JP2016083787A - ロータリースクリーン印刷機 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷不良の発生を抑えるロータリースクリーン印刷機を提供する。
【解決手段】円筒状に形成されたスクリーン版201Aと、スクリーン版201Aの中空部に挿通されたスキージ221と、スクリーン版201Aを回転自在に支持するとともに当該スクリーン版201Aを印刷対象物に対して接触離反移動可能に保持するエンドリング201B,支承部材202,スクリーン用ブラケット203及びサブフレーム204と、スキージ221をスクリーン版201Aの内周面に対して接触離反移動させるスキージ着脱モータ224Aとを備えるロータリースクリーン印刷機に、印刷対象物に接触しているスクリーン版201Aに接触するときのスキージ221の移動速度が漸次的に低速となるようにスキージ着脱モータ224Aを制御する制御装置300を設けた。
【選択図】図6

Description

本発明は、シート又はウェブに対してスクリーン等の版材の孔からインキやニス等の液体をスキージにより供給し、印刷やコーティング等を行うロータリースクリーン印刷機に関するものである。
従来、ロータリースクリーン印刷が可能な印刷機として、下記特許文献1,2等に開示されたものがある。
特開2014−100819号公報 特許第5337358号公報 特開2008−120064号公報
しかしながら、上述したような従来のロータリースクリーン印刷機において、印刷開始時、スクリーン胴を圧胴に対して接触又は離反させる着脱駆動及びスキージをスクリーン胴に対して接触又は離反させる着脱駆動は、スクリーン版の絵柄部分に負荷をかけることがないように、また、シートに絵柄が途中から印刷されることがないように、スクリーン版の絵柄が無い部分(圧胴の切欠部分)を利用して行われている(例えば、特許文献3参照)。そして、スクリーン胴及びスキージの着脱駆動は、エアシリンダーを用いて行われており、エアシリンダー等の流体アクチュエータでは、速度制御を高精度に行うことは難しいことから、スクリーン胴とスキージとが干渉することを避けるため、それぞれの動作タイミングをずらす必要があった。
そのため、スクリーン印刷を行う際には、図9に示すように圧胴の位相が、一枚目のシートがスクリーン胴に到達する位相θnになるのに合わせてスクリーン胴を圧胴に接触させ、その後スクリーン胴が一回転してからスキージをスクリーン胴のスクリーン版に接触させるようにしていた。
ここで、スキージをスクリーン版に着させる際に衝撃荷重によりインキがスクリーン版内で飛び散り、飛び散ったインキによって版面のインキ膜厚が変化し、印刷不良の原因となることがあった。
本発明は、このような印刷不良の発生を抑えるロータリースクリーン印刷機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係るロータリースクリーン印刷機は、円筒状に形成されたスクリーン版と、前記スクリーン版の内部に保持されたスキージと、前記スクリーン版を回転自在に支持するとともに当該スクリーン版を印刷対象物に対して接触離反移動可能に保持するスクリーン胴装置と、前記スキージを前記スクリーン版の内周面に対して接触離反移動させるスキージ着脱装置とを備えるロータリースクリーン印刷機において、印刷対象物に接触している前記スクリーン版に接触するときの前記スキージの移動速度が漸次的に低速となるように前記スキージ着脱装置を制御する制御装置を備えたことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第2の発明に係るロータリースクリーン印刷機は、第1の発明において、印刷対象物はシートであり、印刷対象物を保持して搬送する圧胴と、前記スクリーン胴装置を介して前記スクリーン版を前記圧胴に対して接触離反移動させるスクリーン胴着脱装置と、前記圧胴の位相を検出する位相検出手段とを備え、前記スクリーン胴装置は、前記スクリーン版を前記圧胴で搬送されている印刷対象物に対して接触離反移動可能に保持し、前記制御装置は、前記位相検出手段によって検出された位相に基づき一枚目のシートが前記圧胴と前記スクリーン版との対接箇所に到達するタイミングに合わせて、前記スクリーン版が前記圧胴に接触し前記スキージが前記スクリーン版の内周面に接触するように前記スクリーン胴着脱装置と前記スキージ着脱装置とを制御することを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第3の発明に係るロータリースクリーン印刷機は、第2の発明において、前記制御装置は、前記スクリーン版の前記圧胴に対する着動作を複数段階に分けて行うように前記スクリーン胴着脱装置を制御することを特徴とする。
本発明に係るロータリースクリーン印刷機によれば、スキージがスクリーン版に近づくにつれてスキージの移動速度を徐々に減速させることにより、最終的にスクリーン版に接触する際はごく低速で接触するようにスキージの着動作を制御することができ、スキージがスクリーン版に接触するときのインキの飛び散りを押さえて印刷不良の発生を防止することができる。
本発明の実施例1に係るロータリースクリーン印刷機を示す説明図である。 図1の一部を破断して示す平面展開図である。 図3(a)はフレームとサブフレームとの関係を示す説明図、図3(b)はフレームとサブフレームとスクリーン胴着脱モータとの関係を示す説明図である。 本発明の実施例1に係るロータリースクリーン印刷機の制御構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1におけるスクリーン胴及びスキージの配置関係を示す模式図であり、図5(a)は圧胴の位相(θn−180°)以前における位置、図5(b)は圧胴の位相(θn−180°)における位置、図5(c)は圧胴の位相θn以降における位置を示す。 本発明の実施例1に係るロータリースクリーン印刷機のスクリーン胴及びスキージの制御例を時系列的に示す説明図である。 本発明の実施例2におけるスクリーン胴及びスキージの配置関係を示す模式図であり、図7(a)は圧胴の位相(θn−180°)以前における位置、図7(b)は圧胴の位相(θn−180°)における位置、図7(c)は圧胴の位相θn以降における位置を示す。 本発明の実施例2に係るロータリースクリーン印刷機のスクリーン胴及びスキージの制御例を時系列的に示す説明図である。 従来のロータリースクリーン印刷機のスクリーン胴及びスキージの制御例を時系列的に示す説明図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るロータリースクリーン印刷機について説明する。なお、本発明に係るロータリースクリーン印刷機は、以下の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
以下、図1から図6を用いて本発明の第1の実施例に係るロータリースクリーン印刷機の詳細を説明する。
図1及び図2に示すように、本実施例において左右の機械フレーム101,101間には、シート(印刷対象物)を保持して搬送する圧胴100が回動自在に支持されているとともに、この圧胴100に対向してスクリーン胴201が配設されている。
圧胴100の外周面には軸心を挟んで対向する位置に切欠き部100aが形成されており、この切欠き部100a内に、シートを保持及び解放することができるように構成されたくわえ装置102が配設されている。なお、本実施例において圧胴100は、スクリーン胴201の二倍の胴径を有しているものとする。
スクリーン胴201は絵柄に応じた小孔をエッチングした薄い版材を円筒状にしてなるスクリーン版201Aと、スクリーン版201Aを補強するためにスクリーン版201Aの両端(図2では左右)にそれぞれ固定された二つのエンドリング201B,201Bとから構成されている。このスクリーン胴201は、支承部材202,202、スクリーン用ブラケット203,203、及びサブフレーム204を介してフレーム101,101に支持されている。
支承部材202は、それぞれエンドリング201Bを着脱可能に支持する一方、スクリーン用ブラケット203に回動自在に支持されている。
スクリーン用ブラケット203は、それぞれ支承部材202を回動自在に支持するスクリーン支持部203aと、該スクリーン支持部203aに対してスクリーン胴201の径方向外側に配設された回転軸支持部203bとから構成されている。
回転軸支持部203bには、スクリーン胴201の軸方向と平行に延びる回転軸205の両端がそれぞれ回動自在に支持されている。
回転軸205の両端にはギア205aが設けられており、このギア205aが中間ギア206を介して支承部材202の外周面に形成されたギア202aと噛み合っている。また、回転軸205の一端側(図2では右端側)のギア205aは、スクリーン胴駆動モータ207のギア207aと噛み合っている(図1参照)。
したがって、スクリーン胴駆動モータ207を駆動するとスクリーン胴駆動モータ207のギア207a、回転軸205の一端側のギア205a、一方(図2では右側)の中間ギア206、一方(図2では右側)の支承部材202のギア202a、一方の支承部材202を介してスクリーン胴201の一端側(図2では右端側)にスクリーン胴駆動モータ207の駆動力が伝わるとともに、スクリーン胴駆動モータ207のギア207a、回転軸205の一端側のギア205a、回転軸205、回転軸205の他端側(図2では左端側)のギア205a、他方(図2では左側)の中間ギア206、他方(図2では左側)の支承部材202のギア202a、他方の支承部材202を介してスクリーン胴201の他端側(図2では左端側)にもスクリーン胴駆動モータ207の駆動力が伝わり、スクリーン胴201の両端がスクリーン胴駆動モータ207により回転駆動される。
サブフレーム204は、スクリーン胴201の軸方向に沿って配設され、スクリーン用ブラケット203,203の回転軸支持部203bを支持している。
さらに、このサブフレーム204は図3(a)に示すように、軸方向両側に形成された第一の連結用ブラケット204aが機械フレーム101に固定されたピン208を介して当該機械フレーム101に揺動自在に支持されている。
また、図3(b)に示すように、サブフレーム204の軸方向両側に形成された第二の連結用ブラケット204bには、それぞれスクリーン胴着脱モータ209Aのモータ軸に連結されたねじ軸209Bが揺動自在に連結されている。より詳しく説明すると、ねじ軸209Bは、当該ねじ軸209Bに螺着されたナット部材209Cに設けられているピン210を介して第二の連結用ブラケット204bに揺動自在に連結されている。ナット部材209Cは、スクリーン胴着脱モータ209Aの回転によってねじ軸209Bが回転すると送りねじの機構によりねじ軸209Bの軸方向に進退する。
なお、スクリーン胴着脱モータ209Aは、スクリーン胴201(より具体的にはスクリーン版201A)を圧胴100に対して接触又は離反させるために設けられたものであり、このスクリーン胴着脱モータ209Aの本体部はそれぞれ左右の機械フレーム101にスクリーン胴着脱モータ支持部材211を介して揺動自在に固定されている。
さらに、図1及び図2に示すように、上述したスクリーン胴201の内部には、スクリーン版201Aの内側にあるインキ1(図5参照)をスクリーン版201Aの小孔から圧胴100側に供給するブレード(スキージ本体)221Aと、ブレード221Aを支持する支持体であるスキージバー221Bとを備えたスキージ221が保持されている。
スキージ221の両端はそれぞれスキージ支持部材222,222、支持板223,223を介してサブフレーム204に揺動自在に支持されている。
スキージ支持部材222は、スキージバー221Bを揺動自在に支持する部材である。
また、支持板223は、板体であり、その一角にスキージ支持部材222を保持している。この支持板223の他の一角にはスキージ着脱モータ224Aのモータ軸に連結されたねじ軸224Bが揺動自在に連結され、さらに他の一角はピン226に揺動自在に軸支されるとともに、ピン227に当接する当接面223aを備えている。ねじ軸224Bは、当該ねじ軸224Bに螺着されたナット部材224Cに設けられているピン225を介して支持板223に揺動自在に連結されている。ナット部材224Cは、スキージ着脱モータ224Aの回転によってねじ軸224Bが回転すると送りねじの機構によりねじ軸224Bの軸方向に進退する。
なお、スキージ着脱モータ224Aは、スキージ221(より具体的には、ブレード221A)をスクリーン版201Aの内周面に対して接触又は離反させるために設けられたものであり、サブフレーム204の軸方向両端に形成された第三の連結用ブラケット204cにピン228を介して揺動自在に支持されている。
また、ピン226はサブフレーム204の軸方向両端に形成された第四の連結用ブラケット204dに固定され、ピン227はサブフレーム204の軸方向両端に形成された第五の連結用ブラケット204eに固定されている。
次に、本実施例に係るロータリースクリーン印刷機の制御装置について説明する。図4に示すように、本実施例に係るロータリースクリーン印刷機の制御装置300は、圧胴100に設けられた本機エンコーダー229が出力する信号、スクリーン胴駆動モータ207に設けられたスクリーン胴着脱モータ・エンコーダー230が出力する信号、及びスキージ着脱モータ224Aに設けられたスキージ着脱モータ・エンコーダー231が出力する信号を入力し、スクリーン胴駆動モータ207、スクリーン胴着脱モータ209A、及びスキージ着脱モータ224Aを駆動制御するものである。
以下、図5及び図6を用いて本実施例の制御装置300によるスクリーン胴201及びスキージ221の制御について説明する。なお、図6では圧胴100の1回転(例えば、θn-1からθnまで、θnからθn+1まで)を360°、スクリーン胴201の1回転を180°として示している。これは、図8,9についても同様である。
まず、図5(a)に示すように、印刷運転開始前において、スクリーン胴201は圧胴100から離反したスクリーン胴脱位置に位置付けられ、スキージ221はブレード221aの先端をスクリーン版201Aの内周面から離反させたスキージ脱位置に位置付けられている。また、スクリーン胴201は一枚目のシートの印刷を開始する時点(図6に示すθnの時点)でスクリーン版201Aの内周面にインキ1が行き渡っているように所定のタイミングでスクリーン胴駆動モータ207により回転駆動させるものとする。
本実施例のロータリースクリーン印刷機において印刷運転が開始されると、制御装置300は、本機エンコーダー229から入力される信号に基づき、図6に示すように、圧胴100の位相角度が、一枚目のシートの印刷開始位相(圧胴100の切欠き部100aがスクリーン胴201と対向する位相。換言すると、一枚目のシートが圧胴100とスクリーン版201Aとの対接箇所に到達する位相)θnに対し、スクリーン胴201の1回転分前の位相(本実施例では、圧胴100の胴径がスクリーン胴201の胴径の二倍となっているので、圧胴100の前記切欠き部100aとは軸心を挟んで反対側の切欠き部100aがスクリーン胴201と対向する位相。すなわち、θn−180°)となったときに、スクリーン胴201が圧胴100に対してスクリーン版201Aを近接させたスクリーン胴待機位置に位置付けられるように、スクリーン胴着脱モータ209Aによりねじ軸209Bを回転させてナット部材209Cを移動させる。
これにより、サブフレーム204全体がピン208を中心にスクリーン胴201を圧胴100に近接させる方向(図1では反時計回り)へ揺動する。
制御装置300は、スクリーン胴着脱モータ・エンコーダー230から入力される信号に基づき、図5(b)に示すように、スクリーン胴201がスクリーン胴待機位置に位置付けられたことを検知したらスクリーン胴着脱モータ209Aを停止させる。
その後、制御装置300は、本機エンコーダー229から入力される信号に基づき、圧胴100の位相角度が一枚目のシートの印刷開始位相θnとなったときに、スクリーン胴201が圧胴100に対してスクリーン版201Aを接触させたスクリーン胴着位置に位置付けられ、スキージ221がスクリーン版201Aの内周面に対してブレード221Aの先端を接触させたスキージ着位置に位置付けられるように、再度スクリーン胴着脱モータ209Aによりねじ軸209Bを回転させてナット部材209Cを移動させ、且つ、スキージ着脱モータ224Aによりねじ軸224Bを回転させてナット部材224Cを移動させる。
このとき制御装置300は、図6に示すように、ブレード221Aの先端がスクリーン版201Aの内周面に対してゆっくり接触するように(ブレード221Aの先端がスクリーン版201Aの内周面に対してごく低速で接触するように)、ブレード221Aの先端がスクリーン版201Aの内周面に接触する前にスキージ着脱モータ224Aの回転速度を漸次的に低速となるように、言い換えれば次第に低速となるように制御する。または、時間の経過に伴って、スキージ221の移動速度が徐々に遅くなっていく(単調減少していく)ように制御する。
これにより、サブフレーム204全体がピン208を中心にスクリーン胴201を圧胴100に近接させる方向へ揺動するとともに、支持板223がピン226を中心にしてスキージ221をスクリーン版201Aの内周面に近接させる方向(図1では反時計回り)へ移動速度を低減しつつ揺動する。
制御装置300は、スクリーン胴着脱モータ・エンコーダー230及びスキージ着脱モータ・エンコーダー231から入力される信号に基づき、図5(c)に示すように、スクリーン胴201がスクリーン胴着位置に位置付けられたことを検知したら、スクリーン胴着脱モータ209Aを停止させ、スキージ221がスキージ着位置に位置付けられたことを検知したら、スキージ着脱モータ224Aを停止させる。
すなわち、本実施例では一枚目のシートの印刷開始位相θnとなる前に、スクリーン胴201はスクリーン胴脱位置へ移動した状態で概ねスクリーン胴201が一回転するあいだ待機し、スキージ221はスキージ脱位置のままの状態を維持する。そして、スクリーン胴201及びスキージ221は、一枚目のシートの印刷開始位相θnとなるときに、スクリーン胴201はスクリーン胴待機位置からスクリーン胴着位置へ移動し、スキージ221はスキージ脱位置からスキージ着位置へ移動して、このタイミングで一枚目のシートが圧胴100とスクリーン版201Aとの間に搬送され、スクリーン版201Aの版面に形成された貫通孔からスキージ221によって押し出されたインキ1がシートに転写される。
なお、制御装置300は、スクリーン版201Aが圧胴100に接触していない状態でこのスクリーン版201Aにブレード221Aが接触することを避けるように、より具体的には、スクリーン版201Aが圧胴100に接触すると同時にブレード221Aの先端がスクリーン版201Aに接触する、又は、スクリーン版201Aが圧胴100に接触した直後にブレード221Aの先端がスクリーン版201Aに接触するように、スクリーン胴201及びスキージ221の移動速度や移動時間等を制御するものとする。これは、以下の実施例においても同様である。
このように、本実施例では、制御装置300により、スクリーン胴201の圧胴100への着動作を段階的に実施する一方、スキージ221のスクリーン版201Aへの着動作を移動速度が漸次的に低速となるように制御し、一枚目のシートの印刷開始位相に合わせてスクリーン版201Aが従来よりも圧胴100に近接した位置から当該圧胴100に接触し、ブレード221Aの先端が従来よりも低速でスクリーン版201Aの内周面に接触するように制御する。
その後、最後のシートの印刷が終了したら、制御装置300は、スキージ着脱モータ224Aによりねじ軸224Bを回転させてナット部材224Cを移動させるとともに、スクリーン胴着脱モータ209Aによりねじ軸209Bを回転させてナット部材209Cを移動させる。これにより、支持板223がピン226を中心にしてスキージ221をスクリーン版201Aの内周面から離反させる方向(図1では時計回り)へ揺動し、サブフレーム204全体がピン208を中心にスクリーン胴201を圧胴100から離反させる方向(図1では時計回り)へ揺動する。
制御装置300は、スクリーン胴着脱モータ・エンコーダー230及びスキージ着脱モータ・エンコーダー231から入力される信号に基づき、図5(a)に示すように、スクリーン胴201がスクリーン胴脱位置に位置付けられたことを検知したら、スクリーン胴着脱モータ209Aを停止させ、スキージ221がスキージ脱位置に位置付けられたことを検知したら、スキージ着脱モータ224Aを停止させる。
本実施例においては、支承部材202、スクリーン用ブラケット203及びサブフレーム204がスクリーン胴装置を構成し、スクリーン胴着脱モータ209Aがスクリーン胴着脱装置を構成し、スキージ着脱モータ224Aがスキージ着脱装置を構成し、本機エンコーダ229が位相検出手段を構成する。
以上に示した本実施例に係るロータリースクリーン印刷機によれば、一枚目のシートの印刷開始前にスキージ221をスクリーン版201Aの内周面に対して漸次的に低速となるように近づけて接触させるようにしたため、スキージ221がスクリーン版201Aに近づくにつれてスキージ221の移動速度を徐々に減速させ、最終的にスクリーン版201Aに接する際はごく低速で接触させることができ、スキージ221がスクリーン版201Aの内周面に接触するときの衝撃荷重が低減され、スキージ221がスクリーン版201Aの内周面に接触したときのインキ1の飛び散りが抑制されて印刷不良の発生を防止することができるとともに、スクリーン版201Aに与える負荷を低減してスクリーン版201Aの長寿命化を図ることもできる。
なお、本実施例ではスクリーン胴201を、圧胴100の位相角度がθn−180°となったときに、スクリーン胴待機位置に位置付けるように制御する例を示したが、スクリーン胴201をスクリーン胴待機位置に位置付けるタイミングは上述した実施例に限定されるものではなく、適切なタイミングで行えばよい。
また、本実施例では、スクリーン胴201を一度圧胴100に近づけた状態で待機させた後、圧胴100に接触させる例を示したが、スクリーン胴201を複数回に分けて段階的に圧胴100に近づけた後、圧胴100に接触させてもよい。
また、本実施例ではスキージ221を、スクリーン胴201を支持するサブフレーム204に揺動自在に支持された支持板223を介して支持する例を示したが、スクリーン胴201とスキージ221とはそれぞれ独立してフレーム101に支持される構造であってもよい。
また、本実施例ではスキージ着脱装置としてスキージ着脱モータ224Aを用いる例を示したが、例えば、基本的な動きは流体(空気圧又は油圧等)シリンダーで行い、スキージ221がスクリーン胴201と近接した近接位置でスキージ221の移動を停止させるストッパーを設け、ストッパーによってスキージ221の移動が停止した後に、ストッパーをダンパー等の減速機によって微速で動作させ、これによりスキージ221を近接位置からスキージ着位置へと移動させるようにしてもよい。
また、前記ストッパーが図1におけるピン227であり、ピン227が偏心した回転軸を備え、スキージ221がピン227に当接することで近接位置で停止した後、ピン227の回転軸をモータで回転させることで、スキージ221の移動速度が徐々に低速になるように制御して、スキージ221を近接位置からスキージ着位置へと移動させる際にブレード221Aの先端がスクリーン版201Aの内周面に対してゆっくり接触するようにようにしてもよい。
これらは、以下の実施例においても同様である。
以下、図7及び図8を用いて本発明の第2の実施例に係るロータリースクリーン印刷機の詳細を説明する。本実施例に係るロータリースクリーン印刷機は、上述した実施例1に係るロータリースクリーン印刷機に対してスクリーン胴201とスキージ221の着脱動作が異なるものである。装置構成については図1から図4に示し実施例1で説明したものと同一であり、重複する説明は省略する。
図8に示すように、本実施例において制御装置300は、図6に示し上述した実施例1におけるスキージ着脱モータ224Aの制御に対し、スキージ221のスクリーン版201Aへの着動作を複数段階に分けて行うようにスキージ着脱モータ224Aを制御する。
具体的には、まず、図7(a)に示すように、印刷運転開始前において、スクリーン胴201は圧胴100から離反したスクリーン胴脱位置に位置付けられ、スキージ221はブレード221aの先端をスクリーン版201Aの内周面から離反させたスキージ脱位置に位置付けられている。
そして、圧胴100の位相角度が、一枚目のシートの印刷開始位相θnに対し、スクリーン胴201の1回転分前の位相(θn−180°)となったときに、図7(b)に示すようにスクリーン胴201が圧胴100に対してスクリーン版201Aを近接させたスクリーン胴待機位置に位置付けられ、スキージ221がスクリーン版201Aの内周面に対してブレード221Aの先端を近接させたスキージ待機位置に位置付けられるように、スクリーン胴着脱モータ209Aによりねじ軸209Bを回転させてナット部材209Cを移動させ、スキージ着脱モータ224Aによりねじ軸224Bを回転させてナット部材224Cを移動させる。
これにより、サブフレーム204全体がピン208を中心にスクリーン胴201を圧胴100に近接させる方向へ揺動するとともに、支持板223がピン226を中心にしてスキージ221をスクリーン版201Aの内周面に近接させる方向へ移動速度を低減しつつ揺動して、スクリーン胴201、スキージ221がそれぞれ待機位置に位置付けられる。
その後、制御装置300は、本機エンコーダー229から入力される信号に基づき圧胴100の位相角度が一枚目のシートの印刷開始位相θnとなったときに、図7(c)に示すようにスクリーン胴201が圧胴100に対してスクリーン版201Aを接触させたスクリーン胴着位置に位置付けられ、スキージ221がスクリーン版201Aの内周面に対してブレード221Aの先端を接触させたスキージ着位置に位置付けられるように、再度スクリーン胴着脱モータ209Aによりねじ軸209Bを回転させてナット部材209Cを移動させるとともに、スキージ着脱モータ224Aによりねじ軸224Bを回転させてナット部材224Cを移動させる。
これにより、サブフレーム204全体がピン208を中心にスクリーン胴201を圧胴100に近接させる方向へ揺動するとともに、支持板223がピン226を中心にしてスキージ221をスクリーン版201Aの内周面に近接させる方向へ移動速度を低減しつつ揺動して、スクリーン胴201、スキージ221がそれぞれ待機位置に位置付けられる。
このように、本実施例では、制御装置300により、スキージ221のスクリーン版201Aへの着動作を移動速度が漸次的に低速となるように制御することに加えて、スキージ221のスクリーン版201Aへの着動作を段階的に実施し、一枚目のシートの印刷開始位相に合わせてブレード221Aの先端が従来よりもスクリーン版201Aの内周面に近接した位置から従来よりも低速で(最終的にスクリーン版201Aに接する際はごく低速で)当該スクリーン版201Aの内周面に接触するように制御する。
その他の制御については上述した実施例1と概ね同様であり、詳しい説明は省略する。
本実施例においては、支承部材202、スクリーン用ブラケット203及びサブフレーム204がスクリーン胴装置を構成し、スクリーン胴着脱モータ209Aがスクリーン胴着脱装置を構成し、スキージ着脱モータ224Aがスキージ着脱装置を構成し、本機エンコーダ229が位相検出手段を構成する。
以上に示した本実施例に係るロータリースクリーン印刷機によれば、スキージ221がスクリーン版201Aの内周面に低速で接触するようにするとともに、一枚目のシートの印刷開始前にスキージ221をスクリーン版201Aの内周面に対して段階的に近づけて、一枚目のシートを印刷するときにスクリーン版201Aの内周面に近接したスキージ待機位置からスキージ221をスクリーン版201Aの内周面に接触させるようにしたため、スキージ221がスクリーン版201Aの内周面に接触するときの衝撃荷重が低減され、スキージ221がスクリーン版201Aの内周面に接触したときのインキ1の飛び散りが抑制されて印刷不良の発生を防止することができるとともに、スクリーン版201Aに与える負荷を低減してスクリーン版201Aの長寿命化を図ることもできる。
すなわち、スキージ221のスクリーン版201Aへの着動作を複数段階(本実施例では二段階)に分けたことにより、圧胴100の位相角度がθnとなるタイミングでスキージ221がスクリーン版201Aに接触(着)するとき、圧胴100の切欠き部100aがスクリーン胴201に対向している切欠範囲a内でスキージ221がスキージ待機位置からスキージ着位置まで移動する変位量(ストローク)が実施例1の場合のスキージ脱位置からスキージ着位置まで移動する変位量(ストローク)よりも少なくなり、実施例1に比較して時間をかけてゆっくりとスキージ221をスクリーン版201Aに接触(着)させることができ、スキージ221がスクリーン版201Aに接触するときの衝撃荷重を更に抑えることができる。
本発明は、ロータリースクリーン印刷機に適用して好適なものである。
100 圧胴
100a 切欠き部
101 機械フレーム
102 くわえ装置
201 スクリーン胴
201A スクリーン版
201B エンドリング
202 支承部材
202a 支承部材のギア
203 スクリーン用ブラケット
203a スクリーン支持部
203b 回転軸支持部
204 サブフレーム
204a 第一の連結用ブラケット
204b 第二の連結用ブラケット
204c 第三の連結用ブラケット
204d 第四の連結用ブラケット
204e 第五の連結用ブラケット
205 回転軸
205a 回転軸のギア
206 中間ギア
207 スクリーン胴駆動モータ
207a 駆動用モータのギア
208 ピン
209A スクリーン胴着脱モータ
209B ねじ軸
209C ナット部材
210 ピン
211 スクリーン胴着脱モータ支持部材
221 スキージ
221A ブレード
221B スキージバー
222 スキージ支持部材
223 支持板
223a 当接面
224A スキージ着脱モータ
224B ねじ軸
224C ナット部材
225,226,227,228 ピン
229 本機エンコーダー
230 スクリーン胴着脱モータ・エンコーダー
231 スキージ着脱モータ・エンコーダー
300 制御装置

Claims (3)

  1. 円筒状に形成されたスクリーン版と、
    前記スクリーン版の内部に保持されたスキージと、
    前記スクリーン版を回転自在に支持するとともに当該スクリーン版を印刷対象物に対して接触離反移動可能に保持するスクリーン胴装置と、
    前記スキージを前記スクリーン版の内周面に対して接触離反移動させるスキージ着脱装置と
    を備えるロータリースクリーン印刷機において、
    印刷対象物に接触している前記スクリーン版に接触するときの前記スキージの移動速度が漸次的に低速となるように前記スキージ着脱装置を制御する制御装置を備えた
    ことを特徴とするロータリースクリーン印刷機。
  2. 印刷対象物はシートであり、
    印刷対象物を保持して搬送する圧胴と、
    前記スクリーン胴装置を介して前記スクリーン版を前記圧胴に対して接触離反移動させるスクリーン胴着脱装置と、
    前記圧胴の位相を検出する位相検出手段とを備え、
    前記スクリーン胴装置は、前記スクリーン版を前記圧胴で搬送されている印刷対象物に対して接触離反移動可能に保持し、
    前記制御装置は、前記位相検出手段によって検出された位相に基づき一枚目のシートが前記圧胴と前記スクリーン版との対接箇所に到達するタイミングに合わせて、前記スクリーン版が前記圧胴に接触し前記スキージが前記スクリーン版の内周面に接触するように前記スクリーン胴着脱装置と前記スキージ着脱装置とを制御する
    ことを特徴とする請求項1記載のロータリースクリーン印刷機。
  3. 前記制御装置は、前記スクリーン版の前記圧胴に対する着動作を複数段階に分けて行うように前記スクリーン胴着脱装置を制御する
    ことを特徴とする請求項2記載のロータリースクリーン印刷機。
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