JP2016088021A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被記録媒体が浮くことによる不具合を抑制する。
【解決手段】被記録媒体Pを搬送する搬送部9、14及び15と、搬送部9、14及び15により搬送される被記録媒体Pに一方の側から記録する記録部12と、被記録媒体Pの搬送経路における前記一方の側と対向する側に設けられるとともに、被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する交差方向Bに移動して被記録媒体Pの浮きを光学的に検出する浮き検出部10と、を備えることを特徴とする記録装置1。このような構成の記録装置1とすることで、被記録媒体Pが浮くことによる不具合を抑制することが可能になる。
【選択図】図1
【解決手段】被記録媒体Pを搬送する搬送部9、14及び15と、搬送部9、14及び15により搬送される被記録媒体Pに一方の側から記録する記録部12と、被記録媒体Pの搬送経路における前記一方の側と対向する側に設けられるとともに、被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する交差方向Bに移動して被記録媒体Pの浮きを光学的に検出する浮き検出部10と、を備えることを特徴とする記録装置1。このような構成の記録装置1とすることで、被記録媒体Pが浮くことによる不具合を抑制することが可能になる。
【選択図】図1
Description
本発明は、記録装置に関する。
従来から、被記録媒体を搬送して記録する記録装置が使用されている。このような構成の記録装置においては、例えば、被記録媒体が斜行搬送されて浮きが生じ記録部と被記録媒体とが接触するなど、被記録媒体が浮くことによる不具合が発生していた。そこで、このような不具合を抑制する技術が開示されている。
例えば、特許文献1には、発光部から照射され被記録媒体で反射した可干渉性の光線を受光し、その反射光に生じる干渉パターンから斜行量等を算出する構成が開示されている。
特許文献1で開示されるような光学的な検出部は小さく低コストであるため、このような検出部を備えた様々な記録装置が使用されている。例えば、特許文献2には、被記録媒体の搬送経路において被記録媒体の記録面側とは反対側に、光学的な検出部が設けられた記録装置が開示されている。
例えば、特許文献1には、発光部から照射され被記録媒体で反射した可干渉性の光線を受光し、その反射光に生じる干渉パターンから斜行量等を算出する構成が開示されている。
特許文献1で開示されるような光学的な検出部は小さく低コストであるため、このような検出部を備えた様々な記録装置が使用されている。例えば、特許文献2には、被記録媒体の搬送経路において被記録媒体の記録面側とは反対側に、光学的な検出部が設けられた記録装置が開示されている。
上記のような従来の光学的な検出部を備えた記録装置では、被記録媒体に記録されたインクなどの影響により、光が吸収される等して検出精度が低下する場合がある。ここで、特許文献2で表されるような被記録媒体の記録面側とは反対側から検出する構成の検出部は、被記録媒体に記録されたインクの影響による検出精度の低下を抑制できる場合がある。
しかしながら、検出精度を高めるには、被記録媒体の幅方向(搬送方向と交差する方向)全体に亘り検出可能な構成が望まれるが、特許文献2で表されるような構成の検出部において被記録媒体の幅方向全体に亘り検出可能な構成にすると高コストになる。
すなわち、従来の記録装置では、被記録媒体が浮くことによる不具合を抑制することが困難であった。
しかしながら、検出精度を高めるには、被記録媒体の幅方向(搬送方向と交差する方向)全体に亘り検出可能な構成が望まれるが、特許文献2で表されるような構成の検出部において被記録媒体の幅方向全体に亘り検出可能な構成にすると高コストになる。
すなわち、従来の記録装置では、被記録媒体が浮くことによる不具合を抑制することが困難であった。
そこで、本発明の目的は、被記録媒体が浮くことによる不具合を抑制することである。
上記課題を解決するための本発明の第1の記録装置は、被記録媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される前記被記録媒体に一方の側から記録する記録部と、前記被記録媒体の搬送経路における前記一方の側と対向する側に設けられるとともに、前記被記録媒体の搬送方向と交差する交差方向に移動して前記被記録媒体の浮きを光学的に検出する浮き検出部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様の記録装置は、前記第1の態様において、前記浮き検出部は、前記被記録媒体の異なる位置に向けて照射可能な複数の発光素子と、前記複数の発光素子から照射された各反射光を順次受光可能な1つの受光素子とを有し、前記各反射光の受光強度から前記異なる位置における前記浮きを検出可能であることを特徴とする。
本発明の第3の態様の記録装置は、前記第1又は第2の態様において、前記記録部は、前記交差方向に移動して前記被記録媒体に記録することを特徴とする。
本発明の第4の態様の記録装置は、前記第3の態様において、前記浮き検出部は、前記記録部と対向する位置に配置され、前記浮き検出部の前記交差方向の移動は、前記記録部の前記交差方向の移動に同期することを特徴とする。
本発明の第5の態様の記録装置は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、前記浮き検出部は、前記記録部による前記被記録媒体への記録前の位置で前記浮きを検出可能であることを特徴とする。
本発明の第6の態様の記録装置は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、前記浮き検出部は、前記記録部による前記被記録媒体への記録後の位置で前記浮きを検出可能であることを特徴とする。
本発明の第7の態様の記録装置は、前記第1から第6のいずれか1つの態様において、前記記録部による記録を制御する記録制御部を備え、前記記録部は、インクを前記被記録媒体に吐出して記録する記録ヘッドであり、前記記録制御部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記記録ヘッドから吐出するインクの吐出速度を制御することを特徴とする。
本発明の第8の態様の記録装置は、前記第3の態様において、前記記録部の前記交差方向の移動を制御する移動制御部を備え、前記移動制御部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記記録部の前記交差方向の移動を制御することを特徴とする。
本発明の第9の態様の記録装置は、前記第1から第8のいずれか1つの態様において、前記搬送部の搬送条件を制御する搬送制御部を備え、前記搬送制御部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記被記録媒体の搬送速度を、前記交差方向において調整することを特徴とする。
本発明の第10の態様の記録装置は、前記第1から第9のいずれか1つの態様において、前記搬送部は、ロール状の前記被記録媒体を回転させて送出可能な送出部を有し、前記送出部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記被記録媒体の送出角度を調整可能であることを特徴とする。
本発明の第11の態様の記録装置は、前記第1から第10のいずれか1つの態様において、前記搬送部は、ロール状の前記被記録媒体を回転させて送出可能な送出部を有し、前記送出部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記交差方向に移動可能であることを特徴とする。
本発明の第12の態様の記録装置は、前記第1から第11のいずれか1つの態様において、前記搬送部は、前記被記録媒体を回転させてロール状に巻き取り可能な巻取部を有し、前記巻取部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記被記録媒体の巻き取り角度を調整可能であることを特徴とする。
本発明の第13の態様の記録装置は、前記第1から第12のいずれか1つの態様において、前記搬送部は、前記被記録媒体を回転させてロール状に巻き取り可能な巻取部を有し、前記巻取部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記交差方向に移動可能であることを特徴とする。
本発明の第14の態様の記録装置は、前記第1から第13のいずれか1つの態様において、前記搬送部は、前記被記録媒体に張力を付与する張力付与部を有し、前記張力付与部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記被記録媒体に付与する張力を前記交差方向において調整可能であることを特徴とする。
本発明の第15の態様の記録装置は、前記第1から第14のいずれか1つの態様において、前記搬送部は、前記被記録媒体を挟持して搬送する挟持部を有し、前記挟持部は、挟持力を前記交差方向において調整可能であることを特徴とする。
本発明によれば、被記録媒体が浮くことによる不具合を抑制することができる。
以下に、本発明の実施例に係る記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
[実施例1](図1〜図4)
図1は、本発明の実施例1に係る記録装置1を表す概略側面図である。
また、図2は、本発明の実施例1に係る記録装置1を表す概略平面図であり、記録装置1の要部である浮き検出部としてのセンサー10による浮き検出位置を表す概念図である。なお、該検出位置の説明をわかりやすくするため、被記録媒体Pの搬送方向Aにおける該検出位置の大きさの比率を他の部分よりも強調して大きく表している。
また、図3は、本発明の実施例1に係る記録装置1の要部であるセンサー10を表す概略正面図である。
図1は、本発明の実施例1に係る記録装置1を表す概略側面図である。
また、図2は、本発明の実施例1に係る記録装置1を表す概略平面図であり、記録装置1の要部である浮き検出部としてのセンサー10による浮き検出位置を表す概念図である。なお、該検出位置の説明をわかりやすくするため、被記録媒体Pの搬送方向Aにおける該検出位置の大きさの比率を他の部分よりも強調して大きく表している。
また、図3は、本発明の実施例1に係る記録装置1の要部であるセンサー10を表す概略正面図である。
図1で表されるように、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pを送出する送出部14から、被記録媒体Pの支持部であるプラテン2、プラテン3及びプラテン4を介して、被記録媒体Pの巻取部15まで、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する。すなわち、送出部14から巻取部15までが記録装置1における被記録媒体Pの搬送経路であり、プラテン2、プラテン3及びプラテン4は該搬送経路に設けられた被記録媒体Pの支持部である。なお、送出部14は回転方向Cに回転して被記録媒体Pを送出し、巻取部15は回転方向Cに回転して被記録媒体Pを巻き取る。
なお、本実施例の記録装置1は、ロール状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成であるが、このような構成に限定されず、単票状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成であってもよい。単票状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成である場合、被記録媒体Pの送出部14として、例えば、所謂、給紙(給送)トレイ及び給紙(給送)カセットなどと呼ばれるものを使用してもよい。また、被記録媒体Pの回収部として、巻取部15以外の回収部として、例えば、所謂、排出用受部、排紙(排出)トレイ及び排紙(排出)カセットなどと呼ばれるものを使用してもよい。
本実施例の記録装置1は、プラテン2とプラテン3の間に駆動ローラー5が設けられ、駆動ローラー5と対向する位置(上部)には送風部であるファン7が設けられている。ファン7は駆動ローラー5に向かう方向Dに送風することが可能である。そして、その風圧により被記録媒体Pを駆動ローラー5に押し付けることができる。このような構成により、駆動ローラー5とファン7とで搬送部9を構成している。
別の表現をすると、搬送部9は、被記録媒体Pの記録面16とは反対側の面17と接触可能に設けられ面17に送り力を付与する駆動ローラー5と、駆動ローラー5と対向する位置に設けられ被記録媒体Pの記録面16に送風可能なファン7と、を有している。そして、被記録媒体Pを、駆動ローラー5とファン7により発生する気流により挟持して搬送方向Aに搬送する。
ここで、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する際には、駆動ローラー5は回転方向Cに回転する。
なお、本実施例の記録装置1は、搬送部9は当然本発明の搬送部に該当するが、送出部14及び巻取部15も被記録媒体Pの搬送に寄与するため、本発明の搬送部に該当する。
別の表現をすると、搬送部9は、被記録媒体Pの記録面16とは反対側の面17と接触可能に設けられ面17に送り力を付与する駆動ローラー5と、駆動ローラー5と対向する位置に設けられ被記録媒体Pの記録面16に送風可能なファン7と、を有している。そして、被記録媒体Pを、駆動ローラー5とファン7により発生する気流により挟持して搬送方向Aに搬送する。
ここで、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する際には、駆動ローラー5は回転方向Cに回転する。
なお、本実施例の記録装置1は、搬送部9は当然本発明の搬送部に該当するが、送出部14及び巻取部15も被記録媒体Pの搬送に寄与するため、本発明の搬送部に該当する。
ファン7は、図2のファン7aからファン7dで表されるように、搬送方向Aと交差する交差方向Bに分割されており、制御部18(図4参照)の制御により、個別に駆動可能である。別の表現をすると、ファン7は、交差方向Bにおける挟持力を調整可能である。
このような構成により、制御部18は、交差方向Bにおける挟持力を調整し、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整することが可能である。具体的には、例えば、ファン7aの風量を弱めることでファン7a側の被記録媒体Pをリリースさせ、ファン7a側の搬送速度をファン7d側の搬送速度よりも遅くすることができる。本実施例の記録装置1は、このような簡単な構成により、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
このような構成により、制御部18は、交差方向Bにおける挟持力を調整し、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整することが可能である。具体的には、例えば、ファン7aの風量を弱めることでファン7a側の被記録媒体Pをリリースさせ、ファン7a側の搬送速度をファン7d側の搬送速度よりも遅くすることができる。本実施例の記録装置1は、このような簡単な構成により、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
また、本実施例の搬送部9は、ローラー対で被記録媒体Pを挟持することなく該被記録媒体Pを搬送するので、被記録媒体Pの搬送に伴うローラー痕の付着などの搬送不具合を抑制している。特に、被記録媒体Pの記録面側に従動ローラーの跡が付くことを防止できる構成になっている。
なお、本実施例では記録面が外側になるように巻かれているロール式の被記録媒体Pを使用しているので、被記録媒体Pを送出部14から送出する際、送出部14は回転軸を回転方向Cに回転する。一方、記録面が内側になるように巻かれているロール式の被記録媒体Pを使用する場合は、送出部14は回転軸を回転方向Cとは逆回転して被記録媒体Pを送出することが可能である。
そして、同様に、本実施例の巻取部15は被記録媒体Pの記録面が外側になるように巻き取るので、巻取部15は回転軸を回転方向Cに回転する。一方、記録面が内側になるように巻き取る場合は、巻取部15は回転軸を回転方向Cとは逆回転して被記録媒体Pを巻き取ることが可能である。
そして、同様に、本実施例の巻取部15は被記録媒体Pの記録面が外側になるように巻き取るので、巻取部15は回転軸を回転方向Cに回転する。一方、記録面が内側になるように巻き取る場合は、巻取部15は回転軸を回転方向Cとは逆回転して被記録媒体Pを巻き取ることが可能である。
また、本実施例の記録装置1は、プラテン3と対向する側に記録部としての記録ヘッド12が備えられている。記録装置1は、キャリッジ11を介して交差方向Bに記録ヘッド12を往復移動させながら、記録ヘッド12のインク吐出面Fから被記録媒体Pにインクを吐出させて所望の画像を形成する。
なお、本実施例の記録装置1は、往復移動しながら記録する記録ヘッド12を備えているが、インクを吐出するノズルを交差方向Bに複数設けた所謂ラインヘッドを備える記録装置でもよい。
ここで、「ラインヘッド」とは、被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する交差方向Bに形成されたノズルの領域が、被記録媒体Pの交差方向B全体をカバー可能なように設けられ、記録ヘッドと被記録媒体とを相対的に移動させて画像を形成する記録装置に用いられる記録ヘッドである。なお、ラインヘッドの交差方向Bのノズルの領域は、記録装置が対応している全ての被記録媒体Pの交差方向B全体をカバー可能でなくてもよい。
なお、本実施例の記録装置1は、往復移動しながら記録する記録ヘッド12を備えているが、インクを吐出するノズルを交差方向Bに複数設けた所謂ラインヘッドを備える記録装置でもよい。
ここで、「ラインヘッド」とは、被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する交差方向Bに形成されたノズルの領域が、被記録媒体Pの交差方向B全体をカバー可能なように設けられ、記録ヘッドと被記録媒体とを相対的に移動させて画像を形成する記録装置に用いられる記録ヘッドである。なお、ラインヘッドの交差方向Bのノズルの領域は、記録装置が対応している全ての被記録媒体Pの交差方向B全体をカバー可能でなくてもよい。
また、本実施例の記録装置1は、記録ヘッド12と対向する位置に、被記録媒体Pの浮きを光学的に検出する浮き検出部としてのセンサー10が設けられたセンサーキャリッジ8を備えている。そして、本実施例のプラテン3は交差方向Bに沿って延びるスリットSが構成されており、センサーキャリッジ8はキャリッジ11に同期してスリットSの下部を交差方向Bに移動する。
別の表現をすると、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pを搬送する搬送部9、14及び15と、該搬送部9、14及び15により搬送される被記録媒体Pに一方の側から記録する記録ヘッド12を備えている。そして、本実施例のセンサー10は、被記録媒体Pの搬送経路における記録ヘッド12が設けられる側と対向する側に設けられるとともに、交差方向Bに移動して被記録媒体Pの浮きを光学的に検出している。
すなわち、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pの記録面16とは反対側の面17側から被記録媒体Pの浮きを検出する構成により、被記録媒体Pに着弾されたインクの影響などを排除することが可能になっており、被記録媒体Pの浮きを検出精度の低下を招くことなく検出している。また、それととともに、被記録媒体Pの幅方向全体に亘り移動可能な構成の浮き検出部(センサー10)を備える構成とすることで、被記録媒体Pの幅方向全体に亘り被記録媒体Pの浮きを検出可能な浮き検出部を低コストで構成している。本実施例の記録装置1は、このような構成により、被記録媒体Pが浮くことによる不具合を抑制している。
なお、本実施例のセンサー10は、交差方向Bにおける被記録媒体Pの幅を検出可能な幅検出部としての役割を兼ねている。ただし、このような構成に限定されず、センサー10とは別に、被記録媒体Pの幅を検出可能な幅検出部を設ける構成としてもよい。
別の表現をすると、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pを搬送する搬送部9、14及び15と、該搬送部9、14及び15により搬送される被記録媒体Pに一方の側から記録する記録ヘッド12を備えている。そして、本実施例のセンサー10は、被記録媒体Pの搬送経路における記録ヘッド12が設けられる側と対向する側に設けられるとともに、交差方向Bに移動して被記録媒体Pの浮きを光学的に検出している。
すなわち、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pの記録面16とは反対側の面17側から被記録媒体Pの浮きを検出する構成により、被記録媒体Pに着弾されたインクの影響などを排除することが可能になっており、被記録媒体Pの浮きを検出精度の低下を招くことなく検出している。また、それととともに、被記録媒体Pの幅方向全体に亘り移動可能な構成の浮き検出部(センサー10)を備える構成とすることで、被記録媒体Pの幅方向全体に亘り被記録媒体Pの浮きを検出可能な浮き検出部を低コストで構成している。本実施例の記録装置1は、このような構成により、被記録媒体Pが浮くことによる不具合を抑制している。
なお、本実施例のセンサー10は、交差方向Bにおける被記録媒体Pの幅を検出可能な幅検出部としての役割を兼ねている。ただし、このような構成に限定されず、センサー10とは別に、被記録媒体Pの幅を検出可能な幅検出部を設ける構成としてもよい。
ここで、図中の方向X及び方向Yは各々が直交する水平方向であり、方向Zは鉛直方向である。そして、本実施例の記録装置1においては、プラテン3上における被記録媒体Pの搬送方向Aは方向Yに対応し、交差方向Bは方向Xに対応している。
なお、本実施例の記録装置1は、搬送部9が搬送方向Aにおいて記録ヘッド12の上流側に設けられている。しかしながら、搬送部9が搬送方向Aにおいて記録ヘッド12を挟んで両側に設けられてもよい。搬送部9が前記両側に設けられる構成では、前記両側において被記録媒体Pを駆動ローラー5に押し付けることができるので、ジャムなどの搬送不良を効果的に抑制できる。
また、図1で表されるように、搬送部9のファン7は、記録ヘッド12から離れる方向である方向Dに送風する。具体的には、ファン7は搬送方向Aの上流側に向けて方向Dに送風している。このため、ファン7から送られる風が記録ヘッド12から吐出されるインクの飛行状態に影響し、被記録媒体Pへの着弾位置ズレを発生させるということを抑制している。また、被記録媒体Pの記録面16に付着した異物が送風により除去され、記録不良の発生を抑制することができる。
なお、本実施例ではファン7は、記録ヘッドがある方向と逆の方向に風が流れるように送風しているが、記録ヘッドがある方向と交差する方向に風が流れるように送風してもよい。この場合、記録ヘッド12と被記録媒体Pとの間に浮遊する記録ヘッド12から吐出されるインクのミストが、記録ヘッド12に再付着することが抑制され、記録ヘッド12から安定してインクを吐出可能である。ただし、ファン7の送風方向が記録ヘッド12に向かう方向である構成も本発明に含まれる。また、ファン7を搬送方向Aと交差する方向に複数並べ、各ファンを、搬送方向下流側において方向Bに移動するキャリッジ11の位置により、個別に風向きを変えることが可能な構成としてもよい。例えば、記録ヘッド12に向かう方向とは逆の方向に風が流れるように、方向Bにおけるキャリッジ11の移動方向において下流側に位置するファンは該下流側に向けて送風する構成としてもよい。
なお、本実施例ではファン7は、記録ヘッドがある方向と逆の方向に風が流れるように送風しているが、記録ヘッドがある方向と交差する方向に風が流れるように送風してもよい。この場合、記録ヘッド12と被記録媒体Pとの間に浮遊する記録ヘッド12から吐出されるインクのミストが、記録ヘッド12に再付着することが抑制され、記録ヘッド12から安定してインクを吐出可能である。ただし、ファン7の送風方向が記録ヘッド12に向かう方向である構成も本発明に含まれる。また、ファン7を搬送方向Aと交差する方向に複数並べ、各ファンを、搬送方向下流側において方向Bに移動するキャリッジ11の位置により、個別に風向きを変えることが可能な構成としてもよい。例えば、記録ヘッド12に向かう方向とは逆の方向に風が流れるように、方向Bにおけるキャリッジ11の移動方向において下流側に位置するファンは該下流側に向けて送風する構成としてもよい。
また、被記録媒体Pの浮きは様々な理由で発生するが、被記録媒体Pが斜行搬送されることによって生じる被記録媒体Pの浮きは、大きな皺を形成しやすく、被記録媒体Pと記録ヘッド12との接触など特に不具合を発生させやすい。
ここで、本実施例のセンサー10は、図3で表されるように、被記録媒体Pの異なる位置Pa、Pb及びPcに向けて赤外光を照射可能な複数の発光素子Ia、Ib及びIcと、発光素子Ia、Ib及びIcを切り換えて照射された該赤外光の各反射光を順次受光可能な1つの受光素子Rとを有している。なお、位置Paは発光素子Iaによる照射領域に対応し、位置Pbは発光素子Ibによる照射領域に対応し、位置Pcは発光素子Icによる照射領域に対応する。異なる位置Pa、Pb及びPcにおける各反射光(全反射光)の受光強度から距離を算出することで複数位置での浮きを検出可能である。このように、被記録媒体Pの異なる位置Pa、Pb及びPcの複数位置において浮きを順次検出できるので、後述するように、浮きが検出された位置に応じて、特定箇所にのみ発生している浮きなのか、連続した浮きにより皺Wが発生しているか否か、連続した浮きにより発生した皺Wはどのような方向に発生し、斜行搬送となっているかを検出可能である。
このような構成により、本実施例の記録装置1は、センサー10の検出結果に基づいて搬送部9、14及び15における被記録媒体Pの搬送条件を変更することが可能になり、皺Wの発生や被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
なお、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pの異なる位置に向けて赤外光を照射可能な複数の発光素子として、3つの発光素子を有しているが、2つの発光素子を有していてもよく、4つ以上の発光素子を有していてもよい。例えば、3つの発光素子を有している場合、発光素子Iaで発光し受光素子Rで受光、発光素子Icで発光し受光素子Rで受光、発光素子Ibで発光し受光素子Rで受光、を順次繰り返し行い各反射光の受光強度から距離を算出することで浮きを検出する。また、発光素子Ia、Ib及びIcのうちキャリッジ11の最上流側及び最下流側に配置される発光素子Ia、Ibの発光を順次繰り返し、受光素子Rで反射光の受光強度を検出し、浮きが検出された場合に、発光素子Icの発光を発光素子Ia、Ibの発光の間のタイミングに入れてもよい。この場合、搬送方向上流側または下流側から発生してくる浮きを検知し、その浮きにより皺Wが発生しているかを検出可能である。なお、全反射光を受光可能である受光素子に限らず、正反射光や、拡散反射光を検出可能な構成としても良い。
ここで、本実施例のセンサー10は、図3で表されるように、被記録媒体Pの異なる位置Pa、Pb及びPcに向けて赤外光を照射可能な複数の発光素子Ia、Ib及びIcと、発光素子Ia、Ib及びIcを切り換えて照射された該赤外光の各反射光を順次受光可能な1つの受光素子Rとを有している。なお、位置Paは発光素子Iaによる照射領域に対応し、位置Pbは発光素子Ibによる照射領域に対応し、位置Pcは発光素子Icによる照射領域に対応する。異なる位置Pa、Pb及びPcにおける各反射光(全反射光)の受光強度から距離を算出することで複数位置での浮きを検出可能である。このように、被記録媒体Pの異なる位置Pa、Pb及びPcの複数位置において浮きを順次検出できるので、後述するように、浮きが検出された位置に応じて、特定箇所にのみ発生している浮きなのか、連続した浮きにより皺Wが発生しているか否か、連続した浮きにより発生した皺Wはどのような方向に発生し、斜行搬送となっているかを検出可能である。
このような構成により、本実施例の記録装置1は、センサー10の検出結果に基づいて搬送部9、14及び15における被記録媒体Pの搬送条件を変更することが可能になり、皺Wの発生や被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
なお、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pの異なる位置に向けて赤外光を照射可能な複数の発光素子として、3つの発光素子を有しているが、2つの発光素子を有していてもよく、4つ以上の発光素子を有していてもよい。例えば、3つの発光素子を有している場合、発光素子Iaで発光し受光素子Rで受光、発光素子Icで発光し受光素子Rで受光、発光素子Ibで発光し受光素子Rで受光、を順次繰り返し行い各反射光の受光強度から距離を算出することで浮きを検出する。また、発光素子Ia、Ib及びIcのうちキャリッジ11の最上流側及び最下流側に配置される発光素子Ia、Ibの発光を順次繰り返し、受光素子Rで反射光の受光強度を検出し、浮きが検出された場合に、発光素子Icの発光を発光素子Ia、Ibの発光の間のタイミングに入れてもよい。この場合、搬送方向上流側または下流側から発生してくる浮きを検知し、その浮きにより皺Wが発生しているかを検出可能である。なお、全反射光を受光可能である受光素子に限らず、正反射光や、拡散反射光を検出可能な構成としても良い。
また、図2で表されるように、本実施例のセンサー10は、交差方向Bに移動可能であるため、交差方向Bにおいて複数個所L1、L2及びL3で、被記録媒体Pの異なる位置Pa、Pb及びPcにおける浮きを検出可能に構成されている。
このため、被記録媒体Pの斜行搬送の検出能力が高くなり、効果的に被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
このため、被記録媒体Pの斜行搬送の検出能力が高くなり、効果的に被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
ここで、本実施例の記録装置1は、記録ヘッド12を交差方向Bに移動して被記録媒体Pに記録する構成であり、センサー10での被記録媒体Pの浮きの検出に伴い、後述の制御部18(図4参照)による制御によって、記録ヘッド12の交差方向Bにおける移動を止めることができる。こうして、記録ヘッド12と被記録媒体Pとの接触を抑制することができる構成になっている。
また、本実施例のセンサー10は、記録ヘッド12と対向する位置に配置されている。そして、上記のように、センサー10の交差方向Bの移動は、記録ヘッド12の交差方向Bの移動に同期している。このため、記録ヘッド12と被記録媒体Pとの間隔を正確に検出できる構成になっている。
ただし、センサー10のような浮き検出部を、記録部(記録ヘッド12)による被記録媒体Pへの記録前の位置で浮きを検出可能な位置に、配置する構成としてもよい。このような構成とすることで、記録前に浮きを検出可能になり、被記録媒体Pが浮くことで生ずる不具合を効果的に抑制できる。
なお、「記録前の位置で浮きを検出可能」とは、被記録媒体Pの搬送方向Aの上流側に浮き検出部が設けられる構成のほか、本実施例のように記録部が交差方向Bに移動して記録する構成の場合における該交差方向Bの移動における前方側に浮き検出部が設けられる(例えば交差方向Bにおいて浮き検出部が記録部の前方側になるように移動する)構成を含む意味である。
なお、「記録前の位置で浮きを検出可能」とは、被記録媒体Pの搬送方向Aの上流側に浮き検出部が設けられる構成のほか、本実施例のように記録部が交差方向Bに移動して記録する構成の場合における該交差方向Bの移動における前方側に浮き検出部が設けられる(例えば交差方向Bにおいて浮き検出部が記録部の前方側になるように移動する)構成を含む意味である。
一方、センサー10のような浮き検出部を、記録部(記録ヘッド12)による被記録媒体Pへの記録後の位置で浮きを検出可能な位置に、配置する構成としてもよい。このような構成とすることで、記録後に浮きを検出可能になることで、被記録媒体Pの浮きを高い精度で検出できる。これは、被記録媒体Pの浮きは、記録前よりも、インクが付着して膨潤する等することで、記録後の方が発生しやすいためである。
なお、「記録後の位置で浮きを検出可能」とは、被記録媒体Pの搬送方向Aの下流側に浮き検出部が設けられる構成のほか、本実施例のように記録部が交差方向Bに移動して記録する構成の場合における該交差方向Bの移動における後方側に浮き検出部が設けられる(例えば交差方向Bにおいて浮き検出部が記録部の後方側になるように移動する)構成を含む意味である。
なお、「記録後の位置で浮きを検出可能」とは、被記録媒体Pの搬送方向Aの下流側に浮き検出部が設けられる構成のほか、本実施例のように記録部が交差方向Bに移動して記録する構成の場合における該交差方向Bの移動における後方側に浮き検出部が設けられる(例えば交差方向Bにおいて浮き検出部が記録部の後方側になるように移動する)構成を含む意味である。
次に、被記録媒体Pの異なる位置Pa、Pb及びPcにおける浮きが検出された位置に応じて、該浮きが斜行搬送によるものか否か、斜行搬送によるものならばどのような方向に斜行しているか、を具体的にどのように判断するかを以下に説明する。
ただし、以下の説明は本実施例の記録装置1を用いた場合の判断例であり、このような判断例に限定されない。
ただし、以下の説明は本実施例の記録装置1を用いた場合の判断例であり、このような判断例に限定されない。
図2で表されるように、被記録媒体Pが搬送方向Aの下流側に搬送されるにつれて交差方向Bにおいてホームポジション側(図中右側)の方向に斜行される場合、搬送方向Aの下流側に進むにつれて図中右側に向かう皺Wが発生する。このような皺Wが発生した場合、センサー10は場所L2における位置Pb及びPcで浮きを検出する。このため、位置Pb及びPcで浮きを検出した場合、該浮きが斜行搬送によるものであると判断し、被記録媒体Pが搬送方向Aの下流側に搬送されるにつれて交差方向Bにおいてホームポジション側の方向に斜行していると判断する。
なお、場所L2に限らず、場所L1、L2及びLcのうちの少なくともいずれかにおいてセンサー10が位置Pb及びPcで浮きを検出した場合、該浮きが斜行搬送によるものであると判断し、被記録媒体Pが搬送方向Aの下流側に搬送されるにつれて交差方向Bにおいてホームポジション側の方向に斜行していると判断する。
なお、場所L2に限らず、場所L1、L2及びLcのうちの少なくともいずれかにおいてセンサー10が位置Pb及びPcで浮きを検出した場合、該浮きが斜行搬送によるものであると判断し、被記録媒体Pが搬送方向Aの下流側に搬送されるにつれて交差方向Bにおいてホームポジション側の方向に斜行していると判断する。
一方、位置Pa及びPcで浮きを検出した場合、該浮きが斜行搬送によるものであると判断し、被記録媒体Pが搬送方向Aの下流側に搬送されるにつれて交差方向Bにおいてホームポジション側とは逆側の方向に斜行していると判断する。
また、位置Pa、Pb及びPcのうちのいずれか一つのみで浮きを検出した場合、部分的な浮きであると判断し、被記録媒体Pは斜行搬送されていないと判断する。
また、位置Pa、Pb及びPcののうちの全てで浮きを検出した場合、被記録媒体Pの斜行搬送ではなく被記録媒体Pのジャムであると判断し、送出部14、搬送部9及び巻取部15の駆動は停止される。
また、位置Pa、Pb及びPcののうちの全てで浮きを検出した場合、被記録媒体Pの斜行搬送ではなく被記録媒体Pのジャムであると判断し、送出部14、搬送部9及び巻取部15の駆動は停止される。
なお、上記判断や制御は、全て、後述の制御部18による制御によって行われる。
次に、本実施例の記録装置1における電気的な構成について説明する。
図4は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部18には、記録装置1の全体の制御を司るCPU19が設けられている。CPU19は、システムバス20を介して、CPU19が実行する各種制御プログラムやメンテナンスシーケンス等を格納したROM21と、データを一時的に格納可能なRAM22と、接続されている。
図4は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部18には、記録装置1の全体の制御を司るCPU19が設けられている。CPU19は、システムバス20を介して、CPU19が実行する各種制御プログラムやメンテナンスシーケンス等を格納したROM21と、データを一時的に格納可能なRAM22と、接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、記録ヘッド12を駆動するためのヘッド駆動部23と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、キャリッジ11を移動させるためのキャリッジモーター25、送出部14の駆動源である送出モーター26、駆動ローラー5の駆動源である搬送モーター27、巻取部15の駆動源である巻取モーター28、センサーキャリッジ8を移動させるためのセンサーキャリッジモーター36、を駆動させるためのモーター駆動部24と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、ファン7を駆動するためのファン駆動部30と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、送出部14を方向X及び方向Zに移動するための送出部移動部32と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、巻取部15を方向X及び方向Zに移動するための巻取部移動部33と接続されている。
さらに、CPU19は、システムバス20を介して、入出力部31と接続されており、入出力部31は、センサー10、記録データ等を記録装置1に入力する外部装置であるPC29、と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、キャリッジ11を移動させるためのキャリッジモーター25、送出部14の駆動源である送出モーター26、駆動ローラー5の駆動源である搬送モーター27、巻取部15の駆動源である巻取モーター28、センサーキャリッジ8を移動させるためのセンサーキャリッジモーター36、を駆動させるためのモーター駆動部24と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、ファン7を駆動するためのファン駆動部30と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、送出部14を方向X及び方向Zに移動するための送出部移動部32と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、巻取部15を方向X及び方向Zに移動するための巻取部移動部33と接続されている。
さらに、CPU19は、システムバス20を介して、入出力部31と接続されており、入出力部31は、センサー10、記録データ等を記録装置1に入力する外部装置であるPC29、と接続されている。
ここで、本実施例の記録部はインクを被記録媒体Pに吐出して記録する記録ヘッド12であるが、本実施例の制御部18は記録制御部としてセンサー10の被記録媒体Pの浮きの検出結果に基づいて記録ヘッド12から吐出するインクの吐出速度を制御することができる。
被記録媒体Pに浮きが発生した場合、隣接するインクドットの着弾位置がずれる(誤差が生じる)場合がある。このように浮きが発生して被記録媒体Pと記録ヘッド12との距離が近づいた場合に、該誤差を小さくするためにインクの吐出速度を速くすることで、隣接するインクドットの着弾位置のずれを抑制することができる。
本実施例の記録装置1は、制御部18は、センサー10の被記録媒体Pの浮きの検出結果に基づいて、記録ヘッド12から吐出するインクの吐出速度を制御するため、隣接するインクドットの着弾位置のずれを抑制することができる構成になっている。
被記録媒体Pに浮きが発生した場合、隣接するインクドットの着弾位置がずれる(誤差が生じる)場合がある。このように浮きが発生して被記録媒体Pと記録ヘッド12との距離が近づいた場合に、該誤差を小さくするためにインクの吐出速度を速くすることで、隣接するインクドットの着弾位置のずれを抑制することができる。
本実施例の記録装置1は、制御部18は、センサー10の被記録媒体Pの浮きの検出結果に基づいて、記録ヘッド12から吐出するインクの吐出速度を制御するため、隣接するインクドットの着弾位置のずれを抑制することができる構成になっている。
また、本実施例の制御部18は、移動制御部として記録ヘッド12の交差方向Bの移動を制御し、センサー10の被記録媒体Pの浮きの検出結果に基づいて記録ヘッド12の交差方向Bの移動を制御することができる。
このため、浮きが発生して被記録媒体Pと記録ヘッド12との距離が近づいた場合に、記録ヘッド12の交差方向Bの移動を止めるように制御し、記録ヘッド12と被記録媒体Pとの接触を抑制することができる構成になっている。
このため、浮きが発生して被記録媒体Pと記録ヘッド12との距離が近づいた場合に、記録ヘッド12の交差方向Bの移動を止めるように制御し、記録ヘッド12と被記録媒体Pとの接触を抑制することができる構成になっている。
本実施例の制御部18は、搬送制御部として、搬送部9、送出部14及び巻取部15の搬送条件を制御することが可能であり、センサー10の検出結果に基づいて、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整することが可能である。
被記録媒体Pの斜行搬送が発生した場合、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整することで、被記録媒体Pの斜行搬送を修正することができる。例えば、図2で表されるように、被記録媒体Pが搬送方向下流側に向かうにつれて交差方向Bにおける一方の側に引っ張られて搬送されている場合、該引っ張られている側の搬送速度を遅くすることにより被記録媒体Pの斜行搬送を修正することができる。
本実施例の制御部18は、センサー10の検出結果に基づいて被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整するため、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pの斜行搬送を早期に検出し、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合が発生する前に斜行搬送を修正することができる。
被記録媒体Pの斜行搬送が発生した場合、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整することで、被記録媒体Pの斜行搬送を修正することができる。例えば、図2で表されるように、被記録媒体Pが搬送方向下流側に向かうにつれて交差方向Bにおける一方の側に引っ張られて搬送されている場合、該引っ張られている側の搬送速度を遅くすることにより被記録媒体Pの斜行搬送を修正することができる。
本実施例の制御部18は、センサー10の検出結果に基づいて被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整するため、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pの斜行搬送を早期に検出し、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合が発生する前に斜行搬送を修正することができる。
また、本実施例の制御部18は、センサー10の検出結果に基づいて被記録媒体Pの搬送の良否を判断する判断部としての役割と、被記録媒体Pの搬送が不良であると判断した場合に搬送不良情報をPC29に出力する出力部としての役割と、をしている。
ここで、「搬送の良否を判断する」とは、斜行搬送及びジャム等が発生していない「良」か、斜行搬送及びジャムの少なくとも一方等が発生している「否」かを、判断することを意味する。
このため、PC29に前記搬送不良情報を出力し、PC29のモニターに該情報を表示させることにより、ユーザーに被記録媒体Pの搬送が不良であることを報知することができる。
なお、記録装置1にモニターを設け、該モニターに前記搬送不良情報を出力し、該モニターに該情報を表示させる構成としてもよい。
ここで、「搬送の良否を判断する」とは、斜行搬送及びジャム等が発生していない「良」か、斜行搬送及びジャムの少なくとも一方等が発生している「否」かを、判断することを意味する。
このため、PC29に前記搬送不良情報を出力し、PC29のモニターに該情報を表示させることにより、ユーザーに被記録媒体Pの搬送が不良であることを報知することができる。
なお、記録装置1にモニターを設け、該モニターに前記搬送不良情報を出力し、該モニターに該情報を表示させる構成としてもよい。
また、上記のように、本実施例の記録装置1は、ロール状の被記録媒体Pを回転させて送出可能な送出部14を有する。
そして、制御部18は、センサー10の検出結果に基づいて、送出部移動部32を介して送出部14を移動させて被記録媒体Pの送出角度を調整可能である。
具体的には、送出部14の方向Xにおける端部の一方と他方との高さが異なるように前記一方及び他方の少なくとも一方を方向Zに沿って移動可能である。
このような構成により、制御部18は、送出部14を移動させて被記録媒体Pの送出角度を調整することにより、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整することが可能である。このため、別途新たな構成部材を追加することなく、送出部14を移動させることで、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
そして、制御部18は、センサー10の検出結果に基づいて、送出部移動部32を介して送出部14を移動させて被記録媒体Pの送出角度を調整可能である。
具体的には、送出部14の方向Xにおける端部の一方と他方との高さが異なるように前記一方及び他方の少なくとも一方を方向Zに沿って移動可能である。
このような構成により、制御部18は、送出部14を移動させて被記録媒体Pの送出角度を調整することにより、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整することが可能である。このため、別途新たな構成部材を追加することなく、送出部14を移動させることで、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
また、制御部18は、センサー10の検出結果に基づいて、送出部移動部32を介して送出部14を、全体的に方向Xに沿って移動可能である。
このような構成により、制御部18は、送出部14を移動させて被記録媒体Pの送出角度を調整することにより、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整することが可能である。このため、別途新たな構成部材を追加することなく、送出部14を移動させることで、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
このような構成により、制御部18は、送出部14を移動させて被記録媒体Pの送出角度を調整することにより、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整することが可能である。このため、別途新たな構成部材を追加することなく、送出部14を移動させることで、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
また、上記のように、本実施例の記録装置1は、ロール状の被記録媒体Pを回転させてロール状に巻き取り可能な巻取部15を有する。
そして、制御部18は、センサー10の検出結果に基づいて、巻取部移動部33を介して巻取部15を移動させて被記録媒体Pの巻き取り角度を調整可能である。
具体的には巻取部15の方向Xにおける端部の一方と他方との高さが異なるように前記一方及び他方の少なくとも一方を方向Zに沿って移動可能である。
このような構成により、制御部18は、巻取部15を移動させて被記録媒体Pの巻き取り角度を調整することにより、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整することが可能である。このため、別途新たな構成部材を追加することなく、巻取部15を移動させることで、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
そして、制御部18は、センサー10の検出結果に基づいて、巻取部移動部33を介して巻取部15を移動させて被記録媒体Pの巻き取り角度を調整可能である。
具体的には巻取部15の方向Xにおける端部の一方と他方との高さが異なるように前記一方及び他方の少なくとも一方を方向Zに沿って移動可能である。
このような構成により、制御部18は、巻取部15を移動させて被記録媒体Pの巻き取り角度を調整することにより、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整することが可能である。このため、別途新たな構成部材を追加することなく、巻取部15を移動させることで、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
また、制御部18は、センサー10の検出結果に基づいて、巻取部移動部33を介して巻取部15を、全体的に方向Xに沿って移動可能である。
このような構成により、制御部18は、巻取部15を移動させて被記録媒体Pの巻き取り角度を調整することにより、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整することが可能である。このため、別途新たな構成部材を追加することなく、巻取部15を移動させることで、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
このような構成により、制御部18は、巻取部15を移動させて被記録媒体Pの巻き取り角度を調整することにより、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整することが可能である。このため、別途新たな構成部材を追加することなく、巻取部15を移動させることで、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
[実施例2](図5)
次に、実施例2の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図5は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、ファン7の代わりに従動ローラー6を有し、駆動ローラー5と該従動ローラー6とで被記録媒体Pを挟持して該被記録媒体Pを搬送する構成の搬送部9を備えている以外は、実施例1の記録装置1と同様の構成である。
次に、実施例2の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図5は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、ファン7の代わりに従動ローラー6を有し、駆動ローラー5と該従動ローラー6とで被記録媒体Pを挟持して該被記録媒体Pを搬送する構成の搬送部9を備えている以外は、実施例1の記録装置1と同様の構成である。
[実施例3](図6)
次に、実施例3の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図6は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、センサー10が設けられたセンサーキャリッジ8を複数(2つ)備えている以外は、実施例1の記録装置1と同様の構成である。
次に、実施例3の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図6は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、センサー10が設けられたセンサーキャリッジ8を複数(2つ)備えている以外は、実施例1の記録装置1と同様の構成である。
図6で表されるように、本実施例の記録装置1は、搬送方向Aにおいて記録ヘッド12の上流側と下流側とにセンサー10が設けられたセンサーキャリッジ8を備えている。ここで、該2つのセンサー10は実施例1のセンサー10と同様の構成である。そして、制御部18は、該2つのセンサー10の検出結果に基づいて実施例1の記録装置1と同様の制御が可能である。
なお、本実施例の記録装置1は、実施例1のセンサー10と同様の構成の浮き検出部を複数備える構成であるが、実施例1のセンサー10と同様の構成の浮き検出部を少なくとも1つ備えていれば、実施例1のセンサー10と同様の構成の浮き検出部とは異なる構成のものをさらに備える構成であってもよい。
なお、本実施例の記録装置1は、実施例1のセンサー10と同様の構成の浮き検出部を複数備える構成であるが、実施例1のセンサー10と同様の構成の浮き検出部を少なくとも1つ備えていれば、実施例1のセンサー10と同様の構成の浮き検出部とは異なる構成のものをさらに備える構成であってもよい。
[実施例4](図7)
次に、実施例4の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図7は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、搬送方向Aにおいてプラテン4の下流側であって巻取部15の上流側に被記録媒体Pに搬送方向Aに沿う方向に張力を付与する張力付与部としてのテンションバー34がさらに設けられている以外は実施例1の記録装置1と同様の構成である。
次に、実施例4の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図7は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、搬送方向Aにおいてプラテン4の下流側であって巻取部15の上流側に被記録媒体Pに搬送方向Aに沿う方向に張力を付与する張力付与部としてのテンションバー34がさらに設けられている以外は実施例1の記録装置1と同様の構成である。
本実施例のテンションバー34は、交差方向Bに延びるバーで構成されている。また、本実施例の制御部18には、テンションバー34を、全体的に方向Xに沿って移動可能であるとともに、テンションバー34の方向Xにおける端部の一方と他方との高さが異なるように前記一方及び他方の少なくとも一方を方向Zに沿って移動可能なテンションバー移動部を有している。
本実施例の記録装置1は、搬送部を構成し、被記録媒体Pに張力を付与する張力付与部を有しており、本実施例の制御部18は、テンションバー34を移動させて被記録媒体Pに付与される張力を交差方向Bにおいて調整可能である。
制御部18は、交差方向Bにおける張力を調整することにより、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Aにおいて調整することが可能である。テンションバー34は簡単に構成できるので、本実施例の記録装置1は、このような構成により、簡単に、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
制御部18は、交差方向Bにおける張力を調整することにより、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Aにおいて調整することが可能である。テンションバー34は簡単に構成できるので、本実施例の記録装置1は、このような構成により、簡単に、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
[実施例5](図8)
次に、実施例5の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図8は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、搬送方向Aにおいて送出部14の下流側であってプラテン2の上流側に被記録媒体Pに搬送方向Aに沿う方向に張力を付与する張力付与部としてのテンションバー35がさらに設けられている以外は実施例4の記録装置1と同様の構成である。
次に、実施例5の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図8は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、搬送方向Aにおいて送出部14の下流側であってプラテン2の上流側に被記録媒体Pに搬送方向Aに沿う方向に張力を付与する張力付与部としてのテンションバー35がさらに設けられている以外は実施例4の記録装置1と同様の構成である。
本実施例のテンションバー35は、テンションバー34と同様の構成であり、交差方向Bに延びるバーで構成されている。また、本実施例の制御部18には、テンションバー34及び35を、全体的に方向Xに沿って移動可能であるとともに、テンションバー34及び35の方向Xにおける端部の一方と他方との高さが異なるように前記一方及び他方の少なくとも一方を方向Zに沿って移動可能なテンションバー移動部を有している。
本実施例の記録装置1は、搬送部を構成し、被記録媒体Pに張力を付与する張力付与部を有しており、本実施例の制御部18は、テンションバー34及び35を移動させて被記録媒体Pに付与される張力を交差方向Bにおいて調整可能である。
制御部18は、交差方向Bにおける張力を調整することにより、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Aにおいて調整することが可能である。テンションバー34及び35は簡単に構成できるので、本実施例の記録装置1は、このような構成により、簡単に、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
制御部18は、交差方向Bにおける張力を調整することにより、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Aにおいて調整することが可能である。テンションバー34及び35は簡単に構成できるので、本実施例の記録装置1は、このような構成により、簡単に、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合を抑制している。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
以上、本発明について具体的な実施例に基づいて詳述した。ここで、本発明について、もう一度まとめて説明する。
以上、本発明について具体的な実施例に基づいて詳述した。ここで、本発明について、もう一度まとめて説明する。
本発明の第1の態様の記録装置1は、被記録媒体Pを搬送する搬送部9、14及び15と、搬送部9、14及び15により搬送される被記録媒体Pに一方の側から記録する記録部12と、被記録媒体Pの搬送経路における前記一方の側と対向する側に設けられるとともに、被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する交差方向Bに移動して被記録媒体Pの浮きWを光学的に検出する浮き検出部10と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体Pの記録面16側とは反対側に設けられ、交差方向B(すなわち被記録媒体Pの幅方向)に移動して被記録媒体Pの浮きWを検出する浮き検出部10を備える。このため、被記録媒体Bの幅方向全体に亘り、検出精度の低下を招くことなく被記録媒体Pの浮きWを検出可能な構成の浮き検出部10を低コストで構成でき、被記録媒体Pが浮くことによる不具合を抑制することができる。
本発明の第2の態様の記録装置1は、前記第1の態様において、浮き検出部10は、被記録媒体Pの異なる位置Pa、Pb及びPcに向けて照射可能な複数の発光素子Ia、Ib及びIcと、複数の発光素子Ia、Ib及びIcから照射された各反射光を順次受光可能な1つの受光素子Rとを有し、前記各反射光の受光強度から異なる位置Pa、Pb及びPcにおける浮きWを検出可能であることを特徴とする。
本態様によれば、浮き検出部10は、被記録媒体Pの異なる位置Pa、Pb及びPcに向けて照射可能な複数の発光素子Ia、Ib及びIcと、複数の発光素子Ia、Ib及びIcから照射された各反射光を順次受光可能な1つの受光素子Rとを有し、異なる位置Pa、Pb及びPcにおける浮きWを検出可能である。このように、被記録媒体Pの異なる位置Pa、Pb及びPcの浮きWを順次検出できるので、浮きWが検出された位置に応じて、該浮きWが斜行搬送によるものか否か、斜行搬送によるものならばどのような方向に斜行しているかを検出可能である。
本発明の第3の態様の記録装置1は、前記第1又は第2の態様において、記録部12は、交差方向Bに移動して被記録媒体Pに記録することを特徴とする。
本態様によれば、記録部12は交差方向Bに移動して被記録媒体Pに記録する。このため、浮き検出部10の浮きWの検出に伴い、記録部12の移動を止めるなどすることで、記録部12と被記録媒体Pとの接触を抑制することができる。
本発明の第4の態様の記録装置1は、前記第3の態様において、浮き検出部10は、記録部12と対向する位置に配置され、浮き検出部10の交差方向Bの移動は、記録部12の交差方向Bの移動に同期することを特徴とする。
本態様によれば、浮き検出部10は、記録部12と対向する位置に配置され、その交差方向Bの移動は記録部12の交差方向Bの移動に同期する。このため、記録部12と被記録媒体Pとの間隔を正確に検出できる。
本発明の第5の態様の記録装置1は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、浮き検出部10は、記録部12による被記録媒体Pへの記録前の位置で浮きWを検出可能であることを特徴とする。
本態様によれば、浮き検出部10は記録部12による被記録媒体Pへの記録前の位置で浮きWを検出可能である。このため、記録前に浮きWを検出可能になることで、被記録媒体Pが浮くことで生ずる不具合を効果的に抑制できる。
なお、「記録前の位置で浮きWを検出可能」とは、被記録媒体Pの搬送方向Aの上流側に浮き検出部10が設けられる構成のほか、記録部12が交差方向Bに移動して記録する構成の場合における該交差方向Bの移動における前方側に浮き検出部10が設けられる(例えば交差方向Bにおいて浮き検出部10が記録部12の前方側になるように移動する)構成を含む意味である。
なお、「記録前の位置で浮きWを検出可能」とは、被記録媒体Pの搬送方向Aの上流側に浮き検出部10が設けられる構成のほか、記録部12が交差方向Bに移動して記録する構成の場合における該交差方向Bの移動における前方側に浮き検出部10が設けられる(例えば交差方向Bにおいて浮き検出部10が記録部12の前方側になるように移動する)構成を含む意味である。
本発明の第6の態様の記録装置1は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、浮き検出部10は、記録部12による被記録媒体Pへの記録後の位置で浮きWを検出可能であることを特徴とする。
本態様によれば、浮き検出部10は記録部12による被記録媒体Pへの記録後の位置で浮きWを検出可能である。ここで、被記録媒体Pの浮きは、記録前よりも、インクが付着して膨潤する等することで、記録後の方が発生しやすい。このため、記録後に浮きを検出可能になることで、被記録媒体Pの浮きを高い精度で検出できる。
なお、「記録後の位置で浮きWを検出可能」とは、被記録媒体Pの搬送方向の下流側に浮き検出部10が設けられる構成のほか、記録部12が交差方向Bに移動して記録する構成の場合における該交差方向Bの移動における後方側に浮き検出部10が設けられる(例えば交差方向Bにおいて浮き検出部10が記録部12の後方側になるように移動する)構成を含む意味である。
なお、「記録後の位置で浮きWを検出可能」とは、被記録媒体Pの搬送方向の下流側に浮き検出部10が設けられる構成のほか、記録部12が交差方向Bに移動して記録する構成の場合における該交差方向Bの移動における後方側に浮き検出部10が設けられる(例えば交差方向Bにおいて浮き検出部10が記録部12の後方側になるように移動する)構成を含む意味である。
本発明の第7の態様の記録装置1は、前記第1から第6のいずれか1つの態様において、記録部12による記録を制御する記録制御部18を備え、記録部12は、インクを前記被記録媒体Pに吐出して記録する記録ヘッド12であり、記録制御部18は、浮き検出部10の検出結果に基づいて、記録ヘッド12から吐出するインクの吐出速度を制御することを特徴とする。
被記録媒体Pに浮きWが発生した場合、隣接するインクドットの着弾位置がずれる(誤差が生じる)場合がある。このように浮きWが発生して被記録媒体Pと記録部10との距離が近づいた場合に、例えば、該誤差を小さくするためにインクの吐出速度を速くするなど、インクの吐出速度を制御することで、隣接するインクドットの着弾位置のずれを抑制することができる。
本態様によれば、記録制御部18は、浮き検出部10の検出結果に基づいて、記録ヘッド12から吐出するインクの吐出速度を制御する。このため、隣接するインクドットの着弾位置のずれを抑制することができる。
本態様によれば、記録制御部18は、浮き検出部10の検出結果に基づいて、記録ヘッド12から吐出するインクの吐出速度を制御する。このため、隣接するインクドットの着弾位置のずれを抑制することができる。
本発明の第8の態様の記録装置1は、前記第3の態様において、記録部12の交差方向Bの移動を制御する移動制御部18を備え、移動制御部18は、浮き検出部10の検出結果に基づいて、記録部12の前記交差方向Bの移動を制御することを特徴とする。
本態様によれば、移動制御部18は、浮き検出部10の検出結果に基づいて、記録部12の交差方向Bの移動を制御する。このため、浮きWが発生して被記録媒体Pと記録部12との距離が近づいた場合に、記録部12の交差方向Bの移動を止めるように制御するなどして、記録部12と被記録媒体Pとの接触を抑制することができる。
本発明の第9の態様の記録装置1は、前記第1から第8のいずれか1つの態様において、搬送部9、14及び15の搬送条件を制御する搬送制御部18を備え、搬送制御部18は、浮き検出部10の検出結果に基づいて、被記録媒体Pの搬送速度を、交差方向Bにおいて調整することを特徴とする。
被記録媒体Pの斜行搬送が発生した場合、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整することで、被記録媒体Pの斜行搬送を修正することができる。
本態様によれば、搬送制御部18は、浮き検出部10の検出結果に基づいて、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整する。このため、浮き検出部10の検出結果に基づいて被記録媒体Pの斜行搬送を早期に検出することで、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合が発生する前に斜行搬送を修正することができる。
本態様によれば、搬送制御部18は、浮き検出部10の検出結果に基づいて、被記録媒体Pの搬送速度を交差方向Bにおいて調整する。このため、浮き検出部10の検出結果に基づいて被記録媒体Pの斜行搬送を早期に検出することで、被記録媒体Pが斜行搬送されることによる不具合が発生する前に斜行搬送を修正することができる。
本発明の第10の態様の記録装置1は、前記第1から第9のいずれか1つの態様において、搬送部9、14及び15は、ロール状の被記録媒体Pを回転させて送出可能な送出部14を有し、送出部14は、浮き検出部10の検出結果に基づいて、被記録媒体Pの送出角度を調整可能であることを特徴とする。
本態様によれば、送出部14は浮き検出部10の検出結果に基づいて被記録媒体Pの送出角度を調整可能である。
本発明の第11の態様の記録装置1は、前記第1から第10のいずれか1つの態様において、搬送部9、14及び15は、ロール状の被記録媒体Pを回転させて送出可能な送出部14を有し、送出部14は、浮き検出部10の検出結果に基づいて、交差方向Bに移動可能であることを特徴とする。
本態様によれば、送出部14は浮き検出部10の検出結果に基づいて交差方向Bに移動可能である。
本発明の第12の態様の記録装置1は、前記第1から第11のいずれか1つの態様において、搬送部9、14及び15は、被記録媒体Pを回転させてロール状に巻き取り可能な巻取部15を有し、巻取部15は、浮き検出部10の検出結果に基づいて、被記録媒体Pの巻き取り角度を調整可能であることを特徴とする。
本態様によれば、巻取部15は浮き検出部10の検出結果に基づいて被記録媒体Pの巻き取り角度を調整可能である。
本発明の第13の態様の記録装置1は、前記第1から第12のいずれか1つの態様において、搬送部9、14及び15は、被記録媒体Pを回転させてロール状に巻き取り可能な巻取部15を有し、巻取部15は、浮き検出部10の検出結果に基づいて、交差方向Bに移動可能であることを特徴とする。
本態様によれば、巻取部15は浮き検出部10の検出結果に基づいて交差方向Bに移動可能である。
本発明の第14の態様の記録装置1は、前記第1から第13のいずれか1つの態様において、搬送部9、14及び15は、被記録媒体Pに張力を付与する張力付与部34及び35を有し、張力付与部34及び35は、浮き検出部10の検出結果に基づいて、被記録媒体Pに付与する張力を交差方向Bにおいて調整可能であることを特徴とする。
本態様によれば、張力付与部34及び35は浮き検出部10の検出結果に基づいて、被記録媒体Pに付与する張力を交差方向Bにおいて調整可能である。
本発明の第15の態様の記録装置1は、前記第1から第14のいずれか1つの態様において、搬送部9、14及び15は、被記録媒体Pを挟持して搬送する挟持部5及び7を有し、挟持部5及び7は、挟持力を交差方向Bにおいて調整可能であることを特徴とする。
ここで、「被記録媒体Pを挟持して搬送する挟持部」とは、例えば、被記録媒体Pを挟持するローラー対5及び6のような固体同士で被記録媒体Pを挟持する構成のほか、被記録媒体Pに送風して該被記録媒体Pを駆動ローラー5に押し付ける構成のような、固体以外の流体を利用して被記録媒体Pを挟持する構成も含む意味である。
本態様によれば、挟持部5及び7は挟持力を交差方向において調整可能である。
本態様によれば、挟持部5及び7は挟持力を交差方向において調整可能である。
1 記録装置、2 プラテン、3 プラテン、4 プラテン、5 駆動ローラー、
6 従動ローラー、7、7a、7b、7c、7d ファン、8 センサーキャリッジ、
9 搬送部、10 センサー(浮き検出部)、11 キャリッジ、
12 記録ヘッド(記録部)、14 送出部(搬送部)、15 巻取部(搬送部)、
16 被記録媒体Pの記録面、17 被記録媒体Pの記録面とは反対側の面、
18 制御部(記録制御部、移動制御部、搬送制御部)、19 CPU、
20 システムバス、21 ROM、22 RAM、23 ヘッド駆動部、
24 モーター駆動部、25 キャリッジモーター、26 送出モーター、
27 搬送モーター、28 巻取モーター、29 PC、30 ファン駆動部、
31 入出力部、32 送出部移動部、33 巻取部移動部、
34 テンションバー(搬送部、張力付与部)、
35 テンションバー(搬送部、張力付与部)、
36 センサーキャリッジモーター、Ia、Ib、Ic 発光素子、
L1、L2、L3 交差方向Bにおける複数の場所、P 被記録媒体、
Pa、Pb、Pc 被記録媒体Pにおける位置、R 受光素子、S スリット、
W 皺(浮き)
6 従動ローラー、7、7a、7b、7c、7d ファン、8 センサーキャリッジ、
9 搬送部、10 センサー(浮き検出部)、11 キャリッジ、
12 記録ヘッド(記録部)、14 送出部(搬送部)、15 巻取部(搬送部)、
16 被記録媒体Pの記録面、17 被記録媒体Pの記録面とは反対側の面、
18 制御部(記録制御部、移動制御部、搬送制御部)、19 CPU、
20 システムバス、21 ROM、22 RAM、23 ヘッド駆動部、
24 モーター駆動部、25 キャリッジモーター、26 送出モーター、
27 搬送モーター、28 巻取モーター、29 PC、30 ファン駆動部、
31 入出力部、32 送出部移動部、33 巻取部移動部、
34 テンションバー(搬送部、張力付与部)、
35 テンションバー(搬送部、張力付与部)、
36 センサーキャリッジモーター、Ia、Ib、Ic 発光素子、
L1、L2、L3 交差方向Bにおける複数の場所、P 被記録媒体、
Pa、Pb、Pc 被記録媒体Pにおける位置、R 受光素子、S スリット、
W 皺(浮き)
Claims (15)
- 被記録媒体を搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送される前記被記録媒体に一方の側から記録する記録部と、
前記被記録媒体の搬送経路における前記一方の側と対向する側に設けられるとともに、前記被記録媒体の搬送方向と交差する交差方向に移動して前記被記録媒体の浮きを光学的に検出する浮き検出部と、
を備えることを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置において、
前記浮き検出部は、
前記被記録媒体の異なる位置に向けて照射可能な複数の発光素子と、前記複数の発光素子から照射された各反射光を順次受光可能な1つの受光素子とを有し、
前記各反射光の受光強度から前記異なる位置における前記浮きを検出可能であることを特徴とする記録装置。 - 請求項1又は2に記載の記録装置において、
前記記録部は、前記交差方向に移動して前記被記録媒体に記録することを特徴とする記録装置。 - 請求項3に記載の記録装置において、
前記浮き検出部は、前記記録部と対向する位置に配置され、
前記浮き検出部の前記交差方向の移動は、前記記録部の前記交差方向の移動に同期することを特徴とする記録装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記浮き検出部は、前記記録部による前記被記録媒体への記録前の位置で前記浮きを検出可能であることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記浮き検出部は、前記記録部による前記被記録媒体への記録後の位置で前記浮きを検出可能であることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記記録部による記録を制御する記録制御部を備え、
前記記録部は、インクを前記被記録媒体に吐出して記録する記録ヘッドであり、
前記記録制御部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記記録ヘッドから吐出するインクの吐出速度を制御することを特徴とする記録装置。 - 請求項3に記載の記録装置において、
前記記録部の前記交差方向の移動を制御する移動制御部を備え、
前記移動制御部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記記録部の前記交差方向の移動を制御することを特徴とする記録装置。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記搬送部の搬送条件を制御する搬送制御部を備え、
前記搬送制御部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記被記録媒体の搬送速度を、前記交差方向において調整することを特徴とする記録装置。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記搬送部は、ロール状の前記被記録媒体を回転させて送出可能な送出部を有し、
前記送出部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記被記録媒体の送出角度を調整可能であることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から10のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記搬送部は、ロール状の前記被記録媒体を回転させて送出可能な送出部を有し、
前記送出部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記交差方向に移動可能であることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から11のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記搬送部は、前記被記録媒体を回転させてロール状に巻き取り可能な巻取部を有し、
前記巻取部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記被記録媒体の巻き取り角度を調整可能であることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から12のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記搬送部は、前記被記録媒体を回転させてロール状に巻き取り可能な巻取部を有し、
前記巻取部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記交差方向に移動可能であることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から13のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記搬送部は、前記被記録媒体に張力を付与する張力付与部を有し、
前記張力付与部は、前記浮き検出部の検出結果に基づいて、前記被記録媒体に付与する張力を前記交差方向において調整可能であることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から14のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記搬送部は、前記被記録媒体を挟持して搬送する挟持部を有し、
前記挟持部は、挟持力を前記交差方向において調整可能であることを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014227901A JP2016088021A (ja) | 2014-11-10 | 2014-11-10 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014227901A JP2016088021A (ja) | 2014-11-10 | 2014-11-10 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016088021A true JP2016088021A (ja) | 2016-05-23 |
Family
ID=56017091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014227901A Pending JP2016088021A (ja) | 2014-11-10 | 2014-11-10 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016088021A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6177413B1 (ja) * | 2016-12-13 | 2017-08-09 | ローランドディー.ジー.株式会社 | インクジェット式記録装置および印刷方法 |
JP2019162778A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社リコー | 液滴吐出装置、搬送制御装置、搬送制御方法、搬送制御プログラム |
-
2014
- 2014-11-10 JP JP2014227901A patent/JP2016088021A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6177413B1 (ja) * | 2016-12-13 | 2017-08-09 | ローランドディー.ジー.株式会社 | インクジェット式記録装置および印刷方法 |
JP2018024221A (ja) * | 2016-12-13 | 2018-02-15 | ローランドディー.ジー.株式会社 | インクジェット式記録装置および印刷方法 |
JP2019162778A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社リコー | 液滴吐出装置、搬送制御装置、搬送制御方法、搬送制御プログラム |
JP7040182B2 (ja) | 2018-03-19 | 2022-03-23 | 株式会社リコー | 液滴吐出装置、搬送制御装置、搬送制御方法、搬送制御プログラム |
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