JP2016097494A - 電動機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の操作入力機能を1つの操作部に兼用させることで、操作部の数を減らし、操作部を操作し易い場所に設置し得る電動機器を提供する。
【解決手段】草刈機の操作パネル42には、主電源の切り替え及びモータの駆動速度の切り替えのための兼用操作部として、電源スイッチ43が設けられている。電源スイッチ43は、長押しすれば、主電源をオン状態からオフ状態、或いは、その逆方向へと切り替え可能であり、短押しすれば、モータの駆動速度を高速・中速・低速の3段階に順次切り替え可能である。そして、主電源がオン状態であれば、表示パネル46の主電源表示部47が点灯される。また、モータの駆動速度は、表示パネル46に速度表示部48として設けられた3つの表示素子の点灯により表示される。
【選択図】図3

Description

本発明は、モータにより動作する電動機器に関する。
この種の電動機器には、電動機器への電源供給をオン・オフするための電源スイッチや、モータの駆動速度を設定する速度設定部、モータの回転方向を切り替えるための切替スイッチ、といった各種操作部が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、特許文献1に記載の電動草刈機においては、直流電源であるバッテリパックの装着部に、電源スイッチ及び回転速度設定用のダイヤルが設けられ、草刈作業を行う際に使用者が握るグリップ部分に、トリガスイッチ及び正逆切り替えレバーが設けられている。
特開2014−117267号公報
ところで、これら操作部は、操作入力の対象となる機能毎に設けていると、数が増えてしまい、所望の場所に設置できなくなるとか、その設置部分が大きくなって操作し難くなる、という問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、使用者により操作される電動機器において、複数の操作入力機能を1つの操作部に兼用させることで、操作部の数を減らし、操作部を操作し易い場所に設置できるようにすることを目的とする。
本発明の電動機器には、モータ、制御部、及び、兼用操作部が備えられている。
兼用操作部は、主電源の切り替え及びモータの駆動速度の切り替えのために使用者により操作されるものであり、制御部は、兼用操作部の操作状態に応じて、電動機器の主電源の切り替え、及び、モータの駆動速度の切り替え、を行う。
このため、本発明の電動機器によれば、電源スイッチと速度設定部とが別々に設けられる従来の電動機器に比べ、操作部の数を少なくし、電動機器に対する操作部の設置場所を小さくすることができる。また、操作部全体を小さくすることができるので、操作部を使用者にとって操作し易い場所に設置することが可能となる。
ここで、制御部は、主電源の切り替え制御として、電動機器の動作モードが低消費電力モードのときに、兼用操作部が所定操作されると、電動機器の動作モードを、通常消費電力モードに切り替える制御を行うように構成してもよい。
なお、低消費電力モードとしては、例えば、電動機器の主電源をオフ状態にして消費電力を零にする停止モード、制御部をスリープ状態にして消費電力を低減するスリープモード、表示部への表示を消すことにより消費電力を低減させる表示停止モード等、を挙げることができる。
つまり、低消費電力モードは、主電源がオン状態で、電動機器が通常動作可能な通常消費電力モードに比べて、消費電力が少ない動作モードであればよく、必ずしも主電源がオフ状態になっていなくてもよい。
次に、制御部は、兼用操作部の操作時間が設定時間以上であるときに、電動機器の動作モードを、通常消費電力モードに切り替え、兼用操作部の操作時間が設定時間よりも短いときに、モータの駆動速度を切り替えるように構成してもよい。
このようにすれば、使用者は、兼用操作部を設定時間以上操作することによって、電動機器の動作モードを低消費電力モードから通常消費電力モードに切り替えることができる。また、兼用操作部を設定時間よりも短い時間操作することにより、モータの駆動速度を切り替えることができる。よって、使用者は、電動機器の動作モードの切り替え及びモータの駆動速度の切り替えを、極めて簡単に行うことができる。
また、制御部は、電動機器の動作モードが通常消費電力モードであるとき、その旨を表示部に表示するよう構成してもよい。このようにすれば、使用者が兼用操作部を操作して電動機器の動作モードを通常消費電力モードに切り替えた際に、表示部の表示によって、動作モードが切り変わったことを確認することができるようになる。
また次に、制御部は、電動機器の動作モードが通常消費電力モードであるときに、兼用操作部の操作状態に応じてモータの駆動速度を切り替え、電動機器の動作モードが低消費電力モードであるときには、モータの駆動速度の切り替えを行わないように構成してもよい。このようにすれば、電動機器の動作モードが低消費電力モードであるときに、兼用操作部の誤操作等によって、モータの駆動速度が切り替えられてしまうのを防止できる。
また、この場合、制御部は、電動機器の動作モードを低消費電力モードから通常消費電力モードに切り替えたときには、モータの駆動速度を、前回、電動機器の動作モードを通常消費電力モードから低消費電力モードに切り替えたときの駆動速度に設定するよう構成してもよい。このようにすれば、通常消費電力モードでモータを駆動する場合に、その駆動速度が前回とは異なる駆動速度となって、使用者に違和感を与えるのを防止できる。
また、制御部は、電動機器の動作モードが通常消費電力モードであるときに、兼用操作部が所定操作されると、電動機器の動作モードを、低消費電力モードに切り替えるように構成されていてもよい。
つまり、通常消費電力モードから低消費電力モードへの切り替えは、例えば、モータの駆動停止期間が設定期間以上になったとき等に、自動で行うようにしてもよい。しかし、このような切り替えでは、使用者は、電動機器の主電源を強制的にオフして、低消費電力モードに移行させることができなくなる。
これに対し、制御部を、兼用操作部が所定操作された際に電動機器の動作モードを低消費電力モードに切り替えるように構成すれば、使用者は、電動機器の動作モードを強制的に低消費電力モードに移行させることで、適宜消費電力を抑えることができるようになる。従って、このようにすれば、電動機器の使い勝手を向上することができる。
次に、制御部は、兼用操作部の操作状態に応じて切り替えられるモータの駆動速度を、表示部に表示するよう構成してもよい。そして、このようにすれば、使用者は、表示部の表示によって、モータの駆動速度を確認できる。
なお、制御部が、モータの駆動速度と、電動機器の動作モードとの両方を表示部に表示させる場合、1つの表示部を兼用するようにしてもよいし、電動機器の動作モードを表示するための第1表示部と、モータの駆動速度を表示するための第2表示部とを設けるようにしてもよい。
そして、この2つの表示部を設けた場合、制御部は、電動機器の動作モードが通常消費電力モードであるとき、その旨を第1表示部に表示し、モータの駆動速度を、第2表示部に表示するよう構成すればよい。
一方、モータの駆動は、例えば、兼用操作部が所定操作されて電動機器の動作モードが通常消費電力モードになったときに、開始するようにしてもよいし、兼用操作部とは別に設けられた操作スイッチからの指令に従い、開始するようにしてもよい。
そして、操作スイッチからの指令に従いモータを駆動する際には、制御部は、電動機器の動作モードが通常消費電力モードに切り替えられているときに、操作スイッチから駆動指令が入力されると、モータを、予め設定されている駆動速度にて駆動するようにしてもよい。
このようにすれば、電動機器の動作モードが低消費電力モードであるときに、モータを駆動しないようにすることができるので、低消費電力モードであるときに、操作スイッチの誤操作等によって、モータを駆動してしまうのを防止できる。
実施形態の充電式草刈機の全体構成を表す斜視図である。 充電式草刈機のグリップ部分を拡大して表す斜視図である。 操作パネルの操作に伴う動作状態の変化及び表示パネルの表示変化を表す説明図である。 充電式草刈機の電気的構成を表すブロック図である。 図3のMCUにて実行される制御処理を表すフローチャートである。 図6のS160にて実行されるスイッチ設定処理を表すフローチャートである。 図6のS210にて実行される報知制御処理を表すフローチャートである。 図6のS200にて実行されるモータ制御処理を表すフローチャートである。 図6のS230にて実行される省電力モード処理を表すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1に示すように、本実施形態の草刈機10は、モータ22(図4参照)によって駆動される回転刃23を備え、回転刃23の回転により草刈作業を行うための作業機である。
草刈機10は、前後方向に延びる細長い円筒形をした支持棹11と、支持棹11の前端部に設けられたカッタユニット20と、支持棹11の後端部に設けられたコントローラユニット30とを備えている。
カッタユニット20は、支持棹11の前端部に固定された前端ハウジング21を備えており、前端ハウジング21には、モータ22が収容されている。
また、前端ハウジング21からは、モータ22により回転駆動される駆動軸(図示省略)が下方に向けて突出されており、その駆動軸には、回転刃23が着脱可能に取り付けられている。
コントローラユニット30は、支持棹11の後端部に固定された後端ハウジング31を備えており、後端ハウジング31には、モータ22を駆動制御する制御回路50(図4参照)が収容されている。なお、本実施形態では、モータ22は、ブラシレスモータにて構成されている。
また、後端ハウジング31の後部には、草刈機10に電源供給を行うための直流電源として、2つのバッテリパック32が着脱可能に取り付けられており、各バッテリパック32は、制御回路50に電気的に接続されている。
また、支持棹11の前後方向の中間部には、支持棹11の中心軸に対し直交するよう、パイプを湾曲させることによりU字状に形成されたハンドル12が固定されている。
このハンドル12の両端部には、作業者が左右の手で把持するための筒状のグリップ14、16が設けられている。
そして、右側のグリップ16には、長手方向の中間部に、操作スイッチとしてのトリガスイッチ18と、トリガロックレバー19とが設けられている。
トリガスイッチ18は、使用者がグリップ16側に引くことにより、モータ22の駆動指令を入力するためのスイッチであり、グリップ16周囲で回転刃23側を向いた前面側に設けられている。
また、トリガロックレバー19は、トリガスイッチ18がグリップ16側に引かれるのを規制した状態(ロック状態)から解除するためのものであり、グリップ16周囲でコントローラユニット30側を向いた後面側に設けられている。
そして、トリガロックレバー19は、グリップ16側に押すと、トリガスイッチ18のロック状態を解除するようになっており、この状態で、使用者は、トリガスイッチ18をグリップ16側に延いて、モータ22の駆動指令を入力できるようになる。
また、右側のグリップ16の先端部分には、使用者がグリップ16を把持した状態で、草刈機10の動作状態を切り替えることができるようにするための操作入力部40が設けられている。
図2に示すように、操作入力部40には、操作パネル42と、表示パネル46とが備えられている。
操作パネル42は、操作面が、グリップ16の中心軸と略平行で、しかも、トリガロックレバー19と同様に後面側(換言すればコントローラユニット30側)を向くように配置されている。これは、使用者がグリップ16を把持した状態で、親指で操作し易いようにするためである。
また、操作パネル42には、主電源のオン・オフ及びモータ22の駆動速度の切り替えを行うための兼用操作部として、押下時にオン状態となる押しボタン式の電源スイッチ43が設けられている。
また、操作パネル42には、モータ22の回転方向を正転方向から逆回転させる指令を入力するための逆転スイッチ44も設けられている。なお、逆転スイッチ44も、電源スイッチ43と同様、押下時にオン状態となる押しボタン式のスイッチである。
電源スイッチ43と逆転スイッチ44とは、グリップ16の中心軸に直交する方向に配列されており、グリップ16の先端が上方であるとしたとき、電源スイッチ43が左側に位置し、逆転スイッチ44が右側に位置するように配置されている(図3参照)。
また、逆転スイッチ44の操作部(換言すれば操作パネル42における操作可能領域)は、電源スイッチ43の操作部に比べて小さく、且つ、電源スイッチ43よりもグリップ16の先端側に位置するように配置されている。
これは、逆転スイッチ44は、回転刃23を、草刈を行う正転方向から(具体的には反時計回りから時計回りに)逆回転させて、回転刃23に絡みついた草を取り除くために一時的に使用されるものであるからである。
つまり、逆転スイッチ44は、メインの電源スイッチ43に比べて使用頻度が低いサブスイッチである。そこで、本実施形態では、逆転スイッチ44の操作部を、電源スイッチ43の操作部よりも小さくし、且つ、グリップ16において使用者が把持する部分よりも離れた位置に配置することで、電源スイッチ43を操作し易くしている。
次に、表示パネル46は、操作入力部40において、操作パネル42よりもグリップ16の先端側に位置するように設けられており、グリップ16の中心軸と直交する方向に並べられた2つの表示部47、48を備える。
この2つの表示部47、48の内、グリップ16の先端が上方であるとしたときに右側に位置する表示部47は、主電源のオン・オフ状態を表示するための主電源表示部であり、主電源がオン状態であるときに点灯される(図3参照)。
また、グリップ16の先端が上方であるとしたときに左側に位置する表示部48は、電源スイッチ43の操作によって切り替えられるモータ22の駆動速度を表示するための速度表示部であり、LED等からなる3つの表示素子にて構成されている(図3参照)。
これは、本実施形態では、モータ22の駆動速度を、高速・中速・低速の3段階に切り替えることができるためであり、速度表示部48は、高速・中速・低速の順に点灯する表示素子の数を減らすことで、モータ22の駆動速度を表示する。
つまり、速度表示部48の3つの表示素子は、グリップ16の中心軸に沿って上下に配置されている。そして、高速では3つの表示素子を全て点灯し、中速では、最下部と中央の2つの表示素子を点灯し、低速では、最下部の表示素子だけを点灯することで、駆動速度を表示する。
また、表示パネル46の表示面は、操作パネル42の操作面に対して、グリップ16の先端側に向けて所定角度(例えば15°)傾斜している。これは、使用者が左右のグリップ14、16を把持して、草刈機10を持ち上げ、草刈作業を行う際に、表示パネル46の表示面が使用者の顔を向くようにするためである。
つまり、本実施形態では、表示パネル46の表示面を操作パネル42の操作面に対し傾斜させることで、表示パネル46の視認性を確保している。
次に、操作パネル42に設けられた電源スイッチ43及び逆転スイッチ44の操作に応じて変化する草刈機10の動作設定状態、及び、表示パネル46の主電源表示部47及び速度表示部48の点灯状態について、図3を用いて説明する。
図3に示す表の最上段に示すように、主電源がオフ状態であるとき、電源スイッチ43を所定時間以上押下(以下、長押しという)すると、主電源がオン状態になって、草刈機10が動作可能状態となり、主電源表示部47が点灯される。
また、このときのモータ22の駆動速度には、前回、主電源がオフ状態になったときの駆動速度が設定され、速度表示部48は、その駆動速度に対応した表示素子が点灯される。なお、図3に示す表の最上段では、全ての表示素子が点灯されているので、駆動速度が高速であることを表している。
一方、図3に示す表の2段目に示すように、主電源がオン状態であるとき、電源スイッチ43を長押しすると、主電源がオフ状態になって、草刈機10が動作停止状態となり、表示パネル46の各表示部47、48が全て消灯される。
なお、本実施形態では、主電源のオン状態からオフ状態への切り替えは、電源スイッチ43を長押ししたときだけでなく、トリガスイッチ18が所定時間以上操作されないときにも、自動で実施される。
そして、主電源がオン状態であるときには、草刈機10は動作可能状態となるため、草刈機10の動作モードは、通常電力消費モードとなる。また、主電源がオフ状態であるときには、電源スイッチ43が長押しされるのを待機する待機状態となるため、草刈機10の動作モードは、通常電力消費モードに比べて消費電力が少ない低電力消費モードとなる。
次に、図3に示す表の3段目に示すように、主電源がオン状態であるとき、電源スイッチ43を所定時間より短い時間押下(以下、短押しという)すると、モータ22の駆動速度が切り替えられる。なお、この駆動速度の切り替えは、高速→中速→低速→高速…の順に行われる。
また、この駆動速度の切り替えに応じて、速度表示部48の表示も切り替えられ、例えば、駆動速度が高速から中速に切り替えられたときには、図3に示すように、速度表示部48の3つの表示素子の内の2つが点灯する。
また次に、図3に示す表の最下段に示すように、主電源がオン状態であるとき、逆転スイッチ44を操作すると、モータ22の回転方向の設定が、正転方向から逆転方向に切り替えられる。
そして、このようにモータ22の回転方向が反転されると、主電源表示部47が、通常の点灯状態から、点滅状態に切り替えられる。このため、使用者は、主電源表示部47の表示状態を確認することで、主電源のオン・オフ状態だけでなく、トリガスイッチ18を操作したときのモータ22の回転方向を把握することができる。
次に、こうした操作パネル42の操作に基づく草刈機10の動作状態の切り替え、及び、表示パネル46への表示は、モータ22の駆動を制御する制御回路50にて実行される。
図4に示すように、制御回路50は、モータ22へ通電することによりモータ22を駆動するモータ駆動部52、モータ22に流れる電流を検出する電流検出部54、及び、MCU(Micro Control Unit )60を備える。
MCU60は、モータ22に設けられた回転センサ24及び電流検出部54からの検出信号に基づき、モータ22が予め設定された駆動速度で回転するよう、モータ駆動部52を介して、モータ22を駆動制御する。
また、MCU60には、上述したトリガスイッチ18、電源スイッチ43、逆転スイッチ44、主電源表示部47、及び、速度表示部48も接続されている。
そして、MCU60は、電源スイッチ43及び逆転スイッチ44の操作状態に応じて、主電源のオン・オフ状態の切り替え、モータ22の駆動速度の設定、モータ22の回転方向の設定、等を行い、トリガスイッチ18が操作されると、モータ22を駆動する。
また、MCU60は、主電源表示部47及び速度表示部48の点灯状態を制御することで、図3に示したように、主電源のオン・オフ状態、モータ22の駆動速度、及び、モータ22の回転方向を表示する。
また、制御回路50には、バッテリパック32から電力供給を受けて、MCU60に電源電圧(直流定電圧)Vccを供給するレギュレータ部56が備えられている。
そして、MCU60には、主電源がオフ状態となって、レギュレータ部56からの電源供給が遮断されても、そのとき設定されている制御条件(モータ22の駆動速度等)を保持できるように、制御条件を記憶するための不揮発性メモリ58が設けられている。
次に、モータ22の駆動制御や制御条件の設定等を行うために、MCU60にて実行される制御処理を、図5〜図9のフローチャートを用いて説明する。
図5に示すように、MCU60は、レギュレータ部56から電源供給を受けて起動すると、S110(Sはステップを表す)にて、当該制御処理で用いる各種パラメータを初期設定する初期設定処理を実行する。
なお、レギュレータ部56は、電源スイッチ43が長押しされて、MCU60内の起動回路からウェイクアップ信号を受けることによりMCU60への電源供給を開始するように構成されている。
このため、本実施形態では、このレギュレータ部56の起動によって、主電源がオン状態となり、MCU60が制御処理を開始することにより、草刈機10の動作モードが、通常動作可能な通常電力消費モードとなる。
次に、続くS120では、不揮発性メモリ58から、モータ22の駆動速度等の制御条件を読み出す設定読出処理を実行し、続くS130にて、予め設定された制御周期が経過したか否かを判断する。
そして、S130では、所定の制御周期が経過していないと判断すると、再度S130の処理を実行することで、所定の制御周期が経過するのを待ち、所定の制御周期が経過したと判断すると、S140以降の処理を実行する。つまり、MCU60は、所定の制御周期で、S140以降の処理を周期的に実行する。
S140では、ウォッチドッグタイマ(WDT)をクリアするWDTクリア処理を実行し、続くS150にて、トリガスイッチ18、電源スイッチ43、及び、逆転スイッチ44からの信号(スイッチ信号)を確認する。
そして、S160では、S150にて確認した電源スイッチ43及び逆転スイッチ44からのスイッチ信号に基づき、主電源のオン・オフ状態、モータ22の駆動速度、及び、モータ22の逆回転の要否、を設定するスイッチ設定処理を実行する。
次に、S170では、電流検出部54にて検出された電流や、バッテリパック32から供給されるバッテリ電圧を、A/D変換して取り込むA/D変換処理を実行する。
また、S180では、モータ22に設けられた回転センサ24からの検出信号を取り込み、モータ22の回転数を求める回転数取得処理を実行する。
そして、続くS190では、S170でのA/D変換結果や、S180で取得したモータ22の回転数等から、バッテリ電圧の低下、モータ22の回転異常、等の各種異常を確認する異常確認処理を実行する。
次に、S200では、トリガスイッチ18が操作されているか否かを判断し、トリガスイッチ18が操作されていれば、モータ22を予め設定された駆動速度で駆動する、モータ制御処理を実行する。
また、S210では、主電源表示部47及び速度表示部48を介して、主電源のオン・オフ状態や、駆動速度等の制御条件を使用者に報知する、報知制御処理を実行し、続くS220にて、駆動速度等の制御条件を不揮発性メモリ58に記憶する設定記憶処理を実行する。
また続くS230では、電源スイッチ43が長押しされて主電源がオフ状態に切り替えられたときや、トリガスイッチ18が所定時間以上操作されないときに、レギュレータ部56からMCU60自身への電源供給を遮断したり、スリープ状態に入ったりする、省電力モード処理を実行する。
そして、このS230の処理実行後は、再度S140に移行し、上述したS140以降の処理を再度実行する。
なお、S230の処理で、MCU60がスリープ状態に入ったときには、草刈機10は動作停止状態になり、消費電力が略ゼロになるので、草刈機10の動作モードは、通常電力消費モードから、低電力消費モードに移行することになる。
次に、上記一連の処理の内、本発明に係る主要な処理であるスイッチ設定処理(S160)、報知制御処理(S210)、モータ制御処理(S200)、及び、省電力モード処理(S230)について説明する。
図6に示すように、スイッチ設定処理では、まず、S310にて、電源スイッチ43が長押しされたか否かを判断する。そして、電源スイッチ43が長押しされていれば、S320に移行して、電源フラグがセットされているか否かを判断する。
電源フラグは、主電源がオン状態で、草刈機10の動作モードが通常消費電力モードであるときにセット状態となるフラグである。
そして、S320にて電源フラグがセットされていると判断されると、S330にて電源フラグをクリアした後、S410に移行し、S320にて電源フラグがクリアされていると判断されると、S340にて電源フラグをセットした後、S410に移行する。
一方、S310にて、電源スイッチ43は長押しされていないと判断された場合には、S350に移行して、電源スイッチ43は短押しされたか否かを判断し、電源スイッチ43は短押しされていな場合には、S410に移行する。
次に、S350にて、電源スイッチ43が短押しされたと判断された場合には、S360に移行し、現在設定されているモータ22の動作モードは、高速モードであるか否か(換言すれば、モータ22の駆動速度は高速であるか否か)を判断する。
S360にて、モータ22の動作モードは高速モードであると判断されると、S370に移行して、モータ22の動作モードを中速モードに変更することで、モータ22の駆動速度を中速に設定し、S410に移行する。
次に、S360にて、モータ22の動作モードは、高速モードではないと判断されると、S380に移行して、現在設定されているモータ22の動作モードは、中速モードであるか否か(換言すれば、モータ22の駆動速度は中速であるか否か)を判断する。
S380にて、モータ22の動作モードは中速モードであると判断されると、S390に移行して、モータ22の動作モードを低速モードに変更することで、モータ22の駆動速度を低速に設定し、S410に移行する。
また、S380にて、モータ22の動作モードは中速モードではないと判断された場合には、現在のモータ22の動作モードは低速モードであるので、S400に移行して、モータ22の動作モードを高速モードに変更することで、モータ22の駆動速度を高速に設定し、S410に移行する。
このようにS310〜S400では、電源スイッチ43の操作状態(長押し/短押し)に応じて、電源フラグ(換言すれば主電源)のオン・オフ状態の切り替え、及び、モータ22の動作モード(換言すれば駆動速度)の設定を行う。
次に、S410では、逆転スイッチ44が操作されて、オン状態になっているか否かを判断する。そして、逆転スイッチ44がオン状態になっていなければ(つまり、逆転スイッチ44が操作されていなければ)、当該スイッチ設定処理を終了する。
また、逆転スイッチ44が操作されて、オン状態になっていれば、S420に移行して、逆転フラグがクリアされているか否かを判断する。
逆転フラグは、モータ22を草刈用の正方向に回転させるか、或いは、回転刃23に絡みついた草を取り除くために逆方向に回転させるか、を指示するフラグであり、セット状態であるとき、モータ22を逆回転させることを指示するように設定されている。
そして、S420にて、逆転フラグがクリアされていると判断されると、S430に移行して、逆転フラグをセットし、当該スイッチ設定処理を終了する。
また、S420にて、逆転フラグはクリアされていないと判断された場合には、S440に移行して、逆転フラグをクリアし、当該スイッチ設定処理を終了する。
次に、図7に示すように、報知制御処理では、まず、S500にて、電源フラグがセットされているか否かを判断する。そして、電源フラグがセットされていなければ、S510にて、表示パネル46の表示部47、48を全て消灯させて、当該報知制御処理を終了する。
なお、この処理により、使用者は、表示パネル46の状態から、草刈機10が動作停止状態(換言すれば低電力消費モード)であることを把握できる。
次に、S500にて、電源フラグがセットされていると判断されると、S520に移行して、逆転フラグはセットされているか否かを判断する。
そして、逆転フラグがセットされていなければ、S530に移行して、主電源表示部47を点灯させることで、草刈機10の主電源はオン状態であること(換言すれば草刈機10は通常動作可能であること)と、モータ22(延いては回転刃23)の回転方向は、草刈が可能な正方向であることを報知し、S550に移行する。
また、S520にて、逆転フラグがセットされていると判断されると、S540に移行して、主電源表示部47を所定周期で点滅させることにより、草刈機10の主電源はオン状態であり、モータ22(延いては回転刃23)の回転方向は、逆方向であることを報知し、S550に移行する。
次に、S550では、モータ22の動作モードは高速モードであるか否かを判断する。そして、モータ22の動作モードが高速モードであれば、S560に移行して、速度表示部48の3つの表示素子を全て点灯させることで、モータ22の駆動速度が高速に設定されていることを報知し、当該報知制御処理を終了する。
また、S550にて、モータ22の動作モードは高速モードではないと判断されると、S570に移行して、モータ22の動作モードは中速モードであるか否かを判断する。
そして、モータ22の動作モードが中速モードであれば、S580に移行して、速度表示部48の3つの表示素子の内の2つを点灯させることで、モータ22の駆動速度が中速に設定されていることを報知し、当該報知制御処理を終了する。
また、S570にて、モータ22の動作モードは中速モードではないと判断された場合には、S590に移行する。S590では、現在設定されているモータ22の動作モードは低速モードであるので、速度表示部48の3つの表示素子の内の1つを点灯させることで、モータ22の駆動速度が低速に設定されていることを報知し、当該報知制御処理を終了する。
このように、報知制御処理では、主電源表示部47及び速度表示部48の表示状態を切り替えることで、主電源のオン・オフ状態、及び、モータ22の駆動速度及び逆回転駆動の設定状態、を報知する。従って、使用者は、これら各状態を容易に把握することができる。
次に、図8に示すように、モータ制御処理では、まず、S610にて、電源フラグがセットされているか否かを判断する。そして、電源フラグがセットされていなければ、モータ22の駆動を制御する必要がないので、そのままモータ制御処理を終了する。
一方、S610にて、電源フラグがセットされていると判断されると、S620に移行して、トリガスイッチ18がオン状態になっているか否かを判断する。
そして、トリガスイッチがオン状態になっていれば、S640にて、逆転フラグがクリアされているか否かを判断する。
S640にて、逆転フラグがクリアされていると判断されると、S650に移行して、モータ22を現在設定されている駆動速度(高速、中速、又は、低速)にて、正方向に回転させる、正転駆動処理を実行し、当該モータ制御処理を終了する。
また、S640にて、逆転フラグはクリアされていない(換言すれば、逆転フラグがセットされている)と判断されると、S660に移行して、続くS670にて実行される逆転駆動処理の実行時間(つまり、モータ22の逆方向への駆動時間)が、所定時間に達したか否かを判断する。
そして、S660にて、逆転駆動処理の実行開始後、所定時間が経過していないと判断されると、S670に移行して、モータ22を逆方向に回転させる逆転駆動処理を実行し、当該モータ制御処理を終了する。
なお、逆転駆動処理では、モータ22の逆方向への駆動時間を計時するようにされており、S660では、その計時時間を用いて、逆転駆動処理の実行時間は所定時間に達したか否かを判断する。
また、逆転駆動処理にて、モータ22を逆方向へ回転させるのは、回転刃23に絡みついた草を取り除くためであるので、このときのモータ22の駆動速度は、草を取り除くことができる速度であればよく、予め設定された一定速度であってもよいし、高速・中速・低速の各モードに対応して設定された逆回転用の駆動速度であってもよい。
但し、この駆動速度は、モータ22の正方向への回転時よりも高いと、回転刃23から取り除いた草を逆方向に絡みつかせてしまうことも考えられるので、モータ22の正方向への駆動速度以下に設定するとよい。
次に、S660にて、逆転駆動処理の実行開始後、所定時間が経過していると判断された場合には、S680に移行する。そして、S680では、モータ22の駆動を停止させる、モータ停止処理を実行し、当該モータ制御処理を終了する。
また、S620にて、トリガスイッチ18はオン状態になっていないと判断された場合には、S690に移行して、逆転駆動処理にて計時されるモータ22の逆方向への駆動時間をクリアすると共に、逆転フラグをクリアする。そして、S690の処理実行後は、S680に移行して、モータ22の駆動を停止させ、当該モータ制御処理を終了する。
このように、モータ制御処理では、トリガスイッチ18が操作された際に、図6のスイッチ設定処理にて設定された制御条件に従い、モータ22を駆動することになる。
よって、使用者は、トリガスイッチ18を操作することによって、所望の駆動速度でモータ22(延いては回転刃23)を回転させて、草刈作業を行うことができる。
また、使用者は、逆転スイッチ44を操作することにより、モータ22(延いては回転刃23)を逆回転させて、回転刃23に絡みついた草を取り除くこともできるし、電源スイッチ43を操作することにより、草刈機10の動作を停止させることもできる。
また、S660の判定処理により、モータ22を逆回転させる際の時間が、所定時間に制限されるので、使用者が逆回転で草刈作業を行うことを防止することができる。さらにモータ22の逆回転による無駄な電力消費を抑えることができる。
なお、この所定時間には、モータ22を逆回転させて回転刃23に絡みついた草を除去するのに必要な時間を設定すればよく、回転刃23の大きさや逆回転時のモータ22の駆動速度等で異なるものの、概ね1秒〜30秒程度の時間を設定すればよい。
次に、図9に示すように、省電力モード処理では、まず、S710にて、電源フラグがセットされているか否かを判断し、電源フラグがセットされていれば、S720に移行する。
S720では、トリガスイッチ18が操作されない時間(操作無し時間)が、予め設定された所定時間に達したか否かを判断し、操作無し時間が所定時間に達していなければ、当該省電力モード処理を終了する。
一方、S720にて、トリガスイッチ18の操作無し時間が所定時間に達したと判断されるか、S710にて、電源フラグはセットされていないと判断された場合には、S730に移行する。
そして、S730では、レギュレータ部56からMCU60への電源電圧Vccの供給を停止させることで、MCU60自身を低電力消費モード状態にするスリープ処理を実行する。
なお、このスリープ処理の実行により、MCU60は動作を停止し、草刈機10は動作停止状態となる。
以上説明したように、本実施形態の草刈機10においては、電源スイッチ43が、本発明の兼用操作部として機能する。そして、電源スイッチ43を長押しすることにより、草刈機10の主電源をオフ状態からオン状態、或いは、オン状態からオフ状態へと切り替えることができる。また、電源スイッチ43を短押しすることにより、モータ22を駆動する際の駆動速度を、高速→中速→低速…の順に、3段階に切り替えることができる。
このため、本実施形態の草刈機10によれば、電源スイッチと速度設定部とが別々に設けられる、特許文献1に記載の草刈機に比べ、操作用スイッチの数を少なくして、各スイッチの設置場所を小さくすることができる。
また、電源スイッチ43に、モータ22の駆動速度設定機能を付加したので、電源スイッチ43と逆転スイッチ44の操作性を低下させることなく、操作パネル42の大きさを小さくすることができる。
また、レギュレータ部56から電源供給によってMCU60が起動し、草刈機10が動作可能状態になったこと(換言すれば、主電源がオン状態であること)や、モータ22の駆動速度は、表示パネル46に設けられた主電源表示部47及び速度表示部48を介して報知される。このため、使用者は、草刈機10の状態を容易に把握することができる。
また、モータ22の駆動速度は、MCU60が動作しているときに設定でき、しかも、MCU60が動作を停止しているときには、駆動速度が不揮発性メモリ58に記憶されていて、MCU60が起動すると、その記憶された駆動速度が読み出される。
このため、MCU60の動作停止時(つまり主電源のオフ時)に、モータ22の駆動速度が変更されるのを防止できる。また、MCU60が起動された直後にトリガスイッチ18を操作した際には、モータ22は前回の駆動速度で駆動されることになるので、使用者に違和感を与えるのを防止できる。
なお、本実施形態では、制御回路50が、本発明の制御部に相当し、電源スイッチ43が、本発明の兼用操作部に相当し、トリガスイッチ18が、本発明の操作スイッチに相当し、主電源表示部47が、本発明の第1表示部に相当し、速度表示部48が、本発明の第2表示部に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
例えば、上記実施形態では、兼用操作部としての電源スイッチ43を長押しすることにより主電源(換言すればレギュレータ部56)をオンすることができ、電源スイッチ43を短押しすることによりモータ22の駆動速度を変更することができるものとして説明した。しかし、こうした兼用操作部の操作方法は一例であり、操作時間や操作回数等、予め設定された条件に従い、主電源やモータ22の駆動速度が切り替わるようにすればよい。
また、上記実施形態では、兼用操作部としての電源スイッチ43は、押しボタン式のものであると説明したが、兼用操作部は、例えば、スライド式のスイッチであってもよく、或いは、接点のオン・オフ状態を自己保持可能なスイッチであってもよい。
また、上記実施形態では、モータ22の駆動速度は、3段階に切り替えることができるものとして説明したが、駆動速度の切り替えは、2段階であっても、4段階以上であってもよい。
また、上記実施形態では、本発明をバッテリパックから電力供給を受けて動作する充電式の草刈機に適用した場合について説明したが、本発明は、例えば、電動工具等、モータを備えた電動機器であれば、上記実施形態と同様に適用することができる。
また、本発明は、バッテリパックから電力供給を受ける充電式の電動機器であっても、商用電源から交流電力を受けて動作する電動機器であっても、上記実施形態と同様に適用できる。
10…草刈機、11…支持棹、12…ハンドル、14,16…グリップ、18…トリガスイッチ、19…トリガロックレバー、20…カッタユニット、21…前端ハウジング、22…モータ、23…回転刃、24…回転センサ、30…コントローラユニット、31…後端ハウジング、32…バッテリパック、40…操作入力部、42…操作パネル、43…電源スイッチ、44…逆転スイッチ、46…表示パネル、47…主電源表示部、48…速度表示部、50…制御回路、52…モータ駆動部、54…電流検出部、56…レギュレータ部、58…不揮発性メモリ、60…MCU。

Claims (10)

  1. モータと、
    前記モータを駆動制御するための制御部と、
    主電源の切り替え及び前記モータの駆動速度の切り替えのために使用者により操作される兼用操作部と、
    を備え、前記制御部は、前記兼用操作部の操作状態に応じて、当該電動機器の主電源の切り替え、及び、前記モータの駆動速度の切り替え、を行うように構成されている、電動機器。
  2. 前記制御部は、前記主電源の切り替え制御として、
    当該電動機器の動作モードが、通常動作時よりも消費電力が少ない低消費電力モードのときに、前記兼用操作部が所定操作されると、当該電動機器の動作モードを、通常動作が可能な通常消費電力モードに切り替える制御を行うように構成されている、請求項1に記載の電動機器。
  3. 前記制御部は、使用者による前記兼用操作部の操作時間が設定時間以上であるときに、当該電動機器の動作モードを、前記通常消費電力モードに切り替え、前記操作時間が前記設定時間よりも短いときに、前記モータの駆動速度を切り替えるように構成されている、請求項2に記載の電動機器。
  4. 当該電動機器の動作状態を表示する表示部を備え、
    前記制御部は、当該電動機器の動作モードが前記通常消費電力モードであるとき、その旨を前記表示部に表示するよう構成されている、請求項2又は請求項3に記載の電動機器。
  5. 前記制御部は、当該電動機器の動作モードが前記通常消費電力モードであるとき、前記兼用操作部の操作状態に応じて前記モータの駆動速度を切り替え、当該電動機器の動作モードが前記低消費電力モードであるときには、前記モータの駆動速度の切り替えを行わないように構成されている、請求項2〜請求項4の何れか1項に記載の電動機器。
  6. 前記制御部は、当該電動機器の動作モードを前記低消費電力モードから前記通常消費電力モードに切り替えたときには、前記モータの駆動速度を、前回、当該電動機器の動作モードを前記通常消費電力モードから前記低消費電力モードに切り替えたときの駆動速度に設定するよう構成されている、請求項5に記載の電動機器。
  7. 前記制御部は、当該電動機器の動作モードが通常消費電力モードであるときに、前記兼用操作部が所定操作されると、当該電動機器の動作モードを、前記低消費電力モードに切り替えるように構成されている、請求項2〜請求項6の何れか1項に記載の電動機器。
  8. 当該電動機器の動作状態を表示する表示部を備え、
    前記制御部は、前記兼用操作部の操作状態に応じて切り替えられる前記モータの駆動速度を、前記表示部に表示するよう構成されている、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の電動機器。
  9. 請求項4を引用する請求項8に記載の電動機器において、
    前記表示部として、当該電動機器の動作モードを表示するための第1表示部と、前記モータの駆動速度を表示するための第2表示部とを備え、
    前記制御部は、当該電動機器の動作モードが前記通常消費電力モードであるとき、その旨を前記第1表示部に表示し、前記モータの駆動速度を、前記第2表示部に表示するよう構成されている、電動機器。
  10. 請求項2〜請求項7、請求項2〜請求項7を引用する請求項8、及び、請求項9の何れか1項に記載の電動機器において、
    前記モータの駆動指令を入力するための操作スイッチを備え、
    前記制御部は、前記兼用操作部が所定操作されて、当該電動機器の動作モードが通常消費電力モードに切り替えられているとき、前記操作スイッチから前記駆動指令が入力されると、前記モータを前記駆動速度にて駆動し、当該電動機器の動作モードが前記低消費電力モードであるときには、前記モータを駆動しないように構成されている、電動機器。
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