JP2016098112A - クレーン式軌陸車 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャブ4と、キャブ4の後方に配置された荷台5とを有する車両本体1と、キャブ4と荷台5の間に配置された旋回支持ポスト24と、旋回支持ポスト24に旋回可能に取り付けられた旋回台21と、旋回台21に起伏可能に取り付けられたショートブーム22とを有するクレーン部2と、クレーン部2を作動させる油圧回路部3とを備え、車両本体1は、鉄輪7aおよび7bを取り付けるためのサブフレーム8を有し、サブフレーム8にクレーン部2の旋回支持ポスト24が直接取り付けられる。
【選択図】 図1A
Description
また、車両本体は燃料を収容するための燃料タンクとバッテリとを有すると共に、クレーン部を作動させる油圧回路部はクレーン部を作動させるための作動油を収容する作動油タンクを有し、燃料タンク、バッテリおよび作動油タンクは、荷台の下側に配置されることが好ましい。
図1Aおよび図1Bに、この発明の一実施の形態に係るクレーン式軌陸車の構成を示す。このクレーン式軌陸車は、車両本体1と、車両本体1上に設けられたクレーン部2と、クレーン部2を作動させる油圧回路部3とを有する。
荷台5は、クレーン部2により荷物が積載されるもので、サブフレーム8に取り付けられている。
車両フレーム6は、車両本体1の各部を下側から支持するもので、キャブ4の前部から荷台5の後部まで延びるように形成されている。
サブフレーム8は、車両フレーム6に取り付けられ、キャブ4と荷台5の間においてキャブ4に近い位置から荷台5の後部まで延びるように形成されている。
燃料タンク9は、エンジン部を駆動するための燃料を収容するもので、荷台5の前半部H1の下側で且つ右側部L1側に配置されている。
バッテリ10aおよび10bは、ほぼ同じ重さに分割されたもので、荷台5の後半部H2の下側で且つ右側部L1側と左側部L2側の互いに対向する位置に配置されている。
前鉄輪11aは、アウトリガ12の外箱13に固定された鉄輪支持部16aに取り付けられて、アウトリガ12の下側に配置されている。後鉄輪11bは、サブフレーム8に固定された鉄輪支持部16bに取り付けられて、荷台5の後部近傍の下側に配置されている。前鉄輪11aおよび後鉄輪11bは、車両本体1の底部から下方に張り出す走行姿勢と車両本体1の底部に沿う格納姿勢とを切り換え可能に鉄輪支持部16aおよび16bにそれぞれ取り付けられている。
転車台17は、軌道への載線または離線時に車両本体1を持ち上げて転車させるもので、車両本体1の中間部近傍に配置され、車両本体1の底部から下方に張り出すと共に車両本体1に対して水平回転可能に設置されている。
旋回台21は、旋回支持ポスト24の上部に、旋回ベアリングを介して水平面内を旋回可能に取り付けられている。
ショートブーム22は、最も縮めた状態で車両本体1に沿う方向に向けた時に先端部が荷台5の中央部近傍に位置し、従来のブームBのように先端部が荷台5の後部付近に位置するものと比較して短く形成されている。
フック23は、荷台5に積載する荷物を吊り下げるものである。
油圧ポンプ32は、図示しないエンジン部とパワーテイクオフ(PTO)装置を介して接続されると共に作動油タンク31と接続されており、荷台5の前半部H1の下側において作動油タンク31の近傍に配置されている。
操作部33は、クレーン部2に供給する作動油の流れを調節するための図示しないバルブに接続されており、このバルブを介して作動油の流れを操作するもので、旋回支持ポスト24と荷台5の間において右側部L1側に配置されている。
サブフレーム8は、図2に示すように、車両本体1に沿って互いに平行に延びる一対のフレーム支持部41と、一対のフレーム支持部41の間を連結する複数の連結部42とを有する梯子状のフレームである。サブフレーム8の前縁部43には、上面にアウトリガ12の外箱13が固定されており、この外箱13の両端部近傍に前鉄輪11aを取り付けるための鉄輪支持部16aが固定されている。
従来、鉄輪を取り付けるために配置されるサブフレームにはクレーン部の旋回支持ポストが取り付けられておらず、サブフレームと荷台との間にクレーン用フレームを別に配置して、このクレーン用フレームに旋回支持ポストが取り付けられていた。このため、車両本体の重量、特に車両本体の前半部が重くなり、クレーン式軌陸車の重心の位置が前方に偏るおそれがあった。本発明においては、サブフレーム8にアウトリガ12を介して旋回支持ポスト24を直接取り付けることにより、車両本体1の前半部を軽量化し、重心の位置が前方に偏ることを抑制することができる。
まず、荷台5に資材等を積載したクレーン式軌陸車は、前車輪7aおよび後車輪7bにより道路を走行して、踏切などから軌道内に侵入する。軌道内においてクレーン式軌陸車を停車させると、転車台17が車両本体1の底部から下方に張り出して車両本体1を持ち上げ、さらに車両本体1を軌道に沿う方向に転車させる。
さらに、作動油タンク31と燃料タンク9は、荷台5の前半部H1の下側で且つ右側部L1側と左側部L2側の互いに対向する位置に配置され、バッテリ10aおよび10bは、荷台5の後半部H2の下側で且つ右側部L1側と左側部L2側の互いに対向する位置に配置されている。これにより、車両本体1の重量を左右方向にほぼ平衡とすることができ、クレーン式軌陸車の重心が転車台17の近傍から左右方向へ偏ることを抑制し、転車台17を用いて車両本体1をスムーズに転車させることができる。
この時、クレーン部2にはショートブーム22が用いられているため、図3に示すように、従来のブームBと比較してショートブーム22を大きく起こすことができ、ショートブーム22の先端部を架線Wに接触させることなく、荷台5の前半部H1に積載した荷物Dを安全に降ろすことができると共に荷台5の前半部H1に荷物Dを安全に積載することができる。
なお、旋回支持ポスト24は、キャブ4にできる限り近い位置に配置することが好ましく、例えば、エンジン部などを開放するためにキャブ4を前方に回動させるのに必要な隙間Sのみを空けて旋回支持ポスト24を配置することができる。
この時、転車台17はロングジャッキ化されていることが好ましい。これにより、荷台5に積載された荷物Dの配置などに起因して車両本体1が傾いた場合でも、車両本体1を道路に接触させることなく安全に車両本体1を転車させることができる。
このように、車両本体1を転車して転車台17が格納されると、前車輪7aおよび後車輪7bにより道路走行して荷台5に積載された荷物Dを所定の場所まで運搬する。
なお、ショートブーム22は、従来のブームBと比較して、最も伸ばした状態の長さが短くならないように、伸縮する段数を増やすことが好ましく、例えば5段階で伸縮されるショートブーム22を用いることができる。
Claims (5)
- 道路走行用の車輪と、軌道走行用の鉄輪とを有するクレーン式軌陸車であって、
キャブと、前記キャブの後方に配置された荷台とを有する車両本体と、
前記キャブと前記荷台の間に配置された旋回支持ポストと、前記旋回支持ポストに旋回可能に取り付けられた旋回台と、前記旋回台に起伏可能に取り付けられたショートブームとを有するクレーン部と、
前記クレーン部を作動させる油圧回路部と
を備え、
前記車両本体は、前記鉄輪を取り付けるためのサブフレームを有し、前記サブフレームに前記クレーン部の前記旋回支持ポストが直接取り付けられるクレーン式軌陸車。 - 前記旋回支持ポストは、前記キャブと前記荷台の間において前記キャブに近い位置に配置される請求項1に記載のクレーン式軌陸車。
- 前記油圧回路部は、前記旋回支持ポストより後方に配置される請求項1または2に記載のクレーン式軌陸車。
- 前記車両本体は燃料を収容するための燃料タンクとバッテリとを有すると共に、前記油圧回路部は前記クレーン部を作動させるための作動油を収容する作動油タンクを有し、
前記燃料タンク、前記バッテリおよび前記作動油タンクは、前記荷台の下側に配置される請求項1〜3のいずれか一項に記載のクレーン式軌陸車。 - 前記燃料タンクと前記作動油タンクは、前記荷台の一方の側部と他方の側部の互いに対向する位置に配置されると共に、前記バッテリは、2つに分割されて、前記荷台の一方の側部と他方の側部の互いに対向する位置に配置される請求項4に記載のクレーン式軌陸車。
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