JP2016101624A - 切削工具および切削加工物の製造方法 - Google Patents

切削工具および切削加工物の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の切削インサートの取り付けが簡単であり、かつ優れた切削能力を備える、切削工具および切削加工物の製造方法を提供することである。【解決手段】本発明の実施形態に係る切削工具20は、複数の切削インサート1と、複数のインサートポケット13を有するホルダ10と、を備え、複数の切削インサート1は、外周切刃および正面切刃のそれぞれの仮想延長線同士の交点からコーナー切刃までの距離が互いに異なっており、複数のインサートポケット13のうちホルダ10の回転方向の最も前方側に位置しているインサートポケット13Aに取り付けられている切削インサート1Aの距離が、回転方向の最も後方側に位置しているインサートポケット13Cに取り付けられている切削インサート1Cの距離よりも大きい。この切削工具20を用いて切削加工物を製造する方法を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、切削工具および切削加工物の製造方法に関する。
特許文献1には、フライス盤、マシニングセンタ等の工作機械における工具交換装置への干渉、工具マガジンへの収納時の干渉等を考慮し、工具本体の切削刃取付部を円形ではなく略長方形に形成したフェースミルが記載されている。特許文献1のフェースミルでは、略長方形の切削刃取付部に複数の切削刃が、その回転方向先行刃の刃先とフェースミルの回転中心との距離よりも、後行刃の刃先と回転中心との距離が長くなるように取り付けられている。また、各切削刃は、フェースミルの回転中心に対する半径方向取付位置が調節可能になっている。
しかし、特許文献1のフェースミルでは、複数の切削刃の半径方向取付位置を調節する必要があるため、複数の切削刃の取り付けに手間と時間が必要であった。また、切削刃の取付位置の調節量には、大きいものや小さいものがあるため、熟練した技術が必要であった。
特開2000−24823号公報
本発明の課題の1つは、複数の切削インサートの取り付けが簡単であり、かつ優れた切削能力を備える、切削工具および切削加工物の製造方法を提供することである。
本発明の実施形態に係る切削工具は、上面および側面の交線部に位置している切刃を有する複数の切削インサートと、前記複数の切削インサートが取り付けられる複数のインサートポケットを有するホルダと、を備え、先端視において、前記ホルダは、互いに対向している一対の第1外周部と、前記一対の第1外周部にそれぞれ接続しており、前記一対の第1外周部よりも長さが大きい一対の第2外周部と、を有し、前記一対の第1外周部の外縁を短辺とし、前記一対の第2外周部の外縁を長辺とする略長方形状であり、先端視において、前記複数のインサートポケットはいずれも、前記一対の第1外周部のそれぞれの前記外縁に沿って互いに間隔をおいて位置しているとともに、前記ホルダの回転軸からの距離が互いに同一であり、前記切刃は、外周切刃、正面切刃、前記外周切刃および前記正面切刃の間に位置しているコーナー切刃を有し、上面視において、前記複数の切削インサートは、前記外周切刃および前記正面切刃のそれぞれの仮想延長線同士の交点から前記コーナー切刃までの距離が互いに異なっており、前記一対の第1外周部の少なくとも一方に位置している複数のインサートポケットのうち前記ホルダの回転方向の最も前方側に位置しているインサートポケットに取り付けられている切削インサートの前記距離が、前記回転方向の最も後方側に位置しているインサートポケットに取り付けられている切削インサートの前記距離よりも大きい。
本発明の実施形態に係る切削加工物の製造方法は、上述した実施形態に係る切削工具を前記回転軸を基準に回転させる工程と、回転している前記切削工具の前記切刃を被削材の表面に接触させる工程と、前記切削工具を前記被削材から離隔させる工程と、を備える。
本発明の実施形態に係る切削工具は、複数の切削インサートの取り付けが簡単であり、かつ切削能力に優れるという効果がある。
本発明の実施形態に係る切削工具を示す図であり、(a)および(b)は互いに異なる方向から見た斜視図である。 図1の切削工具を示す図であり、(a)は平面図、(b)は底面図(先端図)である。 図1の切削工具をホルダの回転軸に垂直な方向から見た図であり、(a)は図2(a)のX1矢視図、(b)は図2(a)のX2矢視図である。 図1の切削工具が備える複数の切削インサートのうち1つを拡大して示す図であり、(a)は平面図(上面図)、(b)は(a)のX3矢視側面図である。 図1の切削工具が備える複数の切削インサートをそれぞれ拡大して示す説明図であり、(a)は第1切削インサート、(b)は第2切削インサート、(c)は第3切削インサートを示す。 図1の切削工具が備える複数の切削インサートをそれぞれ拡大して示す平面図(上面図)であり、(a)は第1切削インサート、(b)は第2切削インサート、(c)は第3切削インサートを示す。 図1の切削工具が備えるホルダを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る切削加工物の製造方法を示す図であり、(a)〜(c)は各工程を示す斜視図である。
<切削工具>
以下、本発明の実施形態に係る切削工具について、図1〜図7を用いて詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、本実施形態の切削工具20は、複数の切削インサート(以下、「インサート」と言うことがある。)1と、複数のインサート1が取り付けられる複数のインサートポケット13を有するホルダ10と、を備えている。まず、切削工具20の各構成要素であるインサート1およびホルダ10について、順に説明する。
(切削インサート)
本実施形態の複数のインサート1はいずれも、図4に示すように、上面2、下面3、上面2および下面3のそれぞれと接続している側面4、上面2および側面4の交線部に位置している切刃5、上面2および下面3の間を貫通している貫通孔6を有している。
本実施形態のインサート1は、図4(a)に示す上面視において、略四角形状である。上面視とは、上面2側からインサート1を見た状態を意味するものとする。なお、インサート1は、上面視における形状が略四角形状に限定されるものではなく、例えば三角形、五角形、六角形、八角形等の略多角形状にすることができる。
上面2は、一部がすくい面として機能する。すくい面とは、切刃5によって生成された切屑に接触し、切屑の進行方向を変更させるか、切屑の形状を例えば螺旋形状等に変形させることによって、切屑を外部へスムーズに排出させる役割を有する部位を意味するものとする。
下面3は、一部が着座面として機能する。着座面とは、インサート1をインサートポケット13に取り付けるとき、後述するホルダ着座面14に直接的または間接的に当接する部位を意味するものとする。
側面4は、後述する被削材100との接触を抑制する所謂逃げ部として機能する。本実施形態のインサート1は、図4(b)に示す側面視において、側面4が逃げ角αを有する所謂ポジティブ型である。逃げ角αとしては、7〜20°であるのが好ましいが、これに限定されるものではない。
なお、側面視とは、側面4側からインサート1を見た状態を意味するものとする。逃げ角αとは、インサート1の中心軸S1に平行な基準面S1aに対する側面4の傾斜角度のことを意味するものとする。中心軸S1とは、上下面2、3を貫く軸であり、上面視において、インサート1を回転させたときに回転軸となる軸を意味するものとする。インサート1は、側面4を上下面2、3のそれぞれと垂直に接続させた所謂ネガティブ型であってもよい。
切刃5は、外周切刃51、正面切刃52、外周切刃51および正面切刃52の間に位置しているコーナー切刃53を有している。
外周切刃51は、主として切削加工時に切屑を生成する役割を有する切刃である。外周切刃51は、インサート1をインサートポケット13に取り付けたとき、ホルダ10の外周側に位置する。外周切刃51は、曲線形状であってもよいが、本実施形態においては、上面視および側面視のいずれにおいても直線形状である。
正面切刃52は、主として後述する被削材100の仕上げ面102の精度を向上させる役割を有する所謂さらい刃として機能する切刃である。正面切刃52は、インサート1をインサートポケット13に取り付けたとき、ホルダ10の先端側(正面側)に位置する。正面切刃52は、その全体が曲線形状であってもよいが、本実施形態においては、上面視において少なくともコーナー切刃53側に位置している部位52Aが直線形状であり、側面視において直線形状である。
コーナー切刃53は、切削加工時に加わる切削力によって外周切刃51が欠損するのを抑制する役割を有する切刃である。コーナー切刃53は、外周切刃51および正面切刃52の交差部を切り欠いた部位に相当し、外周切刃51および正面切刃52のそれぞれと接続している。
本実施形態のコーナー切刃53は、上面視および側面視のいずれにおいても直線形状である。特に、コーナー切刃53が上面視において直線形状であると、高い切刃強度を確保することができる。なお、コーナー切刃53は、上面視において曲線形状にすることもできる。
本実施形態では、上面視において、コーナー切刃53と外周切刃51とがなす角の角度θ1およびコーナー切刃53と正面切刃52とがなす角の角度θ2がいずれも、鈍角であり、かつ互いに同一である(図5(a)参照)。このような構成によれば、切刃強度および切削バランスを両立することができる。なお、角度θ1および角度θ2は、互いに異なるように構成することもできる。
貫通孔6は、上述のとおり、上面2および下面3の間を貫通している部位である。本実施形態の貫通孔6は、図4(a)に示す上面視において、上面2の中央部に位置している。
貫通孔6は、インサート1をインサートポケット13か、または後述するアダプター21に固定する固定部材を挿入する部位として機能する。本実施形態では、固定部材である取付ねじ(不図示)を貫通孔6に挿入し、さらにアダプター21のねじ孔211までねじ込むことによって、インサート1をアダプター21に固定する(図7参照)。なお、取付ねじを貫通孔6に挿入し、さらにインサートポケット13までねじ込むと、インサート1をインサートポケット13に固定することができる。
上述した本実施形態のインサート1は、図4(a)に示す上面視において、中心軸S1に垂直な基準直線S1bのうち上面2における最小寸法をW2、図4(b)に示す側面視において、中心軸S1に平行な寸法のうち側面4における最小寸法をW4としたとき、W2およびW4が、W2>W4の関係を有している。W2<W4の関係を有していてもよいが、上記のような構成によれば、インサートポケット13およびアダプター21に対するインサート1の取り付け安定性を向上させることが可能となる。なお、W2はインサート1の奥行きに相当し、W4はインサート1の厚みに相当する。
インサート1の材質としては、例えば超硬合金、サーメット等が挙げられる。超硬合金としては、例えば炭化タングステン(WC)にコバルト(Co)の粉末を加えて焼結して生成されるWC−Co、WC−Coに炭化チタン(TiC)を添加したWC−TiC−Co、WC−TiC−Coに炭化タンタル(TaC)を添加したWC−TiC−TaC−Co等が挙げられる。サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料である。サーメットとしては、例えば炭化チタン(TiC)または窒化チタン(TiN)を主成分としたチタン化合物等が挙げられる。
インサート1の表面には、化学蒸着(CVD)法または物理蒸着(PVD)法によって被膜をコーティングすることができる。被膜の組成としては、例えば炭化チタン(TiC)、窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)、アルミナ(Al23)等が挙げられる。
(ホルダ)
本実施形態のホルダ10は、図2(b)に示す先端視において、互いに対向している一対の第1外周部11、11と、一対の第1外周部11、11にそれぞれ接続しており一対の第1外周部11、11よりも長さが大きい一対の第2外周部12、12と、を有している。
先端視とは、ホルダ10の先端部10a側からホルダ10を見た状態を意味するものとする。先端視において、本実施形態のホルダ10は、一対の第1外周部11、11の外縁11aを短辺とし、一対の第2外周部12、12の外縁12aを長辺とする略長方形状である。略長方形状とは、厳密な意味での長方形状のみならず、若干の凹凸または湾曲等をも含む趣旨である。先端視において、本実施形態の一対の第1外周部11、11は、外方に凸の曲線形状、より具体的にはホルダ10の回転軸S10を中心とする外方に凸の円弧形状であり、本実施形態の一対の第2外周部12、12は、互いに平行な直線形状である。
ホルダ10は、上述のとおり、複数のインサート1が取り付けられる複数のインサートポケット13を有している。先端視において、本実施形態の複数のインサートポケット13はいずれも、一対の第1外周部11、11のそれぞれの外縁11aに沿って互いに間隔をおいて位置している。
先端視において、一対の第1外周部11、11の少なくとも一方に位置しているインサートポケット13はいずれも、互いに略等間隔に位置しているのが好ましい。本実施形態では、一対の第1外周部11、11のそれぞれに位置している複数のインサートポケット13がいずれも、互いに略等間隔に位置している。
先端視において、複数のインサートポケット13はいずれも、ホルダ10の回転軸S10からの距離D13が互いに同一である。距離D13とは、インサートポケット13の構成部位のうち任意に選択した所定の部位と、回転軸S10とを結ぶ直線の長さのことを意味するものとする。図2(b)では、後述するインサートポケット13のホルダ着座面14および第1拘束面15の交差部131と、回転軸S10とを結ぶ直線の長さを距離D13とした構成を示している。
図7に示すように、本実施形態の複数のインサートポケット13はいずれも、第1外周部11およびホルダ10の先端部10aに開口しており、ホルダ着座面14、第1拘束面15および第2拘束面16を有している。
ホルダ着座面14は、インサート1の下面3を直接的または間接的に着座させる部位であり、ホルダ10の矢印Aで示す回転方向の前方側を向いて位置している。
第1拘束面15および第2拘束面16はいずれも、インサート1の側面4に直接的または間接的に当接する部位である。第1拘束面15は、ホルダ着座面14のうち回転軸S10側に位置している回転軸側端部14aからホルダ10の回転方向の前方側に向かって延びている。第2拘束面16は、ホルダ着座面14のうちホルダ10の基端部10b側に位置している基端部側端部14bからホルダ10の回転方向の前方側に向かって延びている。なお、本実施形態では、基端部側端部14bの近傍に凹部141が位置している。
本実施形態では、ホルダ10の欠損を抑制するうえで、インサート1はアダプター21を介してインサートポケット13に取り付けられる。それゆえ、本実施形態では、インサート1の下面3は、アダプター21を介して間接的にホルダ着座面14に当接する。また、インサート1の側面4のうち互いに隣接しており切削作用に寄与しない2つの被拘束側面41、42は、アダプター21を介して間接的に第1拘束面15および第2拘束面16に当接する(図4(a)参照)。なお、インサート1は、アダプター21を介さず、インサートポケット13に直接取り付けることもできる。
図3(a)に示すように、複数のインサート1はいずれも、ホルダ10の回転方向の前方側に上面2を向け、第1外周部11に外周切刃51が位置し、ホルダ10の先端部10aに正面切刃52が位置するように、インサートポケット13に取り付けられる。また、複数のインサート1はいずれも、外周切刃51が第1外周部11から突出し、正面切刃52がホルダ10の先端部10aから突出するように、インサートポケット13に取り付けられる。
図3(a)に示すように、回転軸S10に垂直な方向から上面2を見たとき、一対の第1外周部11、11の少なくとも一方に位置している複数のインサートポケット13に取り付けられている複数のインサート1はいずれも、回転軸S10に対して外周切刃51が略平行であるのが好ましい。本実施形態では、一対の第1外周部11、11のそれぞれに位置している複数のインサートポケット13に取り付けられている複数のインサート1がいずれも、回転軸S10に対して外周切刃51が略平行である。
図2(b)に示す先端視において、一対の第1外周部11、11の少なくとも一方に位置している複数のインサートポケット13に取り付けられている複数のインサート1はいずれも、回転軸S10から外周切刃51までの距離D51が互いに同一であるのが好ましい。本実施形態では、一対の第1外周部11、11のそれぞれに位置している複数のインサートポケット13に取り付けられている複数のインサート1がいずれも、回転軸S10から外周切刃51までの距離D51が互いに同一である。
ここで、図7に示すように、本実施形態の複数のインサートポケット13は、一対の第1インサートポケット13A、13A、一対の第2インサートポケット13B、13Bおよび一対の第3インサートポケット13C、13Cの計6つで構成されている。第1〜第3インサートポケット13A〜13Cは、ホルダ10の回転方向の前方側から後方側に向かって順に位置しており、互いに同一の構成を有している。
一方、図1(b)および図2に示すように、本実施形態の複数のインサート1は、一対の第1インサート1A、1A、一対の第2インサート1B、1Bおよび一対の第3インサート1C、1Cの計6つで構成されている。第1〜第3インサート1A〜1Cは、図5に示す上面視において、外周切刃51および正面切刃52のそれぞれの仮想延長線L51、L52同士の交点Pからコーナー切刃53までの距離Dが互いに異なっている。
仮想延長線L51とは、外周切刃51のうちコーナー切刃53側に位置している端部51aから外周切刃51を延長した延長線のことを意味するものとする(図5(a)参照)。なお、外周切刃51が曲線形状である場合には、上記の端部51aにおける接線を仮想延長線L51とみなすことができる。同様に、仮想延長線L52とは、正面切刃52のうちコーナー切刃53側に位置している端部52aから正面切刃52を延長した延長線のことを意味するものとする。正面切刃52の全体が曲線形状である場合には、上記の端部52aにおける接線を仮想延長線L52とみなすことができる。
また、距離Dとは、外周切刃51および正面切刃52の交差部の切り欠き量に相当し、交点Pとコーナー切刃53とを最短距離で結ぶ直線の長さのことを意味するものとする。本実施形態では、第1インサート1Aの距離D1A、第2インサート1Bの距離D1Bおよび第3インサート1Cの距離D1Cが、D1A>D1B>D1Cの関係を有している。
そして、本実施形態では、一対の第1外周部11、11の少なくとも一方に位置している複数のインサートポケット13のうち、ホルダ10の回転方向の最も前方側に位置している第1インサートポケット13Aに取り付けられている第1インサート1Aの距離D1Aが、回転方向の最も後方側に位置している第3インサートポケット13Cに取り付けられている第3インサート1Cの距離D1Cよりも大きい。本実施形態では、一対の第1外周部11、11のそれぞれにおいて、上述した構成を有する。このような構成によれば、以下のような効果が得られる。
すなわち、先端視における形状が円形状ではなく略長方形状のホルダ10においても、複数のインサート1における切屑処理量のバランスがよくなり、切削加工中のホルダ10のびびり振動を低減させることができる。また、距離Dによって一刃あたりの切削バランスを調整できることから、被削材100の面粗さや平面度等の加工面精度を向上させることができ、結果として優れた切削能力を発揮することが可能となる。さらに、上述した従来のフェースミルのように複数の切削刃の取付位置を調節する必要がないことから、複数のインサート1の取り付けを簡単に行うことができ、インサート1の取り付け時間を短縮して生産性を向上させることが可能となる。
本実施形態では、回転方向の最も前方側に位置している第1インサートポケット13Aに取り付けられている第1インサート1Aから、回転方向の最も後方側に位置している第3インサートポケット13Cに取り付けられている第3インサート1Cに向かうにつれて、距離Dが小さくなっている。すなわち、本実施形態では、図1〜図3に示すように、第1インサート1Aが第1インサートポケット13Aに、第2インサート1Bが第2インサートポケット13Bに、第3インサート1Cが第3インサートポケット13Cにそれぞれ取り付けられている。このような構成によれば、複数のインサート1における切屑処理量のバランスを向上させることができる。
なお、切屑処理量のバランスをさらに向上させるためには、第1インサート1Aの距離D1Aと第2インサート1Bの距離D1Bとの差が、第2インサート1Bの距離D1Bと第3インサート1Cの距離D1Cとの差と同等であることが好ましい。すなわち、D1A−D1B=D1B−D1Cであることが好ましい。ただし、これらの差が厳密に同じであることを要求するものではなく、5%程度のずれを誤差として含む。
本実施形態では、図2(b)に示す先端視において、一対の第1外周部11、11のうち一方の第1外周部11Aに位置している複数のインサートポケット13および他方の第1外周部11Bに位置している複数のインサートポケット13が、回転軸S10を基準に互いに回転対称である。また、複数のインサート1のうち互いに回転対称に位置しているインサートポケット13に取り付けられているインサート1、1同士は、距離Dが互いに同一である。第1インサートポケット13Aを例に挙げて説明すると、一方の第1外周部11Aに位置している第1インサートポケット13Aおよび他方の第1外周部11Bに位置している第1インサートポケット13Aは、回転軸S10を基準に互いに回転対称である。そして、一方の第1外周部11Aに位置している第1インサートポケット13Aおよび他方の第1外周部11Bに位置している第1インサートポケット13Aにはいずれも、距離D1Aの第1インサート1Aが取り付けられている。このような構成によれば、複数のインサート1における切屑処理量のバランスを向上させることができる。
本実施形態では、一刃あたりの切削バランスを調整する観点から、外周切刃51の長さが、次のような構成を有している。すなわち、複数のインサート1は、図6に示す上面視において、外周切刃51の長さが互いに異なっている。本実施形態では、第1インサート1Aの外周切刃51の長さW51A、第2インサート1Bの外周切刃51の長さW51Bおよび第3インサート1Cの外周切刃51の長さW51Cが、W51A<W51B<W51Cの関係を有している。
そして、本実施形態では、ホルダ10の回転方向の最も前方側に位置している第1インサートポケット13Aに取り付けられている第1インサート1Aの外周切刃51の長さW51Aが、回転方向の最も後方側に位置している第3インサートポケット13Cに取り付けられている第3インサート1Cの外周切刃51の長さW51Cよりも小さい。本実施形態では、回転方向の最も前方側に位置している第1インサートポケット13Aに取り付けられている第1インサート1Aから、回転方向の最も後方側に位置している第3インサートポケット13Cに取り付けられている第3インサート1Cに向かうにつれて、外周切刃51の長さが大きくなっている。
本実施形態では、上述した外周切刃51と同様に一刃あたりの切削バランスを調整する観点から、正面切刃52の長さが、次のような構成を有している。すなわち、複数のインサート1は、図6に示す上面視において、正面切刃52の長さが互いに異なっている。本実施形態では、第1インサート1Aの正面切刃52の長さW52A、第2インサート1Bの正面切刃52の長さW52Bおよび第3インサート1Cの正面切刃52の長さW52Cが、W52A<W52B<W52Cの関係を有している。
そして、本実施形態では、ホルダ10の回転方向の最も前方側に位置している第1インサートポケット13Aに取り付けられている第1インサート1Aの正面切刃52の長さW52Aが、回転方向の最も後方側に位置している第3インサートポケット13Cに取り付けられている第3インサート1Cの正面切刃52の長さW52Cよりも小さい。本実施形態では、回転方向の最も前方側に位置している第1インサートポケット13Aに取り付けられている第1インサート1Aから、回転方向の最も後方側に位置している第3インサートポケット13Cに取り付けられている第3インサート1Cに向かうにつれて、正面切刃52の長さが大きくなっている。
本実施形態では、上述した外周切刃51および正面切刃52と同様に一刃あたりの切削バランスを調整する観点から、コーナー切刃53の長さが、次のような構成を有している。すなわち、複数のインサート1は、図6に示す上面視において、コーナー切刃53の長さが互いに異なっている。本実施形態では、第1インサート1Aのコーナー切刃53の長さW53A、第2インサート1Bのコーナー切刃53の長さW53Bおよび第3インサート1Cのコーナー切刃53の長さW53Cが、W53A>W53B>W53Cの関係を有している。
そして、本実施形態では、ホルダ10の回転方向の最も前方側に位置している第1インサートポケット13Aに取り付けられている第1インサート1Aのコーナー切刃53の長さW53Aが、回転方向の最も後方側に位置している第3インサートポケット13Cに取り付けられている第3インサート1Cのコーナー切刃53の長さW53Cよりも大きい。本実施形態では、回転方向の最も前方側に位置している第1インサートポケット13Aに取り付けられている第1インサート1Aから、回転方向の最も後方側に位置している第3インサートポケット13Cに取り付けられている第3インサート1Cに向かうにつれて、コーナー切刃53の長さが小さくなっている。
一方、上面視において、本実施形態のコーナー切刃53は、上述のとおり、直線形状である。また、上面視において、本実施形態の交点Pは、コーナー切刃53の垂直二等分線L53上に位置している(図5(a)参照)。これらの構成によれば、切刃5の切削バランスが良好になることから、優れた切削能力を発揮することが可能となる。
<切削加工物の製造方法>
次に、本発明の実施形態に係る切削加工物の製造方法を、図8を用いて説明する。
本実施形態では、切削加工を開始する前に、まず、複数のインサートポケット13に複数のインサート1を取り付ける。本実施形態では、上述のとおり、従来のフェースミルのように複数の切削刃の取付位置を調節する必要がないことから、複数のインサート1の取り付けを簡単に行うことができる。
複数のインサート1を複数のインサートポケット13に取り付けて切削工具20とした後、図8(a)に示すように、切削工具20をホルダ10の回転軸S10を基準に矢印A方向に回転させつつ矢印B方向に動かして、被削材100に近づける。
次に、図8(b)に示すように、回転している切削工具20の切刃5を被削材100の表面に接触させる。具体的には、回転している切削工具20を、回転軸S10に対して垂直な方向である矢印C方向に移動させ、切刃5を被削材100の表面に接触させる。これにより、切刃5のうち主として外周切刃51に接触して切削された被削材100の被削面が、切削面101となる。また、被削材100の被削面のうち外周切刃51によって直接切削されずに削り残された部位が、正面切刃52によって平滑化されて仕上げ面102となる。
最後に、図8(c)に示すように、切削工具20を矢印C方向にそのまま動かし、切削工具20を被削材100から離隔させることによって、所望の切削加工物110を得る。切削工具20は、上述した理由から優れた切削能力を備えているので、加工面精度に優れる切削加工物110を得ることができる。
なお、切削加工を継続する場合には、切削工具20を回転させた状態を保持したまま、被削材100の異なる箇所に切削工具20の切刃5を接触させる工程を繰り返せばよい。本実施形態では、切削工具20を被削材100に近づけているが、切削工具20および被削材100は相対的に近づけばよく、例えば被削材100を切削工具20に近づけてもよい。この点、切削工具20を被削材100から離隔させる工程についても同様である。
以上、本発明に係る好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態に係る切削工具20では、一対の第1外周部11、11のうち一方の第1外周部11Aおよび他方の第1外周部11Bにそれぞれ、3つのインサートポケット13が位置しているが、第1外周部11A、11Bにおけるそれぞれのインサートポケット13の数は、2つ以上であればよく、被削材100の組成や切削条件等に応じて、例えば2〜10の範囲から任意に選択することができる。
1 切削インサート
1A 第1切削インサート
1B 第2切削インサート
1C 第3切削インサート
2 上面
3 下面
4 側面
41 被拘束側面
42 被拘束側面
5 切刃
51 外周切刃
51a 端部
52 正面切刃
52a 端部
52A コーナー切刃側に位置している部位
53 コーナー切刃
6 貫通孔
10 ホルダ
10a 先端部
10b 基端部
11 第1外周部
11a 外縁
11A 一方の第1外周部
11B 他方の第1外周部
12 第2外周部
12a 外縁
13 インサートポケット
131 交差部
13A 第1インサートポケット
13B 第2インサートポケット
13C 第3インサートポケット
14 ホルダ着座面
14a 回転軸側端部
14b 基端部側端部
141 凹部
15 第1拘束面
16 第2拘束面
20 切削工具
21 アダプター
211 ねじ孔
100 被削材
101 切削面
102 仕上げ面
110 切削加工物
S1 中心軸
S1a 中心軸に平行な基準面
S1b 中心軸に垂直な基準直線
S10 回転軸
L51 外周切刃の仮想延長線
L52 正面切刃の仮想延長線
L53 コーナー切刃の垂直二等分線
P 交点
D 交点からコーナー切刃までの距離
D13 回転軸からインサートポケットまでの距離
D51 回転軸から外周切刃までの距離
θ1 コーナー切刃と外周切刃とがなす角の角度
θ2 コーナー切刃と正面切刃とがなす角の角度
α 逃げ角

Claims (15)

  1. 上面および側面の交線部に位置している切刃を有する複数の切削インサートと、
    前記複数の切削インサートが取り付けられる複数のインサートポケットを有するホルダと、を備え、
    先端視において、前記ホルダは、
    互いに対向している一対の第1外周部と、
    前記一対の第1外周部にそれぞれ接続しており、前記一対の第1外周部よりも長さが大きい一対の第2外周部と、を有し、
    前記一対の第1外周部の外縁を短辺とし、前記一対の第2外周部の外縁を長辺とする略長方形状であり、
    先端視において、前記複数のインサートポケットはいずれも、前記一対の第1外周部のそれぞれの前記外縁に沿って互いに間隔をおいて位置しているとともに、前記ホルダの回転軸からの距離が互いに同一であり、
    前記切刃は、外周切刃、正面切刃、前記外周切刃および前記正面切刃の間に位置しているコーナー切刃を有し、
    上面視において、前記複数の切削インサートは、前記外周切刃および前記正面切刃のそれぞれの仮想延長線同士の交点から前記コーナー切刃までの距離が互いに異なっており、
    前記一対の第1外周部の少なくとも一方に位置している複数のインサートポケットのうち前記ホルダの回転方向の最も前方側に位置しているインサートポケットに取り付けられている切削インサートの前記距離が、前記回転方向の最も後方側に位置しているインサートポケットに取り付けられている切削インサートの前記距離よりも大きい、切削工具。
  2. 前記回転方向の最も前方側に位置しているインサートポケットに取り付けられている切削インサートから前記回転方向の最も後方側に位置しているインサートポケットに取り付けられている切削インサートに向かうにつれて前記距離が小さくなっている、請求項1に記載の切削工具。
  3. 先端視において、前記一対の第1外周部は、前記回転軸を中心とする外方に凸の円弧形状である、請求項1または2に記載の切削工具。
  4. 先端視において、前記一対の第1外周部のうち一方に位置している複数のインサートポケットおよび他方に位置している複数のインサートポケットは、前記回転軸を基準に互いに回転対称である、請求項1〜3のいずれかに記載の切削工具。
  5. 前記複数の切削インサートのうち互いに回転対称に位置しているインサートポケットに取り付けられている切削インサート同士は、前記距離が互いに同一である、請求項4に記載の切削工具。
  6. 上面視において、前記複数の切削インサートは、前記外周切刃の長さが互いに異なっており、
    前記回転方向の最も前方側に位置しているインサートポケットに取り付けられている切削インサートの前記外周切刃の長さが、前記回転方向の最も後方側に位置しているインサートポケットに取り付けられている切削インサートの前記外周切刃の長さよりも小さい、請求項1〜5のいずれかに記載の切削工具。
  7. 上面視において、前記複数の切削インサートは、前記正面切刃の長さが互いに異なっており、
    前記回転方向の最も前方側に位置しているインサートポケットに取り付けられている切削インサートの前記正面切刃の長さが、前記回転方向の最も後方側に位置しているインサートポケットに取り付けられている切削インサートの前記正面切刃の長さよりも小さい、請求項1〜6のいずれかに記載の切削工具。
  8. 上面視において、前記複数の切削インサートは、前記コーナー切刃の長さが互いに異なっており、
    前記回転方向の最も前方側に位置しているインサートポケットに取り付けられている切削インサートの前記コーナー切刃の長さが、前記回転方向の最も後方側に位置しているインサートポケットに取り付けられている切削インサートの前記コーナー切刃の長さよりも大きい、請求項1〜7のいずれかに記載の切削工具。
  9. 前記回転軸に垂直な方向から前記上面を見たとき、前記一対の第1外周部の少なくとも一方に位置している複数のインサートポケットに取り付けられている複数の切削インサートはいずれも、前記回転軸に対して前記外周切刃が略平行である、請求項1〜8のいずれかに記載の切削工具。
  10. 先端視において、前記一対の第1外周部の少なくとも一方に位置している複数のインサートポケットに取り付けられている複数の切削インサートはいずれも、前記回転軸から前記外周切刃までの距離が互いに同一である、請求項1〜9のいずれかに記載の切削工具。
  11. 先端視において、前記一対の第1外周部の少なくとも一方に位置している複数のインサートポケットはいずれも、互いに略等間隔に位置している、請求項1〜10のいずれかに記載の切削工具。
  12. 上面視において、前記コーナー切刃は、直線形状である、請求項1〜11のいずれかに記載の切削工具。
  13. 上面視において、
    前記コーナー切刃は、直線形状であり、
    前記交点は、前記コーナー切刃の垂直二等分線上に位置している、請求項1〜12のいずれかに記載の切削工具。
  14. 上面視において、前記コーナー切刃と前記外周切刃とがなす角の角度および前記コーナー切刃と前記正面切刃とがなす角の角度がいずれも、鈍角であり、かつ互いに同一である、請求項1〜13のいずれかに記載の切削工具。
  15. 請求項1〜14のいずれかに記載の切削工具を前記回転軸を基準に回転させる工程と、
    回転している前記切削工具の前記切刃を被削材の表面に接触させる工程と、
    前記切削工具を前記被削材から離隔させる工程と、を備える、切削加工物の製造方法。
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