JP2016102570A - シャフト同士の連結構造 - Google Patents

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【課題】シャフト同士を連結部材を用いてボルトで締結して連結する際に確実に位置決めして連結できるシャフト同士の連結構造を提供する。【解決手段】シャフト同士を連結部材を用いて連結するシャフト同士の連結構造において、連結部材10は、一方のシャフト12が嵌合連結される筒部13と、断面U字状に形成され、挿入される他方のシャフト14をボルト力で締め付け固定するピンチヨーク部15とからなり、他方のシャフト14の周面には、ピンチヨーク部15を締結するボルト11に係合する円弧状溝19が形成され、他方のシャフト14をピンチヨーク部15に挿入すると共に一方のシャフト12と突き当たる位置まで押し込み、そのシャフト同士が突き当たった位置で、円弧状溝19と、ピンチヨーク部15に形成されるボルト穴17及びネジ穴18とが一致するように形成されるシャフト同士の連結構造である。【選択図】図1

Description

本発明は、ステアリング装置等のシャフト同士を連結するためのシャフトの連結構造に関するものである。
図2(a)に示すようにステアリング装置20は、ハンドル21の操作に応じて、ハンドル21に連結されたエクステンションシャフト22が回転し、この回転をトランスファー逆転ギア23、中間シャフト24、パワーアシスト25を介してステアリングギア26に伝達して車輪(図示せず)を操舵する。
これらのシャフトを連結する場合、シャフト同士に交差角がある場合にはユニバーサルジョイント27で連結され、シャフト同士の軸心が一致している場合には、連結部材30で連結するようにしている。
図2(b)は、図2(a)に丸dで囲んだ連結部材30の詳細を示したもので、エクステンションシャフト22に連結部材30を取り付けておき、トランスファー逆転ギア23側のシャフト28を、連結部材30の穴に挿入した後、ボルト31で締め付けることで連結するようにしている。
この軸心が一致したシャフト同士を連結部材30で連結する連結構造を、図3(a)、図3(b)、図3(c)により説明する。
連結部材30は、一方のシャフト32が嵌合連結される筒部33と、他方のシャフト34が挿入される断面U字状に形成されたピンチヨーク部35と、筒部33とピンチヨーク部35とを連結する接続部36とからなる。ピンチヨーク部35は、シャフト34と嵌合する嵌合部35aと嵌合部35aから接線方向に延びる一対の締付片35b、35bからなり、その締付片35bの一方にボルト31を挿入するボルト穴37が形成され、他方の締付片35bにボルト31と螺合するネジ穴38が形成される。
また、ピンチヨーク部35に挿入されるシャフト34には、ボルト31を、ボルト穴37を挿通し、ネジ穴38にねじ込んだときに、そのボルト31と係合する円弧状溝39が形成される。
特開2006−290112号公報 特開2013−190017号公報 特開2010−105412号公報 特開2008−126298号公報
この図3の連結構造において、図3(a)、図3(c)に示すように、シャフト34を、連結部材30のピンチヨーク部35に挿入した際に、ボルト穴37及びネジ穴38と、シャフト34の円弧状溝39とが一致した状態で、ボルト31がねじ込まれて締結されれば、締付片35b、35b同士を締め付けて、その締め付け力でシャフト34をピンチヨーク部35に確実に固定できる。
しかし、シャフト34の挿入時に、図3(b)示すようにボルト穴37及びネジ穴38とシャフト34の円弧状溝39がずれた状態でボルト31が挿入されて締め付けた場合でも、シャフト34は不完全ながらも締め付けられてしまう問題がある。
すなわち、締付片35b、35bをボルト31で締め付ける際は、締付片35b、35bは、締め付けにより引き寄せられて狭くなり角度が変わるため、ネジ穴38は、ボルト31が傾動できるようにボルト径より十分大きく形成されており、ボルト穴37及びネジ穴38とシャフト34の円弧状溝39がずれた状態でも、シャフト34は、ピンチヨーク部35の締め付け力により固定されてしまう。
このように図3(b)に示した状態で、ピンチヨーク部35にシャフト34が締め付け固定された場合、ボルト31とシャフト34がせった状態で締め付けられているため、使用による摩耗やボルトの弛みなどで、シャフト34がピンチヨーク部35に対して自由に回転してしまい、軸回転を伝達できない問題が生じる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、シャフト同士を連結部材を用いてボルトで締結して連結する際に、確実に位置決めして連結できるシャフト同士の連結構造を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、シャフト同士を連結部材を用いて連結するシャフト同士の連結構造において、前記連結部材は、一方のシャフトが嵌合連結される筒部と、断面U字状に形成され、挿入される他方のシャフトをボルト力で締め付け固定するピンチヨーク部とからなり、前記他方のシャフトの周面には、ピンチヨーク部を締結するボルトに係合する円弧状溝が形成され、前記他方のシャフトを前記ピンチヨーク部に挿入すると共に前記一方のシャフトと突き当たる位置まで押し込み、そのシャフト同士が突き当たった位置で、前記円弧状溝と、前記ピンチヨーク部に形成されるボルト穴及びネジ穴とが一致するように形成されることを特徴とするシャフト同士の連結構造である。
前記ピンチヨーク部は、前記他方のシャフトと嵌合する嵌合部とその嵌合部から接線方向に延びる一対の締付片からなり、その締付片の一方にボルトを挿入するボルト穴が形成され、他方の締付片にボルトと螺合するネジ穴が形成され、ボルトをボルト穴に挿入して前記ネジ穴にねじ込んで、両締付片を締め付けて他方のシャフトを締付部に締め付け固定するのが好ましい。
前記ピンチヨーク部に前記他方のシャフトを挿入すると共に前記一方のシャフトに突き当てた際に、前記ボルト穴及びネジ穴と前記円弧状溝が一致するように、前記連結部材に対する前記一方のシャフト又は他方のシャフトの挿入長さが設定されるのが好ましい。
本発明は、シャフト同士を連結部材を用い、これをボルトで締結して連結する際に、シャフト同士の接続位置を確実に位置決めして連結できるという優れた効果を発揮する。
本発明の一実施の形態を示し、(a)はシャフト同士を連結部材で連結したときの断面図、(b)は、図1(a)のA−A線断面図、(c)は連結前の斜視図である。 本発明が適用されるステアリング装置の概略を示し、(a)はその全体図、(b)は図2(a)の丸d部の詳細図である。 本発明の前提となるシャフト同士の連結構造を示し、(a)はシャフト同士を正常に位置決めして連結部材で連結したときの断面図、(b)は、位置ずれした状態で連結したときの断面図、(c)は図3(a)のピンチヨーク部の平断面図である。
以下、本発明の好適な一実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
先ず、本発明が適用されるシャフト同士の連結構造は、図2で説明したステアリング装置20に用いられる各種シャフト同士の接続に連結部材10とボルト11を用いる他に、種々のシャフト同士の連結にも適用される。
図1において、連結部材10は、一方のシャフト12が嵌合連結される筒部13と、他方のシャフト14が挿入される断面U字状に形成されたピンチヨーク部15と、筒部13とピンチヨーク部15とを連結する接続部16とからなる。
ピンチヨーク部15は、シャフト14と嵌合する嵌合部15aと嵌合部15aから接線方向に延びる一対の締付片15b、15bからなり、その締付片15bの一方にボルト11を挿入するボルト穴17が形成され、他方の締付片15bにボルト11と螺合するネジ穴18が形成される。
ピンチヨーク部15に挿入されるシャフト14には、ボルト11を、ボルト穴17に挿通し、ネジ穴18にねじ込んだときに、そのボルト11と係合する円弧状溝19が形成される。
連結部材10は、一枚のエの字状に打ち抜いた板をプレス曲げ加工にて形成され、筒部13が、一方のシャフト12の外径より内径が小さくなるように曲げ加工され、また、接続部16とピンチヨーク部15の嵌合部15aは、嵌合するシャフト14の外径より内径が小さくなるように曲げ加工される。
ピンチヨーク部15の締付片15b、15bは、図1(b)、図1(c)に示すように、その自由端側を互いに内側に向くように折り曲げると共に重なるようにして形成される。
このようにして、連結部材10をプレス曲げ加工した後、筒部13は、シャフト12の外径と一致するように穴加工されると共にセレーション溝12sが形成され、またシャフト12にもセレーション溝12sが形成される。
ピンチヨーク部15の嵌合部15aは、筒部13と同様に、筒部13の穴と軸心が一致するように穴加工されると共に嵌合部15aとシャフト14にもセレーション溝14sが形成される。
この嵌合部15aにシャフト14を嵌合する穴加工する際に、図1(c)に点線で示した締付片15b、15bの折り返し部にも穴加工がなされて点線部が除去される。
また、筒部13に挿入するシャフト12は、先端が縮径されて形成され、その段部12dが筒部13に当たることで挿入長さが決定される。
本発明においては、ピンチヨーク部15の嵌合部15aに、他方のシャフト14を挿入する際に、一方のシャフト12と突き当たる位置となるようにし、その状態で、ピンチヨーク部15に形成されるボルト穴17及びネジ穴18と、円弧状溝19とが、一致するようにしたものである。
このボルト穴17及びネジ穴18と円弧状溝19とを一致させるには、連結部材10の筒部13に挿入した一方のシャフト12の突出長を設定するか、ピンチヨーク部15から突出する他方のシャフト14の突出長を設定するなどして位置調整を行う。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
先ず、一方のシャフト12に連結部材10の筒部13を挿入し、その状態で筒部13とシャフト12とを溶接等にて固定する。
次に、他方のシャフト14と連結する際に、他方のシャフト14を、ピンチヨーク部15の嵌合部15aに挿入し、他方のシャフト14の端面に突き当たるまで押し込む。これにより、円弧状溝19とボルト穴17及びネジ穴18とが一致する。
この状態で、ボルト11をボルト穴17から挿入して、ボルト11の先端をネジ穴18にねじ込むことで、締付片15b、15b同士がボルトの締め付け力で互いに引き寄せられてシャフト14がピンチヨーク部15に締め付け固定される。
この際、ボルト11はシャフト14の円弧状溝19に確実に係合した状態となるため、使用による摩耗やボルトの弛みが生じても、ピンチヨーク部15で確実にシャフト14を固定できる。
10 連結部材
12、14 シャフト
13 筒部
15 ピンチヨーク部
17 ボルト穴
18 ネジ穴
19 円弧状溝

Claims (3)

  1. シャフト同士を連結部材を用いて連結するシャフト同士の連結構造において、
    前記連結部材は、一方のシャフトが嵌合連結される筒部と、断面U字状に形成され、挿入される他方のシャフトをボルト力で締め付け固定するピンチヨーク部とからなり、
    前記他方のシャフトの周面には、ピンチヨーク部を締結するボルトに係合する円弧状溝が形成され、
    前記他方のシャフトを前記ピンチヨーク部に挿入すると共に前記一方のシャフトと突き当たる位置まで押し込み、そのシャフト同士が突き当たった位置で、前記円弧状溝と、前記ピンチヨーク部に形成されるボルト穴及びネジ穴とが一致するように形成されることを特徴とするシャフト同士の連結構造。
  2. 前記ピンチヨーク部は、前記他方のシャフトと嵌合する嵌合部とその嵌合部から接線方向に延びる一対の締付片からなり、その締付片の一方にボルトを挿入するボルト穴が形成され、他方の締付片にボルトと螺合するネジ穴が形成され、ボルトをボルト穴に挿入して前記ネジ穴にねじ込んで、両締付片を締め付けて他方のシャフトを締付部に締め付け固定する請求項1記載のシャフト同士の連結構造。
  3. 前記ピンチヨーク部に前記他方のシャフトを挿入すると共に前記一方のシャフトに突き当てた際に、前記ボルト穴及びネジ穴と前記円弧状溝とが一致するように、前記連結部材に対する前記一方のシャフト又は他方のシャフトの挿入長さが設定される請求項2記載のシャフト同士の連結構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6152421A (ja) * 1984-08-20 1986-03-15 Mazda Motor Corp ステアリング機構の連結装置
US5154652A (en) * 1990-08-01 1992-10-13 Ecklesdafer Eric J Drive shaft coupling
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