JP2016101739A - 転写具 - Google Patents

転写具 Download PDF

Info

Publication number
JP2016101739A
JP2016101739A JP2014242544A JP2014242544A JP2016101739A JP 2016101739 A JP2016101739 A JP 2016101739A JP 2014242544 A JP2014242544 A JP 2014242544A JP 2014242544 A JP2014242544 A JP 2014242544A JP 2016101739 A JP2016101739 A JP 2016101739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
guide
substrate
transfer tool
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014242544A
Other languages
English (en)
Inventor
勇二 河原崎
Yuji Kawarasaki
勇二 河原崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pilot Corp
Original Assignee
Pilot Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pilot Corp filed Critical Pilot Corp
Priority to JP2014242544A priority Critical patent/JP2016101739A/ja
Publication of JP2016101739A publication Critical patent/JP2016101739A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)

Abstract

【課題】転写ヘッドが転写対象物に対してスライドする方向を案内するガイドを備えると共に左右どちらの手で操作しても同じ操作感で使用可能な転写具を提供することを課題とする。【解決手段】ケース本体3の前方にケース本体3に収容した転写テープ4を折り返す転写ヘッド2を設け、ケース本体3の底部にガイド片7と基板8とを有するガイド体9を配設し、ガイド体9のガイド片7がケース本体3の底面上で回動するように係合させる。【選択図】図1

Description

本発明は、転写テープの基材に塗着した糊等の粘着材、修正剤や着色剤等の転写物を紙等の転写対象物に転写するための転写具に関する。
従来より、転写テープの基材に塗着した糊等の粘着剤、修正剤や着色剤等の転写物を紙等の転写対象物に転写するための転写ヘッドを外方に突出させて備えたケース本体内に配設し、転写ヘッドにより転写テープを転写対象物に押し当てた状態で転写具又は転写対象物をスライドさせることで、転写テープが順次繰出されて転写物を転写対象物へ転写する転写具が知られている。
これらの転写具は、転写ヘッドが常に転写対象物に押圧された状態を保つよう転写具を支えながらスライドさせる必要があり、スライド時に転写ヘッドの動きが不安定になり易く、例えば封筒等の端部に粘着剤等を塗布する際に、ずれないよう一直線に転写することが困難であった。
この問題を解消するために、転写動作時に転写対象物の端部に当接し、端部に沿って転写ヘッドを案内しうるヘッド部案内用のガイドを設けるという技術が特許文献1や特許文献2に開示されている。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載された転写具では転写対象物を当接させるガイドの向きを転写ヘッドがスライドする方向に対して一方の垂直方向に固定しているため、右手で転写具を保持して転写動作を行った場合と、左手で保持して行った場合では転写対象物の置き方やガイドを当接させる位置を変える必要があり扱い方が異なるものであった。
特開2008−105194号公報 特許4352984号
本発明は、前記問題を鑑みて、転写ヘッドが転写対象物に対してスライドする方向を案内するガイドを有すると共に左右どちらの手で操作しても同じ操作感で使用可能な転写具を提供することを課題とする。
本発明は、
「1.ケース本体の前方に該ケース本体に収容した転写テープを折り返す転写ヘッドを設け、前記転写ヘッドを介して前記転写テープの基材上の転写物を被転写面へ転写する転写具であって、前記ケース本体の底部にガイド片を有するガイド体を、前記ガイド片が前記ケース本体の底面上で回動するように係合させたことを特徴とする転写具。
2.前記ガイド体は、前記ケース本体の底面上で回動する基板と、前記基板の一側面に係着して該基板の一側面上で回動するガイド片とを有し、前記ガイド片は下方に延びる縦軸部と該縦軸部の端部から立設して前記基板の他側面側へ延びる横棒部とを有することを特徴とする1項に記載の転写具。
3.前記ケース本体の底面に該ケース本体の幅方向に回転軸を有する回転受部を設け、前記ケース本体の底面に沿って板状の台座を配設し、前記台座を前記回転受部に係着して回動可能とすると共に、前記台座に前記ガイド体の基板を前記ケース本体の底面上で回動するよう係合することで、前記回転受部を軸にして前記ガイド体を回動するように構成したことを特徴とする1項ないし2項に記載の転写具。
4.前記ケース本体の側面に回動可能に係合する保護カバーを設け、携帯時には前記保護カバーを回動して前記転写ヘッドと前記ガイドを同時に覆うことができるよう構成すると共に、転写動作時には、保護カバーを回動して開くことにより前記保護カバーの一端部を被転写面に当接可能に構成したことを特徴とした1項ないし3項に記載の転写具。」である。
本発明の転写具では、ケース本体の底面にガイド体を設けることで、転写ヘッドにより転写テープを被転写面に押圧した状態で前記ケース本体または転写対象物を該転写対象物の端部にガイド体を当接させながらスライドさせることで、転写対象物の端部に沿って真直ぐに転写テープの転写物を転写することができる。また、ガイド体をケース本体の底面上で回動するように構成することで、転写ヘッドが転写対象物に対してスライドする際のガイド体の向きを任意に選択できるため、転写具を保持する手が右手でも左手でも同様に使用することが可能となる。この時、ガイド体は180度回動するよう構成することが好ましく、360度回動可能とすることで回動方向が規制されないためより好ましい。
また、ガイド片をケース本体の底面に対して垂直方向に延びる縦軸部と水平方向に延びる横軸部とを有する例えばL字状やU字状に形成し、横軸部を転写動作時に転写対象物の下面に差し込み係合させると共に縦軸部を転写対象物の端部に当接させることで転写ヘッドをスライドさせる方向を転写対象物の端部に沿ってガイドすることが可能となる。
更に、ガイド片を基板の一側面に対して回動可能に係着することで、転写具を携帯して持ち運ぶ際や、転写動作をする際にガイド体を使用しないときはガイド片を回動させて、基板の側面に沿わせることで外方に突出する部分が無くなり、携帯時にガイド片が他の荷物と引っ掛かることで破損したり、転写動作時に転写対象物と接触して動作を妨げることを防止できる。
また、ガイド体の基板と回動可能に係合する台座を設け、台座をケース本体の底面の幅方向に延びる回転受部に回動可能に係着することで、台座とガイド体とを同時に回転受部の回転軸に対して回動することができ、転写動作時に転写ヘッドを転写対象物に押圧する角度を変えたとしても、ガイド体を回転受部に対して回動させることで、ガイド片の横軸部を転写対象物の下面に差し込んだ状態を維持することができ、転写対象物の端部に対して、ガイド片の縦軸部を当接させて転写ヘッドを案内することが可能となる。
更に、ケース本体の側面に回動可能に係合する保護カバーを装着し、携帯時には前記保護カバーを回動して前記転写ヘッドと前記ガイドとを同時に覆うことで、携帯時に転写ヘッドに巻回する転写テープに他の荷物の一部が接触することで予期せぬ場所に転写物が転写されるのを防ぐことができる。更に、転写動作時には、保護カバーを回動して開くことにより転写ヘッドと保護カバーの一端部とを同時に被転写面に当接させることができ、転写ヘッドが傾くことを防止して安定した転写動作を行うことが可能となる。また、保護カバーの一端部が被転写面に当接する部位をR状や回転可能なローラーや球状に形成することで転写ヘッドによる転写動作をスムーズにすることができる。
本発明では、転写ヘッドが転写対象物に対してスライドする方向を案内するガイドを有し、左右どちらの手で使用しても操作感が変化しない転写具を提供することができた。
実施例の転写具を示した縦断面図である。 実施例の転写具における保護カバーを回動し、転写動作を行っている状態を示す縦断面図である。 実施例の台座と基板とガイド片のみを拡大した図であり、図3(A)は台座と基板とガイド片の側面図である。図3(B)は図3(A)を下方向からから視た底面図である。 転写ヘッドを保護カバーで覆っている状態を示す側面図である。 保護カバーを開いている状態を示す側面図である。 実施例の転写具において、転写動作を行っている状態を示す側面図である。 実施例の台座と基板とガイド片のみを拡大した図であり、図7(A)は台座と基板とガイド片の底面図である。図7(B)は図7(A)において基板とガイド片とを180度回転させた底面図である。 図8は図7(A)のガイド片を基板と平行位置まで回動させた図である。図8(A)は台座と基板とガイド片とを示した側面図であり、図8(B)は図8(A)を下方向から視た底面図である。
実施例の転写具1は、いわゆる「テープのり」の形態であり、図1において、転写具1の保護カバーがある方向を下方とし、縦軸の反対方向を上方と表現する。また、図1の転写具1の左側を前方と表現し、右側を後方と表現する。更に、転写具の厚み方向を幅方向と表現する。
図1〜図2に示すように転写具1は従来のテープのりと同様に、転写ヘッド2を外方へ突出させて形成したケース本体3内に、テープ状の基材4aに転写物(糊)4bを塗着した転写テープ4を巻き付けた供給リール5と、転写テープ4を巻き取る巻き取りリール6とを回転可能に配設した構造のものである。転写テープ4を転写ヘッド2によって折り返し、転写ヘッド2により転写テープ4を転写対象物100に押し当てた状態で転写具1または転写対象物100を転写方向へスライドさせることで、転写テープ4が供給リール5により順次繰り出され、転写テープ4に塗着した転写物(糊)を転写対象物100へ転写する。転写し終わった転写テープ4の基材4aは、巻き取りリール6により巻き取られる。
次に、図2〜図3を用いて、転写具1の外周面に形成する構成を説明する。図2に示すように、ケース本体3の底面3aにガイド片7と基板8とを有するガイド体9と台座10を配設し、ガイド体9は台座10に係止してある。また、ケース本体の底面3aに幅方向に回転軸を有する回転受部3bを形成し、回転受部3bと台座10の係止部10aとを回転受部3bの回転軸で回動可能に係止してある。
また、図3(A)および図3(B)に示すように、台座10の係止孔10bと基板8の係止爪8aが着脱不能且つ回動可能に取り付けてあり、基板8は台座7に対して360度回動可能に構成されている。これにより、ガイド体9は回転方向を規制されることなく、左右の任意の方向に回転させることができる。
更に、基板8の側面に設けた係着孔8cにはガイド片7の係着部7cが回動可能に取り付けられ、ガイド片7はケース本体に対して上下方向に延びる縦軸部7aとケース本体の幅方向に延びる横軸部7bとを有している。
また、台座10と基板8はゴムやエラストマーなどの弾性体を用いることで、各回転部を回動させたときに適度な抵抗を持たせ、回転動作を任意の位置で止めることができるようにすることが好ましい。
図4及び図5に示すように、ケース本体3は後部両側面に回動可能に係合し、且つケース本体3の下方部を覆う保護カバー11を備えている。保護カバー11は他端部の内面に一対の係止凸部11aを有し、ケース本体3の後部両側面に形成されたカバー受部3cと係止凸部11aとを回動可能に係止してある。
また、保護カバー11は一端部から一部が突出するローラー12を回動可能にローラー係止部11bに係着してある。
次に、図4から図7を用いて、本実施例の転写具1を用いて転写対象物に転写動作を行う状態を説明する。
実施例の転写具1は、図4の状態から図5のように転写ヘッド2とガイド体9とを覆っている保護カバーを後方に向かって回動させて、転写ヘッド2とガイド体9とを露出させ、ガイド体9を回転受部3bで回動させてガイド片7の横軸部7bを転写ヘッドと平行になるまで下げ、図6に示すようにガイド片7の横軸部7bを転写対象物100に差し込み、縦軸部7aと転写対象物100の端部100aを当接させる。転写対象物100を縦軸部7aと当接させつつ転写ヘッド2を転写対象物100の被転写面100bに押圧し、更に保護カバー11のローラー12を転写対象物100に当接させ、縦軸部7aと転写対象物100の端部100aに当接させた状態を維持しつつ転写具1を後方に移動させることで、転写対象物100の端部に沿って転写物(糊)を転写することができる。またカバーの他端部に設けたローラー12により、転写ヘッド2とローラー12の2点で支えながら転写ヘッド2をスライドさせることができ、転写ヘッド2が傾くのを防止すると共に転写具1を真直ぐスムーズに移動することができ、安定した状態で転写できる。
また、図7に示すように図7(A)の状態から図7(B)の状態にガイド体9を180度回転させることで、転写具1を保持する手を替えても同じ動作により転写を実施することが可能となり、利き手に左右されることなく同じ動作で転写具の使用が可能となる。
次に、転写具1の使用を終え、カバンなどに入れて携帯する場合について説明する。
使用が終わった転写具1は保護カバー11を図4の状態に戻すことで保護カバー11により、転写ヘッド2及びガイド体9が覆われ、カバンなどに入れて携帯する時に、転写ヘッド2が不用意に他の荷物に接触して転写物(糊)が塗着されるのを防ぐと共に、ガイド体9が他の荷物に絡まって破損したり、他の荷物に傷をつけることを防ぐことができる。
また、図8に示すように転写動作時にガイド体9を使用しない場合は、ガイド片7を係着部7cで回動して、基板8からガイド片7の縦軸部7aと横軸部7bが外方に突出しないようにすることで、ガイド片7が被転写面に当たって転写動作の妨げになることを防止でき、保護カバー11を設けない仕様(図示せず)でも、保管時や携帯時にガイド片7が他の物品と絡まって破損することを防止できる。
本発明による転写具の構造は、糊などを塗着させるテープのりほか、間違った部分などを上塗りするための被膜を塗着させる修正テープなどに使用することができる。
1…転写具、
2…転写ヘッド、
3…ケース本体、3a…底面、3b…回転受部、3c…カバー受部、
4…転写テープ、4a…基材、4b…転写物、
5…供給リール、
6…巻取リール、
7…ガイド片、7a…縦軸部、7b…横軸部、7c…係着部、
8…基板、8a…係止爪、8b…係着孔
9…ガイド体、
10…台座、10a…係止部、10b…係止孔、
11…保護カバー、11a…係止凸部、11b…ローラー係止部、
12…ローラー、
100…転写対象物、100a…端部、100b…被転写面。

Claims (4)

  1. ケース本体の前方に該ケース本体に収容した転写テープを折り返す転写ヘッドを設け、前記転写ヘッドを介して前記転写テープの基材上の転写物を被転写面へ転写する転写具であって、前記ケース本体の底部にガイド片を有するガイド体を、前記ガイド片が前記ケース本体の底面上で回動するように係合させたことを特徴とする転写具。
  2. 前記ガイド体は、前記ケース本体の底面上で回動する基板と、前記基板の一側面に係着して該基板の一側面上で回動するガイド片とを有し、前記ガイド片は下方に延びる縦軸部と該縦軸部の端部から立設して前記基板の他側面側へ延びる横棒部とを有することを特徴とする1項に記載の転写具。
  3. 前記ケース本体の底面に該ケース本体の幅方向に回転軸を有する回転受部を設け、前記ケース本体の底面に沿って板状の台座を配設し、前記台座を前記回転受部に係着して回動可能とすると共に、前記台座に前記ガイド体の基板を前記ケース本体の底面上で回動するよう係合することで、前記回転受部を軸にして前記ガイド体を回動するように構成したことを特徴とする1項ないし2項に記載の転写具。
  4. 前記ケース本体の側面に回動可能に係合する保護カバーを設け、携帯時には前記保護カバーを回動して前記転写ヘッドと前記ガイドを同時に覆うことができるよう構成すると共に、転写動作時には、保護カバーを回動して開くことにより前記保護カバーの一端部を被転写面に当接可能に構成したことを特徴とした1項ないし3項に記載の転写具。
JP2014242544A 2014-11-28 2014-11-28 転写具 Pending JP2016101739A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014242544A JP2016101739A (ja) 2014-11-28 2014-11-28 転写具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014242544A JP2016101739A (ja) 2014-11-28 2014-11-28 転写具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016101739A true JP2016101739A (ja) 2016-06-02

Family

ID=56088095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014242544A Pending JP2016101739A (ja) 2014-11-28 2014-11-28 転写具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016101739A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7784517B2 (en) Coating film transfer tool
US20160009520A1 (en) Device for transferring coated film
US10455102B2 (en) Print device
JP2016101739A (ja) 転写具
JP2008105194A (ja) 塗膜転写具
JP6488750B2 (ja) 転写具
JP2009262348A (ja) 文具用アタッチメント
JP2016101740A (ja) 転写具
TWI326641B (en) A dispenser with cover
JP2016107430A (ja) 転写具
JP2008093951A (ja) 塗膜転写具
JP6252536B2 (ja) 印刷装置
JP2008265041A (ja) 転写具
JP2019073035A (ja) 転写具
US20100327102A1 (en) Film Transfer Device with Slidable Protection Cap
KR102330518B1 (ko) 코팅 필름 전사 기구
JP6330195B2 (ja) 塗膜転写具
JP5126823B2 (ja) 塗膜転写具
JP6754143B2 (ja) 塗膜転写具
JP6297295B2 (ja) 転写具
JP2006069031A (ja) 塗膜転写具
JP4750885B2 (ja) カバー付きディスペンサー
JP4750886B2 (ja) カバー付きディスペンサー
JP4750887B2 (ja) カバー付きディスペンサー
JP6544509B2 (ja) 記録装置