JP2016102454A - Egrバルブ - Google Patents

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洸嗣 杉浦
Koji Sugiura
洸嗣 杉浦
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Abstract

【課題】水や煤等の異物を効率よく捕集することができるEGR装置を提供する。【解決手段】排気ガスの一部をEGRガスとして吸気側へ導くEGR配管35(EGR通路)と、EGR配管35内に設けられ、EGRガスの流量を調整するEGRバルブ60と、を備えるEGR装置30であって、EGR配管35は、中途部に形成される湾曲部36と、湾曲部36の外側に形成され、EGRガスの一部を取り入れる開口を有する捕集部37と、を有し、EGRバルブ60が設けられた入口側の流路断面積S1が出口側の流路断面積S2よりも小さく構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、EGRバルブの技術に関する。
従来、ディーゼルエンジン等の内燃機関には、NOx(窒素酸化物)排出量の低減を目的として、EGR(Exhaust Gas Recirculation)装置が設けられている。
EGR装置は、燃焼後の排気ガスの一部を吸気側へ導き再度吸気させる装置であり、EGRバルブを備える。EGRバルブは、燃焼後の排気ガスの一部を吸気側へ導き再度吸気させるEGR装置のEGR量を調整する流量調整弁である。
EGR装置によって還流される排気ガスには水や煤等の異物が含まれている。この水や煤等が配管及びEGRクーラの内壁に付着、堆積すると、通気抵抗が増加してEGR装置の排気ガスの還流量が減少する。また、EGRバルブの下流に異物が流れるとターボのインペラ等のエンジン部品の破損が発生する。
従来のEGR装置では、排気ガスからこのような水や煤等の異物を除去するために、配管中にトラップを設けていた。しかし、従来のトラップは、断面積が均一なパイプに設けられており、排ガス圧に変化がおこらず水や煤等の異物を効率よく捕集することができなかった。また、パイプの断面径を変化させるためには、加工コストがかかっていた。
特開2014−114715号公報
本発明の解決しようとする課題は、水や煤等の異物を効率よく捕集することができるEGR装置を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気側へ導くEGR通路と、前記EGR通路内に設けられ、EGRガスの流量を調整するEGRバルブと、を備えるEGR装置であって、前記EGR通路は、中途部に形成される湾曲部と、前記湾曲部の外側に形成され、EGRガスの一部を取り入れる開口を有する捕集部と、を有し、前記EGRバルブが設けられた入口側の流路断面積が出口側の流路断面積よりも小さく構成されるものである。
請求項2においては、請求項1記載のEGR装置であって、前記捕集部は、袋小路状の蓄積部と、前記蓄積部から外部に煤等を排出する排出部と、を有するものである。
本発明のEGR装置によれば、水や煤等の異物を効率よく捕集することができる。
エンジンの全体的な構成を示した模式図。 EGR装置の構成を示す模式図。 EGR装置の作用を示す模式図。
図1を用いて、エンジン100の構成について説明する。
なお、図1では、エンジン100の構成を模式的に表している。また、図1では、電気信号線を破線によって表している。
エンジン100は、本発明の実施形態であるEGR装置30を備えるものである。本実施形態のエンジン100は、産業用の直列4気筒ディーゼルエンジンとされている。
エンジン100は、エンジン本体40と、制御手段としてのECU(Engine Control Unit)50と、を備えている。エンジン本体40は、気筒41が形成されるシリンダブロック42と、シリンダヘッド(図示略)と、吸気系統10と、排気系統20と、EGR(Exhaust Gas Recirculation)装置30と、を備えている。
吸気系統10は、気筒41・・41に外気を吸入するための系統である。吸気系統10では、外気側からシリンダヘッドに接続される吸気マニホールド15に向かって、エアクリーナ11、吸気マニホールド15の順でそれぞれ配置されている。
排気系統20は、排気ガスを排出するための系統である。排気系統20では、シリンダヘッドに接続される排気マニホールド25から外気側に向かって、排気マニホールド25、マフラー21の順でそれぞれ配置されている。
EGR装置30は、排気系統20から排気流量の一部をEGR流量として吸気系統10に還流させるための経路であって、排気系統20の中途部と吸気系統10の中途部とをEGR通路であるEGR配管35によって接続している。EGR装置30では、排気系統20から吸気系統10に向かって、EGRクーラ31、EGRバルブ60の順でそれぞれ配置されている。
EGRバルブ60は、EGR装置30のEGRガスの流量を調整する弁である。EGRバルブ60は、コントローラ50と接続されている。
コントローラ50は、エンジン100を総合的に制御するものである。コントローラ50には、EGRバルブ60に接続されている。コントローラ50は、EGR装置30に適正なEGRガスを通過させるためのEGR開度をEGRバルブ60に指令する機能を有している。
図2を用いて、EGR装置30の構成について説明する。
なお、図2では、EGR装置30の構成を一部断面視として模式的に表している。また、以下では、図2に示される弁体68の開閉方向(水平面に対し直交している方向)に従って説明するものとする。さらに、図2では、弁体68が収納部35aに当接している全閉状態を表している。
EGR装置30は、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気側へ導くEGR通路であるEGR配管35と、EGR配管35内に設けられ、EGRガスの流量を調整するEGRバルブ60と、を備える。
EGR配管35は、中途部に形成される湾曲部36と、前記湾曲部36の外側に形成され、EGRガスの一部を取り入れる開口を有する捕集部37と、を有する。
湾曲部36は、EGR配管35の中途部に設けられており、略90度湾曲するように構成されている。
捕集部37は、湾曲部36の外側に形成され、EGRガスの一部を取り入れる開口を有するものである。すなわち、湾曲部36の外壁の一部が開放されており、捕集部37に連通している。
捕集部37の下流側(図2の上側)には袋小路状に形成された蓄積部38が設けられている。蓄積部には、捕集部37の開口から送られた水や煤等の異物が一旦蓄積される。
蓄積部38を構成する壁面の一部が開放されており、水や煤等の異物を排出するための排出部39が設けられている。排出部39から排出された煤等は、再び排気系統20へと戻され燃焼される。
EGRバルブ60は、EGR装置30のEGR量を調整する弁である。EGRバルブ60は、直動式DCモータ61と、バルブシャフト66と、弁体68と、バルブケーシング70と、備えている。
直動式DCモータ61は、図示せぬコイルが通電されることによって、バルブシャフト66を摺動させるものである。
バルブシャフト66は、弁体68に直交して配置されている。バルブシャフト66は、直動式DCモータ61に連結されている。バルブシャフト66は、EGR配管35を貫通して配置されている。バルブシャフト66の端部には、弁体68が設けられている。
弁体68は、バルブシャフト66の開閉方向の開側先端に固設され、EGR配管35の入口部に設けられた収納部35aに収納されている。弁体68は、断面視略台形状に形成され、かつ、収納部35aと当接する面が平坦になるように形成されている。
図3を用いて、EGR装置30におけるEGRガスおよび煤等の流れについて説明する。
なお、図3では、EGR装置30の構成を一部断面視として模式的に表している。また、図3では、EGRバルブ60が全閉状態から全開状態となる作用を(A)、(B)の順で表している。
図3(A)に示すように、EGRバルブ60の全閉状態では、弁体68が収納部35aに当接してEGR配管35がシールして閉塞されている。そして、直動式DCモータ61によってバルブシャフト66が開閉方向の開側に作動される。
図3(B)に示すように、バルブシャフト66が開閉方向の開側に向かって摺動し、弁体68が収納部35aから離間する方向へ移動して、EGR配管35が開放される。
この際、EGRガスは、EGR配管35を通過して出口から吸気系統10へと送られる。EGRガスがEGR配管35内を通過する際に湾曲部36を通る。EGRガスが湾曲部36を通る際に、遠心力によって外側により比重の重いものが集まる。これにより、水や煤等の異物が湾曲部36の外側へと移動し、湾曲部36の外側に形成された捕集部37へと移動する。
捕集部37へ移動した水や煤等の異物は、袋小路状の蓄積部38で一旦蓄積したあと、排出部39から排出され、排気系統20へと戻されて燃焼される。
このように捕集部37において水や煤等の異物を捕集した後のEGRガスが、出口から吸気系統10へと送られる。
EGR装置30の効果について説明する。
EGR装置30によれば、水や煤等の異物を効率よく捕集することができる。
すなわち、図3(B)に示すように、EGR配管35の入口側の流路断面積S1は、出口側の流路断面積S2よりも小さく構成されている。入口側の流路断面積S1は、EGRバルブ60、特にバルブシャフト66が存在することにより、流路断面積S2よりも小さくなる。また、入口側の流路断面積S1は、収納部35aを設けていることにより、流路断面積S2よりも小さくなる。このように、EGR配管35はEGRバルブ60を設けているため、必然的に入口側の流路断面積S1が、出口側の流路断面積S2よりも小さく構成されることになる。これにより、他の配管に断面積の変化を設ける工程を増やすことなく、断面積を変化させることができるのである。
入口側の流路断面積S1が出口側の流路断面積S2よりも小さく構成されているため、入口側でのEGRガスの流速v1は、出口側のEGRガスの流速v2よりも速くなる。言い換えれば、入口側でのEGRガスのガス圧p1は、出口側のEGRガスのガス圧p2よりも大きくなる。このように構成することによりEGRガスは入口側でより多くの運動エネルギーを有することとなり、EGRガスに含まれる水や煤等の異物もより多くの運動エネルギーを有することとなる。そのため、水や煤等の異物が捕集部37へ移動する確率が向上する。また出口側に向かうにつれてガス圧が小さくなることにより、EGRガスの粘性が下がり、水や煤等の異物が分離されやすくなる。そのため、水や煤等の異物が捕集部37へ移動する確率が向上する。
以上のように、本実施形態に係るEGR装置30は、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気側へ導くEGR配管35(EGR通路)と、EGR配管35内に設けられ、EGRガスの流量を調整するEGRバルブ60と、を備えるEGR装置30であって、EGR配管35は、中途部に形成される湾曲部36と、湾曲部36の外側に形成され、EGRガスの一部を取り入れる開口を有する捕集部37と、を有し、EGRバルブ60が設けられた入口側の流路断面積S1が出口側の流路断面積S2よりも小さく構成されるものである。
このように構成することにより、水や煤等の異物が捕集部37へ移動する確率が向上するため、水や煤等の異物を効率よく捕集することができる。
また、捕集部37は、袋小路状の蓄積部38と、蓄積部38から外部に煤等を排出する排出部39と、を有するものである。
このように構成することにより、EGRガスから分離された水や煤等の異物を蓄積部38に一旦蓄積したあと、排出部39から排出することができ、水や煤等の異物をある程度まとめてから効率よく処理することができる。
なお、本実施形態においては、捕集部37を、EGR配管35の内部に設けたが、これに限定するものではなく、例えば、湾曲部36の外側に追加部材を設け、追加部材の内部に捕集部を設けることも可能である。また、前記追加部材はEGR配管35に対して取り外し可能に構成することもできる。
30 EGR装置
35 EGR配管(EGR通路)
36 湾曲部
37 捕集部
38 蓄積部
39 排出部
60 EGRバルブ
100 エンジン

Claims (2)

  1. 排気ガスの一部をEGRガスとして吸気側へ導くEGR通路と、前記EGR通路内に設けられ、EGRガスの流量を調整するEGRバルブと、を備えるEGR装置であって、前記EGR通路は、中途部に形成される湾曲部と、前記湾曲部の外側に形成され、EGRガスの一部を取り入れる開口を有する捕集部と、を有し、前記EGRバルブが設けられた入口側の流路断面積が出口側の流路断面積よりも小さく構成されることを特徴とするEGR装置。
  2. 前記捕集部は、袋小路状の蓄積部と、前記蓄積部から外部に煤等を排出する排出部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のEGR装置。
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