JP2016092204A - 電子部品実装システム - Google Patents

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Abstract

【課題】統合管理部にアクセスできない場合であっても、実装ラインの稼動を停止させずに基板の生産を継続することができる電子部品実装システムを提供する。【解決手段】電子部品実装システムは、複数の実装ライン、実装ラインを管理する複数の実装ライン管理部、複数の実装ラインを統合管理する統合管理部、電子部品が収納される供給体に付された記録媒体から当該電子部品の識別情報を読み取る識別情報読み取り部を備える。識別情報読み取り部によって識別情報を読み取った際、実装ライン管理部が統合管理部にアクセスできるときは統合管理部が有する第1の照合部で電子部品の照合を行い、アクセスできないときは実装ライン管理部4が有する第2の照合部で電子部品の照合を行う。電子部品実装装置は、第1の照合部又は第2の照合部による照合を終えた電子部品を対象とした実装作業を行う。【選択図】図6

Description

本発明は、基板に電子部品を実装する電子部品実装システムに関するものである。
電子部品実装分野において、基板に電子部品を実装するための複数の実装用装置を連結した実装ラインが一般に用いられている。実装ラインは生産工場の1フロア内で複数配備される場合があり、各実装ラインにおいて実装作業を並行して行うことによって実装基板の大量生産が可能となる。従来、各実装ラインの稼働状況をフロア単位で一元管理するため、各実装ラインに実装ライン管理部(管理システム)を配置し、LANなどの通信ネットワークを介して複数の実装ライン管理部を統合管理部(統合システム)に接続して構成される電子部品実装システムが提案されている(例えば特許文献1を参照)。
実装ライン管理部は、統合管理部にアクセスして基板の生産に必要な生産データなどを読み込む他、実装ラインから受信した装置稼働情報、例えば基板の生産枚数や電子部品の使用数などを統合管理部に送信する。統合管理部は、各実装ラインで使用される生産データや電子部品の識別情報を含む部品ライブラリデータなどを記憶する他、各実装ラインから送信される稼働情報を収集して管理する。
ところで、実装ラインを構成する実装用装置の電子部品実装装置は、テープフィーダによって供給される電子部品を基板に実装する。テープフィーダは、複数の電子部品を収納したキャリアテープを間欠送りして、実装ヘッドによる部品取出位置に電子部品を供給するものである。キャリアテープは供給リール(収納体)に巻回収納されており、供給リールには電子部品の識別情報を記録したバーコードラベルが付されている。供給リールをテープフィーダに装着する際には、実装ラインに備えられたバーコードリーダを用いてバーコードラベルから識別情報を読み取る。そして、当該識別情報に基づいて供給リールに収納される電子部品が誤ったものでないかの照合作業が行われる。従来、この照合作業は統合管理部によって行われ、バーコードリーダによって読み取った識別情報は実装ライン管理部を経由して統合管理部に送信されていた。そして、実装作業は統合管理部による照合作業が完了してから行われていた。
特開2014−86517号公報
実装ライン管理部と統合管理部は、不具合が生じてアクセス不可能な状況に陥る場合があり、その原因いかんによっては修復作業が長時間に亘るおそれもある。このような状況下では、アクセス不可能となる前に照合作業を終えた電子部品については実装作業を続行できるが、新たな供給リールを実装ラインに持ち込んでも、実装ライン管理部はバーコードリーダによって読み取った識別情報を統合管理部に送信できないため、統合管理部による照合作業を行うことができない。したがって、実装ライン管理部と統合管理部とがアクセス可能になるまでは持ち込まれた供給リールに収納された電子部品を対象とした実装作業を行うことができず、生産性が著しく低下するという問題が生じていた。
そこで本発明は、統合管理部にアクセスできない場合であっても、実装ラインの稼動を停止させずに基板の生産を継続することができる電子部品実装システムを提供することを目的とする。
本発明の電子部品実装システムは、基板に電子部品を実装するための複数の実装ラインと、前記複数の実装ラインごとに配置され、配置された実装ラインにおいて基板の生産に必要な生産データを記憶するとともに前記実装ラインから稼働情報を受信して当該実装ラインを管理する複数の実装ライン管理部と、通信ネットワークを介して前記複数の実装ライン管理部に接続され、前記生産データを前記複数の実装ラインごとに記憶するとともに前記稼働情報を前記実装ライン管理部から受信して前記複数の実装ラインを統合管理する統合管理部と、電子部品を収納した収納体に付された記録媒体から当該電子部品を識別するための識別情報を読み取る識別情報読み取り部を備え、前記統合管理部は、前記識別情報読み取り部によって読み取った前記識別情報に基づいて前記収納体に収納される電子部品の照合を行う第1の照合部を有し、前記複数の実装ライン管理部のそれぞれは、前記識別情報読み取り部によって読み取った前記識別情報に基づいて前記収納体に収納される電子部品の照合を行う第2の照合部を有し、前記識別情報読み取り部によって前記識別情報を読み取った際に、前記実装ライン管理部が前記統合管理部にアクセスできるときには前記第1の照合部によって電子部品の照合を行い、前記実装ライン管理部が前記統合管理部にアクセスできないときには前記第2の照合部によって電子部品の照合を行う。
本発明によれば、統合管理部にアクセスできない場合であっても、実装ラインの稼動を停止させずに基板の生産を継続することができる。
本発明の一実施の形態における電子部品実装システムの全体構成図 本発明の一実施の形態における電子部品実装システムが備える電子部品実装装置の構造説明図 本発明の一実施の形態における電子部品実装システムが備えるバーコードリーダおよび電子部品実装装置にセットされる供給リールの構造説明図 本発明の一実施の形態における電子部品実装システムの制御系を示すブロック図 本発明の一実施の形態における部品使用履歴データの説明図 本発明の一実施の形態における電子部品の管理方法を示すフローチャート 本発明の一実施の形態における電子部品の残数の更新処理を示すフローチャート 本発明のその他の実施例における電子部品の管理方法を示すフローチャート 本発明のその他の実施例における電子部品の残数の更新処理を示すフローチャート
まず図1を参照して、本発明の一実施の形態における電子部品実装システムについて説明する。電子部品実装システム1は基板に電子部品が実装された実装基板を生産する機能を有している。この電子部品実装システム1は、統合管理部2と、統合管理部2にLAN(Local Area Network)などの通信ネットワーク3を介してアクセス可能に接続された複数の実装ライン管理部4と、それぞれの実装ライン管理部4に通信ネットワーク5を介してアクセス可能に接続された複数の実装ライン6を含んで構成される。
統合管理部2と実装ライン管理部4はそれぞれ制御装置を備えている。統合管理部2は電子部品実装システム1で取り扱われる各種情報を統合管理するものであり、複数の実装ライン6で実装基板の生産に使用される生産データや、複数の実装ライン管理部4に分散して記憶されている情報を収集して記憶する。実装ライン管理部4は接続先の実装ライン6で取り扱われる各種情報を管理するものであり、実装ライン6から逐次送信される情報を収集して記憶し、また、統合管理部2から読み込んだデータを記憶する。
実装ライン6は、基板に電子部品を実装するための複数の実装用装置を基板の搬送方向に連結して構成される。本実施の形態における実装ライン6は、実装用装置として印刷装置M1、複数の電子部品実装装置M2,M3,M4を含む。印刷装置M1は、基板の電極にはんだペーストを印刷する。電子部品実装装置M2〜M4は、はんだペーストが印刷された基板に電子部品を実装する。なお、実装ライン6は少なくとも1基の電子部品実装装置を含んでいればよい。
次に図2を参照して、電子部品実装装置M2〜M4について説明する。以下、基板の搬送方向をX方向、X方向と水平面内において直交する方向をY方向と定義する。電子部品実装装置M2〜M4は、カバー部材7によって覆われた基台8に以下に説明する各種機構を含んで構成される。基台8の上面には、X方向に延びた一対の搬送コンベアを備えた基板搬送機構9が設けられている。基板搬送機構9は、基板10を搬送して所定の実装作業位置に位置決めする。基板搬送機構9のY方向における両側の位置には、部品供給部11がそれぞれ設けられている。部品供給部11には、複数のテープフィーダ12がX方向に並列した状態で配置されている。
テープフィーダ12は、複数の電子部品13を保持したキャリアテープ14を間欠送りして、後述する吸着ノズル21による部品取り出し位置に電子部品13を供給する。キャリアテープ14は供給リール15に巻回収納されており、供給リール15は台車16に設けられたリール保持部材によって回転自在に保持されている。供給リール15は複数の電子部品13を収納した収納体となっている。
図3において、供給リール15の側面には記録媒体としてのバーコードラベル17が付されている。バーコードラベル17には、供給リール15に巻回収納されたキャリアテープ14が保持する電子部品13を識別するための部品ID(識別情報)が記録されている。部品IDには、供給リール15が未使用である場合の電子部品13の総数(初期値)が当該部品IDと関連付けられて記録されている。なお、バーコードラベル17に替えて外部から情報を読み取り可能な記憶媒体を供給リール15に付してもよい。
図3において、電子部品実装装置M2〜M4は、実装ライン管理部4と無線又は有線で接続されたバーコードリーダ18を備えている。バーコードリーダ18は読み取り面をバーコードラベル17に相対させることで部品IDを読み取る。読み取った部品IDは実装ライン管理部4へ送信され、供給リール15に収納される電子部品13の管理や、供給リール15のセット位置や選択に誤りがないかを判断する際に用いられる。このようにバーコードリーダ18は、電子部品13を収納した収納体に付された記録媒体から当該電子部品13を識別するための部識別情報を読み取る識別情報読み取り部となっている。なお、バーコードリーダ18の設置個所は任意であり、電子部品実装装置M2〜M4を介さずにバーコードリーダ18と実装ライン管理部4を直接接続させてもよい。
図2において、基台8のX方向における端部にはY方向に延びたY軸ビーム19Yが設けられており、Y軸ビーム19YにはX方向に延びたX軸ビーム19XがY方向に移動自在に設けられている。また、X軸ビーム19Xには実装ヘッド20がX方向に移動自在に装着されている。Y軸ビーム19Y、X軸ビーム19Xは、実装ヘッド20をX方向およびY方向に移動させる。実装ヘッド20は供給リール15に収納された電子部品13を吸着可能な複数の吸着ノズル21を備えている。吸着ノズル21は、テープフィーダ12によって部品取り出し位置に供給された電子部品13を吸着して取り出し、基板10に実装する。このように、実装ライン6に含まれる実装用装置の一つである電子部品実装装置M2〜M4は、収納体から電子部品13を取り出して基板10に実装する。
次に図4を参照して、電子部品実装システム1の制御系の構成を説明する。統合管理部2は通信部31、統合データベース32、第1の照合部33、第1の更新部34を含んで構成される。実装ライン管理部4は通信部41、ローカルデータベース42、第2の照合部43、第2の更新部44を含んで構成される。電子部品実装装置M2〜M4が備える制御部50は通信部51、記憶部52、機構駆動部53を含んで構成され、また、基板搬送機構9、テープフィーダ12、バーコードリーダ18、Y軸ビーム19Y、X軸ビーム19X、実装ヘッド20、表示部54、操作・入力部55と接続されている。
通信部31,41は通信ネットワーク3を介して接続され、また、通信部41,51は通信ネットワーク5を介して接続されている。したがって、統合管理部2、実装ライン管理部4、電子部品実装装置M2〜M4との間で各種データの送受信を行うことができる。
統合データベース32(第1の記憶部)は、生産データ35、稼働データ36、部品使用履歴データ37などを記憶する。生産データ35と稼働データ36は、実装ライン6(♯1〜3)ごとに記憶される。生産データ35は実装基板を生産するために必要な各種データから構成され、実装データ35a、部品データ35b、配膳データ35cを含む。実装データ35aは基板10に電子部品13を実装するためのデータであり、基板10に設定された実装位置のXY座標、電子部品13の実装角度などを含む。
部品データ35bは基板10に電子部品13を実装する際の制御パラメータを示すデータである。具体的に述べると、部品データ35bは部品IDごとに電子部品13の外形、キャリアテープ14の送りピッチ、使用される吸着ノズル21の種類、吸着ノズル21が電子部品13を吸着する際の吸着速度や電子部品13を基板10に実装する際の実装速度などの速度パラメータなどを含む。
配膳データ35cは部品供給部11に配置された個々のテープフィーダ12の配膳情報を示すデータであり、「部品ID」と「フィーダアドレスNo」を組み合わせて構成される。「フィーダアドレスNo」は、個々のテープフィーダ12の位置情報を示す。
稼働データ36は、電子部品実装装置M2〜M4を含む複数の実装用装置における稼働情報を実装ライン6ごとに示したデータである。稼働情報には、実装基板の生産枚数、発生したエラーおよびその回数、基板10への実装に使用された電子部品13の数などが含まれる。
図5において、部品使用履歴データ37は、複数の実装ライン6において実装対象として使用される全ての電子部品13に関する情報を示すデータであり、「部品ID」37aに「部品種」37b、「残数」37c、「所在」37dを関連付けて構成される。「部品種」37bは電子部品13の種類を示す。「残数」37cは供給リール15に収納された電子部品13の残数を示し、当該電子部品13が使用される前の段階では供給リール15に収納される総数が設定される。「所在」37dは、部品IDに対応する電子部品13を収納した供給リール15がセットされた電子部品実装装置M2〜M4を特定する情報、および電子部品実装装置M2〜M4において供給リール15がセットされた位置を特定する情報を示す。このように、第1の記憶部(統合データベース32)は、複数の実装ライン6のそれぞれにおいて実装対象となる供給リール15に収納された電子部品13に関する情報を識別情報(部品ID)と関連付けて収納体単位で記憶する。また、第1の記憶部には、供給リール15に収納された電子部品13の残数に関する情報が記憶されている。
第1の照合部33は、配膳データ35cに基づいて、実装ライン管理部4から送信された部品IDと、当該部品IDを記録したバーコードラベル17が付された供給リール15をセットしようとするテープフィーダ12のフィーダアドレスNoと組み合わせられた部品IDの照合を行う。照合の結果、2つの部品IDが一致しないとき、第1の照合部33は照合NGと判断する。言い換えると、照合の動作は正常に行われたが、配膳データ35cに格納されていない部品IDが読み取られた場合、第1の照合部33は照合NGと判断する。また、2つの部品IDが一致するとき、第1の照合部33は照合OKと判断する。言い換えると、照合の動作は正常に行われ、配膳データ35cに格納されている部品IDが読み取られた場合、第1の照合部33は照合OKと判断する。すなわち、第1の照合部33は、実装ライン管理部4を経由して識別情報読み取り部によって読み取った識別情報を受信し、受信した識別情報に基づいて収納体に収納される電子部品13の照合を行う。
第1の更新部34は、それぞれの実装ライン管理部4を経由して電子部品実装装置M2〜M4から送信される稼働情報に基づいて、稼働データ36や部品使用履歴データ37を更新する。例えば、第1の更新部34は、部品使用履歴データ37の「残数」37cにおいて示される電子部品13の残数から、稼働情報に含まれる電子部品13の使用数を減算することで、供給リール15に収納された電子部品13の残数を逐次更新する。
以上説明したように、統合管理部2は通信ネットワーク3を介して複数の実装ライン管理部4とアクセス可能に接続され、生産データ35を複数の実装ライン6ごとに記憶するとともに稼働情報を実装ライン管理部4から受信して複数の実装ライン6を統合管理する。また、第1の更新部34は、実装ライン管理部4を経由して実装ライン6から受信した稼働情報に基づいて第1の記憶部(統合データベース32)に記憶される電子部品13の残数を更新する。
実装ライン管理部4が備えるローカルデータベース42(第2の記憶部)は、接続先の実装ライン6に対応した生産データ35と稼働データ36に加え、単位部品使用履歴データ45などを記憶する。単位部品使用履歴データ45は、それぞれの実装ライン管理部4が管理する一つの実装ライン6において使用される電子部品13に関する情報を示すデータであり、「部品ID」に「部品種」、「残数」、「所在」を関連付けて構成される。各項目の詳細は、部品使用履歴データ37で説明したものと同一であるため説明を省略する。この単位部品使用履歴データ45において示される「残数」には、バーコードリーダ18によって読み取られた部品IDに対応する電子部品13についてのみ反映される。
第2の照合部43は、バーコードリーダ18によって部品IDが読み取られた際、何らかの理由で実装ライン管理部4が統合管理部2にアクセスできない場合に前述した第1の照合部33と同様の照合処理を行う。すなわち、複数の実装ライン管理部4のそれぞれは、識別情報読み取り部によって読み取った識別情報に基づいて収納体に収納される電子部品13の照合を行う。ここで、実装ライン管理部4が統合管理部2にアクセスできない場合とは、実装ライン管理部4から統合管理部2に接続できない等の通信ネットワークエラーや、統合管理部2の統合データベース32のハードウェアまたはソフトウェアの不具合が想定される。
第2の更新部44は、統合データベース32に記憶されている部品使用履歴データ37や、接続先の実装ライン6から受信した稼働情報に基づいて、単位部品使用履歴データ45において示される電子部品13の残数などを更新する。これにより、実装ライン管理部4によって実装ライン6が管理される。
以上説明したように、実装ライン管理部4は、複数の実装ライン6ごとに配置され、配置された実装ライン6において基板10の生産に必要な生産データ35を記憶するとともに実装ライン6から稼働情報を受信して当該実装ライン6を管理する。また、第2の更新部44は、統合管理部2が有する第1の記憶部(統合データベース32)に記憶された電子部品13に関する情報や、実装ライン6から受信した稼働情報に基づいて、第2の記憶部(ローカルデータベース42)に記憶される電子部品13の残数を更新する。
電子部品実装装置M2〜M4が備える記憶部52は、実装ライン管理部4から読み込んだ実装データ35aや部品データ35bなどを記憶する。機構駆動部53は、制御部50に制御されて基板搬送機構9、テープフィーダ12、Y軸ビーム19Y、X軸ビーム19X、実装ヘッド20などを駆動する。これにより、基板10を対象とした搬送作業、位置決め作業、実装作業が実行される。
表示部54はモニタなどの表示装置であり、実装作業に必要な各種の案内画面などを表示する。操作・入力部55はキーボードやマウスなどの入力装置であり、オペレータが所定の入力を行う際に用いられる。
本実施の形態における電子部品実装システム1は以上のように構成される。次に図6を参照して供給リール15に収納された電子部品13の管理方法について説明する。なお、供給リール15に収納された電子部品13の管理とは、電子部品実装装置M2〜M4に供給リール15をセットする際に行われる部品IDの照合と、セットされた供給リール15に収納された電子部品13の残数を取得する一連の処理をさす。
まず、実装ライン管理部4はバーコードリーダ18によって部品IDが読み取られたか判断する(ST1:読み取り判断工程)。実装ライン管理部4は部品IDが読み取られるまで(ST1)を繰り返す。部品IDが読み取られた場合、実装ライン管理部4は統合管理部2にアクセス可能か判断する(ST2:アクセス可否判断工程)。
(ST2)でアクセス可能な場合、統合管理部2(第1の照合部33)は部品IDの照合を行い(ST3:照合工程)、照合OKであるか判断する(ST4:照合結果判断工程)。次いで、実装ライン管理部4は統合管理部2に照合結果を問い合わせ、照合NGである場合、表示部54に照合NGである旨を表示してオペレータにエラー報知する(ST5:エラー報知工程)。
また、(ST4)で照合OKの場合、実装ライン管理部4は部品IDに対応した電子部品13の残数を取得する(ST6:部品残数取得工程)。具体的に述べると、実装ライン管理部4は統合データベース32を参照し、部品使用履歴データ37から部品IDに対応する電子部品13の残数を取得する。取得した残数は単位部品使用履歴データ45に書き込まれる。これにより、その部品IDに対応した電子部品13を対象とした実装作業が可能となる。供給リール15に収納された電子部品13の残数を取得した後、(ST1)に戻る。
また、供給リール15に収納された電子部品13の残数を取得した後、電子部品実装装置M2〜M4においては当該電子部品13を対象とした実装作業が行われる。なお、統合管理部2と実装ライン管理部4がアクセス可能な場合、統合管理部2(第1の更新部34)は実装ライン管理部4から受信した稼働情報に基づいて、統合データベース32に記憶された部品使用履歴データ37において示される電子部品13の残数を更新する。すなわち、実装ライン管理部4が統合管理部2にアクセスできるときには第1の更新部34によって供給リール15に収納された電子部品13の残数を更新する。そして、実装ライン管理部4は更新後の統合データベース32を参照してローカルデータベース42に記憶された電子部品13の残数を更新する。
また、(ST2)で統合管理部2にアクセスできない場合、実装ライン管理部4は部品IDの照合を行い(ST7:部品照合工程)、照合OKであるか判断する(ST8:照合結果判断工程)。照合NGの場合、実装ライン管理部4はその結果を表示部54に表示してオペレータにエラー報知する(ST9:エラー報知工程)。
また、(ST8)で照合OKの場合、実装ライン管理部4はバーコードリーダ18によって読み取られた部品IDと関連付けられた電子部品13の初期値、すなわち使用前の供給リール15に収納された電子部品13の総数を当該電子部品13の残数として取得する(ST10:部品残数取得工程)。電子部品13の残数を取得後、(ST1)に戻る。また、電子部品実装装置M2〜M4においては取得した電子部品13の残数に基づいて実装作業が行われる。
このような方法で供給リール15に収納された電子部品13の残数を取得する理由は次のとおりである。すなわち、実装ライン管理部4が統合管理部2にアクセスできない状況以下では、実装ライン管理部4は統合データベース32を参照して供給リール15に収納された電子部品13の残数を取得することができず、また、電子部品実装装置M2〜M4は供給リール15に収納された電子部品13の残数が取得されるまでは実装作業を行うことができない。そのため、部品IDに関連付けられた電子部品13の総数を残数とみなすことで、電子部品実装装置M2〜M4における実装作業を継続できるようにしている。なお、実装ライン管理部4が統合管理部2にアクセスできない状況下で新たにセットされた供給リール15が他の実装ライン6で既に使用されていたいわゆる仕掛かりのものである場合、実装ライン管理部4が取得する電子部品13の残数は誤りである可能性が極めて高いが、前述のとおり電子部品実装装置M2〜M4では当該供給リール15に収納された電子部品13を対象として実装基板の生産を継続させることができる。このように、第2の照合部43による照合を終えた電子部品13を対象とした実装作業を行う場合、実装ライン管理部4は供給リール15に収納された電子部品13の総数(初期値)を残数として取得する。
次に図7を参照して、実装ライン管理部4が統合管理部2にアクセスできない状況以下で、第2の照合部43によって部品IDの照合を行った電子部品13の残数の更新処理のフローについて説明する。まず、実装ライン管理部4は統合管理部2へのアクセスが復帰したか判断する(ST21:アクセス復帰判断工程)。アクセスが復帰していない場合、実装ライン管理部4は実装ライン6から送信される稼働情報に供給リール15に収納された電子部品13の使用数、すなわち基板10に実装された電子部品13の数が含まれているか判断する(ST22:電子部品使用判断工程)。供給リール15に収納された電子部品13の使用数が含まれていない場合は(ST21)に戻る。
また、稼働情報に供給リール15に収納された電子部品13の使用数が含まれている場合、実装ライン管理部4(第2の更新部44)はローカルデータベース42が記憶する単位部品使用履歴データ45に示される電子部品13の残数を更新する(ST23:部品残数更新工程)。このとき、実装ライン管理部4は供給リール15に収納された電子部品13の総数(初期値)から電子部品13の使用数を減算する。供給リール15に収納された電子部品13を更新したならば(ST21)に戻る。すなわち、実装ライン管理部4が統合管理部2にアクセスできないときには第2の更新部44によって供給リール15に収納された電子部品13の残数を更新する。
また、(ST21)で統合管理部2へのアクセスが復帰した場合、実装ライン管理部4は単位部品使用履歴データ45に示される電子部品13の残数を統合管理部2に送信する。そして、統合管理部2は受信した電子部品13の残数に基づいて、統合データベース32が記憶する部品使用履歴データ37に示される電子部品13の残数を更新する。すなわち、統合管理部2は、統合データベース32が記憶する部品使用履歴データ37に示される電子部品13の残数を、ローカルデータベース42が記憶する単位部品使用履歴データ45に示される電子部品13の残数に更新する(ST24:部品残数更新工程)。
このように、本実施の形態における電子部品実装システム1は、識別情報読み取り部によって識別情報を読み取った際に、実装ライン管理部4が統合管理部2にアクセスできるときには第1の照合部33によって供給リール15に収納された電子部品13の照合を行い、実装ライン管理部4が統合管理部2にアクセスできないときには第2の照合部43によって供給リール15に収納された電子部品13の照合を行うようにしている。そして、電子部品実装装置M2〜M4は第1の照合部33又は第2の照合部43による照合を終えた供給リール15に収納された電子部品13を対象とした実装作業を行うことにより、実装ライン管理部4が統合管理部2にアクセスできない場合であっても、実装ライン6の稼動を停止させずに基板10(実装基板)の生産を継続することができる。
次に図8を参照して、供給リール15に収納された電子部品13の管理方法のその他の実装例について説明する。この例では、実装ライン管理部4が統合管理部2にアクセスできない状況下で仕掛かりの供給リール15が新たにセットされた場合でも、その供給リール15に収納された電子部品13の残数をより正確に管理できる点で前述した本実施の形態と異なる。なお、本実施の形態と同一の工程については簡略して説明する。
まず、実装ライン管理部4は統合管理部2にアクセス可能か判断する(ST31:アクセス可否判断工程)。アクセス可能である場合、統合管理部2と実装ライン管理部4との間で電子部品13の情報(部品情報)を同期させる(ST32:同期工程)。すなわち、実装ライン管理部4は統合データベース32を参照し、接続先の電子部品実装装置M2〜M4において実装対象となる全ての電子部品13に関する情報を部品使用履歴データ37から取得する。なお、電子部品13に関する情報には残数が含まれる。そして、実装ライン管理部4は取得した情報に基づいて単位部品使用履歴データ45を書き換える。これにより、ローカルデータベース42には未だ照合処理を行っていない部品IDに対応する電子部品13の残数が記憶される。これに加え、統合管理部2の統合データベース32と実装ライン管理部4のローカルデータベースの双方に含まれる部品IDに対応する電子部品13の残数が一致する。なお、この工程(ST32)では、複数の実装ライン管理部4のうち、統合管理部2とアクセス可能な全ての実装ライン管理部4との間で同期が行われる。
次いで、実装ライン管理部4はバーコードリーダ18によって部品IDが読み取られたか判断する(ST33:読み取り判断工程)。部品IDが読み取られていない場合は(ST31)に戻る。また、部品IDが読み取られた場合、統合管理部2(第1の照合部33)は部品IDの照合を行い(ST34:照合工程)、照合OKであるか判断する(ST35:照合結果判断工程)。照合NGの場合、実装ライン管理部4はエラー報知する(ST36:エラー報知工程)。また、照合OKの場合、実装ライン管理部4は統合データベース32を参照し、部品使用履歴データ37から部品IDに対応する電子部品13の残数を取得する(ST37:部品残数取得工程)。供給リール15に収納された電子部品13の残数を取得後、(ST31)に戻る。
また、(ST31)で統合管理部2にアクセスできない場合、実装ライン管理部4はバーコードリーダ18によって部品IDが読み取られたか判断する(ST38:読み取り判断工程)。部品IDが読み取られていない場合は(ST31)に戻る。また、部品IDが読み取られた場合、実装ライン管理部4(第2の照合部43)は部品IDの照合を行い(ST39:照合工程)、照合OKであるか判断する(ST40:照合結果判断工程)。照合NGの場合、実装ライン管理部4はエラー報知する(ST41:エラー報知工程)。また、照合OKの場合、実装ライン管理部4はローカルデータベース42に記憶された単位部品使用履歴データ45から当該部品IDに対応する電子部品13の残数を取得する(ST42:部品残数取得工程)。供給リール15に収納された電子部品13の残数を取得後、(ST31)に戻る。
その後、電子部品実装装置M2〜M4で行われる実装作業においては、前述の工程(ST42)で取得した残数から供給リール15に収納された電子部品13の使用数を減算することによって、当該電子部品13の残数が更新される。その他の実施例では、実装ライン管理部4が統合管理部2にアクセス不可能となる前までは統合管理部2と実装ライン管理部4との間で供給リール15に収納された電子部品13の残数を含む部品情報を同期させている。したがって、実装ライン管理部4は統合管理部2へアクセスできない間に新たな供給リール15がセットされた場合でも、その供給リール15に収納された電子部品13の残数をより正確に取得して残数管理を行うことができる。
次に図9を参照して、実装ライン管理部4が統合管理部2にアクセスできない状況以下で、第2の照合部43によって部品IDの照合を行った電子部品13の残数の更新処理のフローについて説明する。まず、実装ライン管理部4は統合管理部2とのアクセスが復帰したか判断する(ST51:アクセス復帰判断工程)。アクセスが復帰していない場合、実装ライン管理部4は実装ライン6から送信される稼働情報に供給リール15に収納された電子部品13の使用数が含まれているか判断する(ST52:電子部品使用判断工程)。供給リール15に収納された電子部品13の使用数が含まれていない場合は(ST51)に戻る。また、供給リール15に収納された電子部品13の使用数が含まれている場合、実装ライン管理部4は使用された電子部品13の数をカウントする(ST53:カウント工程)。
また、(ST51)で統合管理部2へのアクセスが復帰した場合、実装ライン管理部4は蓄積された稼働情報を統合管理部2に送信する。統合管理部2は受信した稼働情報に基づいて、実装ライン管理部4がアクセスできない間に使用された電子部品13の数を取得する(ST54:電子部品使用数取得工程)。次いで、統合管理部2は統合データベース32を参照して、実装ライン管理部4がアクセスできない間に使用された部品IDに対応する電子部品13の残数を部品使用履歴データ37から取得する(ST55:部品残数取得工程)。
次いで、統合管理部2(第1の更新部34)は(ST55)で取得した電子部品13の残数から、(ST54)で取得した電子部品13の使用数を減算する(ST56:減算工程)。すなわち、(ST54)〜(ST56)では、実装ライン管理部4と統合管理部2がアクセス可能な状態に復帰した後、統合管理部2は実装ライン管理部4とアクセス不可能な状況下で行われた実装作業において使用された電子部品13の使用数を取得し、第1の更新部34は第1の記憶部(統合データベース32)に記憶されている電子部品13の残数から当該使用数を減算する。次いで、統合管理部2(第1の更新部34)は減算した後の電子部品13の残数に基づいて、統合データベース32を更新する(ST57:更新工程)。具体的には、統合管理部2は減算した後の電子部品13の残数を部品使用履歴データ37に書き込む。
次いで、供給リール15に収納された電子部品13の残数を統合管理部2と実装ライン管理部4との間で同期させる(ST58:同期工程)。具体的には、実装ライン管理部4は統合データベース32を参照して、供給リール15に収納された電子部品13の残数を部品使用履歴データ37から取得する。そして、実装ライン管理部4(第2の更新部44)は取得した電子部品13の残数に基づいて単位部品使用履歴データ45を更新する。すなわち、実装ライン管理部4と統合管理部2がアクセス可能な状態に復帰した後、第2の更新部44は、第2の記憶部(ローカルデータベース42)に記憶された電子部品13の残数を第1の更新部34によって更新された電子部品13の残数に更新する。
以上説明したように、その他の実施例によれば、統合管理部2と実装ライン管理部4との間で供給リール15に収納された電子部品13の残数を同期させている。したがって、何らかの理由により実装ライン管理部4が統合管理部2にアクセスできなくなり、この間に仕掛かりの供給リール15が電子部品実装装置M2〜M4に新たにセットされた場合でも、実装ライン管理部4はその供給リール15に収納された電子部品13の残数をより正確に取得することができる。その結果、当該実装ライン管理部4に接続された電子部品実装装置M2〜M4では、より正確な電子部品13の残数管理の下で実装作業を継続して行うことができる。
以上、本発明を実施の形態を元に説明した。この実装の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
識別情報読み取り部は、電子部品実装装置M2〜M4に備えられるバーコードリーダ18を用いて説明したが、例えば、作業者が所持するタブレット端末等の携帯端末に備えられる識別部や撮像部を識別情報読み取り部として用いてもよい。また、その場合、タブレット端末の通信部から読み取った識別情報を実装ライン管理部4に送信する。
また、実装ライン管理部は、各実装ラインの稼働状況をフロア単位で一元管理するため、各実装ラインに実装ライン管理部(管理システム)を配置したが、部品実装装置に実装ライン管理部の機能を備えていてもよい。
本発明によれば、統合管理部にアクセスできない場合であっても、実装ラインの稼動を停止させずに基板の生産を継続することができ、電子部品実装分野におおいて有用である。
1 電子部品実装システム
2 統合管理部
3 通信ネットワーク
4 実装ライン管理部
10 基板
13 電子部品
15 供給リール
17 バーコードラベル
18 バーコードリーダ
32 統合データベース
33 第1の照合部
34 第1の更新部
42 ローカルデータベース
43 第2の照合部
44 第2の更新部

Claims (5)

  1. 基板に電子部品を実装するための複数の実装ラインと、
    前記複数の実装ラインごとに配置され、配置された実装ラインにおいて基板の生産に必要な生産データを記憶するとともに前記実装ラインから稼働情報を受信して当該実装ラインを管理する複数の実装ライン管理部と、
    通信ネットワークを介して前記複数の実装ライン管理部に接続され、前記生産データを前記複数の実装ラインごとに記憶するとともに前記稼働情報を前記実装ライン管理部から受信して前記複数の実装ラインを統合管理する統合管理部と、
    電子部品を収納した収納体に付された記録媒体から当該電子部品を識別するための識別情報を読み取る識別情報読み取り部を備え、
    前記統合管理部は、前記識別情報読み取り部によって読み取った前記識別情報に基づいて前記収納体に収納される電子部品の照合を行う第1の照合部を有し、
    前記複数の実装ライン管理部のそれぞれは、前記識別情報読み取り部によって読み取った前記識別情報に基づいて前記収納体に収納される電子部品の照合を行う第2の照合部を有し、
    前記識別情報読み取り部によって前記識別情報を読み取った際に、前記実装ライン管理部が前記統合管理部にアクセスできるときには前記第1の照合部によって電子部品の照合を行い、前記実装ライン管理部が前記統合管理部にアクセスできないときには前記第2の照合部によって電子部品の照合を行うことを特徴とする電子部品実装システム。
  2. 前記第2の照合部による照合を終えた電子部品を対象とした実装作業を行う場合、前記実装ライン管理部は前記電子部品の総数を残数として取得することを特徴とする請求項1に記載の電子部品実装システム。
  3. 前記統合管理部と前記実装ライン管理部は、それぞれ電子部品の残数に関する情報を記憶する第1の記憶部、第2の記憶部を有し、
    前記統合管理部は、前記実装ライン管理部を経由して前記実装ラインから受信した前記稼働情報に基づいて前記第1の記憶部に記憶される電子部品の残数を更新する第1の更新部をさらに有し、
    前記複数の実装ライン管理部のそれぞれは、前記実装ラインから受信した前記稼働情報に基づいて前記第2の記憶部に記憶される電子部品の残数を更新する第2の更新部をさらに有し、
    前記実装ライン管理部が前記統合管理部にアクセスできるときには前記第1の更新部によって電子部品の残数を更新し、前記実装ライン管理部が前記統合管理部にアクセスできないときには前記第2の更新部によって電子部品の残数を更新することを特徴とする請求項1に記載の電子部品実装システム。
  4. 前記実装ライン管理部と前記統合管理部がアクセス可能な状態に復帰した後、前記統合管理部は前記実装ライン管理部とアクセス不可能な状況下で行われた実装作業において使用された電子部品の使用数を取得し、前記第1の更新部は前記第1の記憶部に記憶されている電子部品の残数から当該使用数を減算することによって電子部品の残数を更新することを特徴とする請求項3に記載の電子部品実装システム。
  5. 前記実装ライン管理部と前記統合管理部がアクセス可能な状態に復帰した後、前記第2の更新部は、前記第2の記憶部に記憶された電子部品の残数を前記第1の更新部によって更新された電子部品の残数に更新することを特徴とする請求項3又は4に記載の電子部品実装システム。
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