JP2013037339A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013037339A5 JP2013037339A5 JP2012115553A JP2012115553A JP2013037339A5 JP 2013037339 A5 JP2013037339 A5 JP 2013037339A5 JP 2012115553 A JP2012115553 A JP 2012115553A JP 2012115553 A JP2012115553 A JP 2012115553A JP 2013037339 A5 JP2013037339 A5 JP 2013037339A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- refractive power
- negative
- lenses
- positive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 28
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 claims description 22
- 230000003287 optical Effects 0.000 claims description 3
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 3
- 210000001747 Pupil Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000002547 anomalous Effects 0.000 description 1
Description
本発明のズームレンズは、最も拡大側に配置された負の屈折力を有する第1レンズ群と、前記第1レンズ群よりも縮小側に配置された絞りを有し、前記第1レンズ群は複数の負レンズを有し、
前記第1レンズ群に含まれる負レンズの材料のアッベ数の最大値と最小値をそれぞれνn,maxとνn,min、広角端における全系の焦点距離をfW、前記絞りより拡大側に存在するレンズの枚数をib枚、前記ib枚のレンズのうち拡大側から順に、第i番目のレンズの屈折力をφi、前記第i番目のレンズの材料のアッベ数と部分分散比をそれぞれνi、θgF,iとし、部分分散比差Δθiを
Δθi=θgF,i−(0.6438−0.001682νi)
とするとき、
3.3<νn,max/νn,min<6.5
前記第1レンズ群に含まれる負レンズの材料のアッベ数の最大値と最小値をそれぞれνn,maxとνn,min、広角端における全系の焦点距離をfW、前記絞りより拡大側に存在するレンズの枚数をib枚、前記ib枚のレンズのうち拡大側から順に、第i番目のレンズの屈折力をφi、前記第i番目のレンズの材料のアッベ数と部分分散比をそれぞれνi、θgF,iとし、部分分散比差Δθiを
Δθi=θgF,i−(0.6438−0.001682νi)
とするとき、
3.3<νn,max/νn,min<6.5
また本発明の他の一側面としての単焦点レンズは、最も縮小側に配置されたレンズと縮小側焦点との間隔が、全系の焦点距離より大きい単焦点レンズであって、絞りを有し、絞りよりも拡大側のレンズ群を前群とし、前記前群は複数の負レンズを有し、前記前群に含まれる負レンズの材料のアッベ数の最大値と最小値をそれぞれνn,maxとνn,min、全系の焦点距離をf、前記前群に含まれるレンズの枚数をib枚、前記ib枚のレンズのうち拡大側から順に、第i番目のレンズの屈折力をφi、前記第i番目のレンズの材料のアッベ数と部分分散比をそれぞれνi、θgF,iとし、部分分散比差Δθiを
Δθi=θgF,i−(0.6438−0.001682νi)
とするとき、
3.3<νn,max/νn,min<6.5
Δθi=θgF,i−(0.6438−0.001682νi)
とするとき、
3.3<νn,max/νn,min<6.5
本発明の広画角の単焦点レンズやズームレンズ等の光学系では負の屈折力を有する第1レンズ群または前群内に使用する異常分散性の強い高分散材料と低分散材料のアッベ数(Abbe数)を適切に設定している。更に最も拡大側(拡大共役側)から開口絞りまでの間に存在するレンズの色収差の補正量を適切に設定している。以下では説明を分かりやすくするため、ズームレンズの場合を例にとって行う。以下の説明の第1レンズ群を前群に置き換えれば、本発明の効果は単焦点レンズにおいても同様に得られる。また単焦点レンズはズームレンズの広角端におけるズーム位置に相当する。
各実施例のズームレンズでは、第1レンズ群L1は複数の負レンズを有し、第1レンズ群L1に含まれる負レンズの材料のアッベ数の最大値νn,maxと最小値νn,minとする。広角端における焦点距離をfW、絞りSP或いは絞りSPを含んだレンズ群より拡大共役側に存在するレンズの枚数をib枚とする。拡大共役側から縮小共役側へ順に、ib枚のレンズのうち第i番目のレンズの屈折力をφi、材料のアッベ数と部分分散比をそれぞれνi、θgF,iとする。そして、部分分散比差Δθi(異常部分分散比)を
Δθi=θgF,i−(0.6438−0.001682νi)
とおく。このとき、
3.3<νn,max/νn,min<6.5 ・・・(1)
Δθi=θgF,i−(0.6438−0.001682νi)
とおく。このとき、
3.3<νn,max/νn,min<6.5 ・・・(1)
逆に条件式(1)の上限あるいは下限を超えた場合、正レンズの材料の部分分散比差Δθが大きい高分散材料になったり、負レンズの材料の部分分散比差Δθが小さくなり条件式(2)の上限を満たせなくなる。このため、g線の倍率色収差が残存してしまう。また条件式(2)の下限を超えた場合は補正が過剰となり、倍率色収差が図13に示したように逆のアンダー側に補正前より大きく出てしまう。そのため条件式(2)で定めた範囲とするのが良い。
また、単焦点レンズにおいては、条件式(1)を満たす2枚の負レンズは、最も拡大側に配置された第1レンズの縮小側において、拡大側から縮小側に連続して配置され、かつフォーカシングに際して第1レンズと同じ軌跡で移動することが望ましい。前述の通り、2次の色消し効果は瞳近軸光線の高さが大きいほど高くなる。前記2枚の負レンズが前記の複数のレンズに含まれることで、絞りに対してより拡大側に位置することとなり、瞳近軸光線の高さを大きくすることができる。各実施例において更に好ましくは次の諸条件のうち1以上を満足するのが良い。
第1レンズ群L1に含まれる負レンズのうちレンズの材料のアッベ数が最小値νn,minをとる負レンズの材料のd線に対する屈折率をndとする。第1レンズ群L1は少なくとも1つの正レンズを有し、第1レンズ群L1に含まれる少なくとも1つの正レンズの屈折力をφPと、材料のアッベ数と部分分散比を各々νP、θgFPとし、部分分散比差ΔθPをΔθP=θgFP−(0.6438−0.001682νP)とおく。絞りSPより縮小共役側に複数の正レンズを有し、絞りSPより縮小共役側に位置する正レンズの材料のアッベ数の最大値と最小値を各々νp,max、νp,minとする。
Claims (14)
- 最も拡大側に配置された負の屈折力を有する第1レンズ群と、前記第1レンズ群よりも縮小側に配置された絞りを有し、前記第1レンズ群は複数の負レンズを有し、
前記第1レンズ群に含まれる負レンズの材料のアッベ数の最大値と最小値をそれぞれνn,maxとνn,min、広角端における全系の焦点距離をfW、前記絞りより拡大側に存在するレンズの枚数をib枚、前記ib枚のレンズのうち拡大側から順に、第i番目のレンズの屈折力をφi、前記第i番目のレンズの材料のアッベ数と部分分散比をそれぞれνi、θgF,iとし、部分分散比差Δθiを
Δθi=θgF,i−(0.6438−0.001682νi)
とするとき、
3.3<νn,max/νn,min<6.5
- 前記第1レンズ群に含まれる負レンズのうち、レンズの材料のアッベ数が最小値νn,minをとる負レンズの材料のd線に対する屈折率をndとするとき、
1.8<nd<2.5
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。 - 前記第1レンズ群は少なくとも1つの正レンズを有し、前記第1レンズ群に含まれる少なくとも1つの正レンズの屈折力をφP、材料のアッベ数と部分分散比を各々νP、θgFPとし、部分分散比差ΔθPを
ΔθP=θgFP−(0.6438−0.001682νP)
とするとき、
−0.0002<fW・φP・ΔθP/νP<0.0000
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載のズームレンズ。 - 前記絞りより縮小側に複数の正レンズを有し、前記絞りより縮小側に位置する正レンズの材料のアッベ数の最大値と最小値を各々νp,max、νp,minとするとき、
2.5<νp,max/νp,min<6.5
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 前記ズームレンズは、拡大側から縮小側へ順に、
負の屈折力の第1レンズ群、
正の屈折力の第2レンズ群、
負の屈折力の第3レンズ群、
正の屈折力の第4レンズ群を有し、
ズーミングに際して、隣り合うレンズ群の間隔が変化することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - ズーミングに際して、前記第1レンズ群乃至前記第4レンズ群が全て移動することを特徴とする請求項5に記載のズームレンズ。
- 前記ズームレンズは、拡大側から縮小側へ順に、
負の屈折力の第1レンズ群、
正の屈折力の第2レンズ群、
正の屈折力の第3レンズ群、
正の屈折力の第4レンズ群を有し、
ズーミングに際して、前記第1レンズ群と最も縮小側に配置されたレンズ群が不動であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 請求項1乃至7いずれか1項に記載のズームレンズを有することを特徴とする光学機器。
- 最も縮小側に配置されたレンズと縮小側焦点との間隔が、全系の焦点距離より大きい単焦点レンズであって、絞りを有し、
前記絞りよりも拡大側のレンズ群を前群とし、前記前群は複数の負レンズを有し、
前記前群に含まれる負レンズの材料のアッベ数の最大値と最小値をそれぞれνn,maxとνn,min、全系の焦点距離をf、前記前群に含まれるレンズの枚数をib枚、前記ib枚のレンズのうち拡大側から順に、第i番目のレンズの屈折力をφi、前記第i番目のレンズの材料のアッベ数と部分分散比をそれぞれνi、θgF,iとし、部分分散比差Δθiを
Δθi=θgF,i−(0.6438−0.001682νi)
とするとき、
3.3<νn,max/νn,min<6.5
- 前記複数の負レンズのうち、レンズの材料のアッベ数が最大値νn,maxと最小値νn,minをとる2枚の負レンズは、最も拡大側に配置された第1レンズの縮小側において、拡大側から縮小側に連続して配置され、かつフォーカシングに際して前記第1レンズと同一の軌跡で移動することを特徴とする請求項9に記載の単焦点レンズ。
- 前記前群に含まれる負レンズのうちレンズの材料のアッベ数が最小値νn,minをとる負レンズの材料のd線に対する屈折率をndとするとき、
1.8<nd<2.5
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項9又は10に記載の単焦点レンズ。 - 前記前群は少なくとも1つの正レンズを有し、前記前群に含まれる少なくとも1つの正レンズの屈折力をφP、材料のアッベ数と部分分散比を各々νP、θgFPとし、部分分散比差ΔθPを
ΔθP=θgFP−(0.6438−0.001682νP)
とするとき、
−0.0002<fW・φP・ΔθP/νP<0.0000
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の単焦点レンズ。 - 前記絞りより縮小側に複数の正レンズを有し、前記絞りより縮小側に位置する正レンズの材料のアッベ数の最大値と最小値を各々νp,max、νp,minとするとき、
2.5<νp,max/νp,min<6.5
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の単焦点レンズ。 - 請求項9乃至13のいずれか1項に記載の単焦点レンズを有することを特徴とする光学機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012115553A JP6021429B2 (ja) | 2011-07-12 | 2012-05-21 | ズームレンズ、単焦点レンズ及びそれを有する光学機器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011153681 | 2011-07-12 | ||
JP2011153681 | 2011-07-12 | ||
JP2012115553A JP6021429B2 (ja) | 2011-07-12 | 2012-05-21 | ズームレンズ、単焦点レンズ及びそれを有する光学機器 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013037339A JP2013037339A (ja) | 2013-02-21 |
JP2013037339A5 true JP2013037339A5 (ja) | 2015-07-02 |
JP6021429B2 JP6021429B2 (ja) | 2016-11-09 |
Family
ID=47886961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012115553A Expired - Fee Related JP6021429B2 (ja) | 2011-07-12 | 2012-05-21 | ズームレンズ、単焦点レンズ及びそれを有する光学機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6021429B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017187631A (ja) * | 2016-04-06 | 2017-10-12 | オリンパス株式会社 | ズーム光学系及びそれを備えた撮像装置 |
CN107121767B (zh) * | 2017-06-27 | 2022-11-08 | 湖北久之洋信息科技有限公司 | 用于dlp工程投影机的高分辨率投影镜头 |
JP7081966B2 (ja) * | 2017-12-19 | 2022-06-07 | リコーインダストリアルソリューションズ株式会社 | 投射用ズームレンズおよび投射型画像表示装置 |
JP7000193B2 (ja) * | 2018-02-09 | 2022-02-04 | リコーインダストリアルソリューションズ株式会社 | 投射用ズームレンズおよび投射型画像表示装置 |
JP2019159188A (ja) * | 2018-03-15 | 2019-09-19 | 株式会社ニコン | 光学系、光学機器及び光学系の製造方法 |
JP2020106661A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | 株式会社nittoh | 投射用光学系およびプロジェクタ |
CN111965784B (zh) * | 2020-07-21 | 2021-09-17 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 三线阵航测相机光学系统及三线阵航测相机 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4233081B2 (ja) * | 2002-06-14 | 2009-03-04 | フジノン株式会社 | 投映用ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置 |
JP5006637B2 (ja) * | 2006-12-22 | 2012-08-22 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置 |
-
2012
- 2012-05-21 JP JP2012115553A patent/JP6021429B2/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5455403B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
CN109283669B (zh) | 变焦透镜和图像拾取装置 | |
JP5854269B2 (ja) | 大口径比内焦式望遠ズームレンズ | |
JP2013037339A5 (ja) | ||
JP6824860B2 (ja) | 光学系及びそれを用いた撮像装置 | |
WO2015146067A1 (ja) | ズームレンズ系、交換レンズ装置、及びカメラシステム | |
JP5489480B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
US20140055659A1 (en) | Zoom lens and image pickup apparatus | |
JP2012022106A5 (ja) | ||
WO2013191295A1 (ja) | ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 | |
JP2019148758A5 (ja) | ||
JP2014038237A5 (ja) | ||
JP2011039398A5 (ja) | ||
JP5584533B2 (ja) | ズームレンズおよびそれを有する撮像装置 | |
JP2016048355A5 (ja) | ||
JP2012098699A5 (ja) | ||
JP2011075975A5 (ja) | ||
JP2014134567A5 (ja) | ||
JP2017068095A5 (ja) | エクステンダレンズ群、ズームレンズおよび撮像装置 | |
JP2012013817A5 (ja) | ||
JP2014228733A5 (ja) | ||
JP2014010282A5 (ja) | ||
JP2019179057A (ja) | ズームレンズ及びそれを有する光学機器 | |
JP6745430B2 (ja) | ズームレンズ系、撮像装置 | |
JP2007094169A (ja) | ズームレンズ |