JP2016087962A - 補助ユニット、印刷装置および印刷方法 - Google Patents

補助ユニット、印刷装置および印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体に対して印刷を施す際、当該記録媒体の無駄を防止しつつ、記録媒体上のインクの乾燥状態を均一にすることができる補助ユニット、印刷装置および印刷方法を提供すること。
【解決手段】補助ユニット6は、ワークWを搬送する搬送機構部12と、ワークW上にインクを吐出して印刷を施す印刷機構部13と、ワークW上のインクを乾燥させる乾燥部2とを備える印刷装置1とともに用いられ、ワークWの搬送を補助するものである。この補助ユニット6は、ワークWの搬送方向前方に位置する前端部W1が乾燥部2を通過するよりも以前に前端部W1を支持する支持部63と、支持部63が前端部W1を支持した支持状態で、前端部W1を乾燥部2へ通過移動させる移動機構部62とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、補助ユニット、印刷装置および印刷方法に関する。
従来の印刷装置には、シート状をなす記録媒体にインクを付与して印刷を施す印刷部と、印刷部に対し、記録媒体が搬送される搬送方向下流に配置され、印刷が施された記録媒体を巻き取る巻取りローラーとを備える捺染装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の捺染装置では、印刷を開始するに際し、記録媒体を巻取りローラーまで伸ばして、当該記録媒体の一部を予め巻取りローラーに巻回させた準備状態としておく。これにより、記録媒体を巻き取りつつ、記録媒体に印刷を行なうことができる。しかしながら、この準備状態での記録媒体の印刷部直下から巻取りローラーまでの部分は、印刷が開始されても印刷が施されず、無駄となってしまう。この無駄となる部分を「無駄部」を言う。
そこで、無駄部をできる限り削減するために、準備状態で記録媒体を巻取りローラーまで伸ばさずに、印刷部直下までで留め、その状態から印刷を開始する方法を検討することができる。
また、捺染装置には、印刷部と巻取りローラーとの間に配置され、記録媒体上のインクを乾燥させる乾燥部を備えるものがある。しかしながら、この場合、無駄部を削減するために記録媒体を印刷部直下までで留めたとしても、印刷が施された記録媒体が巻取りローラーに到達する程度に十分に伸ばされる(搬送される)までは、当該記録媒体を手動で乾燥部を通過させなければならない。そのため、乾燥部内での記録媒体の通過時間にばらつきが生じ、結果、インクの乾燥状態が不均一なってしまう、すなわち、インクの乾燥状態にムラが生じてしまう。
特開2005−212916号公報
本発明の目的は、記録媒体に対して印刷を施す際、当該記録媒体の無駄を防止しつつ、記録媒体上のインクの乾燥状態を均一にすることができる補助ユニット、印刷装置および印刷方法を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
[適用例1]
本発明の補助ユニットは、シート状の記録媒体を搬送する搬送部と、該搬送部により搬送された前記記録媒体上にインクを吐出して印刷を施す印刷部と、該印刷部に対し、前記記録媒体が搬送される搬送方向下流側に設けられ、前記記録媒体上の前記インクを乾燥させる乾燥部とを備える印刷装置とともに用いられ、前記記録媒体の搬送を補助する補助ユニットであって、
前記記録媒体の前記搬送方向前方に位置する前端部が前記乾燥部を通過するよりも以前に前記前端部を支持する支持部と、
前記支持部が前記前端部を支持した支持状態で、該前端部を前記乾燥部へ通過移動させる移動機構部とを有することを特徴とする。
これにより、記録媒体に対して印刷を施す際、当該記録媒体の前端部が乾燥部を通過するよりも以前から、記録媒体をその搬送方向に向かって搬送することができ、よって、記録媒体の無駄が防止される。また、この搬送により記録媒体の乾燥部を通過する時間も一定に維持することができ、よって、記録媒体上のインクの乾燥状態を均一にすることができる。
[適用例2]
本発明の補助ユニットでは、前記支持状態は、前記前端部が前記乾燥部を通過後に解除されるのが好ましい。
これにより、印刷が施された記録媒体を例えば前端部側からロール状に巻回したり、蛇腹状に折り畳んだりすることができ、よって、当該記録媒体を良好な状態で維持することができる。
[適用例3]
本発明の補助ユニットでは、前記移動機構部は、前記前端部を前記支持部ごと前記乾燥部へ通過移動させるよう構成されているのが好ましい。
これにより、例えば記録媒体の前端部は乾燥部を通過するが、支持部は、乾燥部を迂回する構成とした場合に比べて、補助ユニットの構成を簡単なものとすることができる。
[適用例4]
本発明の補助ユニットでは、前記支持部は、前記前端部を挟持する一対の挟持片を有し、
前記移動機構部は、前記一対の挟持片を移動可能に支持するリニアガイドを有するのが好ましい。
これにより、簡単な構成で、一対の挟持片を安定して確実に移動させることができる。
[適用例5]
本発明の補助ユニットでは、前記支持部は、前記前端部が粘着する粘着層を有する無端ベルトを有し、
前記移動機構部は、前記無端ベルトが掛け回される2つのプーリーを有するのが好ましい。
これにより、無端ベルトに対する記録媒体の着脱が容易となる。
[適用例6]
本発明の補助ユニットでは、前記支持部は、可撓性を有する長尺体の一方の端部で構成され、
前記移動機構部は、前記長尺体を巻き取る補助巻取り部を有するのが好ましい。
これにより、できる限り搬送方向上流側で(例えば印刷部よりも搬送方向上流側で)記録媒体を支持することができ、よって、記録媒体に印刷が施されない無駄な部分が生じるのを抑制または防止することができる。
[適用例7]
本発明の補助ユニットでは、前記搬送部は、前記乾燥部に対し、前記記録媒体の搬送方向上流側に設けられ、前記記録媒体を載置して搬送する搬送ベルトを有するベルト機構を備えるものであり、
当該補助ユニットは、前記ベルト機構に支持されているのが好ましい。
これにより、例えば補助ユニットとベルト機構との間に作業者等が侵入するのを防止する、すなわち、阻止することでき、よって、印刷装置は安全性が高いものとなる。
[適用例8]
本発明の補助ユニットでは、当該補助ユニットは、前記乾燥部に支持されているのが好ましい。
これにより、補助ユニットは、自身に最も近い装置に支持されることとなり、よって、その支持状態が安定する。
[適用例9]
本発明の補助ユニットでは、前記搬送部は、前記乾燥部に対し、前記記録媒体の搬送方向下流側に設けられ、前記印刷が施された前記記録媒体を巻き取る巻取り機構を備えるものであり、
当該補助ユニットは、前記巻取り機構に支持されているのが好ましい。
これにより、例えば補助ユニットと巻取り機構との間に作業者等が侵入するのを防止する、すなわち、阻止することでき、よって、印刷装置は安全性が高いものとなる。
[適用例10]
本発明の補助ユニットでは、前記印刷装置が設置された床面に支持される脚部を有するのが好ましい。
これにより、補助ユニットが床面上に安定して支持される。
[適用例11]
本発明の補助ユニットでは、前記移動機構部によって前記前端部が前記乾燥部を通過する平均通過速度は、前記搬送部によって前記記録媒体が搬送される平均搬送速度と同じとなるよう設定されるのが好ましい。
これにより、記録媒体を安定して搬送することができる。
[適用例12]
本発明の印刷装置は、シート状の記録媒体を搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送された前記記録媒体上にインクを吐出して印刷を施す印刷部と、
前記印刷部に対し、前記記録媒体が搬送される搬送方向下流側に設けられ、前記記録媒体上の前記インクを乾燥させる乾燥部と、
前記記録媒体の搬送を補助する補助ユニットとを備え、
前記補助ユニットは、前記記録媒体の前記搬送方向前方に位置する前端部が前記乾燥部を通過するよりも以前に前記前端部を支持する支持部と、
前記支持部が前記前端部を支持した支持状態で、該前端部を前記乾燥部へ通過移動させる移動機構部とを備えることを特徴とする。
これにより、記録媒体に対して印刷を施す際、当該記録媒体の前端部が乾燥部を通過するよりも以前から、記録媒体をその搬送方向に向かって搬送することができ、よって、記録媒体の無駄が防止される。また、この搬送により記録媒体の乾燥部を通過する時間も一定に維持することができ、よって、記録媒体上のインクの乾燥状態を均一にすることができる。
[適用例13]
本発明の印刷装置では、前記支持状態は、前記前端部が前記乾燥部を通過後に解除されるのが好ましい。
これにより、印刷が施された記録媒体を例えば前端部側からロール状に巻回したり、蛇腹状に折り畳んだりすることができ、よって、当該記録媒体を良好な状態で維持することができる。
[適用例14]
本発明の印刷装置では、前記搬送部は、前記乾燥部に対し、前記記録媒体の搬送方向下流側に設けられ、前記印刷が施された前記記録媒体を巻き取る巻取り機構を有し、
前記巻取り機構は、前記支持状態が解除された前記前端部から前記記録媒体を巻き取るのが好ましい。
これにより、印刷が施された記録媒体は、ロール状に巻回され、よって、良好な状態で維持される。
[適用例15]
本発明の印刷方法は、シート状の記録媒体を搬送する搬送部と、該搬送部により搬送された前記記録媒体上にインクを吐出して印刷を施す印刷部と、該印刷部に対し、前記記録媒体が搬送される搬送方向下流側に設けられ、前記記録媒体上の前記インクを乾燥させる乾燥部とを備える印刷装置とともに、前記記録媒体の搬送を補助する補助ユニットを用いて印刷する方法であって、
前記補助ユニットは、前記記録媒体の前記搬送方向前方に位置する前端部が前記乾燥部を通過するよりも以前に前記前端部を支持する支持部と、
前記支持部が前記前端部を支持した支持状態で、該前端部を前記乾燥部へ通過移動させる移動機構部とを備えることを特徴とする。
これにより、記録媒体に対して印刷を施す際、当該記録媒体の前端部が乾燥部を通過するよりも以前から、記録媒体をその搬送方向に向かって搬送することができ、よって、記録媒体の無駄が防止される。また、この搬送により記録媒体の乾燥部を通過する時間も一定に維持することができ、よって、記録媒体上のインクの乾燥状態を均一にすることができる。
図1は、本発明の補助ユニット(第1実施形態)を備えた本発明の印刷装置の作動状態を順に示す側面図である。 図2は、本発明の補助ユニット(第1実施形態)を備えた本発明の印刷装置の作動状態を順に示す側面図である。 図3は、本発明の補助ユニット(第1実施形態)を備えた本発明の印刷装置の作動状態を順に示す側面図である。 図4は、本発明の補助ユニット(第1実施形態)を備えた本発明の印刷装置の作動状態を順に示す側面図である。 図5は、図1〜図4に示す印刷装置において記録媒体を巻き取るタイミングを順に示す側面図である。 図6は、図1〜図4に示す印刷装置の主要部のブロック図である。 図7は、本発明の補助ユニット(第2実施形態)を備えた本発明の印刷装置を示す側面図である。 図8は、本発明の補助ユニット(第3実施形態)を備えた本発明の印刷装置を示す側面図である。 図9は、本発明の補助ユニット(第4実施形態)を備えた本発明の印刷装置を示す側面図である。 図10は、本発明の補助ユニット(第5実施形態)を備えた本発明の印刷装置の作動状態を順に示す側面図である。 図11は、本発明の補助ユニット(第5実施形態)を備えた本発明の印刷装置の作動状態を順に示す側面図である。 図12は、本発明の補助ユニット(第6実施形態)を備えた本発明の印刷装置を示す側面図である。
以下、本発明の補助ユニット、印刷装置および印刷方法を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1〜図4は、それぞれ、本発明の補助ユニット(第1実施形態)を備えた本発明の印刷装置の作動状態を順に示す側面図である。図5は、図1〜図4に示す印刷装置において記録媒体を巻き取るタイミングを順に示す側面図である。図6は、図1〜図4に示す印刷装置の主要部のブロック図である。なお、以下では、説明の都合上、図1〜図5中(図7〜図12についても同様)の上側を「上(上方)」、下側を「下(下方)」、左側を「左(左方)」、右側を「右(右方)」と言う。
本発明の印刷装置1は、記録媒体としてのシート状のワークWを搬送しつつ、当該ワークW上に印刷を施す装置であり、本発明の印刷方法を実行することができる。
図1〜図6に示すように、印刷装置1は、床面30上に設置されており、機台11と、ワークWを搬送する搬送機構部(搬送部)12と、ワークW上にインクを付与して印刷を施す印刷機構部(印刷部)13と、ワークW上のインクを乾燥する乾燥部2と、ワークWの搬送を補助する補助ユニット6と、これら各部の作動をそれぞれ制御する制御部15とを備えている。また、印刷装置1は、制御部15が外部電力供給源20と電気的に接続されている。
図1(図2〜図4ついても同様)に示すように、搬送機構部12は、ロール状に巻回された長尺のワークWを繰り出す繰出装置3と、印刷済みのワークWを巻き取る巻取装置(巻取り機構)4と、印刷時のワークWを支持する支持装置5とを備えている。印刷装置1では、ワークWの搬送方向(以下単に「搬送方向」という)下流側に向かって、繰出装置3、支持装置5、巻取装置4の順に配設されている。また、支持装置5と巻取装置4との間には、乾燥部2が配設されている。
繰出装置3は、搬送方向の最も上流側で、機台11上に配設されている。この繰出装置3は、ワークWがロール状に巻回され、当該ワークWを送り出す送出しローラー(繰出リール)31と、送出しローラー31と支持装置5との間でワークWにテンションを掛けるテンショナー32とを有している。送出しローラー31は、モーター(図示せず)が接続されており、当該モーターの作動により回転することができる。
なお、ワークWには、インク吸収性を有し、薄いフィルム状のものと、インク非吸収性を有し、薄いフィルム状のものとを用いることができる。前者の場合は、例えば、普通紙、上質紙、及び光沢紙などのインクジェット記録用専用紙、その他、織布等が挙げられる。後者の場合は、例えば、インクジェット印刷用に表面処理をしていない(すなわち、インク吸収層を形成していない)プラスチックフィルム、並びに紙等の基材上にプラスチックがコーティングされているもの及びプラスチックフィルムが接着されているものが挙げられる。当該プラスチックとしては、特に限定されないが、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエチレン、及びポリプロピレンが挙げられる。
巻取装置4は、搬送方向の最も下流側に配設されている。この巻取装置4は、ワークWをロール状に巻き取る巻取りローラー(巻取リール)41と、巻取りローラー41を支持するフレーム45とを有している。巻取りローラー41は、モーター(図示せず)が接続されており、当該モーターの作動により回転することができる。
支持装置5は、機台11上に配設されている。この支持装置5は、搬送方向に沿って互いに離間して配置された主動ローラー51および従動ローラー52と、主動ローラー51と従動ローラー52とに掛け渡された無端ベルト53と、主動ローラー51と従動ローラー52との間でワークWにテンションを掛けるテンショナー54、55とを有している。
主動ローラー51は、モーター(図示せず)が接続されており、当該モーターの作動により回転することができる。また、従動ローラー52は、無端ベルト53を介して主動ローラー51の回転力が伝達され、当該主動ローラー51と連動して回転することができる。
無端ベルト53は、ワークWを載置して搬送する搬送ベルトであり、その表側の面に粘着性を有する粘着層が形成されている。この粘着層にワークWの一部が粘着固定されて、搬送される。そして、この搬送の間に、ワークWには印刷が施されることとなる。また、印刷が施された後は、ワークWは無端ベルト53から剥離する。
印刷装置1では、主動ローラー51と、従動ローラー52と、無端ベルト53と、これらを一括して支持する機台11とが、いわゆる「ベルト搬送」を行なうベルト機構を構成している。
また、テンショナー54、55は、主動ローラー51および従動ローラー52と同様に、搬送方向に互いに離間して配置されている。
テンショナー54は、印刷前のワークWを従動ローラー52との間で無端ベルト53ごと挟むことができ、テンショナー55は、無端ベルト53から剥離したワークWが掛け回される。これにより、テンショナー54、55によってテンションが掛けられたワークWは、そのテンションが掛けられた状態のまま無端ベルト53に固定されて搬送される。このような状態により、ワークWは、搬送中に例えばしわ等が寄ったりするのが防止され、よって、印刷を施した場合、その印刷が正確かつ高品質なものとなる。
図5に示すように、搬送機構部12は、無端ベルト53から剥離したワークWの撓み(弛み)の程度を検出する検出部14をさらに備えている。この検出部14は、機台11に支持、固定されている(図1参照)。印刷装置1では、検出部14での検出結果に基づいて、ワークWを搬送方向下流側に向かって引張り(搬送し)、当該ワークWに再度テンションを掛けることができる。
検出部14は、光141を投光し、その投光先で反射した光142を受光可能な反射型センサーである。なお、投光先には、ワークWが存在している。そして、ワークWの撓みの程度によって、検出部14で光142が受光されるか否かが変わる。
まず、図5(a)に示す状態では、ワークWの搬送が停止して、例えば印刷が一旦完了しており、また、ワークWにはテンションが掛かっている。この状態では、ワークWで反射した光142は、検出部14に向かう方向には反射せず、検出部14では受光されない。
次に、図5(a)に示す状態から支持装置5が作動すると、図5(b)に示す状態となる。このとき、巻取装置4は停止している。これにより、無端ベルト53から剥離したワークWは、無端ベルト53とテンショナー55との間では、撓んで検出部14に接近することとなる。そして、図5(b)に示す状態では、ワークWで反射した光142は、検出部14で受光される。これにより、制御部15では、ワークWが撓んでおり、当該ワークWにテンションを掛けるために、ワークWを搬送方向下流側に向かって引張る必要があると判断される。
次に、図5(b)に示す状態から巻取装置4が作動すると、図5(c)に示す状態となる。このとき、支持装置5は停止している。これにより、ワークWには、再度テンションが作用する。なお、図5(c)に示す状態では、ワークWの無端ベルト53とテンショナー55と間の部分は、検出部14から離間することとなる。これにより、図5(a)と同様に、ワークWで反射した光142は、検出部14に向かう方向には反射せず、検出部14では受光されない。
図1に示すように、印刷機構部13は、ワークW上にインクを吐出して印刷による記録を行なう複数のインクジェットヘッド131を有するキャリッジユニット132と、キャリッジユニット132を搬送方向と直交する方向に移動可能に支持する支持部(図示せず)とを備えている。各インクジェットヘッド131は、それぞれ、例えば、内部にインクで満たされるヘッド内流路が形成されたヘッド本体と、多数の吐出ノズルが開口したノズル面を有するノズルプレートとを備えている。ヘッド本体には、各吐出ノズル毎に対応するピエゾ圧電素子が構成され、ピエゾ圧電素子に電圧が印加されると吐出ノズルからインクが液滴として吐出される。
印刷装置1では、繰出装置3により繰出されたワークWを無端ベルト53で粘着固定した固定状態で図1〜図4中の左右方向に間欠送り(副走査)するとともに、固定状態のワークWに対し、キャリッジユニット132を紙面奥行き方向に往復動(主走査)させながらインクジェットヘッド131からインクを吐出する。これを印刷が完了して、ワークW上に画像が形成されるまで行なうことができる。なお、得られた画像は、多色印刷(カラー印刷)によるものであってもよいし、単色印刷によるものであってもよい。
インクには、溶媒としての水に着色剤としての染料または顔料を含有した、例えばシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色がある。そして、各色のインクがそれぞれインクジェットヘッド131から独立して吐出される。
乾燥部2は、印刷機構部13よりも搬送方向下流側であって、支持装置5と巻取装置4の巻取りローラー41との間に配置されている。この乾燥部2は、筐体23と、筐体23に支持されたチャンバー21と、チャンバー21内に配置された発熱体としてのヒーター22とを有している。ヒーター22は、例えば赤外線ヒーターで構成されており、外部電力供給源20からの電力がそのまま制御部15を介して供給される。これにより、電圧が印加されることとなり、その結果、ヒーター22は発熱することができる。そして、この熱により、チャンバー21を通過中のワークW上にある未乾燥状態のインクを乾燥させることできる。
図6に示すように、制御部15は、搬送機構部12、印刷機構部13、乾燥部2および補助ユニット6と電気的に接続されており、これらの作動をそれぞれ制御する機能を有している。制御部15は、CPU(Central Processing Unit)151と、記憶部152とを有している。
CPU151は、前述したような印刷処理等の各種処理用のプログラムを実行する。
記憶部152は、例えば不揮発性半導体メモリーの一種であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等を有し、各種プログラム等を記憶することができる。
制御部15には、例えば200Vの電圧を印加する外部電力供給源20が電気的に接続されている。これにより、印刷装置1の各部に電力が供給される。
補助ユニット6は、搬送機構部12の支持装置5や繰出装置3とともに用いられ、ワークWの搬送を補助する装置である。
図1(図2〜図4についても同様)に示すように、補助ユニット6は、フレーム部61と、移動機構部62と、支持部63とを有している。
フレーム部61は、例えば複数本の棒状の鋼材を組み立ててなるものであり、乾燥部2のチャンバー21内を水平方向に貫通している。これにより、ワークWがチャンバー21内を通過する際、フレーム部61がその通過の妨げとなるのが防止される。
また、フレーム部61は、本実施形態では、棒状をなす一対の支持部材64を介して、乾燥部2の筐体23に支持されている。これにより、補助ユニット6は、自身に最も近い装置に支持されることとなり、よって、その支持状態が安定する。なお、一対の支持部材64は、筐体23に関して対称的に配置されているのが好ましい。これにより、前記支持状態がより安定する。
本実施形態では、補助ユニット6は、乾燥部2に対して着脱自在であるのが好ましい。これにより、補助ユニット6の交換等を容易に行なうことができる。
移動機構部62は、フレーム部61に固定されており、支持部63を搬送方向(水平方向)に沿って移動可能に支持するものである。これにより、支持部63は、チャンバー21よりも搬送方向上流側の第1の位置(図1参照)と、チャンバー21よりも搬送方向下流側の第2の位置(図3、図4参照)との間を移動することができる。なお、移動機構部62は、例えば、モーターと、モーターに連結されたネジ棒を有するボールネジと、ボールネジのナットと連結されたリニアガイドとを有する構成のものを用いることができる。この場合、簡単な構成で、支持部63を安定して確実に移動させることができる。
支持部63は、ワークWの搬送方向前方に位置する前端部W1を支持するものである。支持部63は、一対の挟持片631と、各挟持片631同士を互いに接近離間させる駆動源632とを有している。
各挟持片631は、アーチ状をなす部材で構成され、互いに接近した状態では前端部W1を挟持することができ(図1〜図3参照)、互いに離間した状態では前端部W1に対する挟持を解放することができる(図4参照)。
駆動源632は、例えば、互いに噛み合う複数の歯車と、当該複数の歯車のうちの1つの歯車に連結されたモーターとを有する構成のものとなっている。また、駆動源632は、移動機構部62に連結されている。
次に、以上のような構成の補助ユニット6の作動について、図1〜図4を参照しつつ説明する。
まず、図1に示すように、印刷を開始するに当たり、送出しローラー31に支持されているワークWの前端部W1を補助ユニット6まで伸ばして、第1の位置にある支持部63に支持させる。これにより、前端部W1は、乾燥部2のチャンバー21を通過するよりも以前に支持部63で支持される。なお、このときのワークWは、その長手方向の途中が無端ベルト53に粘着固定されている。
次に、図1に示す状態から前述したようにワークWに印刷を施しつつ、図2に示すように、移動機構部62を作動させる。なお、移動機構部62の作動タイミングは、図5(a)〜(c)の示すワークWを引張っていくタイミングと同じである。そして、このような作動により、支持部63に支持された前端部W1を、支持部63ごと乾燥部2のチャンバー21内に通過移動させることができる。これにより、できる限り搬送方向上流側でワークWの前端部W1を支持することができ、よって、ワークWに印刷が施されない無駄な部分が生じるのを抑制することができる。
さらに移動機構部62の作動を継続して、図3に示すように、支持部63を第2の位置まで移動させる。これにより、前端部W1は、チャンバー21を通過しきる。なお、移動機構部62によって前端部W1がチャンバー21を通過する平均通過速度は、無端ベルトによってワークWが搬送される平均搬送速度と同じとなるよう設定される。これにより、ワークWを安定して搬送することができる。また、ワークWの乾燥部2を通過する時間も一定に維持することができ、よって、ワークW上のインクの乾燥状態を均一にすることができる。
次に、図3に示す状態から図4に示すように、支持部63の前端部W1に対する支持状態を解除する。これにより、前端部W1を支持部63から巻取装置4の巻取りローラー41に移し換えることができ、その後、ワークWを前端部W1から巻き取ることができる。これにより、印刷が施されたワークWは、ロール状に巻回され、よって、良好な状態で維持される。
<第2実施形態>
図7は、本発明の補助ユニット(第2実施形態)を備えた本発明の印刷装置を示す側面図である。
以下、この図を参照して本発明の補助ユニット、印刷装置および印刷方法の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、補助ユニットの支持態様が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図7に示すように、本実施形態では、補助ユニット6は、フレーム部61が支持部材64を介して機台11(ベルト機構)に支持されている。これにより、例えば補助ユニット6と機台11との間に作業者等が侵入するのを支持部材64で防止する、すなわち、阻止することでき、よって、印刷装置1は安全性が高いものとなる。
<第3実施形態>
図8は、本発明の補助ユニット(第3実施形態)を備えた本発明の印刷装置を示す側面図である。
以下、この図を参照して本発明の補助ユニット、印刷装置および印刷方法の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、補助ユニットの支持態様が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図8に示すように、本実施形態では、補助ユニット6は、フレーム部61が支持部材64を介して巻取装置4のフレーム45に支持されている。これにより、例えば補助ユニット6と巻取装置4との間に作業者等が侵入するのを支持部材64で防止する、すなわち、阻止することでき、よって、印刷装置1は安全性が高いものとなる。
<第4実施形態>
図9は、本発明の補助ユニット(第4実施形態)を備えた本発明の印刷装置を示す側面図である。
以下、この図を参照して本発明の補助ユニット、印刷装置および印刷方法の第4実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、補助ユニットの支持態様が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図9に示すように、本実施形態では、補助ユニット6は、フレーム部61から鉛直下方に延在する複数本の脚部65を有している。これらの脚部65は、乾燥部2の筐体23に関して対称的に配置されているのが好ましい。これにより、床面30上に安定して支持される。
<第5実施形態>
図10および図11は、それぞれ、本発明の補助ユニット(第5実施形態)を備えた本発明の印刷装置の作動状態を順に示す側面図である。
以下、これらの図を参照して本発明の補助ユニット、印刷装置および印刷方法の第5実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、補助ユニットの支持部および移動機構部の各構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図10、図11に示すように、本実施形態では、補助ユニット6は、支持部63としての無端ベルト633と、移動機構部62としての2つのプーリー621とを有している。
無端ベルト633は、その表側の面に粘着性を有する粘着層634が設けられている。これにより、ワークWの前端部W1が粘着して、当該ワークWをそのまま搬送方向下流側へ移動させることができる。また、粘着層634が設けられていることにより、無端ベルト633に対するワークWの着脱が容易となる。
無端ベルト633は、2つのプーリー621に一括して掛け回されている。これら2つのプーリー621は、乾燥部2を介して互いに離間して配置されており、当該乾燥部2の筐体23に支持されている。また、2つのプーリー621のうちの一方のプーリー621は、モーター(図示せず)が接続された主動プーリーであり、他方のプーリー621は、無端ベルト633を介して主動ローラー51の回転力が伝達される従動プーリーである。
また、本実施形態では、印刷装置1は、巻取装置4が省略されたものとなっている。この場合、乾燥部2を超えて無端ベルト633から剥離したワークWは、前端部W1から床面30に下降していき、その後徐々に蛇腹状に折り重なっていく(図11参照)。これにより、印刷が施されたワークWを良好な状態で維持することができる。
<第6実施形態>
図12は、本発明の補助ユニット(第6実施形態)を備えた本発明の印刷装置を示す側面図である。
以下、この図を参照して本発明の補助ユニット、印刷装置および印刷方法の第6実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、補助ユニットの支持部および移動機構部の各構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図12に示すように、本実施形態では、補助ユニット6は、可撓性を有する長尺体66と、移動機構部62としての補助巻取りローラー(補助巻取り部)622およびテンショナー623とを有している。
長尺体66は、例えばシート状または紐状(糸)のものであり、一端部661が補助巻取りローラー622に連結され、他端部662がワークWの前端部W1に着脱自在に連結されている。他端部662は、ワークWの前端部W1を支持する支持部63として機能し、その構成としては、特に限定されず、例えば、クリップを有する構成、面ファスナーを有する構成、粘着テープを有する構成、縫合用糸を有する構成等とすることができる。これにより、他端部662に対するワークWの着脱が容易となる。
また、長尺体66は、補助巻取りローラー622から支持装置5の無端ベルト53まで到達する程度に十分な長さを有している。これにより、印刷機構部13よりも搬送方向上流側で、長尺体66の他端部662をワークWの前端部W1に連結する、すなわち、支持させることができる。そして、この状態から印刷を開始すれば、ワークWの前端部W1にも印刷を施すことができる、すなわち、ワークWの前端部W1側に印刷が施されない無駄な部分が生じるのを抑制または防止することができる。なお、印刷開始前には、印刷機構部13から長尺体66上にインクの捨て打ちを行なうこともできる。
補助巻取りローラー622は、乾燥部2の筐体23に支持されており、長尺体66を巻き取ることができる。この巻き取りにより、長尺体66が乾燥部2のチャンバー21内を通過移動することができ、続いて、ワークWも乾燥部2のチャンバー21内を通過移動することができる。また、ワークWがチャンバー21を超えた後は、当該ワークWを巻取装置4に移し換えて巻取装置4で巻き取ってもよいし、そのまま補助巻取りローラー622で巻き取ってもよい。
テンショナー623は、乾燥部2の筐体23に支持されており、チャンバー21よりも搬送方向下流側に配置されている。これにより、長尺体66やワークWにテンションを掛けることができる。
以上、本発明の補助ユニット、印刷装置および印刷方法を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。また、補助ユニットおよび印刷装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明の補助ユニット、印刷装置および印刷方法は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。例えば、第5実施形態または第6実施形態の補助ユニットは、第2実施形態の補助ユニットのようにベルト機構に支持されていてもよいし、第3実施形態の補助ユニットのように巻取装置に支持されていてもよいし、第4実施形態の補助ユニットのように脚部を有していてもよい。
1……印刷装置
11……機台
12……搬送機構部(搬送部)
13……印刷機構部(印刷部)
131……インクジェットヘッド
132……キャリッジユニット
14……検出部
141、142……光
15……制御部
151……CPU(Central Processing Unit)
152……記憶部
2……乾燥部
21……チャンバー
22……ヒーター
23……筐体
3……繰出装置
31……送出しローラー(繰出リール)
32……テンショナー
4……巻取装置(巻取り機構)
41……巻取りローラー(巻取リール)
45……フレーム
5……支持装置
51……主動ローラー
52……従動ローラー
53……無端ベルト
54、55……テンショナー
6……補助ユニット
61……フレーム部
62……移動機構部
621……プーリー
622……補助巻取りローラー(補助巻取り部)
623……テンショナー
63……支持部
631……挟持片
632……駆動源
633……無端ベルト
634……粘着層
64……支持部材
65……脚部
66……長尺体
661……一端部
662……他端部
20……外部電力供給源
30……床面
W……ワーク
W1……前端部

Claims (15)

  1. シート状の記録媒体を搬送する搬送部と、該搬送部により搬送された前記記録媒体上にインクを吐出して印刷を施す印刷部と、該印刷部に対し、前記記録媒体が搬送される搬送方向下流側に設けられ、前記記録媒体上の前記インクを乾燥させる乾燥部とを備える印刷装置とともに用いられ、前記記録媒体の搬送を補助する補助ユニットであって、
    前記記録媒体の前記搬送方向前方に位置する前端部が前記乾燥部を通過するよりも以前に前記前端部を支持する支持部と、
    前記支持部が前記前端部を支持した支持状態で、該前端部を前記乾燥部へ通過移動させる移動機構部とを有することを特徴とする補助ユニット。
  2. 前記支持状態は、前記前端部が前記乾燥部を通過後に解除される請求項1に記載の補助ユニット。
  3. 前記移動機構部は、前記前端部を前記支持部ごと前記乾燥部へ通過移動させるよう構成されている請求項1または2に記載の補助ユニット。
  4. 前記支持部は、前記前端部を挟持する一対の挟持片を有し、
    前記移動機構部は、前記一対の挟持片を移動可能に支持するリニアガイドを有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の補助ユニット。
  5. 前記支持部は、前記前端部が粘着する粘着層を有する無端ベルトを有し、
    前記移動機構部は、前記無端ベルトが掛け回される2つのプーリーを有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の補助ユニット。
  6. 前記支持部は、可撓性を有する長尺体の一方の端部で構成され、
    前記移動機構部は、前記長尺体を巻き取る補助巻取り部を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の補助ユニット。
  7. 前記搬送部は、前記乾燥部に対し、前記記録媒体の搬送方向上流側に設けられ、前記記録媒体を載置して搬送する搬送ベルトを有するベルト機構を備えるものであり、
    当該補助ユニットは、前記ベルト機構に支持されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の補助ユニット。
  8. 当該補助ユニットは、前記乾燥部に支持されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の補助ユニット。
  9. 前記搬送部は、前記乾燥部に対し、前記記録媒体の搬送方向下流側に設けられ、前記印刷が施された前記記録媒体を巻き取る巻取り機構を備えるものであり、
    当該補助ユニットは、前記巻取り機構に支持されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の補助ユニット。
  10. 前記印刷装置が設置された床面に支持される脚部を有する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の補助ユニット。
  11. 前記移動機構部によって前記前端部が前記乾燥部を通過する平均通過速度は、前記搬送部によって前記記録媒体が搬送される平均搬送速度と同じとなるよう設定される請求項1ないし10のいずれか1項に記載の補助ユニット。
  12. シート状の記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送された前記記録媒体上にインクを吐出して印刷を施す印刷部と、
    前記印刷部に対し、前記記録媒体が搬送される搬送方向下流側に設けられ、前記記録媒体上の前記インクを乾燥させる乾燥部と、
    前記記録媒体の搬送を補助する補助ユニットとを備え、
    前記補助ユニットは、前記記録媒体の前記搬送方向前方に位置する前端部が前記乾燥部を通過するよりも以前に前記前端部を支持する支持部と、
    前記支持部が前記前端部を支持した支持状態で、該前端部を前記乾燥部へ通過移動させる移動機構部とを備えることを特徴とする印刷装置。
  13. 前記支持状態は、前記前端部が前記乾燥部を通過後に解除される請求項12に記載の印刷装置。
  14. 前記搬送部は、前記乾燥部に対し、前記記録媒体の搬送方向下流側に設けられ、前記印刷が施された前記記録媒体を巻き取る巻取り機構を有し、
    前記巻取り機構は、前記支持状態が解除された前記前端部から前記記録媒体を巻き取る請求項13に記載の印刷装置。
  15. シート状の記録媒体を搬送する搬送部と、該搬送部により搬送された前記記録媒体上にインクを吐出して印刷を施す印刷部と、該印刷部に対し、前記記録媒体が搬送される搬送方向下流側に設けられ、前記記録媒体上の前記インクを乾燥させる乾燥部とを備える印刷装置とともに、前記記録媒体の搬送を補助する補助ユニットを用いて印刷する方法であって、
    前記補助ユニットは、前記記録媒体の前記搬送方向前方に位置する前端部が前記乾燥部を通過するよりも以前に前記前端部を支持する支持部と、
    前記支持部が前記前端部を支持した支持状態で、該前端部を前記乾燥部へ通過移動させる移動機構部とを備えることを特徴とする印刷方法。
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