光の発光を終えた後で、且つ次の走査ラインの為の水平同期信号を検出する前において、前記第2駆動電流を調整することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記発光素子はLEDであり、前記第2発光レベルはLED発光領域を超えるレーザー発光領域であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置。
JP2016020270A 2010-12-10 2016-02-04 画像形成装置 Active JP6091668B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010276173 2010-12-10
JP2010276173 2010-12-10

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011249918A Division JP5885472B2 (ja) 2010-12-10 2011-11-15 カラー画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016105201A true JP2016105201A (ja) 2016-06-09
JP6091668B2 JP6091668B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=56102447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016020270A Active JP6091668B2 (ja) 2010-12-10 2016-02-04 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6091668B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019074700A (ja) * 2017-10-18 2019-05-16 キヤノン株式会社 画像形成装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066536A (ja) * 1992-04-22 1994-01-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2000187374A (ja) * 1998-12-24 2000-07-04 Konica Corp 画像形成装置
JP2000330346A (ja) * 1999-05-21 2000-11-30 Hitachi Koki Co Ltd レーザ光量制御装置及び制御方法
JP2005234032A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Canon Inc 画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラム
JP2007055035A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、そのエラー処理方法、及びプログラム
JP2007283512A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Canon Inc 画像形成装置、光学走査装置および自動光量制御方法
JP2007286298A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2009012433A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Canon Inc 画像形成装置、走査光学装置、及びそれらの制御方法
JP2009294541A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Canon Inc 画像形成装置、及びその制御方法
JP2010214892A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び光走査制御プログラム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066536A (ja) * 1992-04-22 1994-01-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2000187374A (ja) * 1998-12-24 2000-07-04 Konica Corp 画像形成装置
JP2000330346A (ja) * 1999-05-21 2000-11-30 Hitachi Koki Co Ltd レーザ光量制御装置及び制御方法
JP2005234032A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Canon Inc 画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラム
JP2007055035A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、そのエラー処理方法、及びプログラム
JP2007283512A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Canon Inc 画像形成装置、光学走査装置および自動光量制御方法
JP2007286298A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2009012433A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Canon Inc 画像形成装置、走査光学装置、及びそれらの制御方法
JP2009294541A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Canon Inc 画像形成装置、及びその制御方法
JP2010214892A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び光走査制御プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019074700A (ja) * 2017-10-18 2019-05-16 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6091668B2 (ja) 2017-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5885472B2 (ja) カラー画像形成装置
JP5943592B2 (ja) カラー画像形成装置
JP6238560B2 (ja) 画像形成装置
US9465312B2 (en) Image forming apparatus and method for adjustment of light amount during weak light emission
JP6061505B2 (ja) 光学走査装置及びそれを有する画像形成装置
JP2009178860A (ja) 光走査装置,画像形成装置及び画像形成方法
US9310708B2 (en) Optical scanning device, image forming apparatus, and optical scanning method
JP2014228656A (ja) 画像形成装置
US10788769B2 (en) Image forming apparatus
JP6091668B2 (ja) 画像形成装置
US9341976B2 (en) Multi-station image forming apparatus with start-up control
JP6463112B2 (ja) 画像形成装置
JP6091408B2 (ja) 画像形成装置
JP7039217B2 (ja) 画像形成装置
JP6573383B2 (ja) 画像形成装置
JP2021074957A (ja) 画像形成装置
JP2020021010A (ja) 画像形成装置
JP2005257987A (ja) 画像形成装置の光学走査制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160303

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170207

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6091668

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151