JP2016092879A - 振動子および超音波モータ - Google Patents

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一治 大澤
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Abstract

【課題】小型振動子の圧電素子と導通部材との接着部が剥がれることを防止すること。
【解決手段】振動子1において、導通部材13は、電極111aと接着する少なくとも1つの第一の接着部13aと、弾性部材12と接着する少なくとも1つの第二の接着部13bと、外部の電圧を印加する手段と電気的に接続する給電部13cと、を有し、導通部材13は、給電部13cから第一の接着部13aまでの経路長が給電部13cから第二の接着部13bまでの経路長より長いことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置のレンズ鏡筒等に用いる超音波モータの駆動源である振動子およびそれを用いた超音波モータに関する。
圧電素子の超音波振動を利用した超音波モータは、小型で高い駆動力が得られ、広い速度レンジに対応でき、低振動かつ低騒音であるという特徴を有している。特に、圧電素子と弾性部材とを張り合わせたチップ型の振動子を用いた方式は、振動子が比較的小型であり、また被駆動部材の回転駆動のみならず直進駆動が可能であるという特徴がある。そのため、チップ型の振動子を用いた超音波モータは、小型で高い駆動力のモータが求められるカメラのレンズ鏡筒等において、レンズの直進駆動用のアクチュエータとして適している。特許文献1に開示された装置は、チップ型の振動子を用いた超音波モータの例である。
この方式では、圧電素子に電圧を印加した際の圧電素子の伸縮を利用して振動子に定在波振動を励振する。振動子に励振された定在波振動を被駆動部材に伝達することで被駆動部材を駆動する。上記の超音波モータの駆動には、圧電素子上に設けられた1対以上の電極に電圧を印加する必要があるため、実際には振動子は外部の給電手段から圧電素子に電圧を印加するための配線として導通部材を有している。
特許文献1に記載の振動子では、対となる電極のうち片方の電極を貫通穴により他方の電極と同じ面へ延長し、複数の電極を1つの面に集約している。導通部材は、例えば、フレキシブル基板であり、複数の電極が集約された広い面に貼りつけることで外部の給電手段から複数の電極に同時に給電を行う。この時、圧電素子と導通部材の接着部は広い接着面積が得られるため十分強い接着力を有する。
しかし、特許文献1に記載の振動子のように片方の電極を他方の電極へ延長すると、延長された電極の占める領域では不活性領域となり駆動力は発生しない。振動子を小型化すると、この不活性領域の占める割合が大きくなり、十分な駆動力を得られなくなる。そのため、振動子を小型化する際は、不活性領域を作らないように、電極を延長せず圧電素子上の複数の電極それぞれに導通部材の一部を接着し導通をとる必要がある。さらに、特許文献1に記載の振動子は、片方の電極が弾性部材により覆われている。そのため、弾性部材に覆われた電極に対しては、弾性部材を介して導通をとる必要がある。
特開2009−124791号公報
上述のような、小型のチップ型の振動子では、振動子の表面積が小さいため接着部において十分大きな接着面積を得ることが困難であった。さらに、圧電素子上の電極は非常に薄く、表面をあらすなどの接着力を増強する加工も困難であった。このため、接着面積が小さい場合には、圧電素子と導通部材の接着部において、十分な接着力が得られなかった。このような状況下では、超音波モータの組み立て時に導通部材に意図しない大きな外力が生じると、圧電素子と導通部材の接着部に接着力以上の力が働き、導通部材の剥がれが生じてしまうことがあった。
本発明は、上記の技術的な背景の下になされたもので、導通部材の剥がれが発生しにくい小型振動子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る振動子は、複数の電極を有し電圧を印加することで伸縮する圧電素子と、導電性を有し圧電素子と接触し圧電素子の伸縮により振動する弾性部材と、圧電素子に外部より電圧を印加するための導通部材と、から構成され、導通部材は、電極と接着する少なくとも1つの第一の接着部と、弾性部材と接着する少なくとも1つの第二の接着部と、外部の電圧を印加する手段と電気的に接続する給電部と、を有し、導通部材は、給電部から第一の接着部までの経路長が給電部から第二の接着部までの経路長より長いことを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するために、本発明に係る振動子は、複数の電極を有し電圧を印加することで伸縮する圧電素子と、導電性を有し圧電素子の伸縮により振動する弾性部材と、圧電素子に外部より電圧を印加するための導通部材と、から構成され、導通部材は、電極と接着する少なくとも1つの第一の接着部と、弾性部材と接着する少なくとも1つの第二の接着部と、外部の電圧を印加する手段と電気的に接続する給電部と、を有し、導通部材は、給電部から第一の接着部までの経路において、少なくとも1つの曲がり部を有し、給電部から第二の接着部までの経路がほぼ直線であることを特徴とする。
本発明によれば、導通部材の剥がれが発生しにくい小型振動子を提供することができる。
本発明の第一の実施形態である振動子1を示す図である。(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図である。 本発明の第一の実施形態である振動子1の振動の振る舞いを示す図である。(a)x方向の往復運動、(b)z方向の往復運動、(c)x、z方向の往復運動を組み合わせた振動である。 本発明の第一の実施形態である振動子1の導通部材13の斜視図である。 本発明の第一の実施形態である振動子1の導通部材13に働く力を示す図である。 本発明の第一の実施形態の効果を説明する図である。 本発明の第一の実施形態である振動子1を用いた超音波モータ50を示す図である。(a)正面図、(b)(a)のb−b断面図である。 本発明の第二の実施形態である振動子2を示す図である。(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図である。 本発明の第二の実施形態である振動子2の振動の振る舞いを示す図である。(a)x方向の往復運動、(b)z方向の往復運動、(c)x、z方向の往復運動を組み合わせた振動である。 本発明の第二の実施形態である振動子2の導通部材23の斜視図である。 本発明の第二の実施形態である振動子2の導通部材23に働く力を示す図である。 本発明の第二の実施形態の効果を説明する図である。(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図である。
以下、本発明を実施するための実施形態について説明する。まず、本発明の第一の実施形態である振動子1について説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態である振動子1を示す図である。図1(a)、(b)、(c)は、それぞれ振動子1の平面図、正面図、底面図を示す。振動子1は、圧電素子11、弾性部材12、導通部材13により構成される。
圧電素子11は、例えば、板状の部材であり、材質にはPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)などの圧電材料が用いられる。圧電素子11の上面には、電極111a1、電極111a2が圧電素子11の上面を2分割するように設けられている。圧電素子11の底面には、底面全体を覆うように電極111bが設けられている。例えば、電極111a1と電極111bとの間、電極111a2と電極111bとの間に交流電圧を印加することで圧電素子11が伸縮する。電極111a1、電極111a2、電極111bは、例えば、銀電極であり、銀ペーストをスクリーン印刷などの手法により塗布した後に焼結することで、圧電素子11の表面に形成される。
弾性部材12は、例えば、板状の部材であり、材質にはステンレス鋼などの導電性材料が用いられる。弾性部材12は、圧電素子11の電極111bが設けられた面に接着されており、圧電素子11の伸縮により弾性部材12は振動する。圧電素子11の電極111bは、弾性部材12によって覆われているため、電極111bに所望の電圧を印加するには、弾性部材12を介して電圧が印加される。また、弾性部材12には、突起部12aがプレス加工や、別体を接着することで設けられている。電極111a1と電極111bとの間、電極111a2と電極111bとの間に適切な位相差をもった交流電圧を印加することで、圧電素子11および弾性部材12には、複数の定在波振動が励振され、突起部12aの先端部が楕円運動をする。圧電素子11および弾性部材12の振動の詳細については後述する。
導通部材13は、例えば、フレキシブル基板であり、電極111a1、電極111a2、電極111bとそれぞれに導通する導通線131a1、導通線131a2、導通線131bと、各導通線を覆う絶縁体132とにより構成される。導通部材13には、図1(a)の圧電素子11上において点線で囲まれている接着面積A1とする、電極111a1と接着される第一の接着部13aが1箇所以上設けられている。また、図1(c)の弾性部材12上において点線で囲まれている接着面積A2とする、弾性部材12と接着される第二の接着部13bが1箇所設けられている。すなわち、第二の接着部13bは、弾性部材12から見て、圧電素子11に接する面の反対側の面に設けられている。また、導通部材13には、外部の給電手段と電気的に接続される給電部13cが設けられている。第一の接着部13aの接着面及び第二の接着部13bの接着面、並びに給電部13cにおいてのみ導通部材13の導通線131a1、導通線131a2、導通線131bが表面に露出している。このため、導通線131a1、導通線131a2は、第一の接着部13aの接着面を介して、それぞれ電極111a1、電極111a2と導通している。また、導通線131bは、第二の接着部13bの接着面が弾性部材12と接着して導通し、弾性部材12を介して間接的に電極111bと導通している。
ここで、圧電素子11および弾性部材12の振動について述べる。図2(a)、(b)は、圧電素子11および弾性部材12により励振された定在波振動の振る舞いを示す図である。図2(a)に示した振動では、突起部12aが圧電素子11および弾性部材12の長辺方向(図2(a)のx方向)に往復運動を行う。図2(b)に示した振動では、突起部12aが圧電素子11および弾性部材12の厚み方向(図2(b)のz方向)に往復運動を行う。図2(a)、(b)に示したそれぞれの往復運動が組み合されると、図2(c)に示すような、楕円運動を突起部12aに生じさせることができる。突起部12aを適切な加圧力で駆動対象に圧接し、上記の楕円運動を発生させることで、駆動対象を駆動することができる。
次に、図3を用いて上述の振動子1の特徴を説明する。図3は、振動子1の導通部材13の斜視図である。本発明の振動子1の特徴は、導通部材13において、給電部13cから第一の接着部13aまでを結ぶ経路(図3のR1で示す距離)の経路長が、給電部13cから第二の接着部13bまでを結ぶ経路(図3のR2で示す距離)の経路長より長いことである。なお、上記の経路は、導通線131a1、導通線131a2、導通線131bと絶縁体132のみを含む領域内での最短経路を指す。振動子1の導通部材13において、経路R1の経路長は、図3の長さL1、L2、L3、L4、L5、L6の総和であり、経路R2の経路長は、図3の長さL7である。
また、本発明の振動子1の特徴は、導通部材13において、給電部13cから第一の接着部13aまでの経路R1上で少なくとも曲がり部を1つ以上有し、さらに、給電部13cから第二の接着部13bまでの経路R2は、ほぼ直線とすることである。図3を参照すると、経路R1の一部を形成する長さL1とL2の部分において、経路R1は曲がり部を有して構成されている。さらに、長さL2とL3の部分、L3とL4の部分、L4とL5、L5とL6の部分においても曲がり部が形成されている。一方、経路R2は、ほぼ直線となるように構成されている。
本実施形態の作用および効果について以下に述べる。例えば、振動子1を超音波モータに組み込む際、導通部材13のうち圧電素子11及び弾性部材12から大きく延出している部位13d(図1(a))には、意図しない外力が働くことが考えられる。この時、各接着部に生じる力が当該接着部の接着力を上回ると、導通部材13が剥がれるという問題が発生してしまう。特に振動子1が小型である場合は、第一の接着部13aおよび第二の接着部13bの面積が小さい面積に限られてしまうため接着力が低下し、上記の問題が顕著に表れる。第二の接着部13bは、弾性部材の表面をあらすなどの方法で小面積であっても大きな接着力を得ることは容易だが、第一の接着部13aは、薄い電極層に対して表面をあらすなどの方法がとれず、大きな接着力を得ることが困難である。このため、第二の接着部13bに対して、第一の接着部13aは剥がれやすい。
図4は、導通部材13に外力が働いた時に、第一の接着部13a及び第二の接着部13bに働く力を示した図である。図4に示すように、給電部13cに力F0が働いた時には、第一の接着部13a、第二の接着部13bにそれぞれ力F1、F2が生じる。本発明の振動子1では、導通部材13において、給電部13cから第一の接着部13aまでを結ぶ経路の長さ(図3のR1)が、給電部13cから第二の接着部13bまでを結ぶ経路の長さ(図3のR2)より長い。そのため、給電部13cに働く力F0の大部分は、給電部13cに近い第二の接着部13bに働くことになる(図4のF2)。
また、経路R2は、ほぼ直線であるので、給電部13cに働く力F0に対する力F2を第二の接着部13bでダイレクトに受け止めることができる。一方、経路R1上には、曲がり部が設けられているので、給電部13cに働く力F0は、その作用する力の方向が変更されることにより弱められて第一の接着部13aに作用する。
以上により、第一の接着部13aに働く力は、大きく低減される(図4のF1)。上記の作用により、本発明の振動子1では、第一の接着部13a及び第二の接着部13bが共に剥がれにくくなる。したがって、導通部材の剥がれが発生しにくい小型振動子を提供することができる。また、前述のように、外力の大部分は第二の接着部13bに働くため、第二の接着部13bの接着力を強めるほど、より大きな外力に対しても剥がれにくくなる。
振動子1では、第二の接着部13bの接着面積A2を第一の接着部13aの接着面積A1よりも大きくすることが好ましい。このように接着面積A2を大きくすることで、第二の接着部13bの接着力をより一層強くすることができ、剥がれが発生しにくい効果をより大きく得ることができる。
また、振動子1の導通部材13としては、例えば、銅線やエナメル線など可撓性と導電性を併せ持つものであれば本発明の効果を得ることができる。しかし、可撓性と導電性を併せ持つフレキシブル基板は、1本の配線で複数の電極への導通を行えるため、振動子1のように複数の電極に導通をとる必要がある時は、コストが低いという利点がある。したがって、導通部材13はフレキシブル基板を用いることが好ましい。
また、振動子1では、二つの第一の接着部13aを介して導通部材13と電極111a1及び電極111a2と圧電素子11とが導通しており、第二の接着部13bを介して弾性部材12と電極111bと圧電素子11とが導通している。この時、接着部に用いる接着材としては、導電ペーストなどを用いるので、接着と電気的接続を同時に行うことができる。
図5は、振動子1の平面図であり、第一の接着部13aでは、導通線131a1、導通線131a2とそれぞれ電極111a1、電極111a2との導通を行わず、各電極と導通する導通部13eを別途設けた例を示している。例えば、はんだ付けにより導通部13eと圧電素子11とは導通が取れている。図5に示す構成では、接着部と導通部分を別々に設けるので、接着工程とはんだ付け工程を別々に行う必要があり、コストが高くなってしまう。一方、本発明の第一の実施形態のように導通部材13が第一の接着部13aを介して圧電素子11と導通していると、接着工程を簡素化しコストを下げることができる。
以下、本発明の振動子1を用いた超音波モータ50について述べる。図6(a)は、本発明の超音波モータ50の正面図である。図6(b)は、図6(a)の断面線b−bにおける断面図である。超音波モータ50は、前述の振動子1、被駆動部材51、加圧部材52、ベース部材53、保持部材54、転動部材55、加圧板56、緩衝部材57により構成される。ただし、簡略化のため振動子1の導通部材13は省略されている。本発明の振動子1の突起部12aは、加圧部材52の生じる加圧力により駆動対象である被駆動部材51に圧接されている。例えば、被駆動部材51は、ステンレス鋼の角材であり、加圧部材52は円錐コイルバネである。また、被駆動部材51には、溝部51aが設けられている。振動子1と被駆動部材51を覆うベース部材53にも溝部53aが設けられており、被駆動部材51に設けられた溝部53aとの間に転動部材55を狭持することにより、被駆動部材51とベース部材53とが図6(a)のx方向に相対移動可能に保持される。また、振動子1とベース部材53とは、保持部材54を介して連結されている。
保持部材54は、例えば、薄い金属板であり、加圧部材52の加圧方向(図6(a)のz方向)には剛性が低いが、振動子1と被駆動部材の相対移動方向(図6(a)のx方向)には剛性が高い。このため、加圧部材52によって生じる加圧力に対する影響を抑えつつ、振動子1を保持することができる。加圧部材52により直接、振動子1を加圧すると振動子1の振動を阻害する可能性があるため、加圧部材52と振動子1の間には、加圧板56、緩衝部材57が配置されている。例えば、加圧板56は、樹脂製の板材、緩衝部材57はフェルトのシート材などが用いられる。
上記の構成において、振動子1の突起部12aに図2(c)に示した楕円運動を発生させると、被駆動部材51は、図6(a)のx方向に繰り返し送り出されるように駆動される。ベース部材53を固定して被駆動部材51を駆動対象と連結する、もしくは、ベース部材53を駆動対象と連結して被駆動部材51を固定することで超音波モータ50は、駆動対象を駆動することができる。
以下、第一の実施形態の振動子1を用いた超音波モータ50の作用および効果について述べる。本発明の超音波モータ50は、前述の振動子1と、振動子1の振動により相対駆動される被駆動部材51と、振動子1の突起部12aを被駆動部材51に対して圧接する加圧部材52とを備えている。超音波モータ50の駆動中は、振動子1の導通部材13が変形し、導通部材13に力が生じることが考えられるが、導通部材13の剥がれが発生しにくい振動子1を用いることで信頼性の高い超音波モータ50を提供することができる。
(第二の実施形態)
図7は、本発明の第二の実施形態である振動子2を示す図である。図7(a)、(b)、(c)は、それぞれ振動子2の平面図、正面図、底面図を示す。振動子2は、圧電素子21、弾性部材22、導通部材23により構成される。
圧電素子21の材質は、第一の実施形態の圧電素子11と同様である。そして、振動子2では、2つの圧電素子21が用いられる。それぞれの圧電素子21には、電極211a1と電極211b1、電極211a2と電極211b2の組み合わせで、圧電素子21の表面と裏面に同様の形状で設けられている。そして、電極211a1と電極211b1との間、電極211a2と電極211b2との間に交流電圧を印加することで、それぞれの圧電素子21が伸縮する。電極211a1、電極211a2、電極211b1、電極211b2の材質については、第一の実施形態の電極111a等と同様である。
弾性部材22の材質や弾性部材22に突起部22aが設けられている点は、第一の実施形態の弾性部材12と同様である。弾性部材22は、圧電素子21のそれぞれ電極211b1、電極211b2が設けられた面に接着されており、圧電素子21の伸縮により弾性部材22は振動する。弾性部材22を介して電圧を印加することにより、電極211b1、電極211b2に対して間接的に電圧を印加する点は、第一の実施形態と同様である。電極211a1と電極211b1間、電極211a2と電極211b2間に適切な位相差をもった交流電圧を印加することで圧電素子21および弾性部材22には複数の定在波振動が励振され、突起部22aの先端部が楕円運動をする。圧電素子21および弾性部材22の振動の詳細については後述する。
導通部材23の主要な構成は、第一の実施形態の導通部材13と同様である。導通部材23には、圧電素子21と接着される第一の接着部23aが2箇所、弾性部材22と接着される第二の接着部23bが1箇所設けられている。また、導通部材23には、外部の給電手段と電気的に接続される給電部23cが設けられている。第一の接着部23aにおいて、導通部材23の導通線231a1、導通線231a2が表面に露出している。第二の接着部23bの接着面において、導通部材23の導通線231bが表面に露出している。給電部23cにおいて、導通線231a1、導通線231a2、導通線231bが表面に露出している。このため、導通線231a1、導通線231a2は、接着面を介して電極211a1、電極211a2と導通している。導通線231bは、弾性部材22と導通し、間接的に電極211b1、211b2と導通している。なお、第一の接着部23aの接着面積をA1、第二の接着部23bの接着面積をA2とする。
ここで、圧電素子21および弾性部材22の振動について述べる。図8(a)、(b)は、圧電素子21および弾性部材22により励振される定在波振動の振る舞いを示す図である。図8(a)に示した振動では、突起部22aが圧電素子21および弾性部材22の長辺方向(図8(a)のx方向)に往復運動を行う。図8(b)に示した振動では、突起部22aが圧電素子21および弾性部材22の厚み方向(図8(b)のz方向)に往復運動を行う。図8(a)、(b)に示したそれぞれの往復運動が組み合わされると、図8(c)に示すような、楕円運動を突起部22aに発生させることができる。突起部22aを適切な加圧力で駆動対象に圧接し、上記の楕円運動を生じさせることで、駆動対象を駆動することができる。
一般に、振動子を単純に小型化すると共振周波数が高くなり、振動振幅が得られなくなる。しかし、振動子2のように圧電素子21を複数用いることで振動子2の曲げ剛性を低下させ、結果として共振周波数を低くして、振動振幅を大きく得ることができる。
図9を用いて、上述の振動子2の特徴を説明する。図9は、振動子2の導通部材23の斜視図である。本発明の振動子2の特徴は、導通部材23において、給電部23cから第一の接着部23aまでを結ぶ経路(図9のR1で示す距離)の経路長が、給電部23cから第二の接着部23bまでを結ぶ経路(図9のR2で示す距離)の経路長より長いことである。さらに、給電部23cと第一の接着部23aとの間に第二の接着部23bが配置されている。すなわち、給電部23cから第一の接着部23aまでを結ぶ経路上(図9のR1)において、第二の接着部23bが配置されている。なお、上記の経路は、導通線231a1、導通線231a2、導通線231bと絶縁体232のみを含む領域内での最短経路を指す。振動子2の導通部材23において、経路R1の経路長は、図9の長さL1、L2、L3、L4の総和であり、経路R2の経路長は、図9の長さL5である。
また、本発明の振動子2の特徴は、導通部材23において、給電部23cから第一の接着部23aまでの経路R1上で少なくとも1つの曲がり部を有し、さらに、給電部23cから第二の接着部23bまでの経路R2は、ほぼ直線である。図9を参照すると、経路R1の一部を形成する長さL1とL2の部分において、経路R1は曲がり部を有して構成されている。さらに、長さL2とL3の部分、L3とL4の部分においても曲がり部が形成されている。一方、経路R2は、ほぼ直線となるように構成されている。
次に、本発明の振動子2の作用および効果について以下に述べる。振動子1の説明において述べたように、振動子2でも、第二の接着部23bに対して第一の接着部23aは剥がれやすく、導通部材が変形した時は、第一の接着部23aの剥がれが問題となる。図10は、導通部材23に外力が働いた時に接着部23a、接着部23bに働く力を示した図である。図10に示すように、給電部23cに力F0が働いている。そして、給電部23cから第一の接着部23aまで結ぶ経路上に第二の接着部23bが配置されているため、第一の接着部23aには力は伝わらず、第二の接着部23bにのみ力F2が生じる。このため、第一の接着部23aには力が生じないので、剥がれは発生しにくい。第二の接着部23bには力F2が生じるが、第一の実施形態で述べたとおり、第二の接着部23bの接着力は強いため、剥がれが生じる可能性は十分低い。
上記の作用により、本発明の振動子2では、第一の接着部23a及び第二の接着部23bが共に剥がれにくくなる。したがって、導通部材の剥がれが発生しにくい小型振動子を提供することができる。また、給電部23cから第一の接着部23aまでを結ぶ経路R1において、給電部23cと第一の接着部23aとの間に第二の接着部23bを配置することにより、第一の接着部23aに働く力が無くなり、導通部材23の剥がれを防止する、顕著な効果を発揮する。
また、前述のように共振周波数を低下させて振幅を大きくさせるために、本発明の振動子2では、2つの圧電素子21を備えている。しかしながら、複数の圧電素子を備える構成とすると、各圧電素子21の表面積が非常に小さくなり、第一の接着部23aの接着力が低下してしまうが、本発明のような構成とすることにより、第一の接着部を剥がそうと働く力を無くすことができる。
また、図11(a)、(b)、(c)は、それぞれ振動子2の平面図、正面図、底面図であり、第二の接着部23bが弾性部材22の面のうち圧電素子21に接する面に設けられた例を示している。この例では、弾性部材22の面のうち、圧電素子21に接する面は一部が圧電素子21によって覆われている。そのため、第二の接着部23bの接着面積A2’は、図7(c)に示す第二の接着部23bの接着面積A2よりも小さい。したがって、第二の接着部23bの接着面積を大きく取るには、第二の実施形態のように、導通部材23の第二の接着部23bを弾性部材22から見て圧電素子21に接する面の反対側の面に配置することが好ましい。
なお、本発明は、第一、第二の実施形態に限定されるものではなく、例えば、圧電素子、弾性部材、導通部材の形状に関しては、上記の限りではない。また、接着部の位置や数に関しても上記の限りではない。第二の接着部の接着面積A2が第一の接着部の接着面積A1よりも大きいこと、導通部材がフレキシブル基板であること、導通部材が第一の接着部を介して圧電素子と導通していること、導通部材が第二の接着部を介して圧電素子と導通していることが好ましい。しかしながら、必ずしも必要ではない。導通部材において、給電部から第一の接着部までを結ぶ経路の長さが、給電部から第二の接着部までを結ぶ経路の長さより長ければ本発明の効果を得ることができる。又は、給電部から第一の接着部までの経路上で少なくとも曲がり部を1つ以上有し、さらに、給電部から第二の接着部までの経路がほぼ直線であれば、本発明の効果を得ることができる。
なお、振動子2のように、給電部23cと第一の接着部23aとの間に第二の接着部23bを配置すること、弾性部材22から見て圧電素子21に接する面の反対側の面に導通部材23の第二の接着部23bを配置することは、必ずしも必要ではない。振動子が圧電素子を2つ以上備えることは、必ずしも必要ではない。
本発明は、小型高出力なモータが求められるカメラのレンズ鏡筒内において、レンズ駆動等に利用可能である。
1、2 振動子
11、21 圧電素子
12、22 弾性部材
13、23 導通部材
13a 第一の接着部
13b 第二の接着部
13c 給電部
50 超音波モータ
51 被駆動部材
52 加圧部材

Claims (13)

  1. 振動子であって、
    複数の電極を有し電圧を印加することで伸縮する圧電素子と、
    導電性を有し前記圧電素子と接触し前記圧電素子の伸縮により振動する弾性部材と、
    前記圧電素子に外部より電圧を印加するための導通部材と、から構成され、
    前記導通部材は、
    前記電極と接着する少なくとも1つの第一の接着部と、
    前記弾性部材と接着する少なくとも1つの第二の接着部と、
    外部の電圧を印加する手段と電気的に接続する給電部と、を有し、
    前記導通部材は、
    前記給電部から前記第一の接着部までの経路長が前記給電部から前記第二の接着部までの経路長より長いことを特徴とする、振動子。
  2. 振動子であって、
    複数の電極を有し電圧を印加することで伸縮する圧電素子と、
    導電性を有し前記圧電素子と接触し前記圧電素子の伸縮により振動する弾性部材と、
    前記圧電素子に外部より電圧を印加するための導通部材と、から構成され、
    前記導通部材は、
    前記電極と接着する少なくとも1つの第一の接着部と、
    前記弾性部材と接着する少なくとも1つの第二の接着部と、
    外部の電圧を印加する手段と電気的に接続する給電部と、を有し、
    前記導通部材は、
    前記給電部から前記第一の接着部までの経路において、少なくとも1つの曲がり部を有し、前記給電部から前記第二の接着部までの経路がほぼ直線であることを特徴とする、振動子。
  3. 前記弾性部材は、前記圧電素子の電極が設けられた面に接着されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の振動子。
  4. 前記圧電素子は、前記弾性部材を介して給電されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の振動子。
  5. 前記第二の接着部の接着面積は、前記第一の接着部の接着面積よりも大きいことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の振動子。
  6. 前記弾性部材から見て前記圧電素子に接する面の反対側の面に前記第二の接着部を配置することを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の振動子。
  7. 前記導通部材は、可撓性と導電性とを有する基板であることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の振動子。
  8. 前記可撓性と導電性とを有する基板は、フレキシブル基板であることを特徴とする、請求項7に記載の振動子。
  9. 前記第一の接着部を介して前記圧電素子と前記基板とが導通することを特徴とする、請求項7または請求項8に記載の振動子。
  10. 前記第二の接着部を介して前記圧電素子と前記基板とが導通することを特徴とする、請求項7乃至9のいずれか1項に記載の振動子。
  11. 前記給電部と前記第一の接着部との間に前記第二の接着部を配置することを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の振動子。
  12. 前記圧電素子を2つ以上備えたことを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の振動子。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の振動子と、前記振動子の振動により相対駆動される被駆動部材と、前記振動子を前記被駆動部材に対して圧接する加圧部材と、を備えた超音波モータ。
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