JP2016102277A - ストレッチループ糸 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ストレッチ性とループ性能が両立し、そして織編物にしたときにピリングやスナッグが発生せず、ソフトな風合いに優れた織編物が得られるストレッチループ糸を提供する。【解決手段】本発明のストレッチループ糸は、2種類のポリエステル重合体が繊維長さ方向に沿ってサイドバイサイド型に貼り合わされてなる複合繊維マルチフィラメントのみで構成され、0.5cN/dtex緊張後に下記の(1)〜(4)の要件を満足するストレッチループ糸である。(1)毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数:10〜250個/m(2)毛羽長が0. 6mm以上のループ毛羽個数:20個/m以下(3)交絡数:20〜100個/m(4)伸縮伸長率:20〜150%【選択図】 なし
Description
本発明は、ストレッチループ糸とそのストレッチループ糸を用いてなる織物または編物(以下、これらを総称して織編物ということがある。)に関するものである。
従来、2種類の特性を異にするポリエステルからなるマルチフィラメント糸条に、流体乱流処理を施すことにより得られる混繊糸(特許文献1参照。)は、糸条表面に多数のループを有し、表面の風合が柔らかでボリューム感が得られることから、多用途に利用されている。しかしながら、従来の混繊糸は、ストレッチ性がほとんどなく、スポーツ衣料等のストレッチ性が要求される用途には全く用いられていないのが現状である。
また別に、ストレッチ素材として、芯成分に構成成分の少なくとも一方がポリトリメチレンテレフタレートで構成されるサイドバイサイド型または偏芯シース・コア型であるポリエステル系複合繊維糸と他のフィラメント糸が混繊せしめられてなる混繊糸が提案されている(特許文献2参照。)。しかしながら、この提案の混繊糸は、ループが付与されたストレッチ混繊糸ではあるが、芯糸であるストレッチ糸と鞘糸を混繊させるため、流体乱流処理条件を強くする必要があり、絡まったループによりストレッチ性は十分ではなかった。また、伸長後にループが芯糸から外れ、織編物でピリングやスナッグが発生するという課題があった。
また別に、ストレッチ素材として、芯成分に構成成分の少なくとも一方がポリトリメチレンテレフタレートで構成されるサイドバイサイド型または偏芯シース・コア型であるポリエステル系複合繊維糸と他のフィラメント糸が混繊せしめられてなる混繊糸が提案されている(特許文献2参照。)。しかしながら、この提案の混繊糸は、ループが付与されたストレッチ混繊糸ではあるが、芯糸であるストレッチ糸と鞘糸を混繊させるため、流体乱流処理条件を強くする必要があり、絡まったループによりストレッチ性は十分ではなかった。また、伸長後にループが芯糸から外れ、織編物でピリングやスナッグが発生するという課題があった。
上記の状況を鑑みて、ストレッチ糸にループを付与して、ストレッチ織編物への用途に展開をするためには、新たな技術が必要とされている。
そこで本発明の目的は、上記に鑑みてなされたものであり、本発明は、ストレッチ性とループ性能が両立し、そして織編物にしたときにピリングやスナッグが発生せず、ソフトな風合いに優れた織編物が得られるストレッチループ糸を提供することにある。
そこで本発明の目的は、上記に鑑みてなされたものであり、本発明は、ストレッチ性とループ性能が両立し、そして織編物にしたときにピリングやスナッグが発生せず、ソフトな風合いに優れた織編物が得られるストレッチループ糸を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決せんとするものであって、本発明のストレッチループ糸は、2種類のポリエステル重合体が繊維長さ方向に沿ってサイドバイサイド型に貼り合わされた複合繊維マルチフィラメントのみで構成され、0.5cN/dtex緊張後に下記の(1)〜(4)の(1)〜(4)の要件を満足するストレッチループ糸である。
(1)毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数:10〜250個/m
(2)毛羽長が0. 6mm以上のループ毛羽個数:20個/m以下
(3)交絡数:20〜100個/m
(4)伸縮伸長率:20〜150%。
(1)毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数:10〜250個/m
(2)毛羽長が0. 6mm以上のループ毛羽個数:20個/m以下
(3)交絡数:20〜100個/m
(4)伸縮伸長率:20〜150%。
本発明のストレッチループ糸の好ましい態様によれば、前記の2種類のポリエステル重合体のうち少なくとも一方は、ポリトリメチレンテレフタレートである。
本発明のストレッチループ糸の好ましい態様によれば、前記のポリエステル重合体のもう一方は、ポリエチレンテレフタレートである。
本発明においては、前記のストレッチループ糸を用いて織編物を製造することができる。
本発明のストレッチループ糸の好ましい態様によれば、前記のポリエステル重合体のもう一方は、ポリエチレンテレフタレートである。
本発明においては、前記のストレッチループ糸を用いて織編物を製造することができる。
本発明によれば、ストレッチ性とループ性能が両立したストレッチ糸が得られる。また、本発明のストレッチ複合糸を用いることにより、ピリングやスナッグが発生せず、ソフトな風合いに優れた織編物を得ることができる。
次に、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
本発明のストレッチループ糸は、2種類のポリエステル重合体が繊維長さ方向に沿ってサイドバイサイド型に貼り合わされた複合繊維マルチフィラメントのみで構成されている。
前記の複合繊維マルチフィラメントにおいては、極限粘度の異なる重合体が貼り合わされることによって、紡糸や延伸時に高粘度側に応力が集中するため、2成分間で内部歪みが異なる。そのため、延伸後の弾性回復率差および織編物等布帛の熱処理工程での熱収縮差により高粘度側が大きく収縮し、単繊維内で歪みが生じて3次元コイル捲縮の形態をとる。この3次元コイルの径および単繊維長当たりの3次元コイル数は、高収縮成分と低収縮成分との収縮差(弾性回復率差を含む)によって決まるといってもよく、収縮差が大きいほどこの3次元コイル径が小さく、単位繊維長当たりの3次元コイル数が多くなる。
この3次元コイル捲縮を維持しながら、糸条表面にループを発生させるために、本発明ではこの複合繊維マルチフィラメントのみでループを形成することが重要である。他のフィラメント糸との混繊糸では、絡まったループにより十分なストレッチ性を得ることができず、織編物状態で伸長させたときに、絡まったループが外れ、粗大ループが発生し、スナッグやピリングが発生するという課題がある。
本発明のストレッチループ糸では、0.5cN/dtex緊張後において、毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数が10〜250個/mであることが重要である。3次元コイル捲縮にループ形成させるべく、流体乱流処理条件を制御し、ループ毛羽個数をこのようにすることにより、織編物状態で伸長させた状態でも、ストレッチ性とループ性能を両立させ、ソフト風合いを維持することができる。毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数が10個/m未満であれば、伸長後に風合いが生糸ライクの風合いとなる。また、毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数が250個/mを超える場合には、ループがフィラメントに絡まりすぎて、ストレッチ性が阻害され粗硬感の残る風合いとなる。好ましい0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数は30〜250個/mであり、さらに好ましくは50〜250個/mである。
また、本発明のストレッチループ糸では、0.5cN/dtex緊張後において、毛羽長が0. 6mm以上のループ毛羽個数が20個/m以下であることが重要である。粗大ループ発生を抑制するべく、流体乱流処理条件を制御し、毛羽長が0. 6mm以上のループ毛羽個数をこのようにすることにより、織編物での繰り返し伸長時にも、摩耗特性および表面品位に優れた織編物になる。毛羽長が0. 6mm以上のループ毛羽個数が20個/mを超える場合、織編物での繰り返し伸長時に、ピリングやスナッグが発生するという課題がある。好ましい0. 6mm以上のループ毛羽個数は15個/m以下であり、さらに好ましくは10個/m以下である。
また、本発明のストレッチループ糸では、0.5cN/dtex緊張後において、交絡数が20〜100個/mであることが重要である。3次元コイル捲縮にループを保持させるべく、流体乱流処理条件を制御し、交絡数をこのようにすることにより、ストレッチ性とループ保持性を両立させることができる。交絡数が20個/m未満の場合には、ループを形成することができず、生糸ライクの風合いとなる。また、交絡数が100個/mを超える場合には、コイル捲縮が交絡に阻害されて、ストレッチ性が低下してしまう。好ましい交絡数は30〜100個/mであり、さらに好ましくは40〜100個/mである。
また、本発明のストレッチループ糸では、0.5cN/dtex緊張後において、伸縮伸長率は20〜150%であることが重要である。3次元コイル捲縮発現を阻害しないように、流体乱流処理条件を制御し、伸縮伸長率をこのようにすることにより、織編物にした際に、良好なストレッチ性を得ることができる。伸縮伸長率が20%未満の場合には、織編物で十分なストレッチ性を得ることができない。また、伸縮伸長率が150%を超える場合には、ストレッチ性が強すぎ、織編物表面に凹凸が発生し、ソフト風合いを得ることができない。好ましい伸縮伸長率は20〜125%であり、さらに好ましくは20〜100%である。
また、本発明で用いられる2種類のポリエステル重合体において、ポリエステル重合体の少なくとも一方がポリトリメチレンテレフタレートであることが、コイル捲縮のコイル径が小さくなり、単位繊維長当たりのコイル捲縮数が多くなる点で好ましい態様である。
ポリトリメチレンテレフタレートからなる繊維は、代表的なポリエステル繊維であるポリエチレンテレフタレート繊維やポリブチレンテレフタレート繊維と同等の力学的特性や化学的特性を有しつつ、伸長回復性がきわめて優れている。これは、ポリトリメチレンテレフタレートの結晶構造においてアルキレングリコール部のメチレン鎖がゴーシュ−ゴーシュ構造(分子鎖が90度に屈曲)であること、さらにはベンゼン環同士の相互作用(スタッキング、並列)による拘束点密度が低く、フレキシビリティーが高いことから、メチレン基の回転により分子鎖が容易に伸長され回復するためと考えている。
本発明におけるポリトリメチレンテレフタレートとしては、テレフタル酸を主たる酸成分とし、1,3プロパンジオールを主たるグリコール成分として得られるポリエステルが好ましく用いられる。また本発明では、他のエステル結合を形成可能な共重合成分が20モル%以下の割合で含まれるポリエステルも好ましく用いられ、10モル%以下の割合で含まれるポリエステルも好ましく用いられる。
共重合可能な化合物としては、例えば、イソフタル酸、コハク酸、シクロヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、ダイマー酸、セバシン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸などのジカルボン酸類、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールなどのジオール類が好ましく使用される。特に好ましい共重合成分は、イソフタル酸および5−ナトリウムスルホイソフタル酸などのジカルボン酸類である。
また、上記のポリエステル重合体には、必要に応じて、艶消し剤となる二酸化チタン、滑剤としてのシリカやアルミナの微粒子、抗酸化剤としてヒンダードフェノール誘導体、および着色顔料などを添加することができる。
本発明における複合繊維マルチフィラメントには、複合繊維マルチフィラメントの構成成分のもう一方のポリエステル重合体(低収縮成分)は、高収縮成分として用いられる前記のポリトリメチレンテレフタレート等のポリエステル重合体よりも低収縮性のポリエステルである。具体的には、ポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレートなどが挙げられ、また高収縮成分として用いられる前記のポリトリメチレンテレフタレートとは特性の異なる、例えば、粘度の異なるポリトリメチレンテレフタレートなども用いることができる。中でも、高収縮成分であるポリトリメチレンテレフタレートに対して、低収縮成分(低粘度成分)には、界面接着性が良好で、力学的特性、化学的特性および原料価格を考慮した結果、ポリエチレンテレフタレートが最も好ましく用いられる。
本発明で用いられるポリエチレンテレフタレートとしては、テレフタル酸を主たる酸成分とし、エチレングリコールを主たるグリコ−ル成分として得られるポリエステルが挙げられる。また、他のエステル結合を形成可能な共重合成分が20モル%以下の割合で含まれるポリエステルも好ましく用いられ、10モル%以下の割合で含まれるポリエステルも好ましく用いられる。
共重合可能な化合物としては、例えば、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、硫酸、硫酸エステル、硫酸ジエチル、硫酸エチル、脂肪族スルフォン酸、エタンスルフォン酸、クロロベンゼンスルフォン酸、脂環式スルフォン酸、イソフタル酸、セバシン酸、アゼライン酸、ダイマー酸、アジピン酸、シュウ酸、デカンジカルボン酸などのジカルボン酸、p−ヒドロキシ安息香酸、ε−カプロラクトンなどのヒドロキシカルボン酸などのジカルボン酸類、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ハイドロキノン、およびビスフェノールAなどのジオール類が好ましく使用される。特に好ましい共重合成分は、イソフタル酸および5−ナトリウムスルホイソフタル酸などのジカルボン酸類である。
また、上記のポリエステル重合体には、必要に応じて、艶消し剤となる二酸化チタン、滑剤としてのシリカやアルミナの微粒子、抗酸化剤としてヒンダードフェノール誘導体、および着色顔料などを添加することができる。
本発明で使用される複合繊維マルチフィラメントを構成する単繊維の断面形状は、サイドバイサイド型の断面形状である。断面形状がサイドバイサイド型であれば、複合繊維マルチフィラメントに熱が付与された際に、コイル状捲縮が発現し、糸条に好適な伸縮性を付与することができる。
本発明で用いられる複合繊維マルチフィラメントにおける構成成分の2種類のポリエステル重合体の質量比率は、製糸性および繊維長さ方向のコイルの寸法均質性の観点から、高収縮成分(特にポリトリメチレンテレフタレート)/低収縮成分(特にポリレチレンテレフタレート)が、30/70以上70/30以下の範囲であることが好ましく、より好ましくは40/60以上60/40以下の範囲である。
また、本発明のストレッチループ糸の総繊度は、用途目的に応じて15dtex以上300dtex以下の範囲であることが好ましい。総繊度が15dtex未満ではストレッチ性は不十分であり、また総繊度が300dtexを超えた場合はループによる風合い向上が得られ難くなる。総繊度は、より好ましくは20dtex以上200dtex以下の範囲である。
また、本発明のストレッチループ糸を構成する複合繊維マルチフィラメントの単繊維繊度は、用途に応じて0.4dtex以上18dtex以下の範囲であることが好ましい。単繊維繊度が0.4dtex未満ではストレッチ性は不十分であり、また単繊維繊度が18dtexを超えた場合はループが得られ難くなる。単繊維繊度は、より好ましくは0.5dtex以上10dtex以下の範囲である。
次に、本発明のストレッチループ糸の製造方法について説明する。
本発明のストレッチループ糸の製造方法では、2種類のポリエステル重合体が繊維長さ方向に沿ってサイドバイサイド型に貼り合わされた複合繊維マルチフィラメントのみを、3%以上20%以下のオーバーフィード率で供給し、流体乱流処理を施すことが好ましい態様である。
本発明のストレッチループ糸の製造方法では、2種類のポリエステル重合体が繊維長さ方向に沿ってサイドバイサイド型に貼り合わされた複合繊維マルチフィラメントのみを、3%以上20%以下のオーバーフィード率で供給し、流体乱流処理を施すことが好ましい態様である。
従来から、前記の複合繊維マルチフィラメントはその複合繊維マルチフィラメントを構成する各単繊維がコイル状の捲縮を有しており、このような捲縮を持った繊維からなる複合繊維マルチフィラメントのストレッチ性能とループ性能の両立は極めて難しいとされてきた。しかしながら、本発明者らは鋭意検討の結果、複合繊維マルチフィラメントのみを3%以上20%以下のオーバーフィード率でノズルに供給し、コイル状の捲縮の一部分をループ形態に変化させることにより、ストレッチ性能とループ性能の両立させることに成功した。
ここで、オーバーフィード率が3%未満であれば、流体乱流処理直前で、コイル状の捲縮が十分に発現されないため、ループが形成され難い。一方、オーバーフィード率が20%を超えると、走行上の糸の張力が低下し糸切れが発生し易くなる。
流体乱流ノズルは、均一ループが形成されやすい点でタスランノズルを用いることが好ましい態様である。
また、流体乱流処理圧力は、0.2MPa〜0.9MPaであることが好ましい。流体乱流処理圧力が0.2MPa未満であればループが形成され難く、流体乱流処理圧力が0.9MPaを超えると、圧空が強すぎ糸切れが発生し易くなる。
また、本発明では、ストレッチループ糸の交絡性能を向上させる観点から、流体乱流処理ノズル前に、糸に水付与することが好ましく、さらに好ましくは3〜100cc/分の水を付与することが好ましい態様である。
本発明のストレッチループ糸の加工速度であるデリベリローラ上の表面速度は、コスト面あるいはループ糸の混繊形態を鑑みて、100m/分〜650m/分の範囲が好ましく、さらに好ましくは300m/分〜500m/分である。
本発明においては、流体乱流処理を施した後に糸条に熱セットを施すことが好ましい態様である。熱セットにより、繊維の熱劣化による単繊維切れによる糸強力の低下を抑える観点から、熱セット温度は130℃以上210℃以下の範囲とすることが好ましい。
また、製織の際は、ウォータージェットルーム、フライシャットルルーム、レピアルーム、プロジェクタイルルームおよびエアージェットルーム等、市販の織機を使用することができる。上記のストレッチループ糸を織物の経糸および/または緯糸の少なくとも一部に使用する際は経糸および緯糸各々の張力を適正化して製織を行う必要がある。上記のストレッチループ糸の混率は、3本に1本程度の構成で製織しても、ストレッチ性を十分に発揮させることができる。織組織としては、平織、ツイル、サテン、および二重織組織等任意の設計が可能となる。
また、製編の際は、丸編み機、トリコット機およびラッシェル機等市販の編機を使用することができる。本発明のストレッチループ糸を、編糸の少なくとも一部に使用する際は、各々の張力を適正化して製編を行う必要がある。上記のストレッチループ糸の混率は3本に1本程度の構成で製織しても、ストレッチ性を十分に発揮させることができる。編組織としては、天竺、スムース、ポンチ、リブおよびハーフ組織等任意の設計が可能となる。
本発明のストレッチループ糸の用途としては、例えば、アウトドアウェアやゴルフウェア、アスレチックウェア、スキーウェア、スノーボードウェアおよびそれらのパンツ等のスポーツウェア、ブルゾン等のカジュアルウェア、コート、防寒服およびレインウェア、インナー、または婦人用ドレス、スカート、パンツ、さらには紳士用アウター、ボトムなどが挙げられる。
また、耐ピリングや耐スナッグ性が特に要求される用途として、ユニフォーム、掛布団や敷布団、肌掛け布団、こたつ布団、座布団、ベビー布団、毛布等の布団類や枕、クッション等の側地やカバー、マットレスやベッドパッド、病院用、医療用、ホテル用およびベビー用のシーツ等、さらには寝袋、揺りかごおよびベビーカー等のカバー等の寝装資材用途があり、これらにも好ましく用いることができる。
次に、実施例により本発明のストレッチループ糸とその製造方法について詳細に説明する。ただし、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
(1)0.5cN/dtex緊張後のループ毛羽個数(個/m)
糸速度60m/分で、0.5cN/dtexの張力で糸を緊張処理後に、光電型毛羽測定機(TORAY FRAY COUNTER)を用い、糸の糸表面から0.35mm以上または0.6mm以上突出したル−プ毛羽の個数を測定する。10点測定し、その平均値を0.5cN/dtex緊張後のループ毛羽個数とする。
糸速度60m/分で、0.5cN/dtexの張力で糸を緊張処理後に、光電型毛羽測定機(TORAY FRAY COUNTER)を用い、糸の糸表面から0.35mm以上または0.6mm以上突出したル−プ毛羽の個数を測定する。10点測定し、その平均値を0.5cN/dtex緊張後のループ毛羽個数とする。
(2)0.5cN/dtex緊張後の交絡数(個/m)
糸を0.5cN/dtexの張力で緊張処理後に、目視で交絡数を測定する。5m測定し、1mあたりの平均値を0.5cN/dtex緊張後の交絡数とする。
糸を0.5cN/dtexの張力で緊張処理後に、目視で交絡数を測定する。5m測定し、1mあたりの平均値を0.5cN/dtex緊張後の交絡数とする。
(3)伸縮伸長率
周長0.8mの検尺機に、90mg/デシテックスの張力下で10回巻回してカセ取りした後、2cm以下の棒につり下げ、約24時間放置する。このカセを無緊張状態下で、90℃の温度で20分間熱水処理した後、2cm以下の棒につり下げ緊張状態のまま放置する。約12時間後、カセ長を測定し、Lとする。その後、測定荷重(g)=90mg/デシテックスを付加し、そのカセ長を測定し、L1とする。次式により、伸縮伸長率を求める。10点測定し、その平均値を伸縮伸長率とする。
・伸縮伸長率(%)={(L−L1)/L}×100
(4)ピリング性
JIS L1076 6.1A法(ICI法)に準じて等級判定した。
周長0.8mの検尺機に、90mg/デシテックスの張力下で10回巻回してカセ取りした後、2cm以下の棒につり下げ、約24時間放置する。このカセを無緊張状態下で、90℃の温度で20分間熱水処理した後、2cm以下の棒につり下げ緊張状態のまま放置する。約12時間後、カセ長を測定し、Lとする。その後、測定荷重(g)=90mg/デシテックスを付加し、そのカセ長を測定し、L1とする。次式により、伸縮伸長率を求める。10点測定し、その平均値を伸縮伸長率とする。
・伸縮伸長率(%)={(L−L1)/L}×100
(4)ピリング性
JIS L1076 6.1A法(ICI法)に準じて等級判定した。
(5)スナッグ性
JIS L1058 7.1A法(メース法)に準じて等級判定した。
JIS L1058 7.1A法(メース法)に準じて等級判定した。
(6)ソフト風合い評価
実施例で作成した編物の表面品位において、ソフトな風合いを有しているものを◎、ややソフトな風合いを有しているものを○、やや硬い風合いを有しているものを△、硬い風合いを有しているものを×とし、無作為に選んだ5人の評価の平均に近いものを特性とした。
実施例で作成した編物の表面品位において、ソフトな風合いを有しているものを◎、ややソフトな風合いを有しているものを○、やや硬い風合いを有しているものを△、硬い風合いを有しているものを×とし、無作為に選んだ5人の評価の平均に近いものを特性とした。
[実施例1]
ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)とポリエチレンテレフタレート(PET)を、それぞれ別々に溶融し、紡糸温度260℃で24孔の複合紡糸口金からポリエチレンテレフタレート/ポリトリメチレンテレフタレートの質量比率が50/50となるように吐出し、紡糸速度3300m/分で引き取り、総繊度が56dtexで24フィラメントの延伸糸を得た(表1の原糸(1))。
ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)とポリエチレンテレフタレート(PET)を、それぞれ別々に溶融し、紡糸温度260℃で24孔の複合紡糸口金からポリエチレンテレフタレート/ポリトリメチレンテレフタレートの質量比率が50/50となるように吐出し、紡糸速度3300m/分で引き取り、総繊度が56dtexで24フィラメントの延伸糸を得た(表1の原糸(1))。
その後、得られた延伸糸に、タスランノズルHema jet TE−312K(ヘバライン社製)を用いて、表1の加工条件(加工速度400m/分、乱流処理圧力0.3MPa、乱流処理オーバーフィード4%、熱セット温度150℃)で流体乱流処理加工を実施し、ストレッチループ糸(加工糸)を得た。得られた加工糸は0.5cN/dtex緊張後において、毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数:45個/m、毛羽長が0.6mm以上のループ毛羽個数:1個/m、交絡数38個/m、伸縮伸長率:45%であり、適度なループ毛羽個数と伸縮伸長率を両立していた。
このようにして得られた加工糸を28Gシングル丸編機を用いて天竺組織で編成し、この編地を通常の酸性染料の染色加工方法に準じて染色加工を行った。得られた編地は、ピリング性およびスナッグ性に大変優れ、ソフト性やストレッチ性が良好であった。結果を表1に示す。
[実施例2]
加工条件の乱流処理圧力:0.6MPa、乱流処理オーバーフィード:8%に変更したこと以外は、実施例1と同様の条件でストレッチループ糸(加工糸)を得た。得られた加工糸は0.5cN/dtex緊張後において、毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数:238個/m、毛羽長が0.6mm以上のループ毛羽個数:16個/m、交絡数90個/m、伸縮伸長率:24%であり、0.5cN/dtex緊張後においても、適度なループ毛羽個数と伸縮伸長率を両立していた。このようにして得られた加工糸を実施例1と同様の処方で編成し染色加工を行い、編地を得た。得られた編地は、ピリング性、スナッグ性およびストレッチ性に優れ、ソフト性が大変良好であった。結果を表1に示す。
加工条件の乱流処理圧力:0.6MPa、乱流処理オーバーフィード:8%に変更したこと以外は、実施例1と同様の条件でストレッチループ糸(加工糸)を得た。得られた加工糸は0.5cN/dtex緊張後において、毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数:238個/m、毛羽長が0.6mm以上のループ毛羽個数:16個/m、交絡数90個/m、伸縮伸長率:24%であり、0.5cN/dtex緊張後においても、適度なループ毛羽個数と伸縮伸長率を両立していた。このようにして得られた加工糸を実施例1と同様の処方で編成し染色加工を行い、編地を得た。得られた編地は、ピリング性、スナッグ性およびストレッチ性に優れ、ソフト性が大変良好であった。結果を表1に示す。
[実施例3]
極限粘度が1.5と0.8のポリエチレンテレフタレートをそれぞれ別々に溶融し、紡糸温度260℃で48孔の複合紡糸口金から質量比率が50/50となるように吐出し、紡糸速度3300m/分で引き取り、総繊度が56dtexで48フィラメントの延伸糸を得た(表1の原糸(1))。表1の加工条件(加工速度400m/分、乱流処理圧力0.3MPa、乱流処理オーバーフィード3%、熱セット温度170℃)で流体乱流処理加工を実施し、ストレッチループ糸(加工糸)を得た。得られたストレッチループ糸(加工糸)は0.5cN/dtex緊張後において、毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数:20個/m、毛羽長が0.6mm以上のループ毛羽個数:0個/m、交絡数32個/m、伸縮伸長率:22%であり、0.5cN/dtex緊張後においても、適度なループ毛羽個数と伸縮伸長率を両立していた。このようにして得られた加工糸を実施例1と同様の処方で編成し染色加工を行い、編地を得た。得られた編地は、ピリング性、スナッグ性、ストレッチ性およびソフト性が良好であった。結果を表1に示す。
極限粘度が1.5と0.8のポリエチレンテレフタレートをそれぞれ別々に溶融し、紡糸温度260℃で48孔の複合紡糸口金から質量比率が50/50となるように吐出し、紡糸速度3300m/分で引き取り、総繊度が56dtexで48フィラメントの延伸糸を得た(表1の原糸(1))。表1の加工条件(加工速度400m/分、乱流処理圧力0.3MPa、乱流処理オーバーフィード3%、熱セット温度170℃)で流体乱流処理加工を実施し、ストレッチループ糸(加工糸)を得た。得られたストレッチループ糸(加工糸)は0.5cN/dtex緊張後において、毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数:20個/m、毛羽長が0.6mm以上のループ毛羽個数:0個/m、交絡数32個/m、伸縮伸長率:22%であり、0.5cN/dtex緊張後においても、適度なループ毛羽個数と伸縮伸長率を両立していた。このようにして得られた加工糸を実施例1と同様の処方で編成し染色加工を行い、編地を得た。得られた編地は、ピリング性、スナッグ性、ストレッチ性およびソフト性が良好であった。結果を表1に示す。
[実施例4]
実施例3と同様の条件でストレッチループ糸(加工糸)を得た。このようにして得られた加工糸を経緯糸に用い、エアージェット織機にて製織を行い、織物を通常の酸性染料の染色加工方法に準じて染色加工を行った。得られた織物は実施例3の結果と同様に、ピリング性およびスナッグ性に大変優れ、ソフト性やストレッチ性が良好であった。結果を表1に示す。
実施例3と同様の条件でストレッチループ糸(加工糸)を得た。このようにして得られた加工糸を経緯糸に用い、エアージェット織機にて製織を行い、織物を通常の酸性染料の染色加工方法に準じて染色加工を行った。得られた織物は実施例3の結果と同様に、ピリング性およびスナッグ性に大変優れ、ソフト性やストレッチ性が良好であった。結果を表1に示す。
[比較例1]
実施例1と同様の方法で、総繊度が56dtexで24フィラメントの延伸糸を2本得た(表1の原糸(1)および原糸(2))。その後、上記の延伸糸2本を混繊させるため、タスランノズルHema jet TE−312K(ヘバライン社製)を用いて、表1の加工条件(加工速度400m/分、乱流処理圧力0.3MPa、乱流処理オーバーフィード4%、熱セット温度150℃)で流体乱流処理加工を実施し、ストレッチループ糸(加工糸)を得た。得られたストレッチループ糸(加工糸)は0.5cN/dtex緊張後において、毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数:176個/m、毛羽長が0.6mm以上のループ毛羽個数:50個/m、交絡数17個/m、伸縮伸長率:38%であり、加工糸は、絡みが悪く、0.5cN/dtex緊張後において、交絡が外れ、0.6mm以上突出したル−プ毛羽数が多い糸であった。
実施例1と同様の方法で、総繊度が56dtexで24フィラメントの延伸糸を2本得た(表1の原糸(1)および原糸(2))。その後、上記の延伸糸2本を混繊させるため、タスランノズルHema jet TE−312K(ヘバライン社製)を用いて、表1の加工条件(加工速度400m/分、乱流処理圧力0.3MPa、乱流処理オーバーフィード4%、熱セット温度150℃)で流体乱流処理加工を実施し、ストレッチループ糸(加工糸)を得た。得られたストレッチループ糸(加工糸)は0.5cN/dtex緊張後において、毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数:176個/m、毛羽長が0.6mm以上のループ毛羽個数:50個/m、交絡数17個/m、伸縮伸長率:38%であり、加工糸は、絡みが悪く、0.5cN/dtex緊張後において、交絡が外れ、0.6mm以上突出したル−プ毛羽数が多い糸であった。
このようにして得られた加工糸を実施例1と同様の処方で編成し染色加工を行い、編地を得た。得られた編地は、長い毛羽が表面から突出しており、ピリング性とスナッグ性に劣る結果で、粗硬感のある風合いであった。結果を表1に示す。
[比較例2]
実施例1と同様の方法で、総繊度が56dtexで24フィラメントの延伸糸を2本得た(表1の原糸(1)および原糸(2))。
実施例1と同様の方法で、総繊度が56dtexで24フィラメントの延伸糸を2本得た(表1の原糸(1)および原糸(2))。
その後、上記の延伸糸2チーズを混繊させるため、タスランノズルHema jet TE−312K(ヘバライン社製)を用いて、表1の加工条件で流体乱流処理加工を実施し、ストレッチループ糸(加工糸)を得た。得られたストレッチループ糸(加工糸)は0.5cN/dtex緊張後において、毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数:344個/m、毛羽長が0.6mm以上のループ毛羽個数:33個/m、交絡数115個/m、伸縮伸長率:12%であり、加工糸はループ毛羽が表面に多く、捲縮を阻害しており、0.5cN/dtex緊張後において、伸縮伸長率が低い糸であった。
このようにして得られた加工糸を実施例1と同様の処方で編成し染色加工を行い、編地を得た。得られた編地は、多数の毛羽が表面から突出しており、ピリング性とスナッグ性に劣る結果で、ガサツキ感のある風合いであった。結果を表1に示す。
[比較例3]
実施例3と同様の方法で、総繊度が56dtexで48フィラメントの延伸糸を2本得た(表1の原糸(1)および原糸(2))。
実施例3と同様の方法で、総繊度が56dtexで48フィラメントの延伸糸を2本得た(表1の原糸(1)および原糸(2))。
その後、上記の延伸糸2本を混繊させるため、タスランノズルHema jet TE−312K(ヘバライン社製)を用いて、表1の加工条件で流体乱流処理加工を実施し、ストレッチループ糸(加工糸)を得た。得られたストレッチループ糸(加工糸)は0.5cN/dtex緊張後において、毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数:123個/m、毛羽長が0.6mm以上のループ毛羽個数:25個/m、交絡数34個/m、伸縮伸長率:17%であり、絡みが悪く、0.5cN/dtex緊張後において、交絡が外れ、0.6mm以上突出したル−プ毛羽数が多く、伸縮伸長率も低い糸であった。
このようにして得られた加工糸を実施例1と同様の処方で編成し染色加工を行い、編地を得た。得られた編地は、長い毛羽が表面から突出しており、ピリング性とスナッグ性に劣る結果で、粗硬感のある風合いであった。結果を表1に示す。
[比較例4]
ポリエチレンテレフタレートを溶融し、紡糸温度260℃で24孔の複合紡糸口金から吐出し、紡糸速度3300m/分で引き取り、総繊度が56dtexで24フィラメントの延伸糸を得た。
ポリエチレンテレフタレートを溶融し、紡糸温度260℃で24孔の複合紡糸口金から吐出し、紡糸速度3300m/分で引き取り、総繊度が56dtexで24フィラメントの延伸糸を得た。
その後、タスランノズルHema jet TE−312K(ヘバライン社製)を用いて、表1の加工条件で流体乱流処理加工を実施し、ストレッチループ糸(加工糸)を得た。得られたストレッチループ糸(加工糸)は0.5cN/dtex緊張後において、毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数:178個/m、毛羽長が0.6mm以上のループ毛羽個数:14個/m、交絡数130個/m、伸縮伸長率:1%であり、得られた加工糸は、0.5cN/dtex緊張後においても、交絡数が多く伸縮伸長率が低い糸であった。
このようにして得られた加工糸を実施例1と同様の処方で編成し染色加工を行い、編地を得た。得られた編地は、ピリング性とスナッグ性には優れてはいるが、ストレッチ性が全くなく、粗硬感のある風合いであった。結果を表1に示す。
Claims (4)
- 2種類のポリエステル重合体が繊維長さ方向に沿ってサイドバイサイド型に貼り合わされてなる複合繊維マルチフィラメントのみで構成され、0.5cN/dtex緊張後に下記の(1)〜(4)の要件を満足することを特徴とするストレッチループ糸。
(1)毛羽長が0. 35mm以上0.6mm未満のループ毛羽個数:10〜250個/m
(2)毛羽長が0. 6mm以上のループ毛羽個数:20個/m以下
(3)交絡数:20〜100個/m
(4)伸縮伸長率:20〜150% - 2種類のポリエステル重合体のうち少なくとも一方が、ポリトリメチレンテレフタレートであることを特徴とする請求項1記載のストレッチループ糸。
- ポリエステル重合体のもう一方がポリエチレンテレフタレートであることを特徴とする請求項1または2記載のストレッチループ糸。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のストレッチループ糸を用いてなる織編物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014241686A JP2016102277A (ja) | 2014-11-28 | 2014-11-28 | ストレッチループ糸 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014241686A JP2016102277A (ja) | 2014-11-28 | 2014-11-28 | ストレッチループ糸 |
Publications (1)
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JP2014241686A Pending JP2016102277A (ja) | 2014-11-28 | 2014-11-28 | ストレッチループ糸 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021087616A (ja) * | 2019-12-04 | 2021-06-10 | 旭化成アドバンス株式会社 | 皮膚粘着テープ用織物、皮膚粘着テープ、及び医療用品 |
DE112016002745B4 (de) | 2015-06-18 | 2021-12-09 | Denso Corporation | Elektrischer Aktuator und Herstellungsverfahren für denselben |
-
2014
- 2014-11-28 JP JP2014241686A patent/JP2016102277A/ja active Pending
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JP7407578B2 (ja) | 2019-12-04 | 2024-01-04 | 旭化成アドバンス株式会社 | 皮膚粘着テープ用織物、皮膚粘着テープ、及び医療用品 |
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