JP2016103692A - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2016103692A
JP2016103692A JP2014240060A JP2014240060A JP2016103692A JP 2016103692 A JP2016103692 A JP 2016103692A JP 2014240060 A JP2014240060 A JP 2014240060A JP 2014240060 A JP2014240060 A JP 2014240060A JP 2016103692 A JP2016103692 A JP 2016103692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic
connection pin
terminal
module
electronic substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014240060A
Other languages
English (en)
Inventor
庄野 彰一
Shoichi Shono
彰一 庄野
光博 三浦
Mitsuhiro Miura
光博 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2014240060A priority Critical patent/JP2016103692A/ja
Publication of JP2016103692A publication Critical patent/JP2016103692A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

【課題】コイル部が設けられた接続ピンを端子として用いる電子機器の構成を簡素化する。【解決手段】電子機器は、第1の電子基板11の端子23に接続される端子として、途中にコイル部15を有する接続ピン13が設けられた第2の電子基板21とを備え、コイル部15は、第1の電子基板11の端子23を介してコンデンサ41と電気的に接続され、コンデンサ41と共にLCフィルタ31を構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、接続ピンを端子として用いる電子機器に関する。
特許文献1には、デバイス本体と基板とがリード線によって電気的に接続された電子デバイスが記載されている。リード線は、巻回されたコイル部を有する。この電子デバイスでは、基板の位置ずれをコイル部が吸収するため、リード線における応力を低減することができる。
特開2011−209051号公報
ところで、電子機器の端子として接続ピンを用いる場合に、接続ピンに対して、上記特許文献1に記載のコイル部を適用することが考えられる。つまり、接続ピンの途中にコイル部を設けることが考えられる。しかし、コイル部を設けることで、電子機器の構成が複雑になり、電子機器の製造コストが上昇する虞がある。
本発明は、コイル部が設けられた接続ピンを端子として用いる電子機器の構成を簡素化することを目的とする。
第1の発明は、コンデンサを有する第1の電子基板と、第1の電子基板の端子に接続される端子として、途中にコイル部を有する接続ピンが設けられた第2の電子基板とを備え、コイル部は、第1の電子基板の端子を介してコンデンサと電気的に接続され、コンデンサと共にLCフィルタを構成する。
第1の発明では、電子機器の端子として用いられる接続ピンの途中に、コイル部が設けられている。コイル部は、第1の電子基板の端子に接続ピンを接続する際の位置ずれを吸収する。また、コイル部は、第1の電子基板の端子を介して第1の電子基板のコンデンサと電気的に接続され、そのコンデンサと共にLCフィルタを構成する。
第1の発明では、第1の電子基板の端子に接続ピンを接続する際の位置ずれを吸収するコイル部が、第1の電子基板のコンデンサと共にLCフィルタを構成している。そのため、第1の電子基板から、LCフィルタのコイル(インダクタ)を省略できる。従って、コイル部が設けられた接続ピンを端子として用いる電子機器の構成を簡素化することができ、コイル部を設けたことによるコスト上昇を抑制することができる。
実施の形態に係る電子機器の概略構成図 第2モジュールの電子回路の回路図 変形例に係る電子機器の概略構成図 接続ピンの斜視図 振動周波数とばね上加速度との関係を説明するための図
以下、図1−図2を参照しながら、実施の形態について詳細に説明する。本実施の形態は、自動車などの車両に搭載される電子機器100である。電子機器100は、汎用的に使用可能な第1モジュール10(基本的な機能を備えたベースモジュール)と、第1モジュール10に接続された第2モジュール20とを備えている。第2モジュール20は、第1モジュール10に対する追加モジュールである。第2モジュール20は、車両の仕様に応じて第1モジュール10に追加される。第2モジュール20を第1モジュール10に追加することで、車両の要求仕様に応えた電子機器100を構成できる。電子機器100では、接続端子として用いる接続ピン13(ピン型のオス端子)の途中に設けたコイル部15を利用して、LCフィルタ31、32が構成されている。
図1は、本実施の形態に係る電子機器100の概略構成図である。図2は、第2モジュール20の第2の電子基板21に形成された電子回路40の回路図の一例である。
[第1モジュールの構成]
第1モジュール10は、図1に示すように、後述する第2の電子基板21(追加モジュール基板)を接続可能な第1の電子基板11(ベース基板)と、第1の電子基板11を収納するハウジング12と、第1の電子基板11に設けられた複数の端子23(接続端子として用いられる円筒状のメス端子)とを備えている。ハウジング12の天板12aには、複数の端子23に対して他のモジュールの接続端子を接続できるように、開口部14が形成されている。開口部14は、第1の電子基板11のうち、複数の端子23の形成領域に対応する位置に形成されている。本実施の形態では、第1モジュール10は2つの端子23を備えている。一方の端子23は第1モジュール10の入力端子を構成し、他方の端子23は第1モジュール10の出力端子を構成している。
第1の電子基板11は、電子回路30が形成された電子基板である。第1の電子基板11は、ハウジング12の底板12bに取り付けられている。電子回路30の出力側には、後述する第1のLCフィルタ31を構成するコンデンサ41が設けられている。また、電子回路30の入力側には、後述する第2のLCフィルタ32を構成するコンデンサ42が設けられている。第1のLCフィルタ31、及び第2のLCフィルタ32は、ノイズ除去フィルタとして機能する。
[第2モジュールの構成]
第2モジュール20は、図1に示すように、第1の電子基板11に接続される第2の電子基板21と、第2の電子基板21を収納するハウジング22と、第2の電子基板21に取り付けられた複数の接続ピン13(接続端子として用いられるオス端子)とを備えている。本実施の形態では、接続ピン13が、第1の電子基板11の端子23と同数設けられている。複数の接続ピン13の配置間隔は、第1の電子基板11の複数の端子23の配置間隔と同じである。一方の接続ピン13は第2モジュール20の入力端子を構成し、他方の接続ピン13は第2モジュール20の出力端子を構成している。
第2の電子基板21は、第1の電子基板11の電子回路30に接続される電子回路40が形成された電子基板である。電子回路40は、例えばDCDCコンバータ回路である。第2の電子基板21は、ハウジング22の底板22bに取り付けられている。
各接続ピン13は、コイル部15(インダクタ)が途中に設けられた第2の電子基板21の端子である。各接続ピン13は、導電性の金属材料によって構成されている。電子回路40がDCDCコンバータのように大電流が流れる回路の場合、各接続ピン13には、太くて剛性が高い接続ピンが使用される。
具体的に、各接続ピン13は、第2の電子基板21側の第1の直線部16と、先端側の第2の直線部17と、第1の直線部16と第2の直線部17との間のコイル部15とを備えている。コイル部15は、螺旋状に形成されている。コイル部15の一端は第1の直線部16に接続され、コイル部15の他端は第2の直線部17に接続されている。第1の直線部16と第2の直線部17とは、例えば同軸に配置されている。一方の接続ピン13(入力端子)の第1の直線部16は、電子回路40の入力側に接続されている。他方の接続ピン13(出力端子)の第1の直線部16は、電子回路40の出力側に接続されている。
各接続ピン13では、第1の直線部16が、第2の電子基板21の表面側に取り付けられている。各接続ピン13は、第2の電子基板21の表面から、第2の電子基板21に対し略垂直方向に突出している。各接続ピン13では、第2の直線部17及びコイル部15が、ハウジング22よりも外側に位置している。
第2モジュール20の第1モジュール10への接続は、各端子23に、対応する接続ピン13の第2の直線部17を挿入することにより行われる。この接続により、一方の接続ピン13(入力端子)は、第1の電子基板11の端子23(出力端子)を介してコンデンサ41と電気的に接続され、コンデンサ41と共に第1のLCフィルタ31を構成する。また、他方の接続ピン13(出力端子)は、第1の電子基板11の端子23(入力端子)を介してコンデンサ42と電気的に接続され、コンデンサ42と共に第2のLCフィルタ32を構成する。
[実施の形態の効果]
本実施の形態では、第2モジュール20の接続ピン13のコイル部15が、第1モジュール10の電子回路30のコンデンサ41、42と共にLCフィルタ31、32を構成している。そのため、電子回路30から、LCフィルタのコイル(インダクタ)を省略できる。従って、電子機器100の構成を簡素化することができ、コイル部15を設けたことによるコスト上昇を抑制することができる。
[変形例]
次に、変形例について説明する。尚、上記実施の形態と同一の構成については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。図3は、変形例に係る電子機器110の概略構成図である。図4は、変形例に係る接続ピン130の斜視図である。
変形例では、図3及び図4に示すように、第2モジュール120の接続ピン130に、コイル部151内に挿入された鉄芯152と、樹脂モールドなどによって鉄芯152をコイル部151に固定する固定部153とが設けられている。鉄芯152は、各LCフィルタ31、32のインダクタンスLを大きくするために設けられている。鉄芯152は、コイル部151に離間した状態で固定されている。固定部153は、樹脂などの絶縁材料を用いて形成されている。
図4に示すように、固定部153は、コイル部151のうち、接続ピン13の基端側(図4における上側)に形成されている。そのため、コイル部151のうち接続ピン13の先端側が、端子23に接続ピン130を接続する際の端子間の位置ずれを吸収する機能を果たす。
なお、接続ピン130に対して鉄芯152を設けた場合、電子機器110を車両に搭載した際に、鉄芯152の強い振動により接続ピン130が破損する虞がある。このため、図5に示すように、鉄芯152及び固定部153からなる振動体の固有周波数Fを、車両の共振周波数(ばね上共振周波数:約1Hz、ばね下共振周波数:約10Hz)から離れた値にすることが好ましい。具体的には、式1を用いて定まる固有周波数Fが振動ゲインの小さい周波数領域(例えば、20Hz以上)になるように、コイル部151のばね定数kと、鉄芯152及び固定部153からなる振動体の質量mとを設定する。
式1:F=1/(2π)×√(k/m)
本発明は、接続ピンを端子として用いる電子機器などに適用可能である。
10 第1モジュール
11 第1の電子基板
13 接続ピン
15、150 コイル部
16 第1の直線部
17 第2の直線部
20 第2モジュール
21 第2の電子基板
30、40 電子回路
31 第1のLCフィルタ
32 第2のLCフィルタ
100、110 電子機器

Claims (1)

  1. コンデンサを有する第1の電子基板と、
    前記第1の電子基板の端子に接続される端子として、途中にコイル部を有する接続ピンが設けられた第2の電子基板とを備え、
    前記コイル部は、前記第1の電子基板の端子を介して前記コンデンサと電気的に接続され、前記コンデンサと共にLCフィルタを構成する、電子機器。
JP2014240060A 2014-11-27 2014-11-27 電子機器 Pending JP2016103692A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014240060A JP2016103692A (ja) 2014-11-27 2014-11-27 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014240060A JP2016103692A (ja) 2014-11-27 2014-11-27 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016103692A true JP2016103692A (ja) 2016-06-02

Family

ID=56089365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014240060A Pending JP2016103692A (ja) 2014-11-27 2014-11-27 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016103692A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9472335B2 (en) Transformer module for electric vehicle
US9648746B2 (en) Composite electronic component and board having the same
JP2019530217A (ja) 低い直流抵抗を有す高電流コイルを備えた誘導子
EP2690530A3 (en) Position pointer of the electromagnetic induction type and electronic ink cartridge
JP6465253B2 (ja) コイルアンテナ
JP6176501B2 (ja) 回路基板、及び電力変換装置
JP2016207941A (ja) コイル部品
JP5494586B2 (ja) 電圧変換モジュール
JP6493841B2 (ja) 自動車用電池充電器に使用される電子装置の製造および組み立て工程
JP2013172241A (ja) 積層アンテナ、アンテナ装置及びそれを用いた電子機器
JP2016103692A (ja) 電子機器
CN103684328B (zh) 滤波器组件
CN110783104A (zh) 用于分立的电气部件的顺应性引脚结构
JP2016129421A (ja) 積層アンテナ、アンテナ装置及びそれを用いた電子機器
JP2021048321A (ja) インダクタ部品
JP3956144B2 (ja) 電子部品
US9536652B2 (en) Inductor
KR101254322B1 (ko) 인보드형 인덕터 및 그의 조립 방법
JP6610783B2 (ja) フィルタ回路およびコネクタ
JP6387893B2 (ja) 電力変換装置
US20130076455A1 (en) Modularized signal filter
JP2013102316A (ja) アンテナ装置
KR101249358B1 (ko) 노이즈 필터
KR20230085750A (ko) 커넥터 장치
JP2006311364A (ja) 3端子型電子部品