JP2016100463A - 導電部材及び電磁シールド具 - Google Patents

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    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs

Abstract

【課題】曲った経路に沿って配設し易く、かつ、相手側接続部材への接続部を備えた導電部材において、構成部品点数の削減を図ることを目的とする。【解決手段】導電部材20は、曲げ可能な導電性シート状部材により形成される。導電部材20は、導電性シート状部材のうちの一部の第1領域が曲げ可能な状態に保たれた面状導電部24A、24Bと、導電性シート状部材の外周部のうちの少なくとも一部の第2領域が折曲げられて重ね合されることにより形成された接続部26A、26Bとを備える。【選択図】図1

Description

この発明は、相手側接続部材への接続部を備えた導電部材に関する。
特許文献1は、金属布の外縁部に、ブラケットを圧着する技術を開示している。金属布は、ブラケットを介して筐体のシールド枠部に電気的に接続される。特許文献1では、金属布は柔軟であるため、当該金属布を曲った経路に沿って配設し易いという利点がある。
特開2013−176279号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術によると、金属布の外縁部に、別部品であるブラケットを圧着しているため、構成部品点数が増えるという問題がある。
そこで、本発明は、曲った経路に沿って配設し易く、かつ、相手側接続部材への接続部を備えた導電部材において、構成部品点数の削減を図ることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係る導電部材は、曲げ可能な導電性シート状部材により形成され、前記導電性シート状部材のうちの一部の第1領域が曲げ可能な状態に保たれた面状導電部と、前記導電性シート状部材の外周部のうちの少なくとも一部の第2領域が折曲げられて重ね合されることにより形成された接続部とを備える。
第2の態様は、第1の態様に係る導電部材であって、前記導電性シート状部材の外周部のうち前記第2の領域の隣の第3領域が折曲げられて重ね合されることにより、前記接続部と繋がった状態で形成される形状維持部をさらに備える。
第3の態様は、第1又は第2の態様に係る導電部材であって、前記導電性シート状部材は、金属が面状に広がる金属シートとされている。
第4の態様は、第3の態様に係る導電部材であって、前記面状導電部に孔が形成されているものである。
第5の態様は、第4の態様に係る導電部材であって、前記孔は、菱形とされている。
第6の態様は、第1又は第2の態様に係る導電部材であって、前記導電性シート状部材は、金属線材が織られた金属線材製シート状部材とされている。
第7の態様は、第6の態様に係る導電部材であって、前記第2領域かつ/または前記第3領域が折曲げられて重ね合された状態で接合されているものである。
第8の態様は、第1〜第7のいずれか1つの態様に係る導電部材であって、前記接続部に、その表裏に貫通する孔が形成されているものである。
第9の態様は、第1〜第8のいずれか1つの態様に係る導電部材であって、前記導電性シート状部材は、重ね合された複数枚の導電性シートを含むものである。
第10の態様は、第1〜第9のいずれか1つの態様に係る導電部材を用い、前記接続部を、前記面状導電部が被覆電線の外周の少なくとも一部を覆う態様で、相手側接続部材に接続可能に構成している電磁シールド具である。
第1〜第10の態様に係る導電部材によると、面状導電部は曲げ可能な状態に保たれているため、当該面状導電部を曲った経路に沿って容易に配設することができる。また、前記導電性シート状部材の外周部のうちの少なくとも一部の第2領域が折曲げられて重ね合されることにより形成された接続部は、面状導電部よりも高強度であるため、相手側接続部材への電気的及び機械的な接続に適した構成とすることができる。また、上記面状導電部及び接続部は、導電性シート状部材によって形成されているため、導電部材の構成部品点数の削減を図ることが可能となる。
第2の態様によると、形状維持部は、接続部と繋がっているため、接続部を相手側接続部材に接続すると、形状維持部を一定位置に支持することができる。そして、形状維持部によって面状導電部の一部を一定位置に支持することができる。
第3の態様によると、前記導電性シート状部材は、金属が面状に広がる金属シートであるため、導電部材がばらばらになり難い。
第4の態様によると、面状導電部が曲り易くなる。
第5の態様によると、面状導電部に菱形の孔が形成されているため、面状導電部を伸縮させ易い。
第6の態様によると、面状導電部は、金属線材が織られた構成とされるため、当該面状導電部を曲った経路に沿ってより容易に配設することができる。
第7の態様によると、接続部において、金属線材が解れ難くなる。
第8の態様によると、接続部に孔が形成されているため、その孔を利用して、接続部を相手側接続部材に容易に電気的及び機械的に接続できる。
第10の態様によると、面状導電部によって被覆電線に対する電磁シールドが可能となる。
第1実施形態に係る導電部材を示す平面図である。 同上の導電部材を示す正面図である。 図1のIII−III線における端面図である。 導電部材にコネクタ付電線を取付ける途中の状態を示す説明図である。 コネクタ付電線が取付けられた導電部材が相手側接続部材に電気的及び機械的に接続された状態を示す説明図である。 金属シートの展開図である。 金属シートの第2領域及び第3領域を折って重ね合せた状態を示す平面図である。 金属シートをプレス加工する工程を示す図である。 第1変形例に係る導電部材を示す平面図である。 第2変形例に係る導電部材を示す平面図である。 第3変形例に係る導電部材を示す断面図である。 第4変形例に係る導電部材を示す平面図である。 第2実施形態に係る導電部材を示す平面図である。 金属線材製シート状部材の展開図である。 金属線材製シート状部材を超音波接合する工程を示す図である。
{第1実施形態}
<導電部材について>
以下、第1実施形態に係る導電部材について説明する。図1は導電部材20を示す平面図であり、図2は導電部材20を示す正面図であり、図3は図1のIII−III線における端面図である。
この導電部材20は、相手側接続部材に電気的及び機械的に接続される電気部品である。例えば、導電部材20は、自動車等の車両に搭載される部品である。例えば、車両に搭載された状態で、本導電部材20は、被覆電線を覆うと共に、車両に搭載された相手側接続部材(金属筐体等)に電気的及び機械的に接続される。ここで、導電部材20が相手側接続部材に機械的に接続されるとは、導電部材20が相手側接続部材に対して離れることなく接触した状態に維持されることをいい、好ましくは、導電部材20が相手側接続部材に対して一定位置において接した状態に維持されることをいう。相手側接続部材が、車両ボディ又は電気機器の筐体であり、基準電位体である場合、本導電部材20は接地される。これにより、被覆電線を電磁シールドすることができる。また、例えば、本導電部材20が、2つの相手側接続部材のそれぞれに接続される。これにより、本導電部材20は、2つの相手側接続部材を電気的に接続することができる。
本実施形態では、導電部材20が、被覆電線を覆った状態で、2つの相手側接続部材に電気的及び機械的に接続される例、すなわち、電磁シールド具及び配線材として用いられる例で説明する。もっとも、導電部材20自体は、電磁シールドの用途のみ、或は、配線材の用途のみで用いられてもよい。
導電部材20は、曲げ可能な導電性シート状部材により形成されている。導電性シート状部材としては、金属が面状に広がる金属シート30(図6参照)或は金属線材が織られた金属線材製シート状部材である場合等が想定される。本第1実施形態では、導電性シート状部材が金属シート30である場合を説明し、第2実施形態では、導電性シート状部材が金属線材製シート状部材である場合を説明する。
金属シート30は、金属等が圧延によって延されること等によって形成された部材であり、例えば、金属板又は金属箔と称される部材である。金属としては、ステンレス、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金である場合等が想定される。金属シート30の厚みは、用いられる金属によって異なるが、手作業によって曲げ可能な程度の大きさに設定されている。金属シート30は、例えば、手作業によって曲げ可能な範囲内で、複数の金属箔が重ね合されたものであってもよい。つまり、導電性シート状部材は、金属箔、金属線材製シート等の導電性シートが複数枚重ね合されたものであってもよい。また、金属板又は金属箔の少なくとも一方の主面に樹脂フィルム等が重ね合されていてもよい。また、本実施形態では、後述するように、第1導電部分22Aと第2導電部分22Bとが組合わされた状態で使用され、それらが部分的に2層に重ね合される。このため、金属シート30の厚み寸法は、2層に重ね合された状態でも、手作業によって曲げ可能な程度の大きさに設定されていることが好ましい。
上記金属シート30のうちの一部である第1領域31(図6参照)は曲げ可能な状態に保たれた面状導電部24A、24Bとされている。また、金属シート30の外周部のうちの少なくとも一部の第2領域32(図6参照)が折曲げられて重ね合されることにより接続部26A、26Bに形成されている。さらに、金属シート30の外周部のうち上記第2領域32の隣の第3領域33が折曲げられて重ね合されることにより、上記接続部26A、26Bと繋がった状態で形成される形状維持部28A、28Bに形成されている。好ましくは、接続部26A、26B及び形状維持部28A、28Bは、3層以上となるように折曲げられて重ね合されている。なお、図6等おいて、第2領域32と第3領域との境界を、一点鎖線で示している。
より具体的には、導電部材20は、第1導電部分22Aと、第2導電部分22Bとを備える。
第1導電部分22Aは、方形状部分22A1と、方形状部分22A1の両側部にその一方主面側に立上がるように形成された一対の側壁部22A2と、当該一対の側壁部のそれぞれの先端部から外方に向けて延出する一対の縁部22A3とを備えた構成とされている。なお、側壁部22A2、縁部22A3の一方又は両方が省略されてもよい。
第1導電部分22Aのうち両端部間の領域(図1の上側端部と下側端部との間の領域)が、面状導電部24Aであり、曲げ可能な状態に保たれている。面状導電部24Aは、縁部22A3を除き、他と重ね合されず、単層の状態のままとされる。
また、第1導電部分22Aのうち一対の縁部22A3のそれぞれの両端部が接続部26Aに形成されている。ここでは、接続部26Aは、縁部22A3の端部に連続する方形板状部分に形成されている。この接続部26Aには、その表裏に貫通する孔26Ahが形成されている。ここでは、孔26Ahは、円形状の孔であり、後述するネジSを挿通可能とされている。
さらに、第1導電部分22Aのうち方形状部分22A1及び一対の側壁部22A2の両端部が、形状維持部28Aに形成されている。形状維持部28Aは、上記方形状部分22A1の端部に連なる帯状部分と、上記一対の側壁部22A2の両端部に連なり、前記帯状部分の両端部からその一方主面側に立上がる立上部とを有する。この形状維持部28Aによって、面状導電部24Aが被覆電線を収容可能な形状、すなわち、方形状部分22A1の両側部から一対の側壁部22A2が立上がる形状が維持されている。
また、形状維持部28Aの上記一対の立上部の先端部から外方に延出するようにして接続部26Aが繋がっている。この接続部26Aによって、縁部22A3が側壁部22A2の外方に向う姿勢に維持されている。
第2導電部分22Bは、上記第1導電部分22Aと同様構成とされている。
すなわち、第2導電部分22Bは、方形状部分22B1と、方形状部分22B1の両側部にその一方主面側に立上がるように形成された一対の側壁部22B2と、当該一対の側壁部のそれぞれの先端部から外方に向けて延出する一対の縁部22B3とを備えた構成とされている。なお、側壁部22B2、縁部22B3の一方又は両方が省略されてもよい。
第2導電部分22Bのうち両端部間の領域(図1の上側端部と下側端部との間の領域)が、面状導電部24Bであり、曲げ可能な状態に保たれている。面状導電部24Bは、縁部22B3を除き、他と重ね合されず、単層の状態のままとされる。
また、第2導電部分22Bのうち一対の縁部22B3のそれぞれの両端部が接続部26Bに形成されている。ここでは、接続部26Bは、縁部22B3の端部に連続する方形板状部分に形成されている。この接続部26Bには、その表裏に貫通する孔26Bhが形成されている。ここでは、孔26Bhは、円形状の孔であり、後述するネジSを挿通可能とされている。
さらに、第2導電部分22Bのうち方形状部分22B1及び一対の側壁部22B2の両端部が、形状維持部28Bに形成されている。形状維持部28Bは、上記方形状部分22B1の端部に連なる帯状部分と、上記一対の側壁部22B2の両端部に連なり、前記帯状部分の両端部からその一方主面側に立上がる立上部とを有する。この形状維持部28Bによって、面状導電部24Bが被覆電線を収容可能な形状、すなわち、方形状部分22B1の両側部から一対の側壁部22B2が立上がる形状が維持されている。
また、形状維持部28Bの上記一対の立上部の先端部から外方に延出するようにして接続部26Bが繋がっている。この接続部26Bによって、縁部22B3が側壁部22B2の外方に向う姿勢に維持されている。
また、上記第1導電部分22Aと第2導電部分22Bとは、連結部22Cを介して連なっている。ここでは、第1導電部分22Aの一方の縁部22A3の外側部分と第2導電部分22Bの一方の縁部22B3の外側縁部とが、帯状の連結部22Cを介して連なっている。連結部22Cは、金属シート30が曲げ可能な状態に保たれた部分である。ここでは、連結部22Cは、面状導電部24A、24Bのみを繋いでいるが、隣合う接続部26A、26Bを繋いでいてもよい。
<導電部材の使用例について>
上記導電部材20の使用例について説明する。図4は導電部材20にコネクタ付電線50を取付ける途中の状態を示す説明図であり、図5はコネクタ付電線50が取付けられた導電部材20が相手側接続部材70に電気的及び機械的に接続された状態を示す説明図である。
コネクタ付電線50は、被覆電線52と、コネクタ60とを備えている。
ここでは、コネクタ付電線50は、複数(ここでは3つ)の被覆電線52を備える。各被覆電線52の両端部では、被覆部が除去され、芯線部が露出している。各芯線部に端子54が接続されている。芯線部と端子54との接続は、圧着、超音波溶接、半田付等により行われる。コネクタ付電線は、被覆電線を1つのみの備えていてもよい。
コネクタ60は、上記複数の被覆電線52の両端部において、それぞれ被覆電線52の端部及び端子54を並列状態に保持する部分である。コネクタ60は、被覆電線52の端部及び端子54をインサート部品とする金型成形によって形成された合成樹脂製の部分である。
コネクタ60は、電線保持部62と、端子囲部64とを備えている。
電線保持部62は、長尺状部分に形成されており、この内部に被覆電線52の端部及び端子54の基端部がインサートされている。電線保持部62の一方面側から複数の被覆電線52が並列状に延出しており、この反対側の面から複数の端子54の先端部が並列状に延出している。
端子囲部64は、電線保持部62に対して一体形成され、並列状態で保持された端子54の先端部を囲む長円筒状の部分である。
端子囲部64は、その軸方向の両端部で開口している。そして、コネクタ60の端子囲部64の一端部が相手側接続部材70側の接続口70hに嵌め込まれると共に、重ね合された接続部26A、26Bが、端子囲部64の一方側の開口を通じて、接続口70h内にある電線用端子72の先端部に重ね合される。この状態で、端子囲部64の他方側開口を利用して、端子54の先端部の孔に通されたネジSが、電線用端子72にネジ締めされる。この後、端子囲部64の他方側開口が別途蓋部材によって塞がれる。
上記導電部材20の第1導電部分22Aと第2導電部分22Bとは、連結部22Cで折って、それぞれの縁部22A3、22A3同士を突合わせるようにして組合わされる。これにより、導電部材20は、扁平な角筒状をなす。
この状態で、被覆電線52の延在方向中間部は、扁平な角筒状をなす面状導電部24A、24Bの間の空間に収容される。これにより、被覆電線52の延在方向中間部が、面状導電部24A、24Bによって囲まれる。
また、複数の被覆電線52の両端部の2つのコネクタ60のそれぞれの電線保持部62の一部が、扁平な角筒状をなすように組合わされた形状維持部28A、28B内に収容される。好ましくは、形状維持部28A、28Bは、電線保持部62の一部を挟込むように保持する。これにより、コネクタ付電線50に対して導電部材20が取付けられる。
また、上記のように第1導電部分22Aと第2導電部分22Bとが組合わされた状態で、それぞれの接続部26A、26Bが重ね合される。そして、重ね合された接続部26A、26Bの孔26Ah、26BhにネジSが挿通され、当該ネジSが相手側接続部材70に締結される。これにより、本導電部材20が、コネクタ付電線50と共に、相手側接続部材70に電気的及び機械的に接続される。なお、相手側接続部材70は、例えば、上記電線用端子72が組込まれた金属製の筐体である。これにより、導電部材20が相手側接続部材70を通じて接地され、もって、電磁シールドとして機能することができる。また、導電部材20の両端側で上記接続が行われることで、2つの相手側接続部材70同士を電気的に接続することができる。
<導電部材の製造方法について>
上記導電部材20の製造方法例について説明する。
まず、図6に示す形状に形成された金属シート30を準備する。金属シート30は、2つの方形状の第1領域31が連結部22Cを形成するための細長い領域を介して繋がった方形状領域と、各第1領域31のうち対向する一対の辺のそれぞれに設けられた第2領域32及び第3領域33とを備える。
上記第1領域31は、面状導電部24Aを形成するための領域であり、第1導電部分22Aと第2導電部分22Bとが組合わされる前の状態では、重ね合されず、金属シート30が単層のままの状態とされている。
第2領域32は、接続部26A、26Bを形成するための領域であり、第3領域33は、形状維持部28A、28Bを形成するための領域である。第1領域の各辺において、第2領域32と第3領域33とは、隣合って繋がっている。第2領域32及び第3領域33は、接続部26A、26B及び形状維持部28A、28Bの平面視形状を、複数型取り可能な程度の広がりの大きさに形成されている。そして、当該第2領域32及び第3領域33を、接続部26A、26B及び形状維持部28A、28Bの幅寸法に応じた平行ラインL(図6の2点鎖線参照)に沿って蛇腹状に折重ね、板状をなすように圧縮する。これにより、図7に示すように、2つの第1領域31の対向する辺に、第2領域32及び第3領域33が折られて重ね合された部分34が形成された、金属シート30Bが得られる。なお、第2領域32及び第3領域33は、好ましくは、3層以上重ね合されるように、折られる。なお、第2領域32及び第3領域33は、重ね合された状態で、超音波溶接、抵抗溶接、半田付等によって接合されていてもよい。また、折重ねる際は、蛇腹状ではなく巻くように折重ねてもよい。
この後、図8に示すように、上記部分34を、プレス型40に挟込んで、接続部26A、26B及び形状維持部28A、28Bを形成する。このプレス型40は、下型42及び上型46を備える。下型42は、接続部26A、26B及び形状維持部28A、28Bの外側部分を形作るための凹状の加工面43を有している。上型46は、接続部26A、26B及び形状維持部28A、28Bの内側部分を形作るための凸状の加工面47を有している。そして、上記部分34を、加工面43、47の間に挟み込むことで、上記形状維持部28A、28B及び接続部26A、26Bがプレス成形される。
また、上記下型42及び上型46の一方(ここでは上型46)に、孔26Ah、26Bhを形成するための円柱状の加工突部48が形成されており、他方(ここでは下型42)に上記加工突部48を挿入可能な孔44が形成されている。そして、上記部分34を、加工面43、47の間に挟み込む際、加工突部48が接続部26A、26Bを形成する部分に当接し、この部分に剪断等によって孔26Ah、26Bhを形成できるようになっている。
<効果等>
以上のように構成された導電部材20によると、面状導電部24A、24Bは、曲げ可能な状態に保たれているため、面状導電部24A、24Bを曲った経路に沿って容易に配設することができる。例えば、導電部材20の一端部に接続される相手側接続部材70と、その他端部に接続される相手側接続部材70とが対向する位置関係になく、左右又は上下に位置ずれして設けられているような場合、或は、それらの間で被覆電線52が曲って配設されるような場合において、面状導電部24A、24Bを曲げつつ、導電部材20の両端部の接続部26A、26Bをそれぞれ相手側接続部材70に電気的及び機械的に接続することができる。また、面状導電部24A、24Bと接続部26A、26Bとが同じ金属材料によって形成されているため、異種金属接触による腐食も生じ難い。
また、導電性シート状部材である金属シート30の外周部のうちの少なくとも一部の第2領域32は、折曲げられて重ね合されることにより接続部26A、26Bに形成されているため、面状導電部24A、24Bよりも高強度とすることができる。このため、相手側接続部材70へネジS止等によって固定した場合に、電気的な接続状態が安定すると共に、固定強度にも優れる。このため、相手側接続部材70への電気的及び機械的な接続に適した構成とすることができる。
また、面状導電部24A、24B及び接続部26A、26Bは、1枚の金属シート30によって形成されているため、その構成部品点数の削減を図ることができる。また、面状導電部24A、24Bと、接続部26A、26Bとは、1枚の金属シート30によって形成されているため、従来よりも低抵抗化が達成でき、それらの間での電気的な接続信頼性向上を図ることもできる。
また、金属シート30の外周部のうち第2領域32の隣の第3領域33が折曲げられて重ね合されることにより、接続部26A、26Bと繋がった状態で形状維持部28A、28Bが形成されているため、接続部26A、26Bを相手側接続部材70に接続すると、形状維持部28Aを一定位置に支持することができる。そして、形状維持部28A、28Bによって、面状導電部24A、24Bの端部を、一定位置に支持することができる。また、ここでは、形状維持部28A、28Bによって、コネクタ付電線50のコネクタ60を支持しているため、当該コネクタ60を一定位置に支持することも可能となる。
また、導電性シート状部材は、金属が面状に広がる金属シート30であるため、導電部材20がばらばらな状態になり難いという利点もある。
また、接続部26A、26Bに孔26Ah、26Bhが形成されているため、その孔26Ah、26Bhを利用して、接続部26A、26Bを相手側接続部材70に容易に電気的及び機械的に接続できる。例えば、ネジ止固定等が可能になり、容易かつ確実な接続が可能となる。
また、接続部26A、26Bは、相手側接続部材70に機械的に接続された状態で、面状導電部24A、24Bが被覆電線52の外周を覆っている。このため、面状導電部24A、24Bによって、被覆電線52に対する電磁シールドが可能となる。
<第1実施形態を前提とする変形例について>
上記第1実施形態を前提とする各種変形例について説明する。
図9に示す第1変形例に係る導電部材120では、面状導電部24A、24Bに対応する面状導電部124A、124Bのそれぞれに孔125A、125Bが形成されている。
ここでは、孔125A、125Bは、それぞれ菱形に形成されている。菱形をなす孔125A、125Bの対向する一組の頂点は、面状導電部124A、124Bの両端側の接続部26A、26Bを結ぶ方向に沿って配設され、他の一組の頂点は、面状導電部124A、124Bの両端側の接続部26A、26Bを結ぶ方向に対して直交する方向に沿って配設されている。
また、ここでは、面状導電部124A、124Bのそれぞれに孔125A、125Bが複数形成されている。各孔125A、125Bは、面状導電部124A、124Bの両端側の接続部26A、26Bを結ぶ方向、及び、これに直交する方向のそれぞれにおいて、均等間隔で形成されている。
上記のような孔125A、125Bは、上記金属シート30に対して打抜き加工等することによって形成することができる。
この第1変形例によると、面状導電部124A、124Bに孔125A、125Bが形成されているため、当該面状導電部124A、124Bが曲り易くなり、従って、曲った経路に沿って容易に配設することができるという利点がある。特に、孔125A、125Bが複数形成されているため、面状導電部124A、124Bは、より容易に曲ることができる。
また、孔125A、125Bが菱形に形成されているため、当該孔125A、125Bを、面状導電部124A、124Bの両端側の接続部26A、26Bを結ぶ方向に沿って延すように変形させることによって、面状導電部124A、124Bを容易に伸縮変形させることができるという利点がある。
もっとも、面状導電部には、複数の孔が形成されている必要はない。面状導電部に少なくとも1つの孔が形成されていれば、面状導電部は変形容易となる。また、孔の形状は、菱形に限られず、円形状、長円形状、多角形状等、或はスリット形状であってもよい。
図10に示す第2変形例に係る導電部材220では、上記第1実施形態において形状維持部28A、28Bが省略されており、面状導電部24A、24Bに対応する面状導電部224A、224Bに対して接続部26A、26Bだけが繋がっている。この場合でも、接続部26A、26Bを相手側接続部材に電気的及び機械的に接続することによって、面状導電部224A、224Bを相手側接続部材に電気的に接続することができる。なお、ここでは、面状導電部224A、224Bは、第1実施形態で説明した形状維持部28A、28Bによって所定形状に維持されていないため、接続部26A、26Bを相手側接続部材に電気的及び機械的に接続する前の状態では、平面状に延在している。接続部26A、26Bを相手側接続部材に電気的及び機械的に接続する際に、面状導電部224A、224Bは、被覆電線を囲うことが可能な形状に適宜変形されればよい。
図11に示す第3変形例に係る導電部材320は、上記第2変形例を前提として、面状導電部224A、224Bに対応する面状導電部324A、324Bが、面状導電部324A、324Bの両端の接続部26A、26Bを結ぶ方向に対して直交する複数の平行線に沿って折曲げられることで蛇腹状に折られている。このため、面状導電部324A、324Bは、折られた部分の角度を変更するようにして、容易に曲ること、及び、伸縮することができる。これにより、配設対象となる経路に沿って、面状導電部324A、324Bをより容易に曲げることができる。
図12に示す第4変形例に係る導電部材420は、第1導電部分22Aに対応する第1導電部分422Aと、第2導電部分22Bに対応する第2導電部分422Bとが別体に形成されている。
そして、第1導電部分422Aの面状導電部424A(面状導電部24Aに対応する)が、その両端の接続部26A及び形状維持部28Aに対して斜め方向に傾斜(図12ではその内側から観察して下側に向けて左側傾斜)する形状に形成されている。
また、第2導電部分422Bの面状導電部424B(面状導電部24Bに対応する)が、その両端の接続部26B及び形状維持部28Bに対して斜め方向に傾斜(図12ではその外側から観察して下側に向けて左側傾斜)する形状に形成されている。
このため、第1導電部分422A及び第2導電部分422Bとを、扁平な角筒状をなすように組合わせると、面状導電部424A及び面状導電部424Bによって構成される扁平な角筒状部分が、その一端側開口部及び他端側開口部に対して傾く方向に延在する。
本変形例は、接続対象となる相手側接続部材が互いに対向する位置から横方向にずれて配設されるような場合に有効である。
例えば、上記第1実施形態のように、導電部材20が扁平な角筒状をなすように組合わされると、その導電部材20は、厚み方向には比較的容易に曲ることができるが、幅広となる幅方向には相対的に曲り難くなる。そこで、本変形例のように、導電部材420が扁平な角筒状をなすように組合わされる場合において、面状導電部424A、424Bを、その両端部を結ぶ方向においてその幅方向に傾くように形成しておくことで、接続対象となる相手側接続部材がその導電部材420の幅方向に位置ずれした位置関係にある場合でも、導電部材420の両端部を容易に相手側接続部材に接続して配設することが容易となる。
{第2実施形態}
第2実施形態に係る導電部材520について説明する。図13は、導電部材520を示す平面図である。なお、本実施の形態の説明では、上記第1実施形態との相違点を中心に説明する。
この導電部材520が、上記第1実施形態に係る導電部材20と異なる点は、導電性シート状部材として、金属線材製シート状部材530が用いられている点である。
金属線材製シート状部材530は、金属線が織られることによってシート状をなすように形成された部材である。かかる金属線材製シート状部材530は、例えば、銅、アルミ、銅合金、アルミニウム合金、ステンレス等の金属線材が、縦横に交差するように織られることによって形成された部材であり、金属布と呼ばれるもの、筒状に編まれた編組線(高密度編組線と呼ばれるものを含む)を扁平にしたもの、扁平形状に編まれた編組線等を含む。金属線材製シート状部材は、単一の金属線材が縦横に交差するように織られたものであってもよいし、金属線材の束が縦横に交差するように織られたものであってもよい。かかる金属線材製シート状部材530は、金属布は、軽量で柔軟性に優れており、さらに、曲げ変形時の耐久性、通気性に優れている。金属線材製シート状部材530の一部又は全部に、樹脂フィルム等が重ね合されていてもよい。
金属線材製シート状部材530は、図14に示すように、第1実施形態で説明した金属シート30と同様に、2つの方形状の第1領域531が連結部522Cを形成するための細長い領域を介して繋がった方形状領域と、各第1領域531の対向する一対の辺のそれぞれに設けられた第2領域532及び第3領域533とを備える。
そして、上記第1実施形態と同様に、第2領域532及び第3領域533を、平行ラインL(図14の2点鎖線参照)に沿って蛇腹状に折重ねる。なお、第2領域532及び第3領域533は、好ましくは、3層以上重ね合されるように、折られる。
この後、図15に示すように、第2領域532及び第3領域533を蛇腹状に折重ねた部分を、超音波溶接用のアンビル570と、チップ572との間に挟み込んで加圧し、この状態で、折重ね合わされた部分に超音波エネルギーを付与する。これにより、第2領域532及び第3領域533が、重ね合されて接した部分間で超音波接合され、厚い細長板状部分に加工される。また、折重ねる際は、蛇腹状ではなく、巻くように折重ねてもよい。
なお、第2領域532及び第3領域533を蛇腹状に折重ねた部分は、その他、抵抗溶接、半田付によって重ね合された状態に維持されていてもよい。
そして、上記第1実施形態と同様に、前記厚い細長板状部分を、プレス加工等することで、接続部526A、526Bを形成する。これにより、導電部材520が製造される。
この導電部材520は、第1導電部分522Aと、第2導電部分522Bとを備える。
第1導電部分522Aは、上記第1導電部分22Aと同様の概形を有し、第2導電部分522Bは上記第1導電部分22Bと同様の概形を有している。そして、第1導電部分522Aと、第2導電部分522Bとは、連結部522Cを介して繋がっている。
第1導電部分522A及び第2導電部分522Bのそれぞれの両端部間の領域は、面状導電部524A、524Bであり、曲げ可能な状態に保たれている。
また、第1導電部分522A及び第2導電部分522Bの両端部に、上記第1実施形態と同様態様で、接続部526A、526B及び形状維持部528A、528Bが形成されている。接続部526A、526B及び形状維持部528A、528Bは、金属線材製シート状部材530が折重ねられ、しかも、その状態で接合された構成とされているため、面状導電部524A、524Bよりも高強度である。
この導電部材520によっても、導電性シート状部材を金属シート30によって形成することによる作用効果を除いて、上記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、この導電部材520によると、導電性シート状部材を、金属線材製シート状部材530によって形成しているため、面状導電部524A、524Bは、より容易に曲ることができる。このため、面状導電部524A、524Bを、曲った経路に沿ってより容易に配設することができる。例えば、面状導電部524A、524Bの両端部をその幅方向においてずらして配設するようなレイアウト(図12参照)にも容易に対応可能である。
また、第1領域531及び第2領域532が折曲げられた重ね合われた状態で接合されることによって、接続部526A、526B、形状維持部528A、528Bが形成されているため、金属線材製シート状部材530を構成する金属線材が解れ難いという利点がある。もっとも、第1領域531及び第2領域532が、折曲げられた重ね合われた状態で接合されていることは必須ではなく、単に扁平となるように圧縮されていてもよい。
{変形例}
なお、上記第1実施形態、第2実施形態及び各変形例において、導電部材の少なくとも1箇所において、上記導電性シート状部材が折られて重ね合されることによって、接続部が形成されていれば、その部品点数の削減が可能であるため、他の部分において、他の相手側接続部材への接続用のブラケットが圧着等によって取付けられていてもよい。
また、上記第1実施形態、第2実施形態及び各変形例では、第1導電部分及び第2導電部分によって、被覆電線の周囲全体を覆う例を説明したが、導電部材は、被覆電線の外周の一部だけを覆っていてもよい。
また、上記第1実施形態、第2実施形態及び各変形例では、第1導電部分及び第2導電部分の端部のそれぞれに、2つの接続部を形成した例で説明したが、1つの接続部が設けられていてもよい。
また、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組合わせることができる。例えば、第2実施形態において、形状維持部528A、528Bが省略されていてもよい。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
20,120,220,320,420,520 導電部材
24A,24B,124A,124B,224A,224B,324A,324B,424A,424B,524A,524B 面状導電部
26A,26B,526A,526B 接続部
26Ah,26Bh 孔
125A,125B 孔
28A,28B,528A,528B 形状維持部
30,30B 金属シート
31,531 第1領域
32,532 第2領域
33,533 第3領域
70 相手側接続部材
530 金属線材製シート状部材

Claims (10)

  1. 曲げ可能な導電性シート状部材により形成され、
    前記導電性シート状部材のうちの一部の第1領域が曲げ可能な状態に保たれた面状導電部と、
    前記導電性シート状部材の外周部のうちの少なくとも一部の第2領域が折曲げられて重ね合されることにより形成された接続部と、
    を備える導電部材。
  2. 請求項1に記載の導電部材であって、
    前記導電性シート状部材の外周部のうち前記第2の領域の隣の第3領域が折曲げられて重ね合されることにより、前記接続部と繋がった状態で形成される形状維持部をさらに備える導電部材。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の導電部材であって、
    前記導電性シート状部材は、金属が面状に広がる金属シートである、導電部材。
  4. 請求項3に記載の導電部材であって、
    前記面状導電部に孔が形成されている、導電部材。
  5. 請求項4に記載の導電部材であって、
    前記孔は、菱形である、導電部材。
  6. 請求項1又は請求項2に記載の導電部材であって、
    前記導電性シート状部材は、金属線材が織られた金属線材製シート状部材である、導電部材。
  7. 請求項6に記載の導電部材であって、
    前記第2領域かつ/または前記第3領域が折曲げられて重ね合された状態で接合されている、導電部材。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の導電部材であって、
    前記接続部に、その表裏に貫通する孔が形成されている、導電部材。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の導電部材であって、
    前記導電性シート状部材は、重ね合された複数枚の導電性シートを含む、導電部材。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の導電部材を用い、
    前記接続部を、前記面状導電部が被覆電線の外周の少なくとも一部を覆う態様で、相手側接続部材に接続可能に構成している、電磁シールド具。
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