JP2016072583A - 電磁シールド部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】第一シールド部材と第二シールド部材との接続状態をより安定にすることが可能な電磁シールド部材を提供すること。
【解決手段】電磁シールド部材100は、金属の筒体11を含む第一シールド部材1と、筒体11に直接接触するように筒体11の端部に電気的及び機械的に接続された筒状の金属の部材である介在部材3と、介在部材3に電気的及び機械的に接続され第一シールド部材1と別体の筒状の金属の部材であり、介在部材3を介して筒体11に電気的及び機械的に接続された第二シールド部材2と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】電磁シールド部材100は、金属の筒体11を含む第一シールド部材1と、筒体11に直接接触するように筒体11の端部に電気的及び機械的に接続された筒状の金属の部材である介在部材3と、介在部材3に電気的及び機械的に接続され第一シールド部材1と別体の筒状の金属の部材であり、介在部材3を介して筒体11に電気的及び機械的に接続された第二シールド部材2と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、電磁ノイズを遮蔽する電磁シールド部材に関する。
自動車等の車両に搭載されるワイヤーハーネスが、シールド対象の電線とこの電線を一括して覆う電磁シールド部材とを備えることがある。電磁シールド部材は、電線の周囲を囲み電磁ノイズを遮蔽する。
例えば、特許文献1には、金属製のパイプ(第一シールド部材)と、パイプの端部に接続され可撓性を有する可撓性シールド部材(第二シールド部材)と、を含む電磁シールド部材が示されている。第二シールド部材としては、編組線が示されている。
また、特許文献1に示される例では、第一シールド部材の内側で第二シールド部材と第一シールド部材とを接続する支持部材が示されている。特許文献1に示される例では、第二シールド部材は、支持部材と第一シールド部材とに挟まれて、第一シールド部材と直接接続した状態で、第一シールド部材に固定されている。
ところで、第一シールド部材と第二シールド部材とが直接接続した状態は、第二シールド部材として採用される部材の種類又はその形状等によっては、第一シールド部材と第二シールド部材との接続状態を安定させることが困難な場合がある。例えば、特許文献1に示されるような第二シールド部材が第一シールド部材に直接接触した状態で支持部材による固定作業が行われる場合等である。第一シールド部材と第二シールド部材との接続状態が不安定だと、電気的な抵抗の増大又は第一シールド部材に対する第二シールド部材の固着力の低下等が懸念される。
本発明は、第一シールド部材と第二シールド部材との接続状態をより安定にすることが可能な電磁シールド部材を提供することを目的とする。
第1態様に係る電磁シールド部材は、金属の筒体を含む第一シールド部材と、前記筒体に直接接触するように前記筒体の端部に電気的及び機械的に接続された筒状の金属の部材である介在部材と、前記介在部材に電気的及び機械的に接続され前記第一シールド部材と別体の筒状の金属の部材であり、前記介在部材を介して前記筒体に電気的及び機械的に接続された第二シールド部材と、を備える。
第2態様に係る電磁シールド部材は、第1態様に係る電磁シールド部材の一態様である。第2態様に係る電磁シールド部材においては、前記介在部材は、前記第一シールド部材から延び出た環状の延長部を含み、前記第二シールド部材が、前記介在部材の前記延長部に接続されている。
第3態様に係る電磁シールド部材は、第1態様又は第2態様に係る電磁シールド部材の一態様である。第3態様に係る電磁シールド部材においては、前記筒体の端面と前記介在部材の端面とが、固相接合によって接続されている。
第4態様に係る電磁シールド部材は、第1態様又は第2態様に係る電磁シールド部材の一態様である。第4態様に係る電磁シールド部材においては、前記介在部材は、前記第一シールド部材の端部の縁部が収容された環状の溝が形成された環状の接続部を含む。
第5態様に係る電磁シールド部材は、第1態様又は第2態様に係る電磁シールド部材の一態様である。第5態様に係る電磁シールド部材においては、前記介在部材が、前記筒体の内部に圧入され前記筒体の内側面に接触した状態で前記筒体に接続されている。
第6態様に係る電磁シールド部材は、第1態様又は第2態様に係る電磁シールド部材の一態様である。第6態様に係る電磁シールド部材においては、前記介在部材は、第一中空部が拡大するように変形可能な部材であり前記第一中空部が押し広げられた状態で前記筒体に固定された外側リング部材を含む。
第7態様に係る電磁シールド部材は、第6態様に係る電磁シールド部材の一態様である。第7態様に係る電磁シールド部材においては、前記介在部材は、前記外側リング部材の第一中空部内に設けられ、第二中空部が拡大するように変形可能な部材であり前記第二中空部が押し広げられた状態で前記外側リング部材とともに前記筒体に固定された内側リング部材をさらに含み、前記内側リング部材と前記外側リング部材との間に前記第二シールド部材が挟持されて接続されている。
第8態様に係る電磁シールド部材は、第1態様から第7態様のいずれか1つに係る電磁シールド部材の一態様である。第8態様に係る電磁シールド部材においては、前記第一シールド部材が、前記筒体の外周面に設けられた樹脂層をさらに含む。
上記の各態様において、介在部材は、筒体に直接接触するように筒体の端部に電気的及び機械的に接続されている。そして、第二シールド部材は、介在部材に電気的及び機械的に接続されている。この場合、第一シールド部材と介在部材との機械的な接続作業と、第二シールド部材と介在部材との機械的な接続作業と、を別々に行うことができる。従って、例えば、第一シールド部材と介在部材との電気的な抵抗が小さくなるような状態で、この2つの部材を機械的に接続し、そして、この介在部材に対し第二シールド部材を接続面が十分に大きくなるように接続することで、電気的な抵抗を抑制しつつ、第一シールド部材と第二シールド部材とを介在部材を介して電気的に接続することが可能となる。即ち、上記の各態様においては、介在部材によって電気的及び機械的に安定に接続された第一シールド部材と第二シールド部材とを含む電磁シールド部材を得ることができる。
また、第2態様においては、介在部材が第一シールド部材から延び出た環状の延長部を含み、第二シールド部材は、介在部材の延長部に接続されている。第一シールド部材の内側で第二シールド部材との接続作業を行う場合、その接続箇所の確認を行うことが困難となり作業の煩雑化が懸念される。一方、第2態様においては、第一シールド部材の外側で第二シールド部材との接続作業を行うことができるため、その接続作業をより簡易に行うことが可能となる。
また、第3態様においては、筒体の端面と介在部材の端面とが、固相接合によって接続されている。この場合、筒体と介在部材との接続強度が向上する。
また、第4態様においては、介在部材の接続部の環状の溝に第一シールド部材の端部の縁部が収容されるように、介在部材を第一シールド部材に取り付けることで、簡易に介在部材と第一シールド部材とを接続することができる。
また、第5態様においては、介在部材が、筒体の内部に圧入され筒体の内側面に接触した状態で筒体に接続されているため、第一シールド部材と介在部材との接続作業をより簡易に行うことができ、製造コストを抑制できる。
また、第6態様においては、介在部材の外側リング部材の中空部が押し広げられた状態で筒体に外側部材が固定されている。この場合、第一シールド部材の筒体に直接接触する介在部材に、第二シールド部材を接続することで、接続状態が安定な電磁シールド部材を得ることができる。
また、第7態様においては、内側リング部材と外側リング部材との間に第二シールド部材が挟持されて接続されている。この場合、内側リングの第二中空部を押し広げる作業によって介在部材に第二シールド部材を接続することができる。そして、第二シールド部材が接続された状態で内側リング部材の第二中空部をさらに押し広げることで外側リング部材を第一シールド部材の筒体に接続することが可能となる。即ち、第7態様においては、内側リング部材の第二中空部を押し広げる作業によって、第一シールド部材と介在部材との接続作業及び第二シールド部材と介在部材との接続作業を行うことができる。
また、第8態様においては、第一シールド部材が、筒体の外周面に設けられた樹脂層をさらに含む。通常、高電圧及び大電流であることを作業者に示すために、筒体に例えば橙色の樹脂層を設けることがある。電気的な接続のためにこのような第一シールド部材の樹脂層を除去する作業は、困難であることが多い。一方、第8態様の電磁シールド部材においては、樹脂層を除去する作業を要することなく、第一シールド部材と第二シールド部材とを介在部材を介して電気的に接続することができる。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具現化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。
<第1実施形態>
図1〜3を参照しつつ、第1実施形態に係る電磁シールド部材100について説明する。電磁シールド部材100は、金属の筒体11を含む第一シールド部材1と第二シールド部材2と介在部材3とを備える。
図1〜3を参照しつつ、第1実施形態に係る電磁シールド部材100について説明する。電磁シールド部材100は、金属の筒体11を含む第一シールド部材1と第二シールド部材2と介在部材3とを備える。
また、本実施形態においては、第一シールド部材1の筒体11の端面110と介在部材3の端面30とが、固相接合によって接続されている。図1は、電磁シールド部材100の断面図である。図2は、第一シールド部材1の筒体11に介在部材3が接続される様子を示した断面図である。なお、図1,2は、第一シールド部材1の長手方向(軸方向)に沿う平面における断面図である。図3は、第一シールド部材1の筒体11に介在部材3が接続される様子を示した斜視図である。
<電磁シールド部材:第一シールド部材>
図1〜3に示されるように、電磁シールド部材100において、第一シールド部材1は、金属の筒体11を含む。また、本実施形態では、第一シールド部材1は、金属の筒体11の外周面に設けられた樹脂層12をさらに含んでいる。
図1〜3に示されるように、電磁シールド部材100において、第一シールド部材1は、金属の筒体11を含む。また、本実施形態では、第一シールド部材1は、金属の筒体11の外周面に設けられた樹脂層12をさらに含んでいる。
第一シールド部材1の筒体11は、例えば、一定の形状を保つことが可能な部材であることが考えられる。筒体11は、例えば、アルミニウム又は銅等の金属を主成分とする金属パイプであることが考えられる。なお、本実施形態では、後述する第二シールド部材2が、比較的柔軟な部材である。そのため、第一シールド部材1の筒体11は、第二シールド部材2に比べ変形し難い部材であるとも言える。
本実施形態では、樹脂層12は、筒体11の外周面を覆うように設けられている。樹脂層12は、合成樹脂等の絶縁部材で構成されていることが考えられる。即ち、樹脂層12は、筒体11の外周面を覆う膜状の絶縁部材によって構成されていることが考えられる。
第一シールド部材1において、筒体11の内周面は、金属の部分が露出している。即ち、筒体11の内周面には、樹脂層12が設けられていない。また、筒体11の端部において筒体11の外周面と内周面とを繋ぐ面である端面110にも樹脂層12は設けられていない。
筒体11の少なくとも一方の端面110には、後述する介在部材3が取り付けられる。この端面110は、介在部材3が接続される前の状態において、樹脂層12により覆われておらず、金属の部分が露出している。
<電磁シールド部材:介在部材>
電磁シールド部材100において、介在部材3は、筒状の金属の部材である。介在部材3は、例えば、アルミニウム又は銅等の金属を主成分とする部材である。そして、介在部材3は、第一シールド部材1の筒体11に直接接触するように筒体11の端部に接続される。介在部材3は、筒体11の端部に電気的及び機械的に接続されている。
電磁シールド部材100において、介在部材3は、筒状の金属の部材である。介在部材3は、例えば、アルミニウム又は銅等の金属を主成分とする部材である。そして、介在部材3は、第一シールド部材1の筒体11に直接接触するように筒体11の端部に接続される。介在部材3は、筒体11の端部に電気的及び機械的に接続されている。
本実施形態では、第一シールド部材1の筒体11の端面110と介在部材3の端面30とが固相接合によって接続されることにより、介在部材3が第一シールド部材1に対して接続される。なお、介在部材3の端面30は、介在部材3の端部において介在部材3の内周面と外周面とを繋ぐ面である。本実施形態では、第一シールド部材1の筒体11の一方の端面110と介在部材3の一方の端面30とが接続される。これにより、筒体11と介在部材3とが電気的にも接続する。
図2,3に示されるように、本実施形態では、介在部材3の端面30と第一シールド部材1の筒体11の端面110とが対向した状態で接近させられる。本実施形態では、介在部材3の周方向に介在部材3を回転させた状態で、介在部材3の端面30と第一シールド部材1の筒体11の端面110とを接触させる。好ましくは、介在部材3を高速で回転させた状態で、介在部材3の端面30を、位置が固定された第一シールド部材1の筒体11の端面110に押し付ける。その結果、双方の酸化膜が破壊され新生面が露出する。そして、双方の新生面同士を近付けることにより、介在部材3の端面30と第一シールド部材1の筒体11の端面110とが接合される。なお、介在部材3と筒体11とを、上記以外の方法で接続することも考えられる。
また、図2に示されるように、上記の作業は、介在部材3の端面30と第一シールド部材1の筒体11の端面110とが平行な状態で行われることが好ましい。なお、介在部材3の端面30と第一シールド部材1の筒体11の端面110とが概ね平行な状態で、介在部材3と第一シールド部材1との接続作業が行われることも考えられる。
また、本実施形態では、介在部材3の内周面が成す輪郭形状は、第一シールド部材1の筒体11の内周面が成す輪郭形状と同じである。この場合、第一シールド部材1の内周面が成す輪郭に介在部材3の内周面が成す輪郭が重なるように介在部材3と第一シールド部材1とを接続することにより、介在部材3と第一シールド部材1とが接続された状態において、筒体11の内周面と介在部材3の内周面との間に段差が形成されることを抑制できる。なお、介在部材3の内周面が成す輪郭形状と第一シールド部材1の筒体11の内周面が成す輪郭形状とが異なる場合も考えられる。
また、本実施形態では、介在部材3の外周面が成す輪郭形状は、第一シールド部材1の外周面が成す輪郭形状よりも小さい。しかしながら、介在部材3の外周面が成す輪郭形状が、第一シールド部材1の外周面が成す輪郭形状よりも大きい場合又は同じである場合も考えられる。
そして、本実施形態では、第一シールド部材1に接続された状態において、介在部材3は、第一シールド部材1から延び出た環状の延長部31を含む。本実施形態では、延長部31は、介在部材3における一方の端から他方の端に亘る部分である。即ち、本実施形態では、介在部材3の全長に亘って延長部31が形成されている。延長部31には、後述の第二シールド部材2が接続される。
なお、第一シールド部材1の筒体11を構成する金属の種類と介在部材3を構成する金属の種類とは、同じであっても異なっていてもよい。
<電磁シールド部材:第二シールド部材>
電磁シールド部材100は、第一シールド部材1と別体の第二シールド部材2を備える。本実施形態では、第二シールド部材2は、第一シールド部材1よりも柔軟な部材である。そのため、第二シールド部材2は、第一シールド部材1に比べ曲げ易い等の性質を持つことが考えられる。なお、第二シールド部材2が、第一シールド部材1と同程度の柔軟性を有する部材である場合も考えられる。
電磁シールド部材100は、第一シールド部材1と別体の第二シールド部材2を備える。本実施形態では、第二シールド部材2は、第一シールド部材1よりも柔軟な部材である。そのため、第二シールド部材2は、第一シールド部材1に比べ曲げ易い等の性質を持つことが考えられる。なお、第二シールド部材2が、第一シールド部材1と同程度の柔軟性を有する部材である場合も考えられる。
本実施形態において、第二シールド部材2は、銅等の金属の細い線材が筒状に編まれて形成された編組線であることが考えられる。なお、第二シールド部材2が、金属の線材が互いに平列した状態で筒状に形成された部材である場合又はスリット等が形成された曲げ変形可能な金属のパイプである場合等も考えられる。
そして、電磁シールド部材100においては、第二シールド部材2は、介在部材3に電気的に及び機械的に接続される。そして、介在部材3を介して第一シールド部材1の筒体11に電気的に及び機械的に接続される。
本実施形態では、第二シールド部材2は、介在部材3の延長部31に接続される。本実施形態では、第二シールド部材2の端部を延長部31に被せた状態で、かしめリング等のかしめ部材8にかしめられることにより、第二シールド部材2が介在部材3の延長部31に接続されている。なお、第二シールド部材2が、溶接等の上記以外の方法で介在部材3に接続される場合も考えられる。
<電磁シールド部材>
本実施形態において、電磁シールド部材100は、自動車等の車両に搭載される。また、電磁シールド部材100における第一シールド部材1、第二シールド部材2及び介在部材3の中空部には、電線が挿通される。電線は、例えば、銅又はアルミニウム等の金属を主成分とする芯線とこの芯線の周囲を覆う絶縁被覆とを備える絶縁電線であることが考えられる。電磁シールド部材100は、この電線の周囲を囲み電磁ノイズを遮蔽する。
本実施形態において、電磁シールド部材100は、自動車等の車両に搭載される。また、電磁シールド部材100における第一シールド部材1、第二シールド部材2及び介在部材3の中空部には、電線が挿通される。電線は、例えば、銅又はアルミニウム等の金属を主成分とする芯線とこの芯線の周囲を覆う絶縁被覆とを備える絶縁電線であることが考えられる。電磁シールド部材100は、この電線の周囲を囲み電磁ノイズを遮蔽する。
本実施形態においては、第一シールド部材1の筒体11の端部に、介在部材3が接続される。そして、介在部材3と第一シールド部材1との間には、第二シールド部材2が介在しない。そのため、第一シールド部材1と介在部材3との接続状態が、より良好なものとなり、第一シールド部材1と介在部材3との間で電気的な抵抗が増大することを抑制できる。また、本実施形態では、第一シールド部材1の端面110に介在部材3の端面30が固相接合によって接続されている。この場合、第一シールド部材1の筒体11に対して介在部材3を比較的強固に固定できる。
また、本実施形態では、介在部材3の延長部31に第二シールド部材2が被せられて接続される。このような接続作業は、例えば、従来と同じようなかしめ部材8を用いて行うことができる。即ち、本実施形態では、第二シールド部材2と介在部材3との接続状態をより良好なものにすることができ、その接続作業を簡易に行うことができる。そして、介在部材3の延長部31に第二シールド部材2が接続されることにより、第一シールド部材1と第二シールド部材2とが介在部材3を介して電気的に接続される。
従って、本実施形態においては、第一シールド部材1と介在部材3との機械的な接続作業と、第二シールド部材2と介在部材3との機械的な接続作業と、を別々に行うことができる。従って、第一シールド部材1と介在部材3との電気的な抵抗が小さくなるような状態で、この2つの部材を機械的に接続し、そして、この介在部材3の延長部31に対し第二シールド部材2を接続面が十分に大きくなるように接続することで、電気的な抵抗を抑制しつつ、第一シールド部材1と第二シールド部材2とを介在部材3を介して電気的に接続することが可能となる。即ち、本実施形態では、介在部材3によって電気的及び機械的に安定に接続された第一シールド部材1と第二シールド部材2とを含む電磁シールド部材100を得ることができる。
また、本実施形態においては、介在部材3が第一シールド部材1から延び出た環状の延長部31を含み、第二シールド部材2は、介在部材3の延長部31に接続されている。そのため、第一シールド部材1の外側(第一シールド部材1から延び出た箇所)で第二シールド部材2との接続作業を行うことができ、その接続作業をより簡易に行うことが可能となる。
<第2実施形態>
次に、図4〜8を参照しつつ、第2実施形態に係る電磁シールド部材200について説明する。本実施形態では、電磁シールド部材200は、介在部材3と異なる構造の介在部材3Aを備える。図4は、電磁シールド部材200の断面図である。図5は、第一シールド部材1及び介在部材3Aの断面図である。なお、図4,5は、第一シールド部材1の長手方向(軸方向)に沿う平面における断面図である。図6は、介在部材3Aが接続された第一シールド部材1の側方斜視図である。図7は、介在部材3Aの側方斜視図である。図8は、介在部材3Aの一部分解斜視図である。なお、図4〜8において、図1〜3に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、本実施形態における第1実施形態と異なる点について説明する。
次に、図4〜8を参照しつつ、第2実施形態に係る電磁シールド部材200について説明する。本実施形態では、電磁シールド部材200は、介在部材3と異なる構造の介在部材3Aを備える。図4は、電磁シールド部材200の断面図である。図5は、第一シールド部材1及び介在部材3Aの断面図である。なお、図4,5は、第一シールド部材1の長手方向(軸方向)に沿う平面における断面図である。図6は、介在部材3Aが接続された第一シールド部材1の側方斜視図である。図7は、介在部材3Aの側方斜視図である。図8は、介在部材3Aの一部分解斜視図である。なお、図4〜8において、図1〜3に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、本実施形態における第1実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態において、介在部材3Aは、延長部31の他に、環状の接続部32を備える。接続部32は、延長部31に連なって形成されている。そして、接続部32には、第一シールド部材1の端部の縁部19が収容された環状の溝320が形成されている。即ち、介在部材3Aにおいては、第一シールド部材1に接続される側に接続部32が設けられ、その反対側に延長部31が設けられている。
図4〜6に示されるように、本実施形態では、介在部材3の接続部32の環状の溝320は、第一シールド部材1の端部の縁部19が嵌め入れられることが可能な溝である。即ち、図4〜6に示される例においては、介在部材3の接続部32の環状の溝320に、第一シールド部材1が嵌まり込むことにより、第一シールド部材1に対して介在部材3が固定される。例えば、環状の溝320の幅が、第一シールド部材1の径方向における厚みと同じである場合又は僅かに大きい場合等が考えられる。また、介在部材3Aが、環状の溝320の幅が変化するように弾性変形可能な部材である場合、自然状態における介在部材3Aの環状の溝320の幅が、第一シールド部材1の径方向における厚みよりも小さいことも考えられる。なお、自然状態における介在部材3Aとは、外力が加えられていない状態の介在部材3Aを意味する。
また、図4,5に示されるように、接続部32における介在部材3Aの外周面側の部分を外側接続部321と称する。また、接続部32における介在部材3Aの内周面側の部分を内側接続部322と称する。外側接続部321と内側接続部322とは、環状の溝320を成す。また、上記の環状の溝320の幅は、外側接続部321と内側接続部322との間隔と称することもできる。
また、本実施形態では、第一シールド部材1に介在部材3Aが取り付けられた状態において、介在部材3Aの外側接続部321は、第一シールド部材1の樹脂層12に接する。この場合、樹脂層12に接触する外側接続部321の箇所での摩擦抵抗が比較的大きくなり、介在部材3Aが第一シールド部材1から外れてしまうことがより抑制されることが考えられる。即ち、樹脂層12が形成された第一シールド部材1に対してこの介在部材3Aが有効であることが考えられる。また、介在部材3Aの内側接続部322は、第一シールド部材1の筒体11に接する。そのため、第一シールド部材1と第二シールド部材2とが、介在部材3Aの内側接続部322を介して電気的に接続される。
また、本実施形態において、介在部材3Aは、板状の金属部材(以下、金属板材4)が、曲げられることによって形成される。本実施形態では、1枚の金属板材4が、曲げられることにより、介在部材3Aが形成される。
例えば、図8に示されるように、相互に平行な一対の縁を含む縁部41とその縁部41の間の部分である中間部42を有する金属板材4において、まず、一対の縁部41が曲げられる。図8では、縁部41に段差が形成されるように折り曲げられている。
そして、図8に示されるように、金属板材4の中間部42のある部分を境にして金属板材4が折り曲げられる。好ましくは、金属板材4の中心を通り、一対の縁部41の縁に平行な線を境にして、金属板材4が折り曲げられる。そして、折り曲げられた状態の金属板材4における中間部42が重なる部分が溶接等により接着され、図8に示されるような折り曲げられた形状の金属板材4を得ることができる。なお、図8では、中間部42が折り曲げられる前の状態の金属板材4が、仮想線(二点鎖線)で示されている。
その後、この折り曲げられた形状の金属板材4における一対の縁部41に含まれる縁に交差する方向に延びた一対の縁同士を近付けるようにして、金属板材4が曲げられ、一対の縁部41に含まれる縁に交差する方向に延びた一対の縁同士が溶接等により接着されることにより、筒状の介在部材3Aを得ることができる。
なお、折り曲げられて重なった状態で接着された金属板材4の中間部42は、介在部材3Aにおける延長部31を成す。また、段差が形成されるように曲げられた一対の縁部41は、介在部材3Aにおける接続部32を成す。また、図8に示されるように、一対の縁部41に段差が形成されるように折り曲げられている場合、介在部材3Aの環状の溝320は、ある平面とある平面に直交する一対の平面とを含む溝であることが考えられる。なお、縁部41が、金属板材4の厚み方向において、中間部42の位置よりも縁部41に含まれる縁の位置が低くなるように湾曲した形状に曲げられる場合も考えられる。この場合、介在部材3Aの環状の溝320は、断面がU字状の溝であることが考えられる。もっとも、介在部材3Aの環状の溝320は、断面がV字状等の上記に示した以外の形状であってもよい。
本実施形態においては、介在部材3Aの接続部32の環状の溝320に第一シールド部材1の端部の縁部19が収容されるように、介在部材3Aを第一シールド部材1に取り付けることで、簡易に介在部材3Aと第一シールド部材1とを接続することができる。そして、介在部材3Aの延長部31に第二シールド部材2を接続することで、第一シールド部材1と第二シールド部材2とを介在部材3Aを介して電気的に接続することが可能となる。本実施形態においても、第1実施形態と同様、介在部材3Aによって電気的及び機械的に安定に接続された第一シールド部材1と第二シールド部材2とを含む電磁シールド部材200を得ることができる。
<第3実施形態>
次に、図9,10を参照しつつ、第3実施形態に係る電磁シールド部材300について説明する。本実施形態では、電磁シールド部材300は、介在部材3,3Aと異なる構造の介在部材3Bを備える。図9は、電磁シールド部材300の断面図である。なお、図9は、第一シールド部材1の長手方向(軸方向)に沿う平面における断面図である。図10は、介在部材3Bの一部分解斜視図である。なお、図9,10において、図1〜8に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、本実施形態における第1実施形態及び第2実施形態と異なる点について説明する。
次に、図9,10を参照しつつ、第3実施形態に係る電磁シールド部材300について説明する。本実施形態では、電磁シールド部材300は、介在部材3,3Aと異なる構造の介在部材3Bを備える。図9は、電磁シールド部材300の断面図である。なお、図9は、第一シールド部材1の長手方向(軸方向)に沿う平面における断面図である。図10は、介在部材3Bの一部分解斜視図である。なお、図9,10において、図1〜8に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、本実施形態における第1実施形態及び第2実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態において、介在部材3Bは、第2実施形態と同様、延長部31の他に、環状の接続部32を備える。接続部32は、延長部31に連なって形成されている。そして、接続部32には、第一シールド部材1の端部の縁部19が収容された環状の溝320が形成されている。
そして、本実施形態では、第2実施形態と異なり、介在部材3Bは、2枚の金属板材4によって形成されている。本実施形態においては、1枚の金属板材4は、接続部32を成す接続部形成領域329と延長部31を成す延長部形成領域319とを含む。図10に示されるように、本実施形態では、接続部形成領域329と延長部形成領域319とは、金属板材4の短手方向において隣接している。
本実施形態では、金属板材4の厚み方向において、接続部形成領域329に含まれる縁の位置が、延長部形成領域319の位置よりも高くなるように、接続部形成領域329が曲げられた金属板材4と、金属板材4の厚み方向において、接続部形成領域329に含まれる縁の位置が、延長部形成領域319の位置よりも低くなるように、接続部形成領域329が曲げられた金属板材4と、が組み合わされることにより、介在部材3Bが作られる。例えば、図10に示されるように、各金属板材4の接続部形成領域329間に間隔ができるようにして、2枚の金属板材4が重ね合わされる。そして、重ね合わされた金属板材4の延長部形成領域319同士を溶接等により接着することで、2枚の金属板材4が合体した部材を得ることができる。そして、この2枚の金属板材4が合体した状態の部材の長手方向における縁部同士を近付けるように曲げて、その縁部同士を接着することにより介在部材3Bを得ることができる。本実施形態においても第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第4実施形態>
次に、図11,12を参照しつつ、第4実施形態に係る電磁シールド部材400について説明する。本実施形態では、電磁シールド部材400は、介在部材3,3A,3Bと異なる構造の介在部材3Cを備える。図11は、電磁シールド部材400の断面図である。なお、図11は、第一シールド部材1の長手方向(軸方向)に沿う平面における断面図である。図12は、第一シールド部材1に介在部材3Cが接続される様子を示した斜視図である。なお、図11,12において、図1〜10に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、本実施形態における第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態と異なる点について説明する。
次に、図11,12を参照しつつ、第4実施形態に係る電磁シールド部材400について説明する。本実施形態では、電磁シールド部材400は、介在部材3,3A,3Bと異なる構造の介在部材3Cを備える。図11は、電磁シールド部材400の断面図である。なお、図11は、第一シールド部材1の長手方向(軸方向)に沿う平面における断面図である。図12は、第一シールド部材1に介在部材3Cが接続される様子を示した斜視図である。なお、図11,12において、図1〜10に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、本実施形態における第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態では、介在部材3Cが、第一シールド部材1の筒体11の内部に圧入され筒体11の内周面に接触した状態で筒体11に接続されている。介在部材3Cは、第一シールド部材1の筒体11の内部に圧入可能な筒状の部材であることが考えられる。例えば、介在部材3Cの輪郭形状が、第一シールド部材1の筒体11の内周面が成す輪郭形状と同じである場合が考えられる。
また、介在部材3Cが、その中空部が拡大及び縮小するように弾性変形可能な部材であることも考えられる。この場合、介在部材3Cは、中空部が縮小するように変形させられその中空部が縮小された状態が維持されるときの介在部材3Cの輪郭形状が、第一シールド部材1の筒体11の内周面が成す輪郭形状よりも小さくなるような部材であることが考えられる。
第一シールド部材1の筒体11の内部に圧入された状態の介在部材3Cは、筒体11の内周面に接する接触部34と第一シールド部材1から延び出た延長部31とを含む。本実施形態では、延長部31に接続された第二シールド部材2が、介在部材3Cの接触部34を介して第一シールド部材1と電気的に接続される。
また、第一シールド部材1の筒体11の内部に圧入された部分である接触部34に含まれる介在部材3Cの端部の輪郭形状は、第一シールド部材1から延び出た部分である延長部31に含まれる輪郭形状よりも小さくなることが考えられる。
また、本実施形態において、介在部材3Cにおける接触部34の領域よりも延長部31の領域の方が、大きいことが考えられる。この場合、第二シールド部材2を接続可能な領域が増えるため、延長部31に第二シールド部材2を接続する作業をより簡易に行うこと及び延長部31と第二シールド部材2との接触面積を増大させることが可能となる。また、介在部材3Cにおける接触部34の領域よりも延長部31の領域の方が、小さいことも考えられる。この場合、介在部材3Cにおける第一シールド部材1の筒体11の内周面との接触面積が増大する。そのため、介在部材3Cをより安定に第一シールド部材1に接続することが可能となる。また、介在部材3Cにおける接触部34の領域と延長部31の領域とが、同じである場合も考えられる。
本実施形態においては、介在部材3Cを第一シールド部材1の筒体11の内部に圧入するという簡易な作業で、第一シールド部材1と介在部材3Cとを接続することができる。そのため、電磁シールド部材400の製造コストを抑制できる。また、本実施形態においても、第1実施形態〜第3実施形態と同様、介在部材3Cによって電気的及び機械的に安定に接続された第一シールド部材1と第二シールド部材2とを含む電磁シールド部材400を得ることができる。
<第5実施形態>
次に、図13〜18を参照しつつ、第5実施形態に係る電磁シールド部材500について説明する。本実施形態では、電磁シールド部材500は、介在部材3,3A,3B,3Cと異なる構造の介在部材3Dを備える。本実施形態においては、電磁シールド部材500に含まれる介在部材3Dは、第一中空部370が拡大するように変形可能な部材であり第一中空部370が押し広げられた状態で第一シールド部材1の筒体11に固定された外側リング部材37を含んでいる。また、本実施形態では、電磁シールド部材500の介在部材3Dは、さらに、外側リング部材37の第一中空部370内に設けられ、第二中空部360が拡大するように変形可能な部材であり第二中空部360が押し広げられた状態で外側リング部材37とともに第一シールド部材1の筒体11に固定された内側リング部材36を含んでいる。
次に、図13〜18を参照しつつ、第5実施形態に係る電磁シールド部材500について説明する。本実施形態では、電磁シールド部材500は、介在部材3,3A,3B,3Cと異なる構造の介在部材3Dを備える。本実施形態においては、電磁シールド部材500に含まれる介在部材3Dは、第一中空部370が拡大するように変形可能な部材であり第一中空部370が押し広げられた状態で第一シールド部材1の筒体11に固定された外側リング部材37を含んでいる。また、本実施形態では、電磁シールド部材500の介在部材3Dは、さらに、外側リング部材37の第一中空部370内に設けられ、第二中空部360が拡大するように変形可能な部材であり第二中空部360が押し広げられた状態で外側リング部材37とともに第一シールド部材1の筒体11に固定された内側リング部材36を含んでいる。
図13〜15は、電磁シールド部材500の断面図である。なお、図13は、第一シールド部材1の長手方向(軸方向)に沿う平面における断面図である。図14,15は、第一シールド部材1の長手方向に直交する平面における電磁シールド部材500の断面図である。また、図14,15は、図13のII−II平面における断面図である。そして、図14は、介在部材3Dが第一シールド部材1に取り付けられる前の状態の断面図であり、図15は、介在部材3Dが第一シールド部材1に取り付けられた後の状態の断面図である。図16,17は、介在部材3Dが第一シールド部材1に接続される様子を示した一部切り欠き側面図である。なお、図13〜17において、図1〜12に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、本実施形態における第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態及び第4実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態では、介在部材3Dは、内側リング部材36と外側リング部材37とを備える。図14,15に示されるように、外側リング部材37は、内側リング部材36の周囲に設けられた部材である。内側リング部材36は、第二中空部360が拡大するように変形可能な部材である。内側リング部材36は、第二中空部360が押し広げられた状態で第一シールド部材1に対し外側リング部材37を介して第一シールド部材1に固定されている。
本実施形態では、外側リング部材37もその第一中空部370が拡大するように変形可能な部材である。そのため、外側リング部材37の輪郭形状は、第一シールド部材1の筒体11の内周面が成す輪郭形状よりも小さいことが好ましい。なお、外側リング部材37の輪郭形状が、第一シールド部材1の筒体11の内周面が成す輪郭形状と同じである場合も考えられる。
また、外側リング部材37が、その第一中空部370が拡大及び縮小するように弾性変形可能な部材であることも考えられる。この場合、自然状態における外側リング部材37の輪郭形状が、第一シールド部材1の筒体11の内周面が成す輪郭形状よりも大きいことも考えられる。
なお、図14には、第二中空部360が拡大するように変形する前の状態の内側リング部材36と第一中空部370が拡大するように変形する前の状態の外側リング部材37とが、仮想線(二点鎖線)で示されている。また、図15は、第二中空部360が拡大するように変形した後の内側リング部材36と第一中空部370が拡大するように変形した後の外側リング部材37とが、示されている。
本実施形態において、内側リング部材36は、外側リング部材37の第一中空部370に収容可能な大きさの部材である。また、本実施形態では、内側リング部材36の軸方向における寸法と外側リング部材37の軸方向における寸法とが同じになるように形成されている。なお、内側リング部材36(外側リング部材37)の軸方向とは、内側リング部材36(外側リング部材37)の周方向に対し直交する方向でもある。
本実施形態では、まず、第一シールド部材1の筒体11の内部に、内側リング部材36及び外側リング部材37が挿入される。そして、筒体11の端部に位置した状態で、内側リング部材36を、その第二中空部360が拡大するように変形させる。これにより、内側リング部材36の周囲に設けられた外側リング部材37もその第一中空部370が拡大するように変形する。やがて、外側リング部材37の外周面が、筒体11の内周面に接触する。外側リング部材37の外周面は、例えば、均一な滑らかな湾曲面であることが考えられる。なお、外側リング部材37の外周面が筒体11の内周面に接触した後も内側リング部材36の第二中空部360が拡大するよう変形させる力を加え、外側リング部材37の外周面を筒体11の内周面により強く押し付けることが好ましい。
また、外側リング部材37の外周面が筒体11の内周面に接触した状態においては、内側リング部材36の外周面と外側リング部材37の内周面とが接する。なお、内側リング部材36の外周面と外側リング部材37の内周面との間に隙間が形成されていない程、双方が密に接していることが好ましい。そして、内側リング部材36は、この内側リング部材36の外周面と外側リング部材37の内周面とが接した状態の形状を維持する。
即ち、本実施形態では、内側リング部材36は、塑性変形可能な部材である。なお、内側リング部材36が、弾性変形可能な部材である場合も考えられる。この場合、内側リング部材36は、自然状態における内側リング部材36の輪郭形状が、筒体11の内周面が成す輪郭形状よりも大きくなるような部材であることが考えられる。また、外側リング部材37は、塑性変形可能な部材の場合又は上述したように弾性変形可能な部材であることが考えられる。
なお、図13に示されるように、本実施形態では、内側リング部材36及び外側リング部材37の一方の端面が、第一シールド部材1の一方の端面110に揃う位置に設けられている。即ち、第一シールド部材1の長手方向において、内側リング部材36及び外側リング部材37の一方の端面の位置と第一シールド部材1の一方の端面110の位置とが同じである。しかしながら、内側リング部材36及び外側リング部材37の一方の端面が、第一シールド部材1の一方の端面110よりも内側に存在する場合又は外側に存在する場合も考えられる。なお、内側リング部材36(外側リング部材37)の端面とは、内側リング部材36(外側リング部材37)の内周面と内側リング部材36(外側リング部材37)の外周面とを繋ぐ面である。
また、本実施形態では、さらに図13に示されるように、内側リング部材36と外側リング部材37との間に第二シールド部材2が挟持されて接続されている。即ち、第一シールド部材1に介在部材3Dが接続された状態において、第二シールド部材2が、介在部材3Dの外側リング部材37と内側リング部材36とに挟まれて外側リング部材37と内側リング部材36との間に設けられている。なお、本実施形態においては、第一シールド部材1の筒体には、介在部材3Dだけが直接接触する。即ち、第二シールド部材2は、介在部材3Dを介して第一シールド部材1に電気的に接続されている。
本実施形態においては、例えば、図16,17に示されるような方法で、介在部材3D、第一シールド部材1及び第二シールド部材2が接続される。本実施形態では、介在部材3D、第一シールド部材1及び第二シールド部材2の接続作業に接続用治具7が用いられている。
接続用治具7は、内側リング部材36をその第二中空部360が拡大するように変形させる治具である。本実施形態では、接続用治具7は、成形部71と支持部72とを含んでいる。
また、本実施形態において、成形部71は、凸状の山部73を含む。凸状の山部73は、接続用治具7の成形部71の外周面には形成されている。図16〜18に示される例では、凸状の山部73は、成形部71の一方側から他方側に向かって螺旋状に形成されている。
また、本実施形態では、凸状の山部73を含む成形部71は、成形部71の一方側の端部よりも他方側の端部の方が大きくなるようなテーパ状に形成されている。接続用治具7における成形部71の一方の端部は、第二中空部360が拡大する前の内側リング部材36、即ち、自然状態の内側リング部材36の第二中空部360に挿入可能な大きさに形成されている。一方、接続用治具7の成形部71の他方側の端部は、第一シールド部材1の筒体11に固定された状態の内側リング部材36の第二中空部360と同じ大きさに形成されている。接続用治具7の他方側の端部の大きさは、外側リング部材37を筒体11の内周面に十分に固定できる程に変形した内側リング部材36の第二中空部360と同じ大きさであることが考えられる。
また、本実施形態では、接続用治具7の成形部71の他方側の端部には、支持部72が設けられている。支持部72は、作業者が支持した状態で、成形部71を周方向に回転させることを可能にする部分である。
本実施形態では、接続用治具7が、予め、第二シールド部材2の内側に設けられている。そして、この状態で、成形部71の一方側の端部が、第二中空部360が拡大する前の内側リング部材36、即ち、自然状態の内側リング部材36の第二中空部360に挿入される。そして、テーパ状に形成された成形部71を徐々に第一シールド部材1側へ押し込む。これにより、第二中空部360が拡大するように内側リング部材36が変形し、また、これによって、外側リング部材37もその第一中空部370が拡大するように変形する。そして、成形部71における他方側の端部が、内側リング部材36の第二中空部360を通過し終えることにより、外側リング部材37の外周面が第一シールド部材1の筒体11の内周面に十分に押し当てられ固定される。なお、接続用治具7は、内側リング部材36の第二中空部360からこの挿入方向に沿って抜かれる場合又は内側リング部材36から上記挿入方向の反対向きの方向に沿って抜かれる場合が考えられる。
本実施形態では、内側リング部材36の第二中空部360を押し広げる作業によって、第二シールド部材2が内側リング部材36と外側リング部材37とに挟まれることにより、介在部材3Dに接続される。そして、介在部材3Dに第二シールド部材2が接続された状態で内側リング部材36の第二中空部360をさらに押し広げることで外側リング部材37が第一シールド部材1の筒体11の内周面に接する状態で、第一シールド部材1に外側リング部材37を固定することが可能となる。そして、第二中空部360が押し広げられた内側リング部材36によって、外側リング部材37が筒体11の内周面で固定された状態が維持されることにより、第一シールド部材1と介在部材3Dとが機械的及び電気的に接続される。従って、本実施形態においては、内側リング部材36の第一中空部360を押し広げる作業によって、第一シールド部材1と介在部材3Dとの接続作業及び第二シールド部材2と介在部材3との接続作業を行うことができる。
また、本実施形態では、成形部71の外周面に螺旋状に形成された凸状の山部73により、内側リング部材36の第二中空部360へ成形部71をねじ込むように回転させながら挿入することができる。そのため、本実施形態では、内側リング部材36の内周面には、成形部71の凸状の山部73の跡である螺旋状の凹部が形成されていることが考えられる。本実施形態では、第二中空部360が拡大するように内側リング部材36を変形させ、内側リング部材36及び外側リング部材37を含む介在部材3Dを第一シールド部材1に対して接続する作業をより簡易に行うことができる。また、本実施形態においても、第1実施形態〜第4実施形態と同様、介在部材3Dによって電気的及び機械的に安定に接続された第一シールド部材1と第二シールド部材2とを含む電磁シールド部材500を得ることができる。
<第6実施形態>
次に、図18を参照しつつ、第6実施形態に係る電磁シールド部材600について説明する。本実施形態では、電磁シールド部材600は、介在部材3,3A,3B,3C,3Dと異なる構造の介在部材3Eを備える。図18は、電磁シールド部材600の断面図である。なお、図18は、第一シールド部材1の長手方向(軸方向)に沿う平面における断面図である。図18において、図1〜17に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、本実施形態における第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態、第4実施形態及び第5実施形態と異なる点について説明する。
次に、図18を参照しつつ、第6実施形態に係る電磁シールド部材600について説明する。本実施形態では、電磁シールド部材600は、介在部材3,3A,3B,3C,3Dと異なる構造の介在部材3Eを備える。図18は、電磁シールド部材600の断面図である。なお、図18は、第一シールド部材1の長手方向(軸方向)に沿う平面における断面図である。図18において、図1〜17に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、本実施形態における第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態、第4実施形態及び第5実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態では、第一シールド部材1に接続された状態において、介在部材3Eが、介在部材3Dの構成に加え、さらに、延長部31を含んでいる。そして、第二シールド部材2が、介在部材3Dの延長部31の箇所で内側リング部材36と外側リング部材37とに挟持されて接続されている。
即ち、本実施形態は、内側リング部材36及び外側リング部材37の一方の端面が、第一シールド部材1の一方の端面110よりも外側に存在する場合の事例である。本実施形態でも、第二シールド部材2は、介在部材3Eを介して第一シールド部材1に電気的に接続される。従って、本実施形態においても、第1実施形態〜第5実施形態と同様、介在部材3Eによって電気的及び機械的に安定に接続された第一シールド部材1と第二シールド部材2とを含む電磁シールド部材600を得ることができる。
<応用例>
第5実施形態及び第6実施形態において、内側リング部材36と外側リング部材37とのうちの一方のみが、延長部31を含んでいる場合も考えられる。この場合、第二シールド部材2が、内側リング部材36と外側リング部材37とに挟持されておらず、例えば、第1実施形態に示されるようなかしめ部材8によって、内側リング部材36と外側リング部材37とのうちの一方の延長部31に接続されていることが考えられる。
第5実施形態及び第6実施形態において、内側リング部材36と外側リング部材37とのうちの一方のみが、延長部31を含んでいる場合も考えられる。この場合、第二シールド部材2が、内側リング部材36と外側リング部材37とに挟持されておらず、例えば、第1実施形態に示されるようなかしめ部材8によって、内側リング部材36と外側リング部材37とのうちの一方の延長部31に接続されていることが考えられる。
また、第5実施形態において、介在部材3Dが、外側リング部材37のみを備えている場合も考えられる。この場合、接続用治具7の成形部71によって外側リング部材37が、その第一中空部370が拡大するように変形させられ、第一シールド部材1に固定される。ちなみに、第二シールド部材2は、この外側リング部材37の内側面に機械的及び電気的に接続されることが考えられる。また、第6実施形態のように、外側リング部材37に延長部31が形成されている場合、第二シールド部材2は、延長部31に被せられかしめ部材8によって外側リング部材37に固定されることも考えられる。
なお、本発明に係る電磁シールド部材は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された各実施形態及び応用例を自由に組み合わせること、或いは、各実施形態及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1 第一シールド部材
100 電磁シールド部材
11 筒体
12 樹脂層
2 第二シールド部材
3 介在部材
30 端面
31 延長部
32 接続部
320 溝
36 内側リング部材
360 第二中空部
37 外側リング部材
370 第一中空部
100 電磁シールド部材
11 筒体
12 樹脂層
2 第二シールド部材
3 介在部材
30 端面
31 延長部
32 接続部
320 溝
36 内側リング部材
360 第二中空部
37 外側リング部材
370 第一中空部
Claims (8)
- 金属の筒体を含む第一シールド部材と、
前記筒体に直接接触するように前記筒体の端部に電気的及び機械的に接続された筒状の金属の部材である介在部材と、
前記介在部材に電気的及び機械的に接続され前記第一シールド部材と別体の筒状の金属の部材であり、前記介在部材を介して前記筒体に電気的及び機械的に接続された第二シールド部材と、を備える電磁シールド部材。 - 請求項1に記載の電磁シールド部材であって、
前記介在部材は、前記第一シールド部材から延び出た環状の延長部を含み、
前記第二シールド部材が、前記介在部材の前記延長部に接続されている、電磁シールド部材。 - 請求項1又は請求項2に記載の電磁シールド部材であって、
前記筒体の端面と前記介在部材の端面とが、固相接合によって接続されている、電磁シールド部材。 - 請求項1又は請求項2に記載の電磁シールド部材であって、
前記介在部材は、前記第一シールド部材の端部の縁部が収容された環状の溝が形成された環状の接続部を含む、電磁シールド部材。 - 請求項1又は請求項2に記載の電磁シールド部材であって、
前記介在部材が、前記筒体の内部に圧入され前記筒体の内側面に接触した状態で前記筒体に接続されている、電磁シールド部材。 - 請求項1又は請求項2に記載の電磁シールド部材であって、
前記介在部材は、第一中空部が拡大するように変形可能な部材であり前記第一中空部が押し広げられた状態で前記筒体に固定された外側リング部材を含む、電磁シールド部材。 - 請求項6に記載の電磁シールド部材であって、
前記介在部材は、前記外側リング部材の第一中空部内に設けられ、第二中空部が拡大するように変形可能な部材であり前記第二中空部が押し広げられた状態で前記外側リング部材とともに前記筒体に固定された内側リング部材をさらに含み、
前記内側リング部材と前記外側リング部材との間に前記第二シールド部材が挟持されて接続されている、電磁シールド部材。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電磁シールド部材であって、
前記第一シールド部材が、前記筒体の外周面に設けられた樹脂層をさらに含む、電磁シールド部材。
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- 2014-10-02 JP JP2014203756A patent/JP2016072583A/ja active Pending
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