JP2016097413A - 圧延機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの振動を抑制することができる圧延機の制御装置を提供する。
【解決手段】圧延機の制御装置は、金属材料を圧延するロールを駆動するモータの回転速度を制御する制御部と、前記モータの回転速度に対応した値と前記ロールの回転速度に対応した値との差に基づいて前記制御部による前記モータの回転速度の制御を補償する補償部と、を備えた。当該構成によれば、モータの回転速度の制御は、モータの回転速度に対応した値とロールの回転速度に対応した値との差に基づいて補償される。このため、モータの振動を抑制することができる。
【選択図】図4

Description

この発明は、圧延機の制御装置に関する。
特許文献1は、圧延機の制御装置を開示する。当該制御装置は、二質点系のモデルの応答値と実際の応答値との比較結果に基づいてモータの振動の抑制を試みる。
特開2011−115825号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものにおいては、モデルの誤差が含まれる。このため、モータの振動の抑制を適切に行うことができない。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、モータの振動を抑制することができる圧延機の制御装置を提供することである。
この発明に係る圧延機の制御装置は、金属材料を圧延するロールを駆動するモータの回転速度を制御する制御部と、前記モータの回転速度に対応した値と前記ロールの回転速度に対応した値との差に基づいて前記制御部による前記モータの回転速度の制御を補償する補償部と、を備えた。
この発明によれば、モータの回転速度の制御は、モータの回転速度に対応した値とロールの回転速度に対応した値との差に基づいて補償される。このため、モータの振動を抑制することができる。
この発明の実施の形態1における圧延機の制御装置が適用された圧延機の構成図である。 この発明の実施の形態1における圧延機の制御装置が適用された圧延機の軸ねじれ振動を説明するための斜視図である。 この発明の実施の形態1における圧延機の制御装置が適用された圧延機を多質点系でモデル化した図である。 この発明の実施の形態1における圧延機の制御装置のブロック図である。 この発明の実施の形態1における圧延機の制御装置が適用されない圧延機の速度制御のシミュレーション結果を示す図である。 この発明の実施の形態1における圧延機の制御装置が適用された圧延機の速度制御のシミュレーション結果を示す図である。 この発明の実施の形態2における圧延機の制御装置のブロック図である。 この発明の実施の形態2における圧延機の制御装置が適用された圧延機の速度制御のシミュレーション結果を示す図である。 この発明の実施の形態2における圧延機の制御装置が適用された圧延機の負荷応答のシミュレーション結果を示す図である。 この発明の実施の形態3における圧延機の制御装置のブロック図である。 この発明の実施の形態4における圧延機の制御装置のブロック図である。 この発明の実施の形態5における圧延機の制御装置のブロック図である。 この発明の実施の形態6における圧延機の制御装置のブロック図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における圧延機の制御装置が適用された圧延機の構成図である。
図1に示すように、圧延機は、上側ワークロール1aと下側ワークロール1bとを備える。上側ワークロール1aと下側ワークロール1bとは、鉛直方向に並ぶ。上側ワークロール1aと下側ワークロール1bとは、図示しない金属材料(圧延材)を挟み込む。上側バックアップロール2aは、上側ワークロール1aの上方に設けられる。下側バックアップロール2bは、下側ワークロール1bの下方に設けられる。
モータ3は、上側ワークロール1aと下側ワークロール1bとの一側に設けられる。トルク伝達機械4の入力側は、モータ3の回転軸に接続される。トルク伝達機械4の出力側は、上側ワークロール1aと下側ワークロール1bとに接続される。例えば、トルク伝達機械4は、カップリング5とピニオンギヤ6と上側スピンドル7と下側スピンドル8とを備える。
モータ速度センサ9は、モータ3に設けられる。ワークロール速度センサ10は、上側ワークロール1aに設けられる。ワークロール速度センサ10は、非接触式または接触式のセンサからなる。
制御装置11の入力側は、モータ速度センサ9の出力側とワークロール速度センサ10の出力側とに接続される。制御装置11の出力側は、モータ3の入力側に接続される。
モータ速度センサ9は、モータ3の回転速度を検出する。モータ速度センサ9は、検出結果に基づいて応答値ω res(rad/s)を出力する。ワークロール速度センサ10は、上側ワークロール1aの回転速度を検出する。ワークロール速度センサ10は、検出結果に基づいて応答値ωroll res(rad/s)を出力する。
制御装置11は、モータ3の回転速度の指令値ω cmd(rad/s)の入力を外部から受け付ける。制御装置11は、モータ3の回転速度の応答値ω resの入力をモータ速度センサ9から受け付ける。制御装置11は、上側ワークロール1aの回転速度の応答値ωroll resの入力をワークロール速度センサ10から受け付ける。
制御装置11は、指令値ω cmdと応答値ω resと応答値ωroll resとに基づいてモータ3のトルク基準値T(N・m)を出力する。モータ3は、トルク基準値Tに基づいて動作する。その結果、モータ3は、トルクT(N・m)をトルク伝達機械4に与える。上側ワークロール1aと下側ワークロール1bとは、トルクTに基づいてほぼ同じ速度で回転する。その結果、金属材料は所望の厚さに圧延される。
次に、図2を用いて、圧延機の軸ねじれ振動を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1における圧延機の制御装置が適用された圧延機の軸ねじれ振動を説明するための斜視図である。
トルク伝達機械4(図2においては図示せず)においては、各構成がねじり弾性を有する軸で結合される。その結果、トルク伝達機械4は、多慣性共振系となる。このため、モータ3の回転速度と上側ワークロール1aの回転速度とを常に一致させることはできない。図示しないが、モータ3の回転速度と下側ワークロール1bの回転速度とを常に一致させることもできない。
モータ3の回転速度を速くすると、当該回転速度に対応した周波数がモータ3から上側ワークロール1aおよび下側ワークロール1bまでの機械系の共振周波数に接近する。この場合、軸ねじれ振動が発生し得る。
次に、図3を用いて、圧延機のモデルを説明する。
図3はこの発明の実施の形態1における圧延機の制御装置が適用された圧延機を多質点系でモデル化した図である。
図3に示すように、モータ3から上側ワークロール1aおよび下側ワークロール1bまでの機械系は、ねじりばねで連結された多質点系でモデル化される。
図3において、モータ3の慣性モーメント12は、J(kg・m)で表される。カップリング5の慣性モーメント13は、J(kg・m)で表される。ピニオンギヤ6の慣性モーメント14は、J(kg・m)で表される。上側スピンドル7の慣性モーメント15と下側スピンドル8の慣性モーメント16とは、J4(kg・m)で表される。上側ワークロール1aの慣性モーメント17と下側ワークロール1bの慣性モーメント18とは、J(kg・m)で表される。
次に、図4を用いて、制御装置11を説明する。
図4はこの発明の実施の形態1における圧延機の制御装置のブロック図である。
制御装置11は、制御部19と補償部20とを備える。
制御部19は、速度制御器19aと電流制御器19bとを備える。速度制御器19aは、指令値ω cmdと応答値ω resとの差に基づいてトルク基準値Tを算出する。電流制御器19bは、トルク基準値Tに基づいてQ軸フィードバック電流値I FBK(A)を算出する。電流制御器19bは、Q軸フィードバック電流値I FBKに基づいてモータ3の電流を制御する。
モータ3のd軸磁束φ(Wb)は、Q軸フィードバック電流値I FBKに基づいて決まる。モータ3のトルクTは、モータ3のd軸磁束φに基づいて決まる。モータ3のトルクTは、トルク伝達機械4の各質点とねじりばねとを介して上側ワークロール1aと下側ワークロール1bとまでに伝達される。この際、モータ3は、トルクTの反力としてねじりトルクTtwist(N・m)を受ける。
補償部20は、PID制御器20aを備える。PID制御器20aは、応答値ω resと応答値ωroll resとの差に基づいて速度次元の補償値ωcmpを算出する。PID制御器20aは、速度制御器19aの入力に補償値ωcmpを正帰還させる。具体的には、PID制御器20aは、速度制御器19aの入力側において指令値ω cmdと応答値ω resとの差に補償値ωcmpを加算する。
次に、図5を用いて、補償部20による補償を行わない場合のモータ3の回転速度の応答値ω resを説明する。
図5はこの発明の実施の形態1における圧延機の制御装置が適用されない圧延機の速度制御のシミュレーション結果を示す図である。シミュレーション結果を示す図では、133(rpm)(=14(rad/s))は1[pu]と記載される。
時刻Tが1(s)になると、指令値ω cmdの133(rpm)(=14(rad/s))がステップ入力される。この場合、圧延機の機械系において、ねじり振動が発生する。その結果、モータ3の回転速度の応答値ω resが振動する。この際の振動は収束しない。
次に、図6を用いて、補償部20による補償を行う場合のモータ3の回転速度の応答値ω resを説明する。
図6はこの発明の実施の形態1における圧延機の制御装置が適用された圧延機の速度制御のシミュレーション結果を示す図である。
時刻Tが1(s)になると、指令値ω cmdの133(rpm)(=14(rad/s))がステップ入力される。この場合、圧延機の機械系において、ねじり振動が発生する。その結果、モータ3の回転速度の応答値ω resが振動する。この際の振動は収束する。
以上で説明した実施の形態1によれば、補償部20は、モータ3の回転速度に対応した値と上側ワークロール1aの回転速度に対応した値との差に基づいてモータ3の回転速度の制御を補償する。具体的には、補償部20は、モータ3の回転速度の応答値ω resと上側ワークロール1aの回転速度の応答値ωroll resとの差に基づいて補償値ωcmpを算出し、モータ3の回転速度の制御を補償する。補償値ωcmpは、圧延機からモータ3へ与えられる軸ねじり負荷トルクを相殺するフィードフォワード補償となる。このため、軸ねじり負荷トルクによるモータ3の振動を抑制することができる。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2における圧延機の制御装置のブロック図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態2の補償部20は、実施の形態1の補償部20に縮小スケーリング20bを付加したものである。縮小スケーリング20bは、応答値ω resに定数αを乗じる。定数αは、0よりも大きくて1よりも小さい値に設定される。
PID制御器20aは、応答値ω resに定数αを乗じた値と上側ワークロール1aの回転速度の応答値ωroll resとの差に基づいて補償値ωcmpを算出する。
次に、図8を用いて、補償部20による補償を行う場合のモータ3の回転速度の応答値ω resを説明する。
図8はこの発明の実施の形態2における圧延機の制御装置が適用された圧延機の速度制御のシミュレーション結果を示す図である。
時刻Tが1(s)になると、指令値ω cmdの133(rpm)(=14(rad/s))がステップ入力される。この場合、圧延機の機械系において、ねじり振動が発生する。その結果、モータ3の回転速度の応答値ω resが振動する。実施の形態1のシミュレーション結果である図6と比較すると、図8においては、オーバーシュートが抑制される。その結果、応答値ω resの振動は、より早く収束する。
次に、図9を用いて、インパクトドロップ(負荷応答)におけるモータ3の回転速度の応答値ω resを説明する。
図9はこの発明の実施の形態2における圧延機の制御装置が適用された圧延機の負荷応答のシミュレーション結果を示す図である。
時刻Tが1(s)になると、指令値ω cmdの133(rpm)(=14(rad/s))がステップ入力される。その後、時刻Tが2(s)になると、定格に対して100%の負荷トルクが上側ワークロール1aと下側ワークロール1bとにステップ入力される。この場合、応答値ω resは、一旦小さくなる。負荷トルクが入力された後に約0.5(s)が経過すると、応答値ω resは、指令値ω cmdに戻る。
以上で説明した実施の形態2によれば、補償部20は、モータ3の回転速度の応答値ω resに定数αを乗じた値と上側ワークロール1aの回転速度の応答値ωroll resとの差に基づいて補償値ωcmpを算出する。このため、モータ3の回転速度の応答値ω resにおいて、モータ3の回転開始直後のオーバーシュートを抑制することができる。
なお、負荷トルクが入力された後に約0.5(s)が経過すると、応答値ω resは、指令値ω cmdに戻る。このため、上側ワークロール1aおよび下側ワークロール1bが金属材料を噛み込む際の衝撃にも確実に耐えることができる。
実施の形態3.
図10はこの発明の実施の形態3における圧延機の制御装置のブロック図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態3の補償部20は、実施の形態1の補償部20に特低周波数帯域通過フィルタ20cを付加したものである。特低周波数帯域通過フィルタ20cは、モータ3から上側ワークロール1aおよび下側ワークロール1bまでの機械系の共振周波数に対応した周波数帯域のみに対して補償値ωcmpを通過させる。
以上で説明した実施の形態3によれば、機械系の共振周波数に対応した周波数帯域については、補償値ωcmpによる補償が行われる。機械系の共振周波数に対応していない周波数帯域については、補償値ωcmpによる補償が行われない。このため、モータ3の応答性を損なうことなく、モータ3の振動を抑制することができる。
実施の形態4.
図11はこの発明の実施の形態4における圧延機の制御装置のブロック図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態1のPID制御器20aは、応答値ω resと応答値ωroll resとの差に基づいて速度次元の補償値ωcmpを算出する。これに対し、実施の形態4のPID制御器20dは、応答値ω resと応答値ωroll resとの差に基づいてトルク次元の補償値Tcmpを算出する。
PID制御器20dは、電流制御器19bの入力に補償値Tcmpを正帰還させる。具体的には、PID制御器20dは、電流制御器19bの入力側においてトルク基準値Tに補償値Tcmpを加算する。
以上で説明した実施の形態4によれば、補償部20は、モータ3の回転速度の応答値ω resと上側ワークロール1aの回転速度の応答値ωroll resとの差に基づいて補償値Tcmpを算出し、補償値Tcmpに基づいてモータ3の回転速度の制御を補償する。補償値Tcmpは、圧延機からモータ3へ与えられる軸ねじり負荷トルクを相殺するフィードフォワード補償となる。このため、軸ねじり負荷トルクによるモータ3の振動を抑制することができる。
実施の形態5.
図12はこの発明の実施の形態5における圧延機の制御装置のブロック図である。なお、実施の形態4と同一又は相当部分には同一符号を付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態5の補償部20は、実施の形態4の補償部20に縮小スケーリング20eを付加したものである。縮小スケーリング20eは、応答値ω resに定数αを乗じる。定数αは、0よりも大きくて1よりも小さい値に設定される。
PID制御器20dは、応答値ω resに定数αを乗じた値と上側ワークロール1aの回転速度の値との応答値ωroll resに基づいて補償値Tcmpを算出する。
以上で説明した実施の形態5によれば、補償部20は、モータ3の回転速度の応答値ω resに定数αを乗じた値と上側ワークロール1aの回転速度の応答値ωroll resとの差に基づいて補償値Tcmpを算出する。このため、実施の形態2と同様に、モータ3の回転速度の応答値ω resにおいて、モータ3の回転開始直後のオーバーシュートを抑制することができる。
実施の形態6.
図13はこの発明の実施の形態6における圧延機の制御装置のブロック図である。なお、実施の形態4と同一又は相当部分には同一符号を付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態6の補償部20は、実施の形態4の補償部20に特低周波数帯域通過フィルタ20fを付加したものである。特低周波数帯域通過フィルタ20fは、モータ3から上側ワークロール1aおよび下側ワークロール1bまでの機械系の共振周波数に対応した周波数帯域のみに対して補償値を通過させる。
以上で説明した実施の形態6によれば、機械系の共振周波数に対応した周波数帯域については、補償値Tcmpによる補償が行われる。機械系の共振周波数に対応していない周波数帯域については、補償値Tcmpによる補償が行われない。このため、実施の形態3と同様に、モータ3の応答性を損なうことなく、モータ3の振動を抑制することができる。
なお、モータ3の回転速度に対応した値と下側ワークロール1bの回転速度に対応した値との差に基づいてモータ3の回転速度の制御を補償してもよい。この場合も、モータ3の振動を抑制することができる。
また、モータ3の回転速度に対応した値と上側ワークロール1aの回転速度および下側ワークロール1bの回転速度の平均値との差に基づいてモータ3の回転速度の制御を補償してもよい。この場合も、モータ3の振動を抑制することができる。
また、上側ワークロール1aと下側ワークロール1bとを別々のモータ3で駆動するツインドライブ方式が適用されている場合は、それぞれのモータ3に対して同様の制御を行えばよい。この場合も、それぞれのモータ3の振動を抑制することができる。
1a 上側ワークロール、 1b 下側ワークロール、 2a 上側バックアップロール、 2b 下側バックアップロール、 3 モータ、 4 トルク伝達機械、 5 カップリング、 6 ピニオンギヤ、 7 上側スピンドル、 8 下側スピンドル、 9 モータ速度センサ、 10 ワークロール速度センサ、 11 制御装置、 12〜18 慣性モーメント、 19 制御部、 19a 速度制御器、 19b 電流制御器、 20 補償部、 20a PID制御器、 20b 縮小スケーリング、 20c 特低周波数帯域通過フィルタ、 20d PID制御器、 20e 縮小スケーリング、 20f 特低周波数帯域通過フィルタ

Claims (7)

  1. 金属材料を圧延するロールを駆動するモータの回転速度を制御する制御部と、
    前記モータの回転速度に対応した値と前記ロールの回転速度に対応した値との差に基づいて前記制御部による前記モータの回転速度の制御を補償する補償部と、
    を備えた圧延機の制御装置。
  2. 前記補償部は、前記モータの回転速度の値と前記ロールの回転速度の値との差に基づいて補償値を算出し、当該補償値に基づいて前記制御部による前記モータの回転速度の制御を補償する請求項1に記載の圧延機の制御装置。
  3. 前記補償部は、前記モータの回転速度の値に0よりも大きくて1よりも小さい定数を乗じた値と前記ロールの回転速度の値との差に基づいて補償値を算出し、当該補償値に基づいて前記制御部による前記モータの回転速度の制御を補償する請求項1に記載の圧延機の制御装置。
  4. 前記補償部は、前記モータの回転速度の値と前記ロールの回転速度の値との差に基づいて補償値を算出し、前記モータから前記ロールまでの機械系の共振周波数に対応した周波数帯域については当該補償値に基づいて前記制御部による前記モータの回転速度の制御を補償し、前記機械系の共振周波数に対応していない周波数帯域については前記制御部による前記モータの回転速度の制御を補償しない請求項1に記載の圧延機の制御装置。
  5. 前記制御部は、
    外部からの指令値と前記モータの回転速度の値との差に基づいて前記モータのトルク基準値を算出する速度制御器と、
    前記トルク基準値に基づいて前記モータの電流を制御する電流制御器と、
    を備え、
    前記補償部は、前記速度制御器の入力側において速度指令値と前記モータの回転速度の値との差に前記補償値を加算する請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の圧延機の制御装置。
  6. 前記制御部は、
    外部からの指令値と前記モータの回転速度の値との差に基づいて前記モータのトルク基準値を算出する速度制御器と、
    前記トルク基準値に基づいて前記モータの電流を制御する電流制御器と、
    を備え、
    前記補償部は、前記電流制御器の入力側において前記モータのトルク基準値に前記補償値を加算する請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の圧延機の制御装置。
  7. 前記補償部は、前記ロールの回転速度の値として上側のロールの回転速度と下側のロールの回転速度との平均値を用いる請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の圧延機の制御装置。
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