JP2016093471A - 放射状ブラシ - Google Patents
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Abstract
Description
請求項1記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項1のブラシ」という)は、ブラシ床と、複数のブラシ体と、を有する放射状ブラシである。当該ブラシ床は、実質的に半球形状の植毛面と、当該植毛面上に相互に周方向所定間隔を隔てた複数の仮想経線に沿って設けられた複数の床側取付け構造と、を備えている。植毛面は、完全に半球形状である必要な必ずしもなく、たとえば、楕円球や楕円体の一部に類する形状や、多少の凹凸や平面を含む形状であっても、これらは実質的半球形状に含まれる。当該ブラシ体の各々は、当該床側取付け構造各々に対応するブラシ基部と、当該ブラシ基部から放射状に延びるブラシ毛群と、当該床側取付け構造との協働により当該ブラシ体を当該ブラシ床に取付けるためのブラシ側取付け構造と、を備えている。当床側取付け構造へのブラシ側取付け構造の取付けは、たとえば、いずれか一方もしくは双方が含む接着剤層や溶着層のほか、物理的な嵌合構造、さらに、これらの組み合わせ構造の作用によるものがある。なお、ブラシ毛群のブラシ毛密度はいずれの部位においても均等とすることもできるが、ブラシの用途や構造上の要請などに応えるため不均等とすることもできる。
請求項2記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項2のブラシ」という)は、請求項1のブラシの好ましい態様として、前記床側取付け構造各々は、前記仮想経線各々に沿って形成された複数の取付け溝を含めて構成され、かつ、前記ブラシ側取付け構造各々は、当該取付け溝に圧入可能な扇形状の前記ブラシ基部により構成されている。
請求項3記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項3のブラシ」という)は、請求項1または2のブラシの好ましい態様として、前記ブラシ基部は、前記取付け溝に圧入された状態で、固定手段により前記ブラシ床に固定されている。
請求項4記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項4のブラシ」という)は、請求項1ない3いずれかのブラシの好ましい態様として、前記ブラシ毛群は、前記ブラシ基部の両端近傍部位におけるブラシ毛密度が当該両端近傍部位以外の部位におけるブラシ毛密度よりも疎となるように構成されている。
請求項5記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項4のブラシ」という)は、請求項2ないし4いずれかのブラシの好ましい態様として、前記ブラシ毛群は、合成樹脂製のブラシ毛素線の集合体であって、前記ブラシ基部は、ブラシ毛群の一端を溶着することにより形成されている。ここで、溶着とは、ブラシ毛群の一端を熱で溶かして接着させることをいい、たとえば、高周波溶着、熱溶着、超音波溶着などの方法がある。
請求項6記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項6のブラシ」という)は、請求項4または5のブラシの好ましい態様として、前記ブラシ基部の扇形状の内周面及び両端面には、それぞれ機械的な切断跡が存する。
請求項7記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項7のブラシ」という)は、請求項2のブラシの好ましい態様として、前記ブラシ基部には、長さ方向に間隔を隔て厚み方向に貫通する複数の貫通孔または反放射方向に開口する切欠きが形成してあり、前記ブラシ毛群は、ブラシ毛素線の集合体であって、当該ブラシ毛素線の小束を当該貫通孔または切欠きの各々に貫通させた状態で略U字状または略コの字状となるように両端を前記放射方向に折り曲げたままで前記ブラシ基部に固定する固定構造を備える。固定構造は、たとえば、接着剤によって構成される接着層や溶着によって形成された溶着層、物理的な固定構造、さらに、複数の要素や構造の組み合わさったものが該当する。
請求項8記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項8のブラシ」という)は、請求項7のブラシの好ましい態様として、前記固定構造は、前記ブラシ毛素線の集合体それぞれを両面から押え固定するために前記ブラシ基部に嵌合した断面略U字状の押え部材を備え、当該押え部材は、前記ブラシ基部に嵌合させた状態で前記取付け溝に圧入可能な半円形状に構成されている。
請求項9記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項9のブラシ」という)は、請求項1のブラシの好ましい態様として、前記ブラシ基部各々は、扇形状のブラシ基部本体と、前記ブラシ毛群を並列状態で保持するブラシ保持部材を備えている。当該ブラシ基部本体各々の放射方向側には、円周方向に延びる溝底と当該溝底両端から対向起立する両側壁に囲まれた取付け溝が形成され、当該ブラシ保持部材各々は、当該取付け溝各々の溝底上に設置可能に形成されている。前記ブラシ毛群は、当該ブラシ保持部材が当該溝底上に設置された際に両先端が放射方向に向くように当該両側壁に案内される。ブラシ保持部材各々は、溝底各々もしくは両側壁などへ固定するように構成することができ、そうすれば、組み立てをより簡単にすることができる。
請求項10記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項10のブラシ」という)は、請求項9のブラシの好ましい態様として、前記ブラシ毛保持部材各々は、一方のベルト層と他方のベルト層の2層を積層してなり、前記ブラシ毛群は当該一方のベルト層と他方のベルト層とのの間に配されている。
請求項11記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項11のブラシ」という)は、請求項10のブラシの好ましい態様として、前記ブラシ毛保持部材各々は、溶着もしくは接着層を介し前記ブラシ毛群に固定されている。
請求項12記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項12のブラシ」という)は、請求項9ないし11いずれかのブラシの好ましい態様として、前記ブラシ基部各々は、さらに、固定部材を含み、当該固定部材は、略U字状のU字部材本体と、当該U字部材本体の両先端部位から互いに向かい合って突出して前記ブラシ側取付け構造として機能する一対の係合爪を含めて構成され、前記床側取付け構造各々は、前記ブラシ基部各々が取付けられた際に当該両係合爪と係合する一対の係合孔を含めて構成されている。
請求項13記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項13のブラシ」という)は、請求項12のブラシの好ましい態様として、前記U字部材本体各々には、前記両係合爪の内側の中間部位に、互いに向かい合って突出する一対の係止爪が形成され、当該一対の係止爪は、前記ブラシ基部本体の反放射方向側の端面に当接することにより前記ブラシ保持部材を前記ブラシ基部本体に固定するように構成されている。
請求項14記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項14のブラシ」という)は、請求項1のブラシの好ましい態様として、前記ブラシ基部各々は、溝底と当該溝底両端から対向起立する両側壁に囲まれた取付け溝と、当該取付け溝各々の溝底上に設置されるブラシ保持部材と、を備え、当該ブラシ保持部材は扇形状の両面を有する平板によって構成され、当該両面にブラシ毛群の基部が固定されている。
請求項15記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項15のブラシ」という)は、請求項1ないし14いずれかのブラシの好ましい態様として、請求項1ないし14いずれか記載の放射状ブラシ2個を、前記植毛面同士を互いに反対方向に向けた状態で備える。もともと別のブラシ床を2つ合体させた実質的な球形状を形成してもよいし、最初から実質的な球形状に形成してもよい。
請求項16の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項16ブラシ」という)は、請求項15ブラシの好ましい態様として、前記ブラシ床から突出する柄部を備えるブラシである。
請求項17記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項17のブラシ」という)は、請求項15のブラシの好ましい態様として、前記ブラシ床と、前記他のブラシ床との間に所定長さの支持部を設けてある。
請求項18記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項18のブラシ」という)は、請求項17のブラシの好ましい態様として、前記2個のブラシ床と前記支持部が一体成形された合成樹脂製である。
請求項19記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項19のブラシ」という)は、請求項18のブラシの好ましい態様として、前記支持部は回転軸として機能するように構成してあり、かつ、前記支持部を回転自在に支持する支持機構を一端部に有する柄部を設けてある。
請求項20記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項20のブラシ」という)は、請求項19のブラシの好ましい態様として、前記ブラシは、人や動物の口腔内部位を磨くための歯ブラシである。
請求項21記載の発明に係る放射状ブラシ(以下、適宜「請求項21のブラシ」という)は、請求項15ないし20いずれかのブラシの好ましい態様として、外観形状が実質的に球形状である。
各図を参照しながら、本実施形態の第1の形態について説明する。ここで説明するのは、実質的に半球形状の放射状ブラシである。
第1の形態に係る放射状ブラシ1は、図1〜7に示すように、ブラシ床3と複数(第1の形態では5個)のブラシ体7から概ね構成されている。ブラシ床3は、実質的に半球形状の植毛面3aと、植毛面3aとともにブラシ床3の全体を形成する内面3bを有している。
ブラシ床3の植毛面3a上には、相互に周方向所定間隔を隔てた複数の仮想経線(図示せず)に沿って各々配された取付け溝(床側取付け構造)11と、が設けられている。もともと経線とは、地球上の位置をきめるために、北極と南極を結んで地球の表面にひいた、経度を示す仮想の線のことをいうが、半球形状のブラシ床3に北極と南極のそれぞれに対応する仮想点をおき両仮想点を結んだ仮想線のことを、本明細書では仮想経線とよぶ。図5に示す仮想点Pが一方の極に該当する点であり、他方の仮想点は同図の裏側に位置する。内面3bは平面であり、垂直方向に柄部5が突き出している。ブラシ床3と柄部5は、第1の形態では合成樹脂を一体成形して構成されている。
図1〜3に示すように、ブラシ体7の各々は、床側取付け構造として機能する取付け溝11に取り付けるためのブラシ基部(ブラシ側取付け構造)21と、ブラシ基部21から放射状に延びるブラシ毛群23を備えている。ブラシ床3の植毛面3aが半球形状であるため(図5)、これに取付けられるようにブラシ基部21はアルファベットのCに似た半円形状に形成されている。そして、このブラシ基部21の外周面から放射状にブラシ毛群23が突き出し、全体として扇型のブラシ体7が形成される。第1の形態では、ブラシ毛群23は合成樹脂のブラシ毛素線の集合体であり、ブラシ基部21は、ブラシ毛群23の一端を溶着することにより形成する。溶着以外の方法を妨げないが、後述するように、溶着を用いたブラシ体7の製造方法によれば、効率的にブラシ体7の製造を行うことができる。
図6及び7を参照しながら、ブラシ体製造装置31を用いたブラシ体11の製造方法を説明する。ブラシ体製造装置31は、テーブル33、チャック37、コーン部材39、押え筒体41、溶着装置43、円形切断装置45、直線分断装置47およびこれらを適宜駆動する駆動装置(図示を省略)を備えている。
図6及び7を参照しながら、ブラシ体製造装置31を用いたブラシ体製造方法について説明する。先ず、図6(a)に示すように、熱可塑性樹脂製のブラシ毛素線(第1の形態ではナイロン)を断面が円形に近くなるように束状に集合させてなるブラシ毛群23をつくり、これをチャック37に挟持させる。この状態でチャック37を上昇させると、ブラシ毛群23の一部がテーブル33の挿通孔35から上方に突出した状態で保持される。このとき、図示は省略するが挿通孔35から突き出したブラシ毛群23は起立状態にある。
図8を参照しながら、本実施形態の第2の形態について説明する。ここで説明する放射状ブラシ51は、第1の形態で用いた放射状ブラシ1を2個、植毛面同士を反対方向に向けた状態で備える構造と同等の構造を備えている。すなわち、放射状ブラシ51は、実質的に半球形状の植毛面3´a同士を互いに反対方向に向け背中合わせ状態のブラシ床3´を2個分備え、各取付け溝11´にブラシ体7´が圧入されている。2個のブラシ床3´は、実質的に球形状を構成する。この球形状のブラシ床は、2個の半球形状のブラシ床を合体させて構成してもよいし、実質的に球形状のブラシ床を製造し、これにより構成してもよい。ブラシ体7´は、先に述べたブラシ体7と同等構造を備え、ブラシ体7´各々が有するブラシ毛の長さをほぼ同じに形成してある。このため、放射状ブラシ51の外観形状は、実質的に球形状になっている。なお、符号5´は、ブラシ床3´から突出する柄部を示す。使用者は、柄部5´を持ってブラシを操作することが可能になる。これにより、磨きづらいところでも磨けるようになるなど、使用用途を広くすることができるので便利である。
図9〜11を参照しながら、第3の形態に係る放射状ブラシを説明する。放射状ブラシ71が第2の形態に係る放射状ブラシ51と異なる点は、放射状ブラシ51が有していない支持部を放射状ブラシ71が有している点である。以下、この異なる点を中心に説明を行い、両ブラシ間で共通する点については重複を避けるために説明を省略する。これと同趣旨で、図8で用いた符号と同じ符号を、可能な半柄で図9ないし11で使用する。
図12および13を参照しながら、第1〜第3の形態に用いることのできるブラシ体の変形例(以下、「本変形例」という)を説明する。本変形例に係るブラシ体81は、略半円環状(扇形状)のブラシ基部83と、ブラシ基部83から放射状に延びるブラシ毛群85を備えている。ブラシ基部83には、長さ方向(円周方向)に等間隔を隔て厚み方向に貫通する複数の貫通孔89を形成してある。ブラシ基部83は、合成樹脂を射出成形して構成してある。ブラシ毛群85はそれぞれを熱溶融性のブラシ毛素線87で構成してある。なお、貫通孔83を反放射方向に開口する切欠き(図示を省略)によって構成してもよい。
図16ないし22を参照しながら、第4の形態について、ブラシ体、ブラシ床の順で説明する。まず、図16に基づき、第4に形態に係るブラシ体101の概略構造について説明する。ブラシ体101は、扇形状のブラシ基部本体111と、ブラシ毛群105を並列状態で保持するブラシ保持部材113と、ブラシ保持部材113をブラシ基部本体111に固定するU字状固定部材115と、を備えている。
図23及び図24に、第4の形態の変形例を示す。第4の形態と第4の形態の変形例が異なる点は、第4の形態における固定部材115とブラシ保持部材113の機能を、第4の形態の変形例における固定部材115´が兼ね備えている点である。ブラシ基部本体111とその機能については、両者間で異ならない。よって、図21及び図22において、図16(a)で使用したブラシ基部本体111を変更なくそのまま表示し、その説明は省略する。
図25および26に、第5の形態を示す。第5の形態に係るブラシ体141は、図24に示すブラシ床121と同じブラシ床に取付けるものである。このため、図20に示す部材番号と同じ部材番号を図23に示し、第5の形態ではブラシ床に関する説明を省略する。
ここでは、放射状ブラシ71を応用した歯ブラシを説明する。図27および28に示すように、放射状ブラシ71の支持部75は断面円形であり、回転軸として機能するように構成してある。歯ブラシ91は、放射状ブラシ71と、放射ブラシ71の支持部75を、支持機構93を介して回転自在に支持する柄部95を設けてある。支持部75は、支持機構93の支持により、柄部95に対し双方向回転可能に保持され、放射状ブラシ71は、支持部75と一体回転するように固定されている。
3,3´ ブラシ床
3a,3´a 植毛面
3b,3´b 内面
5,5´ 柄部
7,7´ ブラシ体
11 取付け溝(床側取付け構造)
21 ブラシ基部(ブラシ側取付け構造)
21a 内周切断面
21b 端部切断面
23,23´ ブラシ毛群
25 中心周縁部位
31 ブラシ体製造装置
33 テーブル
35 挿通孔
37 チャック
39 コーン部材
39a 先端部
41 押え筒体
43 溶着装置
43a 溶着先端部
45 円形切断装置
45a 短尺円錐面
47 直線分断装置
51 放射状ブラシ
71 放射状ブラシ
73 ブラシ床
75 支持部
81 ブラシ体
83 ブラシ基部
85 ブラシ毛群
87 ブラシ毛素線
89 貫通孔
90 基部カバー
90a,90b 側壁
90c 底部
91 歯ブラシ
93 支持機構
93a 保持軸受
93b 閉鎖部材
95 柄部
100 放射状ブラシ
101 ブラシ体
103 ブラシ基部
105 ブラシ毛群
111 ブラシ基部本体
111a 溝底
111b 側壁
111c 側壁
111d スリット
111e 底部
111g 取付け溝
111p 位置決めピン
113 ブラシ保持部材
113a 部材本体
113b 抜け止め片
113c 幅狭部
113b ベルト層
115,115´ 固定部材
115a,115´a U字部材本体
115b、115´b 係合爪
115c,115´c 係止爪
121 ブラシ床
122 図22に追加
123 着座
124 収納空間
125 楕円ドーム部
127 仕切り突起
129 受け台
131 係合孔
133 位置決め孔
141 ブラシ体
143 ブラシ基部
145 ブラシ毛
147 固定部材
149 係合爪
151 金型
153 雌型
153g 受け溝
155 中型
155f 位置決め溝
155g 整列溝
157 雄型
Claims (21)
- ブラシ床と、複数のブラシ体と、を有する放射状ブラシであって、
当該ブラシ床は、実質的に半球形状の植毛面と、当該植毛面上に相互に周方向所定間隔を隔てた複数の仮想経線に沿って設けられた複数の床側取付け構造と、を備え、
当該ブラシ体の各々は、当該床側取付け構造各々に対応するブラシ基部と、当該ブラシ基部から放射状に延びるブラシ毛群と、当該床側取付け構造との協働により当該ブラシ体を当該ブラシ床に取付けるためのブラシ側取付け構造と、を備えている、
ことを特徴とする放射状ブラシ。 - 前記床側取付け構造各々は、前記仮想経線各々に沿って形成された複数の取付け溝を含めて構成され、かつ、
前記ブラシ側取付け構造各々は、当該取付け溝に圧入可能な扇形状の前記ブラシ基部により構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の放射状ブラシ。 - 前記ブラシ基部は、前記取付け溝に圧入された状態で、固定手段により前記ブラシ床に固定されている
ことを特徴とする請求項1または2記載の放射状ブラシ。 - 前記ブラシ毛群は、前記ブラシ基部の両端近傍部位におけるブラシ毛密度が当該両端近傍部位以外の部位におけるブラシ毛密度よりも疎となるように構成されている
ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の放射状ブラシ。 - 前記ブラシ毛群は、合成樹脂製のブラシ毛素線の集合体であって、
前記ブラシ基部は、ブラシ毛群の一端を溶着することにより形成されている
ことを特徴とする請求項2ないし4いずれか記載の放射状ブラシ。 - 前記ブラシ基部の扇形状の内周面及び両端面には、それぞれ機械的な切断跡が存する
ことを特徴とする請求項4または5記載の放射状ブラシ。 - 前記ブラシ基部には、長さ方向に間隔を隔て厚み方向に貫通する複数の貫通孔または反放射方向に開口する切欠きが形成され、
前記ブラシ毛群は、ブラシ毛素線の集合体であって、当該ブラシ毛素線の小束を当該貫通孔または切欠きの各々に貫通させた状態で略U字状または略コの字状となるように両端を前記放射方向に折り曲げたまま前記ブラシ基部に固定する固定構造を備える
ことを特徴とする請求項2記載の放射状ブラシ。 - 前記固定構造は、前記ブラシ毛素線の集合体それぞれを両面から押え固定するために前記ブラシ基部に嵌合した断面略U字状の押え部材を備え、
当該押え部材は、前記ブラシ基部に嵌合させた状態で前記取付け溝に圧入可能な半円形状に構成されている
ことを特徴とする請求項7記載の放射状ブラシ。 - 前記ブラシ基部各々は、扇形状のブラシ基部本体と、前記ブラシ毛群を並列状態で保持するブラシ保持部材を備え、
当該ブラシ基部本体各々の放射方向側には、円周方向に延びる溝底と当該溝底両端から対向起立する両側壁に囲まれた取付け溝が形成され、
当該ブラシ保持部材各々は、当該取付け溝各々の溝底上に設置可能に形成され、
前記ブラシ毛群は、当該ブラシ保持部材が当該溝底上に設置された際に両先端が放射方向に向くように当該両側壁に案内される
ことを特徴とする請求項1記載の放射状ブラシ。 - 前記ブラシ毛保持部材各々は、一方のベルト層と他方のベルト層の2層を積層してなり、前記ブラシ毛群は当該一方のベルト層と他方のベルト層とのの間に配されている
ことを特徴とする請求項9記載の放射状ブラシ。 - 前記ブラシ毛保持部材各々は、溶着もしくは接着層を介し前記ブラシ毛群に固定されている
ことを特徴とする請求項10記載の放射状ブラシ。 - 前記ブラシ基部各々は、さらに、固定部材を含み、
当該固定部材は、略U字状のU字部材本体と、当該U字部材本体の両先端部位から互いに向かい合って突出して前記ブラシ側取付け構造として機能する一対の係合爪を含めて構成され、
前記床側取付け構造各々は、前記ブラシ基部各々が取付けられた際に当該両係合爪と係合する一対の係合孔を含めて構成されている
ことを特徴とする請求項9ないし12いずれか記載の放射状ブラシ。 - 前記U字部材本体各々には、前記両係合爪の内側の中間部位に、互いに向かい合って突出する一対の係止爪が形成され、
当該一対の係止爪は、前記ブラシ基部本体の反放射方向側の端面に当接することにより前記ブラシ保持部材を前記ブラシ基部本体に固定するように構成されている
ことを特徴とする請求項12記載の放射状ブラシ。 - 脇固定
前記ブラシ基部各々は、溝底と当該溝底両端から対向起立する両側壁に囲まれた取付け溝と、当該取付け溝各々の溝底上に設置されるブラシ保持部材と、を備え、
当該ブラシ保持部材は扇形状の両面を有する平板によって構成され、
当該両面にブラシ毛群の基部が固定されている
ことを特徴とする請求項1記載の放射状ブラシ。 - 請求項1ないし4いずれか記載の放射状ブラシ2個を、前記植毛面同士を互いに反対方向に向けた状態で備える
ことを特徴とする放射状ブラシ。 - 前記ブラシ床から突出する柄部を備えるブラシである
ことを特徴とする請求項15記載の放射状ブラシ。 - 前記放射状ブラシ2個の前記ブラシ床間に、所定長さの支持部を設けてある
ことを特徴とする請求項15記載の放射状ブラシ。 - 前記2個のブラシ床と前記支持部が一体成形された合成樹脂製である
ことを特徴とする請求項14記載の放射状ブラシ。 - 前記支持部は回転軸として機能するように構成してあり、かつ、
前記支持部を回転自在に支持する支持機構を一端部に有する柄部を設けてあるブラシである
ことを特徴とする請求項14記載の放射状ブラシ。 - 前記ブラシは、人や動物の口腔内部位を磨くための歯ブラシである
ことを特徴とする請求項19記載の放射状ブラシ。 - 外観形状が実質的に球形状である
ことを特徴とする請求項15ないし20いずれか記載の放射状ブラシ。
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