JP2016083691A - 溶接方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】強度をより大きくすることができる溶接方法を提供する。【解決手段】本発明のある実施形態に係る溶接方法は、第1部材10と第2部材20を溶接する溶接方法である。第1部材10の厚さは、第2部材20の厚さよりも小さく、第1部材10および第2部材20の少なくとも一方の溶接を行う部分は、曲面および凹凸面の少なくとも一方を有する。溶接方法は、第1部材10と溶加材106を溶融させて、第1部材10に第1ビード30を形成する工程と、第1ビード30と第2部材20と溶加材106を溶融させて、第1ビード30と第2部材20を溶接する工程とを含む。【選択図】図3

Description

本発明は、金属部材同士を接続する溶接方法に関する。
金属部材同士を接続する技術として溶接技術が広く用いられている。溶接方法の一例として、例えば、アーク溶接がある(例えば、特許文献1)。アーク溶接は、気体中の放電現象(アーク放電)を利用して金属部材同士を接続する溶接方法である。
特開平5−23856号公報
上記のような溶接技術は様々な技術分野で用いられているが、これら溶接の強度をより大きくすることで、より強度の大きい金属製品を得ることができる。
本発明は、強度をより大きくすることができる溶接方法を提供することを目的とする。
本発明のある実施形態に係る溶接方法は、第1部材と第2部材を溶接する溶接方法であって、前記第1部材の厚さは、前記第2部材の厚さよりも小さく、前記第1部材および前記第2部材の少なくとも一方の溶接を行う部分は、曲面および凹凸面の少なくとも一方を有し、前記溶接方法は、前記第1部材と溶加材を溶融させて、前記第1部材に第1ビードを形成する工程と、前記第1ビードと前記第2部材と溶加材を溶融させて、前記第1ビードと前記第2部材を溶接する工程とを含む。
ある実施形態において、前記第2部材の厚さは、前記第1部材の厚さの1.5倍以上大きくてもよい。
ある実施形態において、前記第1部材と前記第1ビードを足した厚さは、前記第2部材の厚さと概ね同じであってもよい。
ある実施形態において、前記第1ビードと前記第2部材を溶接する前記工程において第2ビードが形成され、前記第2ビードの断面積は、前記第1ビードの断面積よりも大きくてもよい。
ある実施形態において、前記第2ビードは、ウィービングにより形成されてもよい。
ある実施形態において、アーク溶接により前記第1ビードが形成されるとともに、前記第1ビードと前記第2部材が溶接されてもよい。
ある実施形態において、前記第1部材に前記第1ビードを形成する前記工程においては、前記第1部材と前記第2部材は溶接されず、前記第1ビードと前記第2部材を溶接する前記工程において、前記第1部材と前記第2部材は溶接されてもよい。
本発明のある実施形態に係る金属製品の製造方法は、前記溶接方法を含む金属製品の製造方法である。
本発明のある実施形態に係る金属製品は、前記溶接方法を用いて溶接された前記第1部材と前記第2部材を含む金属製品である。
本発明のある実施形態に係る車両は、前記溶接方法を用いて溶接された前記第1部材と前記第2部材を含む車両である。
本発明のある実施形態によれば、厚さの小さい第1部材に第1ビードを形成し、その第1ビードと第2部材を溶接することにより、溶接強度をより大きくすることができる。厚さの小さい第1部材に予め第1ビードを形成することにより、第1部材側と第2部材側の熱容量の差を小さくすることができ、溶接を容易に行うことができる。また、第1部材および第2部材の少なくとも一方が曲面および凹凸面の少なくとも一方を有する場合でも、より大きな溶接強度を得ることができる。
例えば、第2部材の厚さは第1部材の厚さの1.5倍以上大きくてもよい。第1部材と第2部材の厚さの差が大きい場合でも、厚さの小さい第1部材に第1ビードを予め形成することにより、第1部材側と第2部材側の熱容量の差を小さくすることができ、溶接を容易に行うことができる。
例えば、第1部材と第1ビードを足した厚さは、第2部材の厚さと概ね同じであってもよい。厚さを概ね同じにすることにより、第1部材側および第2部材側の熱容量を同程度にすることができ、溶接をより容易に行うことができる。
例えば、第1ビードと第2部材を溶接する工程において形成される第2ビードの断面積は、第1ビードの断面積よりも大きくてもよい。溶接の面積を大きくすることで、溶接強度をより大きくすることができる。
例えば、第2ビードは、ウィービングにより形成されてもよい。第2ビードをウィービングにより形成することにより、より広い面積で溶接を行うことができる。
例えば、アーク溶接により第1ビードが形成されるとともに、第1ビードと第2部材が溶接されてもよく、アーク溶接においてより大きな溶接強度を実現することができる。
例えば、第1部材に第1ビードを形成する工程においては、第1部材と第2部材は溶接されず、第1ビードと第2部材を溶接する工程において、第1部材と第2部材は溶接されてもよい。第1部材と第2部材を溶接する前に、厚さの小さい第1部材に予め第1ビードを形成することにより、第1部材側と第2部材側の熱容量の差を小さくすることができ、溶接を容易に行うことができるとともに、溶接強度を大きくすることができる。
本発明のある実施形態に係る金属製品の製造方法は、上述の溶接方法を含む製造方法であり、これにより、より大きな強度を有する金属製品が製造される。
本発明のある実施形態に係る金属製品は、上述の溶接方法を用いて形成され、これにより、より大きな強度を有する金属製品が得られる。
本発明のある実施形態に係る車両は、上述の溶接方法を用いて溶接された第1部材と第2部材を含み、これにより、より大きな強度を有する車両が得られる。
本発明のある実施形態によれば、厚さの小さい第1部材に第1ビードを形成し、その第1ビードと第2部材を溶接することにより、溶接強度をより大きくすることができる。厚さの小さい第1部材に予め第1ビードを形成することにより、第1部材側と第2部材側の熱容量の差を小さくすることができ、溶接を容易に行うことができる。また、第1部材および第2部材の少なくとも一方が曲面および凹凸面の少なくとも一方を有する場合でも、より大きな溶接強度を得ることができる。
本発明の実施形態に係る溶接機を示す図である。 本発明の実施形態に係る第1部材と第2部材の溶接方法を示すフローチャートである。 (a)から(c)は、本発明の実施形態に係る第1部材と第2部材の溶接方法を示す図である。 (a)から(c)は、本発明の実施形態に係る第1部材と第2部材の溶接方法を示す図である。 本発明の実施形態に係るそれぞれが曲面を有する第1部材および第2部材を溶接した状態を示す図である。 (a)から(c)は、本発明の実施形態に係る第1部材と第2部材の溶接方法を示す図である。 (a)から(c)は、本発明の実施形態に係る第1部材と第2部材の溶接方法を示す図である。 本発明の実施形態に係るそれぞれが凹凸面を有する第1部材および第2部材を溶接した状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るそれぞれが平面形状を有する第1部材および第2部材を溶接した状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る溶接方法を用いて製造した自動二輪車を示す図である。 本発明の実施形態に係るフロントフェンダーを示す図である。 (a)および(b)は、本発明の実施形態に係る曲面を有するフェンダー本体と平板状のステーを溶接した状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るヘッドパイプとメインフレームを溶接した状態を示す図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る溶接方法を説明する。以下の実施形態は例示であり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。実施形態の説明においては、同様の構成要素には同様の参照符号を付し、重複する場合にはその説明を省略する。
まず、本発明の実施形態に係る溶接機を説明する。図1は、本実施形態に係る溶接機100を示す図である。図1に示す溶接機100は、半自動アーク溶接機である。ここでは、半自動アーク溶接機を例示するが、本発明は半自動アーク溶接機に限定されず、例えば、アーク溶接ロボット、手動溶接機等にも本発明は適用可能である。
図1を参照して、溶接機100は、溶接トーチ101と、送給機102と、ワイヤリール103と、電源装置104と、ガスボンベ105とを備える。この例では、第1部材10と第2部材20を溶接する。第1および第2部材10および20の材料としては任意の金属を用いることができ、例えば、鋼、ステンレス、アルミニウム等である。
溶接トーチ101は、溶接が行われる第1および第2部材10および20に対して、溶加材、電流、シールドガス等の供給を行う器具である。
送給機102は、溶加材であるワイヤ106を溶接トーチ101に送り込む。ワイヤリール103にはワイヤ106が糸巻き状に巻かれており、送給機102により引き出されて、ホース111を介して溶接トーチ101に供給される。
送給機102には、電源装置104から導電線114を介して電流が供給される。また、送給機102には、ガスボンベ105から配管115を介してシールドガスが供給される。シールドガスとしては、例えば、不活性ガス、炭酸ガス、または不活性ガスと炭酸ガスの混合ガスが用いられる。電流およびシールドガスは、ワイヤ106と同じくホース111を介して溶接トーチ101に供給される。第1部材10は導電線(グランド線)116を介して電源装置104に接続される。なお、送給機102と電源装置104は一体に構成されていてもよい。
溶接を行うとき、溶接トーチ101の先端から延びるワイヤ106と、第1および第2部材10および20の少なくとも一方との間にアーク放電が発生し、ワイヤ106と部材とが溶融してビードが形成される。
図2は、本実施形態に係る第1部材10と第2部材20の溶接方法を示すフローチャートである。図3(a)から図3(c)は、本実施形態に係る第1部材10と第2部材20の溶接方法を示す断面図である。図3に示す例では、第1部材10の厚さt1は第2部材20の厚さt2よりも小さく、第1部材10の溶接を行う部分は曲面を有している。本実施形態に係る溶接方法では、溶接を行う部材同士の厚さが互いに異なり、また、溶接を行う部分が曲面を有している場合でも、強度のより大きい溶接を行うことができる。
溶接手順として、まず、図3(a)に示すように、厚さが小さく曲面を有する第1部材10と、ワイヤ106(図1)とをアーク放電により溶融させて、第1部材10に第1ビード30を形成する(ステップS11)。第1ビード30は、例えば、図の紙面に垂直な方向に沿って形成される。この段階では第1部材10と第2部材20は溶接されず、第1部材10のみに第1ビード30を形成する。このため、溶接時に供給する熱量は、厚さが小さい第1部材10の特性のみを考慮して設定すればよいので、容易に第1ビード30を形成することができる。また、熱量を適切に設定できることにより、第1部材10の広い面積に第1ビード30を形成することができる。これにより、例えば、特定の1部分に応力が集中することを抑制することができ、強度をより大きくすることができる。例えば、第1ビード30の応力が集中する部分が、断面の両サイドの2箇所になり、これにより強度をより大きくすることができる。
次に、図3(b)に示すように、第1ビード30の近傍に第1部材20を位置させる。第2部材20の厚さt2は第1部材10の厚さt1よりも大きいが、厚さの小さい第1部材10に第1ビード30を予め形成しておくことにより、第1部材10側と第2部材20側の熱容量の差を小さくすることができ、溶接を容易に行うことができる。例えば、第2部材20の厚さt2が第1部材10の厚さt1の1.5倍以上大きい場合の溶接においても、第1部材10に第1ビード30を予め形成しておくことにより、第1部材10側と第2部材20側の熱容量の差を小さくすることができ、溶接を容易に行うことができる。また、第1部材10と第1ビード30を足した厚さt3と、第2部材20の厚さt2とが概ね同じになるように第1ビード30を形成した場合は、第1部材10側および第2部材20側の熱容量を同程度にすることができ、溶接をより容易に行うことができる。
なお、この例では、第2部材20は第1ビード30に接触していないが、接触していてもよい。また、第2部材20は第1部材10に接触していてもよいし、接触していなくてもよい。また、この例では、第1部材10の曲面部分と第2部材20の平面部分とが接触しているため、第1部材10と第2部材20の間にはクリアランスcが生じている。
次に、図3(c)に示すように、第1ビード30と第2部材20とワイヤ106(図1)をアーク放電により溶融させて、第2ビード40を形成し、第1ビード30と第2部材20を溶接する(ステップS12)。第2ビード40は、例えば、第1ビード30の形成方向に沿って形成される。この第1ビード30と第2部材20を溶接する工程において、第1部材10と第2部材20は溶接される。
このように、第1部材10に第1ビード30を予め形成し、その第1ビード30と第2部材20を溶接することにより、溶接強度をより大きくすることができる。特に、第1部材10が曲面を有して、第1部材10と第2部材20の間にクリアランスcが生じる場合でも、より大きな溶接強度を得ることができる。
なお、図3(c)の例では、第1部材10は第2ビード40に接触していないが、接触していてもよい。例えば、第1ビード30全体を覆うように第2ビード40を形成して、第2ビード40と第1部材10が接触するようにしてもよい。第2ビード40は、例えばウィービングにより形成してもよく、これにより、より広い面積での溶接を行いやすくすることができる。
また、図3(c)の例では、第2ビード40の断面積が第1ビード30の断面積よりも大きくなっている。例えば、第1および第2ビード30および40の断面形状が概ね円形状を有する場合は、第2ビード40の断面の半径は、第1ビード30の断面の半径よりも大きくする。このようにすることで、溶接の面積を大きくすることができ、溶接強度をより大きくすることができる。
また、第1部材10の曲面は、第2部材20が配置される方向に向かって凸となる形状であったが、凹となる形状であってもよい。この場合も、第1部材10と第2部材20の間にクリアランスcが生じ得るが、本実施形態に係る溶接方法を用いることにより、より大きな溶接強度を得ることができる。
このように、本実施形態に係る溶接方法を用いて第1部材10と第2部材20が溶接された金属製品が製造される。本実施形態に係る溶接方法を含む製造方法により、より大きな強度を有する金属製品を得ることができる。
なお、図3の例では、第1部材10が曲面を有していたが、第2部材20が曲面を有していてもよい。図4(a)から図4(c)は、曲面を有する第2部材20と第1部材10との溶接方法を示す断面図である。図4に示す例では、第1部材10の厚さt1は第2部材20の厚さt2よりも小さく、第2部材20の溶接を行う部分は曲面を有している。
この場合も、まず、図4(a)に示すように、厚さが小さい第1部材10と、ワイヤ106(図1)とをアーク放電により溶融させて、第1部材10に第1ビード30を形成する。第1ビード30は、例えば、図の紙面に垂直な方向に沿って形成される。この段階では第1部材10と第2部材20は溶接されず、第1部材10のみに第1ビード30を形成する。このため、溶接時に供給する熱量は、厚さが小さい第1部材10の特性のみを考慮して設定すればよいので、容易に第1ビード30を形成することができる。また、熱量を適切に設定できることにより、第1部材10の広い面積に第1ビード30を形成することができる。これにより、例えば、特定の1部分に応力が集中することを抑制することができ、強度をより大きくすることができる。例えば、第1ビード30の応力が集中する部分が、断面の両サイドの2箇所になり、これにより強度をより大きくすることができる。
次に、図4(b)に示すように、第1ビード30の近傍に第1部材20を位置させる。第2部材20の厚さt2は第1部材10の厚さt1よりも大きいが、厚さの小さい第1部材10に第1ビード30を予め形成しておくことにより、第1部材10側と第2部材20側の熱容量の差を小さくすることができ、溶接を容易に行うことができる。例えば、第2部材20の厚さt2が第1部材10の厚さt1の1.5倍以上大きい場合の溶接においても、第1部材10に第1ビード30を予め形成しておくことにより、第1部材10側と第2部材20側の熱容量の差を小さくすることができ、溶接を容易に行うことができる。また、第1部材10と第1ビード30を足した厚さt3と、第2部材20の厚さt2とが概ね同じになるように第1ビード30を形成した場合は、第1部材10側および第2部材20側の熱容量を同程度にすることができ、溶接をより容易に行うことができる。
なお、この例では、第2部材20は第1ビード30に接触していないが、接触していてもよい。また、第2部材20は第1部材10に接触していてもよいし、接触していなくてもよい。また、この例では、第1部材10の平面部分と第2部材20の曲面部分とが接触しているため、第1部材10と第2部材20の間にはクリアランスcが生じている。
次に、図4(c)に示すように、第1ビード30と第2部材20とワイヤ106(図1)をアーク放電により溶融させて、第2ビード40を形成し、第1ビード30と第2部材20を溶接する。第2ビード40は、例えば、第1ビード30の形成方向に沿って形成される。この第1ビード30と第2部材20を溶接する工程において、第1部材10と第2部材20は溶接される。
このように、第1部材10に第1ビード30を予め形成し、その第1ビード30と第2部材20を溶接することにより、溶接強度をより大きくすることができる。特に、第2部材20が曲面を有して、第1部材10と第2部材20の間にクリアランスcが生じる場合でも、より大きな溶接強度を得ることができる。
なお、図4(c)の例では、第1部材10は第2ビード40に接触していないが、接触していてもよい。例えば、第1ビード30全体を覆うように第2ビード40を形成して、第2ビード40と第1部材10が接触するようにしてもよい。第2ビード40は、例えばウィービングにより形成してもよく、これにより、より広い面積での溶接を行いやすくすることができる。
また、図4(c)の例では、第2ビード40の断面積が第1ビード30の断面積よりも大きくなっている。例えば、第1および第2ビード30および40の断面形状が概ね円形状を有する場合は、第2ビード40の断面の半径は、第1ビード30の断面の半径よりも大きくする。このようにすることで、溶接の面積を大きくすることができ、溶接強度をより大きくすることができる。
また、第2部材20の曲面は、第1部材10が配置される方向に向かって凸となる形状であったが、凹となる形状であってもよい。この場合も、第1部材10と第2部材20の間にクリアランスcが生じ得るが、本実施形態に係る溶接方法を用いることにより、より大きな溶接強度を得ることができる。
なお、図5に示すように、第1部材10と第2部材20の両方が曲面を有していている場合においても、本実施形態に係る溶接方法を用いることにより、より大きな溶接強度を得ることができる。
また、溶接を行う部材が凹凸面を有する場合でも、本実施形態に係る溶接方法を用いることにより、より大きな溶接強度を得ることができる。図6(a)から図6(c)は、凹凸面を有する第1部材10と第2部材20の溶接方法を示す断面図である。図6に示す例では、第1部材10の厚さt1は第2部材20の厚さt2よりも小さく、第1部材10の溶接を行う部分は凹凸面を有している。本実施形態に係る溶接方法では、溶接を行う部材同士の厚さが互いに異なり、また、溶接を行う部分が凹凸面を有している場合でも、強度のより大きい溶接を行うことができる。
溶接手順として、まず、図6(a)に示すように、厚さが小さく凹凸面を有する第1部材10と、ワイヤ106(図1)とをアーク放電により溶融させて、第1部材10に第1ビード30を形成する。第1ビード30は、例えば、図の紙面に垂直な方向に沿って形成される。この段階では第1部材10と第2部材20は溶接されず、第1部材10のみに第1ビード30を形成する。このため、溶接時に供給する熱量は、厚さが小さい第1部材10の特性のみを考慮して設定すればよいので、容易に第1ビード30を形成することができる。また、熱量を適切に設定できることにより、第1部材10の広い面積に第1ビード30を形成することができる。これにより、例えば、特定の1部分に応力が集中することを抑制することができ、強度をより大きくすることができる。例えば、第1ビード30の応力が集中する部分が、断面の両サイドの2箇所になり、これにより強度をより大きくすることができる。
次に、図6(b)に示すように、第1ビード30の近傍に第1部材20を位置させる。第2部材20の厚さt2は第1部材10の厚さt1よりも大きいが、厚さの小さい第1部材10に第1ビード30を予め形成しておくことにより、第1部材10側と第2部材20側の熱容量の差を小さくすることができ、溶接を容易に行うことができる。例えば、第2部材20の厚さt2が第1部材10の厚さt1の1.5倍以上大きい場合の溶接においても、第1部材10に第1ビード30を予め形成しておくことにより、第1部材10側と第2部材20側の熱容量の差を小さくすることができ、溶接を容易に行うことができる。また、第1部材10と第1ビード30を足した厚さt3と、第2部材20の厚さt2とが概ね同じになるように第1ビード30を形成した場合は、第1部材10側および第2部材20側の熱容量を同程度にすることができ、溶接をより容易に行うことができる。
なお、この例では、第2部材20は第1ビード30に接触していないが、接触していてもよい。また、第2部材20は第1部材10に接触していてもよいし、接触していなくてもよい。
次に、図6(c)に示すように、第1ビード30と第2部材20とワイヤ106(図1)をアーク放電により溶融させて、第2ビード40を形成し、第1ビード30と第2部材20を溶接する。第2ビード40は、例えば、第1ビード30の形成方向に沿って形成される。この第1ビード30と第2部材20を溶接する工程において、第1部材10と第2部材20は溶接される。
このように、第1部材10に第1ビード30を予め形成し、その第1ビード30と第2部材20を溶接することにより、溶接強度をより大きくすることができる。特に、第1部材10が凹凸面を有している場合でも、より大きな溶接強度を得ることができる。
なお、図6(c)の例では、第1部材10は第2ビード40に接触していないが、接触していてもよい。例えば、第1ビード30全体を覆うように第2ビード40を形成して、第2ビード40と第1部材10が接触するようにしてもよい。第2ビード40は、例えばウィービングにより形成してもよく、これにより、より広い面積での溶接を行いやすくすることができる。
また、図6(c)の例では、第2ビード40の断面積が第1ビード30の断面積よりも大きくなっている。例えば、第1および第2ビード30および40の断面形状が概ね円形状を有する場合は、第2ビード40の断面の半径は、第1ビード30の断面の半径よりも大きくする。このようにすることで、溶接の面積を大きくすることができ、溶接強度をより大きくすることができる。
なお、図6の例では、第1部材10が凹凸面を有していたが、第2部材20が凹凸面を有していてもよい。図7(a)から図7(c)は、凹凸面を有する第2部材20と第1部材10との溶接方法を示す断面図である。図7に示す例では、第1部材10の厚さt1は第2部材20の厚さt2よりも小さく、第2部材20の溶接を行う部分は凹凸面を有している。本実施形態に係る溶接方法では、溶接を行う部材同士の厚さが互いに異なり、また、溶接を行う部分が凹凸面を有している場合でも、強度のより大きい溶接を行うことができる。
この場合も、まず、図7(a)に示すように、厚さが小さい第1部材10と、ワイヤ106(図1)とをアーク放電により溶融させて、第1部材10に第1ビード30を形成する。第1ビード30は、例えば、図の紙面に垂直な方向に沿って形成される。この段階では第1部材10と第2部材20は溶接されず、第1部材10のみに第1ビード30を形成する。このため、溶接時に供給する熱量は、厚さが小さい第1部材10の特性のみを考慮して設定すればよいので、容易に第1ビード30を形成することができる。また、熱量を適切に設定できることにより、第1部材10の広い面積に第1ビード30を形成することができる。これにより、例えば、特定の1部分に応力が集中することを抑制することができ、強度をより大きくすることができる。例えば、第1ビード30の応力が集中する部分が、断面の両サイドの2箇所になり、これにより強度をより大きくすることができる。
次に、図7(b)に示すように、第1ビード30の近傍に第1部材20を位置させる。第2部材20の厚さt2は第1部材10の厚さt1よりも大きいが、厚さの小さい第1部材10に第1ビード30を予め形成しておくことにより、第1部材10側と第2部材20側の熱容量の差を小さくすることができ、溶接を容易に行うことができる。例えば、第2部材20の厚さt2が第1部材10の厚さt1の1.5倍以上大きい場合の溶接においても、第1部材10に第1ビード30を予め形成しておくことにより、第1部材10側と第2部材20側の熱容量の差を小さくすることができ、溶接を容易に行うことができる。また、第1部材10と第1ビード30を足した厚さt3と、第2部材20の厚さt2とが概ね同じになるように第1ビード30を形成した場合は、第1部材10側および第2部材20側の熱容量を同程度にすることができ、溶接をより容易に行うことができる。
なお、この例では、第2部材20は第1ビード30に接触していないが、接触していてもよい。また、第2部材20は第1部材10に接触していてもよいし、接触していなくてもよい。
次に、図7(c)に示すように、第1ビード30と第2部材20とワイヤ106(図1)をアーク放電により溶融させて、第2ビード40を形成し、第1ビード30と第2部材20を溶接する。第2ビード40は、例えば、第1ビード30の形成方向に沿って形成される。この第1ビード30と第2部材20を溶接する工程において、第1部材10と第2部材20は溶接される。
このように、第1部材10に第1ビード30を予め形成し、その第1ビード30と第2部材20を溶接することにより、溶接強度をより大きくすることができる。特に、第2部材20が凹凸面を有している場合でも、より大きな溶接強度を得ることができる。
なお、図7(c)の例では、第1部材10は第2ビード40に接触していないが、接触していてもよい。例えば、第1ビード30全体を覆うように第2ビード40を形成して、第2ビード40と第1部材10が接触するようにしてもよい。第2ビード40は、例えばウィービングにより形成してもよく、これにより、より広い面積での溶接を行いやすくすることができる。
また、図7(c)の例では、第2ビード40の断面積が第1ビード30の断面積よりも大きくなっている。例えば、第1および第2ビード30および40の断面形状が概ね円形状を有する場合は、第2ビード40の断面の半径は、第1ビード30の断面の半径よりも大きくする。このようにすることで、溶接の面積を大きくすることができ、溶接強度をより大きくすることができる。
なお、図8に示すように、第1部材10と第2部材20の両方が凹凸面を有していている場合においても、本実施形態に係る溶接方法を用いることにより、より大きな溶接強度を得ることができる。
また、上記の説明では、第1部材10および第2部材20の少なくとも一方の溶接を行う部分が、曲面および凹凸面の少なくとも一方を有していたが、第1部材10および第2部材20の両方の溶接を行う部分が平面形状を有していてもよい。図9は、それぞれの溶接を行う部分が平面形状を有する第1部材10および第2部材20を溶接した状態を示す図である。第1部材10および第2部材20の両方の溶接を行う部分が平面形状を有している場合においても、本実施形態に係る溶接方法を用いることにより、より大きな溶接強度を得ることができる。
このように、本実施形態に係る溶接方法を用いて第1部材10と第2部材20が溶接された金属製品を得ることができる。このような、金属製品は、例えば車両等の乗り物に搭載される。例えば、自動二輪車におけるフェンダーを構成する部材同士の溶接、ヘッドパイプとフレームの溶接等に、本実施形態に係る溶接方法を適用することができる。
図10は、本実施形態に係る溶接方法を用いて製造した自動二輪車200を示す図である。この例における自動二輪車200の車体フレーム202は、ダイヤモンド型フレームであり、ヘッドパイプ203から後下がりに延びるメインフレーム204およびダウンチューブ205と、シートレール206、バックステー207等を有し、エンジン208、燃料タンク209およびシート210等を搭載している。
リヤアームブラケット211は、ピボット軸212を介してリヤアーム213を上下方向に揺動自在に連結している。ヘッドパイプ203は、フロントフォーク214を回動自在に支持している。リヤアーム213には後輪216が回転自在に取付けられており、エンジン208の駆動力がチェーン215を介して後輪216に伝達される。後輪216の上方には、板材からなるリヤフェンダー218と防水カバー219とが設けられている。フロントフォーク214には前輪217が回転自在に取付けられている。
フロントフォーク214は、外筒220の上端に内筒221を嵌入させたテレスコピック型のフロントフォークであり、外筒220にブレーキキャリパー222とフロントフェンダー223とが取付けられている。このフロントフェンダー223は、板材によって形成したフェンダー本体224と、このフェンダー本体224をフロントフォーク214に取付けるための左右一対の管体からなるステー225とを有している。
図11は、フロントフェンダー223を示す図である。フェンダー本体224は、略長円形に形成した鋼板を、側面および横断面の形状がそれぞれ前輪217に沿う円弧状になるように、加圧成形することによって形成している。ステー225は、フェンダー本体224の車体前側の端部から車体後側の端部に達する長さの管体の両端部225aが平板状になるように塑性加工を施すことによって形成している。
図12(a)は、曲面を有するフェンダー本体224の車体前側の端部と、平板状のステー225の端部225aとを、本実施形態の溶接方法を用いて溶接した状態を示す図である。図12(b)は、曲面を有するフェンダー本体224の車体後側の端部と、平板状のステー225の端部225aとを、本実施形態の溶接方法を用いて溶接した状態を示す図である。この例では、フェンダー本体224が上述の第1部材10に該当し、ステー225が上述の第2部材20に該当する。フェンダー本体224の厚さは小さく、また曲面を有しているが、本実施形態の溶接方法を用いて溶接を行うことにより、より大きな溶接強度を得ることができる。
また、本実施形態の溶接方法は、例えば、ヘッドパイプ203とメインフレーム204との溶接に用いることができる。図13は、ヘッドパイプ203とメインフレーム204とを、本実施形態の溶接方法を用いて溶接した状態を示す図である。この例では、ヘッドパイプ203およびメインフレーム204の一方が上記の第1部材10に該当し、他方が上記の第2部材20に該当する。ヘッドパイプ203およびメインフレーム204の少なくとも一方は、溶接を行う部分において曲面および/または凹凸面を有し得るが、このような場合でも、本実施形態の溶接方法を用いて溶接を行うことにより、より大きな溶接強度を得ることができる。
なお、これら自動二輪車の部材同士の溶接は一例であり、他の部材同士の溶接においても、本実施形態の溶接方法を用いて溶接を行うことにより、より大きな溶接強度を得ることができる。
また、上述の説明では、溶接された金属部材が搭載される乗り物は自動二輪車等の車両であったが、本発明は車両に限定されず、船舶や航空機であってもよい。また、乗り物は、人が乗る輸送機械に限定されず、無人で動作する輸送機械であってもよい。また、本発明はロボット等の機械、建築物等の構造物にも適用することができる。本発明は、金属部材同士を溶接して用いる機械および構造物に適用することができる。
上述の実施形態の説明は、本発明の例示であり、本発明を限定するものではない。また、上述の実施形態で説明した各構成要素を適宜組み合わせた実施形態も可能である。本発明は、特許請求の範囲またはその均等の範囲において、改変、置き換え、付加および省略などが可能である。
本発明は、金属部材同士を溶接する技術分野において特に有用である。
10 第1部材
20 第2部材
30 第1ビード
40 第2ビード
100 溶接機
101 溶接トーチ
102 送給機
103 ワイヤリール
104 電源装置
105 ガスボンベ
106 ワイヤ
111 ホース
114、116 導電線
115 配管
200 自動二輪車
203 ヘッドパイプ
204 メインフレーム
223 フロントフェンダー
224 フェンダー本体
225 ステー
c クリアランス
t1 第1部材の厚さ
t2 第2部材の厚さ
t3 第1部材と第1ビードを足した厚さ

Claims (10)

  1. 第1部材と第2部材を溶接する溶接方法であって、
    前記第1部材の厚さは、前記第2部材の厚さよりも小さく、
    前記第1部材および前記第2部材の少なくとも一方の溶接を行う部分は、曲面および凹凸面の少なくとも一方を有し、
    前記溶接方法は、
    前記第1部材と溶加材を溶融させて、前記第1部材に第1ビードを形成する工程と、
    前記第1ビードと前記第2部材と溶加材を溶融させて、前記第1ビードと前記第2部材を溶接する工程と、
    を含む、溶接方法。
  2. 前記第2部材の厚さは、前記第1部材の厚さの1.5倍以上大きい、請求項1に記載の溶接方法。
  3. 前記第1部材と前記第1ビードを足した厚さは、前記第2部材の厚さと概ね同じである、請求項1または2に記載の溶接方法。
  4. 前記第1ビードと前記第2部材を溶接する前記工程において第2ビードが形成され、
    前記第2ビードの断面積は、前記第1ビードの断面積よりも大きい、請求項1から3のいずれかに記載の溶接方法。
  5. 前記第2ビードは、ウィービングにより形成される、請求項4に記載の溶接方法。
  6. アーク溶接により前記第1ビードが形成されるとともに、前記第1ビードと前記第2部材が溶接される、請求項1から5のいずれかに記載の溶接方法。
  7. 前記第1部材に前記第1ビードを形成する前記工程においては、前記第1部材と前記第2部材は溶接されず、
    前記第1ビードと前記第2部材を溶接する前記工程において、前記第1部材と前記第2部材は溶接される、請求項1から6のいずれかに記載の溶接方法。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の溶接方法を含む金属製品の製造方法。
  9. 請求項1から7のいずれかに記載の溶接方法を用いて溶接された前記第1部材と前記第2部材を含む金属製品。
  10. 請求項1から7のいずれかに記載の溶接方法を用いて溶接された前記第1部材と前記第2部材を含む車両。
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