JP2016098113A - エレベータ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図において、100はかご101が昇降する昇降路、102はかご101の上部に設置された光電センサであり、投光器111,121,131と、各投光器111,121,131から照射される光軸112,122,132を受光する受光器113,123,133を備えている。
更に、遮蔽板141の右方が光電センサ102内に入り、光軸132が遮断される。
このように、各光軸112,122,132の遮断及び照射順を検出することにより、かご101の位置を検出することができる。
本発明は、上記の課題を解決することを目的とするものである。
更にまた本発明は、前記かごが前記遮蔽板を通過した時間を計測する手段を有し、前記遮蔽板の長さと前記通過時間とにより、前記かごの速度を計測することを特徴とするものである。
かご2が図1の位置から上昇すると、光電センサ3は遮蔽板11の下端のエッジを検出する(図3a点)。更にかご2が上昇すると、遮蔽板11のエッジを次々に検出し、b点では4つのエッジを検出して閾値1に達する。この時点で、かご2は遮蔽板11の上端、つまり位置検出点1にあると認識する。
更にかご2が上昇を続け、b点から一定時間経過してc点に達すると、かご2は遮蔽板11から離れた位置にあると判断して、パルス数のカウントをリセットする。
更にかご2が上昇を続け、f点から一定時間経過してg点に達すると、かご2は遮蔽板12から離れた位置にあると判断して、パルス数のカウントをリセットする。
また、下降時も同様の動作となる。
例えば、図1では、位置検出点1,3におけるかご2の速度をV1以下、位置検出点2,4におけるかご2の速度をV2以下に設定する場合、V1>V2であり、かご2が昇降路1の上下端部の安全装置、例えばオイルバッファに衝突する場合でも、衝突速度が許容速度以下になるようにV1、V2を設定する。
そうすると、かご2の上昇時には遮蔽板11〜14群の方が先に光電センサ3によって検出され、かご2の下降時には第2遮蔽板群の方が先に第2光電センサによって検出されることになる。逆に言えば、光電センサ3が遮蔽板11〜14群を先に検出したら、かご2は上昇中であり、第2光電センサが第2遮蔽板群を先に検出したら、かご2は下降中であることがわかる。
更に空隙部Gは0個とすることもできる。従って、位置検出点がN箇所なら、空隙部Gを0〜N−1個備えたN種類の遮蔽板を使用することもできる。
また、本実施の形態では、昇降路1の上下両端部に遮蔽板を配置しているが、かご2の落下のみ又は過上昇のみを検出できればよいなら、昇降路1の下端部側又は上端部側のみに配置することもできる。
更にパルス数のカウントをリセットする一定時間も、「かご2が長さLの10倍移動した時間」に限ることはない。
更にまた、光電センサ3は図5のような、投光器と受光器が分離した透過型センサのほか、遮蔽板として反射板を使用し、光電センサとして投光器と受光器が一体になった反射型センサを使用して、投光器からの光軸を反射板(遮光板)に反射させて受光器で受光させてもよい。
各遮蔽板の長さは既知であるため、かご2が遮蔽板を通過した時間を測定し、遮蔽板の長さを通過時間で割ったものである。ここで、かご2は遮蔽板を等速で通過したとみなしている。従って、
かご速度=遮蔽板の長さ/遮蔽板の通過時間
となる。
例えば、図3のa点からb点までの時間を測定し、遮蔽板11の長さ3Lをこの測定した時間で割れば、遮蔽板11におけるかご速度を検出することができる。
遮蔽板の遮蔽部S及び空隙部Gの長さLを30mm、
かご2の通過速度を1000m/min、
パルス数のカウント演算のサンプリング周波数を2000Hz(=0.5msec)
とすると、位置検出点1での遮蔽板の長さは3L(90mm)、位置検出点2での遮蔽板の長さは5L(150mm)となる。
tL=(30/1000)/(1000/60)=1.8msec
この場合、tLはサンプリング周期(0.5msec)より大きい必要がある。
t1=(3×30/1000)/(1000/60)=5.4msec
サンプリング周期が0.5msecのため、5msec又は5.5msecと認識する。
上記で5msecと認識した場合のかご2の検出速度v5は、
v5=((3×30/1000)/(5/1000))×60=1080m/min
5.5msecと認識した場合のかご2の検出速度v5.5は、
v5.5=((3×30/1000)/(5.5/1000))×60=982m/min
このようにサンプリング周波数を2000Hz(=0.5msec)に設定すると、±98m/min程度の誤差になる。
かご2が位置検出点1の遮蔽板を通過するのに要する時間t1は、
t1=(3×30/1000)/(1000/60)=5.4msec
サンプリング周期が1μsecのため、5.4msec又は5.401msecと認識する。
上記で5.4msecと認識した場合のかご2の検出速度は、上記t1と同じ、1000 m/minであり、5.401msecと認識した場合のかご2の検出速度v5.401は、
v5.401=((3×30/1000)/(5.401/1000))×60=999.8m/min
となって、±0.2m/min程度の誤差に収まる。
t2=(5×30/1000)/(1000/60)=9msec
サンプリング周波数が2000Hzの場合、サンプリング周期が0.5msecのため、9msec又は9.5msecと認識する。
上記で9msecと認識した場合のかご2の検出速度v9は、
v9=((5×30/1000)/(9/1000))×60=1000m/min
9.5msecと認識した場合のかご2の検出速度v9.5は、
v9.5=((5×30/1000)/(9.5/1000))×60=947m/min
このようにサンプリング周波数を2000Hz(=0.5msec)に設定すると、±53m/min程度の誤差になる。
vM1=((5×30/1000)/(9.001/1000))×60=999.9m/min
となって、±0.1m/min程度の誤差に収まる。
上記のように、サンプリング周波数を上げると、かご2の速度をより正確に測定することができる。
tL2=(30/1000)/(100/60)=18msec
になる。
2 かご
3 光電センサ
11,12,13,14 遮蔽板
G 空隙部
S 遮蔽部
Claims (4)
- 昇降路の上端部又は下端部の少なくとも一方において、かごを強制的に減速させる装置に、かごの位置信号を出力する装置であって、エレベータのかごに設置されたセンサと、前記センサと対向する昇降路の所定位置に設置した複数の遮蔽板とを備えたものにおいて、
前記遮蔽板は空隙部と遮蔽部とが、昇降路の上下方向に交互に配置された構成であって、空隙部の数が異なる複数種類あり、空隙部の数の少ない遮蔽板が昇降路の中央側に、空隙部の数の多い遮蔽板が昇降路の端部側に来るように配置されていることを特徴とするエレベータ装置。 - 前記センサは前記遮蔽部の上下端を検出し、これをカウントすることにより、前記かごの位置を検出することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
- 前記空隙部の数は0以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータ装置。
- 前記かごが前記遮蔽板を通過した時間を計測する手段を有し、前記遮蔽板の長さと前記通過時間とにより、前記かごの速度を計測することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のエレベータ装置。
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