JP2016059114A - モータジェネレータ装置およびその制御方法 - Google Patents

モータジェネレータ装置およびその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016059114A
JP2016059114A JP2014181871A JP2014181871A JP2016059114A JP 2016059114 A JP2016059114 A JP 2016059114A JP 2014181871 A JP2014181871 A JP 2014181871A JP 2014181871 A JP2014181871 A JP 2014181871A JP 2016059114 A JP2016059114 A JP 2016059114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor generator
power
consumption life
consumption
power conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014181871A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5893106B1 (ja
Inventor
田中 一幸
Kazuyuki Tanaka
一幸 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014181871A priority Critical patent/JP5893106B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5893106B1 publication Critical patent/JP5893106B1/ja
Publication of JP2016059114A publication Critical patent/JP2016059114A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】消費寿命を考慮しながら制御を行うことで、機械寿命を予め設定された基準消費寿命に近づけるように使用することができるモータジェネレータ装置等を提供する。【解決手段】電力変換装置3がバッテリ1からの直流電力を交流電流に変換してモータジェネレータ4へ供給し、またモータジェネレータからの逆起電力を直流電力に変換してバッテリへ供給するモータジェネレータユニットの電力変換制御を、電力変換装置を制御して行うモータジェネレータ装置において、電力変換装置に関する稼働環境情報を検出し、検出された稼働環境情報から電力変換装置の予め定められた期間毎の消費寿命を演算し消費寿命推移として追加しながら記憶し、消費寿命推移およびその変化率のいずれか一方が、過負荷を判定する基準となるそれぞれ基準消費寿命推移およびその変化率のそれぞれの予め定めた比率以上になった場合に前記電力変換装置の動作を抑制する動作制限を行う。【選択図】図1

Description

この発明は、例えば電気自動車またはハイブリッド自動車に搭載されるモータジェネレータ装置等に関するものである。
例えば下記特許文献1には、寿命を評価するための評価関数、寿命に関する条件を設定する設定手段、寿命を評価する演算手段、寿命を引き延ばすように要因を変更する手段を設け、寿命を演算した結果から寿命予告信号や警告を出力し、異常発生を避けるように運転する手段を備えた寿命診断機能を設けたインバータ装置が示されている。
特許第3245985号明細書
上記特許文献1で提示されたインバータ装置では、装置寿命を引き延ばす目的で寿命に関わる要因を変更する。その際にインバータ装置、インバータ装置の被制御装置の装置寿命しか考慮していないため、同じ車両に搭載された他の装置との装置寿命のばらつきが発生し、車両全体のメンテナンス性が向上しないという問題がある。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、広義には、消費寿命を考慮しながら制御を行うことで、機械の寿命を予め設定された基準消費寿命に近づけるように使用することを可能にしたモータジェネレータ装置等を提供することを目的とする。
この発明は、バッテリとモータジェネレータとこれらの間に接続された電力変換装置を含み、前記電力変換装置が、前記バッテリからの直流電力を交流電流に変換して前記モータジェネレータへ供給し、また前記モータジェネレータからの逆起電力を直流電力に変換して前記バッテリへ供給するモータジェネレータユニットと、前記電力変換装置に関する稼働環境情報を検出するセンサ部と、前記電力変換装置における電力変換の制御を行う制御装置と、を備え、前記制御装置が、消費寿命推移、および過負荷を判定する基準となる基準消費寿命推移とその変化率を記録するメモリと、前記稼働環境情報とその継続時間から前記電力変換装置の予め定められた期間毎の消費寿命を演算し、前記メモリの前記消費寿命推移に追加して記録する寿命推定演算部と、前記電力変換装置の電力変換の制御を行うと共に、前記消費寿命推移およびその変化率のいずれか一方がそれぞれ前記基準消費寿命推移およびその変化率のそれぞれ予め定めた比率以上になった場合に前記電力変換装置の動作を抑制する動作制限を行うモータ制御部と、を含む、モータジェネレータ装置等にある。
この発明では、消費寿命を考慮しながら制御を行うことで、機械の寿命を予め設定された基準消費寿命に近づけるように使用することができるモータジェネレータ装置等を提供できる。
この発明の実施の形態1によるモータジェネレータ装置のブロック構成図である。 図1の電力変換装置3の内部構造の一例を示す概略的な回路図である。 この発明の実施の形態2によるモータジェネレータ装置の概略的なブロック構成図である。 この発明の実施の形態3によるモータジェネレータ装置の概略的なブロック構成図である。
以下、この発明によるモータジェネレータ装置等を各実施の形態に従って図面を用いて説明する。なお、各実施の形態において、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。
また、以下では車載用のモータジェネレータ装置を例に挙げて説明するが、この発明はこれに限定されない。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるモータジェネレータ装置のブロック構成図である。図1において1はバッテリ、3は電力変換装置、4はモータジェネレータ、6は電力変換装置3に内蔵した温度センサ、7は電流センサである。
100は電力変換装置3の制御装置で、マイコン9とメモリ15を含む。マイコン9は、モータ制御部10、寿命推定演算部11、タイマ12、PWMコントローラ13、センサ信号入力部14を含む。
図2は図1の電力変換装置3の内部構造の一例を示す概略的な回路図である。図2において、2は平滑コンデンサ、Pは直流電力の正の端子、Nは直流電力の負の端子、TR1−TR6は半導体スイッチ、D1−D6はFWD(フリーホイルダイオード)、S1−S6はスイッチング素子TR1−TR6の制御信号、U,V,Wは三相交流電力の入出力端子である。
なお、以下では例えば半導体スイッチTR1とFWDTR1の並列回路をスイッチング素子TR1とする。
図1に示すバッテリ1、電力変換装置3、モータジェネレータ4、制御装置100は車両に搭載され、図示していないモータジェネレータ4の駆動軸が車両の駆動系と結合されている。
電力変換装置3はバッテリ1からの直流電力を三相交流に変換してモータジェネレータ4を駆動する。また、電力変換装置3はモータジェネレータ4が車両の駆動系から得た回転力で発生する逆起電力を直流電力に変換してバッテリ1の充電を行う。
モータジェネレータ4の駆動制御、バッテリ1の充電制御は制御装置100に内蔵されたモータ制御部10にて電力変換装置3を制御することで行う。モータ制御部10はマイコン9のソフトウェア(S/W)で構成され、PWM(パルス幅変調)コントローラ13から制御信号を発生させて電力変換装置3を制御する。
図2に示す電力変換装置3は、端子P−N間の直流を、それぞれ2つの直列接続されたスイッチング素子(TR1とTR2、TR3とTR4、TR5とTR6)によりU相、V相、W相の三相交流に変換する。制御装置100からの制御信号S1−S6を受け、スイッチング素子TR1−TR6がオンオフ制御される。
電流センサ7u、7v、7wはU相、V相、W相に流れる電流値Iu、Iv、Iwを検出し、制御装置100のセンサ信号入力部14へ入力する。
また、詳細な図示は省略されているが、温度センサ6がスイッチング素子(TR)と平滑コンデンサ2のいずれかまたは両方の温度を検出して、制御装置100のセンサ信号入力部14へ入力する。温度センサを各素子毎、相毎、代表して1つの素子等、どのように配置するかは対象となる電力変換装置の使用状況等から適宜選択される。
なお、バッテリ1と電力変換装置3とモータジェネレータ4がモータジェネレータユニットを構成し、メモリ15が記憶部、温度センサ6と電流センサ7が稼働環境情報を検出するセンサ部を構成する。
本実施の形態では寿命推定演算部11をマイコン9のS/W(ソフトウェア)として構成している。マイコン9は、モータ制御部10で、内蔵のタイマ12により電力変換装置3の稼働時間をカウントし、一定時間経過毎に、または電流値の更新タイミング毎に、稼働時の温度及び電流値をセンサ信号入力部14より取得し、寿命推定演算部11で、温度、電流値により決められた係数を計測間隔の時間(継続時間)に乗じた値を積算し、消費寿命(時間)とする。求めた消費寿命はメモリ15に記録されている前回までの消費寿命推移(消費寿命の増加の時間的変化の推移を示すもの)に追加するようにして記録される。
また、消費寿命の変化率(単位時間当たりの消費寿命時間の変化(増加))を同時に求めてメモリ15に記録する。本実施の形態では消費寿命の過去10演算分の消費寿命を経過時間で除算した値を変化率として求め、メモリ15に記録する。
モータ制御部10は、求めた消費寿命時間および消費寿命時間の変化率のいずれか一方がそれぞれの予め設定された規定値以上に増加した場合に、電力変換装置の動作を抑制する動作制限モードへ移行する。
一般的な装置設計では装置寿命に影響を与える電気的負荷、機械的負荷、環境的負荷に関する使用条件を設計条件として設定する。
本実施の形態では例えば、設計条件で稼働した場合の消費寿命を過負荷(過寿命消費)を判定する基準となる基準消費寿命推移、その際の基準消費寿命の変化率を基準消費寿命の変化率として予め求め、メモリ15に格納しておく。モータ制御部10は、実稼働時の消費寿命と比較し、実稼働時の消費寿命推移の最新の大きさが基準消費寿命推移の対応する総稼働時間における大きさに対し予め定めた比率以上(例えば80−110%以上)となった場合に、動作制限モードへ移行する。また、消費寿命推移の消費寿命の変化率も同様に基準消費寿命変化率と比較し、稼働時の消費寿命推移の消費寿命の変動率が基準消費寿命推移の対応する部分の変化率の予め定めた比率以上(例えば80−110%以上)となった場合に動作制限モードへ移行する。
基準消費寿命推移は、例えばスイッチング素子(TR1−TR6)に流れる電流、スイッチング素子(TR1−TR6)の温度、平滑コンデンサ2の温度等、稼働環境情報の種類毎に異なるものがメモリ15に格納される。
なお、実稼働時の消費寿命推移の変化率および基準消費寿命推移の変化率は予め演算してメモリ15に記録せずに、比較する際にモータ制御部10または寿命推定演算部11で演算してもよい。
制御装置100は電力変換装置3に出力するPWMコントローラ13からのPWM信号で電力変換装置3の動作を制御する。スイッチング素子TR1−TR6はPWM信号に従ってのオンとオフを切り替え、スイッチング素子に流れる電流を制御する。
通常動作時、モータ制御部10はスイッチング素子TR1−TR6に流れる電流の最大電流値を設定し、設定した最大電流値を超えないよう電流制御を行っている。また、スイッチング素子TR1−TR6、平滑コンデンサ2の温度を計測し、設定温度を超えた時に、スイッチング素子TR1−TR6を流れる電流値を制限し、電流による発熱を制限することでスイッチング素子TR1−TR6および平滑コンデンサ2の温度制御を行っている。
モータ制御部10は動作制限モードへ移行した場合、最大電流値より低い上限電流値を設定し、スイッチング素子TR1−TR6に流れる電流の最大値を制限する。
同様に、スイッチング素子TR1−TR6および平滑コンデンサ2に設定された最大温度より低い上限温度を設定し、スイッチング素子TR1−TR6および平滑コンデンサ2の温度上昇を制限するようにスイッチング素子TR1−TR6に流れる電流を制御する。
またモータ制御部10をスイッチング素子TR1−TR6のスイッチング周波数を変更可能な構成とし、動作制限モードにおいて、平滑コンデンサ2に設定された前記電流制御の場合の上限温度とは異なる第二の上限温度を超えた場合に、スイッチング周波数を低下させるようにスイッチング素子TR1−TR6のスイッチング周波数を制御する。
本実施の形態では、動作中の電力変換装置の温度、電流値を観測し、スイッチング素子の消費寿命推移を求め、設計時に定めた基準消費寿命推移に対し、消費寿命および消費寿命の変動率が予め定めた比率以上の場合に動作制限モードに移行し、動作制限モードではスイッチング素子に流れる電流の最大値を制限するように制御装置を構成しているため、スイッチング素子に流れる電流(電気的負荷)、および電流による発熱(環境的負荷)を減少させ、装置寿命への影響を軽減し、消費寿命が基準消費寿命を超えないように維持できる。
また、スイッチング周波数を低下させることで平滑コンデンサに流れるリプル電流を低下させ、平滑コンデンサの発熱を減少させ、装置寿命への影響を軽減することで、同様な効果をもたらすことができる。
本実施の形態では、スイッチング素子に流れる電流の上限値を制限するように制御装置を構成したが、例えば、スイッチング素子に流れる電流を常時予め定められた比率で削減するように制御装置を構成しても同様の効果を得ることができる。
また本実施の形態では、スイッチング素子に流れる電流の上限値を制限するように制御装置を構成したが、スイッチング素子に流れる電流と同じ電流が流れる他の部品についての上限値を設定するように構成しても同様の効果を得ることができる。
また本実施の形態では、三相のモータジェネレータ装置を用いて動作を説明したが、相数については本発明の効果に影響しない。
また、モータ制御部10は、動作制限時に、スイッチング素子の温度が通常動作時の最大値より低い第一の閾値を超えた場合に、各スイッチング素子TR1−TR6に流れる電流が第一の電流制限値以下になるよう制御する。そして、消費寿命推移の変動率に従って第一の閾値または第一の電流制限値を変更するようにしてもよい。これにより、消費寿命推移の変動率に対応させた制御が行える。
なおこの場合、スイッチング素子に流れる電流を電流センサ7からの信号でモニタするようにしてもよい。
また、モータ制御部10は、動作制限時に、平滑コンデンサ2の温度が通常動作時の最大値より低い第二の閾値を超えた場合に、スイッチング素子TR1−TR6のスイッチング周波数を変更する。そして、消費寿命推移の変動率に従って第二の閾値またはスイッチング周波数を変更するようにしてもよい。これにより、消費寿命推移の変動率に対応させた制御が行える。
なお、電流センサあるいは温度センサで複数個所をモニタしている場合(例えば各相、各素子毎)には、例えば条件の一番悪い、すなわち、基準消費寿命またはその変化率に対する稼働時の消費寿命またはその変化率がより大きく超えてしまっているセンサからの稼働環境情報に基づいて制御を行う。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2によるモータジェネレータ装置の概略的なブロック構成図である。図3では、2系統の電力変換装置3a,3b、モータジェネレータ4a,4bを車両に搭載している。制御装置100aは2系統の電力変換装置3a,3bとモータジェネレータ4a,4bを個別に制御するマイコン9とメモリ15を搭載している。
すなわち、本実施の形態では、モータジェネレータユニットが、モータジェネレータと電力変換装置が接続されてなる2系統のモータジェネレータ部と、各モータジェネレータ部の電力変換装置に共通に接続された1つのバッテリからなる。
また図示は省略したが、電力変換装置3a,3bにはそれぞれに上記実施の形態1と同様に温度センサ6と電流センサ7が設けられている。
また、車両の前輪の駆動系とモータジェネレータ4aの駆動軸が結合し、後輪の駆動系とモータジェネレータ4bの駆動軸が結合されている。
次に動作について説明する。モータ制御部10は、同一環境下である一台の車両内にある電力変換装置3aとモータジェネレータ4aからなるモータジェネレータ部と、電力変換装置3bとモータジェネレータ4bからなるモータジェネレータ部との、2系統のモータジェネレータ部をPWM信号により制御し、駆動と発電動作を行うよう構成されている。
寿命推定演算部11は上記実施の形態1と同様に設定されたタイミングごとに電力変換装置3aとモータジェネレータ4aの系統と電力変換装置3bとモータジェネレータ4bの系統ごとに実稼働時の消費寿命推移、消費寿命推移の変化率を求め、メモリ15に更新、追加記録する。モータ制御部10は、同一の設計条件を元にした同一の基準消費寿命推移とその変化率との比較結果を求め、動作制限モードへの移行を判定する。動作制限モードへ移行する条件は実施の形態1と同様である。
また、本実施の形態におけるモータ制御部10は、電力変換装置3aとモータジェネレータ4aの系統と電力変換装置3bとモータジェネレータ4bの系統ごとに求めた実稼働時の消費寿命推移の最新の大きさ同士を比較し、2つの系統の消費寿命推移の消費寿命の大きさの比が規定の比率以上となった場合に、消費寿命推移の消費寿命が多い系統を動作制限モードに設定する。動作制限モードにおける動作は実施の形態1と同様である。
本実施の形態では、車両に搭載した複数のモータジェネレータ部のそれぞれの稼働時の消費寿命推移を同一の基準消費寿命推移と比較して、それぞれに動作制限モードへ移行するように制御するように構成しているため、基準消費寿命推移と稼働時の消費寿命推移の寿命消費の差異が小さくなり、また系統間の寿命消費の差が小さくなるという効果がある。
なお、上記図3の例では2系統のモータジェネレータ部の場合について説明したが、3系統以上のモータジェネレータ部を備えたモータジェネレータ装置でも、それぞれのモータジェネレータ部の電力変換装置に同様な制御を施すことで同様の効果が得られる。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3によるモータジェネレータ装置の概略的なブロック構成図である。図4において16は制御上においてモータジェネレータ装置より上位の車両制御装置である。また車両制御装置16とモータジェネレータ装置の制御装置100aには、CAN(Controller Area Network)インタフェース(I/F)17a,17bがそれぞれ設けられており、車両制御装置16からモータジェネレータ装置の制御装置100aへは指令、モータジェネレータ装置の制御装置100aから車両制御装置16へはモータジェネレータ装置の内部情報が送信される。
車両制御装置16はドライバの操作、車両に搭載した他の制御装置(図示省略)からの情報からモータジェネレータ装置への指令を決定する。車両制御装置16がCANI/F17a,17bを経由し、駆動力が必要な場合には駆動指令、要求トルク、回転数などの情報を制御装置100aに送信する。また発電が必要な場合には発電指令、電圧、発電時トルクなどの情報を送信する。
モータジェネレータ装置の制御装置100aは受信した指令に従い駆動または発電動作を行い、内部情報を車両制御装置16に送信する。
車両制御装置16から制御装置100aへ送信する動作指令に動作制限を無効にする指令を定義する。動作制限無効の指令を受けたモータジェネレータ装置の制御装置100aは上述の装置の消費寿命の判定結果が動作制限を行う結果であっても、電流の上限値制限等を行う動作制限モードへの移行を行わず、通常の動作を行う。
本実施の形態では、車両制御装置からモータジェネレータ装置への指令に、動作制限の無効指令を追加で定義し、動作制限無効指令を受けたモータジェネレータ装置は電流の上限値制限等を行わず、車両制御装置からの指令に従った駆動、発電動作を行うように構成されているため、制限されていない動作を車両制御装置が必要とした際に、意図した動作をモータジェネレータ装置に実行させることが可能になるという効果がある。
なお、この発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、これらの可能な組み合わせを全て含む。
1 バッテリ、2 平滑コンデンサ、3,3a,3b 電力変換装置、4,4a,4b モータジェネレータ、6 温度センサ、7,7u,7v,7w 電流センサ、9 マイコン、10 モータ制御部、11 寿命推定演算部、12 タイマ、13 PWMコントローラ、14 センサ信号入力部、15 メモリ、16 車両制御装置、17a,17b CANI/F、100,100a 制御装置、TR1−TR6 スイッチング素子、D1−D6 FWD。
この発明は、バッテリとモータジェネレータとこれらの間に接続された電力変換装置を含み、前記電力変換装置が、前記バッテリからの直流電力を交流電流に変換して前記モータジェネレータへ供給し、また前記モータジェネレータからの逆起電力を直流電力に変換して前記バッテリへ供給するモータジェネレータユニットと、前記電力変換装置に関する稼働環境情報を検出するセンサ部と、前記電力変換装置における電力変換の制御を行う制御装置と、を備え、前記制御装置が、消費寿命推移、および過負荷を判定する基準となる基準消費寿命推移とその変化率を記録するメモリと、前記稼働環境情報とその継続時間から前記電力変換装置の予め定められた期間毎の消費寿命を演算し、前記メモリの前記消費寿命推移に追加して記録する寿命推定演算部と、前記電力変換装置の電力変換の制御を行うと共に、前記消費寿命推移およびその変化率のいずれか一方がそれぞれ前記基準消費寿命推移およびその変化率のそれぞれ予め定めた比率以上になった場合に前記電力変換装置の動作を抑制する動作制限を行うモータ制御部と、を含み、前記電力変換装置がスイッチング素子と前記スイッチング素子と前記バッテリの間に接続された平滑コンデンサを含み、前記センサ部が前記平滑コンデンサのための温度センサを含み、前記モータ制御部が、前記動作制限時に、前記平滑コンデンサの温度が最大値より低い第二の閾値を超えた場合に、前記スイッチング素子のスイッチング周波数を変更し、前記消費寿命推移の変動率に従って前記第二の閾値または前記スイッチング周波数を変更する、モータジェネレータ装置等にある。

Claims (8)

  1. バッテリとモータジェネレータとこれらの間に接続された電力変換装置を含み、前記電力変換装置が、前記バッテリからの直流電力を交流電流に変換して前記モータジェネレータへ供給し、また前記モータジェネレータからの逆起電力を直流電力に変換して前記バッテリへ供給するモータジェネレータユニットと、
    前記電力変換装置に関する稼働環境情報を検出するセンサ部と、
    前記電力変換装置における電力変換の制御を行う制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置が、
    消費寿命推移、および過負荷を判定する基準となる基準消費寿命推移とその変化率を記録するメモリと、
    前記稼働環境情報とその継続時間から前記電力変換装置の予め定められた期間毎の消費寿命を演算し、前記メモリの前記消費寿命推移に追加して記録する寿命推定演算部と、
    前記電力変換装置の電力変換の制御を行うと共に、前記消費寿命推移およびその変化率のいずれか一方がそれぞれ前記基準消費寿命推移およびその変化率のそれぞれ予め定めた比率以上になった場合に前記電力変換装置の動作を抑制する動作制限を行うモータ制御部と、
    を含む、モータジェネレータ装置。
  2. 前記稼働環境情報が前記電力変換装置における温度または電流またはこれらの組み合わせである請求項1に記載のモータジェネレータ装置。
  3. 前記電力変換装置が前記スイッチング素子を含み、
    前記センサ部が、前記スイッチング素子のための温度センサを含み、
    前記モータ制御部が、前記動作制限時に、前記スイッチング素子の温度が最大値より低い第一の閾値を超えた場合に、前記スイッチング素子に流れる電流が第一の電流制限値以下になるよう制御し、前記消費寿命推移の変動率に従って前記第一の閾値または前記第一の電流制限値を変更する請求項1または2に記載のモータジェネレータ装置。
  4. 前記電力変換装置がスイッチング素子と前記スイッチング素子と前記バッテリの間に接続された平滑コンデンサを含み、
    前記センサ部が前記平滑コンデンサのための温度センサを含み、
    前記モータ制御部が、前記動作制限時に、前記平滑コンデンサの温度が最大値より低い第二の閾値を超えた場合に、前記スイッチング素子のスイッチング周波数を変更し、前記消費寿命推移の変動率に従って前記第二の閾値または前記スイッチング周波数を変更する請求項1または2に記載のモータジェネレータ装置。
  5. 前記モータジェネレータユニットが、それぞれモータジェネレータと電力変換装置が接続されてなる複数系統のモータジェネレータ部と、前記各モータジェネレータ部の前記電力変換装置に共通に接続された1つのバッテリからなり、
    前記制御装置が、前記各電力変換装置における電力変換の制御を行うと共に、同一の前記基準消費寿命推移に従ってそれぞれに前記動作制限を行う請求項1から4までのいずれか1項に記載のモータジェネレータ装置。
  6. 前記動作制限を無効にする動作指令を外部の前記制御装置の上位の制御装置から受けた場合には、前記制御装置が前記消費寿命推移と前記基準消費寿命推移の比較結果による前記動作制限を行わない請求項1から5までのいずれか1項に記載のモータジェネレータ装置。
  7. 前記モータジェネレータ装置が車載用の装置である請求項1から6までのいずれか1項に記載のモータジェネレータ装置。
  8. バッテリとモータジェネレータとこれらの間に接続された電力変換装置を含み、前記電力変換装置が、前記バッテリからの直流電力を交流電流に変換して前記モータジェネレータへ供給し、また前記モータジェネレータからの逆起電力を直流電力に変換して前記バッテリへ供給するモータジェネレータユニットの電力変換制御を、前記電力変換装置を制御することにより行うモータジェネレータ装置において、
    前記電力変換装置に関する稼働環境情報を検出し、
    検出された前記稼働環境情報から前記電力変換装置の予め定められた期間毎の消費寿命を演算し消費寿命推移として追加しながら記憶し、
    前記消費寿命推移およびその変化率のいずれか一方が、過負荷を判定する基準となる基準消費寿命推移およびその変化率のそれぞれの予め定めた比率以上になった場合に前記電力変換装置の動作を抑制する動作制限を行う、
    モータジェネレータ装置の制御方法。
JP2014181871A 2014-09-08 2014-09-08 モータジェネレータ装置およびその制御方法 Active JP5893106B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014181871A JP5893106B1 (ja) 2014-09-08 2014-09-08 モータジェネレータ装置およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014181871A JP5893106B1 (ja) 2014-09-08 2014-09-08 モータジェネレータ装置およびその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5893106B1 JP5893106B1 (ja) 2016-03-23
JP2016059114A true JP2016059114A (ja) 2016-04-21

Family

ID=55541217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014181871A Active JP5893106B1 (ja) 2014-09-08 2014-09-08 モータジェネレータ装置およびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5893106B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018019530A (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 京セラ株式会社 プロセッサ、電力管理装置、およびemsサーバ

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03261877A (ja) * 1990-03-12 1991-11-21 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置及びインバータ装置
WO2005038919A1 (ja) * 2003-10-15 2005-04-28 Hitachi, Ltd. パワー半導体モジュール及びそれを用いた電力変換装置並びに移動体
WO2011111097A1 (ja) * 2010-03-10 2011-09-15 株式会社 日立製作所 電力変換装置
JP2011205772A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd インバータ保護装置及び方法並びにプログラム
JP2012019587A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Toyota Motor Corp 電動車両

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03261877A (ja) * 1990-03-12 1991-11-21 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置及びインバータ装置
WO2005038919A1 (ja) * 2003-10-15 2005-04-28 Hitachi, Ltd. パワー半導体モジュール及びそれを用いた電力変換装置並びに移動体
WO2011111097A1 (ja) * 2010-03-10 2011-09-15 株式会社 日立製作所 電力変換装置
JP2011205772A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd インバータ保護装置及び方法並びにプログラム
JP2012019587A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Toyota Motor Corp 電動車両

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018019530A (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 京セラ株式会社 プロセッサ、電力管理装置、およびemsサーバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5893106B1 (ja) 2016-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8305018B2 (en) Power supply system and electric powered vehicle using the same
JP5931148B2 (ja) 静電容量計算部を有するpwm整流器
JP4811301B2 (ja) 二次電池の入出力制御装置、および車両
US10821967B2 (en) Control device and temperature detection condition determination method for motor system
US10547239B2 (en) Voltage converter control apparatus configured to determine a normal duty ratio range based on a command value for the output voltage
US8736234B2 (en) Power converter control apparatus
US9647547B2 (en) Voltage conversion device for stepping up voltage
JP6127825B2 (ja) 建設機械の蓄電装置充放電制御装置
US11400917B2 (en) Power supply system for vehicle
JP6516963B2 (ja) ショベル
US20140372050A1 (en) Life diagnosis method for power storage device
JP2017175871A (ja) 車両走行制御装置及び車両走行装置
US9441345B2 (en) Hybrid excavator and method of controlling hybrid excavator
JP2007049837A (ja) 電力変換器の制御装置
US9729008B2 (en) Life degradation mitigation for transient response energy storage
JP2020195215A (ja) 電源システム
JP2012060786A (ja) 車両の制御装置および制御方法
JP6334367B2 (ja) インバータ制御装置
JP5893106B1 (ja) モータジェネレータ装置およびその制御方法
CN104160611A (zh) 车辆用发电电动机的功率转换装置以及车辆用发电电动机的控制方法
JP2018126039A (ja) 電力変換装置
JP2011168226A (ja) シリーズハイブリッド車両の制御装置
WO2013002149A1 (ja) ショベル及びショベルの制御方法
JP2020202656A (ja) 車両の電源システム
WO2022219823A1 (ja) 充電制御部を備えるモータ駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5893106

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250