JP2016090208A - マルチ燃焼装置、排気の逆流抑制方法、およびマルチ給湯システム - Google Patents

マルチ燃焼装置、排気の逆流抑制方法、およびマルチ給湯システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016090208A
JP2016090208A JP2014229059A JP2014229059A JP2016090208A JP 2016090208 A JP2016090208 A JP 2016090208A JP 2014229059 A JP2014229059 A JP 2014229059A JP 2014229059 A JP2014229059 A JP 2014229059A JP 2016090208 A JP2016090208 A JP 2016090208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
combustor
combustion
backflow
blower fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014229059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6767087B2 (ja
Inventor
和志 岩間
Kazuyuki Iwama
和志 岩間
秀忠 高井
Hidetada Takai
秀忠 高井
秀人 小池
Hideto Koike
秀人 小池
大介 越水
Daisuke Koshimizu
大介 越水
直樹 恩田
Naoki Onda
直樹 恩田
はるか 馬渕
Haruka Mabuchi
はるか 馬渕
亮太 古郡
Ryota Kogori
亮太 古郡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Purpose Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Purpose Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd, Purpose Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP2014229059A priority Critical patent/JP6767087B2/ja
Publication of JP2016090208A publication Critical patent/JP2016090208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6767087B2 publication Critical patent/JP6767087B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】排気の逆流検知を必要とすることなく、集合排気部に流れる排気が燃焼停止中の燃焼器に逆流することを抑制する。【解決手段】複数の燃焼器(12、給湯器52)を備え、各燃焼器の排気(EG)を集合排気部(集合排気ダクト18)に集合させて排出するマルチ燃焼装置(2)であって、前記集合排気部と前記燃焼器との間の排気通路にある逆流抑制部(逆流抑制アダプター20)と、前記燃焼器の燃焼停止中に該燃焼器から前記排気通路に送風する送風ファン(28)とを備え、前記集合排気部から燃焼停止中の前記燃焼器への前記排気の逆流を抑制する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の燃焼器の各排気を集合して排出する排気技術に関する。
給湯需要の多い病院、ホテル、老健施設などの各種施設では複数の給湯器を併用し、給湯需要の変動に対応するマルチ給湯システムが知られている。このマルチ給湯システムでは、石油ボイラやガスボイラなどの燃料を用いる複数の燃焼器が用いられる。各燃焼器は給湯需要に応じて燃焼台数を切り替え、屋内設置の場合、各燃焼器から出る排気は集合排気部に集合させて外気に排出させている。このような集合排気では、燃焼中の燃焼器の排気が燃焼停止中の燃焼器側に逆流するおそれがある。
この集合排気に起因する排気の逆流に関し、燃焼器の送風ファンが一定時間、運転されない場合には、非燃焼状態として送風ファンの運転を一定時間行わせ、非燃焼中の燃焼器側への排気の逆流を防止することが知られている(たとえば、特許文献1)。また、燃焼器に逆流検知部としてCOセンサを備え、このCOセンサで逆流を検出した際、非燃焼状態にある燃焼器の送風ファンを一定時間だけ運転し、送風によって逆流を押し戻すことが知られている(たとえば、特許文献2)。
燃焼中の燃焼器側の送風ファンの平均回転数を算出し、燃焼停止中の燃焼器側の送風ファンの回転数を決定し、この回転数でまたはその数分の1の回転数で送風ファンを回転させ、排気の逆流を防止することが知られている(たとえば、特許文献3)。また、この排気の逆流防止のため、排気筒に逆止弁を備えることが知られている(たとえば、特許文献4)。
特開2013−164177号公報 特開2013−164178号公報 特表2011−522203号公報 米国特許第8578963号明細書
ところで、複数の燃焼器の各排気を集合排気部に集合させて排出することは、排気系統の簡略化や、総合的な排気管理が可能であるなど、排気対策として有利である。しかし、燃焼中の燃焼器に対し、燃焼停止中の燃焼器側は、集合排気部より低圧状態になる。このため、集合排気部に流れる排気が燃焼停止中の燃焼器に逆流する場合がある。排気が逆流すると、非燃焼中の燃焼器ではバーナ、熱交換器などの金属部材が酸性の排気に曝され、腐食などを引き起こすという課題がある。
集合排気部からの逆流を監視するには、逆流検知を行えばよいが、逆流検知センサなどを設置すれば、設備コストを増加させ、逆流抑制動作の信頼性が逆流検知センサの検知に依存するという課題がある。
そこで、本発明の目的は上記課題に鑑み、排気の逆流検知を必要とすることなく、集合排気部に流れる排気が燃焼停止中の燃焼器に逆流することを抑制することにある。
本発明の一側面によれば、複数の燃焼器を備え、各燃焼器の排気を集合排気部に集合させて排出するマルチ燃焼装置であって、前記集合排気部と前記燃焼器との間の排気通路にある逆流抑制部と、前記燃焼器の燃焼停止中に該燃焼器から前記排気通路に送風する送風ファンとを備え、前記集合排気部から燃焼停止中の前記燃焼器への前記排気の逆流を抑制する。
上記マルチ燃焼装置において、前記逆流抑制部は、前記排気通路にある蓋状部材と、少なくとも重力によりまたは前記送風ファンによる送風により移動可能に前記蓋状部材を支持する支持機構とを備えてもよい。
上記マルチ燃焼装置において、前記逆流抑制部は、前記排気通路に着脱可能に備えてもよい。
上記マルチ燃焼装置において、前記燃焼器が燃焼中か、燃焼停止中かを判断し、燃焼停止中の前記燃焼器の前記送風ファンを回転状態に制御する制御部を備えてもよい。
上記マルチ燃焼装置において、前記燃焼器の燃焼停止中、前記送風ファンの回転数を燃焼時の最小回転数または該回転数より低い回転数に制御する制御部を備えてもよい。
本発明の一側面によれば、複数の燃焼器を備え、各燃焼器の排気を集合排気部に集合させて排出するマルチ燃焼排気の逆流抑制方法であって、前記集合排気部と前記燃焼器との間の排気通路に逆流抑制部を設置し、前記燃焼器の燃焼停止中、前記逆流抑制部によって前記燃焼器への前記排気の逆流を抑制し、または、前記燃焼器の送風ファンを動作させて前記排気通路へ送風して前記集合排気部から燃焼停止中の前記燃焼器への前記排気の逆流を抑制する。
また、本発明の一側面によれば、複数の給湯器を備え、各給湯器の排気を集合排気部に集合させて排出するマルチ給湯システムであって、既述のマルチ燃焼装置を備える。
本発明によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 逆流検知センサなどの装備を必要とすることなく、各燃焼器の排気通路に備える逆流抑制部により集合排気部からの排気の逆流を抑制でき、燃焼停止中の燃焼器に排気が流入するのを防止できる。また、燃焼停止中の燃焼器の送風ファンの回転により、排気通路に送風することができ、集合排気部からの排気の逆流を効果的に抑制できる。
(2) 燃焼停止中の燃焼器の送風ファンが回転すれば、逆流抑制部を通過する送風ファンによる送風で排気の逆流を防止でき、送風ファンが停止中であれば、逆流抑制部のみで排気の逆流を防止でき、排気の逆流抑制の信頼性を高めることができる。
(3) 排気逆流センサや時限的な制御は必要なく、単純で簡易的に逆流を抑制することが可能であるから、燃焼器やマルチ燃焼システムの部品点数を削減でき、排気の逆流抑制のための構成を簡略化でき、排気動作の信頼性を向上させることができる。
(4) 燃焼器の排気筒に逆流抑制部を備えるので、各燃焼器の逆流抑制のための部品点数を少なくすることができ、燃焼器やシステムの低コストを図ることができる。
(5) 逆流抑制部は完全な逆流抑止の必要はなく、構造を簡易にできるので、低コストでの制作が可能である。
第1の実施の形態に係るマルチ燃焼装置の構成例を示す図である。 マルチ燃焼装置の内部の一例を示す図である。 逆流抑制アダプターの一例を示す断面図である。 逆流抑制アダプターの動作を示す図である。 マルチ燃焼装置の制御部の構成例を示す図である。 送風ファンの制御を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るマルチ給湯システムを示す図である。
〔第1の実施の形態〕
<外観構成>
図1は、第1の実施の形態に係るマルチ燃焼装置の外観構成例を示している。図1に示す構成は一例であり、本発明が斯かる構成に限定されるものではない。
このマルチ燃焼装置2には複数の基台部の一例として一対の基台部4−1、4−2が備えられている。各基台部4−1、4−2はたとえば、長手方向に配置され、各基台部4−1、4−2には内部に給水配管、給湯配管および燃料配管などの機材が設置される。各給水配管、各給湯配管および各燃料配管は連結され、この例では、基台部4−2の図中X軸方向の側面に給水配管連結部6、給湯配管連結部8および燃料配管連結部10が配設されている。給水配管連結部6には図示しない給水配管が連結され、上水などの給水が行われる。給湯配管連結部8には図示しない給湯配管が連結され、給湯需要に応じた給湯が行われる。そして、燃料配管連結部10には燃料配管が連結され、燃料が供給される。この燃料は灯油などの液体燃料、燃料ガスなどの気体燃料のいずれでもよい。この実施の形態では、燃料ガスGを用いる場合を示している。
基台部4−1の上側には一例として4台の燃焼器12−1、12−2、12−3、12−4(燃焼器を特定しない場合には燃焼器12−5、12−6、12−7、12−8を含め以下単に「燃焼器12」と称する)、基台部4−2の上側には一例として同様に4台の燃焼器12−5、12−6、12−7、12−8が設置されている。これら燃焼器12はたとえば、瞬間湯沸器や給湯器であればよいが、燃焼により排気を生ずるものであればよい。これら8台の燃焼器12がマルチ燃焼装置2に備えられている。
各燃焼器12の天井側には排気筒16−1が備えられ、この排気筒16−1に対応する排気筒16−2が集合排気ダクト18側に備えられる。各排気筒16−1、16−2は排気通路の一例であり、この例では円筒状であるが、角筒状などの他の形状であってもよい。集合排気ダクト18は、集合排気部の一例であり、各燃焼器12からの排気を集合させて外気に排出させる。集合排気ダクト18では耐熱性の板状部材たとえば、ステンレスなどの金属部材で角筒状に形成されているが円筒状であってもよい。
そして、排気筒16−1、16−2の間には逆流抑制アダプター20が着脱可能に取り付けられている。排気筒16−1、16−2は、逆流抑制アダプター20を含んで燃焼器12毎の排気通路を構成している。この排気通路において、逆流抑制アダプター20は排気の逆流抑制部の一例であり、集合排気ダクト18から燃焼停止中の燃焼器12側への排気の逆流を抑制する。この実施の形態では、燃焼器12の排気筒16−1、16−2毎に逆流抑制アダプター20が取り付けられており、燃焼器1台に対してひとつの逆流抑制アダプター20が設置されている。各逆流抑制アダプター20は、既述の排気筒16−1、16−2を介して集合排気ダクト18に対して密閉状態で接続されている。各逆流抑制アダプター20は、設置された燃焼器12が燃焼中か燃焼停止中かで動作が異なる。つまり、燃焼停止中の燃焼器12に対し、集合排気ダクト18からの排気EGの逆流抑制機能を有するが、燃焼中の燃焼器12に対し、その燃焼器12から集合排気ダクト18への排気EGの排出機能を有する。
<燃焼器12および逆流抑制アダプター20の機能>
図2は、各燃焼器12、排気筒16−1、16−2、集合排気ダクト18および逆流抑制アダプター20の断面を示している。
各燃焼器12の装置筐体22には燃焼室24が備えられている。この燃焼室24の内部にはバーナ26が備えられ、燃焼室24の下方からバーナ26に送風する送風ファン28が設置されている。バーナ26にはたとえば、燃料ガスGが供給される。送風ファン28は、燃料ガスGの燃焼開始および燃焼中、燃焼時回転により、燃料ガスGの燃焼に必要な燃焼用空気Afをバーナ26に供給する。
バーナ26には燃料ガスGの燃焼により燃焼排気(以下単に「排気」と称する)EGが生成される。この排気EGが、燃焼室24の上部側にあるたとえば、熱交換器30を通り、排気筒16−1、逆流抑制アダプター20、排気筒16−2を経て集合排気ダクト18に流れる。熱交換器30では、通過する排気EGの持つ熱と、熱交換器30に流れる水Wとの熱交換が行われる。この熱交換には、排気EGの持つ顕熱、潜熱のいずれまたは双方が用いられる。
そして、逆流抑制アダプター20には排気EGの逆流を抑制する蓋状部材の一例として逆流抑制板32が備えられ、この逆流抑制板32を回動可能に支持するための支持機構の一例として支持機構部34が備えられている。この逆流抑制板32は自機側のバーナ26が排気EGを生成していない場合、常態として閉成状態となる。
各燃焼器12の送風ファン28は、燃料ガスGの燃焼開始および燃焼中と、燃焼停止中とで異なる回転数で回転させる。燃料ガスGの燃焼開始および燃焼中には、燃焼時回転、また、燃料ガスGの燃焼停止中には、逆流抑制回転とすればよい。逆流抑制回転は、逆流抑制に必要な風量であればよく、たとえば、燃焼時回転の最低回転数またはこの最低回転数未満とすればよい。この送風ファン28から生じた送風Aminは、逆流抑制板32を重力方向と逆方向に移動させ、逆流抑制アダプター20から集合排気ダクト18側に向かって逆流抑制のための気流を生じさせる。
このような逆流抑制動作により、図2に示す各燃焼器12−1、12−2、12−3、12−4では、燃焼器12−1、12−3が燃焼中、燃焼器12−2、12−4が燃焼停止中(逆流抑制中)である。各燃焼器12−1、12−3から出た排気EGは集合排気ダクト18に流れる。このとき、各逆流抑制アダプター20の逆流抑制板32は送風ファン28の燃焼時回転によって生じた排気流で大きく開く。排気EGは、通流を逆流抑制板32に妨げられることなく、集合排気ダクト18側に円滑に流れ、集合排気ダクト18から排出される。
これに対し、燃焼停止中の各燃焼器12−2、12−4では、送風ファン28で送風Aminを生じさせ、この送風Aminが逆流抑制アダプター20に供給される。このとき、逆流抑制板32は送風Aminを受けて僅かに開き、排気EGの逆流を抑制する気流が燃焼器12から逆流抑制アダプター20を経て集合排気ダクト18側に流れる。これにより、燃焼停止中の各燃焼器12−2、12−4側へ排気EGの逆流を防止できる。
<逆流抑制アダプター20>
図3は、逆流抑制アダプター20の断面を示している。逆流抑制アダプター20には一例として、円筒状の逆流抑制アダプター本体36が備えられ、この逆流抑制アダプター本体36には排気筒16−1側に排気筒部38−1、排気筒16−2側に排気筒部38−2が備えられる。逆流抑制アダプター本体36は排気筒16−1、16−2より径大である。排気筒部38−1には排気筒16−1が挿入され、排気筒16−2側には排気筒部38−2が挿入され、排気筒部38−1および排気筒16−1の連結部40−1、排気筒16−2および排気筒部38−2に連結部40−2が構成されている。これにより、逆流抑制アダプター20が排気筒16−1、16−2に連結される。
逆流抑制アダプター本体36の空間部42には、排気筒部38−1の先端側が挿入されて開口されている。この開口部44に対し、逆流抑制板32が開閉可能に支持機構部34に支持されている。この逆流抑制板32は、排気筒部38−1の開口部44の開口面積より大きく、開口部44の開口面を覆う程度の面積を備えればよい。この逆流抑制板32は耐腐食性、断熱性を備える材料としてたとえば、ステンレス板で形成すればよい。
この実施の形態では、排気筒部38−1と逆流抑制アダプター本体36の内壁との間にはフランジ部46によって支持機構部34を設置する空間部が形成されている。この空間部に支持機構部34を設置したことにより、逆流抑制板32の回動支持機構が逆流抑制アダプター本体36内にコンパクトに配置されている。
<逆流抑制アダプター20の動作>
斯かる構成により、支持機構部34に回動可能に支持された逆流抑制板32は、重力を受けて開口部44側に閉じ、いずれの燃焼器12も燃焼していない場合、これが常態となる。
A) 燃焼器12の燃焼時
燃焼器12の燃焼中、図4のAに示すように、逆流抑制板32が排気EGを受けて大きく開かれる。逆流抑制板32が排気EGを妨げることなく、円滑に集合排気ダクト18に流れる。この場合、逆流抑制板32の開度は、排気EGの風量に応じた大きさとなる。
B) 排気EGの逆流抑制時(送風ファン28の動作時)
燃焼停止中の各燃焼器12では、送風ファン28をたとえば、燃焼時の回転数の最低回転数で動作させると、送風Aminが生じ、排気筒16−1側に流れる。このとき、各逆流抑制アダプター20の逆流抑制板32は図4のBに示すように、送風Aminを受けて僅かに開き、排気EGの逆流を抑制する気流を生じさせる。これにより、排気EGの燃焼停止中の各燃焼器12側への逆流を抑制できる。
C) 逆流抑制アダプター20の逆流抑制時(送風ファン28の停止時)
燃焼停止中の各燃焼器12の送風ファン28が何らかの事情で回転停止中であれば、図4のCに示すように、逆流抑制板32が自重により排気筒部38−1の開口部44側に移動し、その開度が狭められることになる。これにより、送風ファン28が回転しない場合であっても、集合排気ダクト18からの燃焼停止中の燃焼器12側への排気EGの逆流を抑制できる。
<制御系統48>
図5は、マルチ燃焼装置2の制御系統48の一例を示している。この制御系統48は各燃焼器12−1、12−2・・・12−8に備えられた各燃焼制御部48−1と、これら燃焼制御部48−1を統括するマルチ制御部48−2を備えている。燃焼制御部48−1およびマルチ制御部48−2はともにマイクロコンピュータなどの情報処理装置で構成され、プロセッサのほか、記録媒体としてROM(Read-Only Memory)やRAM(Random-Access Memory)を備える。ROMには、OS(Operating System)や排気制御を含む燃焼制御を実行するためのプログラムが格納されている。
各燃焼制御部48−1は、各燃焼器12の排気制御を含む燃焼制御を担い、マルチ制御部48−2と連係する。各燃焼制御部48−1には既述の送風ファン28を回転させるファンモータ50のほか、図示しない給湯電磁弁や燃料電磁弁などの機能部が接続される。
これに対し、マルチ制御部48−2は各燃焼制御部48−1の制御を統括し、複数の燃焼器12に対する負荷の増減に応じ、燃焼器12のいずれを燃焼させまたはその燃焼を停止させるなどの包括的な制御を行う。この燃焼制御における燃焼停止中の燃焼器12の送風ファン28の制御では、燃焼停止中である燃焼器12を把握し、該燃焼器12の送風ファン28に逆流抑制回転を行わせるかの指示がマルチ制御部48−2から各燃焼制御部48−1に与えられる。燃焼制御部48−1は、燃焼制御や排気制御以外の制御を行う制御部で構成してもよい。
<排気制御>
図6は、各燃焼器12の排気制御の処理手順を示している。この処理手順はたとえば、マルチ制御部48−2にあるコンピュータで実行される情報処理の一例である。
この処理手順では、各燃焼器12の燃焼開始または燃焼中、または燃焼停止中に排気制御が実行される。
この排気制御では、燃焼器12の判断処理を行う(S101)。この判断処理では、燃焼器12のいずれかが燃焼中かを判断する(S102)。燃焼器12が燃焼中であるかは、燃焼制御部48−1からの燃焼情報をマルチ制御部48−2に受け、マルチ制御部48−2が判断すればよい。
いずれの燃焼器12も燃焼中でなければ、つまり、燃焼停止中であれば(S102のNO)、S101に戻る。
いずれかの燃焼器12が燃焼中であれば(S102のYES)、燃焼器12の特定を行う(S103)。この特定では、燃焼停止中の燃焼器12かを判断する(S104)。
燃焼停止中の燃焼器12であれば(S104のYES)、送風ファン28に燃焼時回転数のたとえば、最低回転数を設定する(S105)。これにより送風ファン28は逆流抑制回転となり、既述の送風Aminが生成され、排気EGの逆流抑制が行われる。
これに対し、燃焼中の燃焼器12であれば(S104のNO)、送風ファン28に燃焼時回転数を設定する(S106)。これにより送風ファン28は燃焼時回転となり、燃料ガスGの燃焼が行われ、排気EGが生成される。
このような排気制御と、逆流抑制アダプター20の動作およびファン回転数は次の通りである。
A) 排気EGの逆流抑制動作(送風ファン28の正常時)
燃焼停止中の燃焼器12であれば、送風ファン28は燃焼時回転数のたとえば、最低回転数で回転させればよい。これにより、燃焼停止中の燃焼器12への排気EGの逆流を防止できる。
B) 排気EGの逆流抑制動作(送風ファン28の故障時)
燃焼停止中の燃焼器12であれば、送風ファン28は回転停止となる。この場合、既述の送風Aminは生じないので、逆流抑制アダプター20の逆流抑制板32による排気EGの逆流抑制となる。
C) 送風ファン28の回転形態
送風ファン28の逆流抑制回転では、燃焼時回転の最小回転数とすればよい。
<第1の実施の形態の効果>
以上述べた第1の実施の形態によれば、次のような効果が得られる。
(1) 送風ファン28による排気EGの逆流抑制
燃焼中の燃焼器12が存在している場合、燃焼停止中の燃焼器12にある送風ファン28を常時、逆流抑制回転とし、この回転により逆流抑制アダプター20を通して送風Aminを集合排気ダクト18に流す。この気流により、逆流抑制アダプター20に流れる排気EGが燃焼停止中の燃焼器12へ逆流することを防止できる。
(2) 逆流抑制アダプター20による排気EGの逆流抑制
排気筒16−1、16−2には逆流抑制アダプター20が備えられ、逆流抑制アダプター20の逆流抑制板32が排気筒部38−1の開口部44に閉じられるので、送風ファン28が回転していない場合には集合排気ダクト18から燃焼停止中の燃焼器12に対する排気EGの逆流を抑制できる。
(3) 逆流抑制アダプター20および送風ファン28による排気EGの逆流抑制
燃焼停止中の燃焼器12の送風ファン28が正常であれば、この送風ファン28を常時、逆流抑制運転させて送風Aminにより、排気EGの逆流を抑制でき、また、送風ファン28が停止中であれば、逆流抑制アダプター20の逆流抑制板32が排気筒部38−1の開口部44を閉じることにより、排気EGの逆流を抑制できる。つまり、送風ファン28および逆流抑制アダプター20の相互補完により、排気EGの逆流を抑制でき、信頼性の高い逆流抑制機能が得られる。
(4) 逆流抑制の信頼性の向上
逆流抑制アダプター20の逆流抑制機能、送風ファン28による逆流抑制回転の相互補完により、逆流抑制の信頼性向上に加え、逆流抑制アダプター20では逆流抑制板32のたとえば、自重による逆流防止のための閉止状態を実現している。このため、排気EGの逆流監視センサや、時限的な制御など複雑な逆流抑制制御を必要としておらず、単純かつ簡易に排気EGの逆流抑制機能を実現しているので、排気逆流抑制の信頼性を向上させることができる。
(5) 逆流抑制の低コスト化
逆流抑制アダプター20は、逆流抑制板32およびその開閉機構である支持機構部34を備えたにすぎず、しかも、排気EGを抑制すればよく、完全な逆流ゼロを目的としていないので、逆流抑制板32およびその支持機構部34は簡易な構造でよく、少ない部品点数であり、低コストで実現できる。
また、送風ファン28の逆流抑制回転は、既存の送風ファン28を利用でき、新たな装備ではない。また、送風ファン28の逆流抑制回転には、既存のマルチ制御部48−2の制御によって実現できる。したがって、部品点数が少なく、排気EGの逆流抑制を低コストで実現できる。
(6) 排気抑制による金属部材の劣化防止
燃焼停止中の燃焼器12におけるバーナ26、送風ファン28、熱交換器30などの金属部材が逆流による酸性の排気EGに曝されることを防止でき、排気EGによるこれら金属部材の腐食などを防止できる。腐食などによる機能部の劣化、劣化故障、短寿命化などを抑制できる。
(7) 逆流抑制アダプター20を媒介とする排気EGの排出
燃焼中の燃焼器12からの排気EGは逆流抑制アダプター20を媒介として集合排気ダクト18に導かれ、この集合排気ダクト18より外気に放出できる。既述したように、逆流抑制板32は簡易な構造で、排気EGを受けて容易に開かれる。このため、逆流抑制アダプター20が集合排気ダクト18側への排気EGの排出の妨げにならず、逆流抑制アダプター20を設置しない排気筒16−1、16−2と同等の排出機能を備えている。これは実験により確認されている。したがって、燃焼中の燃焼器12からの排気EGを集合排気ダクト18より外気に放出することができる。
(8) 既設のマルチ燃焼装置2の逆流抑制対策
既設の燃焼器12に逆流抑制対策を施す場合には、対象とする燃焼器の排気筒16−1、16−2をたとえば、分断して逆流抑制アダプター20を設置すればよい。送風ファン28には既設の送風ファンを使用し、燃焼停止時の送風ファン28のファン回転数はたとえば、燃焼時の最低回転数を設定すればよい。排気EGの逆流抑制をたとえば、24時間継続する場合、燃焼停止中の燃焼器12が故障しない程度の送風Aminとすればよく、この送風Aminは排気EGの逆流量に対応させればよい。
(9) 逆流抑制アダプター20の設置および燃焼器12との関係
逆流抑制アダプター20は、燃焼器12の外側にある排気筒16−1、16−2に付設されるので、各燃焼器12の内部構造に何らの影響を与えない。このため、燃焼器12に関係なく、逆流抑制アダプター20の設置や交換を容易に行うことができる。
逆流抑制アダプター20が各燃焼器12の外側の排気筒16−1、16−2に設置されるので、各燃焼器12の内部の逆流抑制の装備の省略や、斯かる装備省略が各燃焼器12の部品点数の削減やコンパクト化に寄与する。
逆流抑制アダプター20で各燃焼器12の外部に排気EGの逆流抑制機能を実現したことにより、各燃焼器12の内部における逆流抑制機能の軽減ないし省略が可能となり、燃焼器12の部品点数の削減、低コスト化を図ることができる。
(10) 相乗的な効果
業務用給湯のユーザたとえば、病院、老健施設、ホテルなどの各種施設において、石油ボイラやガスボイラなどの燃焼器を備える給湯システムに活用でき、業務用ユーザに対して低コスト、高信頼性のマルチ燃焼装置2を提供できる。
マルチ燃焼装置2を利用する施設管理者、事業経営者を含む各種のユーザに対し、集合排気ダクト18で集合排気を行う各種システムの設備工事の費用負担を低減できる。同等出力のボイラなどの燃焼器12を設置する際、コスト的に有利である。
〔第2の実施の形態〕
図7は、第2の実施の形態に係るマルチ給湯システムを示している。このマルチ給湯システム200は、既述のマルチ燃焼装置2を用いており、共通部分には同一符号を付してある。
このマルチ給湯システム200は複数の燃焼器12の一例として、複数の給湯器52−1、52−2・・・52−Nが備えられている。
これら給湯器52に対し、共通に燃料経路54、給水経路56および給湯経路58が備えられている。燃料経路54から各バーナ26に個別に燃料ガスGが供給され、バーナ26毎にガス電磁弁60が備えられている。給水経路56および給湯経路58には各熱交換器30が接続され、給湯器52毎に設けられた給湯電磁弁62によって、個別に給湯が制御される。
そして、装置筐体22に設置された燃焼室24には既述の排気筒16−1が形成され、この排気筒16−1と集合排気ダクト18側の排気筒16−2との間には逆流抑制アダプター20が設置されている。
このマルチ給湯システム200において、逆流抑制アダプター20の構造、送風ファン28の逆流抑制制御は、既述のマルチ燃焼装置2と同一であるので、その説明を割愛する。
<第2の実施の形態の効果>
(1) このマルチ給湯システム200においても、既述のマルチ燃焼装置2と同様の効果が得られる。
(2) 排気EGの逆流を抑制できるので、酸性の排気EGにバーナ26、熱交換器30の他、給湯電磁弁62、ガス電磁弁60、燃料電磁弁、送風ファン28などの金属部材が曝されることがなく、これらの腐食など防止でき、機能低下や劣化寿命を抑制できる。
(3) 排気EGの逆流を抑制できるので、逆流する酸性の排気EGの中和対策や金属部材の酸化防止などの防護対策が不要である。
〔他の実施の形態〕
(a) 上記実施の形態では、複数の燃焼器を備えて選択的に燃焼させまたは燃焼を停止させており、このような燃焼器を備えるものであれば、どのような装置やシステムであってもよく、たとえば、燃焼熱を熱源とする複数の給湯器を備えるマルチ給湯システムであってもよい。
(b) 上記実施の形態では、逆流抑制アダプター20の逆流抑制板32の開閉を自重または送風ファン28のファン回転による気流によって行う場合を示しているが、集合排気ダクト18からの逆流量または風圧に応じて逆流抑制板32の開度を変更可能にしてもよい。
以上説明したように、本発明の技術の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、複数の燃焼器を備えるマルチ燃焼装置やマルチ給湯システムの各燃焼器の排気を集合排気ダクトにより集合して排出する場合、集合排気ダクトから燃焼停止中の燃焼器に排気が逆流するのを防止でき、燃焼器のバーナや熱交換器などの金属部材が酸性の排気に曝されることによる金属部材の劣化を防止でき、しかも、排気の逆流抑制の簡略化や信頼性を高めることができる。
2 マルチ燃焼装置
4−1、4−2 基台部
6 給水配管連結部
8 給湯配管連結部
10 燃料配管連結部
12、12−1、12−2、12−3、12−4、12−5、12−6、12−7、12−8 燃焼器
16−1、16−2 排気筒
18 集合排気ダクト
20 逆流抑制アダプター
22 装置筐体
24 燃焼室
26 バーナ
28 送風ファン
30 熱交換器
32 逆流抑制板
34 支持機構部
36 逆流抑制アダプター本体
38−1、38−2 排気筒部
40−1、40−2 連結部
42 空間部
44 開口部
46 フランジ部
48 制御系統
48−1 燃焼制御部
48−2 マルチ制御部
50 ファンモータ
52、52−1、52−2・・・52−N 給湯器
54 燃料経路
56 給水経路
58 給湯経路
60 ガス電磁弁
62 給湯電磁弁
200 マルチ給湯システム

Claims (7)

  1. 複数の燃焼器を備え、各燃焼器の排気を集合排気部に集合させて排出するマルチ燃焼装置であって、
    前記集合排気部と前記燃焼器との間の排気通路にある逆流抑制部と、
    前記燃焼器の燃焼停止中に該燃焼器から前記排気通路に送風する送風ファンと、
    を備え、前記集合排気部から燃焼停止中の前記燃焼器への前記排気の逆流を抑制することを特徴とするマルチ燃焼装置。
  2. 前記逆流抑制部は、
    前記排気通路にある蓋状部材と、
    少なくとも重力によりまたは前記送風ファンによる送風により移動可能に前記蓋状部材を支持する支持機構と、
    を備えることを特徴とする、請求項1に記載のマルチ燃焼装置。
  3. 前記逆流抑制部は、前記排気通路に着脱可能に備えることを特徴とする、請求項1または2に記載のマルチ燃焼装置。
  4. 前記燃焼器が燃焼中か、燃焼停止中かを判断し、燃焼停止中の前記燃焼器の前記送風ファンを回転状態に制御する制御部を備えることを特徴とする、請求項1ないし3の何れか一つに記載のマルチ燃焼装置。
  5. 前記燃焼器の燃焼停止中、前記送風ファンの回転数を燃焼時の最小回転数または該回転数より低い回転数に制御する制御部を備えることを特徴とする、請求項1ないし3の何れか一つに記載のマルチ燃焼装置。
  6. 複数の燃焼器を備え、各燃焼器の排気を集合排気部に集合させて排出するマルチ燃焼排気の逆流抑制方法であって、
    前記集合排気部と前記燃焼器との間の排気通路に逆流抑制部を設置し、
    前記燃焼器の燃焼停止中、前記逆流抑制部によって前記燃焼器への前記排気の逆流を抑制し、または、前記燃焼器の送風ファンを動作させて前記排気通路へ送風して前記集合排気部から燃焼停止中の前記燃焼器への前記排気の逆流を抑制することを特徴とする、排気の逆流抑制方法。
  7. 複数の給湯器を備え、各給湯器の排気を集合排気部に集合させて排出するマルチ給湯システムであって、請求項1ないし請求項5の何れか一つに記載のマルチ燃焼装置を備えることを特徴とするマルチ給湯システム。
JP2014229059A 2014-11-11 2014-11-11 マルチ燃焼装置、排気の逆流抑制方法、およびマルチ給湯システム Active JP6767087B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014229059A JP6767087B2 (ja) 2014-11-11 2014-11-11 マルチ燃焼装置、排気の逆流抑制方法、およびマルチ給湯システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014229059A JP6767087B2 (ja) 2014-11-11 2014-11-11 マルチ燃焼装置、排気の逆流抑制方法、およびマルチ給湯システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016090208A true JP2016090208A (ja) 2016-05-23
JP6767087B2 JP6767087B2 (ja) 2020-10-14

Family

ID=56019410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014229059A Active JP6767087B2 (ja) 2014-11-11 2014-11-11 マルチ燃焼装置、排気の逆流抑制方法、およびマルチ給湯システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6767087B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018071841A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 株式会社ノーリツ 給湯システム
JP2019060537A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 株式会社ノーリツ 燃焼装置
JP2020094764A (ja) * 2018-12-13 2020-06-18 大阪瓦斯株式会社 ファンを有する熱源機、当該熱源機を含む排気システム及び排気処理方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49125932U (ja) * 1973-02-21 1974-10-29
JPS55105744U (ja) * 1979-01-19 1980-07-24
JPH0579237U (ja) * 1992-03-12 1993-10-29 株式会社富士通ゼネラル 油だき温水ボイラ
JPH08121749A (ja) * 1994-10-25 1996-05-17 Samuson:Kk 多缶設置ボイラー用通風ラインの通風圧力制御装置
JPH1030813A (ja) * 1996-07-17 1998-02-03 Hokkaido Gas Co Ltd ドレン回収型排気管
JPH10169904A (ja) * 1996-12-06 1998-06-26 Ebara Boiler Kk ボイラの制御方式
JP2001132940A (ja) * 1999-11-01 2001-05-18 Samson Co Ltd ボイラの多缶設置システムにおける排ガス逆流防止装置
EP1826487A2 (en) * 2006-02-28 2007-08-29 Groppalli S.r.l. Flue gas discharge device for boilers
JP2010112487A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Bridgestone Corp 継手管
JP2013164177A (ja) * 2012-02-09 2013-08-22 Rinnai Corp 複合燃焼装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49125932U (ja) * 1973-02-21 1974-10-29
JPS55105744U (ja) * 1979-01-19 1980-07-24
JPH0579237U (ja) * 1992-03-12 1993-10-29 株式会社富士通ゼネラル 油だき温水ボイラ
JPH08121749A (ja) * 1994-10-25 1996-05-17 Samuson:Kk 多缶設置ボイラー用通風ラインの通風圧力制御装置
JPH1030813A (ja) * 1996-07-17 1998-02-03 Hokkaido Gas Co Ltd ドレン回収型排気管
JPH10169904A (ja) * 1996-12-06 1998-06-26 Ebara Boiler Kk ボイラの制御方式
JP2001132940A (ja) * 1999-11-01 2001-05-18 Samson Co Ltd ボイラの多缶設置システムにおける排ガス逆流防止装置
EP1826487A2 (en) * 2006-02-28 2007-08-29 Groppalli S.r.l. Flue gas discharge device for boilers
JP2010112487A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Bridgestone Corp 継手管
JP2013164177A (ja) * 2012-02-09 2013-08-22 Rinnai Corp 複合燃焼装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018071841A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 株式会社ノーリツ 給湯システム
JP2019060537A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 株式会社ノーリツ 燃焼装置
JP2020094764A (ja) * 2018-12-13 2020-06-18 大阪瓦斯株式会社 ファンを有する熱源機、当該熱源機を含む排気システム及び排気処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6767087B2 (ja) 2020-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016090208A (ja) マルチ燃焼装置、排気の逆流抑制方法、およびマルチ給湯システム
RU2711236C1 (ru) Теплообменник бойлера
EP1707896A3 (en) Central heating boiler auxiliary heat exchanger
KR101337203B1 (ko) 온도센서를 이용한 배기가스 온도 제어장치를 구비하는 보일러 및 그 제어방법
KR101393380B1 (ko) 배기가스의 폐열을 이용한 난방용 온풍기
JP4147728B2 (ja) ボイラの台数制御方法
JP2017044391A (ja) 燃焼装置の風煙道構造
JP6024902B2 (ja) 発電システム及びその運転方法
JP2018031533A (ja) 燃焼装置
US6546897B1 (en) Thermodynamically activated flue damper
CN207231747U (zh) 一种风压模拟装置
JP2014005971A (ja) ボイラ
KR101106934B1 (ko) 연소기기의 연도 막힘 판단 보정방법
US10982850B2 (en) Flow measurement system
WO2021045002A1 (ja) 異常検知装置及び表示装置
JP2018096565A (ja) 温風暖房機
SE407847B (sv) Anordning for astadkommande av luftvexling och uppvermning av en byggnad
JP3129658U (ja) 焼却炉
JP5513728B2 (ja) ガス燃焼器
CA2708756C (en) Method and kit for passively equalizing air pressures within a house and/or air pressure inside a house with air pressure outside a house
RU2270404C1 (ru) Водогрейный котел
US137598A (en) Improvement in heating-furnaces
JP6301167B2 (ja) パージ監視装置を持った燃焼装置
JP5215107B2 (ja) ガス燃焼器
RU113563U1 (ru) Котел наружного размещения

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170816

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190909

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20190909

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190918

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20190924

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20191122

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20191126

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200407

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20200526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200722

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20200811

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20200915

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20200915

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6767087

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350