JP2016099236A - 外観検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子部品の複数の側部の外観を、検出精度の低下を抑制して、検査する外観検査装置を提供する。【解決手段】外観検査装置10は、複数の電子部品11をそれぞれ保持する複数の支持部16が取り付けられた回転体17を、間欠的に回転して、電子部品11を撮像位置P、Q、R、Sに、順次、配置し、撮像位置Pに配置された電子部品11の側部12を撮像手段18で撮像し、撮像位置Qに配置された電子部品11を、角度位置調整手段31で、所定角度、回転させ、撮像手段19で、電子部品11の側部13を撮像し、撮像位置Rに配置された電子部品11を、角度位置調整手段32で、所定角度、回転させ、撮像手段20で、電子部品11の側部14を撮像し、撮像位置Sに配置された電子部品11を、角度位置調整手段33で、所定角度、回転させ、撮像手段21で、電子部品11の側部15を撮像して、電子部品11の側面11、12、13、14を外観検査する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品の外観検査を行う外観検査装置に関する。
ベアチップやCSP(Chip Size Package)を含む各種電子部品は、出荷前に、欠けや疵の有無等が検査される。この検査は、電子部品の外観を撮像した画像を基に行われ、その具体例が、特許文献1、2に記載されている。特許文献1、2には、電子部品の複数の側部を収めた画像を基に、電子部品の側部の外観を検査する発明が開示されている。
特開2000−283732号公報 特開2003−254726号公報
しかしながら、電子部品が大きい(例えば、側部の長さが10mm以上)場合、電子部品の複数の側部を一つの画像に収めようとすると、1画素あたりの撮像範囲が大きくなって、検出精度が低下するという課題があった。
また、電子部品を保持する複数の支持部が、平面視して、所定ピッチで円状に取り付けられた回転体を有し、複数の電子部品の外観を、順次、検査する装置においては、回転体を回転させるモータ等の存在により、電子部品の複数の側部をそれぞれ同時に撮像可能な位置に、複数の撮像手段を設けるのは困難であった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされるもので、電子部品の複数の側部の外観を、検出精度の低下を抑制して、検査する外観検査装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の発明に係る外観検査装置は、複数の電子部品の側部A、B、C、Dを外観検査する外観検査装置において、前記複数の電子部品をそれぞれ保持する複数の支持部が、平面視して、間隔を空け円状に取り付けられ、鉛直の回転軸を中心に間欠的に回転して、前記複数の支持部と共に、前記複数の電子部品を、撮像位置P、Q、R、Sに、順次、配置する回転体と、前記撮像位置Pに配置された前記電子部品の側部Aを撮像する撮像手段αと、前記撮像位置Qに配置された前記電子部品を、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段qと、前記角度位置調整手段qによって回転された前記電子部品の側部Bを、前記撮像位置Qで撮像する撮像手段βと、前記撮像位置Rに配置された前記電子部品を、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段rと、前記角度位置調整手段rによって回転された前記電子部品の側部Cを、前記撮像位置Rで撮像する撮像手段γと、前記撮像位置Sに配置された前記電子部品を、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段sと、前記角度位置調整手段sによって回転された前記電子部品の側部Dを、前記撮像位置Sで撮像する撮像手段δとを備える。
第1の発明に係る外観検査装置において、前記撮像位置Qに配置された前記支持部を昇降する昇降手段q’と、前記撮像位置Rに配置された前記支持部を昇降する昇降手段r’と、前記撮像位置Sに配置された前記支持部を昇降する昇降手段s’とを更に備え、前記角度位置調整手段q、r、sはそれぞれ、前記電子部品を固定して回転する保持部を有し、前記撮像位置Qに配置された前記電子部品は、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段qの前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段qの該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段qの該保持部から上方に持ち上げられ、前記側部Bが撮像され、前記撮像位置Rに配置された前記電子部品は、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段rの前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段rの該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段rの該保持部から上方に持ち上げられ、前記側部Cが撮像され、前記撮像位置Sに配置された前記電子部品は、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段sの前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段sの該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段sの該保持部から上方に持ち上げられ、前記側部Dが撮像されるのが好ましい。
第1の発明に係る外観検査装置において、前記角度位置調整手段qの前記保持部を、前記撮像手段βの撮像経路に沿って進退させるスライド機構Fと、前記角度位置調整手段rの前記保持部を、前記撮像手段γの撮像経路に沿って進退させるスライド機構Gと、前記角度位置調整手段sの前記保持部を、前記撮像手段δの撮像経路に沿って進退させるスライド機構Hとを更に備えるのが好ましい。
第1の発明に係る外観検査装置において、前記支持部は、前記電子部品の上面を吸着して保持するのが好ましい。
第1の発明に係る外観検査装置において、前記撮像位置Qに配置された前記電子部品は、前記支持部から解放された状態で、前記角度位置調整手段qの前記保持部と共に回転し、前記撮像位置Rに配置された前記電子部品は、前記支持部から解放された状態で、前記角度位置調整手段rの前記保持部と共に回転し、前記撮像位置Sに配置された前記電子部品は、前記支持部から解放された状態で、前記角度位置調整手段sの前記保持部と共に回転するのが好ましい。
第1の発明に係る外観検査装置において、前記撮像手段αと前記撮像位置Pに配置された前記電子部品と前記回転体の回転中心とは、順に、平面視して、直線上に配され、前記撮像手段βと前記撮像位置Qに配置された前記電子部品と前記回転体の回転中心とは、順に、平面視して、直線上に配され、前記撮像手段γと前記撮像位置Rに配置された前記電子部品と前記回転体の回転中心とは、順に、平面視して、直線上に配され、前記撮像手段δと前記撮像位置Sに配置された前記電子部品と前記回転体の回転中心とは、順に、平面視して、直線上に配されるのが好ましい。
前記目的に沿う第2の発明に係る外観検査装置は、複数の電子部品の側部A、B、C、Dを外観検査する外観検査装置において、前記複数の電子部品をそれぞれ保持する複数の支持部が、平面して、間隔を空け円状に取り付けられ、鉛直の回転軸を中心に間欠的に回転して、前記複数の支持部と共に、前記複数の電子部品を、撮像位置P、Q、R、Sに、順次、配置する回転体と、前記撮像位置Pに配置された前記電子部品の前記側部Aを撮像する撮像手段αと、前記側部Aが撮像された前記電子部品を、前記撮像位置Pで、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段p’’と、前記撮像位置Qに配置された前記電子部品の前記側部Bを撮像する撮像手段βと、前記側部Bが撮像された前記電子部品を、前記撮像位置Qで、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段q’’と、前記撮像位置Rに配置された前記電子部品の前記側部Cを撮像する撮像手段γと、前記側部Cが撮像された前記電子部品を、前記撮像位置Rで、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段r’’と、前記撮像位置Sに配置された前記電子部品の前記側部Dを撮像する撮像手段δとを備える。
第2の発明に係る外観検査装置において、前記撮像位置Pに配置された前記支持部を昇降する昇降手段p’と、前記撮像位置Qに配置された前記支持部を昇降する昇降手段q’と、前記撮像位置Rに配置された前記支持部を昇降する昇降手段r’とを更に備え、前記角度位置調整手段p’’、q’’、r’’はそれぞれ、前記電子部品を固定して回転する保持部を有し、前記側部Aが撮像された前記電子部品は、前記撮像位置Pで、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段p’’の前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段p’’の該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段p’’の該保持部の上方に持ち上げられ、前記側部Bが撮像された前記電子部品は、前記撮像位置Qで、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段q’’の前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段q’’の該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段q’’の該保持部の上方に持ち上げられ、前記側部Cが撮像された前記電子部品は、前記撮像位置Rで、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段r’’の前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段r’’の該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段r’’の該保持部の上方に持ち上げられるのが好ましい。
第2の発明に係る外観検査装置において、前記角度位置調整手段p’’の前記保持部を、前記撮像手段αの撮像経路に沿って進退させるスライド機構E’と、前記角度位置調整手段q’’の前記保持部を、前記撮像手段βの撮像経路に沿って進退させるスライド機構F’と、前記角度位置調整手段r’’の前記保持部を、前記撮像手段γの撮像経路に沿って進退させるスライド機構G’とを更に備えるのが好ましい。
第2の発明に係る外観検査装置において、前記支持部は、前記電子部品の上面を吸着して保持するのが好ましい。
第1、第2の発明に係る外観検査装置は、電子部品の複数の側部をそれぞれ別個の撮像手段で撮像するので、電子部品の複数の側部の外観を、検出精度の低下を抑制して、検査可能である。
本発明の一実施の形態に係る外観検査装置の説明図である。 同外観検査装置の角度位置調整手段及び撮像手段の側部図である。 同外観検査装置の角度位置調整手段及び撮像手段の斜視図である。 (A)、(B)、(C)、(D)は、それぞれ、電子部品の撮像の様子を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係る外観検査装置の説明図である。 変形例に係る外観検査装置の説明図である。 同外観検査装置の角度位置調整手段及び撮像手段の斜視図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1、図2に示すように、本発明の一実施の形態に係る外観検査装置10は、複数の電子部品11をそれぞれ保持する複数の支持部16が、平面視して、間隔を空け円状に取り付けられた回転体17と、電子部品11の側部12、13、14、15(それぞれ側部A、B、C、D)をそれぞれ撮像する撮像手段18、19、20、21(それぞれ撮像手段α、β、γ、δ)とを備え、複数の電子部品11の側部12、13、14、15を外観検査する装置である。以下、詳細に説明する。
外観検査の対象である電子部品11は、図1に示すように、板状の本体部22と、電子部品11の側部15に設けられ、本体部22の一側から突出した複数のリード線23とを備えている。電子部品11は、平面視して、側部12、13、14、15が、順に、反時計回りに配されている。
本実施の形態において、複数の電子部品11は、チューブに格納された状態で所定の位置に配置され、チューブから取り出されて、順次、外観検査装置10に供給される。
外観検査装置10は、鉛直に配された出力軸24(鉛直の回転軸の一例)が上方に突出したモータ25と、中心に、出力軸24が連結された円盤状の回転体17とを備えている。モータ25は、一回の作動で、回転体17を、所定角度、時計回りに回動させる。従って、回転体17は、モータ25の間欠的な作動により、出力軸24を中心に間欠的に回転する。
回転体17には、図2に示すように、鉛直方向に長い複数のガイド26が固定され、複数のガイド26それぞれには、支持部16が昇降可能に取り付けられている。各支持部16は、回転体17の周方向に所定のピッチで配され、図示しない弾性体によってそれぞれ上向きの力が加えられている。
本実施の形態では、各支持部16が、真空圧によって電子部品11の上面27を吸着して保持する。
図1、図2に示すように、回転体17の外周部の上方には、所定間隔で、図示しない支持部材によって複数の昇降手段28が固定されている。各昇降手段28は、固定されているため、回転体17の回転に伴い移動することはない。複数の支持部16は、回転体17が一時停止した状態で、複数の昇降手段28の直下にそれぞれ位置し、各支持部16は、モータ25が一回作動することによって、回転体17の回転方向下流側にある昇降手段28の直下に送られる。
各昇降手段28は、直下に配置された支持部16を下方に押して、支持部16を降下させることができ、支持部16の高さ位置を調整可能である。各支持部16は、昇降手段28から下向きの力が与えられていない状態で、弾性体から与えられる上向きの力により、上限位置に配される。
本実施の形態では、昇降手段28が、サーボモータを有している。
チューブから取り出された電子部品11の上方には、回転体17が一時停止した状態で、一の支持部16が配され、その支持部16は、昇降手段28の作動により、電子部品11の上面27に接触する高さまで降下し、真空圧によって、電子部品11を吸着して保持する。
電子部品11を保持した支持部16は、昇降手段28が再び作動することによって、上限位置まで上昇し、モータ25の作動により、回転体17の回転方向下流側に、昇降手段28の配置ピッチ分、移動する。
以下、支持部16が電子部品11を取得する位置を、「取得位置」とも言う。
取得位置の回転体17の回転方向下流側には、図1に示すように、電子部品11の側部12、13、14、15が撮像される撮像位置P、Q、R、Sが設けられている。なお、図1(図5についても同じ)では、撮像位置P、Q、R、Sをそれぞれ、P、Q、R、Sとして記している。
撮像位置P、Q、R、Sは、回転体17の回転方向下流側に向かって、順に、設けられ、回転体17は、出力軸24を中心に間欠的に回転して、複数の支持部16と共に、各支持部16に保持された電子部品11を、撮像位置P、Q、R、Sに、順次、配置する。
撮像位置P、Q、R、Sそれぞれには、一次停止した支持部16の直下に、電子部品11を、所定角度(本実施の形態では、90度)、回転させる角度位置調整手段30、31、32、33が配されている。本実施の形態では、角度位置調整手段31、32、33が、それぞれ角度位置調整手段q、r、sに該当する。
角度位置調整手段32(角度位置調整手段30、31、33についても同じ)は、図2、図3に示すように、ベース台34に、スライド機構35を介して取り付けられている。角度位置調整手段32は、電子部品11が固定される保持部36と、保持部36を鉛直の回転軸37を基準にして、時計回りに回転させるモータ38を備えている。
スライド機構35は、駆動源、ボールねじ及びガイドを有する周知の構造を備えて、角度位置調整手段32を、水平方向に進退させる。本実施の形態では、角度位置調整手段31、32、33それぞれに取り付けられたスライド機構35が、それぞれ、スライド機構F、G、Hに該当する。
平面視して円形の保持部36には、上側に、電子部品11を収める溝39が形成されている。溝39は、平面視して保持部36の中央から一側に向かって設けられ、保持部36の平面視して一側は、上半分が、溝39によって開口されている。電子部品11は、図4(B)、(C)に示すように、保持部36の開口された一側に複数のリード線23を配した状態で、溝39に嵌入される。
回転軸37は、図2、図3に示すように、保持部36の下側中央に連結され、保持部36は、保持部36の中心を基準にして回転する。
角度位置調整手段32が取り付けられたベース台34には、撮像手段20が固定され、撮像手段20の撮像中心は、平面視して、角度位置調整手段32の保持部36の中心、かつ、側面視して、角度位置調整手段32の保持部36の上方に向けられている。本実施の形態では、撮像手段20と撮像位置Rに配置された電子部品11と回転体17の回転中心とは、図1に示すように、順に、平面視して、直線上に配されている。角度位置調整手段32に取り付けられたスライド機構35は、角度位置調整手段32(角度位置調整手段32の保持部36)を、撮像手段20の撮像経路に沿って進退させる。
平面視して、撮像手段を、撮像位置Rに配置された電子部品と回転体の回転中心の間に配置して、電子部品の側面を撮像できるように、回転体の径を大きくすることも可能であるが、その場合、単位時間に検査できる電子部品の数が減少することとなる。これは、回転体の径を大きくすると、回転モーメントが大きくなり、回転体が回転を開始する際や、回転体を一時停止する際の動作を遅くする必要性が生じるためである。
角度位置調整手段30、撮像手段18、撮像位置Pに配置された電子部品11、角度位置調整手段30に取り付けられたスライド機構35及び回転体17の位置関係と、角度位置調整手段31、撮像手段19、撮像位置Qに配置された電子部品11、角度位置調整手段31に取り付けられたスライド機構35及び回転体17の位置関係と、角度位置調整手段33、撮像手段21、撮像位置Sに配置された電子部品11、角度位置調整手段33に取り付けられたスライド機構35及び回転体17の位置関係は、それぞれ、角度位置調整手段32、撮像手段20、撮像位置Rに配置された電子部品11及び回転体17の位置関係と同じである。
支持部16に保持されて、撮像位置Pに搬送された電子部品11は、図5に示すように、平面視して、側部15が、撮像手段18に対向して配置されている。このとき、支持部16は、図4(A)に示すように、上限位置に配されている。なお、図4(A)、(B)、(C)、(D)には、撮像手段18から見た電子部品11及び保持部36の様子が描かれている。
その後、電子部品11は、支持部16の上方に設けられた昇降手段28の作動により、支持部16と共に降下し、図4(B)に示すように、角度位置調整手段30の保持部36の溝39内に嵌入されて、角度位置調整手段30の保持部36に固定された状態となる。
本実施の形態では、支持部16が、真空破壊、あるいは、大気開放によって、支持部16による電子部品11の保持状態を解除して、電子部品11を保持部36に受け渡し、昇降手段28の作動により、支持部16は、電子部品11の上方に上昇する。
次に、電子部品11は、角度位置調整手段30のモータ38の駆動により、図4(C)に示すように、角度位置調整手段30の保持部36と共に、時計回りに90度、回転する。即ち、撮像位置Pに配置された電子部品11は、支持部16から解放され、支持部16から離れた状態で回転する。これにより、撮像位置Pにおいて、電子部品11は、図1に示すように、側部12が、撮像手段18に対向配置される。
そして、昇降手段28が作動して、電子部品11は、図4(D)に示すように、支持部16によって、角度位置調整手段30の保持部36から上方に持ち上げられて、側部12全体が、撮像手段18から撮像可能な状態となり、側部12全体が撮像手段18によって撮像される。即ち、撮像手段18は、撮像位置Pに配置された電子部品11の側部12を撮像する。
角度位置調整手段32が取り付けられたベース台34には、図2、図3に示すように、角度位置調整手段32の保持部36の上方に配された電子部品11を照らす同軸照明40及びボックス照明41が固定されている。同軸照明40及びボックス照明41は、角度位置調整手段30が取り付けられたベース台34、角度位置調整手段31が取り付けられたベース台34及び角度位置調整手段33が取り付けられたベース台34にもそれぞれ取り付けられている。
側部12が撮像された電子部品11は、回転体17の所定角度の回転により、撮像位置Pから撮像位置Qに搬送され、撮像位置Qにおいて側部13が撮像手段19により撮像された後、撮像位置Rに搬送されて側部14が撮像手段20により撮像され、次に、撮像位置Sに搬送されて側部15が撮像手段21により撮像される。
撮像位置Qにおける電子部品11の側部13の撮像、撮像位置Rにおける電子部品11の側部14の撮像、及び、撮像位置Sにおける電子部品11の側部15の撮像は、撮像位置Pで電子部品11の側部12が撮像されたのと同じ手順でそれぞれ行われる。
即ち、撮像位置Qに配置された支持部16の上方には、撮像位置Qに配置された支持部16を昇降する昇降手段28(昇降手段q’)があり、撮像位置Rに配置された支持部16の上方には、撮像位置Rに配置された支持部16を昇降する昇降手段28(昇降手段r’)があり、撮像位置Sに配置された支持部16の上方には、撮像位置Sに配置された支持部16を昇降する昇降手段28(昇降手段s’)がある。
そして、撮像位置Qに配置された電子部品11は、撮像位置Qにおいて、昇降手段28(昇降手段q’)の作動に伴い、支持部16と共に降下して、角度位置調整手段31の保持部36に固定された状態となり、角度位置調整手段31の保持部36と共に、90度、時計回りに回転した後、支持部16によって、角度位置調整手段31の保持部36から上方に持ち上げられ、側部13全体が、撮像手段19により撮像される。
撮像位置Rに配置された電子部品11は、撮像位置Rにおいて、昇降手段28(昇降手段r’)の作動に伴い、支持部16と共に降下して、角度位置調整手段32の保持部36に固定された状態となり、角度位置調整手段32の保持部36と共に、90度、時計回りに回転した後、支持部16によって、角度位置調整手段32の保持部36から上方に持ち上げられ、側部14全体が、撮像手段20により撮像される。そして、撮像位置Sに配置された電子部品11は、撮像位置Sにおいて、昇降手段28(昇降手段s’)の作動に伴い、支持部16と共に降下して、角度位置調整手段33の保持部36に固定された状態となり、角度位置調整手段33の保持部36と共に、90度、時計回りに回転した後、支持部16によって、角度位置調整手段33の保持部36から上方に持ち上げられ、側部15全体が、撮像手段20により撮像される。
側部12、13、14、15の撮像が完了した電子部品11は、側部12、13、14、15を撮像した画像を用いて欠けや疵の有無等が検査され、その検査結果等を基に、製品レベルが判定される。良品と判定された電子部品11は、良品と判定されなかった電子部品11と分けられ、撮像位置Sの下流側で、支持部16から解放されて、チューブ、あるいは、テープに格納される。なお、電子部品11は、チューブやテープに格納される代わりに、ウェハに貼り付けることもできる。
このように、電子部品11の側部12、13、14、15はそれぞれ、撮像手段18、19、20、21によって、撮像されるので、電子部品11の側部12、13、14、15の外観検査を、高精度に、行うことができる。また、撮像手段18、19、20、21に比べ、画素数が多い撮像手段を用いて、電子部品11の側部12、13、14、15の複数を1つの画像に収めて外観検査を行う場合に比べ、外観検査装置の製造コストを抑制可能である。
また、支持部16とは別に、電子部品11を回転させる角度位置調整手段30、31、32、33を設けているため、支持部を回転可能に設計して、電子部品11を支持部の回転動作により、各撮像位置で回転させる場合に比べ、安定的に、電子部品11を回転させることができる。
更に、支持部16は電子部品11の上面27を吸着保持するものであり、かつ、角度位置調整手段30、31、32、33それぞれの保持部36に、電子部品11が嵌入される溝39が形成されていることから、支持部16と角度位置調整手段30、31、32、33それぞれとの電子部品11の受け渡しを円滑に行うことができる。
そして、支持部16を昇降可能に設計しているため、角度位置調整手段それぞれの保持部を昇降可能に設計するのに比べ、外観検査装置を簡素な構造にすることができる。
ここで、角度位置調整手段30を進退させるスライド機構35は、角度位置調整手段30を、角度位置調整手段30の保持部36に固定された電子部品11と共に、撮像手段18の撮像方向に沿って進退させることができる。角度位置調整手段30は、角度位置調整手段30と共に進退した電子部品11が、再び、支持部16によって、吸着保持される範囲で進退することになる。これにより、撮像手段18は単焦点のカメラであるが、撮像手段18と電子部品11の距離を調整して、電子部品11の撮像手段18によって撮像される側部12を、撮像手段18の焦点に配置して撮像することが可能である。これは、角度位置調整手段31を進退させるスライド機構35、角度位置調整手段32を進退させるスライド機構35及び角度位置調整手段33を進退させるスライド機構35についても同じである。
なお、撮像位置Pに、必ずしも、角度位置調整手段30を設ける必要はない。また、角度位置調整手段の全体が進退する代わりに、角度位置調整手段の保持部のみが進退するように、設計してもよい。撮像位置Pに角度位置調整手段30を設けない場合、電子部品11が撮像位置Pに搬送される前に、電子部品11の側部12を、平面視して、回転体17の径方向外側に配置する機構を設けることで、撮像手段18は、撮像位置Pに配された電子部品11の側部12を撮像可能である。
ここまで、撮像位置P、Q、R、Sにおいて、電子部品11を回動させた後に、電子部品11の側部12、13、14、15をそれぞれ撮像する外観検査装置10を説明したが、撮像位置P、Q、Rにおいて、電子部品11の側部12、13、14をそれぞれ撮像した後に、電子部品11を回動させてもよい。
以下、外観検査装置10の変形例であり、撮像位置P、Q、Rにおいて、電子部品11の側部12、13、14をそれぞれ撮像した後に、電子部品11を回動させる図6に示す外観検査装置50について説明する。なお、外観検査装置10と同じ構成については、外観検査装置10と同じ符号を付して詳しい説明は省略する。
外観検査装置50は、図6、図7に示すように、電子部品11を、所定角度(本実施の形態では90度)、回転させる角度位置調整手段51、52、53、54(角度位置調整手段51、52、53は、それぞれ角度位置調整手段p’’、q’’、r’’に該当する)を、撮像位置P、Q、R、Sにそれぞれ備えている。更に、撮像位置P、Q、Rに配置された支持部16をそれぞれ昇降する昇降手段28(昇降手段p’、q’、r’)を備えている。
角度位置調整手段51は、図7に示すように、角度位置調整手段51を水平方向に進退させるスライド機構55(スライド機構E’)を介して、ベース台34に取り付けられている。
角度位置調整手段52、53、54も、角度位置調整手段52、53、54をそれぞれ水平方向に進退させるスライド機構55を介して、それぞれベース台34に固定されている。角度位置調整手段52を進退させるスライド機構55及び角度位置調整手段53を進退させるスライド機構55は、それぞれスライド機構F’、G’に該当する。
その他、角度位置調整手段51、52、53、54それぞれの配置及び構成は、外観検査装置10の角度位置調整手段30、31、32、33と同じであるので、詳細な説明は省略する。
支持部16が外部から取得した電子部品11は、図6に示すように、側部12が回転体17の半径方向外側に配された状態で、支持部16によって保持される。そして、電子部品11は、回転体17の時計回りの所定角度の回転により、撮像位置Pに送られ、側部12が、撮像手段18によって撮像される。その後、電子部品11は、支持部16と共に降下し、支持部16から角度位置調整手段51の保持部36に受け渡されて、角度位置調整手段51の保持部36に固定された状態となり、支持部16は、電子部品11を角度位置調整手段51の保持部36に受け渡し、上昇する。
次に、電子部品11は、角度位置調整手段51の保持部36と共に、回転軸37を基準にして(回転軸37を中心に)、90度、時計回りに回転し、降下した支持部16により吸着保持され、支持部16によって、角度位置調整手段51の保持部36の上方に持ち上げられる。従って、角度位置調整手段51は、側部12が撮像された電子部品11を、撮像位置Pで、所定角度回転させることになる。
その後、回転体17が時計回りに所定角度、回転することによって、電子部品11は、撮像位置Qに搬送され、側部13が、撮像手段19によって撮像された後、撮像位置Qで、角度位置調整手段52が、電子部品11を、90度、時計回りに回転させる。
そして、回転体17が、再び、反時計回りに所定角度、回転することによって、電子部品11は、撮像位置Rに搬送され、側部14が、撮像手段20によって撮像され、撮像位置Rで、角度位置調整手段53が、電子部品11を、90度、時計回りに回転させる。その後、回転体17が、再度、時計回りに所定角度、回転することによって、電子部品11は、撮像位置Sに搬送され、側部15が、撮像手段21によって撮像される。次に、電子部品11は、撮像位置Sで回転されることなく、回転体17の回転によって、回転体17の回転方向下流側に送られ、電子部品11の側部12、13、14、15を撮像した各画像を用いて電子部品11の外観検査が行われる。
撮像位置Qにおける支持部16、撮像手段19及び角度位置調整手段52の各動作の関係と、撮像位置Rおける支持部16、撮像手段20及び角度位置調整手段53の各動作の関係は、撮像位置Pにおける支持部16、撮像手段18及び角度位置調整手段51の各動作の関係と同じである。撮像位置Sにおける支持部16、撮像手段21及び角度位置調整手段54の各動作の関係は、撮像位置Sで電子部品11が回転されない点を除き、撮像位置Pにおける支持部16、撮像手段18及び角度位置調整手段51の各動作の関係と、基本的に同じである。
また、角度位置調整手段51に取り付けられたスライド機構55は、角度位置調整手段51(即ち、角度位置調整手段51の保持部36)を、撮像手段18の撮像方向に(撮像経路に沿って)進退させて、撮像手段18の焦点に、電子部品11の側部12を配置可能である。
これは、角度位置調整手段52、53、54それぞれに取り付けられたスライド機構55についても同様であり、角度位置調整手段52に取り付けられたスライド機構55は、角度位置調整手段52(即ち、角度位置調整手段52の保持部36)を、撮像手段19の撮像方向に(撮像経路に沿って)進退させて、撮像手段19の焦点に、電子部品11の側部13を配置可能である。
角度位置調整手段53に取り付けられたスライド機構55は、角度位置調整手段53(即ち、角度位置調整手段53の保持部36)を、撮像手段20の撮像方向に(撮像経路に沿って)進退させて、撮像手段20の焦点に、電子部品11の側部14を配置可能である。角度位置調整手段54に取り付けられたスライド機構55は、角度位置調整手段54(即ち、角度位置調整手段54の保持部36)を、撮像手段21の撮像方向に(撮像経路に沿って)進退させて、撮像手段21の焦点に、電子部品11の側部15を配置可能である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、電子部品の形状に特に制限はなく、リード線を備えたものでなくてもよく、保持部の溝は、電子部品の形状に応じた形状に形成させる。
また、電子部品は、外観検査装置に対して、チューブから取り出されて供給される必要はなく、テープから取り出されて供給されてもよいし、トレイから取り出されて供給されてもよい。あるいは、ボールフィーダによって電子部品を外観検査装置に供給することや、電子部品をウェハから取り外し、直接、外観検査装置に供給することも可能である。
そして、支持部は真空圧で電子部品を吸着して保持するものに限定されず、例えば、電子部品を把持して保持するものであってもよい。
更に、プリズムや、ミラーを用いて、電子部品の側部で反射した光の進行方向を曲げて、撮像手段が電子部品の側部を撮像できるようにしてもよい。
また、回転体は円盤状に限定されないのは言うまでもなく、回転体の回転する向きや、撮像位置P、Q、R、Sにおける電子部品の回転方向は、反時計回りであってもよい。
10:外観検査装置、11:電子部品、12、13、14、15:側部、16:支持部、17:回転体、18、19、20、21:撮像手段、22:本体部、23:リード線、24:出力軸、25:モータ、26:ガイド、27:上面、28:昇降手段、30、31、32、33:角度位置調整手段、34:ベース台、35:スライド機構、36:保持部、37:回転軸、38:モータ、39:溝、40:同軸照明、41:ボックス照明、50:外観検査装置、51、52、53、54:角度位置調整手段、55:スライド機構
本発明は、電子部品の外観検査を行う外観検査装置に関する。
ベアチップやCSP(Chip Size Package)を含む各種電子部品は、出荷前に、欠けや疵の有無等が検査される。この検査は、電子部品の外観を撮像した画像を基に行われ、その具体例が、特許文献1、2に記載されている。特許文献1、2には、電子部品の複数の側部を収めた画像を基に、電子部品の側部の外観を検査する発明が開示されている。
特開2000−283732号公報 特開2003−254726号公報
しかしながら、電子部品が大きい(例えば、側部の長さが10mm以上)場合、電子部品の複数の側部を一つの画像に収めようとすると、1画素あたりの撮像範囲が大きくなって、検出精度が低下するという課題があった。
また、電子部品を保持する複数の支持部が、平面視して、所定ピッチで円状に取り付けられた回転体を有し、複数の電子部品の外観を、順次、検査する装置においては、回転体を回転させるモータ等の存在により、電子部品の複数の側部をそれぞれ同時に撮像可能な位置に、複数の撮像手段を設けるのは困難であった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされるもので、電子部品の複数の側部の外観を、検出精度の低下を抑制して、検査する外観検査装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の発明に係る外観検査装置は、複数の電子部品の側部A、B、C、Dを外観検査する外観検査装置において、前記複数の電子部品をそれぞれ保持する複数の支持部が、平面視して、間隔を空け円状に取り付けられ、鉛直の回転軸を中心に間欠的に回転して、前記複数の支持部と共に、前記複数の電子部品を、撮像位置P、Q、R、Sに、順次、配置する回転体と、前記撮像位置Pに配置された前記電子部品の側部Aを撮像する撮像手段αと、前記撮像位置Qに配置された前記電子部品を、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段qと、前記角度位置調整手段qによって回転された前記電子部品の側部Bを、前記撮像位置Qで撮像する撮像手段βと、前記撮像位置Rに配置された前記電子部品を、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段rと、前記角度位置調整手段rによって回転された前記電子部品の側部Cを、前記撮像位置Rで撮像する撮像手段γと、前記撮像位置Sに配置された前記電子部品を、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段sと、前記角度位置調整手段sによって回転された前記電子部品の側部Dを、前記撮像位置Sで撮像する撮像手段δとを備え、前記角度位置調整手段qは、前記撮像手段βが固定されたベース台に取り付けられ、前記角度位置調整手段rは、前記撮像手段γが固定されたベース台に取り付けられ、前記角度位置調整手段sは、前記撮像手段δが固定されたベース台に取り付けられる。
前記目的に沿う第2の発明に係る外観検査装置は、複数の電子部品の側部A、B、C、Dを外観検査する外観検査装置において、前記複数の電子部品をそれぞれ保持する複数の支持部が、平面視して、間隔を空け円状に取り付けられ、鉛直の回転軸を中心に間欠的に回転して、前記複数の支持部と共に、前記複数の電子部品を、撮像位置P、Q、R、Sに、順次、配置する回転体と、前記撮像位置Pに配置された前記電子部品の側部Aを撮像する撮像手段αと、前記撮像位置Qに配置された前記電子部品を、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段qと、前記角度位置調整手段qによって回転された前記電子部品の側部Bを、前記撮像位置Qで撮像する撮像手段βと、前記撮像位置Rに配置された前記電子部品を、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段rと、前記角度位置調整手段rによって回転された前記電子部品の側部Cを、前記撮像位置Rで撮像する撮像手段γと、前記撮像位置Sに配置された前記電子部品を、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段sと、前記角度位置調整手段sによって回転された前記電子部品の側部Dを、前記撮像位置Sで撮像する撮像手段δと、前記撮像位置Qに配置された前記支持部を昇降する昇降手段q’と、前記撮像位置Rに配置された前記支持部を昇降する昇降手段r’と、前記撮像位置Sに配置された前記支持部を昇降する昇降手段s’とを備え、前記角度位置調整手段q、r、sはそれぞれ、前記電子部品を固定して回転する保持部を有し、前記撮像位置Qに配置された前記電子部品は、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段qの前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段qの該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段qの該保持部から上方に持ち上げられ、前記側部Bが撮像され、前記撮像位置Rに配置された前記電子部品は、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段rの前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段rの該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段rの該保持部から上方に持ち上げられ、前記側部Cが撮像され、前記撮像位置Sに配置された前記電子部品は、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段sの前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段sの該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段sの該保持部から上方に持ち上げられ、前記側部Dが撮像される。
の発明に係る外観検査装置において、前記角度位置調整手段qの前記保持部を、前記撮像手段βの撮像経路に沿って進退させるスライド機構Fと、前記角度位置調整手段rの前記保持部を、前記撮像手段γの撮像経路に沿って進退させるスライド機構Gと、前記角度位置調整手段sの前記保持部を、前記撮像手段δの撮像経路に沿って進退させるスライド機構Hとを更に備えるのが好ましい。
の発明に係る外観検査装置において、前記支持部は、前記電子部品の上面を吸着して保持するのが好ましい。
の発明に係る外観検査装置において、前記撮像位置Qに配置された前記電子部品は、前記支持部から解放された状態で、前記角度位置調整手段qの前記保持部と共に回転し、前記撮像位置Rに配置された前記電子部品は、前記支持部から解放された状態で、前記角度位置調整手段rの前記保持部と共に回転し、前記撮像位置Sに配置された前記電子部品は、前記支持部から解放された状態で、前記角度位置調整手段sの前記保持部と共に回転するのが好ましい。
1、第2の発明に係る外観検査装置において、前記撮像手段αと前記撮像位置Pに配置された前記電子部品と前記回転体の回転中心とは、順に、平面視して、直線上に配され、前記撮像手段βと前記撮像位置Qに配置された前記電子部品と前記回転体の回転中心とは、順に、平面視して、直線上に配され、前記撮像手段γと前記撮像位置Rに配置された前記電子部品と前記回転体の回転中心とは、順に、平面視して、直線上に配され、前記撮像手段δと前記撮像位置Sに配置された前記電子部品と前記回転体の回転中心とは、順に、平面視して、直線上に配されるのが好ましい。
前記目的に沿う第の発明に係る外観検査装置は、複数の電子部品の側部A、B、C、Dを外観検査する外観検査装置において、前記複数の電子部品をそれぞれ保持する複数の支持部が、平面して、間隔を空け円状に取り付けられ、鉛直の回転軸を中心に間欠的に回転して、前記複数の支持部と共に、前記複数の電子部品を、撮像位置P、Q、R、Sに、順次、配置する回転体と、前記撮像位置Pに配置された前記電子部品の前記側部Aを撮像する撮像手段αと、前記側部Aが撮像された前記電子部品を、前記撮像位置Pで、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段p’’と、前記撮像位置Qに配置された前記電子部品の前記側部Bを撮像する撮像手段βと、前記側部Bが撮像された前記電子部品を、前記撮像位置Qで、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段q’’と、前記撮像位置Rに配置された前記電子部品の前記側部Cを撮像する撮像手段γと、前記側部Cが撮像された前記電子部品を、前記撮像位置Rで、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段r’’と、前記撮像位置Sに配置された前記電子部品の前記側部Dを撮像する撮像手段δとを備え、前記角度位置調整手段p’’は、前記撮像手段αが固定されたベース台に取り付けられ、前記角度位置調整手段q’’は、前記撮像手段βが固定されたベース台に取り付けられ、前記角度位置調整手段r’’は、前記撮像手段γが固定されたベース台に取り付けられる。
前記目的に沿う第4の発明に係る外観検査装置は、複数の電子部品の側部A、B、C、Dを外観検査する外観検査装置において、前記複数の電子部品をそれぞれ保持する複数の支持部が、平面して、間隔を空け円状に取り付けられ、鉛直の回転軸を中心に間欠的に回転して、前記複数の支持部と共に、前記複数の電子部品を、撮像位置P、Q、R、Sに、順次、配置する回転体と、前記撮像位置Pに配置された前記電子部品の前記側部Aを撮像する撮像手段αと、前記側部Aが撮像された前記電子部品を、前記撮像位置Pで、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段p’’と、前記撮像位置Qに配置された前記電子部品の前記側部Bを撮像する撮像手段βと、前記側部Bが撮像された前記電子部品を、前記撮像位置Qで、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段q’’と、前記撮像位置Rに配置された前記電子部品の前記側部Cを撮像する撮像手段γと、前記側部Cが撮像された前記電子部品を、前記撮像位置Rで、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段r’’と、前記撮像位置Sに配置された前記電子部品の前記側部Dを撮像する撮像手段δと、前記撮像位置Pに配置された前記支持部を昇降する昇降手段p’と、前記撮像位置Qに配置された前記支持部を昇降する昇降手段q’と、前記撮像位置Rに配置された前記支持部を昇降する昇降手段r’とを備え、前記角度位置調整手段p’’、q’’、r’’はそれぞれ、前記電子部品を固定して回転する保持部を有し、前記側部Aが撮像された前記電子部品は、前記撮像位置Pで、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段p’’の前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段p’’の該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段p’’の該保持部の上方に持ち上げられ、前記側部Bが撮像された前記電子部品は、前記撮像位置Qで、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段q’’の前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段q’’の該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段q’’の該保持部の上方に持ち上げられ、前記側部Cが撮像された前記電子部品は、前記撮像位置Rで、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段r’’の前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段r’’の該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段r’’の該保持部の上方に持ち上げられる。
の発明に係る外観検査装置において、前記角度位置調整手段p’’の前記保持部を、前記撮像手段αの撮像経路に沿って進退させるスライド機構E’と、前記角度位置調整手段q’’の前記保持部を、前記撮像手段βの撮像経路に沿って進退させるスライド機構F’と、前記角度位置調整手段r’’の前記保持部を、前記撮像手段γの撮像経路に沿って進退させるスライド機構G’とを更に備えるのが好ましい。
の発明に係る外観検査装置において、前記支持部は、前記電子部品の上面を吸着して保持するのが好ましい。
第1〜第4の発明に係る外観検査装置は、電子部品の複数の側部をそれぞれ別個の撮像手段で撮像するので、電子部品の複数の側部の外観を、検出精度の低下を抑制して、検査可能である。
本発明の一実施の形態に係る外観検査装置の説明図である。 同外観検査装置の角度位置調整手段及び撮像手段の側部図である。 同外観検査装置の角度位置調整手段及び撮像手段の斜視図である。 (A)、(B)、(C)、(D)は、それぞれ、電子部品の撮像の様子を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係る外観検査装置の説明図である。 変形例に係る外観検査装置の説明図である。 同外観検査装置の角度位置調整手段及び撮像手段の斜視図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1、図2に示すように、本発明の一実施の形態に係る外観検査装置10は、複数の電子部品11をそれぞれ保持する複数の支持部16が、平面視して、間隔を空け円状に取り付けられた回転体17と、電子部品11の側部12、13、14、15(それぞれ側部A、B、C、D)をそれぞれ撮像する撮像手段18、19、20、21(それぞれ撮像手段α、β、γ、δ)とを備え、複数の電子部品11の側部12、13、14、15を外観検査する装置である。以下、詳細に説明する。
外観検査の対象である電子部品11は、図1に示すように、板状の本体部22と、電子部品11の側部15に設けられ、本体部22の一側から突出した複数のリード線23とを備えている。電子部品11は、平面視して、側部12、13、14、15が、順に、反時計回りに配されている。
本実施の形態において、複数の電子部品11は、チューブに格納された状態で所定の位置に配置され、チューブから取り出されて、順次、外観検査装置10に供給される。
外観検査装置10は、鉛直に配された出力軸24(鉛直の回転軸の一例)が上方に突出したモータ25と、中心に、出力軸24が連結された円盤状の回転体17とを備えている。モータ25は、一回の作動で、回転体17を、所定角度、時計回りに回動させる。従って、回転体17は、モータ25の間欠的な作動により、出力軸24を中心に間欠的に回転する。
回転体17には、図2に示すように、鉛直方向に長い複数のガイド26が固定され、複数のガイド26それぞれには、支持部16が昇降可能に取り付けられている。各支持部16は、回転体17の周方向に所定のピッチで配され、図示しない弾性体によってそれぞれ上向きの力が加えられている。
本実施の形態では、各支持部16が、真空圧によって電子部品11の上面27を吸着して保持する。
図1、図2に示すように、回転体17の外周部の上方には、所定間隔で、図示しない支持部材によって複数の昇降手段28が固定されている。各昇降手段28は、固定されているため、回転体17の回転に伴い移動することはない。複数の支持部16は、回転体17が一時停止した状態で、複数の昇降手段28の直下にそれぞれ位置し、各支持部16は、モータ25が一回作動することによって、回転体17の回転方向下流側にある昇降手段28の直下に送られる。
各昇降手段28は、直下に配置された支持部16を下方に押して、支持部16を降下させることができ、支持部16の高さ位置を調整可能である。各支持部16は、昇降手段28から下向きの力が与えられていない状態で、弾性体から与えられる上向きの力により、上限位置に配される。
本実施の形態では、昇降手段28が、サーボモータを有している。
チューブから取り出された電子部品11の上方には、回転体17が一時停止した状態で、一の支持部16が配され、その支持部16は、昇降手段28の作動により、電子部品11の上面27に接触する高さまで降下し、真空圧によって、電子部品11を吸着して保持する。
電子部品11を保持した支持部16は、昇降手段28が再び作動することによって、上限位置まで上昇し、モータ25の作動により、回転体17の回転方向下流側に、昇降手段28の配置ピッチ分、移動する。
以下、支持部16が電子部品11を取得する位置を、「取得位置」とも言う。
取得位置の回転体17の回転方向下流側には、図1に示すように、電子部品11の側部12、13、14、15が撮像される撮像位置P、Q、R、Sが設けられている。なお、図1(図5についても同じ)では、撮像位置P、Q、R、Sをそれぞれ、P、Q、R、Sとして記している。
撮像位置P、Q、R、Sは、回転体17の回転方向下流側に向かって、順に、設けられ、回転体17は、出力軸24を中心に間欠的に回転して、複数の支持部16と共に、各支持部16に保持された電子部品11を、撮像位置P、Q、R、Sに、順次、配置する。
撮像位置P、Q、R、Sそれぞれには、一次停止した支持部16の直下に、電子部品11を、所定角度(本実施の形態では、90度)、回転させる角度位置調整手段30、31、32、33が配されている。本実施の形態では、角度位置調整手段31、32、33が、それぞれ角度位置調整手段q、r、sに該当する。
角度位置調整手段32(角度位置調整手段30、31、33についても同じ)は、図2、図3に示すように、ベース台34に、スライド機構35を介して取り付けられている。角度位置調整手段32は、電子部品11が固定される保持部36と、保持部36を鉛直の回転軸37を基準にして、時計回りに回転させるモータ38を備えている。
スライド機構35は、駆動源、ボールねじ及びガイドを有する周知の構造を備えて、角度位置調整手段32を、水平方向に進退させる。本実施の形態では、角度位置調整手段31、32、33それぞれに取り付けられたスライド機構35が、それぞれ、スライド機構F、G、Hに該当する。
平面視して円形の保持部36には、上側に、電子部品11を収める溝39が形成されている。溝39は、平面視して保持部36の中央から一側に向かって設けられ、保持部36の平面視して一側は、上半分が、溝39によって開口されている。電子部品11は、図4(B)、(C)に示すように、保持部36の開口された一側に複数のリード線23を配した状態で、溝39に嵌入される。
回転軸37は、図2、図3に示すように、保持部36の下側中央に連結され、保持部36は、保持部36の中心を基準にして回転する。
角度位置調整手段32が取り付けられたベース台34には、撮像手段20が固定され、撮像手段20の撮像中心は、平面視して、角度位置調整手段32の保持部36の中心、かつ、側面視して、角度位置調整手段32の保持部36の上方に向けられている。本実施の形態では、撮像手段20と撮像位置Rに配置された電子部品11と回転体17の回転中心とは、図1に示すように、順に、平面視して、直線上に配されている。角度位置調整手段32に取り付けられたスライド機構35は、角度位置調整手段32(角度位置調整手段32の保持部36)を、撮像手段20の撮像経路に沿って進退させる。
平面視して、撮像手段を、撮像位置Rに配置された電子部品と回転体の回転中心の間に配置して、電子部品の側面を撮像できるように、回転体の径を大きくすることも可能であるが、その場合、単位時間に検査できる電子部品の数が減少することとなる。これは、回転体の径を大きくすると、回転モーメントが大きくなり、回転体が回転を開始する際や、回転体を一時停止する際の動作を遅くする必要性が生じるためである。
角度位置調整手段30、撮像手段18、撮像位置Pに配置された電子部品11、角度位置調整手段30に取り付けられたスライド機構35及び回転体17の位置関係と、角度位置調整手段31、撮像手段19、撮像位置Qに配置された電子部品11、角度位置調整手段31に取り付けられたスライド機構35及び回転体17の位置関係と、角度位置調整手段33、撮像手段21、撮像位置Sに配置された電子部品11、角度位置調整手段33に取り付けられたスライド機構35及び回転体17の位置関係は、それぞれ、角度位置調整手段32、撮像手段20、撮像位置Rに配置された電子部品11及び回転体17の位置関係と同じである。
支持部16に保持されて、撮像位置Pに搬送された電子部品11は、図5に示すように、平面視して、側部15が、撮像手段18に対向して配置されている。このとき、支持部16は、図4(A)に示すように、上限位置に配されている。なお、図4(A)、(B)、(C)、(D)には、撮像手段18から見た電子部品11及び保持部36の様子が描かれている。
その後、電子部品11は、支持部16の上方に設けられた昇降手段28の作動により、支持部16と共に降下し、図4(B)に示すように、角度位置調整手段30の保持部36の溝39内に嵌入されて、角度位置調整手段30の保持部36に固定された状態となる。
本実施の形態では、支持部16が、真空破壊、あるいは、大気開放によって、支持部16による電子部品11の保持状態を解除して、電子部品11を保持部36に受け渡し、昇降手段28の作動により、支持部16は、電子部品11の上方に上昇する。
次に、電子部品11は、角度位置調整手段30のモータ38の駆動により、図4(C)に示すように、角度位置調整手段30の保持部36と共に、時計回りに90度、回転する。即ち、撮像位置Pに配置された電子部品11は、支持部16から解放され、支持部16から離れた状態で回転する。これにより、撮像位置Pにおいて、電子部品11は、図1に示すように、側部12が、撮像手段18に対向配置される。
そして、昇降手段28が作動して、電子部品11は、図4(D)に示すように、支持部16によって、角度位置調整手段30の保持部36から上方に持ち上げられて、側部12全体が、撮像手段18から撮像可能な状態となり、側部12全体が撮像手段18によって撮像される。即ち、撮像手段18は、撮像位置Pに配置された電子部品11の側部12を撮像する。
角度位置調整手段32が取り付けられたベース台34には、図2、図3に示すように、角度位置調整手段32の保持部36の上方に配された電子部品11を照らす同軸照明40及びボックス照明41が固定されている。同軸照明40及びボックス照明41は、角度位置調整手段30が取り付けられたベース台34、角度位置調整手段31が取り付けられたベース台34及び角度位置調整手段33が取り付けられたベース台34にもそれぞれ取り付けられている。
側部12が撮像された電子部品11は、回転体17の所定角度の回転により、撮像位置Pから撮像位置Qに搬送され、撮像位置Qにおいて側部13が撮像手段19により撮像された後、撮像位置Rに搬送されて側部14が撮像手段20により撮像され、次に、撮像位置Sに搬送されて側部15が撮像手段21により撮像される。
撮像位置Qにおける電子部品11の側部13の撮像、撮像位置Rにおける電子部品11の側部14の撮像、及び、撮像位置Sにおける電子部品11の側部15の撮像は、撮像位置Pで電子部品11の側部12が撮像されたのと同じ手順でそれぞれ行われる。
即ち、撮像位置Qに配置された支持部16の上方には、撮像位置Qに配置された支持部16を昇降する昇降手段28(昇降手段q’)があり、撮像位置Rに配置された支持部16の上方には、撮像位置Rに配置された支持部16を昇降する昇降手段28(昇降手段r’)があり、撮像位置Sに配置された支持部16の上方には、撮像位置Sに配置された支持部16を昇降する昇降手段28(昇降手段s’)がある。
そして、撮像位置Qに配置された電子部品11は、撮像位置Qにおいて、昇降手段28(昇降手段q’)の作動に伴い、支持部16と共に降下して、角度位置調整手段31の保持部36に固定された状態となり、角度位置調整手段31の保持部36と共に、90度、時計回りに回転した後、支持部16によって、角度位置調整手段31の保持部36から上方に持ち上げられ、側部13全体が、撮像手段19により撮像される。
撮像位置Rに配置された電子部品11は、撮像位置Rにおいて、昇降手段28(昇降手段r’)の作動に伴い、支持部16と共に降下して、角度位置調整手段32の保持部36に固定された状態となり、角度位置調整手段32の保持部36と共に、90度、時計回りに回転した後、支持部16によって、角度位置調整手段32の保持部36から上方に持ち上げられ、側部14全体が、撮像手段20により撮像される。そして、撮像位置Sに配置された電子部品11は、撮像位置Sにおいて、昇降手段28(昇降手段s’)の作動に伴い、支持部16と共に降下して、角度位置調整手段33の保持部36に固定された状態となり、角度位置調整手段33の保持部36と共に、90度、時計回りに回転した後、支持部16によって、角度位置調整手段33の保持部36から上方に持ち上げられ、側部15全体が、撮像手段20により撮像される。
側部12、13、14、15の撮像が完了した電子部品11は、側部12、13、14、15を撮像した画像を用いて欠けや疵の有無等が検査され、その検査結果等を基に、製品レベルが判定される。良品と判定された電子部品11は、良品と判定されなかった電子部品11と分けられ、撮像位置Sの下流側で、支持部16から解放されて、チューブ、あるいは、テープに格納される。なお、電子部品11は、チューブやテープに格納される代わりに、ウェハに貼り付けることもできる。
このように、電子部品11の側部12、13、14、15はそれぞれ、撮像手段18、19、20、21によって、撮像されるので、電子部品11の側部12、13、14、15の外観検査を、高精度に、行うことができる。また、撮像手段18、19、20、21に比べ、画素数が多い撮像手段を用いて、電子部品11の側部12、13、14、15の複数を1つの画像に収めて外観検査を行う場合に比べ、外観検査装置の製造コストを抑制可能である。
また、支持部16とは別に、電子部品11を回転させる角度位置調整手段30、31、32、33を設けているため、支持部を回転可能に設計して、電子部品11を支持部の回転動作により、各撮像位置で回転させる場合に比べ、安定的に、電子部品11を回転させることができる。
更に、支持部16は電子部品11の上面27を吸着保持するものであり、かつ、角度位置調整手段30、31、32、33それぞれの保持部36に、電子部品11が嵌入される溝39が形成されていることから、支持部16と角度位置調整手段30、31、32、33それぞれとの電子部品11の受け渡しを円滑に行うことができる。
そして、支持部16を昇降可能に設計しているため、角度位置調整手段それぞれの保持部を昇降可能に設計するのに比べ、外観検査装置を簡素な構造にすることができる。
ここで、角度位置調整手段30を進退させるスライド機構35は、角度位置調整手段30を、角度位置調整手段30の保持部36に固定された電子部品11と共に、撮像手段18の撮像方向に沿って進退させることができる。角度位置調整手段30は、角度位置調整手段30と共に進退した電子部品11が、再び、支持部16によって、吸着保持される範囲で進退することになる。これにより、撮像手段18は単焦点のカメラであるが、撮像手段18と電子部品11の距離を調整して、電子部品11の撮像手段18によって撮像される側部12を、撮像手段18の焦点に配置して撮像することが可能である。これは、角度位置調整手段31を進退させるスライド機構35、角度位置調整手段32を進退させるスライド機構35及び角度位置調整手段33を進退させるスライド機構35についても同じである。
なお、撮像位置Pに、必ずしも、角度位置調整手段30を設ける必要はない。また、角度位置調整手段の全体が進退する代わりに、角度位置調整手段の保持部のみが進退するように、設計してもよい。撮像位置Pに角度位置調整手段30を設けない場合、電子部品11が撮像位置Pに搬送される前に、電子部品11の側部12を、平面視して、回転体17の径方向外側に配置する機構を設けることで、撮像手段18は、撮像位置Pに配された電子部品11の側部12を撮像可能である。
ここまで、撮像位置P、Q、R、Sにおいて、電子部品11を回動させた後に、電子部品11の側部12、13、14、15をそれぞれ撮像する外観検査装置10を説明したが、撮像位置P、Q、Rにおいて、電子部品11の側部12、13、14をそれぞれ撮像した後に、電子部品11を回動させてもよい。
以下、外観検査装置10の変形例であり、撮像位置P、Q、Rにおいて、電子部品11の側部12、13、14をそれぞれ撮像した後に、電子部品11を回動させる図6に示す外観検査装置50について説明する。なお、外観検査装置10と同じ構成については、外観検査装置10と同じ符号を付して詳しい説明は省略する。
外観検査装置50は、図6、図7に示すように、電子部品11を、所定角度(本実施の形態では90度)、回転させる角度位置調整手段51、52、53、54(角度位置調整手段51、52、53は、それぞれ角度位置調整手段p’’、q’’、r’’に該当する)を、撮像位置P、Q、R、Sにそれぞれ備えている。更に、撮像位置P、Q、Rに配置された支持部16をそれぞれ昇降する昇降手段28(昇降手段p’、q’、r’)を備えている。
角度位置調整手段51は、図7に示すように、角度位置調整手段51を水平方向に進退させるスライド機構55(スライド機構E’)を介して、ベース台34に取り付けられている。
角度位置調整手段52、53、54も、角度位置調整手段52、53、54をそれぞれ水平方向に進退させるスライド機構55を介して、それぞれベース台34に固定されている。角度位置調整手段52を進退させるスライド機構55及び角度位置調整手段53を進退させるスライド機構55は、それぞれスライド機構F’、G’に該当する。
その他、角度位置調整手段51、52、53、54それぞれの配置及び構成は、外観検査装置10の角度位置調整手段30、31、32、33と同じであるので、詳細な説明は省略する。
支持部16が外部から取得した電子部品11は、図6に示すように、側部12が回転体17の半径方向外側に配された状態で、支持部16によって保持される。そして、電子部品11は、回転体17の時計回りの所定角度の回転により、撮像位置Pに送られ、側部12が、撮像手段18によって撮像される。その後、電子部品11は、支持部16と共に降下し、支持部16から角度位置調整手段51の保持部36に受け渡されて、角度位置調整手段51の保持部36に固定された状態となり、支持部16は、電子部品11を角度位置調整手段51の保持部36に受け渡し、上昇する。
次に、電子部品11は、角度位置調整手段51の保持部36と共に、回転軸37を基準にして(回転軸37を中心に)、90度、時計回りに回転し、降下した支持部16により吸着保持され、支持部16によって、角度位置調整手段51の保持部36の上方に持ち上げられる。従って、角度位置調整手段51は、側部12が撮像された電子部品11を、撮像位置Pで、所定角度回転させることになる。
その後、回転体17が時計回りに所定角度、回転することによって、電子部品11は、撮像位置Qに搬送され、側部13が、撮像手段19によって撮像された後、撮像位置Qで、角度位置調整手段52が、電子部品11を、90度、時計回りに回転させる。
そして、回転体17が、再び、反時計回りに所定角度、回転することによって、電子部品11は、撮像位置Rに搬送され、側部14が、撮像手段20によって撮像され、撮像位置Rで、角度位置調整手段53が、電子部品11を、90度、時計回りに回転させる。その後、回転体17が、再度、時計回りに所定角度、回転することによって、電子部品11は、撮像位置Sに搬送され、側部15が、撮像手段21によって撮像される。次に、電子部品11は、撮像位置Sで回転されることなく、回転体17の回転によって、回転体17の回転方向下流側に送られ、電子部品11の側部12、13、14、15を撮像した各画像を用いて電子部品11の外観検査が行われる。
撮像位置Qにおける支持部16、撮像手段19及び角度位置調整手段52の各動作の関係と、撮像位置Rおける支持部16、撮像手段20及び角度位置調整手段53の各動作の関係は、撮像位置Pにおける支持部16、撮像手段18及び角度位置調整手段51の各動作の関係と同じである。撮像位置Sにおける支持部16、撮像手段21及び角度位置調整手段54の各動作の関係は、撮像位置Sで電子部品11が回転されない点を除き、撮像位置Pにおける支持部16、撮像手段18及び角度位置調整手段51の各動作の関係と、基本的に同じである。
また、角度位置調整手段51に取り付けられたスライド機構55は、角度位置調整手段51(即ち、角度位置調整手段51の保持部36)を、撮像手段18の撮像方向に(撮像経路に沿って)進退させて、撮像手段18の焦点に、電子部品11の側部12を配置可能である。
これは、角度位置調整手段52、53、54それぞれに取り付けられたスライド機構55についても同様であり、角度位置調整手段52に取り付けられたスライド機構55は、角度位置調整手段52(即ち、角度位置調整手段52の保持部36)を、撮像手段19の撮像方向に(撮像経路に沿って)進退させて、撮像手段19の焦点に、電子部品11の側部13を配置可能である。
角度位置調整手段53に取り付けられたスライド機構55は、角度位置調整手段53(即ち、角度位置調整手段53の保持部36)を、撮像手段20の撮像方向に(撮像経路に沿って)進退させて、撮像手段20の焦点に、電子部品11の側部14を配置可能である。角度位置調整手段54に取り付けられたスライド機構55は、角度位置調整手段54(即ち、角度位置調整手段54の保持部36)を、撮像手段21の撮像方向に(撮像経路に沿って)進退させて、撮像手段21の焦点に、電子部品11の側部15を配置可能である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、電子部品の形状に特に制限はなく、リード線を備えたものでなくてもよく、保持部の溝は、電子部品の形状に応じた形状に形成させる。
また、電子部品は、外観検査装置に対して、チューブから取り出されて供給される必要はなく、テープから取り出されて供給されてもよいし、トレイから取り出されて供給されてもよい。あるいは、ボールフィーダによって電子部品を外観検査装置に供給することや、電子部品をウェハから取り外し、直接、外観検査装置に供給することも可能である。
そして、支持部は真空圧で電子部品を吸着して保持するものに限定されず、例えば、電子部品を把持して保持するものであってもよい。
更に、プリズムや、ミラーを用いて、電子部品の側部で反射した光の進行方向を曲げて、撮像手段が電子部品の側部を撮像できるようにしてもよい。
また、回転体は円盤状に限定されないのは言うまでもなく、回転体の回転する向きや、撮像位置P、Q、R、Sにおける電子部品の回転方向は、反時計回りであってもよい。
10:外観検査装置、11:電子部品、12、13、14、15:側部、16:支持部、17:回転体、18、19、20、21:撮像手段、22:本体部、23:リード線、24:出力軸、25:モータ、26:ガイド、27:上面、28:昇降手段、30、31、32、33:角度位置調整手段、34:ベース台、35:スライド機構、36:保持部、37:回転軸、38:モータ、39:溝、40:同軸照明、41:ボックス照明、50:外観検査装置、51、52、53、54:角度位置調整手段、55:スライド機構

Claims (10)

  1. 複数の電子部品の側部A、B、C、Dを外観検査する外観検査装置において、
    前記複数の電子部品をそれぞれ保持する複数の支持部が、平面視して、間隔を空け円状に取り付けられ、鉛直の回転軸を中心に間欠的に回転して、前記複数の支持部と共に、前記複数の電子部品を、撮像位置P、Q、R、Sに、順次、配置する回転体と、
    前記撮像位置Pに配置された前記電子部品の側部Aを撮像する撮像手段αと、
    前記撮像位置Qに配置された前記電子部品を、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段qと、
    前記角度位置調整手段qによって回転された前記電子部品の側部Bを、前記撮像位置Qで撮像する撮像手段βと、
    前記撮像位置Rに配置された前記電子部品を、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段rと、
    前記角度位置調整手段rによって回転された前記電子部品の側部Cを、前記撮像位置Rで撮像する撮像手段γと、
    前記撮像位置Sに配置された前記電子部品を、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段sと、
    前記角度位置調整手段sによって回転された前記電子部品の側部Dを、前記撮像位置Sで撮像する撮像手段δとを備えることを特徴とする外観検査装置。
  2. 請求項1記載の外観検査装置において、前記撮像位置Qに配置された前記支持部を昇降する昇降手段q’と、前記撮像位置Rに配置された前記支持部を昇降する昇降手段r’と、前記撮像位置Sに配置された前記支持部を昇降する昇降手段s’とを更に備え、
    前記角度位置調整手段q、r、sはそれぞれ、前記電子部品を固定して回転する保持部を有し、
    前記撮像位置Qに配置された前記電子部品は、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段qの前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段qの該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段qの該保持部から上方に持ち上げられ、前記側部Bが撮像され、
    前記撮像位置Rに配置された前記電子部品は、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段rの前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段rの該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段rの該保持部から上方に持ち上げられ、前記側部Cが撮像され、
    前記撮像位置Sに配置された前記電子部品は、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段sの前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段sの該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段sの該保持部から上方に持ち上げられ、前記側部Dが撮像されることを特徴とする外観検査装置。
  3. 請求項2記載の外観検査装置において、前記角度位置調整手段qの前記保持部を、前記撮像手段βの撮像経路に沿って進退させるスライド機構Fと、前記角度位置調整手段rの前記保持部を、前記撮像手段γの撮像経路に沿って進退させるスライド機構Gと、前記角度位置調整手段sの前記保持部を、前記撮像手段δの撮像経路に沿って進退させるスライド機構Hとを更に備えることを特徴とする外観検査装置。
  4. 請求項2又は3記載の外観検査装置において、前記支持部は、前記電子部品の上面を吸着して保持することを特徴とする外観検査装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1に記載の外観検査装置において、前記撮像位置Qに配置された前記電子部品は、前記支持部から解放された状態で、前記角度位置調整手段qの前記保持部と共に回転し、前記撮像位置Rに配置された前記電子部品は、前記支持部から解放された状態で、前記角度位置調整手段rの前記保持部と共に回転し、前記撮像位置Sに配置された前記電子部品は、前記支持部から解放された状態で、前記角度位置調整手段sの前記保持部と共に回転することを特徴とする外観検査装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1に記載の外観検査装置において、前記撮像手段αと前記撮像位置Pに配置された前記電子部品と前記回転体の回転中心とは、順に、平面視して、直線上に配され、前記撮像手段βと前記撮像位置Qに配置された前記電子部品と前記回転体の回転中心とは、順に、平面視して、直線上に配され、前記撮像手段γと前記撮像位置Rに配置された前記電子部品と前記回転体の回転中心とは、順に、平面視して、直線上に配され、前記撮像手段δと前記撮像位置Sに配置された前記電子部品と前記回転体の回転中心とは、順に、平面視して、直線上に配されることを特徴とする外観検査装置。
  7. 複数の電子部品の側部A、B、C、Dを外観検査する外観検査装置において、
    前記複数の電子部品をそれぞれ保持する複数の支持部が、平面して、間隔を空け円状に取り付けられ、鉛直の回転軸を中心に間欠的に回転して、前記複数の支持部と共に、前記複数の電子部品を、撮像位置P、Q、R、Sに、順次、配置する回転体と、
    前記撮像位置Pに配置された前記電子部品の前記側部Aを撮像する撮像手段αと、
    前記側部Aが撮像された前記電子部品を、前記撮像位置Pで、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段p’’と、
    前記撮像位置Qに配置された前記電子部品の前記側部Bを撮像する撮像手段βと、
    前記側部Bが撮像された前記電子部品を、前記撮像位置Qで、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段q’’と、
    前記撮像位置Rに配置された前記電子部品の前記側部Cを撮像する撮像手段γと、
    前記側部Cが撮像された前記電子部品を、前記撮像位置Rで、鉛直の回転軸を基準にして、所定角度、回転させる角度位置調整手段r’’と、
    前記撮像位置Sに配置された前記電子部品の前記側部Dを撮像する撮像手段δとを備えることを特徴とする外観検査装置。
  8. 請求項7記載の外観検査装置において、前記撮像位置Pに配置された前記支持部を昇降する昇降手段p’と、前記撮像位置Qに配置された前記支持部を昇降する昇降手段q’と、前記撮像位置Rに配置された前記支持部を昇降する昇降手段r’とを更に備え、
    前記角度位置調整手段p’’、q’’、r’’はそれぞれ、前記電子部品を固定して回転する保持部を有し、
    前記側部Aが撮像された前記電子部品は、前記撮像位置Pで、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段p’’の前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段p’’の該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段p’’の該保持部の上方に持ち上げられ、
    前記側部Bが撮像された前記電子部品は、前記撮像位置Qで、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段q’’の前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段q’’の該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段q’’の該保持部の上方に持ち上げられ、
    前記側部Cが撮像された前記電子部品は、前記撮像位置Rで、前記支持部と共に降下して、前記角度位置調整手段r’’の前記保持部に固定された状態となり、該角度位置調整手段r’’の該保持部と共に回転し、前記支持部によって、該角度位置調整手段r’’の該保持部の上方に持ち上げられることを特徴とする外観検査装置。
  9. 請求項8記載の外観検査装置において、前記角度位置調整手段p’’の前記保持部を、前記撮像手段αの撮像経路に沿って進退させるスライド機構E’と、前記角度位置調整手段q’’の前記保持部を、前記撮像手段βの撮像経路に沿って進退させるスライド機構F’と、前記角度位置調整手段r’’の前記保持部を、前記撮像手段γの撮像経路に沿って進退させるスライド機構G’とを更に備えることを特徴とする外観検査装置。
  10. 請求項8又は9記載の外観検査装置において、前記支持部は、前記電子部品の上面を吸着して保持することを特徴とする外観検査装置。
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