JP2016092970A - 電力変換モジュール - Google Patents

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拓哉 中村
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Abstract

【課題】サージ電圧によるパワー導体素子の破損を防止し、放射ノイズ及び伝導ノイズの増大を防止し、パワー半導体駆動用基板の耐振性を確保し、さらに、バスバーとパワー半導体素子との接合部付近の耐振性を確保すること。【解決手段】電力変換モジュールは、複数のバスバー8a,8b,8cと、少なくとも一つの半導体素子1a,1bとを備えており、第1のバスバーと、第2のバスバーとが、層状に重ねられており、複数のバスバー8a,8b,8cを、樹脂部材8eでモールドし、半導体素子1a,1bと、複数のバスバー8a,8b,8cとが、直接接合されている。【選択図】図1

Description

この発明は、電力変換モジュールに関する。
従来、インバーター等に搭載されるパワー半導体モジュールにおいては、パワー半導体素子の接続にはリード線が用いられ、パワー半導体素子の周りを樹脂壁で覆い、壁内をゲルで封止する構造が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、リード自体の温度Tは、式(7)で表される通りである。
={L/(S×λ)+1/(h×S)}×P+T2・・・式(7)
式(7)は次のようにして得られる。
ΔT=Rt×P・・・式(1)
Rt=R+R・・・式(2)
=L/(S×λ)・・・式(3)
=1/(h×S)・・・式(4)
ΔT=T−T・・・式(5)
としたとき、
式(2)に、式(3)および式(4)を代入し、
Rt=L/(S×λ)+1/(h×S)・・・式(6)を得る。
さらに、式(1)に、式(5)および式(6)を代入し、式(7’)を得て、
−T={L/(S×λ)+1/(h×S)}×P・・・式(7’)
この式(7’)を変形すれば、式(7)が得られる。
={L/(S×λ)+1/(h×S)}×P+T2・・・式(7)
なお、上記式(1)〜式(7)の各符号の意味は以下のとおりである。
Rt:熱抵抗(K/W)
P:発熱量(W)
:リードの温度(K)
:リード周囲雰囲気の温度(K)
:リードの熱抵抗(K/W)
:周囲(空気等)の熱抵抗(K/W)
L:リード長さ(m)
:リード断面積(m
λ:リードの材料の熱伝導率(W/m・K)
h:周囲(空気等)の熱伝達率(W/m・K)
:リード周囲の表面積(m
上記の式(7)から分かるように、リードの温度Tは、リードの断面積Sに反比例し且つリードの長さLに比例する項と、リードの表面積Sに反比例する項との和に、発熱量Pを乗ずることになる。この為、リードの断面積Sを拡大することで、もしくは、リードの長さLを短くすることで、あるいは、リードの表面積Sを拡大することで、リードの温度を抑える方法がある。
特許第3903850号公報
従来のモジュール構造では、大電流を流すことを想定すると、リードの断面積が小さい為、リードが発熱し、溶断する問題があった。
また、従来のモジュール構造で、例えば、リードの表面積拡大の為またはリードの断面積拡大の為、リード本数を増やすと、パワー半導体素子の電極の面積を拡大する必要があり、パワー半導体素子自体が大きくなり、装置全体の大型化につながる問題があった。
さらに、SiC(シリコンカーバイト)等の良品率が低い半導体を使用する場合、パワー半導体素子自体を大きくすると、さらに良品率が低くなり、半導体素子が非常に高価なものとなり、装置全体のコストアップにつながる問題があった。
近年SiC(シリコンカーバイト)等の開発により、パワー半導体素子には、大電流を流す傾向にあり、半導体素子に繋がるリードにも大電流が流れるため、リード自体の発熱も当然大きくなり、溶断の可能性も大きくなる。
また、大電力の電力変換装置例えば、インバーターにおいては、パワー半導体素子から平滑コンデンサ、及び、三相コネクタ間をバスバーで接続する必要があり、接続するバスバーの距離に比例し、ESL(等価直列インダクタンス)が増大し、パワー半導体素子のスイッチング時に大きなサージ電圧が発生する。
パワー半導体素子の許容電圧を超えるサージ電圧が発生し、その発生したサージ電圧がパワー半導体素子に流れると、パワー半導体素子の破損につながる。
また、サージ電圧が大きいと、放射ノイズ、伝導ノイズの増大にもつながる。
ここで、上記の解決策として、正極(P)のバスバーと負極(N)のバスバーとを層状に重ねあわせることで、ESLを低減させる必要がある。また、バスバーが重ならない部分においてもバスバー長さを最短で接続する必要がある。
IGBT(insulated gate bipolar transistor)等の素子が2並列以上に搭載されたインバーターにおいては、各素子間の電流の分流ばらつきが大きいとチップ間の温度分布の均一性に影響を及ぼす為、素子毎に電流を均等に配分する必要がある。
また、近年、車載用インバーターは、トランスミッション等の振動環境の厳しい箇所に設置される傾向にある。この為、パワー半導体の直近にあるパワー半導体素子駆動用の基板の耐振性を確保する必要や、バスバー自体の振動により、バスバーとパワー半導体素子接合部付近の耐振性を確保する必要がある。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、リード(バスバー)自体の発熱を抑え、サージ電圧を低減し、サージ電圧によるパワー導体素子の破損を防止することと、放射ノイズ及び伝導ノイズの増大を防止することとを目的とする。
また、同時に、振動環境が厳しい箇所に搭載されても、パワー半導体駆動用基板の耐振性を確保することと、バスバー自体の振動による、バスバーとパワー半導体素子との接合部付近の耐振性を確保することとを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の電力変換モジュールは、複数のバスバーと、少なくとも一つの半導体素子とを備え、第1の前記バスバーと第2の前記バスバーとが層状に重ねられ、前記複数のバスバーを樹脂部材でモールドし、前記半導体素子と前記複数のバスバーとが直接接合されている。
本発明によれば、サージ電圧によるパワー導体素子の破損を防止し、放射ノイズ及び伝導ノイズの増大を防止し、パワー半導体駆動用基板の耐振性を確保し、さらに、バスバーとパワー半導体素子との接合部付近の耐振性を確保することができる。
実施の形態1及び実施の形態2の電力変換モジュールを示す平面図である。 実施の形態1の電力変換モジュールを示す斜視図である。 実施の形態1の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。 実施の形態1〜4の電力変換モジュールのインサート成形部品を示す斜視図である。 実施の形態1〜4の電力変換モジュールの負極側のバスバー接続を示す斜視図である。 図5の電力変換モジュールを示す平面図である。 実施の形態1〜4の電力変換モジュールの正極側のバスバー接続を示す斜視図である。 図7の電力変換モジュールを示す平面図である。 実施の形態1〜4の電力変換モジュールの3相交流のバスバー接続を示す斜視図である。 図9の電力変換モジュールを示す平面図である。 実施の形態2の電力変換モジュールを示す斜視図である。 実施の形態2の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。 実施の形態3及び実施の形態4の電力変換モジュールを示す平面図である。 実施の形態3の電力変換モジュールを示す斜視図である。 実施の形態3の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。 実施の形態4の電力変換モジュールを示す斜視図である。 実施の形態4の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。 実施の形態5及び実施の形態6の電力変換モジュールを示す平面図である。 実施の形態5の電力変換モジュールを示す斜視図である。 実施の形態5の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。 実施の形態5〜8の電力変換モジュールのインサート成形部品を示す斜視図である。 実施の形態5〜8の電力変換モジュールの負極側のバスバー接続を示す斜視図である。 図22の電力変換モジュールを示す平面図である。 実施の形態5〜8の電力変換モジュールの正極側のバスバー接続を示す斜視図である。 図24の電力変換モジュールを示す平面図である。 実施の形態5〜8の電力変換モジュールの3相交流のバスバー接続を示す斜視図である。 図26の電力変換モジュールを示す平面図である。 実施の形態6の電力変換モジュールを示す斜視図である。 実施の形態6の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。 実施の形態7及び実施の形態8の電力変換モジュールを示す平面図である。 実施の形態7の電力変換モジュールを示す斜視図である。 実施の形態7の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。 実施の形態8の電力変換モジュールを示す斜視図である。 実施の形態8の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による電力変換モジュールを示す平面図である。また、図2は、図1の電力変換モジュールを示す斜視図である。さらに、図3は図1の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。図4は、実施の形態1の電力変換モジュールのインサート成形部品を示す斜視図である。なお、電力変換モジュールは、具体例を挙げると、車載用電力変換モジュール、インバーター用変換モジュールまたは車載インバーター用モジュールである。
図において、パワー半導体素子(半導体素子)1a,1bと絶縁基板3とは、金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。さらに、絶縁基板3は冷却器(冷却用部材)4にもはんだにより接合されている。すなわち、パワー半導体素子と冷却器との間には、絶縁放熱用の基板である絶縁基板3が設けられている。また、一例を挙げると、パワー半導体素子は、SiC半導体素子である。
また、パワー半導体素子1a,1bとインサートモールド成形部材8の複数のバスバー8a,8b,8cとは、金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。
正極(P)または第1のバスバー8a、および、負極(N)または第2のバスバー8bは、図4のように層状に重ねられ、インサートモールド成形で樹脂部材8eと一体化されている。また、樹脂部材8eには、パワー半導体素子1a,1bと絶縁基板3とを金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、および、パワー半導体素子1a,1bとバスバー8a,8b,8c部とを金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、があいている。
また、パワー半導体素子1aとパワー半導体素子1bを2並列以上並べ、それぞれのパワー半導体素子1a,1bに接続するバスバー8a,8bの長さを、図5〜図10のように同じ長さとする。図5は、実施の形態1の電力変換モジュールの負極側のバスバー接続を示す斜視図である。図6は、図5の電力変換モジュールを示す平面図である。図7は、実施の形態1の電力変換モジュールの正極側のバスバー接続を示す斜視図である。図8は、図7の電力変換モジュールを示す平面図である。図9は、実施の形態1の電力変換モジュールの3相交流のバスバー接続を示す斜視図である。図10は、図9の電力変換モジュールを示す平面図である。
また、バスバー8a,8b,8cにインサート成形された樹脂部材8eはリブ形状8gを備える。樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2は接着剤(弾性率10MPa以下)で結合している。
さらに、樹脂部材8eはパワー半導体素子1a,1b全体の周りを囲む形状の壁8hを備える。壁の底面8iと冷却器4を接着剤(弾性率10MPa以下)で結合している。また、前記壁8h内はゲル封止材を充填している。
また、前記樹脂部材8eと前記パワー半導体信号ピン8dをインサートモールドで一体化し、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1a,1bをワイヤー6でワイヤーボンディングし、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板(電子回路基板)2をはんだでそれぞれ電気的に接続している。
なお、この実施態様としては、パワー半導体素子1a,1bと絶縁基板3は金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合に限らず、パワー半導体素子1a,1bと絶縁基板3が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、絶縁基板3と冷却器4ははんだによる接合としているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、絶縁基板3と冷却器4が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体素子1a,1bとバスバー8a,8b,8cは金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合に限らず、パワー半導体素子1a,1bとバスバー8a,8b,8cが接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2は接着剤による結合としているが、これに限定されるものではない。接着剤に限らず、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、壁の底面8iと冷却器4は接着剤による結合としているが、これに限定されるものではない。接着剤限らず、壁の底面8iと冷却器4が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1a,1bはワイヤーボンディングにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。ワイヤーボンディングに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1a,1bが電気的に接続可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2ははんだにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2が電気的に接続可能であれば工法は問わない。
以上のように構成された本実施の形態1の構造によれば、前記パワー半導体素子同士をリードではなくバスバーで直接接続する為、断面積が増え、大電流を流すことができる。電力変換装置、例えば、インバーターにおいては、パワー半導体素子同士のバスバーを層状に重ねることで、サージ電圧を低減し、パワー半導体素子の破損防止と、放射ノイズ及び伝導ノイズの増大の防止を図ることができる。
また、複数のバスバーをインサート成形で樹脂部材と一体化し、取扱いを容易にすることで、組立性を向上することができる。また、バスバーの接続部品、例えば、平滑コンデンサ端子とバスバーを溶接等の工法で接続する際の作業性向上につながる。
また、前記樹脂部材にリブを成形し、前記パワー半導体素子駆動用基板と前記樹脂部材を結合することで、パワー半導体素子駆動用基板の耐振性を確保することができる。
また、複数のバスバーをモールドで一体化し、冷却器と結合することで、バスバーとパワー半導体素子接合部付近の耐振性を確保することができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子を囲む形状の壁を備えることで、部品点数を増やすことなく、ゲル封止する際のゲルの流れ止めの機能を持たすことができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子駆動用信号ピンも同時にインサートモールド成形で一体化することで、パワー半導体素子からパワー半導体駆動用基板までの接続が部品点数を増やすことなくできる。
実施の形態2.
次に、図1および図4〜図12に示される本発明の実施の形態2について説明する。図1は、この発明の実施の形態2による電力変換モジュールを示す平面図である。図11は、実施の形態2の電力変換モジュールを示す斜視図である。図12は、実施の形態2の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。
さらに、図4は、実施の形態2の電力変換モジュールのインサート成形部品を示す斜視図である。図5は、実施の形態2の電力変換モジュールの負極側のバスバー接続を示す斜視図である。図6は、図5の電力変換モジュールを示す平面図である。図7は、実施の形態2の電力変換モジュールの正極側のバスバー接続を示す斜視図である。図8は、図7の電力変換モジュールを示す平面図である。図9は、実施の形態2の電力変換モジュールの3相交流のバスバー接続を示す斜視図である。図10は、図9の電力変換モジュールを示す平面図である。なお、電力変換モジュールは、具体例を挙げると、車載用電力変換モジュール、インバーター用変換モジュールまたは車載インバーター用モジュールである。
図において、パワー半導体素子1a,1bと絶縁基板3とは、金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。さらに、絶縁基板3は冷却器4にもはんだにより接合されている。すなわち、パワー半導体素子と冷却器との間には、絶縁放熱用の基板である絶縁基板3が設けられている。また、一例を挙げると、パワー半導体素子は、SiC半導体素子である。
また、パワー半導体素子1a,1bとインサートモールド成形部材8の複数のバスバー8a,8b,8cとは、金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。
正極のバスバー8aおよび負極のバスバー8bは、図4のように層状に重ねられ、インサートモールド成形で樹脂部材8eと一体化されている。また、樹脂部材8eには、パワー半導体素子1a,1bと絶縁基板3とを金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、および、パワー半導体素子1a,1bとバスバー8a,8b,8c部とを金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、があいている。
また、パワー半導体素子1aとパワー半導体素子1bを2並列以上並べ、それぞれのパワー半導体素子1a,1bに接続するバスバー8a,8bの長さを図5〜図10のように同じ長さとする。
また、バスバー8a,8b,8cにインサート成形された樹脂部材8eはリブ形状8gを備える。樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2との間には、低弾性率部材5(弾性率10MPa以下)が設けられている。樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2は、低弾性率部材5を介し、接着剤(弾性率10MPa以下)で結合している。
さらに、樹脂部材8eはパワー半導体素子1a,1b全体の周りを囲む形状の壁8hを備える。壁の底面8iと冷却器4との間には、低弾性率部材5(弾性率10MPa以下)が設けられている。壁の底面8iと冷却器4は低弾性率部材5を介し、接着剤(弾性率10MPa以下)で結合している。また、前記壁8h内はゲル封止材を充填している。
また、前記樹脂部材8eと前記パワー半導体信号ピン8dをインサートモールドで一体化し、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1a,1bをワイヤー6でワイヤーボンディングし、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2をはんだでそれぞれ電気的に接続している。
なお、この実施態様としては、パワー半導体素子1a,1bと絶縁基板3は金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合限らず、パワー半導体素子1a,1bと絶縁基板3が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、絶縁基板3と冷却器4ははんだによる接合としているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、絶縁基板3と冷却器4が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体素子1a,1bとバスバー8a,8b,8cは金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合に限らず、パワー半導体素子1a,1bとバスバー8a,8b,8cが接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2は低弾性率部材を介し、接着剤で結合しているが、これに限定されるものではない。接着剤に限らず、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、壁の底面8iと冷却器4は低弾性率部材5を介し、接着剤で結合しているが、これに限定されるものではない。接着剤限らず、壁の底面8iと冷却器4が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1a,1bはワイヤーボンディングにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。ワイヤーボンディングに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1a,1bが電気的に接続可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2ははんだにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2が電気的に接続可能であれば工法は問わない。
以上のように構成された本実施の形態2の構造によれば、前記パワー半導体素子同士をリードではなくバスバーで直接接続する為、断面積が増え、大電流を流すことができる。電力変換装置、例えば、インバーターにおいては、パワー半導体素子同士のバスバーを層状に重ねることで、サージ電圧を低減し、パワー半導体素子の破損防止と、放射ノイズ及び伝導ノイズの増大の防止を図ることができる。
また、複数のバスバーをインサート成形で樹脂部材と一体化し、取扱いを容易にすることで、組立性を向上することができる。また、バスバーの接続部品、例えば、平滑コンデンサ端子とバスバーを溶接等の工法で接続する際の作業性向上につながる。
また、前記樹脂部材にリブを成形し、前記パワー半導体素子駆動用基板と前記樹脂部材を結合することで、パワー半導体素子駆動用基板の耐振性を確保することができる。さらに、前記結合部に低弾性率部材(弾性率10MPa以下)を用いることで基板の耐振性を向上させることができる。
また、複数のバスバーをモールドで一体化し、冷却器と結合することで、バスバーとパワー半導体素子接合部付近の耐振性を確保することができる。さらに、前記結合部に低弾性率部材(弾性率10MPa以下)を用いることで、さらに、バスバーとパワー半導体素子接合部付近の耐振性を向上させることができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子を囲む形状の壁を備えることで、部品点数を増やすことなく、ゲル封止する際のゲルの流れ止めの機能を持たすことができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子駆動用信号ピンも同時にインサートモールド成形で一体化することで、パワー半導体素子からパワー半導体駆動用基板までの接続が部品点数を増やすことなくできる。
実施の形態3.
次に、図4〜図10および図13〜図15に示される本発明の実施の形態3について説明する。図13は、実施の形態3の電力変換モジュールを示す平面図である。図14は、実施の形態3の電力変換モジュールを示す斜視図である。図15は、実施の形態3の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。
さらに、図4は、実施の形態3の電力変換モジュールのインサート成形部品を示す斜視図である。図5は、実施の形態3の電力変換モジュールの負極側のバスバー接続を示す斜視図である。図6は、図5の電力変換モジュールを示す平面図である。図7は、実施の形態3の電力変換モジュールの正極側のバスバー接続を示す斜視図である。図8は、図7の電力変換モジュールを示す平面図である。図9は、実施の形態3の電力変換モジュールの3相交流のバスバー接続を示す斜視図である。図10は、図9の電力変換モジュールを示す平面図である。なお、電力変換モジュールは、具体例を挙げると、車載用電力変換モジュール、インバーター用変換モジュールまたは車載インバーター用モジュールである。
図において、パワー半導体素子1a,1bと絶縁基板3とは、金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。さらに、絶縁基板3は冷却器4にもはんだにより接合されている。すなわち、パワー半導体素子と冷却器との間には、絶縁放熱用の基板である絶縁基板3が設けられている。また、一例を挙げると、パワー半導体素子は、SiC半導体素子である。
また、パワー半導体素子1a,1bとインサートモールド成形部材308の複数のバスバー8a,8b,8cは、金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。
正極のバスバー8aおよび負極のバスバー8bは、図4のように層状に重ねられ、インサートモールド成形で樹脂部材8eと一体化されている。また、樹脂部材8eには、パワー半導体素子1a,1bと絶縁基板3と金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、および、パワー半導体素子1a,1bとバスバー8a,8b,8c部とを金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、があいている。
また、パワー半導体素子1aとパワー半導体素子1bを2並列以上並べ、それぞれのパワー半導体素子1a,1bに接続するバスバー8a,8bの長さを図5〜図10のように同じ長さとする。
また、バスバー8a,8b,8cにインサート成形された樹脂部材8eはリブ形状8gを備える。樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2は、接着剤(弾性率10MPa以下)と、複数のボルト7とによって結合している。
さらに、樹脂部材8eはパワー半導体素子1a,1b全体の周りを囲む形状の壁308hを備え、さらに、壁308hの底面8iにシール構造を備え、冷却器4と壁308h間をシールしている。また、壁の底面8iと冷却器4を複数のボルト7とで結合している。また、前記壁308h内はゲル封止材を充填している。
ボルト7は、パワー半導体駆動用基板302、インサートモールド成形部材308、パワー半導体素子1a,1b、絶縁基板3および冷却器4の積層方向から投影的にみて、それぞれのパワー半導体信号ピン8dの両側に配置されている。換言すると、上記の積層方向から投影的にみて、対応する一対のボルト7の間に、対応するパワー半導体信号ピン8dが位置するように構成されている。
また、前記樹脂部材8eと前記パワー半導体信号ピン8dをインサートモールドで一体化し、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1a,1bをワイヤー6でワイヤーボンディングし、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2をはんだでそれぞれ電気的に接続している。
なお、この実施態様としては、パワー半導体素子1a,1bと絶縁基板3は金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合に限らず、パワー半導体素子1a,1bと絶縁基板3が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、絶縁基板3と冷却器4ははんだによる接合としているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、絶縁基板3と冷却器4が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体素子1a,1bとバスバー8a,8b,8cは金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合に限らず、パワー半導体素子1a,1bとバスバー8a,8b,8cが接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板302はボルト7と接着剤とによる結合としているが、これに限定されるものではない。ボルト7と共に用いる手段は接着剤に限らず、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板302が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、壁の底面8iと冷却器4はボルト7による結合としているが、これに限定されるものではない。壁の底面8iと冷却器4が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1a,1bはワイヤーボンディングにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。ワイヤーボンディングに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1a,1bが電気的に接続可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2ははんだにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板302が電気的に接続可能であれば工法は問わない。
以上のように構成された本実施の形態3の構造によれば、前記パワー半導体素子同士をリードではなくバスバーで直接接続する為、断面積が増え、大電流を流すことができる。電力変換装置、例えば、インバーターにおいては、パワー半導体素子同士のバスバーを層状に重ねることで、サージ電圧を低減し、パワー半導体素子の破損防止と、放射ノイズ及び伝導ノイズの増大の防止を図ることができる。
また、複数のバスバーをインサート成形で樹脂部材と一体化し、取扱いを容易にすることで、組立性を向上することができる。また、バスバーの接続部品、例えば、平滑コンデンサ端子とバスバーを溶接等の工法で接続する際の作業性向上につながる。
また、前記樹脂部材にリブを成形し、前記パワー半導体素子駆動用基板と前記樹脂部材を結合することで、パワー半導体素子駆動用基板の耐振性を確保することができる。
また、複数のバスバーをモールドで一体化し、冷却器と結合することで、バスバーとパワー半導体素子接合部付近の耐振性を確保することができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子を囲む形状の壁を備えることで、部品点数を増やすことなく、ゲル封止する際のゲルの流れ止めの機能を持たすことができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子駆動用信号ピンも同時にインサートモールド成形で一体化することで、パワー半導体素子からパワー半導体駆動用基板までの接続が部品点数を増やすことなくできる。
実施の形態4.
次に、図4〜図10、図13、図16および図17に示される本発明の実施の形態4について説明する。図13は、実施の形態4の電力変換モジュールを示す平面図である。図16は、実施の形態4の電力変換モジュールを示す斜視図である。図17は、実施の形態4の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。
さらに、図4は、実施の形態4の電力変換モジュールのインサート成形部品を示す斜視図である。図5は、実施の形態4の電力変換モジュールの負極側のバスバー接続を示す斜視図である。図6は、図5の電力変換モジュールを示す平面図である。図7は、実施の形態4の電力変換モジュールの正極側のバスバー接続を示す斜視図である。図8は、図7の電力変換モジュールを示す平面図である。図9は、実施の形態4の電力変換モジュールの3相交流のバスバー接続を示す斜視図である。図10は、図9の電力変換モジュールを示す平面図である。なお、電力変換モジュールは、具体例を挙げると、車載用電力変換モジュール、インバーター用変換モジュールまたは車載インバーター用モジュールである。
図において、パワー半導体素子1a,1bと絶縁基板3とは、金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。さらに、絶縁基板3は冷却器4にもはんだにより接合されている。すなわち、パワー半導体素子と冷却器との間には、絶縁放熱用の基板である絶縁基板3が設けられている。また、一例を挙げると、パワー半導体素子は、SiC半導体素子である。
また、パワー半導体素子1a,1bと複数のバスバー8a,8b,8cは金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。
正極のバスバー8aおよび負極のバスバー8bは、図4のように層状に重ねられ、インサートモールド成形で樹脂部材8eと一体化されている。また、樹脂部材8eにはパワー半導体素子1a,1bと絶縁基板3とを金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、および、パワー半導体素子1a,1bとバスバー8a,8b,8c部とを金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、があいている。
また、パワー半導体素子1aとパワー半導体素子1bを2並列以上並べ、それぞれのパワー半導体素子1a,1bに接続するバスバー8a,8bの長さを図5〜図10のように同じ長さとする。
また、バスバー8a,8b,8cにインサート成形された樹脂部材8eはリブ形状8gを備える。樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板402との間には、低弾性率部材405(弾性率10MPa以下)が設けられている。樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板402は、低弾性率部材405を介し、接着剤(弾性率10MPa以下)と、複数のボルト7とで結合している。
さらに、樹脂部材8eはパワー半導体素子1a,1b全体の周りを囲む形状の壁308hを備える。壁の底面8iと冷却器4との間には、低弾性率部材405(弾性率10MPa以下)が設けられている。壁の底面8iと冷却器4は低弾性率部材405を介し、接着剤(弾性率10MPa以下)と、複数のボルト7とで結合している。また、前記壁8h内はゲル封止材を充填している。
ボルト7は、パワー半導体駆動用基板402、上側の低弾性率部材405、インサートモールド成形部材、パワー半導体素子1a,1b、絶縁基板3、下側の低弾性率部材405および冷却器4の積層方向から投影的にみて、それぞれのパワー半導体信号ピン8dの両側に配置されている。換言すると、上記の積層方向から投影的にみて、対応する一対のボルト7の間に、対応するパワー半導体信号ピン8dが位置するように構成されている。
また、前記樹脂部材8eと前記パワー半導体信号ピン8dをインサートモールドで一体化し、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1a,1bをワイヤー6でワイヤーボンディング、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板402をはんだでそれぞれ電気的に接続している。
なお、この実施態様としては、パワー半導体素子1a,1bと絶縁基板3は金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合に限らず、パワー半導体素子1a,1bと絶縁基板3が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、絶縁基板3と冷却器4ははんだによる接合としているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、絶縁基板3と冷却器4が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体素子1a,1bとバスバー8a,8b,8cは金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合に限らず、パワー半導体素子1a,1bとバスバー8a,8b,8cが接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2は低弾性率部材405を介し、ボルト7と接着剤で結合しているが、これに限定されるものではない。ボルト7と共に用いる手段は接着剤に限らず、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板402が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、壁の底面8iと冷却器4は低弾性率部材405を介し、ボルト7と接着剤で結合しているが、これに限定されるものではない。ボルト7と共に用いる手段は接着剤に限らず、壁の底面8iと冷却器4が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1a,1bはワイヤーボンディングにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。ワイヤーボンディングに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1a,1bが電気的に接続可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2ははんだにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2が電気的に接続可能であれば工法は問わない。
以上のように構成された本実施の形態4の構造によれば、前記パワー半導体素子同士をリードではなくバスバーで直接接続する為、断面積が増え、大電流を流すことができる。電力変換装置、例えば、インバーターにおいては、パワー半導体素子同士のバスバーを層状に重ねることで、サージ電圧を低減し、パワー半導体素子の破損防止と、放射ノイズ及び伝導ノイズの増大の防止を図ることができる。
また、複数のバスバーをインサート成形で樹脂部材と一体化し、取扱いを容易にすることで、組立性を向上することができる。また、バスバーの接続部品、例えば、平滑コンデンサ端子とバスバーを溶接等の工法で接続する際の作業性向上につながる。
また、前記樹脂部材にリブを成形し、前記パワー半導体素子駆動用基板と前記樹脂部材を結合することで、パワー半導体素子駆動用基板の耐振性を確保することができる。さらに、前記結合部に低弾性率部材(弾性率10MPa以下)を用いることで基板の耐振性を向上させることができる。
また、複数のバスバーをモールドで一体化し、冷却器と結合することで、バスバーとパワー半導体素子接合部付近の耐振性を確保することができる。さらに、前記結合部に低弾性率部材(弾性率10MPa以下)を用いることで、さらに、バスバーとパワー半導体素子接合部付近の耐振性を向上させることができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子を囲む形状の壁を備えることで、部品点数を増やすことなく、ゲル封止する際のゲルの流れ止めの機能を持たすことができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子駆動用信号ピンも同時にインサートモールド成形で一体化することで、パワー半導体素子からパワー半導体駆動用基板までの接続が部品点数を増やすことなくできる。
実施の形態5.
次に、図18〜図27に示される本発明の実施の形態5について説明する。図18は、実施の形態5の電力変換モジュールを示す平面図である。図19は、実施の形態5の電力変換モジュールを示す斜視図である。図20は、実施の形態5の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。
図21は、実施の形態5の電力変換モジュールのインサート成形部品を示す斜視図である。図22は、実施の形態5の電力変換モジュールの負極側のバスバー接続を示す斜視図である。図23は、図22の電力変換モジュールを示す平面図である。図24は、実施の形態5の電力変換モジュールの正極側のバスバー接続を示す斜視図である。図25は、図24の電力変換モジュールを示す平面図である。図26は、実施の形態5の電力変換モジュールの3相交流のバスバー接続を示す斜視図である。図27は、図26の電力変換モジュールを示す平面図である。なお、電力変換モジュールは、具体例を挙げると、車載用電力変換モジュール、インバーター用変換モジュールまたは車載インバーター用モジュールである。
図において、パワー半導体素子1aと絶縁基板3とは、金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。さらに、絶縁基板3は冷却器4にもはんだにより接合されている。すなわち、パワー半導体素子と冷却器との間には、絶縁放熱用の基板である絶縁基板3が設けられている。また、一例を挙げると、パワー半導体素子は、SiC半導体素子である。
また、パワー半導体素子1aとインサートモールド成形部材8の複数のバスバー8a,8b,8cとは、金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。
正極のバスバー8aおよび負極のバスバー8bは、図21のように層状に重ねられ、インサートモールド成形で樹脂部材8eと一体化されている。また、樹脂部材8eには、パワー半導体素子1aと絶縁基板3とを金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、および、パワー半導体素子1aとバスバー8a,8b,8c部とを金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、があいている。
また、パワー半導体素子1aに接続するバスバー8a,8bの長さを図22〜図27のように最短の長さとする。
また、バスバー8a,8b,8cにインサート成形された樹脂部材8eはリブ形状8gを備える。樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2は接着剤(弾性率10MPa以下)で結合している。
さらに、樹脂部材8eはパワー半導体素子1a全体の周りを囲む形状の壁8hを備える。壁の底面8iと冷却器4を接着剤(弾性率10MPa以下)で結合している。また、前記壁8h内はゲル封止材を充填している。
また、前記樹脂部材8eと前記パワー半導体信号ピン8dをインサートモールドで一体化し、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1aをワイヤー6でワイヤーボンディングし、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2をはんだでそれぞれ電気的に接続している。
なお、この実施態様としては、パワー半導体素子1aと絶縁基板3は金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合に限らず、パワー半導体素子1aと絶縁基板3が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、絶縁基板3と冷却器4ははんだによる接合としているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、絶縁基板3と冷却器4が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体素子1aとバスバー8a,8b,8cは金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合に限らず、パワー半導体素子1aとバスバー8a,8b,8cが接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2は接着剤による結合としているが、これに限定されるものではない。接着剤に限らず、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、壁の底面8iと冷却器4は接着剤による結合としているが、これに限定されるものではない。接着剤限らず、壁の底面8iと冷却器4が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1aはワイヤーボンディングにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。ワイヤーボンディングに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1aが電気的に接続可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2ははんだにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2が電気的に接続可能であれば工法は問わない。
以上のように構成された本実施の形態5の構造によれば、前記パワー半導体素子同士をリードではなくバスバーで直接接続する為、断面積が増え、大電流を流すことができる。電力変換装置、例えば、インバーターにおいては、パワー半導体素子同士のバスバーを層状に重ねることで、サージ電圧を低減し、パワー半導体素子の破損防止と、放射ノイズ及び伝導ノイズの増大の防止を図ることができる。
また、複数のバスバーをインサート成形で樹脂部材と一体化し、取扱いを容易にすることで、組立性を向上することができる。また、バスバーの接続部品、例えば、平滑コンデンサ端子とバスバーを溶接等の工法で接続する際の作業性向上につながる。
また、前記樹脂部材にリブを成形し、前記パワー半導体素子駆動用基板と前記樹脂部材を結合することで、パワー半導体素子駆動用基板の耐振性を確保することができる。
また、複数のバスバーをモールドで一体化し、冷却器と結合することで、バスバーとパワー半導体素子接合部付近の耐振性を確保することができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子を囲む形状の壁を備えることで、部品点数を増やすことなく、ゲル封止する際のゲルの流れ止めの機能を持たすことができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子駆動用信号ピンも同時にインサートモールド成形で一体化することで、パワー半導体素子からパワー半導体駆動用基板までの接続が部品点数を増やすことなくできる。
実施の形態6.
次に、図18および図21〜図29に示される本発明の実施の形態6について説明する。図18は、実施の形態6の電力変換モジュールを示す平面図である。図28は、実施の形態6の電力変換モジュールを示す斜視図である。図29は、実施の形態6の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。
さらに、図21は、実施の形態6の電力変換モジュールのインサート成形部品を示す斜視図である。図22は、実施の形態6の電力変換モジュールの負極側のバスバー接続を示す斜視図である。図23は、図22の電力変換モジュールを示す平面図である。図24は、実施の形態6の電力変換モジュールの正極側のバスバー接続を示す斜視図である。図25は、図24の電力変換モジュールを示す平面図である。図26は、実施の形態6の電力変換モジュールの3相交流のバスバー接続を示す斜視図である。図27は、図26の電力変換モジュールを示す平面図である。なお、電力変換モジュールは、具体例を挙げると、車載用電力変換モジュール、インバーター用変換モジュールまたは車載インバーター用モジュールである。
図において、パワー半導体素子1aと絶縁基板3とは、金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。さらに、絶縁基板3は冷却器4にもはんだにより接合されている。すなわち、パワー半導体素子と冷却器との間には、絶縁放熱用の基板である絶縁基板3が設けられている。また、一例を挙げると、パワー半導体素子は、SiC半導体素子である。
また、パワー半導体素子1aとインサートモールド成形部材8の複数のバスバー8a,8b,8cとは、金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。
正極のバスバー8aおよび負極のバスバー8bは、図21のように層状に重ねられ、インサートモールド成形で樹脂部材8eと一体化されている。また、樹脂部材8eには、パワー半導体素子1aと絶縁基板3とを金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、および、パワー半導体素子1aとバスバー8a,8b,8c部とを金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、があいている。
また、パワー半導体素子1aに接続するバスバー8a,8bの長さを図22〜図27のように最短の長さとする。
また、バスバー8a,8b,8cにインサート成形された樹脂部材8eはリブ形状8gを備える。樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2との間には、低弾性率部材5(弾性率10MPa以下)が設けられている。樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2は、低弾性率部材5を介し、接着剤(弾性率10MPa以下)で結合している。
さらに、樹脂部材8eはパワー半導体素子1a全体の周りを囲む形状の壁8hを備える。壁の底面8iと冷却器4との間には、低弾性率部材5(弾性率10MPa以下)が設けられている。壁の底面8iと冷却器4は低弾性率部材5を介し、接着剤(弾性率10MPa以下)で結合している。また、前記壁8h内はゲル封止材を充填している。
また、前記樹脂部材8eと前記パワー半導体信号ピン8dをインサートモールドで一体化し、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1aをワイヤー6でワイヤーボンディングし、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2をはんだでそれぞれ電気的に接続している。
なお、この実施態様としては、パワー半導体素子1aと絶縁基板3は金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合限らず、パワー半導体素子1aと絶縁基板3が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、絶縁基板3と冷却器4ははんだによる接合としているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、絶縁基板3と冷却器4が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体素子1aとバスバー8a,8b,8cは金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合に限らず、パワー半導体素子1aとバスバー8a,8b,8cが接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2は低弾性率部材を介し、接着剤で結合しているが、これに限定されるものではない。接着剤に限らず、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、壁の底面8iと冷却器4は低弾性率部材5を介し、接着剤で結合しているが、これに限定されるものではない。接着剤限らず、壁の底面8iと冷却器4が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1aはワイヤーボンディングにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。ワイヤーボンディングに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1aが電気的に接続可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2ははんだにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2が電気的に接続可能であれば工法は問わない。
以上のように構成された本実施の形態の構造によれば、前記パワー半導体素子同士をリードではなくバスバーで直接接続する為、断面積が増え、大電流を流すことができる。電力変換装置、例えば、インバーターにおいては、パワー半導体素子同士のバスバーを層状に重ねることで、サージ電圧を低減し、パワー半導体素子の破損防止と、放射ノイズ及び伝導ノイズの増大の防止を図ることができる。
また、複数のバスバーをインサート成形で樹脂部材と一体化し、取扱いを容易にすることで、組立性を向上することができる。また、バスバーの接続部品、例えば、平滑コンデンサ端子とバスバーを溶接等の工法で接続する際の作業性向上につながる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子を囲む形状の壁を備えることで、部品点数を増やすことなく、ゲル封止する際のゲルの流れ止めの機能を持たすことができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子駆動用信号ピンも同時にインサートモールド成形で一体化することで、パワー半導体素子からパワー半導体駆動用基板までの接続が部品点数を増やすことなくできる。
加えて、前記樹脂部材にリブを成形し、前記パワー半導体素子駆動用基板と前記樹脂部材を結合することで、電力変換モジュールが、振動環境の厳しい箇所に搭載されても、パワー半導体素子駆動用基板の耐振性を確保することができる。前記結合部に低弾性率部材(弾性率10MPa以下)を用いることで基板の耐振性を向上させることができる。
また、複数のバスバーをモールドで一体化し、冷却器と結合することで、バスバーとパワー半導体素子との接合部付近の耐振性を確保することができる。前記結合部に低弾性率部材(弾性率10MPa以下)を用いることで、さらに、バスバーとパワー半導体素子との接合部付近の耐振性を向上させることができる。
以上のように構成された本実施の形態6の構造によれば、前記パワー半導体素子同士をリードではなくバスバーで直接接続する為、断面積が増え、大電流を流すことができる。電力変換装置、例えば、インバーターにおいては、パワー半導体素子同士のバスバーを層状に重ねることで、サージ電圧を低減し、パワー半導体素子の破損防止と、放射ノイズ及び伝導ノイズの増大の防止を図ることができる。
また、複数のバスバーをインサート成形で樹脂部材と一体化し、取扱いを容易にすることで、組立性を向上することができる。また、バスバーの接続部品、例えば、平滑コンデンサ端子とバスバーを溶接等の工法で接続する際の作業性向上につながる。
また、前記樹脂部材にリブを成形し、前記パワー半導体素子駆動用基板と前記樹脂部材を結合することで、パワー半導体素子駆動用基板の耐振性を確保することができる。さらに、前記結合部に低弾性率部材(弾性率10MPa以下)を用いることで基板の耐振性を向上させることができる。
また、複数のバスバーをモールドで一体化し、冷却器と結合することで、バスバーとパワー半導体素子接合部付近の耐振性を確保することができる。さらに、前記結合部に低弾性率部材(弾性率10MPa以下)を用いることで、さらに、バスバーとパワー半導体素子接合部付近の耐振性を向上させることができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子を囲む形状の壁を備えることで、部品点数を増やすことなく、ゲル封止する際のゲルの流れ止めの機能を持たすことができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子駆動用信号ピンも同時にインサートモールド成形で一体化することで、パワー半導体素子からパワー半導体駆動用基板までの接続が部品点数を増やすことなくできる。
実施の形態7.
次に、図21〜図32に示される本発明の実施の形態7について説明する。図30は、実施の形態7の電力変換モジュールを示す平面図である。図31は、実施の形態7の電力変換モジュールを示す斜視図である。図32は、実施の形態7の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。
さらに、図21は、実施の形態7の電力変換モジュールのインサート成形部品を示す斜視図である。図22は、実施の形態7の電力変換モジュールの負極側のバスバー接続を示す斜視図である。図23は、図22の電力変換モジュールを示す平面図である。図24は、実施の形態7の電力変換モジュールの正極側のバスバー接続を示す斜視図である。図25は、図24の電力変換モジュールを示す平面図である。図26は、実施の形態7の電力変換モジュールの3相交流のバスバー接続を示す斜視図である。図27は、図26の電力変換モジュールを示す平面図である。なお、電力変換モジュールは、具体例を挙げると、車載用電力変換モジュール、インバーター用変換モジュールまたは車載インバーター用モジュールである。
図において、パワー半導体素子1aと絶縁基板3とは、金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。さらに、絶縁基板3は冷却器4にもはんだにより接合されている。すなわち、パワー半導体素子と冷却器との間には、絶縁放熱用の基板である絶縁基板3が設けられている。また、一例を挙げると、パワー半導体素子は、SiC半導体素子である。
また、パワー半導体素子1aとインサートモールド成形部材308の複数のバスバー8a,8b,8cは、金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。
正極のバスバー8aおよび負極のバスバー8bは、図21のように層状に重ねられ、インサートモールド成形で樹脂部材8eと一体化されている。また、樹脂部材8eには、パワー半導体素子1aと絶縁基板3と金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、および、パワー半導体素子1aとバスバー8a,8b,8c部とを金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、があいている。
また、パワー半導体素子1aに接続するバスバー8a,8bの長さを図22〜図27のように最短の長さとする。
また、バスバー8a,8b,8cにインサート成形された樹脂部材8eはリブ形状8gを備える。樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2は、接着剤(弾性率10MPa以下)と、複数のボルト7とによって結合している。
さらに、樹脂部材8eはパワー半導体素子1a全体の周りを囲む形状の壁308hを備え、さらに、壁308hの底面8iにシール構造を備え、冷却器4と壁308h間をシールしている。また、壁の底面8iと冷却器4を複数のボルト7とで結合している。また、前記壁308h内はゲル封止材を充填している。
ボルト7は、パワー半導体駆動用基板302、インサートモールド成形部材308、パワー半導体素子1a、絶縁基板3および冷却器4の積層方向から投影的にみて、それぞれのパワー半導体信号ピン8dの両側に配置されている。換言すると、上記の積層方向から投影的にみて、対応する一対のボルト7の間に、対応するパワー半導体信号ピン8dが位置するように構成されている。
また、前記樹脂部材8eと前記パワー半導体信号ピン8dをインサートモールドで一体化し、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1aをワイヤー6でワイヤーボンディングし、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2をはんだでそれぞれ電気的に接続している。
なお、この実施態様としては、パワー半導体素子1aと絶縁基板3は金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合に限らず、パワー半導体素子1aと絶縁基板3が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、絶縁基板3と冷却器4ははんだによる接合としているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、絶縁基板3と冷却器4が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体素子1aとバスバー8a,8b,8cは金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合に限らず、パワー半導体素子1aとバスバー8a,8b,8cが接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板302はボルト7と接着剤とによる結合としているが、これに限定されるものではない。ボルト7と共に用いる手段は接着剤に限らず、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板302が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、壁の底面8iと冷却器4はボルト7による結合としているが、これに限定されるものではない。壁の底面8iと冷却器4が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1aはワイヤーボンディングにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。ワイヤーボンディングに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1aが電気的に接続可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2ははんだにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板302が電気的に接続可能であれば工法は問わない。
以上のように構成された本実施の形態7の構造によれば、前記パワー半導体素子同士をリードではなくバスバーで直接接続する為、断面積が増え、大電流を流すことができる。電力変換装置、例えば、インバーターにおいては、パワー半導体素子同士のバスバーを層状に重ねることで、サージ電圧を低減し、パワー半導体素子の破損防止と、放射ノイズ及び伝導ノイズの増大の防止を図ることができる。
また、複数のバスバーをインサート成形で樹脂部材と一体化し、取扱いを容易にすることで、組立性を向上することができる。また、バスバーの接続部品、例えば、平滑コンデンサ端子とバスバーを溶接等の工法で接続する際の作業性向上につながる。
また、前記樹脂部材にリブを成形し、前記パワー半導体素子駆動用基板と前記樹脂部材を結合することで、パワー半導体素子駆動用基板の耐振性を確保することができる。
また、複数のバスバーをモールドで一体化し、冷却器と結合することで、バスバーとパワー半導体素子接合部付近の耐振性を確保することができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子を囲む形状の壁を備えることで、部品点数を増やすことなく、ゲル封止する際のゲルの流れ止めの機能を持たすことができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子駆動用信号ピンも同時にインサートモールド成形で一体化することで、パワー半導体素子からパワー半導体駆動用基板までの接続が部品点数を増やすことなくできる。
実施の形態8.
次に、図21〜図27、図30、図33および図34に示される本発明の実施の形態8について説明する。図30は、実施の形態8の電力変換モジュールを示す平面図である。図33は、実施の形態8の電力変換モジュールを示す斜視図である。図34は、実施の形態8の電力変換モジュールを示す分解斜視図である。
さらに、図21は、実施の形態8の電力変換モジュールのインサート成形部品を示す斜視図である。図22は、実施の形態8の電力変換モジュールの負極側のバスバー接続を示す斜視図である。図23は、図22の電力変換モジュールを示す平面図である。図24は、実施の形態8の電力変換モジュールの正極側のバスバー接続を示す斜視図である。図25は、図24の電力変換モジュールを示す平面図である。図26は、実施の形態8の電力変換モジュールの3相交流のバスバー接続を示す斜視図である。図27は、図26の電力変換モジュールを示す平面図である。なお、電力変換モジュールは、具体例を挙げると、車載用電力変換モジュール、インバーター用変換モジュールまたは車載インバーター用モジュールである。
図において、パワー半導体素子1aと絶縁基板3とは、金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。さらに、絶縁基板3は冷却器4にもはんだにより接合されている。すなわち、パワー半導体素子と冷却器との間には、絶縁放熱用の基板である絶縁基板3が設けられている。また、一例を挙げると、パワー半導体素子は、SiC半導体素子である。
また、パワー半導体素子1aと複数のバスバー8a,8b,8cは金属粒子焼結結合により接合されている。例えば金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合であってもよい。
正極のバスバー8aおよび負極のバスバー8bは、図21のように層状に重ねられ、インサートモールド成形で樹脂部材8eと一体化されている。また、樹脂部材8eにはパワー半導体素子1aと絶縁基板3とを金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、および、パワー半導体素子1aとバスバー8a,8b,8c部とを金属粒子焼結結合するための加圧用の窓(穴)、があいている。
また、パワー半導体素子1aに接続するバスバー8a,8bの長さを図22〜図27のように最短の長さとする。
また、バスバー8a,8b,8cにインサート成形された樹脂部材8eはリブ形状8gを備える。樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板402との間には、低弾性率部材405(弾性率10MPa以下)が設けられている。樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板402は、低弾性率部材405を介し、接着剤(弾性率10MPa以下)と、複数のボルト7とで結合している。
さらに、樹脂部材8eはパワー半導体素子1a全体の周りを囲む形状の壁308hを備える。壁の底面8iと冷却器4との間には、低弾性率部材405(弾性率10MPa以下)が設けられている。壁の底面8iと冷却器4は低弾性率部材405を介し、接着剤(弾性率10MPa以下)と、複数のボルト7とで結合している。また、前記壁8h内はゲル封止材を充填している。
ボルト7は、パワー半導体駆動用基板402、上側の低弾性率部材405、インサートモールド成形部材、パワー半導体素子1a、絶縁基板3、下側の低弾性率部材405および冷却器4の積層方向から投影的にみて、それぞれのパワー半導体信号ピン8dの両側に配置されている。換言すると、上記の積層方向から投影的にみて、対応する一対のボルト7の間に、対応するパワー半導体信号ピン8dが位置するように構成されている。
また、前記樹脂部材8eと前記パワー半導体信号ピン8dをインサートモールドで一体化し、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1aをワイヤー6でワイヤーボンディング、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板402をはんだでそれぞれ電気的に接続している。
なお、この実施態様としては、パワー半導体素子1aと絶縁基板3は金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合に限らず、パワー半導体素子1aと絶縁基板3が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、絶縁基板3と冷却器4ははんだによる接合としているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、絶縁基板3と冷却器4が接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体素子1aとバスバー8a,8b,8cは金属粒子焼結結合による接合としているが、これに限定されるものではない。金属粒子焼結結合に限らず、パワー半導体素子1aとバスバー8a,8b,8cが接合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板2は低弾性率部材405を介し、ボルト7と接着剤で結合しているが、これに限定されるものではない。ボルト7と共に用いる手段は接着剤に限らず、樹脂部材8eとパワー半導体駆動用基板402が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、壁の底面8iと冷却器4は低弾性率部材405を介し、ボルト7と接着剤で結合しているが、これに限定されるものではない。ボルト7と共に用いる手段は接着剤に限らず、壁の底面8iと冷却器4が結合可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1aはワイヤーボンディングにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。ワイヤーボンディングに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体素子1aが電気的に接続可能であれば工法は問わない。
また、この実施態様としては、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2ははんだにより、電気的に接続しているが、これに限定されるものではない。はんだに限らず、パワー半導体信号ピン8dとパワー半導体駆動用基板2が電気的に接続可能であれば工法は問わない。
以上のように構成された本実施の形態8の構造によれば、前記パワー半導体素子同士をリードではなくバスバーで直接接続する為、断面積が増え、大電流を流すことができる。電力変換装置、例えば、インバーターにおいては、パワー半導体素子同士のバスバーを層状に重ねることで、サージ電圧を低減し、パワー半導体素子の破損防止と、放射ノイズ及び伝導ノイズの増大の防止を図ることができる。
また、複数のバスバーをインサート成形で樹脂部材と一体化し、取扱いを容易にすることで、組立性を向上することができる。また、バスバーの接続部品、例えば、平滑コンデンサ端子とバスバーを溶接等の工法で接続する際の作業性向上につながる。
また、前記樹脂部材にリブを成形し、前記パワー半導体素子駆動用基板と前記樹脂部材を結合することで、パワー半導体素子駆動用基板の耐振性を確保することができる。さらに、前記結合部に低弾性率部材(弾性率10MPa以下)を用いることで基板の耐振性を向上させることができる。
また、複数のバスバーをモールドで一体化し、冷却器と結合することで、バスバーとパワー半導体素子接合部付近の耐振性を確保することができる。さらに、前記結合部に低弾性率部材(弾性率10MPa以下)を用いることで、さらに、バスバーとパワー半導体素子接合部付近の耐振性を向上させることができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子を囲む形状の壁を備えることで、部品点数を増やすことなく、ゲル封止する際のゲルの流れ止めの機能を持たすことができる。
また、前記樹脂部材にパワー半導体素子駆動用信号ピンも同時にインサートモールド成形で一体化することで、パワー半導体素子からパワー半導体駆動用基板までの接続が部品点数を増やすことなくできる。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
1a,1b パワー半導体素子、2、302、402 パワー半導体駆動用基板(電子回路基板)、5 低弾性率部材、7 ボルト、8a,8b,8c バスバー、8d 信号ピン、8e 樹脂部材、8g リブ形状。

Claims (23)

  1. 複数のバスバーと、
    少なくとも一つの半導体素子とを備え、
    第1の前記バスバーと第2の前記バスバーとが層状に重ねられ、
    前記複数のバスバーを樹脂部材でモールドし、
    前記半導体素子と前記複数のバスバーとが直接接合されている、
    電力変換モジュール。
  2. 前記樹脂部材は、電子回路基板と接着されている、
    請求項1の電力変換モジュール。
  3. 前記電子回路基板は、前記半導体素子を駆動するためのパワー半導体駆動用基板である、
    請求項2の電力変換モジュール。
  4. 前記樹脂部材は、リブ形状を備えている、
    請求項2または3の電力変換モジュール。
  5. 前記電子回路基板と前記樹脂部材とは、接着剤及びボルトのいずれか一方又は両方で接着されている、
    請求項2〜4のいずれか一項の電力変換モジュール。
  6. 前記電子回路基板と前記樹脂部材とは、弾性率10MPa以下の接着剤で接着されている、
    請求項2〜5のいずれか一項の電力変換モジュール。
  7. 前記電子回路基板と前記樹脂部材が弾性率10MPa以下の部材を介し接着されている請求項2〜5のいずれか一項の電力変換モジュール。
  8. 前記樹脂部材が前記半導体素子の周りを取り囲む壁を備え、前記半導体素子を冷却するための冷却用部材と壁底面にシール構造を備えたことを特徴とする請求項1〜7いずれか一項に記載の電力変換モジュール。
  9. 前記樹脂部材は、前記半導体素子の周りを取り囲む壁を備え、
    前記壁の底面は、前記半導体素子を冷却するための冷却用部材に結合されている、
    請求項1〜8のいずれか一項の電力変換モジュール。
  10. 前記壁の底面は、接着剤及びボルトのいずれか一方又は両方により、前記冷却用部材に結合されている、
    請求項9の電力変換モジュール。
  11. 前記樹脂壁と前記冷却部材とは、弾性率10MPa以下の接着剤で接着されている、
    請求項8〜10のいずれか一項の電力変換モジュール。
  12. 前記樹脂壁と前記冷却部材とは、弾性率10MPa以下の部材を介し接着されている、請求項8〜10のいずれか一項の電力変換モジュール。
  13. 前記壁内にはゲル封止材が充填されている、
    請求項8〜12のいずれか一項の電力変換モジュール。
  14. 前記半導体素子を駆動するための電子回路基板と前記半導体素子とを電気的に接続する信号ピンを、前記樹脂部材と一緒にモールドしている、
    請求項1〜13のいずれか一項の電力変換モジュール。
  15. 2並列以上の前記半導体素子を備え、
    前記半導体素子それぞれに接続するバスバー長さが同じ長さである、
    請求項1〜14のいずれか一項の電力変換モジュール。
  16. 前記半導体素子と前記冷却部材間との間には絶縁放熱用の基板が設けられている、
    請求項1〜15のいずれか一項の電力変換モジュール。
  17. 前記半導体素子と前記絶縁放熱用の基板との接合部は、金属粒子焼結結合により接合されており、
    前記樹脂部材に金属粒子焼結結合加圧用の穴を備えている、
    請求項16の電力変換モジュール。
  18. 前記半導体素子のバスバーと該半導体素子との接合部は、金属粒子焼結結合により接合されており、
    前記樹脂部材に金属粒子焼結結合加圧用の穴を備えている、
    請求項1〜17のいずれか一項の電力変換モジュール。
  19. 前記金属粒子焼結結合は銀シンターによる接合である、
    請求項18の電力変換モジュール。
  20. 前記半導体素子はSiC半導体素子である、
    請求項1〜19のいずれか一項の電力変換モジュール。
  21. 前記電力変換モジュールが車載用電力変換モジュールである、
    請求項1〜20のいずれか一項の電力変換モジュール。
  22. 前記電力変換モジュールがインバーター用変換モジュールである、
    請求項1〜21のいずれか一項の電力変換モジュール。
  23. 前記電力変換モジュールが車載インバーター用モジュールである、
    請求項1〜22のいずれか一項の電力変換モジュール。
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