JP2016099436A5 - - Google Patents
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- 239000006185 dispersion Substances 0.000 claims description 5
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 13
- 206010010071 Coma Diseases 0.000 description 2
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Description
本発明の光学系は、物体側から像側へ順に、負又は正の屈折力の第1レンズユニット、全体として正の屈折力を有し少なくとも1つのレンズユニットを含む後群からなり、フォーカシングに際して隣り合うレンズユニットの間隔が変化する光学系であって、前記第1レンズユニットは正レンズと負レンズを含み、前記第1レンズユニットの最も物体側のレンズは負の屈折力を有し、前記後群は正レンズと開口絞りを有し、前記後群に含まれるレンズのうち前記開口絞りの物体側又は像側にあって前記開口絞りに最も近いレンズのレンズ面は前記開口絞りに対して凹形状を有し、前記第1レンズユニットに含まれる負レンズのうち、アッベ数が最小である第1負レンズの屈折率をnd1n、該第1負レンズのアッベ数をνd1nとし、前記第1レンズユニットに含まれる正レンズのうち、アッベ数が最小である第1正レンズの屈折率をnd1p、該第1正レンズのアッベ数をνd1pとし、前記後群に含まれる正レンズのアッベ数をνd2p、g線とF線に関する部分分散比をθgF2pとするとき、
−0.50≦nd1n−(−0.014×νd1n+2.27)≦−0.08
0.04≦nd1p−(−0.014×νd1p+2.27)≦0.50
0.01<θgF2p−(−0.001682×νd2p+0.6438)<0.50
なる条件を満足することを特徴とする。
−0.50≦nd1n−(−0.014×νd1n+2.27)≦−0.08
0.04≦nd1p−(−0.014×νd1p+2.27)≦0.50
0.01<θgF2p−(−0.001682×νd2p+0.6438)<0.50
なる条件を満足することを特徴とする。
各実施例の光学系は、物体側から像側へ順に、正又は負の屈折力の第1レンズユニットL1と、正の屈折力の後群L2と、を有する。第1レンズユニットは正レンズと負レンズを含む。後群L2は複数のレンズと開口絞りSPを有する。後群L2が含むレンズのうち、開口絞りSPの物体側又は像側にあって開口絞りSPに最も近いレンズのレンズ面は、開口絞りSPに対して凹形状を有している。なお、iを物体側からのレンズユニットの順番とすると、Liは第iレンズユニットを表す。
0<|f/f1|≦0.40 (5)
各実施例の光学系は開口絞りSPに対して略対称なレンズ構成の後群L2と、第1レンズユニットL1から構成されている。条件式(5)の下限を下回ると、相対的に第1レンズユニットL1の屈折力が小さくなり、光学系を小型に構成することが困難となる。条件式(5)の上限を上回ると、開口絞りSPに対して非対称なパワー配置となるため倍率色収差が大きく発生し、この補正が困難となる。
各実施例の光学系は開口絞りSPに対して略対称なレンズ構成の後群L2と、第1レンズユニットL1から構成されている。条件式(5)の下限を下回ると、相対的に第1レンズユニットL1の屈折力が小さくなり、光学系を小型に構成することが困難となる。条件式(5)の上限を上回ると、開口絞りSPに対して非対称なパワー配置となるため倍率色収差が大きく発生し、この補正が困難となる。
条件式(8)の代わりに、以下の条件式を満足すると更に良い。
−0.03<θgF1p−(−0.001682νd1p+0.6438)<0.007
・・・(8a)
条件式(8a)の代わりに、以下の条件式を満足すると更に良い。
−0.02<θgF1p−(−0.001682νd1p+0.6438)<0.006
・・・(8b)
各実施例において、後群L2のうちの正レンズのアッベ数をνd2p、g線とF線に関する部分分散比をθgF2pとするとき、以下の条件式(9)を満足するのが好ましい。
−0.03<θgF1p−(−0.001682νd1p+0.6438)<0.007
・・・(8a)
条件式(8a)の代わりに、以下の条件式を満足すると更に良い。
−0.02<θgF1p−(−0.001682νd1p+0.6438)<0.006
・・・(8b)
各実施例において、後群L2のうちの正レンズのアッベ数をνd2p、g線とF線に関する部分分散比をθgF2pとするとき、以下の条件式(9)を満足するのが好ましい。
0≦L1n/Lp≦0.25 (10b)
各実施例において、後群L2のうちの開口絞りSPより物体側のレンズの像側の面の曲率半径をRf、開口絞りSPより像側のレンズの物体側の面の曲率半径をRrとするとき、以下の条件式を満足するのが好ましい。
各実施例において、後群L2のうちの開口絞りSPより物体側のレンズの像側の面の曲率半径をRf、開口絞りSPより像側のレンズの物体側の面の曲率半径をRrとするとき、以下の条件式を満足するのが好ましい。
0.25<|Rf/f|<2.0 (11)
0.25<|Rr/f|<1.5 (12)
条件式(11)及び(12)はコマ収差及び非点収差を良好に低減し高い光学性能を実現するためのものである。条件式(11)及び(12)の下限を下回る場合には、コマ収差が大きく発生し、この補正が困難となる。条件式(11)及び(12)の上限を上回る場合には、非点収差が大きく発生し、この補正が困難となる。
0.25<|Rr/f|<1.5 (12)
条件式(11)及び(12)はコマ収差及び非点収差を良好に低減し高い光学性能を実現するためのものである。条件式(11)及び(12)の下限を下回る場合には、コマ収差が大きく発生し、この補正が困難となる。条件式(11)及び(12)の上限を上回る場合には、非点収差が大きく発生し、この補正が困難となる。
0.50<|Rf/f|<1.60 (11a)
0.40<|Rr/f|<1.00 (12a)
条件式(11a)(12a)の代わりに、以下の条件式を満足すると更に良い。
0.40<|Rr/f|<1.00 (12a)
条件式(11a)(12a)の代わりに、以下の条件式を満足すると更に良い。
0.50<|Rf/f|<1.40 (11b)
0.40<|Rr/f|<0.80 (12b)
0.40<|Rr/f|<0.80 (12b)
図1(a)に示す実施例1(数値実施例1)の光学系は、物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1レンズユニットL1と、正の屈折力の後群L2から構成されている。後群L2は、物体側から像側へ順に、正の屈折力のレンズユニット(サブレンズユニット)L2a、開口絞りを含む正の屈折力のレンズユニット(サブレンズユニット)L2bから構成されている。各サブレンズユニットの開口絞りの側のレンズ面は凹形状を有し、開口絞りの両側に2つのサブレンズユニットが略対称に配置された構成になっている。無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、第1レンズユニットL1は不動であり、レンズユニットL2a及びL2bは矢印の如く物体側へ移動する。
図2(a)に示す実施例2(数値実施例2)の光学系は、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズユニットL1と、正の屈折力の後群L2から構成されている。後群L2は物体側から像側へ順に、正の屈折力のレンズユニットL2a、開口絞りを含む正の屈折力のレンズユニットL2bから構成されている。無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、第1レンズユニットL1は不動であり、レンズユニットL2a及びL2bは矢印の如く物体側へ移動する。
L1・・・第1レンズユニット、L2・・・後群、L2a・・・レンズユニットL2a、L2b・・・レンズユニットL2b、SP・・・開口絞り、IP・・・像面
Claims (9)
- 物体側から像側へ順に、負又は正の屈折力の第1レンズユニット、全体として正の屈折力を有し少なくとも1つのレンズユニットを含む後群からなり、フォーカシングに際して隣り合うレンズユニットの間隔が変化する光学系であって、
前記第1レンズユニットは正レンズと負レンズを含み、
前記第1レンズユニットの最も物体側のレンズは負の屈折力を有し、
前記後群は正レンズと開口絞りを有し、
前記後群に含まれるレンズのうち前記開口絞りの物体側又は像側にあって前記開口絞りに最も近いレンズのレンズ面は前記開口絞りに対して凹形状を有し、
前記第1レンズユニットに含まれる負レンズのうち、アッベ数が最小である第1負レンズの屈折率をnd1n、該第1負レンズのアッベ数をνd1nとし、前記第1レンズユニットに含まれる正レンズのうち、アッベ数が最小である第1正レンズの屈折率をnd1p、該第1正レンズのアッベ数をνd1pとし、前記後群に含まれる正レンズのアッベ数をνd2p、g線とF線に関する部分分散比をθgF2pとするとき、
−0.50≦nd1n−(−0.014×νd1n+2.27)≦−0.08
0.04≦nd1p−(−0.014×νd1p+2.27)≦0.50
0.01<θgF2p−(−0.001682×νd2p+0.6438)<0.50
なる条件を満足することを特徴とする光学系。 - 前記光学系が無限遠物体に合焦したときの焦点距離をf、前記第1レンズユニットの焦点距離をf1とするとき、
0<|f/f1|≦0.40
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。 - 前記第1負レンズの焦点距離をf1nとするとき、
0.25≦|f/f1n|≦2.00
なる条件を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学系。 - 前記第1負レンズのg線とF線に関する部分分散比をθgF1nとするとき、
0<θgF1n−(−0.001682×νd1n+0.6438)<0.05
なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の光学系。 - 前記第1正レンズのg線とF線に関する部分分散比をθgF1pとするとき、
−0.05<θgF1p−(−0.001682×νd1p+0.6438)<0.008
なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の光学系。 - 前記光学系の最も物体側のレンズ面から前記開口絞りまでの光軸に沿う距離をLp、前記光学系の最も物体側のレンズ面から前記第1負レンズまでの光軸上の距離をL1nとするとき、
0≦L1n/Lp≦0.40
なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の光学系。 - 前記後群のうち、前記開口絞りより物体側のレンズの像側の面の曲率半径をRf、前記開口絞りより像側のレンズの物体側の面の曲率半径をRrとするとき、
0.25<|Rf/f|<2.0
0.25<|Rr/f|<1.5
なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の光学系。 - 前記後群は、前記開口絞りの物体側および像側に、正の屈折力のレンズユニットをそれぞれ有し、
前記後群において前記開口絞りの物体側に配置されたレンズユニットの前記開口絞りに最も近いレンズ面と、前記後群において前記開口絞りの像側に配置されたレンズユニットの前記開口絞りに最も近いレンズ面は、共に前記開口絞りに対して凹形状であることを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載の光学系。 - 請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の光学系を有することを特徴とする光学機器。
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