JP2009262348A - 文具用アタッチメント - Google Patents
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Abstract
【課題】使用時の転写操作を、手の不自由な人にとっても安定して行うことができるとともに、転写不良を効果的に防止することができ、好ましくは、塗膜転写具の握り方に汎用性を持たせることができるようにした文具用アタッチメントを提供する。
【解決手段】底面3が被転写面Pに対して易滑性の平坦な摺動面をなす台座2からなるとともに、この台座2に、塗膜が添設された転写テープ11Aを、ヘッド部材18の転写ヘッド20に繰出し供給して被転写面P上に塗膜を転写し、かつ転写後の転写テープ11Bを巻取り収容する転写機構が内部に備えられた塗膜転写具ケース10を着脱自在に装着可能にし、かつこの塗膜転写具ケース10の台座2への装着状態において、掌の中に抱持可能なマウス型の外周形状を呈するようにする。
【選択図】 図5
【解決手段】底面3が被転写面Pに対して易滑性の平坦な摺動面をなす台座2からなるとともに、この台座2に、塗膜が添設された転写テープ11Aを、ヘッド部材18の転写ヘッド20に繰出し供給して被転写面P上に塗膜を転写し、かつ転写後の転写テープ11Bを巻取り収容する転写機構が内部に備えられた塗膜転写具ケース10を着脱自在に装着可能にし、かつこの塗膜転写具ケース10の台座2への装着状態において、掌の中に抱持可能なマウス型の外周形状を呈するようにする。
【選択図】 図5
Description
本発明は、修正塗膜や糊塗膜などを被転写面に転写する塗膜転写具が装着されて、使用時における塗膜転写具の操作性を高めるための文具用アタッチメントに関する。
塗膜転写具は、ケース本体内に、供給リールと巻取リールとを設け、供給リールに巻回した転写テープを、ケース本体の開口から突出させた転写ヘッドを経て、巻取リールに巻き取るようにしたものが公知である(例えば、特許文献1、2参照)。
しかし、特許文献1、2に記載の塗膜転写具は、使用時に、主としてケース本体の後半部だけを握って転写操作を行った場合、ケース本体が、必然的に浅く握られ、力点が後方になる。
そのため、ケース本体がぐら付き易く、特に、手の不自由な人にとっては、転写操作が不安定になり、転写不良の要因になる虞があるばかりでなく、ケース本体の握り方自体に汎用性がないという問題があった。
特開2000−026014号公報
特開2000−037991号公報
そのため、ケース本体がぐら付き易く、特に、手の不自由な人にとっては、転写操作が不安定になり、転写不良の要因になる虞があるばかりでなく、ケース本体の握り方自体に汎用性がないという問題があった。
本発明は、前記の現状に鑑み、使用時の転写操作を、手の不自由な人にとっても安定して行うことができるとともに、転写不良を効果的に防止することができ、好ましくは、塗膜転写具の握り方に汎用性を持たせることができるようにした文具用アタッチメントを提供することを目的とする。
上記課題は、「特許請求の範囲」における各請求項に記載するように、次のような構成からなる発明によって解決される。
(1) 底面が被転写面に対して易滑性の平坦な摺動面をなす台座からなるとともに、この台座に、塗膜が添設された転写テープをヘッド部材の転写ヘッドに繰出し供給して被転写面上に塗膜を転写し、かつ転写後の転写テープを巻取り収容する転写機構が内部に備えられた塗膜転写具ケースを着脱自在に装着可能にし、かつこの塗膜転写具ケースの台座への装着状態において、掌の中に抱持可能なマウス型の外周形状を呈するようにする。
(2) 上記(1)項において、台座に、塗膜転写具ケースが嵌入されるケース嵌入部を設ける。
(3) 上記(2)項において、ケース嵌入部に、塗膜転写具ケースを弾性的に挾持する弾性挾持部を設ける。
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、台座の前端底面側を、付勢体の付勢力でもって被転写面から浮上させるとともに、使用時には、台座の前部を、付勢体の付勢力に抗して上方から下方に向けて押動操作することにより、被転写面に向けて下方に移動させて、ケース嵌入部に装着した塗膜転写具ケースにおけるヘッド部材の転写ヘッドが、被転写面に対する浮上状態から、被転写面に向けて当接しうるようにして、転写テープの塗膜を被転写面に転写可能にし、かつ不使用時には、台座の押動操作を開放することにより、台座の前端底面側が付勢体の付勢力により被転写面から浮上した状態に復帰させて、前記転写ヘッドを被転写面から浮上させ、転写ヘッドによる被転写面への転写を中止しうるようにする。
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、台座の前端底面側を、圧縮スプリングのばね力でもって突出可能にした摺動突起により、被転写面から浮上した状態に維持させるとともに、使用時に、台座の前部を、圧縮スプリングのばね力に抗して上方から下方に向けて押動操作することにより、摺動突起を台座内に埋没させて、塗膜転写具ケースにおけるヘッド部材の転写ヘッドが被転写面に当接しうるようにし、かつ不使用時には、台座の押動操作を開放することにより、摺動突起を、圧縮スプリングのばね力をもって台座の前端底面から突出させて、転写ヘッドが被転写面から浮上した状態に復帰しうるようにする。
本発明によると、各請求項に記載の発明においては、次のような効果がそれぞれ奏せられる。
請求項1記載の発明によると、台座を、底面が被転写面に対して易滑性の平坦な摺動面をなすようにするとともに、塗膜転写具ケースの装着状態において、掌の中に抱持可能なマウス型の外周形状を呈するようにしてあるため、塗膜転写具ケースを台座と共に掌にフィットさせて握持することができるとともに、塗膜転写具ケースを装着した際の被転写面に対する摺動操作を円滑に行うことができ、使用時の転写操作を安定して行うことができる。
これにより、使用時の転写操作を、手の不自由な人にとっても安定して行うことができ、転写不良を効果的に防止することができるとともに、塗膜転写具の握り方に汎用性を持たせることができる。
これにより、使用時の転写操作を、手の不自由な人にとっても安定して行うことができ、転写不良を効果的に防止することができるとともに、塗膜転写具の握り方に汎用性を持たせることができる。
請求項2記載の発明によると、台座に、塗膜転写具ケースが嵌入されるケース嵌入部を設けてあるため、塗膜転写具ケースの装着、取外しを簡単にかつ容易に行うことができる。
請求項3記載の発明によると、ケース嵌入部に、塗膜転写具ケースを弾性的に挾持する弾性挾持部を設けてあるため、塗膜転写具ケースの装着、取外しを簡単にかつ容易に行うことができる。
請求項4記載の発明によると、台座の前端底面側を、付勢体の付勢力でもって被転写面から浮上させるとともに、使用時には、台座の前部を、付勢体の付勢力に抗して上方から下方に向けて押動操作することにより、被転写面に向けて下方に移動させて、ケース嵌入部に装着した塗膜転写具ケースにおけるヘッド部材の転写ヘッドが、被転写面に対する浮上状態から、被転写面に向けて当接しうるようにして、転写テープの塗膜を被転写面に転写可能にしてあるため、使用時に、台座を押動操作する際に、台座が、掌により必然的に深く握られ、力点が前方になる。
これにより、塗膜転写具ケースがぐらつくことがなく、転写作業を安定して行えるとともに、転写テープの片浮きによる転写不良を効果的に防止することができる。
また、不使用時には、台座の押動操作を開放することにより、台座の前端底面側が付勢体の付勢力により被転写面から浮上した状態に復帰させて、転写ヘッドを被転写面から浮上させ、転写ヘッドによる被転写面への転写を中止しうるようにしてあるため、誤って他の個所に塗膜が転写されるのを防止することができる。
また、使用時に、台座の前部を付勢体の付勢力に抗して上方から下方に向けて押動操作しながら、台座を摺動させるだけでよいため、塗膜転写具ケース全体を抱持するようにして操作するだけでなく、台座に装着された塗膜転写具ケースの前部上面を指先だけで押して操作したり、指を握ったままの握り拳状態で押して操作したりすることもでき、塗膜転写具ケースの握り方自体に汎用性を持たせることができる。
これにより、塗膜転写具ケースがぐらつくことがなく、転写作業を安定して行えるとともに、転写テープの片浮きによる転写不良を効果的に防止することができる。
また、不使用時には、台座の押動操作を開放することにより、台座の前端底面側が付勢体の付勢力により被転写面から浮上した状態に復帰させて、転写ヘッドを被転写面から浮上させ、転写ヘッドによる被転写面への転写を中止しうるようにしてあるため、誤って他の個所に塗膜が転写されるのを防止することができる。
また、使用時に、台座の前部を付勢体の付勢力に抗して上方から下方に向けて押動操作しながら、台座を摺動させるだけでよいため、塗膜転写具ケース全体を抱持するようにして操作するだけでなく、台座に装着された塗膜転写具ケースの前部上面を指先だけで押して操作したり、指を握ったままの握り拳状態で押して操作したりすることもでき、塗膜転写具ケースの握り方自体に汎用性を持たせることができる。
請求項5記載の発明によると、台座の前端底面側を、圧縮スプリングのばね力でもって突出可能にした摺動突起により、被転写面から浮上した状態に維持させるとともに、使用時に、台座の前部を、圧縮スプリングのばね力に抗して上方から下方に向けて押動操作することにより、摺動突起を台座内に埋没させて、塗膜転写具ケースにおけるヘッド部材の転写ヘッドが被転写面に当接しうるようにし、かつ不使用時には、台座の押動操作を開放することにより、摺動突起を、圧縮スプリングのばね力をもって台座の前端底面から突出させて、転写ヘッドが被転写面から浮上した状態に復帰しうるようにしているため、使用時の転写作業を安定して行えるとともに、転写作業の中止時に、誤って他の個所に塗膜が転写されるのを防止することができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明における一実施形態の文具用アタッチメントと塗膜転写具との分解斜視図、図2は、図1のII−II線における文具用アタッチメントの拡大縦断面図、図3は、図2のIII−III線における不使用状態の文具用アタッチメントを一部破断して示す縦断面図、図4は、同じく、使用状態の文具用アタッチメントを一部破断して示す縦断面図、図5は、塗膜転写具を装着した文具用アタッチメントの使用状態を示す斜視図である。
なお、以下の説明において、図1に示すように、左下から右上に至る方向を「前後方向」、右下から左上に至る方向を「左右方向」とする。
図1は、本発明における一実施形態の文具用アタッチメントと塗膜転写具との分解斜視図、図2は、図1のII−II線における文具用アタッチメントの拡大縦断面図、図3は、図2のIII−III線における不使用状態の文具用アタッチメントを一部破断して示す縦断面図、図4は、同じく、使用状態の文具用アタッチメントを一部破断して示す縦断面図、図5は、塗膜転写具を装着した文具用アタッチメントの使用状態を示す斜視図である。
なお、以下の説明において、図1に示すように、左下から右上に至る方向を「前後方向」、右下から左上に至る方向を「左右方向」とする。
図1〜図3に示すように、本発明の文具用アタッチメント1は、台座2を備えるとともに、この台座2は、底面3が被転写面Pに対して易滑性の平坦な摺動面をなし、かつ掌の中に抱持可能なマウス型の外周形状を呈している。
なお、本明細書において、「易滑性の平坦な摺動面」とは、本来の平坦な面のみならず、平坦な面に部分的に凹部を設けて、摩擦抵抗を減少させ、摺動を一層容易にした形態のものも含む。
また、「マウス型の外周形状」とは、使用の際に、後記の塗膜転写具ケース10を装着した状態で台座2を掌の中に抱持して、被転写面P上を所望の方向に容易に摺動させうるような、塗膜転写具ケース10の台座2への装着状態における全体外周形状を称す。
また、「マウス型の外周形状」とは、使用の際に、後記の塗膜転写具ケース10を装着した状態で台座2を掌の中に抱持して、被転写面P上を所望の方向に容易に摺動させうるような、塗膜転写具ケース10の台座2への装着状態における全体外周形状を称す。
台座2の前端底面3a側には、左右1対の摺動突起4が設けられ、これらの摺動突起4は、圧縮スプリング5のばね力でもって、台座2の前端底面3aから突出している。
すなわち、左右の摺動突起4は、圧縮スプリング5のばね力でもって、台座2の前端底面3a側を被転写面Pから浮上した状態に維持させうるような機能を有している。
すなわち、左右の摺動突起4は、圧縮スプリング5のばね力でもって、台座2の前端底面3a側を被転写面Pから浮上した状態に維持させうるような機能を有している。
台座2における左右方向の中央部には、後記するABS樹脂等の合成樹脂製からなる塗膜転写具ケース10を保持するケース嵌入部6が設けられている。
このケース嵌入部6は、前後方向に延びる上向きコ字状の嵌入溝7からなるとともに、この嵌入溝7における左右両内側壁7aには、左右方向に相互に対向する突起8が、嵌入溝7の前後に設けられている。
このケース嵌入部6は、前後方向に延びる上向きコ字状の嵌入溝7からなるとともに、この嵌入溝7における左右両内側壁7aには、左右方向に相互に対向する突起8が、嵌入溝7の前後に設けられている。
各々の突起8は、圧縮スプリング9のばね力でもって、内側壁7aに向けて弾性的に突出させてなるとともに、ケース嵌入部6の嵌入溝7内に嵌入される塗膜転写具ケース10を、弾性的に挾持しうるようにし、これらの突起8、圧縮スプリング9によって弾性挾持部を構成している。
塗膜転写具ケース10は、修正塗膜や糊塗膜等の塗膜が添設された転写テープ11Aを巻回した供給リール12が軸13aを介して装填された第1歯車13と、この第1歯車13に互いに噛合し、かつ転写後における塗膜剥離後の転写テープ11Bを巻き取る巻取リール14が軸15aを介して装填された第2歯車15と、ケース本体1の前端開口16から前方に向けて突出させた左右1対のヘッド側板17、17と、これらヘッド側板17、17間に取り付けたヘッド部材18とからなる転写機構が備えられている。
なお、図示の実施例では、供給リール12用の第1歯車13と、巻取リール14用の第2歯車15とを、互いに直接的に噛合させたが、本明細書における「互いに噛合された供給リール12用の第1歯車13と、巻取リール14用の第2歯車15」とは、中間歯車を介して、前記の第1歯車13と第2歯車15が間接的に噛合する場合をも含めて指称する。
ヘッド部材18は、左右のヘッド側板17、17の前端に、左右方向を向く水平軸19の軸回りに回転自在に軸支されたローラ状の転写ヘッド20でもって形成されているとともに、この転写ヘッド20は、左右のヘッド側板17、17の下端から露出しうるようになっている。
すなわち、前記転写機構は、塗膜が添設された転写テープ11Aをヘッド部材18の転写ヘッド20に繰出し供給して、被転写面P上に塗膜を転写し、かつ転写後の転写テープ11Bを巻取り収容しうるようになっている。
すなわち、前記転写機構は、塗膜が添設された転写テープ11Aをヘッド部材18の転写ヘッド20に繰出し供給して、被転写面P上に塗膜を転写し、かつ転写後の転写テープ11Bを巻取り収容しうるようになっている。
次に、本発明における文具用アタッチメント1の操作手順を説明する。
文具用アタッチメント1には、塗膜転写具ケース10が装着されるとともに、この塗膜転写具ケース10は、台座2のケース嵌入部6に嵌入することにより、図4に想像線で示す塗膜転写具ケース10の左右両側面が、嵌入溝7の左右両内側壁7aに圧縮スプリング9のばね力でもって突出させた突起8により弾性的に挾持されるようになっている。
文具用アタッチメント1には、塗膜転写具ケース10が装着されるとともに、この塗膜転写具ケース10は、台座2のケース嵌入部6に嵌入することにより、図4に想像線で示す塗膜転写具ケース10の左右両側面が、嵌入溝7の左右両内側壁7aに圧縮スプリング9のばね力でもって突出させた突起8により弾性的に挾持されるようになっている。
台座2に塗膜転写具ケース10が装着されると、図4、図5に示すように、全体がマウス型の外周形状を呈することから、使用開始時には、掌の中に抱持しうるように、塗膜転写具ケース10と共に台座2を掌で包み込むようにして握り、台座2の底面3を紙面P上に当接して、塗膜転写具ケース10におけるヘッド部材18の転写ヘッド20を、紙面P上の転写位置に合わせる。
このとき、台座2の前端底面3aは、図3に示すように、圧縮スプリング5のばね力でもって突出する左右の摺動突起4によって浮上した状態を維持しうるようになっているため、転写ヘッド22は、紙面P上から浮上して、待機状態となっている。
このとき、台座2の前端底面3aは、図3に示すように、圧縮スプリング5のばね力でもって突出する左右の摺動突起4によって浮上した状態を維持しうるようになっているため、転写ヘッド22は、紙面P上から浮上して、待機状態となっている。
次いで、台座2の前部を下方に向けて押動操作すると、図4に示すように、左右の摺動突起4は、圧縮スプリング5のばね力に抗して台座2の前端底面3a内に埋没しうるように上方に移動し、相対的に台座2の前端底面3aが下方に向けて移動すると同時に、図5に示すように、転写ヘッド20が紙面P上に当接される。
この状態で、台座2を塗膜転写具ケース10と共に塗膜の塗布方向である後方に向けて水平方向に摺動させることにより、転写テープ11Aの塗膜を、紙面P上に転写させることができる。
このとき、台座2の底面3が紙面Pに対して易滑性の平坦な摺動面をなすことから、紙面P上を安定して摺動させることが可能になる。
このとき、台座2の底面3が紙面Pに対して易滑性の平坦な摺動面をなすことから、紙面P上を安定して摺動させることが可能になる。
不使用時には、台座2の押動操作を開放すると、左右の摺動突起4は、圧縮スプリング5のばね力により、台座2の前端底面3aから突出しうるように下方に向けて移動し、台座2の前端底面3aが紙面P上から浮上して、図3に示すように、転写ヘッド20が紙面P上から浮上した状態に復帰し、転写を中止しうるようになっている。
なお、前記した実施形態においては、台座2の底面2を易滑性化するには、易滑性樹脂膜のコーティングを施すか、易滑性テープを貼着するか、あるいはコロ等の転動体を装着することによっても行われる。
図6は、本発明における第2実施形態の文具用アタッチメントを一部破断して示す非転写時の側面図、図7は同じく、図6におけるVII−VII線の縦断面図である。
第2実施形態においては、図6および図7に示すように、台座21における底面22の前端底面22aを下向き移動可能に浮上させる手段として、圧縮スプリング23によって下方に向けてそれぞれ付勢された左右の突起24、24間に、紙面P上に接地される摺動板25を架設する。
そして、使用時には、図6に想像線で示すように、台座21の前部上面21aを上方から紙面P上に向けて押動操作した際に、台座21の前端底面22aに左右方向に向けて形成した凹部26に、前記摺動板25を、その下面25aが台座21の前端底面22aと面一状態で収容されるように構成したものである。
そして、使用時には、図6に想像線で示すように、台座21の前部上面21aを上方から紙面P上に向けて押動操作した際に、台座21の前端底面22aに左右方向に向けて形成した凹部26に、前記摺動板25を、その下面25aが台座21の前端底面22aと面一状態で収容されるように構成したものである。
なお、前記した実施形態においては、台座の浮上手段における付勢体として、圧縮スプリングのばね力を利用したが、たとえば板ばねなどを用いることも可能である。
1 文具用アタッチメント
2 台座
3 底面
3a 前端底面
4 摺動突起
5 圧縮スプリング
6 ケース嵌入部
7 嵌入溝
7a 内側壁
8 突起
9 圧縮スプリング
10 塗膜転写具ケース
11A 転写テープ
11B 塗膜剥離後の転写テープ
12 供給リール
13 第1歯車
13a 軸
14 巻取リール
15 第2歯車
15a 軸
16 前端開口
17 ヘッド側板
18 ヘッド部材
19 水平軸
20 転写ヘッド
21 台座
21a 前部上面
22 底面
22a 前端底面
23 圧縮スプリング
24 突起
25 摺動板
25a 下面
26 凹部
P 紙面(被転写面)
2 台座
3 底面
3a 前端底面
4 摺動突起
5 圧縮スプリング
6 ケース嵌入部
7 嵌入溝
7a 内側壁
8 突起
9 圧縮スプリング
10 塗膜転写具ケース
11A 転写テープ
11B 塗膜剥離後の転写テープ
12 供給リール
13 第1歯車
13a 軸
14 巻取リール
15 第2歯車
15a 軸
16 前端開口
17 ヘッド側板
18 ヘッド部材
19 水平軸
20 転写ヘッド
21 台座
21a 前部上面
22 底面
22a 前端底面
23 圧縮スプリング
24 突起
25 摺動板
25a 下面
26 凹部
P 紙面(被転写面)
Claims (5)
- 底面が被転写面に対して易滑性の平坦な摺動面をなす台座からなるとともに、この台座に、塗膜が添設された転写テープをヘッド部材の転写ヘッドに繰出し供給して被転写面上に塗膜を転写し、かつ転写後の転写テープを巻取り収容する転写機構が内部に備えられた塗膜転写具ケースを着脱自在に装着可能にし、かつこの塗膜転写具ケースの台座への装着状態において、掌の中に抱持可能なマウス型の外周形状を呈するようにしたことを特徴とする文具用アタッチメント。
- 台座に、塗膜転写具ケースが嵌入されるケース嵌入部を設けた請求項1記載の文具用アタッチメント。
- ケース嵌入部に、塗膜転写具ケースを弾性的に挾持する弾性挾持部を設けた請求項2記載の文具用アタッチメント。
- 台座の前端底面側を、付勢体の付勢力でもって被転写面から浮上させるとともに、使用時には、台座の前部を、付勢体の付勢力に抗して上方から下方に向けて押動操作することにより、被転写面に向けて下方に移動させて、ケース嵌入部に装着した塗膜転写具ケースにおけるヘッド部材の転写ヘッドが、被転写面に対する浮上状態から、被転写面に向けて当接しうるようにして、転写テープの塗膜を被転写面に転写可能にし、かつ
不使用時には、台座の押動操作を開放することにより、台座の前端底面側が付勢体の付勢力により被転写面から浮上した状態に復帰させて、前記転写ヘッドを被転写面から浮上させ、転写ヘッドによる被転写面への転写を中止しうるようにした請求項1〜3のいずれかに記載の文具用アタッチメント。 - 台座の前端底面側を、圧縮スプリングのばね力でもって突出可能にした摺動突起により、被転写面から浮上した状態に維持させるとともに、使用時に、台座の前部を、圧縮スプリングのばね力に抗して上方から下方に向けて押動操作することにより、摺動突起を台座内に埋没させて、塗膜転写具ケースにおけるヘッド部材の転写ヘッドが被転写面に当接しうるようにし、かつ不使用時には、台座の押動操作を開放することにより、摺動突起を、圧縮スプリングのばね力をもって台座の前端底面から突出させて、転写ヘッドが被転写面から浮上した状態に復帰しうるようにした請求項1〜4のいずれかに記載の文具用アタッチメント。
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---|---|---|---|
JP2008111747A JP2009262348A (ja) | 2008-04-22 | 2008-04-22 | 文具用アタッチメント |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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---|---|
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2009262348A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8397784B2 (en) | 2010-08-31 | 2013-03-19 | Sanford, L.P. | Correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
US8578999B2 (en) | 2010-12-29 | 2013-11-12 | Sanford, L.P. | Variable clutch mechanism and correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
US8746316B2 (en) | 2011-12-30 | 2014-06-10 | Sanford, L.P. | Variable clutch mechanism and correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
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-
2008
- 2008-04-22 JP JP2008111747A patent/JP2009262348A/ja active Pending
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