JP2016097034A - ナースコールシステム - Google Patents

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満俊 戸ケ▲崎▼
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Abstract

【課題】検出した荷重の値を出力するタイプのマットセンサーを使用した場合に、設置者が設定を行うことなく、ベッド近傍の床に設置したのかベッド上に設置したのかを区別することができる。【解決手段】マットセンサー本体2とマットセンサー本体2の片面を覆うシート部3とを有するマットセンサー1を接続し、全ての荷重センサー2aから荷重の値を入力した場合に、ベッド上に設置されていると判定するとともに、入力した荷重の値の合計値を基準値として、その後に入力した荷重の値の合計が基準値となった場合に報知を行うようにし、マットセンサー1を接続し、一部の荷重センサー2aから荷重の値を入力した場合に、ベッド近傍の床に設置されていると判定するとともに報知を行うようにしているので、設置者が設定を行うことなく、マットセンサー1をベッド近傍の床に設置したのか、ベッド上に設置したのかを区別することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、患者がベッドを離床したことや患者がベッドから転倒/転落したことをマットセンサーにより検出してナースコールの呼び出しを行うナースコールシステムに関する。
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者が看護師のサポートを必要とする際、または介護施設の被介護者が介護師のサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、患者と記載する)が呼出ボタンを押下することによって看護師や介護師(以下、医療従事者と記載する)を呼び出すことができるように成されたシステムである。
多くのナースコールシステムは、病室のベッド近傍やトイレ、浴室などに設置されるナースコール子機と、ナースステーションに設置されるナースコール親機と、病室や介護室等の各部屋の入口付近に設置される廊下灯と、通話やデータの送受信に関する制御を行う制御機とを備えて構成されている。また、上述した構成に加えて、医療従事者が携行する携帯端末(例えば、PHS(Personal Handy phone System)端末など)とPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)とを備えたナースコールシステムも提供されている。ここで、ナースコール子機としては、呼出ボタンなどの呼出操作部を有するものがある。
そして、このようなナースコールシステムは、患者がナースコール子機の呼出ボタンを操作した場合に、ナースコール子機からナースコール親機へ呼出信号を出力し、呼出信号を入力したナースコール親機にて呼び出しの報知を実施するように構成されている。
ところで、ナースコール子機には、上述した呼出ボタンを備えたものだけではなく、荷重を検出するマットセンサーによって構成されるものも存在する。このマットセンサーをベッド近傍の床に設置し、患者が乗ったことを検出することにより、患者の離床やベッドからの転倒/転落の警報を行うナースコールシステムも知られている(例えば、特許文献1など)。また、この特許文献1によれば、マットセンサーをベッド上(すなわち、患者の下)に設置し、患者の荷重を検出しなくなることにより、患者の離床やベッドからの転倒/転落の警報を行うナースコールシステムについても記載されている。
ここで、特許文献1に記載されているマットセンサーが、荷重を検出するとオンになり、荷重を検出しなくなるとオフになるタイプのものである場合に、マットセンサーをベッド近傍の床に設置した際には、荷重を検出したときにマットセンサーから呼出信号が出力されるため、この呼出信号を入力したナースコール親機では報知を行うことができる。しかしながら、このタイプのマットセンサーをベッド上に設置した際には、荷重を検出しなくなったときにマットセンサーから呼出信号を出力する必要があるため、マットセンサーの出力端にマットセンサーからの信号を反転するアダプタを接続する必要がある。
そのため、このタイプのマットセンサーを使用する場合、マットセンサーをベッド近傍の床に設置するのか、ベッド上に設置するのかによってアダプタの着脱を行う必要が生じるため、この着脱の作業が設置者に対して手間をかけさせてしまうという問題があった。
ところで、特許文献1に記載されているマットセンサーを、検出した荷重の値を出力するタイプのものとした場合、マットセンサーをベッド近傍の床に設置した際には、ナースコール親機がマットセンサーから入力した荷重の値が所定の値以上になったときにナースコール親機にて報知を行うことができる。また、このタイプのマットセンサーをベッド上に設置した際には、ナースコール親機では患者がマットセンサー上に乗った際の荷重の値を基準値として記憶しておき、その後患者がベッドから離床するなどしてマットセンサーから入力した荷重の値が基準値以下になったときに報知を行うことができる。従って、このタイプのマットセンサーを使用することにより、マットセンサーからの信号を反転するアダプタをマットセンサーに取り付けたり外したりする必要が無くなる。
しかしながら、このタイプのマットセンサーを使用する場合、ナースコール親機では、マットセンサーをベッド近傍の床に設置したのか、ベッド上に設置したのかによって、マットセンサーから入力した荷重の値の扱いを変更しなければならないため、この設定が設置者に対して手間をかけさせてしまうという問題があった。ここで、荷重の扱いの変更とは、マットセンサーをベッド近傍に設置した際の、荷重の値が所定の値以上になったときに報知を行うことと、マットセンサーをベッド上に設置した際の、荷重の値が基準値以下になったときに報知を行うこととを変更することである。
特開2014−104108号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、検出した荷重の値を出力するタイプのマットセンサーを使用した場合に、設置者がナースコール親機にて設定を行うことなく、マットセンサーをベッド近傍の床に設置したのか、ベッド上に設置したのかを容易に区別できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、検出した荷重の値を個別に出力する複数の荷重センサーを平面方向に配置したマットセンサー本体と全ての荷重センサーを覆うようにマットセンサー本体の片面に取り付けられ、所定の重さを有するシート部とを有するマットセンサーと、このマットセンサーを接続し、複数の荷重センサーが検出した荷重の値を個別に入力して、全ての荷重センサーから荷重の値を入力した場合に、マットセンサーがベッド上に設置されていると判定するとともに、入力した荷重の値の合計値を基準値とし、マットセンサーの使用開始後に、入力した荷重の値の合計が基準値となった場合にナースコール親機にて報知を行うようにしている。また、このマットセンサーを接続し、複数の荷重センサーが検出した荷重の値を個別に入力して、一部の荷重センサーから荷重の値を入力した場合に、マットセンサーがベッド近傍の床に設置されていると判定するとともにマットセンサーの使用を開始して、ナースコール親機にて報知を行うようにしている。
また、本発明の他の態様では、検出した荷重の値を個別に出力する複数の荷重センサーを平面方向に配置したマットセンサー本体と全ての荷重センサーを覆うようにマットセンサー本体の片面に取り付けられ、所定の重さを有するシート部とを有するマットセンサーと、このマットセンサーを接続し、複数の荷重センサーが検出した荷重の値を個別に入力して、全ての荷重センサーから荷重の値を入力した場合に、マットセンサーがベッド近傍の床に設置されていると判定するとともに、入力した荷重の値の合計値を基準値とし、マットセンサーの使用開始後に、入力した荷重の値の合計が基準値を超えた場合にナースコール親機にて報知を行うようにしている。また、このマットセンサーを接続し、複数の荷重センサーが検出した荷重の値を個別に入力して、一部の荷重センサーから荷重の値を入力した場合に、マットセンサーがベッド上に設置されていると判定するとともに、その値を基準値とし、マットセンサーの使用開始後に、入力した荷重の値の合計が基準値以下となった場合にナースコール親機にて報知を行うようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、マットセンサー本体の片面に所定の重さを有するシート部を取り付け、マットセンサーを設置した際に、マットセンサーに配置されている複数の荷重センサーの全てが荷重の値を検出するか否かによって、マットセンサーがベッド近傍の床に設置されたのか、ベッド上に設置されたのかが自動的に判定されるので、複数の荷重センサーによって検出した荷重の値を出力するタイプのマットセンサーを使用した場合に、設置者がナースコール親機にて設定を行うことなく、マットセンサーをベッド近傍の床に設置したのか、ベッド上に設置したのかを容易に区別することができる。
本実施形態によるマットセンサーの内部構成を示す図である。 本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるマットセンサーの設置例を示す図である。 本実施形態によるマットセンサーの設置変形例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるマットセンサー1の内部構成を示す図である。同図において、マットセンサー1は、複数の荷重センサー2aを平面方向に配置したシート状のマットセンサー本体2と、全ての荷重センサー2aを覆うようにマットセンサー本体2の片面(図1中上方)に取り付けられ、所定の重さを有するシート部3とを備えて構成されている。このマットセンサー本体2には、コード2bを介して接続端子2cが接続されており、この接続端子2cを後述するウォールユニット4に接続することで、マットセンサー1をナースコールシステムに接続することができる。
ここで、所定の重さとは、シート部3がマットセンサー本体2に配置した全ての荷重センサー2aに対して荷重を検出させることができる重さである。また、荷重センサー2aは、荷重がかかった際に荷重の値を検出する。また、マットセンサー1は、全ての荷重センサー2aで検出した荷重の値に荷重センサー2aを識別するための荷重センサー識別情報を付加した検出信号を、接続端子2cを介して出力する。この検出信号には、マットセンサー1を他のマットセンサー1と区別するためのマットセンサー識別情報も付加される。
なお、本実施形態では、マットセンサー1はコード2bおよび接続端子2cを備えた有線式のものであるが、これに限定されない。例えば、マットセンサー1に無線送信部を設けた無線式のものにしても良い。
図2は、本実施形態によるマットセンサー1を接続したナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。同図に示すように、本実施形態によるナースコールシステムは、病室内の患者のベッドの近傍の床またはベッド上に設置され、患者の離床や患者のベッドからの転倒/転落を検出するためのマットセンサー1と、そのベッドの近傍の壁面に設けられ、マットセンサー1の接続端子2cを接続し、マットセンサー1から入力した検出信号を入力するウォールユニット4と、ナースステーションなどに設置され、ベッド上の患者の離床やベッドからの患者の転倒/転落を報知するナースコール親機10とを備えて構成されている。
ここで、ウォールユニット4は、子機制御部5および子機インターフェース6を備えて構成されている。また、ナースコール親機10は、制御部11、インターフェース12、報知部13、応答操作部14を備えて構成されている。
まず、ウォールユニット4の構成要素について説明する。子機制御部5は、ウォールユニット4の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。子機インターフェース6は、ウォールユニット4に対してマットセンサー1を電気的に接続して通信を行うためのものであり、子機インターフェース6に設けた接続端子(図示せず)にマットセンサー1の接続端子2cを接続する。これにより、マットセンサー1から出力される検出信号がウォールユニット4に入力される。
なお、本実施形態では、ウォールユニット4にマットセンサー1のみを接続しているが、これに限定されない。例えば、患者によって操作される呼出ボタンをウォールユニット4に接続するようにしても良い。すなわち、ウォールユニット4にマットセンサー1や呼出ボタンを接続することにより、ナースコール子機が形成される。
また、子機インターフェース6は、ウォールユニット4とナースコール親機10とを電気的に接続して通信を行う。これにより、ウォールユニット4に入力した検出信号がナースコール親機10に出力される。
次に、ナースコール親機10の構成要素について説明する。制御部11は、ナースコール親機10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。インターフェース12は、ナースコール親機10とウォールユニット4とを電気的に接続する。インターフェース12は、ウォールユニット4から出力された検出信号を入力する。
報知部13は、スピーカーなどの音声出力装置やディスプレイなどの表示装置、ランプなどの点灯装置の少なくとも一つの装置により構成されている。また、報知部13は、ベッド上の患者の離床や転倒/転落を、音声出力装置を動作させたり、表示装置を動作させたり、点灯装置を動作させたりして報知を行う。
応答操作部14は、報知部13による報知に対して応答するために操作されるものであり、例えば、ハンドセットなどにより構成されている。ここで、報知部13により報知が行われている状態で応答操作部14が操作されると、制御部11は報知部13の動作を停止させる。
このように構成されたナースコールシステムにおいて、マットセンサー1を使用する際に、マットセンサー1の設置者は、マットセンサー1をベッド上に設置する場合と、マットセンサー1をベッド近傍の床に設置する場合とで、マットセンサー1の向きを異ならせる。具体的には、マットセンサー1をベッド上に設置する場合には、設置者はマットセンサー1のシート部3を上にし、マットセンサー本体2を下にする(図3(a)を参照)。
この状態で、マットセンサー1の接続端子2cをウォールユニット4の子機インターフェース6に接続する。すると、マットセンサー1のシート部3の重みにより、マットセンサー本体2の全ての荷重センサー2aが荷重の値を検出し、荷重センサー識別情報が付加されて検出信号として出力される。
検出信号は、ウォールユニット4を介してナースコール親機10のインターフェース12に入力される。制御部11は、検出信号を解析し、全ての荷重センサー2aから荷重の値を入力したことから、マットセンサー1がベッド上に設置されていると判定する。そして、制御部11は、入力した荷重の値の合計値を基準値として設定し、マットセンサー1の使用を開始させる。
このように、マットセンサー1の使用が開始された後に、マットセンサー1から入力した検出信号における各荷重センサー2aが検出した荷重の値の合計が基準値となった場合に、制御部11は、報知部13を動作させる。例えば、ベッド上に患者が寝ると、一部の荷重センサー2aが今まで以上の荷重の値を検出することになるが、全ての荷重センサー2aが検出した値の合計は基準値を超えているため、制御部11は報知部13を動作させない。一方、ベッド上の患者が離床したり、転倒/転落したりすると、一部の荷重センサー2aが検出していた荷重の値がシート部3からの荷重のみとなるため、全ての荷重センサー2aが検出した値の合計は基準値となる。従って、制御部11は報知部13を動作させる。
なお、全ての荷重センサー2aが検出した値と基準値との一致は、患者の体重を考慮して、ある程度の幅(例えば、体重の数パーセント)を持たせるようにしても良い。
一方、マットセンサー1をベッド近傍の床に設置する場合には、設置者はマットセンサー1のマットセンサー本体2を上にし、シート部3を下にする(図3(b)を参照)。
この状態で、マットセンサー1の接続端子2cをウォールユニット4の子機インターフェース6に接続する。すると、マットセンサー1のシート部3が下側にあるため、マットセンサー本体2の全ての荷重センサー2aが荷重の値を検出しない状態となる。
このように、インターフェース12がマットセンサー1から検出信号を入力しないまま患者がマットセンサー1を踏んだり、患者がマットセンサー1上に転倒/転落したりすると、マットセンサー1の一部の荷重センサー2aが荷重の値を検出し、検出信号がウォールユニット4を介してナースコール親機10のインターフェース12に入力される。制御部11は、検出信号を解析し、一部の荷重センサー2aから荷重の値を入力したことから、マットセンサー1がベッド近傍の床に設置されていると判定するとともに報知部13を動作させる。
なお、仮にマットセンサー本体2を上にし、シート部3を下にしてマットセンサー1をベッド上に設置した場合、ベッド上に患者が寝たときには、患者の身体の形状からマットセンサー1の一部の荷重センサー2aのみが荷重を検出することになるため、制御部11は報知部13を動作させてしまう。また、仮にシート部3を上にし、マットセンサー本体2を下にしてマットセンサー1をベッド近傍の床に設置した場合、まず、全ての荷重センサー2aがシート部3の荷重を検出するため、その後に患者が離床したり、転倒/転落したりしても、制御部11は報知部13を動作させない。従って、設置者はマットセンサー1を設置する際に注意が必要となる。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、検出した荷重の値を個別に出力する複数の荷重センサー2aを平面方向に配置したマットセンサー本体2と全ての荷重センサー2aを覆うようにマットセンサー本体2の片面に取り付けられ、所定の重さを有するシート部3とを有するマットセンサー1を、ウォールユニット4を介してナースコール親機10に接続する。
そして、設置者は、マットセンサー1をベッド上に設置する際に、シート部3を上にし、マットセンサー本体2を下にする。すると、全ての荷重センサー2aから荷重の値を入力し、制御部11は、マットセンサー1がベッド上に設置されていると判定するとともに、入力した荷重の値の合計値を基準値とし、マットセンサー1の使用開始後に入力した荷重の値の合計が基準値となった場合に報知部13を動作させるようにしている。
また、設置者は、マットセンサー1をベッド近傍の床に、マットセンサー本体2を下にし、シート部3を上にする。すると、マットセンサー1が荷重の値を検出すると、一部の荷重センサー2aから荷重の値を入力するため、制御部11は、マットセンサー1がベッド近傍の床に設置されていると判定するとともに、報知部13を動作させるようにしている。
これにより、マットセンサー本体2の片面に所定の重さを有するシート部3を取り付け、マットセンサー1を設置した際に、マットセンサー1に配置されている複数の荷重センサー2aの全てが荷重の値を検出するか否かによって、マットセンサー1がベッド近傍の床に設置されたのか、ベッド上に設置されたのかが自動的に判定されるので、複数の荷重センサー2aによって検出した荷重の値を出力するタイプのマットセンサー1を使用した場合に、設置者がナースコール親機10にて設定を行うことなく、マットセンサー1をベッド近傍の床に設置したのか、ベッド上に設置したのかを区別することができる。
なお、前述した実施形態では、マットセンサー1のシート部3を上にし、マットセンサー本体2を下にした場合には、マットセンサー1をベッド上に設置する必要があり、マットセンサー1のマットセンサー本体2を上にし、シート部3を下にした場合には、マットセンサー1をベッド近傍の床に設置する必要があったが、これに限定されない。
例えば、図4(a)に示すように、マットセンサー1のマットセンサー本体2を上にし、シート部3を下にしてベッド上に設置した場合に、一部の荷重センサー2aから荷重の値を入力したときに、マットセンサー1がベッド上に設置されていると制御部11にて判定するとともに、その値を基準値とし、その後に入力した荷重の値の合計が基準値以下となった場合に制御部11にて報知部13を動作させるようにしても良い。
このとき、図4(b)に示すように、マットセンサー1のシート部3を上にし、マットセンサー本体2を下にしてベッド近傍の床に設置した場合に、全ての荷重センサー2aから荷重の値を入力したときに、マットセンサー1がベッド近傍の床に設置されていると制御部11にて判定するとともに、入力した荷重の値の合計値を基準値とし、その後に入力した荷重の値の合計が基準値を超えた場合に制御部11にて報知部13を動作させる。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 マットセンサー
2 マットセンサー本体
2a 荷重センサー
3 シート部
4 ウォールユニット
5 子機制御部
6 子機インターフェース
10 ナースコール親機
11 制御部
12 インターフェース
13 報知部

Claims (2)

  1. 検出した荷重の値を個別に出力する複数の荷重センサーを平面方向に配置したマットセンサー本体、全ての荷重センサーを覆うように前記マットセンサー本体の片面に取り付けられ、所定の重さを有するシート部を有するマットセンサーと、
    前記マットセンサーを接続し、複数の荷重センサーが検出した荷重の値を個別に入力するインターフェース、ベッド上の患者が離床や転倒/転落したことを報知する報知部、前記インターフェースが前記全ての荷重センサーから荷重の値を入力した場合に、前記マットセンサーがベッド上に設置されていると判定し、入力した荷重の値の合計値を基準値として、前記マットセンサーの使用開始後に入力した荷重の値の合計が前記基準値となった場合に、前記報知部を動作させるとともに、前記インターフェースが前記全ての荷重センサーから荷重の値を入力しないまま前記マットセンサーの使用が開始された後に一部の荷重センサーから荷重の値を入力した場合に、前記マットセンサーが前記ベッド近傍の床に設置されていると判定し、前記報知部を動作させる制御部を有するナースコール親機と、
    を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
  2. 検出した荷重の値を個別に出力する複数の荷重センサーを平面方向に配置したマットセンサー本体、全ての荷重センサーを覆うように前記マットセンサー本体の片面に取り付けられ、所定の重さを有するシート部を有するマットセンサーと、
    前記マットセンサーを接続し、複数の荷重センサーが検出した荷重の値を個別に入力するインターフェース、ベッド上の患者が離床や転倒/転落したことを報知する報知部、前記インターフェースが前記全ての荷重センサーから荷重の値を入力した場合に、前記マットセンサーがベッド近傍の床に設置されていると判定し、入力した荷重の値の合計値を基準値として、前記マットセンサーの使用開始後に入力した荷重の値の合計が前記基準値を超えた場合に、前記報知部を動作させるとともに、前記インターフェースが前記全ての荷重センサーから荷重の値を入力しないまま前記マットセンサーの使用が開始された後に荷重の値を入力した場合に、前記マットセンサーが前記ベッド上に設置されていると判定し、その値を基準値として、前記マットセンサーの使用開始後に入力した荷重の値の合計が前記基準値以下となった場合に前記報知部を動作させる制御部を有するナースコール親機と、
    を備えたことを特徴とするナースコールシステム。

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