JP2016099080A - 間接加熱乾燥装置および低品位炭の乾燥方法 - Google Patents

間接加熱乾燥装置および低品位炭の乾燥方法 Download PDF

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Abstract

【課題】運転エネルギーや運転コスト、設備コストの低減を図る。
【解決手段】中心軸線回りに回転可能な回転筒3内に加熱管が配設されて、回転筒3内の一端部側に供給した被乾燥物Wを乾燥しつつ他端部側から排出するとともに、回転筒3内に供給されたキャリアガスによって被乾燥物Wから蒸発した液分を排出する、第1、第2の間接加熱型回転乾燥機1、2を備え、第1の間接加熱型回転乾燥機1における回転筒3の他端部側から排出された被乾燥物Wを第2の間接加熱型回転乾燥機2における回転筒3の一端部側に供給してさらに乾燥する間接加熱乾燥装置にあって、第2の間接加熱型回転乾燥機2における回転筒3内には第2のキャリアガスG2として低酸素濃度ガスが供給される一方、第1の間接加熱型回転乾燥機1における回転筒3内には第1のキャリアガスG1として大気が供給される。
【選択図】図1

Description

本発明は、スチームチューブドライヤのような間接加熱型回転乾燥機を少なくとも2機直列に接続して前段の第1の間接加熱型回転乾燥機によって乾燥した被乾燥物を後段の第2の間接加熱型回転乾燥機によってさらに乾燥する間接加熱乾燥装置、および該間接加熱乾燥装置により上記被乾燥物として低品位炭を乾燥する低品位炭の乾燥方法に関するものである。
水分含有率が一般的に10〜70重量%と高い褐炭や亜瀝青炭等の低品位炭の乾燥に当たっては、その発火性、粉塵爆発性の抑止のため、加熱源温度が低い、蒸気を使用したスチームチューブドライヤのような間接加熱型回転乾燥機を用いることが知られている。ここで、本発明の発明者等は、上述のように第1、第2の間接加熱型回転乾燥機を直列に接続した間接加熱乾燥装置として、被乾燥物から蒸発した液分を排出するキャリアガスを、第1の間接加熱型回転乾燥機においては被乾燥物の流れに対して並流に、第2の間接加熱型回転乾燥機においては向流に供給するようにしたものを、特許文献1において提案している。
このような間接加熱乾燥装置によれば、第1の間接加熱型回転乾燥機においてはダストの発生を抑制できるとともに、被乾燥物とキャリアガスの入口側では加熱管への被乾燥物の付着が生じ難く、また被乾燥物とキャリアガスの出口側では結露が発生し難い。一方、第2の間接加熱型回転乾燥機においては、被乾燥物の入口側つまりキャリアガスの出口側では結露や付着が生じ難くなるとともに機外に排出されるダストが少なくなり、また被乾燥物の出口側つまりキャリアガスの入口側ではキャリアガスの露点が低いために減率乾燥を進めるのに好適である。
特開2009−097783号公報
ところで、この特許文献1には、被乾燥物が褐炭のような可燃性物質である場合には、上記キャリアガスとして窒素ガスを使用すると記載されており、第1、第2の間接加熱型回転乾燥機の双方に窒素ガスをキャリアガスとして循環させて供給することにより、これら第1、第2の間接加熱型回転乾燥機における全乾燥工程において被乾燥物から蒸発した液分を排出している。しかしながら、そのような間接加熱乾燥装置では、窒素ガスの循環風量が多くなってしまうため、設備運転に要するエネルギーや運転コストが増大するとともに、比較的大きな循環供給設備が必要となって設備コストも増大してしまうことが避けられない。
本発明は、このような背景の下になされたもので、このような運転エネルギーや運転コスト、設備コストの低減を図ることが可能な効率的な間接加熱乾燥装置を提供するとともに、該間接加熱乾燥装置を用いた安全な低品位炭の乾燥方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決して、このような目的を達成するため、本発明の間接加熱乾燥装置は、中心軸線回りに回転可能な回転筒内に加熱管が配設されて、上記回転筒内の一端部側に供給した被乾燥物を乾燥しつつ他端部側から排出するとともに、上記回転筒内に供給されたキャリアガスによって上記被乾燥物から蒸発した液分を排出する、第1、第2の間接加熱型回転乾燥機を備え、上記第1の間接加熱型回転乾燥機における上記回転筒の他端部側から排出された上記被乾燥物を上記第2の間接加熱型回転乾燥機における上記回転筒の一端部側に供給してさらに乾燥する間接加熱乾燥装置であって、上記第2の間接加熱型回転乾燥機における上記回転筒内には上記キャリアガスとして低酸素濃度ガスが供給される一方、上記第1の間接加熱型回転乾燥機における上記回転筒内には上記キャリアガスとして大気が供給されることを特徴とする。
また、本発明の低品位炭の乾燥方法は、このような間接加熱乾燥装置により、上記被乾燥物として低品位炭を乾燥する低品位炭の乾燥方法であって、上記低品位炭を、上記第1の間接加熱型回転乾燥機によって限界含水率に向けて恒率乾燥し、次いで上記第2の間接加熱型回転乾燥機によって限界含水率以下に減率乾燥することを特徴とする。
上述のように構成された間接加熱乾燥装置および低品位炭の乾燥方法において、第1の間接加熱型回転乾燥機によって乾燥させられた被乾燥物がさらに間接加熱される後段の第2の間接加熱型回転乾燥機では、特許文献1に記載された間接加熱乾燥装置と同様にキャリアガスとして窒素ガスのような低酸素濃度ガスが供給されるため、被乾燥物の発火等をこの低酸素濃度ガスによって防ぐことができる。
その一方で、水分含有率が高くて発火等のおそれの少ない被乾燥物が供給される前段の第1の間接加熱型回転乾燥機では、恒率乾燥期から減率乾燥期に推移するときの含水率である限界含水率より高い水分含有率での乾燥にとどめ、キャリアガスとして大気を供給することにより、低酸素濃度ガスの供給設備を要することなく蒸発した液分を排出することができる。従って、被乾燥物が低品位炭であっても安全に乾燥しつつ、間接加熱乾燥装置全体として運転に要するエネルギーや運転コスト、設備コストの低減を図ることが可能となる。
ここで、上記第1の間接加熱型回転乾燥機における上記回転筒の他端部と上記第2の間接加熱型回転乾燥機における上記回転筒の一端部との間を、コンベア等の移送手段やホッパー等の一時貯留手段、あるいはハンマークラッシャー等の破砕手段のような接続手段によって接続する場合には、このような接続手段における被乾燥物の発火等を防ぐため、この接続手段は低酸素濃度ガスによってパージされるのが望ましい。
また、上記第2の間接加熱型回転乾燥機から排出された低酸素濃度ガスよりなる上記キャリアガスは、バグフィルタ等により除塵した後に必要に応じて除湿してから該第2の間接加熱型回転乾燥機の上記回転筒に循環するのが効率的である。その一方で、上記第1の間接加熱型回転乾燥機から排出された大気(空気)よりなる上記キャリアガスは、やはり除塵等を施した後に大気中に放出し、該第1の間接加熱型回転乾燥機に供給するキャリアガスは別途大気から吸引することにより、第1の間接加熱型回転乾燥機では排出されるキャリアガスの除湿を行う必要がなくなって、運転エネルギーや運転コスト、設備コストの一層の削減を図ることができる。また、第1の間接加熱型回転乾燥機の回転筒内におけるキャリアガスの流れを、該第1の間接加熱型回転乾燥機における被乾燥物の搬送方向に沿った並流とすることにより、被乾燥物の乾燥が進行する搬送方向に向けて第1の間接加熱型回転乾燥機のキャリアガスの水分含有率を上昇させることができるので、発火等を一層効果的に防止することが可能となる。
さらに、第1、第2の少なくとも2つの間接加熱型回転乾燥機を備えることにより、個々の間接加熱型回転乾燥機は小型化を図ることができて、さらに設備コストや運転コストを低減することができる。そして、このうち後段の第2の間接加熱型回転乾燥機における乾燥は減率乾燥期であって液分(水分)の蒸発量が少なくなるので、上記第2の間接加熱型回転乾燥機における加熱管の伝熱面積を、上記第1の間接加熱型回転乾燥機における加熱管の伝熱面積よりも小さくしたり、上記第2の間接加熱型回転乾燥機に供給される上記キャリアガスの供給量を、上記第1の間接加熱型回転乾燥機に供給される上記キャリアガスの供給量よりも少なくしたりすることができ、これにより、この第2の間接加熱型回転乾燥機においても運転エネルギーや運転コスト、設備コストを低減し、間接加熱乾燥装置全体としての同エネルギーやコストのより一層の低減を図ることが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、第1の間接加熱型回転乾燥機においては低酸素濃度ガスの供給や循環を要することがなく、間接加熱乾燥装置全体としての運転エネルギーや運転コスト、設備コストを削減することができるとともに、被乾燥物が低品位炭のような可燃性物質であっても発火等を防いで安全に乾燥することが可能となる。
本発明の間接加熱乾燥装置の一実施形態を示す概略図である。
図1は、本発明の間接加熱乾燥装置の一実施形態を示す概略図である。本実施形態の間接加熱乾燥装置は、被乾燥物Wを乾燥する第1、第2の2つの間接加熱型回転乾燥機(以下、単に乾燥機と称する。)1、2を備えている。ここで、本実施形態の間接加熱乾燥装置によって乾燥させられる被乾燥物Wは、水分含有率が一般的に10〜70重量%と高い褐炭や亜瀝青炭等の低品位炭であり、粒径は2〜50mm程度である。
さらに、これら第1、第2の乾燥機1、2は、特許文献1に記載された間接加熱乾燥装置における乾燥機と同様のスチームチューブドライヤである。すなわち、第1、第2の乾燥機1、2はいずれも、略水平な中心軸線回りに回転可能な円筒状の回転筒3内の内壁面に図示されない複数本の加熱管が上記中心軸線に平行に配設されたものであり、各回転筒3の一端(図1における左端)部にはスクリュウコンベア等の供給手段4が、また他端(図1における右端)部には排出ケーシング等の排出手段5が、それぞれ回転可能な回転筒3に対して非回転かつ気密に設けられている。
このような乾燥機1、2は、供給手段4によって回転筒3の一端部側から該回転筒3内に供給された被乾燥物Wを、図示されない蒸気供給源から上記加熱管内に供給される150℃〜230℃程度の高温の蒸気によって加熱して乾燥しつつ、回転筒3の回転により他端部側に搬送して排出手段5から排出する。また、加熱によって被乾燥物Wから蒸発した液分(水分)は、回転筒3内に供給される第1、第2のキャリアガスG1、G2によって排出される。
このうち第1の乾燥機1における排出手段5は、図1に示すようなコンベア等の移送手段、あるいは図示されないホッパー等の一時貯留手段やハンマークラッシャー等の破砕手段を備えた接続手段6を介して、第2の乾燥機2における供給手段4に接続されている。なお、この接続手段6も、第1の乾燥機1における回転筒3の他端部側の排出手段5から第2の乾燥機2における回転筒3の一端部側の供給手段4に亙って気密に保持される。また、第1の乾燥機1の供給手段4には装入筒7を介してスクリュウコンベア等の被乾燥物Wの給装手段8が接続される一方、第2の乾燥機2の排出手段5にはコンベア等の搬出手段9が接続されている。
従って、本実施形態においても、第1、第2の乾燥機1、2は直列的に配置され、第1の乾燥機1における回転筒3の他端部側から排出された被乾燥物Wが、第2の乾燥機2における回転筒3の一端部側に供給されてさらに乾燥させられる。こうして乾燥させられた被乾燥物Wの水分含有率は、例えば第1の乾燥機1によって3重量%以上、好ましくは6〜8重量%の限界含水率にまで低減され、さらに第2の乾燥機によって1重量%以下程度にまで低減される。
一方、これら第1、第2の乾燥機1、2の回転筒3内に供給される上記第1、第2のキャリアガスG1、G2は、互いに独立した供給経路を経て供給される。このうち、第2の乾燥機2に供給される第2のキャリアガスG2は、酸素濃度が1体積%以下、好ましくは0.5体積%以下の低酸素濃度ガスであって、例えば窒素ガスであり、第2の乾燥機2の回転筒3の上記他端部側から供給されて一端部側から排出されるとともに、こうして排出された第2のキャリアガスG2は再び第2の乾燥機2の回転筒3の他端部側に循環させられる。すなわち、本実施形態においても、第2の乾燥機2の回転筒3内における第2のキャリアガスG2の流れは、被乾燥物Wの搬送方向に対向する向流となる。
第2の乾燥機2の回転筒3の一端部側から排出された第2のキャリアガスG2は、この一端部に接続された供給手段4からバグフィルタ(第2のバグフィルタ)21に供給されて、第2のキャリアガスG2とともに第2の乾燥機2から排出された被乾燥物Wのダスト等の固形分が除塵されて回収され、回収された固形分は上記接続手段6または第2の乾燥機2の供給手段4に戻される。なお、第2の乾燥機2の供給手段4と第2のバグフィルタ21との間に予備サイクロンを設置してもよい。また、第2のバグフィルタ21には、低酸素濃度ガス供給源22から上述のような低酸素濃度ガスが供給される。
こうして固形分が除去された第2のキャリアガスG2は、冷却塔23に送られて冷却されることにより除湿された後、循環ファン24を経て加圧され、必要に応じて他の冷却塔25により冷却された後に、加熱器26によって例えば40℃程度にまで加熱されて第2の乾燥機2における回転筒3の他端部の排出手段5に供給されることにより、循環させられる。なお、図1に示すように冷却塔23と循環ファン24との間の供給経路にバルブ27を介して他の低酸素濃度ガス供給源28を接続して、必要に応じて低酸素濃度ガスを補充供給するようにしてもよい。
また、本実施形態では、第2の乾燥機2における回転筒3の一端部側から供給手段4に排出された第2のキャリアガスG2の一部は、この供給手段4から接続手段6内に流れ込むことにより、上述のように気密に保持された接続手段6内に充密されて該接続手段6をパージする。具体的には、第1の乾燥機1における排出手段5の下端部に設けられた排出スクリュウコンベア5aから第2の乾燥機2における供給手段4までの範囲が第2のキャリアガスG2によってパージされる。
このような第2のキャリアガスG2に対して、第1の乾燥機1の回転筒3には、第1のキャリアガスG1として大気(空気)が供給される。この第1のキャリアガスG1は、誘引ファン11によって常温の大気から吸引されるものであり、必要に応じてフィルタ等を介して第1の乾燥機1の供給手段4に接続された上記装入筒7から該供給手段4を通って第1の乾燥機1における回転筒3の一端部に供給され、回転筒3内を通って他端部の排出手段5から排出される。従って、本実施形態において、第1の乾燥機1の回転筒3内における第1のキャリアガスG1の流れは、被乾燥物Wの搬送方向に沿った並流となる。
こうして第1の乾燥機1における回転筒3の他端部から排出された第1のキャリアガスG1は、該他端部の排出手段5に接続されたバグフィルタ(第1のバグフィルタ)12に供給されて、第1のキャリアガスG1とともに第1の乾燥機1から排出された被乾燥物Wのダスト等の固形分が除塵されて回収され、上記誘引ファン11を介して大気中に排出される。なお、第1のバグフィルタ12によって回収された固形分は接続手段6における上記移送手段等に供給される。
次に、このように構成された間接加熱乾燥装置により、被乾燥物Wとして上述のような低品位炭を乾燥する場合の本発明の乾燥方法の一実施形態について説明する。まず、被乾燥物Wは、前段となる第1の乾燥機1に接続された給装手段8から装入筒7を介してこの第1の乾燥機1の供給手段4に給装され、次いで供給手段4によって第1の乾燥機1の回転筒3内に一端部側から供給されて加熱管により加熱、乾燥されつつ、回転筒3の回転に伴い他端部側に搬送されて、この他端部側の排出手段5の上記排出スクリュウコンベア5aから連続的に排出させられる。
また、この前段の第1の乾燥機1において被乾燥物Wが乾燥させられることにより蒸発した液分(水分)は、上記誘引ファン11によって吸引されて第1の乾燥機1における回転筒3内に供給される第1のキャリアガスG1(大気)とともに第1の乾燥機1から排出され、上述のように第1のバグフィルタ12よって固形分が除塵された後、大気中に排出される。本実施形態においては、この第1の乾燥機1における乾燥により被乾燥物Wは恒率乾燥期を経ることになり、すなわち被乾燥物Wの温度は略一定で水分含有率が上述のような限界含水率に向けて低下させられる。なお、こうして第1の乾燥機1において恒率乾燥させられた被乾燥物Wの水分含有率は、第1の乾燥機1から排出された被乾燥物Wの温度等を測定したり、あるいは排出された被乾燥物Wの水分を直接測定したりすることによって確認でき、その結果に基づいて第1の乾燥機1における加熱管への蒸気の供給量や温度を制御することなどにより、被乾燥物Wの水分含有率を調整することができる。
こうして第1の乾燥機1により乾燥させられた被乾燥物Wは、接続手段6を介して後段の第2の乾燥機2における供給手段4から回転筒3内に供給され、この回転等3内の加熱管によりさらに加熱されて上記限界含水率以下の水分含有率に乾燥させられるとともに、該回転筒3の回転に伴い他端側に搬送され、排出手段5により排出させられる。本実施形態においては、この第2の乾燥機2における乾燥により被乾燥物Wは減率乾燥期を経ることになり、すなわち被乾燥物Wの温度は上昇する一方、乾燥速度は恒率乾燥期よりも小さくなる。なお、この第2の乾燥機2においても、減率乾燥させられた被乾燥物Wの水分含有率は、排出された被乾燥物Wの温度等を測定したり、水分を直接測定したりすることによって確認でき、これに基づいて第2の乾燥機2における加熱管への蒸気の供給量や温度を制御することなどによって水分含有率を調整することが可能である。
また、第2の乾燥機2において被乾燥物Wから蒸発した液分(水分)は、第2のキャリアガスG2とともに回転筒3から排出され、第2のバグフィルタ21によって固形分が除塵された後に冷却塔23、25において冷却されることにより除湿されて回収される。さらに、こうして蒸発液分が回収された第2のキャリアガスG2は、加熱器26によって加熱された後に第2の乾燥機2に循環させられる。
上記構成の間接加熱乾燥装置および該間接加熱乾燥装置を用いた低品位炭の乾燥方法においては、前後段2段の第1、第2の乾燥機1、2を備えているので、同じ量の被乾燥物Wを1段の乾燥機によって乾燥するのに比べ、個々の乾燥機の大きさや回転駆動力等を小さくすることができ、設備コストや運転コストの低減を図ることができる。なお、乾燥機を3段以上としてもよい。また、上述のように被乾燥物Wは第2の乾燥機2において温度が上昇し、低品位炭のような可燃性物質である場合には発火のおそれがあるが、上記構成の間接加熱乾燥装置では第2の乾燥機2に供給される第2のキャリアガスG2が窒素ガスのような低酸素濃度ガスであるので、このように被乾燥物Wの温度が上昇しても発火を防止することができる。
その一方で、第1の乾燥機1においては被乾燥物Wの温度が第2の乾燥機2よりも低い略一定の温度に保持されるので、第1のキャリアガスG1として大気を供給しても発火のおそれは少ない。そして、この第1のキャリアガスG1は大気であるために第2のキャリアガスG2を供給する場合のような低酸素濃度ガス供給源22、28を必要とすることがなく、上述のように誘引ファン11によって大気をそのまま吸引して第1の乾燥機1に供給し、また第1のバグフィルタ12によって固形分を除去した後は、そのまま大気中に排出することができる。
従って、例えば特許文献1に記載された間接加熱乾燥装置のように第1、第2の乾燥機の双方にキャリアガスとして窒素ガスのような低酸素濃度ガスを供給するのに比べ、低酸素濃度ガスの供給量(循環量)を低減するとともに供給に要する設備を小型化することができる。このため、被乾燥物Wが低品位炭であっても上述のように発火を防いで安全に乾燥することができるとともに、間接加熱乾燥装置全体として運転に要するエネルギーや運転コスト、設備コストの低減を図ることが可能となり、効率的かつ経済的である。
また、本実施形態では、第1の乾燥機1における回転筒3他端部の排出手段5と、第2の乾燥機2における回転筒3一端部の供給手段4との間が、図1に示したコンベア等の移送手段、あるいはホッパー等の一時貯留手段やハンマークラッシャー等の破砕手段を備えた接続手段6によって接続されており、この接続手段6が気密に保持されるととともに第2の乾燥機2に第2のキャリアガスG2として供給される低酸素濃度ガスによってパージされている。このため、限界含水率に達した被乾燥物Wがこの接続手段6において発火するような事態も防ぐことができる。
特に、本実施形態の間接加熱乾燥装置では、第1、第2のキャリアガスG1、G2が個別の誘引ファン111と循環ファン24を有する互いに独立した供給経路を経て第1、第2の乾燥機1、2にそれぞれ供給されるため、これら第1、第2のキャリアガスG1、G2を異なった条件で第1、第2の乾燥機1、2に供給することができる。このため、例えば第2のキャリアガスG2を第1のキャリアガスG1よりも高い圧力で供給することにより、第1の乾燥機1の排出手段5における排出スクリュウコンベア5aから被乾燥物Wを接続手段6に供給するときに、大気である第1のキャリアガスG1が接続手段6内に流入するのを防ぐことができるので、この接続手段6や第2の乾燥機2における被乾燥物Wの発火を一層確実に防止することが可能となる。
さらに、本実施形態では、第2の乾燥機2から排出された第2のキャリアガスG2は、第2のバグフィルタ21によって除塵されるとともに冷却塔23、25において除湿された後、加熱器26によって加熱されて再び第2の乾燥機2に循環させられる一方、第1の乾燥機1に供給される第1のキャリアガスG1は大気から吸引されるとともに、この第1の乾燥機1において被乾燥物Wの蒸発液分を伴って排出される第1のキャリアガスG1は第1のバグフィルタ12によって除塵された後に大気中に放出される。このため、低酸素濃度ガスである第2のキャリアガスG2の有効利用を図ることができるとともに、第1のキャリアガスG1は除湿や加熱を不要とすることができ、一層の運転エネルギーや運転コスト、設備コストの削減を図ることができる。
なお、第1、第2の乾燥機1、2は、その回転筒3内の加熱管による伝熱面積や第1、第2のキャリアガスG1、G2の供給量が互いに等しいものであってもよいが、後段の第2の乾燥機2での乾燥は減率乾燥期であって液分(水分)の蒸発量が少なくなるので、例えば第2の乾燥機2における加熱管の伝熱面積を第1の乾燥機1よりも小さくしたり、あるいは第2の乾燥機2に供給される第2のキャリアガスG2の供給量を、第1の乾燥機1に供給される第1のキャリアガスG1の供給量よりも少なくしたりしてもよい。このような場合には、低酸素濃度ガスよりなる第2のキャリアガスG2を用いた第2の乾燥機2における乾燥においても、その運転エネルギーや運転コスト、設備コストの低減を図ることができ、従って間接加熱乾燥装置全体としてもこれらのエネルギーやコストのより一層の低減を図ることができて、さらに効率的である。
なお、本実施形態では、第1の乾燥機1においては第1のキャリアガスG1の流れを被乾燥物Wの搬送方向に対して並流に、第2の乾燥機2においては第2のキャリアガスG2の流れを被乾燥物Wの搬送方向に対して向流になるようにしているが、第1の乾燥機1において第1のキャリアガスG1の流れを向流としたり、第2の乾燥機2において第2のキャリアガスG2の流れを並流としたりしてもよい。ただし、第1の乾燥機1においては、本実施形態のように並流とすることにより、被乾燥物Wの乾燥が進行する搬送方向に向けて第1のキャリアガスG1の水分含有率を上昇させることができて、発火等を一層効果的に防止することが可能となる。また、第2の乾燥機において第2のキャリアガスG2の流れを並流とする場合には、第2の乾燥機2における第2のキャリアガスG2の出口となる排出手段5からの経路に、図1に符号29で示す集塵機を設けるのが望ましい。
以上説明したように、本発明によれば、被乾燥物が低品位炭のような可燃性物質であっても発火等を防いで安全に乾燥することができるとともに、第1の乾燥機においては低酸素濃度ガスの供給や循環を必要とすることが無くなって、間接加熱乾燥装置全体としての運転エネルギーや運転コスト、設備コストを削減することができ、効率的かつ経済的である。
1 第1の間接加熱型回転乾燥機
2 第2の間接加熱型回転乾燥機
3 回転筒
4 供給手段
5 排出手段
6 接続手段
11 誘引ファン
12 第1のバグフィルタ
21 第2のバグフィルタ
22、28 低酸素濃度ガス供給源
23、25 冷却塔
24 循環ファン
26 加熱器
W 被乾燥物
G1 第1のキャリアガス
G2 第2のキャリアガス

Claims (7)

  1. 中心軸線回りに回転可能な回転筒内に加熱管が配設されて、上記回転筒内の一端部側に供給した被乾燥物を乾燥しつつ他端部側から排出するとともに、上記回転筒内に供給されたキャリアガスによって上記被乾燥物から蒸発した液分を排出する、第1、第2の間接加熱型回転乾燥機を備え、上記第1の間接加熱型回転乾燥機における上記回転筒の他端部側から排出された上記被乾燥物を上記第2の間接加熱型回転乾燥機における上記回転筒の一端部側に供給してさらに乾燥する間接加熱乾燥装置であって、
    上記第2の間接加熱型回転乾燥機における上記回転筒内には上記キャリアガスとして低酸素濃度ガスが供給される一方、上記第1の間接加熱型回転乾燥機における上記回転筒内には上記キャリアガスとして大気が供給されることを特徴とする間接加熱乾燥装置。
  2. 上記第1の間接加熱型回転乾燥機における上記回転筒の他端部と上記第2の間接加熱型回転乾燥機における上記回転筒の一端部との間は接続手段によって接続されており、この接続手段が低酸素濃度ガスによってパージされていることを特徴とする請求項1に記載の間接加熱乾燥装置。
  3. 上記第2の間接加熱型回転乾燥機から排出された上記キャリアガスは該第2の間接加熱型回転乾燥機の上記回転筒に循環させられる一方、上記第1の間接加熱型回転乾燥機に供給する上記キャリアガスは大気から吸引され、該第1の間接加熱型回転乾燥機から排出された上記キャリアガスは大気中に放出されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の間接加熱乾燥装置。
  4. 上記第1の間接加熱型回転乾燥機の上記回転筒内における上記キャリアガスの流れが、該第1の間接加熱型回転乾燥機における上記被乾燥物の搬送方向に沿った並流であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の間接加熱乾燥装置。
  5. 上記第2の間接加熱型回転乾燥機における上記加熱管の伝熱面積が、上記第1の間接加熱型回転乾燥機における上記加熱管の伝熱面積よりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の間接加熱乾燥装置。
  6. 上記第2の間接加熱型回転乾燥機に供給される上記キャリアガスの供給量が、上記第1の間接加熱型回転乾燥機に供給される上記キャリアガスの供給量よりも少ないことを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の間接加熱乾燥装置。
  7. 請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の間接加熱乾燥装置により、上記被乾燥物として低品位炭を乾燥する低品位炭の乾燥方法であって、
    上記低品位炭を、上記第1の間接加熱型回転乾燥機によって限界含水率に向けて恒率乾燥し、次いで上記第2の間接加熱型回転乾燥機によって限界含水率以下に減率乾燥することを特徴とする低品位炭の乾燥方法。
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