JP2016097861A - 冷却システム - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却液の濃度低下や流路抵抗の増加などの異常判定を高精度で行うことのできる冷却システムを提供する。
【解決手段】本明細書で開示する冷却システムは、冷却液を圧送する電動ポンプをオープンループで制御する冷却コントローラを備える。冷却コントローラは、冷却液の液温に対応して段階的に変化する回転数指令値を記憶しており、冷却液の液温に対応した回転数指令値を電動ポンプに与える。冷却コントローラは、冷却液の液温の変化に対応して回転数指令値を切り換えたときに切り換える直前の電動ポンプの実回転数を回転数センサで取得するとともに、取得した実回転数を切り換える直前の回転数指令値に対応付けて記憶する。そして冷却コントローラは、同じ回転数指令値に対する実回転数の過去の値と現在の値との比較結果に基づいて、冷却液に含まれる不凍液の濃度の低下、又は、循環路における流路抵抗の増加を判定する。
【選択図】図5

Description

本明細書が開示する技術は、電動ポンプで冷却液を圧送する冷却システムに関する。特に、電動ポンプの実際の回転数(実回転数)に基づいて当該冷却システムの異常を検出する冷却システムに関する。
電動ポンプの実回転数に基づいて冷却システムの異常を検出する技術として、例えば、下記特許文献1に開示されるものがある。この技術では、循環路を循環する冷却液の液温とウォーターポンプの実回転数とに基づいて、冷却システムに発生した異常の種類を判断する。
特開2013−31365号公報
ところで、上記特許文献1のシステムでは、コントローラが、冷却液の液温に応じて予め設定された回転数指令値をウォーターポンプに与える。例えば、冷却液の温度範囲を低温、中温、及び高温の3つの範囲に分けて、各温度範囲に対応する回転数指令値を予め設定しておき、検出された冷却液温の入る温度範囲に対応して設定された回転数指令値をウォーターポンプに送信する(特許文献1、段落[0031])。
このように循環路に流れる冷却液の流量が、冷却液の液温に従って段階的に増加又は減少するように回転数指令値を電動ポンプ(ウォーターポンプ)に出力する場合においては、回転数指令値のステップ状の急激な変化に応答して電動ポンプの回転数が急に増減する。電動ポンプの回転数が急に変化すると、冷却液が脈動し、電動ポンプの回転数や流量が安定しない期間が存在する。そのような期間中は実回転数に基づいて冷却システムに発生した異常の種類を判断しても判断結果の精度は高くはならない。本明細書は、高い精度で異常を判定することができる技術を提供する。
本明細書が開示する冷却システムでは、コントローラは電動ポンプをオープンループで制御する。コントローラは、冷却液の液温に対応して段階的に変化する回転数指令値を記憶しており、冷却液の液温に対応した回転数指令値を前記電動ポンプに与える。冷却液の液温は温度センサで計測される。異常判定処理としてコントローラは、次の処理を実行する。コントローラは、冷却液の液温の変化に対応して回転数指令値を切り換えたときに切り換える直前の電動ポンプの実回転数を回転数センサで取得する。コントローラは、取得した実回転数を、切り換える直前の回転数指令値に対応付けてして記憶する。コントローラは、同じ回転数指令値に対する実回転数の過去の値と現在の値との比較結果に基づいて、冷却液に含まれる不凍液の濃度が低下したこと、又は、循環路における流路抵抗が増加したこと、を判定する。
本明細書が開示する冷却システムでは、冷却液の流量が段階的に増加又は減少した直後における冷却液の液温や電動ポンプの実回転数が不安定な期間を避け、回転数指令値を切り換える直前の実回転を記憶する。なお、回転数センサは定期的に実回転数を計測しており、コントローラは、常に最新の所定期間の実回転数の時系列データを記憶している。それゆえ、冷却液の液温の変化に伴って回転数指令値を切り換えた後においても、切り換え直前の実回転数を取得することができる。コントローラは、過渡的な回転数変動の成分が比較的に少ない実回転数を得る。したがって、冷却液として不凍液の代わりに水が加えられた場合(不凍液の濃度低下)や、循環路の流路径が狭まったり詰まったりした場合(流路抵抗の増加)などの異常判定を従来よりも高い精度で判定することができる。
本明細書が開示する技術の詳細、及び、さらなる改良は、発明の実施の形態で説明する。
ハイブリッド車の駆動系の構成例を示すブロック図である。 実施例の冷却システムの構成例を示すブロック図である。 冷却液の液温に対して冷却コントローラが出力する回転数指令値に応じたPWM信号のデューティ比の対応関係を示す説明図である。 冷却コントローラが実行する初期データ記憶処理のフローチャートである。 冷却コントローラが実行する異常判定処理のフローチャートである。 PWM信号のデューティ比が一定の場合における冷却液の流量に対するウォーターポンプの回転数の関係を示す説明図である。
図面を参照して実施例の冷却システムを説明する。以下、冷却システムの一例として、ハイブリッド車の冷却系として搭載されるものを例示して説明する。まず、ハイブリッド車2の構成を図1を参照して説明する。図1に、ハイブリッド車2の駆動系の構成例を表すブロック図を示す。
ハイブリッド車2は、走行用の駆動源として、モータ8とエンジン6を備えている。モータ8の出力トルクとエンジン6の出力トルクは、動力分配機構7で適宜に分配/合成されて出力される。動力分配機構7は、例えばプラネタリギアである。動力分配機構7は、エンジン6の出力軸6a及びモータ8のモータ軸8aから夫々伝達されて入力される動力を、所定比率で分配/合成して出力軸7aに出力する。動力分配機構7の出力は、デファレンシャルギヤ10を介して駆動輪10a、10bに伝達される。なお、図1では、本明細書の説明に要する部品だけを表しており、説明に関係のない部品は図示を省略していることに留意されたい。
モータ8を駆動するための電力はメインバッテリ3から供給される。メインバッテリ3の出力電圧は、例えば300ボルトである。なお、図示を省略しているが、ハイブリッド車2は、メインバッテリ3のほかに、カーナビゲーション装置やルームランプなど、メインバッテリ3の出力電圧よりも低い電圧で駆動するデバイス群(通称「補機」と呼ばれる)に電力を供給するための補機バッテリも備える。後述する冷却システム11を構成するウォーターポンプ14や冷却コントローラ20なども補機の一種である。また、「メインバッテリ」との呼称は、「補機バッテリ」と区別するための便宜上のものである。
メインバッテリ3は、システムメインリレー4を介してパワーコントロールユニット5(以下「PCU5」と称する)に接続される。システムメインリレー4は、メインバッテリ3と車両の駆動系を接続したり切断したりするスイッチである。システムメインリレー4は、上位システムのHVコントローラ50により切り替えられる。
PCU5は、メインバッテリ3とモータ8の間に介在する電力変換装置である。PCU5は、メインバッテリ3の電圧をモータ8の駆動に適した電圧(例えば600ボルト)まで昇圧する電圧コンバータ(不図示)、昇圧後の直流電力を交流に変換するインバータ(不図示)、及び、これらを制御するパワーコントローラ30を含む。インバータの出力がモータ8への供給電力に相当する。なお、PCU5では、後述する冷却システム11により、電圧コンバータやインバータを構成する電子部品などが常時冷却されている。
ハイブリッド車2は、エンジン6の駆動力、あるいは、車両の減速エネルギ(即ち制動の際の車両の運動エネルギ)を利用してモータ8で発電することもできる。車両の減速エネルギを利用した発電は「回生」と呼ばれている。モータ8が発電する場合、インバータが交流を直流に変換し、さらに電圧コンバータがメインバッテリ3よりも僅かに高い電圧まで降圧し、メインバッテリ3へ供給する。
電圧コンバータは、リアクトルやIGBTなどのスイッチング素子などにより構成されている。またインバータは、モータ8のU、V、Wの各相に対応してスイッチング動作を行うスイッチング素子などにより構成されている。これらは、パワーコントローラ30により制御されて所定のスイッチング動作を行い電圧を昇圧や降圧したり、直流を交流に変換したり、また交流を直流に変換したりしている。
パワーコントローラ30は、マイクロコンピュータ、メモリや入出力インタフェースなどの電子部品で構成される情報処理装置である。このパワーコントローラ30には、電圧コンバータ、インバータやHVコントローラ50が接続されて、前述のようなスイッチング動作の制御を行っている。パワーコントローラ30に接続されるHVコントローラ50には、運転者による操作情報として、例えば、アクセル開度情報やブレーキ踏力情報が入力される。そのため、各スイッチング素子の動作は、HVコントローラ50から入力されるアクセル開度などに応じた制御情報に従って行われる。
このように制御される電圧コンバータやインバータの各スイッチング素子は発熱量が大きい。また、モータ8も、発進時や上り坂などで急激に負荷がかかると発熱量が大きくなる。そのため、電圧コンバータ及びインバータを備えるPCU5や、駆動力を発生させるモータ8は、次に説明する冷却システム11によって冷却される。
次に、PCU5やモータ8を冷却する冷却システム11の構成を図2を参照して説明する。図2に、実施例の冷却システム11の構成例を表すブロック図を示す。冷却システム11は、ウォーターポンプ14、リザーブタンク15、ラジエータ16、PCUクーラ17及びモータクーラ18と、それらを一巡する冷却パイプ13を備える。冷却パイプ13に冷媒の冷却液19を循環させて、PCUクーラ17によりPCU5を、またモータクーラ18によりモータ8を夫々冷却する。なお、図2においても、本明細書の説明に要する部品だけを表しており、説明に関係のない部品は図示を省略していることに留意されたい。また、図2においては、作図上の便宜から、上流から下流に向かって、モータクーラ18、ラジエータ16、PCUクーラ17の順番に配置しているが、半導体とモータの耐熱性の相違から、典型的には、PCUクーラ17、モータクーラ18、ラジエータ16の順番に、ウォーターポンプ14を出た冷却液19が流れるように配置する。
冷却液19は、例えばLLC(Long Life Coolant)である。冷却液19は、リザーブタンク15内に貯留されており、ウォーターポンプ14により圧送されて冷却パイプ13内を循環する液体冷媒である。リザーブタンク15の上方(重力方向上側)には、ユーザなどが冷却液19を交換や補充する際にLLCを注ぎ込む注液口15aが設けられている。なお、LLCの主成分は、エチレングリコールであるが、プロピレングリコールを主成分にするものでもよい。
ウォーターポンプ14は、モータにより内部のインペラを回転させその遠心力によって揚程圧力を発生させてリザーブタンク15から冷却液19を汲み上げて送出する遠心式ポンプである。ウォーターポンプ14のモータは電動モータであり、冷却コントローラ20によるオープンループでPWM制御される。即ち、冷却コントローラ20からウォーターポンプ14に出力される回転数指令値は、物理的には回転数指令値に応じたデューティ比を有するPWM信号である。回転数指令値(即ち、デューティ比)は冷却コントローラ20により一方的に変更される。モータの回転数が所定の目標値に合致するようなフィードバック制御はされない。なお、本明細書及び図面において、デューティ比のことを単に「Duty」と表記することもある。
実施例では、冷却システム11は、PCUクーラ17により冷却されるPCU5の各スイッチング素子の温度を検出する温度センサ21、冷却パイプ13を流れる冷却液19の温度、つまり液温を検出する温度センサ23や、ウォーターポンプ14のモータ又はインペラの回転数を検出する回転数センサ25を備えている。温度センサ23は、モータクーラ18の下流にあたる冷却液19の出口近傍に設けられて、モータクーラ18を流通した冷却液19の液温を計測する。温度センサ23によって計測された液温は、冷却コントローラ20に入力されてウォーターポンプ14のPWM制御に用いられる。温度センサ23から出力される温度データや回転数センサ25から出力される回転数データは、冷却コントローラ20に入力されるが、これらは、後述する冷却システム11の異常判定処理などにも用いられる。
ウォーターポンプ14を制御する冷却コントローラ20は、パワーコントローラ30と同様に、マイクロコンピュータ、メモリや入出力インタフェースなどの電子部品で構成される情報処理装置である。冷却コントローラ20は、時計機能を備えており、当該冷却システム11が稼動、つまりハイブリッド車2が走行している時間(稼動時間)を計測する。この冷却コントローラ20には、ウォーターポンプ14のほかに、前述した各センサ21、23や上位システムのHVコントローラ50が接続されている。これにより、冷却コントローラ20は、前述したようなウォーターポンプ14のPWM制御や、後述する冷却システム11の異常判定処理などを行っている。なお、この冷却コントローラ20のメモリには、後述する各処理のプログラムやデータテーブルなどが記憶されている。
冷却コントローラ20に接続されるHVコントローラ50には、ハイブリッド車2の運転情報として、例えば、車速などの車両情報が入力される。これらは、例えば、車内LANを介してHVコントローラ50に入力される。冷却コントローラ20は、車速やアクセル開度の情報の入力により当該ハイブリッド車2が走行を開始した情報がHVコントローラ50から得られる。
冷却コントローラ20には、冷却液の液温に応じたウォーターポンプ14の回転数指令値が記憶されている。回転数指令値は、冷却液の液温に応じて段階的に変化する。ウォーターポンプ14の出力は、前述したようにウォーターポンプ14に与えるPWM信号のデューティ比で定まる。図3に、冷却液19の液温に対して冷却コントローラ20が出力する回転数指令値に応じたPWM信号のデューティ比の対応関係の一例を示す。先に述べたように、ウォーターポンプの出力はデューティ比で決まるので、図3のグラフの縦軸は、回転数指令値と等価である。図3のデータ、即ち、冷却液の液温に対応して段階的に変化する回転数指令値のデータは、冷却コントローラ20に予め記憶されている。ただし、後述するように、ウォーターポンプ14の実回転数は、冷却液の状態に応じて変化することに留意されたい。
例えば、図3に示すように、所定の液温t4を中心に冷却液19の液温が上昇又は下降すると、PWM信号のデューティ比が階段状に(不連続に)高くなる。このように冷却パイプ13に流れる冷却液19の流量が、冷却液19の液温に従って段階的に増加又は減少するように、冷却コントローラ20がウォーターポンプ14にPWM信号を出力する場合には、[発明が解決しようとする課題]の欄で述べたように、回転数指令値の階段状(ステップ状)の急な変化に応答してウォーターポンプ14の回転数が急激に増減する。回転数が急激に増減すると、流量が脈動する。そのため、ウォーターポンプ14の回転数と冷却液19の流量が安定しない期間(不安定期間)が存在する。このような期間においては、ウォーターポンプ14の実回転数に基づいて冷却システム11に発生した異常の種類を判定しても、判定結果の精度は高くはならない。
そこで、本実施例の冷却システム11では、冷却液19の流量が段階的に増加又は減少した直後における冷却液19の液温やウォーターポンプ14の実回転数が不安定な期間を避けて、冷却システム11に発生した異常の種類を判定する。具体的には、冷却システム11では、図4に示す初期データ記憶処理と図5に示す異常判定処理により当該冷却システム11に発生した異常の種類を判断する。ここからは図4及び図5も加えて説明する。図4に、冷却コントローラ20が実行する初期データ記憶処理のフローチャートを示す。また図5に、冷却コントローラ20が実行する異常判定処理のフローチャートを示す。なお、これらの各処理は、冷却コントローラ20のメモリに予め格納(記憶)した対応するプログラムを冷却コントローラ20のマイクロコンピュータが適宜実行することにより実現される。
まず、図4を参照して初期データ記憶処理を説明する。この処理は、当該冷却システム11が稼動し始めた直後から所定の稼動時間が経過するまでの間に行われる。即ち、初期データ記憶処理は、ハイブリッド車2のパワースイッチ(始動スイッチ)がオンにされてから同スイッチがオフにされるまでの間において実行され、冷却コントローラ20の時計機能により計測されるハイブリッド車2の走行時間(稼動時間)が所定時間(例えば、100時間)に到達するまでの間において実行される。なお、稼動時間に代えて、ハイブリッド車2の走行距離が所定距離(例えば、1000キロメートル)に達するまでの間において初期データ記憶処理を実行してもよい。これらの所定時間や所定距離は、冷却パイプ13などの冷却液19の循環路の設計寿命や、実験、又はコンピュータシミュレーションなどにより予め定められる。
初期データ記憶処理は、冷却液の液温が変化して冷却コントローラ20が回転数指令値を切り換えた直後に実行される。回転数指令値(デューティ比)の切り替え期間中及びその直後においては、ウォーターポンプ14の回転数の急激な増減によって回転数が安定せず有意義な実回転数が得られ難いからである。
冷却コントローラ20にはバッファメモリが用意されており、現在時刻から所定時間過去までの間のデータが保存されている。保存されるデータは常に更新される。即ち、冷却コントローラ20には、現在までの最新の時系列データが保存される。保存されるデータは、温度データとデューティ比のデータ(回転数指令値のデータ)と実回転数のデータである。温度データは、モータクーラ18の冷却液19の出口近傍に設けられた温度センサ23により計測される温度のデータである。実回転数のデータは、回転数センサ25により計測されるウォーターポンプ14の実際の回転数である。
初期データ記憶処理では、まずステップS11により温度データ取得処理が行われる。この処理では、冷却コントローラ20は、バッファメモリを参照して、回転数指令値が切り換わる直前の温度データを取得する。この温度データは、冷却液19の液温を表している。次にステップS13によりデューティ比取得処理が行われる。この処理では、回転数指令値を切り換える直前に冷却コントローラ20がウォーターポンプ14に与えていた回転数指令値に応じたPWM信号のデューティ比を取得する。つまり、ステップS11で取得した温度データに対応する回転数指令値(PWM信号のデューティ比)を取得する。次に冷却コントローラ20は、バッファメモリを参照して、回転数指令値が切り換わる直前のウォーターポンプ14の実回転数のデータを取得する(S14)。なお、このときに取得した実回転数を、後にステップS23(図5)において取得する実回転数のデータと区別するために、初期回転数(P)と称する。冷却コントローラ20は、次に、得られた冷却液19の温度データとそのときのデューティ比の組み合わせに対応するウォーターポンプ14の実回転数データが、既に冷却コントローラ20のメモリに記憶されているか否かを続くステップS15において確認する(対応データの確認)。
例えば、図3に示す液温t6℃とそのデューティ比50%の組み合わせに対応するウォーターポンプ14の回転数データが冷却コントローラ20のメモリに記憶されていない場合には(S15;なし)、当該冷却システム11の初期稼働時におけるこれらの組み合わせに対応するウォーターポンプ14の回転数データが取得されていないことになるので、続くステップS17に処理を移行し、回転数指令値を切り換える直前の液温とそのときの回転数指令値(デューティ比)の組み合わせに対応させて、ステップS14で取得した実回転のデータ(初期回転数P)を記憶する。これに対して、このような組み合わせに対応するウォーターポンプ14の初期回転数P(例えば、4000回転)が冷却コントローラ20のメモリに記憶されている場合には(S15;あり)、再度、初期回転数Pを記憶する必要がないため、一連の本初期データ記憶処理を終える(エンド)。
なお、図3に示したように、液温は所定の範囲ごとに区切られ、各範囲でデューティ比(回転数指令値)は一定である。液温の各範囲を代表する温度が定められており、温度センサ23が計測した温度は、その温度が属する範囲を代表する温度で置き換えられる。例えば上記した液温t6℃は、図3に示す液温t5℃から液温t6℃までの範囲の代表温度に相当する。別言すれば、図4と図5の処理においては、温度センサ23が計測する温度は、デューティ比(回転数指令値)の段数に応じて離散化された上で用いられる。
図4の処理は、冷却液の液温が変化して回転数指令値が切り換わる毎に行われる。こうして、回転数指令値切り換え直前の冷却液の液温とデューティ比の様々な組み合わせごとにウォーターポンプ14の初期回転数Pが得られる。初期回転数Pは、冷却システム11の初期稼働時において、所定温度の液温に対応するPWM信号のデューティ比(即ち回転数指令値)でウォーターポンプ14を駆動した際の実回転数を表す。つまり、初期回転数Pは、冷却液19が流れる冷却パイプ13などの循環路や冷却液19自体が、新品又は新品に近い状態(劣化していない状態)における、液温と回転数指令値の組み合わせに対するウォーターポンプ14の実回転数に相当する。
このように初期データ記憶処理では、冷却コントローラ20は、冷却液19の各液温ごとに対応して夫々予め定められた所定のデューティ比(回転数指令値)に対して、夫々のウォーターポンプ14の実回転数(初期回転数P)を取得して記憶する。ただし、回転数指令値が所定の閾値時間内に複数回切り換えられた場合には、ウォーターポンプ14の実回転数の取得対象から除外する。なお、冷却液の液温は通常は急激には変化しないので、この除外処理は、フールプルーフのための処理である。
図3に示す説明図の例では、例えば、次のようなデータテーブルが冷却コントローラ20のメモリに記憶される。なお、初期回転数Pは、すべての下3桁が「000」であるが、これは表現上の便宜のためであり、実際には、ばらついた数値になる。また、液温t5及びt8については、実回転数のデータが得られていない。これは、回転数指令値の切り換え直前の液温がt5やt8であったことがなかったか、あるいは、回転数指令値の切り換え直前の液温がt5又はt8であるケースが存在したが、そのケースは、回転数指令値の切り換えが所定時間内に2回続けて行われたケースであったため除外されたか、のいずれかである。
(1) 液温t1[℃]、デューティ比100[%]、初期回転数P=5000[rpm]
(2) 液温t2[℃]、デューティ比 75[%]、初期回転数P=4000[rpm]
(3) 液温t3[℃]、デューティ比 50[%]、初期回転数P=3000[rpm]
(4) 液温t4[℃]、デューティ比 25[%]、初期回転数P=2000[rpm]
(5) 液温t6[℃]、デューティ比 50[%]、初期回転数P=3000[rpm]
(6) 液温t7[℃]、デューティ比 75[%]、初期回転数P=4000[rpm]
(7) 液温t9[℃]、デューティ比100[%]、初期回転数P=5000[rpm]
次に、図5を参照して異常判定処理を説明する。この処理は、前述した初期データ記憶処理の実行可能期間が経過した以降に行われる。即ち、異常判定処理は、ハイブリッド車2の走行時間(稼動時間)が所定時間(例えば、100時間)を経過した後に実行される。なお、稼動時間に代えて、ハイブリッド車2の走行距離が所定距離(例えば、1000キロメートル)を超えた後において異常判定処理を実行してもよい。
異常判定処理も、冷却液の液温が変化して回転数指令値が切り換わる毎に実行される。異常判定処理では、まずステップS21により温度データ取得処理が行われた後、ステップS22によりデューティ比取得処理が行われる。その後、ステップS23により、実回転数取得処理(現状回転数(Q)取得処理)が行われる。これらの各処理は、前述したステップS11、S13、S14と同様であり、回転数指令値の切り換わり直前の温度データとデューティ比(回転数指令値)のデータと実回転数のデータがバッファメモリから読み出される。なお、ステップS23で得られる実回転数のデータは、ハイブリッド車2の走行時間(稼動時間)が所定時間(例えば、100時間)を経過した後のデータである。つまり、ステップS23で得られる実回転数のデータは、冷却液19が流れる冷却パイプ13などの循環路や冷却液19自体が、もはや新品に近い状態ではなく、ある程度の劣化が進んだ状態における、ウォーターポンプ14の現状の実回転数である。ある程度の劣化が進んだ状態とは、例えば、冷却液19に含まれる不純物が冷却パイプ13などの冷却経路内に堆積したり、冷却パイプ13などの冷却経路の内壁に錆が生じたりして、冷却経路の内径(流路径)が狭くなっている場合をいう。以下では、説明の便宜上、現状の実回転数を、現状回転数Qと称する。それゆえ、図5のステップS23には、「現状回転数(Q)取得処理」と表記してある。
次に、冷却コントローラ20は、ステップS21により得られた冷却液19の温度データと、ステップS22により得られたデューティ比(回転数指令値)と液温の組み合わせに対応するウォーターポンプ14の初期回転数Pのデータが、冷却コントローラ20のメモリに記憶されているか否かを確認する(ステップS25)。対応するウォーターポンプ14の初期回転数Pが冷却コントローラ20に記憶されていない場合には(S25;なし)、比較対象になる初期回転数Pが存在しないことから、後述するステップS27による判定ができない。そのため、このような場合には、一連の本異常判定処理を終了する(ステップS25:なし→エンド)。
これに対して、比較対象になる初期回転数Pのデータが冷却コントローラ20のメモリに記憶されている場合には(S25;あり)、続くステップS26によって、その初期回転数Pのデータをメモリから読み出す(初期回転数(P)読出処理)。例えば、ステップS21とS22で取得された液温とデューティ比の組み合わせが、t6℃とデューティ比50%の場合には、先に示した(5)の3000rpmが初期回転数Pとして読み出される。
次に、冷却コントローラ20は、ステップS27の評価演算処理を実行する。ステップS27では、ステップS26によりメモリから読み出した初期回転数PとステップS23により取得した現状回転数Qを比較する。即ち、冷却コントローラ20は、デューティ比(回転数指令値)と液温の同じ組み合わせに対する過去の実回転数(初期回転数P)と現在の実回転数(現状回転数Q)を比較する。例えば、冷却コントローラ20は、現状回転数Qを初期回転数Pで除算して初期回転数Pに対する現状回転数Qの比率R(=Q/P)を算出したり、あるいは、初期回転数Pから現状回転数Qを差し引いて両者の差分S(=P−Q)を求めたりする。つまり、冷却コントローラ20は、初期回転数Pと現状回転数Qを数値的に比較するための所定の算術演算処理を行う。冷却コントローラ20は、この演算処理の結果(比較結果)から、冷却パイプ13などの冷却経路の通水抵抗(流路抵抗)を推定する。
ステップS28では比較結果の判定処理が行われる。この判定処理は、ステップS27による評価演算処理の結果に基づいて行われる。実施例のウォーターポンプ14は、インペラの遠心力によって揚程圧力を発生させる遠心式ポンプである。そのため、図6に示すように、PWM信号のデューティ比(即ち、回転数指令値)が一定でも、通水抵抗(流路抵抗)が増加すると冷却液19が流れ難くなり、流量が減少すると、揚程圧力がさらに大きくなるようにインペラの回転数が増加する。図6に、PWM信号のデューティ比(即ち回転数指令値)が一定の場合における冷却液19の流量に対するウォーターポンプ14の回転数の関係を表す説明図を図示する。
これにより、例えば、初期回転数Pに対して現状回転数Qが所定値以上に増加している場合には、冷却液19が流れ難くなっていること、即ち冷却パイプ13などの通水抵抗が増加していることが推定できる。そのため、ステップS28の判定処理では、ステップS27の演算結果R又はSが所定値Y以上である場合には(S28;Y≦R(S))、冷却パイプ13などの冷却経路内の内径(流路径)が狭くなっているなどの冷却液の流路狭窄の蓋然性が高いと判定して、続くステップS29bにより冷却経路狭窄情報出力処理を行う。
これに対して、初期回転数Pに対して現状回転数Qが所定値未満に減少している場合には、冷却液19が流れ易くなっていること、即ち冷却パイプ13などの通水抵抗が減少していることが推定できる。通水抵抗が減少する原因の一つに冷却液19の著しい粘度低下(冷却液の濃度低下)が挙げられる。例えば、冷却液19がLLCである場合、その主成分であるエチレングリコールやプロピレングリコールは、水に比べて粘度が桁違いに高い。そのため、ユーザがリザーブタンク15内の冷却液(LLC)を水道水などに入れ替えたり、水道水を補充したりしたときには通水抵抗が減少する。そのため、ステップS28の判定処理では、ステップS27の演算結果R又はSが所定値X未満である場合には(S28;R(S)<X)、例えば、冷却液19としてリザーブタンク15に水道水が入っているなどの冷却液の誤交換の蓋然性が高いと判定して、続くステップS29aによりLLC濃度低下情報出力処理を行う。
一方、初期回転数Pに対する現状回転数Qの増加が上記のいずれでもなく、通水抵抗が所定値の範囲内にある場合には、冷却液の流路狭窄や冷却液の誤交換の蓋然性が低い。そのため、ステップS28の判定処理では、ステップS27の演算結果R又はSが所定値X以上かつ所定値Y未満である場合には(S28;X≦R(S)<X)、冷却系に異常がないものと推定して、一連の本異常判定処理を終了する(エンド)。
ステップS29a、29bでは、夫々の情報をハイブリッド車2のインストルメントパネルに表示したり、ダイアグノーシスのログファイルに出力したりする処理を行った後、一連の本異常判定処理を終了する(エンド)。これにより、冷却パイプ13などの冷却液19の経路が詰まったり、冷却液19が凍結したりして当該ハイブリッド車2が故障する前に、ユーザなどがこれらの異常状態を把握することが可能になる。なお、ステップS28による判定処理において用いた所定値Xは、LLCの粘度、水道水の粘度、やLLCに含まれる水道水などの混入割合などに基づいて、実験又はコンピュータシミュレーションなどにより予め定められる。また、所定値Yは、冷却液19に含まれる不純物の種類やその濃度などに基づいて、冷却経路内に不純物の堆積や錆が生じ得る実験又はコンピュータシミュレーションなどにより予め定められる。
以上説明したように、本実施例の冷却システム11では、冷却液19の流量が冷却液19の液温に従って段階的に増加又は減少するように、冷却コントローラ20が回転数指令値をウォーターポンプ14に出力する場合において、冷却コントローラ20は、所定温度の液温に対応して予め定められた所定のデューティ比で決定される回転数指令値を出力したときにウォーターポンプ14の実回転数として、当該冷却システム11の初期稼働時のものを取得して初期回転数Pとして記憶する(S17)。そして、初期稼働時以降においては、冷却液19の流量が段階的に増加又は減少した後の安定期間内でのウォーターポンプ14の現状回転数Qを取得し、その現状回転数Qと、初期稼働時に記憶した初期回転数Pと、を評価演算して比較する(S27、S28)。その結果、例えば、初期回転数P対する現状回転数Qの割合が所定値X未満である場合(S28;R(S)<X)、通水抵抗が減少しているため、冷却液19に含まれるLLCの濃度が低下している蓋然性が高い旨の情報を出力する(S29a)。これに対して、例えば、初期回転数P対する現状回転数Qの割合が所定値Y以上である場合には(S28;Y≦R(S))、通水抵抗が増加しているため、冷却パイプ13などの冷却経路(循環路)の内径が狭くなっている箇所が存在する蓋然性が高い旨の情報を出力する(S29b)。
このように当該冷却システム11では、冷却液19の流量が段階的に増加又は減少した直後における冷却液19の液温やウォーターポンプ14の実回転数が不安定な期間を避けて、初期回転数Pと現状回転数Qを比較する(S27)。そのため、冷却液19に含まれるLLCの濃度の低下を判定するときや、冷却パイプ13などの冷却経路の通水抵抗(流路抵抗)の増加を判定するときにおいて(S28)、精度の高い判定結果が得られる。即ち、実施例の冷却システム11は、冷却液19としてLLCの代わりに水道水が加えられた場合や、冷却パイプ13などの冷却液19の経路径が狭まったり詰まったりした場合などの異常判定(S28)を高い精度で行うことができる。
上記の実施例では、モータクーラ18の冷却液19の出口近傍に温度センサ21を設けてモータクーラ18を出た冷却液19の液温を測るように構成した。これに代えて(又はこれに加えて)、PCUクーラ17の冷却液19の出口付近に別の温度センサを設けてPCUクーラ17を出た冷却液19の液温を測る構成を採用してもよい。
上記の実施例では、冷却システム11をハイブリッド車2の冷却系に適用した場合について説明したが、当該冷却システム11を、電気自動車や発電機などの冷却系に適用してもよい。この場合においても、冷却液の流路狭窄や冷却液の誤交換を高精度に検出することが可能になる。
上記の実施例では、ハイブリッド車2の走行時間が所定時間に到達するまでの間の実回転数を初期回転数として記憶した。これに代えて、メンテナンス時に初期回転数をリセットし、メンテナンスをしたときから所定の走行時間に達するまでに図4の処理を実行して改めて初期回転数を取得してもよい。そして、初期回転数を新たに取得した後に、定期的に図5の異常判定処理を実行してもよい。即ち、冷却コントローラ20は、同じ回転数指令値に対する実回転数の過去の値と現在の値との差に基づいて、冷却液に含まれる不凍液の濃度の低下、又は、前記循環路における流路抵抗の増加を判定する。
実施例技術に関する留意点を述べる。冷却パイプ13が循環路の一例に相当する。ウォーターポンプ14が電動ポンプの一例に相当する。PCUクーラ17及びモータクーラ18が冷却器の一例に相当する。冷却コントローラ20がコントローラの一例に相当する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書又は図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:ハイブリッド車
3:メインバッテリ
5:PCU
6:エンジン
7:動力分配機構
8:モータ
11:冷却システム
13:冷却パイプ
14:ウォーターポンプ
15:リザーブタンク
16:ラジエータ
17:PCUクーラ
18:モータクーラ
19:冷却液
20:冷却コントローラ
21、23:温度センサ
25:回転数センサ

Claims (1)

  1. 冷却液が流通する循環路と、
    前記循環路に前記冷却液を圧送する電動ポンプと、
    前記電動ポンプの回転数を計測する回転数センサと、
    前記電動ポンプをオープンループで制御するコントローラであって、前記冷却液の液温に対応して段階的に変化する回転数指令値を記憶しており、前記冷却液の液温に対応した回転数指令値を前記電動ポンプに与えるコントローラと、を備えており、
    前記コントローラは、
    前記冷却液の液温の変化に対応して回転数指令値を切り換えたときに切り換える直前の前記電動ポンプの実回転数を前記回転数センサで取得するとともに、取得した実回転数を切り換える直前の回転数指令値に対応付けて記憶し、
    同じ回転数指令値に対する実回転数の過去の値と現在の値との比較結果に基づいて、前記冷却液に含まれる不凍液の濃度の低下、又は、前記循環路における流路抵抗の増加を判定することを特徴とする冷却システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018070122A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 トヨタ自動車株式会社 車両用冷却システム

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