JP2016099797A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記憶部の記憶データに誤りが検出された際に、演算部のリセットが繰り返される状況を回避することの可能なマイクロコンピュータを提供する。
【解決手段】マイクロコンピュータ(10)は、データが記憶されるRAM12と、RAM12の記憶データの誤りを検出した際にECC異常信号を出力するECC機能部12aと、RAM12の記憶データに基づき演算処理を行うCPU11と、ECC異常信号の受信に基づきCPU11をリセットするリセット部14とを備える。CPU11は、リセット部14によるリセットから復帰した際、ECC異常信号に基づくリセット部14のリセット機能を一時的に無効化するとともに、リセット部14のリセット機能が無効化されている期間にRAM12の記憶データの誤りを解消する。
【選択図】図2

Description

本発明は、制御装置に関する。
従来、特許文献1に記載のマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と略記する)がある。特許文献1に記載のマイコンは、各種制御データが記憶されるメモリと、メモリに記憶されたデータに基づき各種演算処理を行う演算部(CPU)とを有している。特許文献1に記載のマイコンではメモリにECC(Error Check and Correct)機能が搭載されている。ECC機能は、データをメモリに記憶する際に、本来のデータに誤り訂正符号を付加してメモリに記憶することにより、誤り訂正又は誤り検出を可能とするものである。
特開平6−52065号公報
ところで、マイコンには、何らかの異常が生じた場合、演算部をリセット(再始動)することにより、マイコンの動作を復帰させる機能を有するものがある。このような演算部のリセット機能を特許文献1に記載のマイコンに搭載した場合、演算部のリセットが繰り返されるおそれがある。
具体的には、ECC機能によりメモリの記憶データの誤りが検出された際に演算部が初期化された後、復帰した演算部がメモリの記憶データを読み込むと、ECC機能によりメモリの記憶データの誤りが再度検出される。そのため、演算部の初期化が再度行われることとなる。以降、ECC機能によるメモリの誤り検出と、演算部のリセットとが繰り返し行われる。このような状況が発生すると、マイコンの適切な動作を確保できないおそれがある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、記憶部の記憶データに誤りが検出された際に、演算部のリセットが繰り返される状況を回避することの可能な制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、制御装置(1)は、データが記憶される記憶部(12)と、記憶部の記憶データの誤りを検出した際に異常信号を出力する誤り検出部(12a)と、記憶部の記憶データに基づき演算処理を行う演算部(11)と、誤り検出部から出力される異常信号の受信に基づき演算部をリセットするリセット部(14)と、を備える。演算部は、リセット部によるリセットから復帰した際、誤り検出部から出力される異常信号に基づくリセット部のリセット機能を無効化するとともに、当該異常信号に基づくリセット部のリセット機能が無効化されている期間に記憶部の記憶データの誤りを解消する。
この構成によれば、記憶部の記憶データに誤りが発生することにより演算部がリセットされた場合、リセットから復帰した演算部は、誤り検出部から出力される異常信号に基づくリセット部のリセット機能が無効化されている期間に記憶部の記憶データの誤りを解消する。これにより、その後に演算部が記憶部の記憶データを読み込んだ際に誤り検出部が記憶部の記憶データの誤りを再度検出することがなくなる。よって、リセット部が演算部を再度リセットすることがなくなるため、演算部のリセットが繰り返される状況を回避することができる。
本発明によれば、記憶部の記憶データに誤りが検出された際に、演算部のリセットが繰り返される状況を回避することができる。
制御装置の第1実施形態についてそのシステム構成を示すブロック図。 第1実施形態の制御装置についてそのマイクロコンピュータの構成を模式的に示すブロック図。 第1実施形態のマイクロコンピュータについてそのRAMに記憶されている情報を示す図表。 第1実施形態のマイクロコンピュータについてRAMへのデータの書き込みの際のECC機能部の動作例を模式的に示す模式図。 第1実施形態のマイクロコンピュータについてRAMからのデータの読み込みの際のECC機能部の動作例を模式的に示す模式図。 第1実施形態のマイクロコンピュータについてそのリセット部により行われるリセット処理の手順を示すフローチャート。 第1実施形態のマイクロコンピュータについてそのCPUにより実行される処理の手順を示すフローチャート。 第1実施形態のマイクロコンピュータについてそのCPUにより実行される誤り解消処理の手順を示すフローチャート。 第1実施形態のマイクロコンピュータの動作例を模式的に示す模式図。 制御装置の第2実施形態についてそのCPUにより実行される誤り解消処理の手順を示すフローチャート。 制御装置の変形例についてその構成を模式的に示すブロック図。 変形例の制御装置についてそのCPUにより実行される誤り解消処理の手順を示すフローチャート。 制御装置の他の変形例についてそのCPUにより実行される誤り解消処理の手順を示すフローチャート。
<第1実施形態>
以下、制御装置の第1実施形態について説明する。
図1に示されるように、制御装置(以下、「ECU」と略記する)1は、車両に搭載されたセンサ2により車両の速度やエンジンの回転速度等の車両情報を取得する。また、ECU1は、センサ2を通じて取得される車両情報を表示するように制御対象である表示部3の駆動を制御する、いわゆるメータ制御を実行する。ECU1は、マイコン10を中心に構成されている。
図2に示されるように、マイコン10は、演算部としてのCPU11と、記憶部としてのRAM( Random Access Memory)12及びROM(Read Only Memory)13と、リセット部14と、電源回路15とを有している。CPU11、RAM12、ROM13、及びリセット部14はバス16を介して互いに通信可能に接続されている。
RAM12には、CPU11の演算結果やセンサ2の検出値等のデータが一時的に記憶される。RAM12の記憶データは、大きくは、永続データと非永続データとに分類可能である。
永続データは、メータ制御を実行する上で継続的に保障する必要のあるデータである。すなわち、永続データは、初期化すべきでないデータである。例えばRAM12には、オド情報やトリップ情報等の表示部3の表示値情報が記憶されているが、これが初期化されると、表示部3の表示が急変動するため、好ましくない。このような表示部3の表示値情報等が永続データに該当する。
これに対し、非永続データは、メータ制御を実行する上で継続的に保障する必要のないデータである。すなわち、非永続データは、初期化を行ってもよいデータである。例えばRAM12には、センサ2の検出値の情報等が一時的に記憶されているが、仮にその情報が初期化されたとしても、表示部3の表示が急変動することはない。このようなセンサの検出値の情報等が非永続データに該当する。
図3に示されるように、RAM12のデータ領域は、永続データが記憶される永続データ領域AD1と、非永続データが記憶される非永続データ領域AD2とに区分されている。永続データ領域AD1は、例えばアドレスA0からアドレスAmまでのデータ領域として定義されている。非永続データ領域AD2は、例えばアドレスAm+1からアドレスAnまでのデータ領域として定義されている。なお、「m」は0以上の整数であり、「n」は「m」よりも大きい整数である。
図2に示されるように、RAM12は、誤り検出部としてのECC(Error Check and Correct)機能部12aを有している。ECC機能部12aは、データをRAM12に記憶する際に、本来のデータと共に誤り訂正符号を記憶することにより、誤り訂正又は誤り検出を可能とするものである。
詳しくは、図4に示されるように、ECC機能部12aは、データDiをRAM12に記憶する際、データDiに基づき誤り訂正符号(ECC値)ECiを生成する。なお、「i」は0以上の任意の整数を表す。ECC機能部12aは、RAM12の所定のアドレスAiにデータDiを記憶する際、データDiと共に、生成した誤り訂正符号ECiを記憶する。これにより、図3に示されるように、各アドレスにデータと誤り訂正符号とが関連付けられて記憶される。
図5に示されるように、ECC機能部12aは、CPU11がRAM12からデータDiを読み込む際、データDiに基づき確認用誤り訂正符号ECi’を再度生成する。ECC機能部12aは、生成した確認用誤り訂正符号ECi’と、データDiと共にRAM12に記憶されている誤り訂正符号ECiとを照合する。このとき、ECC機能部12aは、データDiに付属される誤り訂正符号ECiと、確認用誤り訂正符号ECi’とが一致している場合には、データDiが正常であると判断する。これに対し、RAM12のデータDiにデータ化け等が発生した場合、データDiに付属される誤り訂正符号ECiと、確認用誤り訂正符号ECi’とが一致しなくなる。この場合、ECC機能部12aは、データDiに誤りが生じたと判定する。ECC機能部12aは、データDiに誤りが生じたと判定した場合、その旨を示すECC異常信号をリセット部14に出力する。このように、ECC機能部12aは、RAM12の記憶データDiの誤りを検出する機能と、RAM12の記憶データDiの誤りを検出した際にそれをリセット部14に通知する機能とを有している。
ROM13には、各種制御プログラム等が記憶されている。また、ROM13には、RAM12においてアドレスA0からアドレスAmまでのデータが永続データ領域AD1に該当していること、及びアドレスAm+1からアドレスAnまでのデータが非永続データ領域AD2に該当していることが情報として記憶されている。
電源回路15は、車載バッテリ等から供給される電源電圧VBに基づきCPU11の動作電圧Vcpu、RAM12の動作電圧Vram、及びROM13の動作電圧Vromをそれぞれ生成する。電源回路15は、電源電圧VBから入力される電圧が閾値電圧以上であるか否かを監視している。電源回路15は、電源電圧VBから入力される電圧が閾値電圧以上である場合には、CPU11、RAM12、及びROM13へ電力を供給する。なお、閾値電圧としては、例えばRAM12の動作を維持するために必要なRAM保持可能電圧値等が用いられる。電源回路15は、電源電圧VBから入力される電圧がRAM保持可能電圧値未満である場合には、その旨を示すRAM電圧異常信号をリセット部14に出力する。
リセット部14は、異常を検出した際に、検出した異常に対応するフラグを設定する処理と、CPU11等をリセットする処理とを実行する部分である。例えば、リセット部14は、RAM12に対する異常検出フラグとして、第1異常検出フラグF1と第2異常検出フラグF2とを有している。各フラグF1,F2は、初期状態では、オフ状態に設定されている。リセット部14は、例えば図6に示されるリセット処理を実行する。
図6に示されるように、リセット部14は、まず、異常信号を受信したか否かを判断する(ステップS1)。リセット部14は、異常信号を受信していない場合には(ステップS1:NO)、当該処理を終了する。
リセット部14は、異常信号を受信した場合には(ステップS1:YES)、受信した異常信号がRAM電圧異常信号であるか否かを判断する(ステップS2)。リセット部14は、受信した異常信号がRAM電圧異常信号である場合には(ステップS2:YES)、第1異常検出フラグF1をオンさせるとともに(ステップS3)、CPU11及びRAM12を共にリセットする(ステップS4)。具体的には、リセット部14は、CPU11及びRAM12のリセット指令信号を電源回路15に出力する。電源回路15は、リセット部14から出力されるCPU11及びRAM12のリセット指令信号を受信すると、CPU11の動作電圧Vcpu及びRAM12の動作電圧Vramを一時的に遮断した後、CPU11及びRAM12に動作電圧Vcpu,Vramを付与する。このようにしてCPU11及びRAM12がリセット(再始動)される。
リセット部14は、受信した異常信号がRAM電圧異常信号でない場合には(ステップS2:NO)、受信した異常信号がECC異常信号であるか否かを判断する(ステップS5)。リセット部14は、受信した異常信号がECC異常信号である場合には(ステップS5:YES)、第2異常検出フラグF2をオン状態に設定するとともに(ステップS6)、CPU11をリセットする(ステップS7)。具体的には、リセット部14は、CPU11のリセット指令信号を電源回路15に出力する。電源回路15は、リセット部14から出力されるCPU11のリセット指令信号を受信すると、CPU11の動作電圧Vcpuを一時的に遮断した後、CPU11に動作電圧Vcpuを付与する。このようにしてCPU11がリセットされる。
リセット部14は、受信した異常信号がECC異常信号でない場合には(ステップS5:NO)、当該処理を終了する。
図6に示されるように、リセット部14により受信された異常信号がRAM電圧異常信号である場合とECC異常信号である場合とでリセット部14のリセット対象を異ならせている理由は以下の通りである。
電源回路15からリセット部14にRAM電圧異常信号が出力された場合には、RAM12の動作電圧Vramに異常が生じているため、RAM12の記憶データが異常な値になっているおそれがある。そのため、RAM12の永続データ領域AD1及び非永続データ領域AD2のそれぞれの記憶データに異常が生じている可能性がある。この場合、RAM12の記憶データに基づいてCPU11が演算処理を行うと、ECU1が異常な動作を行う可能性がある。そのため、リセット部14は、受信した異常信号がRAM電圧異常信号である場合には、CPU11及びRAM12を共にリセットすることにより、RAM12の動作電圧Vramの異常の解消を試みる。この場合、リセット後に再始動したCPU11は、RAM12の全ての記憶データを初期化する。なお、本実施形態の初期化とは、予め定められた固定値(例えば「0」)を書き込む処理を意味する。なお、記憶データの初期化により、RAM12の記憶データの異常は解消される。
また、RAM12のECC機能部12aからリセット部14にECC異常信号が出力された場合には、RAM12の記憶データの一部のみに誤りがあると考えられる。より具体的には、永続データ領域AD1の記憶データの一部、あるいは非永続データ領域AD2の記憶データの一部に誤りがあると考えられる。この場合、RAM12をリセットしてしまうと、非永続データのみならず、永続データも消えてしまうため、メータ制御を実行する上で不都合がある。そのため、リセット部14は、受信した異常信号がECC異常信号である場合には、CPU11のみをリセットする。
ところで、CPU11のみをリセットした場合、RAM12に記憶されているデータはそのままである。すなわち、RAM12には異常なデータが記憶されたままである。リセット後に再始動したCPU11が最初に行う処理は、通常、RAM12の記憶データを読み込み、その内容を確認する処理となることが多い。CPU11がRAM12の記憶データを読み込む際、ECC機能部12aが記憶データの誤りを再度検出するため、リセット部14がCPU11を再度リセットする。以降、ECC機能部12aによるRAM12の記憶データの誤り検出と、CPU11のリセットとが繰り返されるおそれがある。
そこで、本実施形態では、ECC異常信号に基づきリセット部14がCPU11をリセットした際、リセット後に再始動したCPU11は、ECC異常信号に基づくリセット部14のリセット機能を無効化する。また、CPU11は、ECC異常信号に基づくリセット部14のリセット機能が無効化されている期間にRAM12の記憶データの誤りを解消する。
次に、リセット後に再始動したCPU11により実行される処理について図7を参照して詳しく説明する。
図7に示されるように、CPU11は、まず、RAM12の非永続データ領域AD2を初期化する(ステップS10)。次に、CPU11は、リセットの要因を示す異常検出フラグがRAM12の動作電圧Vramの異常によるものであるか否かを判断する(ステップS11)。具体的には、CPU11は、リセット部14の第1異常検出フラグF1を読み込み、当該第1異常検出フラグF1がオン状態となっている場合には、異常検出フラグがRAM12の動作電圧Vramの異常によるものであると判断する(ステップS11:YES)。この場合、CPU11は、RAM12の永続データ領域AD1を初期化する(ステップS12)。すなわち、RAM12の動作電圧Vramに異常が生じた場合、CPU11は、RAM12の永続データ領域AD1及び非永続データ領域AD2を共に初期化する。その後、CPU11は、通常動作に移行する(ステップS13)。
また、CPU11は、異常検出フラグがRAM12の動作電圧Vramの異常によるものでない場合には(ステップS11:NO)、異常検出フラグがECC機能部12aの異常検出によるものであると判定する。この場合、CPU11は、ECC異常信号に基づくリセット機能の無効化指令信号をリセット部14にバス16を介して出力することにより、ECC異常信号に基づくリセット部14のリセット機能を無効化する(ステップS14)。これにより、リセット部14は、ECC機能部12aから出力されるECC異常信号を受信した場合でも、CPU11のリセットを実行しなくなる。
CPU11は、ステップS14の処理に続いて、永続データ領域AD1における記憶データの誤りを解消する処理を実行する(ステップS15)。
具体的には、図8に示されるように、CPU11は、まず、リセット部14の第2異常検出フラグF2をオフ状態に設定した後(ステップS150)、RAM12のアドレスAjのデータDjを読み込む(ステップS151)。なお、「j」の初期値は「0」に設定されている。次に、CPU11は、第2異常検出フラグF2がオン状態になっているか否かを判断する(ステップS152)。CPU11は、第2異常検出フラグF2がオン状態である場合(ステップS152:YES)、アドレスAjのデータDjに誤りが発生していると判断し、当該データDjを初期化する(ステップS153)。
CPU11は、ステップS153の処理に続いて、永続データ領域AD1の最終アドレスAmの値mに値jが達したか否かを判断する(ステップS154)。また、CPU11は、ステップS152の処理で第2異常検出フラグF2がオフ状態であると判断した場合にも(ステップS152:NO)、すなわちアドレスAjのデータDjが正常な場合にも、ステップS154の処理に移行する。CPU11は、値jが値mに達していない場合には(ステップS154:NO)、値jをインクリメントした後(ステップS155)、ステップS150の処理に戻る。CPU11は、値jが値mに達した場合には(ステップS154:YES)、当該処理を終了する。
図7に示されるように、CPU11は、ステップS15の処理を終えた後、ECC異常信号に基づくリセット機能の有効化指令信号をリセット部14にバス16を介して出力することにより、ECC異常信号に基づくリセット部14のリセット機能を有効化する(ステップS16)。これにより、リセット部14は通常の動作状態に戻る。その後、CPU11は、永続データ領域AD1の記憶データを読み込む等して通常動作に移行する(ステップS13)。
次に、本実施形態のECU1の動作例について説明する。
図9に示されるように、RAM12が正常に動作している際に、永続データ領域AD1のアドレスA1のデータD1にデータ化けが発生して、アドレスA1のデータ内容が異常データDeに変化したとする。この場合、ECC機能部12aにより記憶データの誤りが検出されるため、CPU11がリセットされる。リセットから復帰したCPU11は、ECC異常信号に基づくリセット部14のリセット機能を無効化する。この段階では、CPU11は、永続データ領域AD1の記憶データのうち、いずれに誤りが発生したかを特定することができていない。本実施形態のCPU11は、ECC異常信号に基づくリセット部14のリセット機能が無効化されている期間に永続データ領域AD1の記憶データをアドレス順に読み込むことにより、記憶データに誤りが発生した箇所がアドレスA1であることを特定する。CPU11は、アドレスA1のデータが誤りであることを検出すると、当該アドレスA1のデータを初期化して記憶データの誤りを解消した後、ECC異常信号に基づくリセット部14のリセット機能を有効化する。これにより、RAM12のアドレスA1に初期データDsが記憶された状態でCPU11が通常動作を開始することとなる。
以上説明した本実施形態のマイコン10によれば、以下の(1)〜(5)に示される作用及び効果を得ることができる。
(1)図9に示されるように、RAM12のアドレスA1に異常データDeが記憶された際、当該アドレスA1に初期データDsが記憶されることにより、リセット後に復帰したCPU11が永続データ領域AD1の記憶データを読み込む際に、ECC機能部12aが記憶データの誤りを再度検出することがなくなる。よって、リセット部14がCPU11を再度リセットすることがなくなるため、CPU11のリセットが繰り返される状況を回避することができる。
(2)RAM12の非永続データ領域AD2の記憶データに誤りが発生している場合には、図7のステップS10の処理を通じて非永続データ領域AD2が初期化されることにより、非永続データ領域AD2における記憶データの誤りが解消される。これによりCPU11が非永続データ領域AD2の記憶データを読み込む際に、ECC機能部12aが記憶データの誤りを再度検出することがなくなる。この場合、非永続データ領域AD2の記憶データは全て失われるが、そもそも非永続データ領域AD2の記憶データは初期化を行なってもよいデータであるため、CPU11の演算処理に大きな支障を来すことはない。
(3)RAM12の永続データ領域AD1の記憶データに誤りが発生した場合には、ECC異常信号に基づくリセット部14のリセット機能が一時的に無効化されている期間に、CPU11が永続データ領域AD1における記憶データの誤りを解消する。これにより、永続データ領域AD1の記憶データを保持しつつ、記憶データの誤りを解消することができる。よって、CPU11の演算処理の継続性を向上させることができる。
(4)CPU11は、リセットされた際、異常検出フラグがRAM12の動作電圧Vramの異常である場合には、RAM12の非永続データ及び永続データを共に初期化する。これにより、異常なデータに基づきCPU11が演算処理を実行することを回避できるため、CPU11の演算処理の信頼性を向上させることができる。
(5)CPU11は、RAM12の永続データ領域AD1の記憶データに誤りが発生した場合、永続データ領域AD1の記憶データを順次読み込むことにより誤りの発生した記憶データを特定し、当該特定された記憶データのみを初期化する。これにより、誤りが発生した記憶データを除く記憶データをそのまま残すことができるため、CPU11の演算処理の継続性を更に向上させることができる。
<第2実施形態>
次に、マイコン10の第2実施形態について説明する。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態のCPU11は、図8に示される処理に代えて、図10に示される処理を実行する点で異なる。すなわち、CPU11は、永続データ領域AD1における記憶データの誤りを解消する処理として、RAM12の永続データ領域AD1の全ての記憶データを初期化する処理を実行する(ステップS156)。
以上説明した本実施形態のマイコン10によれば、上記の(1)〜(4)の作用及び効果に加え、上記の(5)に代わる作用及び効果として以下の(6)に示される作用及び効果を得ることができる。
(6)CPU11は、RAM12の永続データ領域AD1の記憶データに誤りが発生した場合、永続データ領域AD1の全ての記憶データを初期化する。これにより、第1実施形態のように、誤りの発生した記憶データを特定する場合と比較すると、より短時間で永続データ領域AD1における記憶データの誤りを解消することができる。すなわち、CPU11のリセットが繰り返される状況をより容易に解消することができる。
<他の実施形態>
なお、上記各実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・第1実施形態のCPU11は、図8のステップS153の処理においてデータDjを初期化する処理を実行したが、これに代えて、例えばデータDjをバックアップデータに基づき復元する処理を行ってもよい。例えば、図11に示されるように、ECU1に、不揮発性の記憶部として、EEPROM等の不揮発性メモリ20を設ける。CPU11は、バス16及び入出力ポート17を介して不揮発性メモリ20に対してデータの書き込み及び読み込みを行うことが可能となっている。CPU11は、RAM12の永続データ領域AD1にデータを書き込む際、同一のデータを不揮発性メモリ20にバックアップする。そして、図12に示されるように、CPU11は、図8のステップS153の処理に代えて、不揮発性メモリ20のバックアップデータに基づきアドレスAjのデータDjを復元する処理を実行する(ステップS156)。このような構成であれば、より的確に記憶データの誤りを解消することができる。なお、同様の処理を第2実施形態のCPU11で実行してもよい。すなわち、図10のステップS156の処理に代えて、図13のステップS157の処理、すなわち不揮発性メモリ20のバックアップデータに基づきRAM12の永続データ領域AD1の全ての記憶データを復元する処理を行ってもよい。
・CPU11は、永続データ領域AD1における記憶データの誤りを解消する方法として、図8及び図10に示される方法とは別の方法を採用してもよい。例えばCPU11は、永続データ領域AD1の全ての記憶データに対して、読み込む処理と、読み込んだデータをそのまま同じアドレスに書き込む処理とを繰り返し行う。このような方法であれば、異常なデータをそのまま同じアドレスに書き込む際に、ECC機能部12aにより、異常な記憶データに付属する誤り訂正符号が、異常な記憶データに対応した誤り訂正符号に書き直される。結果的に、RAM12における記憶データの誤りが解消されるため、CPU11がアドレスA1の異常データDeを読み込む際に、ECC機能部12aにより誤りが検出されることを回避できる。
・上記各実施形態のマイコン10では、ECC機能部12aがRAM12に搭載されていたが、ECC機能部12aはRAM12とは別に設けられていてもよい。
・上記各実施形態では、ECC機能部12aに代えて、RAM12の記憶データの誤りを検出する適宜の誤り検出部を採用することが可能である。
・ECU1により実行される制御内容、あるいはCPU11により実行される演算処理の内容によっては、RAM12のデータ領域を永続データ領域AD1と非永続データ領域AD2とに分類することが困難な場合もある。このような場合には、CPU11は、図7におけるステップS10の処理を割愛するとともに、RAM12の全ての記憶データに対して図8に示される処理を実行してもよい。
・上記各実施形態の構成は、ECC機能部12aを有するRAM12に限らず、ECC機能部を有する各種記憶部に適用することが可能である。
・上記各実施形態のマイコン10の構成は、メータ制御を実行するECU1に限らず、例えば車両のエアコンを制御対象とするエアコンECUや、車両のドアウィンドウを開閉させるドアモータを制御対象とするボディーECU等にも適用可能である。すなわち、エアコンECUでは、エアコンの設定値情報がマイコンのRAMに永続データとして記憶されるため、上記各実施形態の構成を採用することが有効である。また、ボディーECUでは、ドアウィンドウの開閉位置情報がマイコンのRAMに永続データとして記憶されるため、上記各実施形態の構成を採用することが有効である。
・本発明は上記の具体例に限定されるものではない。すなわち、上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素及びその配置や条件等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1:制御装置
11:CPU(演算部)
12:RAM(記憶部)
12a:ECC機能部(誤り検出部)
14:リセット部
20:不揮発性メモリ(不揮発性の記憶部)

Claims (9)

  1. 制御装置(1)であって、
    データが記憶される記憶部(12)と、
    前記記憶部の記憶データの誤りを検出した際に異常信号を出力する誤り検出部(12a)と、
    前記記憶部の記憶データに基づき演算処理を行う演算部(11)と、
    前記誤り検出部から出力される前記異常信号の受信に基づき前記演算部をリセットするリセット部(14)と、を備え、
    前記演算部は、前記リセット部によるリセットから復帰した際、前記異常信号に基づく前記リセット部のリセット機能を無効化するとともに、前記異常信号に基づく前記リセット部のリセット機能が無効化されている期間に前記記憶部の記憶データの誤りを解消することを特徴とする制御装置。
  2. 前記記憶部には、前記リセット部により前記演算部がリセットされる際に初期化すべきでないデータが記憶される永続データ領域と、初期化してもよいデータが記憶される非永続データ領域とが設けられ、
    前記演算部は、前記リセット部によるリセットから復帰した際、前記非永続データ領域を初期化するとともに、前記異常信号に基づく前記リセット部のリセット機能が無効化されている期間に前記永続データ領域における前記記憶部の記憶データの誤りを解消することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記リセット部は、前記記憶部の動作電圧に異常が生じた際に前記記憶部及び前記演算部を共にリセットするものであり、
    前記演算部は、リセットされた際、当該リセットの要因が前記記憶部の動作電圧の異常である場合には、前記非永続データ領域及び前記永続データ領域を共に初期化することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記演算部は、前記異常信号に基づく前記リセット部のリセット機能が無効化されている期間に、前記永続データ領域の記憶データを順次読み込むとともに、読み込んだ記憶データのそれぞれについて前記誤り検出部により誤りが検出されるか否かを判定することで誤りの検出された記憶データを特定し、当該特定された記憶データのみを初期化することにより、前記永続データ領域における前記記憶部の記憶データの誤りを解消することを特徴とする請求項2又は3に記載の制御装置。
  5. 前記永続データ領域の記憶データがバックアップされる不揮発性の記憶部(20)を更に備え、
    前記演算部は、前記異常信号に基づく前記リセット部のリセット機能が無効化されている期間に、前記永続データ領域の記憶データを順次読み込むとともに、読み込んだ記憶データのそれぞれについて前記誤り検出部により誤りが検出されるか否かを判定することで誤りの検出された記憶データを特定し、当該特定された記憶データを前記不揮発性の記憶部に記憶されたバックアップデータに基づき復元することにより、前記永続データ領域における前記記憶部の記憶データの誤りを解消することを特徴とする請求項2又は3に記載の制御装置。
  6. 前記演算部は、前記異常信号に基づく前記リセット部のリセット機能が無効化されている期間に前記永続データ領域の全ての記憶データを初期化することにより、前記永続データ領域における前記記憶部の記憶データの誤りを解消することを特徴とする請求項2又は3に記載の制御装置。
  7. 前記永続データ領域の記憶データがバックアップされる不揮発性の記憶部(20)を更に備え、
    前記演算部は、前記異常信号に基づく前記リセット部のリセット機能が無効化されている期間に前記永続データ領域の全ての記憶データを前記不揮発性の記憶部に記憶されたバックアップデータに基づき復元することにより、前記永続データ領域における前記記憶部の記憶データの誤りを解消することを特徴とする請求項2又は3に記載の制御装置。
  8. 前記誤り検出部は、ECC機能により前記記憶部の記憶データの誤りを検出することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の制御装置。
  9. 前記記憶部は、RAM(12)からなることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の制御装置。
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