JP2016083620A - 洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄性能が高まり、部屋の意匠性が良好な洗浄装置を提供する。【解決手段】洗浄装置1は、部屋の壁側に設けられて収納空間16を形成し、開口部12を有するカバー10と、収納空間16に収納され、水を吐出する吐出部25を有し、開口部12を通ってカバー10の外部に露出するノズル20と、を備え、ノズル20は、その位置が変更自在に支持されている。【選択図】図3

Description

本発明は、浴室等を洗浄する洗浄装置に関する。
従来より、浴室を乾燥する浴室乾燥装置において、浴室洗浄機能を付加し、ユーザの浴室洗浄の作業を軽減しようとする技術が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1には、天井に設けられた化粧カバーから露出した洗浄水吐出ノズルを備える浴室乾燥装置が開示されている。
特開2002−81861号公報(請求項1、段落0020)
しかしながら、特許文献1に開示された浴室乾燥装置は、洗浄水吐出ノズルが設けられた化粧カバーが移動しないため、洗浄水吐出ノズルの吐出方向が変化しない。このため、洗浄水吐出ノズルは、浴室全体に洗浄水を散布することができない。また、洗浄水吐出ノズルの吐出方向が一定であるため、浴室における着水点が固定され、淀み等が発生する。このため、浴室を洗浄する性能が不十分である。更に、洗浄水吐出ノズルは、化粧カバーから露出しているため、浴室の意匠性が損なわれる。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたもので、洗浄性能が高まり、部屋の意匠性が良好な洗浄装置を提供するものである。
本発明に係る洗浄装置は、部屋の壁側に設けられて収納空間を形成し、開口部を有するカバーと、収納空間に収納され、水を吐出する吐出部を有し、開口部を通ってカバーの外部に露出するノズルと、を備え、ノズルは、その位置が変更自在に支持されている。
本発明によれば、ノズルは、収納空間から開口部を通ってカバーの外部に露出する。このため、洗浄性能を高めることができ、部屋の意匠性を損なわない。
本発明の実施の形態1における浴室2の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における浴室2の内観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における浴室2の内観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるカバー10を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるカバー10を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるノズル20を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるノズル20を示す断面図である。 本発明の実施の形態1における吐出部25を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるノズル20及び筐体30を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるノズル20及び筐体30を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における制御部50を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る洗浄装置1の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る洗浄装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における浴室2の外観を示す斜視図である。図1に示すように、部屋、例えば浴室2は、直方体状のユニットバスであり、壁5には、窓2aが設けられており、窓2aの近傍には、窓2aの開閉を検知する開閉検知部51が設けられている。また、壁5には、入退室時に開閉される扉2bが設置されており、扉2bの上部には、扉2bの開閉を検知する開閉検知部51が設けられている。また、浴室2の外側において、扉2bが設置された壁5には、浴室2に設けられた各機器の操作を受け付ける操作部6が設けられている。このように、操作部6は浴室2の外側に設けられているため、浴室2の洗浄動作を、浴室2の外から操作することができる。このため、浴室2の洗浄時に、人が浴室2に入室する必要がない。また、操作部6は浴室2の外に設けられているため、ユーザの利便性が向上する。
また、操作部6には、機器の操作が行われる場合、機器の操作が行われる旨を報知する報知部7が設けられている。これにより、浴室2の洗浄時等に浴室2に人が立ち入ることを抑制し、また、浴室2の洗浄時等に浴室2から人が退室することを促すことができる。なお、報知部7は、例えばスピーカ又は液晶表示装置等である。そして、天井3には、内部に機器等が収納された筐体30が取り付けられており、筐体30の排気口35には、排気用ダクト配管36が設けられている。なお、筐体30には、浴室2に温風等を送る送風機(図示せず)が設けられている。
図2は、本発明の実施の形態1における浴室2の内観を示す斜視図であり、浴室2の内観を床下側からみた図である。なお、図2では、2方の壁が省略されている。図2に示すように、床4には、浴槽2dが設置されている。また、扉2bの上部には、人がいることを検知する人検知部52が設けられている。人検知部52は、赤外線センサとしてもよいし、カメラとしてもよい。また、壁5には、照明2cが設置されている。そして、照明2cの近傍には、照明2cの点灯又は消灯を検知する点灯検知部53が設けられている。
また、部屋の壁側には、洗浄装置1におけるカバー10が設けられている。本実施の形態1においては、カバー10は、天井3に取り付けられているが、天井3に設けられた筐体30に取り付けられてもよい。この場合、筐体30とカバー10とを係合する係合部を設けることによって、カバー10を容易に取り付けることができる。また、カバー10を天井3に取り付ける場合に比べて、施工を省力化することができる。
カバー10は、一辺が折り曲げられた矩形状をなしており、折り曲げ部11の端部11aが天井3に接触して取り付けられている。これにより、収納空間16が形成される。なお、本発明において、天井3とは、壁に包含される概念であり、カバー10は、壁に取り付けられている。また、カバー10の折り曲げ部11には、浴室2を暖房又は乾燥するための温風、ミストサウナ用のミスト等を吹き出す吹出口14が設けられている。なお、吹出口14からは、洗浄剤も吹き出される。この場合、洗浄剤は例えば液体とされ、霧化される。霧化された洗浄剤は、送風機によって送風される。温風、ミスト又は洗浄剤等は、夫々独立した配管を流通するように構成されており、例えば洗浄剤が送風される場合、温風及びミストの配管は閉じている。また、カバー10には、T字状の開口部12が設けられており、また、開口部12を開閉するカバー扉13が取り付けられている。カバー扉13は、2個の板状部材であり、T字状の開口部12に沿って、設けられている。
図3は、本発明の実施の形態1における浴室2の内観を示す斜視図であり、浴室2の内観を床下側からみた図である。なお、図3では、2方の壁が省略されている。図3に示すように、洗浄装置1は、ノズル20を有している。ノズル20は、収納空間16に収納されており、例えば洗浄時にカバー扉13が開かれて、開口部12を通ってカバー10の外部に露出するものである。そして、ノズル20は、当該位置が変更自在に支持されている。
次に、カバー10について詳細に説明する。図4、図5は、本発明の実施の形態1におけるカバー10を示す斜視図であり、カバー10を天井3側からみた図である。また、図4は、カバー扉13が閉じている図、図5は、カバー扉13が開いている図である。図4に示すように、カバー10の折り曲げ部11にはダクト15が設けられており、ダクト15の先端は吹出口14となっており、基端は天井3に接続されている。これにより、温風、ミスト又は洗浄剤等は、ダクト15を通って、吹出口14から吹き出される。
また、図4に示すように、ノズル20(図4では図示せず)が収納空間16に収納されている場合等において、カバー扉13は閉じている。これにより、浴室2側からは、収納空間16が視認できない。一方、図5に示すように、ノズル20(図5では図示せず)がカバー10の外部に露出する場合等において、カバー扉13は開いている。これにより、収納空間16に収納されたノズル20が開口部12を通って、カバー10の外部に露出することが許容される。なお、カバー扉13には、例えば1個のモータ(図示せず)が設けられており、モータが駆動することによって、2個のカバー扉13が連動して開く。
次にノズル20について詳細に説明する。図6は、本発明の実施の形態1におけるノズル20を示す斜視図、図7は、本発明の実施の形態1におけるノズル20を示す断面図である。図6、図7に示すように、ノズル20は、基部21と、基部21に設けられ、水を吐出する吐出部25を有する吐出体24とを備えている。また、基部21は、基軸22と、基軸22に対し回転自在に設けられ、先端部に吐出体24が設けられた基管23とを備えている。
基軸22は、棒状の部材であり、両端部が、筐体30の側壁30aに固定されている(図9参照)。基管23は、基軸22に対し垂直に延びる棒状の部材であり、基端部が、筐体30の底壁30bのノズル開口32に挿入されて、筐体30の内部に設けられた給水部37(図示せず)に接続されている(図9参照)。前述の如く、基管23は、基軸22に対し回転自在に設けられており、任意の角度で静止することが可能である。また、基管23の先端部には、吐出体24が設けられている。このように、本実施の形態1においては、基部21は、基軸22と、基軸22に対し回転自在に設けられた基管23とを備え、基軸22は、両端部が筐体30の側壁30aに固定されている。
なお、基部21は、部屋の壁側に対し回転自在に設けられた基軸22と、基軸22に設けられ、基軸22の回転に伴って回転し、先端部に吐出体24が設けられた基管23とを有していてもよい。この場合、筐体30には、基軸22を回転させる駆動部が設けられており、基軸22は筐体30の側壁30aに取り付けられている。また、基管23は基軸22に固定されており、基軸22が回転することに伴って、基管23も回転し、基管23は、任意の角度で固定される。このように、基軸22が回転するように構成することによって、基軸22が自転する場合に比べ、基軸22を回転させる簡易な駆動部を用意するだけで済む。従って、低コスト化することができる。
吐出体24は、基管23に対し垂直の方向に延びる筒状の部材であり、中央部24aにおいて、基管23に対し回転自在に設けられている。中央部24aは、緻密な構造を有しており、液漏れが発生することを抑制している。また、吐出体24には、複数の吐出部25が設けられており、例えば6個設けられている。そして、複数の吐出部25は、吐出体24において中央部24aに対し非対称に設けられている。これにより、吐出体24が回転したときに、周方向において吐出部25の位置が変わり続けるため、吐出される水の着地点が固定されない。従って、均一に水を吐出することができる。また、複数の吐出部25は、吐出体24における中央部24aから両端部に配置されるに従って、吐出角度が外側に広がっている。即ち、吐出部25は、図7に示すように、中央部24aに近い位置に設置されたものほど、吐出角度が床4に対し垂直に近く、両端部に近い位置に設置されたものほど、吐出角度が床4に対し外向きに傾斜して水平に近い。これにより、吐出体24は、広範囲にわたって水等を吐出することができる。
また、吐出体24は、両端部に水を噴出する噴出部27が設けられており、噴出部27からの水の噴出で回転するものである。このように、吐出体24は、噴出部27から噴出する水の推進力によって回転するが、これに限らず、電動によって回転してもよい。この噴出部27から噴出する水も、洗浄装置1による洗浄に寄与するものである。なお、吐出体24は、吐出部25が傾斜して設けられ、吐出部25から吐出する水の推進力によって回転するようにしてもよい。
図8は、本発明の実施の形態1における吐出部25を示す斜視図である。図8に示すように、吐出部25は、スリット状の吐出口26を有している。吐出口26は、スリット状であるため、水が扇状に吐出される。従って、広範囲にわたって水を吐出することができる。
次に、洗浄装置1による洗浄動作について説明する。洗浄装置1による洗浄は、例えば、先ず吹出口14から洗浄剤が浴室2に散布され、その後、ノズル20の吐出部25から水が吐出されて、浴室2に散布された洗浄剤がすすがれる。なお、吐出部25は、洗浄剤を吐出するように構成してもよい。この場合、洗浄装置1による洗浄は、先ず吐出部25から洗浄剤が浴室2に吐出されて、その後、吐出部25から水が吐出されて、浴室2に散布された洗浄剤がすすがれる。なお、洗浄装置1による洗浄は、吹出口14及び吐出部25から洗浄剤が浴室2に吐出されて、その後、吐出部25から水が吐出されて、浴室2に散布された洗浄剤がすすがれるようにしてもよい。
図9、図10は、本発明の実施の形態1におけるノズル20及び筐体30を示す斜視図であり、ノズル20を床4側からみた図である。また、図9は、ノズル20が収納されている図、図10は、ノズル20が出庫されている図である。図9に示すように、筐体30は、直方体状をなしており、底辺には外側に延びるフランジ30cが形成されている。このフランジ30cは、天井3に接触して固定され、これにより、筐体30が天井3に固定される。また、筐体30は、側壁30aが底壁30bから下方に延びており、側壁30aと底壁30bとの間に、ノズル20を格納する格納部31を有している。なお、格納部31は、収納空間16の一部をなしている。底壁30bには、温風、ミスト又は洗浄剤等が通る吹出開口33が設けられており、吹出開口33にダクト15(図4参照)が接続されている。また、底壁30bには、送風機(図示せず)に吸い込まれる空気の吸込口34が設けられており、この吸込口34から吸い込まれた空気は、排気口35から排気用ダクト配管36を通って排気される(図9の破線矢印)。
また、底壁30bには、ノズル開口32が設けられており、ノズル20は、ノズル開口32に挿入されて、筐体30の内部に設けられた給水部37(図示せず)に接続されている。なお、給水部37は、温水を給水するものであってもよい。温水を用いて洗浄することによって、洗浄能力を高めることができる。なお、筐体30にはポンプ(図示せず)が設けられており、ポンプはノズル20と給水部37との間に介在している。これにより、ノズル20に給水される水の圧力を高めることができ、洗浄性能が向上する。図9に示すように、浴室2の洗浄が行われていない場合等において、ノズル20は、収納空間16における格納部31に収納されている。一方、図10に示すように、浴室2の洗浄が行われる場合等において、ノズル20は、基管23が基軸22に対し回転して、収納空間16における格納部31から現出される。
前述の如く、洗浄剤は、吹出口14又は吐出部25から吐出されるものである。吹出口14から洗浄剤が吐出される場合、洗浄装置1は、超音波振動子を有しており、洗浄剤は、超音波振動子によって霧化される。そして、送風機(図示せず)によって、霧化された洗浄剤が浴室2に散布される。これにより、洗浄するために必要な洗浄剤の量が低減されるため、洗浄するコストを削減することができる。一方、吐出部25から洗浄剤が吐出される場合、水の代わりに、液状の洗浄剤が吐出部25に送られて、吐出部25から吐出される。なお、洗浄剤は、オゾン水又は電解水が用いられてもよい。この場合、筐体30の内部には、オゾン水生成部又は電解水生成部が設けられる。これにより、洗浄剤の補充が不要となるため、メンテナンス性が向上し、ランニングコストを削減することもできる。
また、洗浄剤としてオゾン水が使用される場合、オゾン水は、ぬめり取りに有効であり、また、反応すると酸素に変わるため放水によるすすぎも不要であり、更に洗浄コストも削減でき、信頼性も高いが、霧化して散布すると洗浄効果が低下するため、吐出部25から吐出して使用することが好ましい。なお、電解水としては、アルカリ性電解水と酸性電解水とがあり、アルカリ性電解水は、油脂の洗浄に有効であり、酸性電解水は、殺菌に有効である。洗浄剤として電解水が使用される場合、アルカリ性電解水で洗浄した後に酸性電解水で洗浄することによって殺菌効果が高まると共に、中和されて中性となり信頼性も高い。
洗浄装置1は、制御部50を有しており、制御部50は、ノズル20の動作を制御するものである。制御部50は、例えば操作部6の近傍に設けられており、信号線を介してノズル20に接続されている。このように、制御部50が、操作部6の近傍に設けられることにより、電気部品、回路基板等が、多湿環境における結露等による誤動作をすることが抑制され、また劣化することも抑制される。
図11は、本発明の実施の形態1における制御部50を示すブロック図である。図11に示すように、制御部50は、開閉検知部51、人検知部52又は点灯検知部53から信号を受信すると、その信号の内容に基づいて、給水部37に信号を送信する。具体的には、制御部50は、開閉検知部51において窓2a又は扉2bが閉じていることが検知された場合、吐出部25から水が吐出されることを許容するものである。これにより、浴室2の外部に放水されることを抑制することができる。また、制御部50は、開閉検知部51において窓2a又は扉2bが開いていることが検知された場合、吐出部25から水が吐出されることを停止するものである。これにより、浴室2の外部に放水されることを抑制することができる。
更に、制御部50は、人検知部52において部屋に人がいることが検知された場合、吐出部25から水が吐出されることを停止するものである。これにより、人に放水されることを抑制することができる。更にまた、制御部50は、点灯検知部53において照明2cが消灯していることが検知された場合、吐出部25から水が吐出されることを許容するものである。これにより、浴室2が使用されているときに放水されることを抑制することができ、信頼性が向上する。
次に、本実施の形態1に係る洗浄装置1の動作について説明する。図12は、本発明の実施の形態1に係る洗浄装置1の動作を示すフローチャートである。図12に示すように、制御が開始されると、先ず、制御部50によって、浴室2等の部屋の窓2aが閉じているか否かが判定される(ステップST1)。部屋の窓2aが開いていることが判定された場合(ステップST1のNo)、ステップST5に進み、吐出部25からの吐出が停止される。一方、部屋の窓2aが閉じていることが判定された場合(ステップST1のYes)、制御部50によって、部屋の扉2bが閉じているか否かが判定される(ステップST2)。部屋の扉2bが開いていることが判定された場合(ステップST2のNo)、ステップST5に進み、吐出部25からの吐出が停止される。一方、部屋の扉2bが閉じていることが判定された場合(ステップST2のYes)、制御部50によって、部屋に人がいるか否かが判定される(ステップST3)。
部屋に人がいることが判定された場合(ステップST3のYes)、ステップST5に進み、吐出部25からの吐出が停止される。一方、部屋に人がいないことが判定された場合(ステップST3のNo)、制御部50によって、部屋の照明2cが消灯しているか否かが判定される(ステップST4)。部屋の照明2cが点灯していることが判定された場合(ステップST4のNo)、ステップST5に進み、吐出部25からの吐出が停止される。これに対し、部屋の照明2cが消灯していることが判定された場合(ステップST4のYes)、吐出部25からの吐出が許容される(ステップST6)。即ち、既に吐出部25から水等が吐出されている場合、その吐出は継続される。また、これから吐出部25から水等が吐出されようとしている場合、その吐出が開始される。
なお、ステップST1、ステップST2、ステップST3、ステップST4は、連続して実施されているが、個別に実施されてもよい。即ち、部屋の窓2aが閉じている場合に、直ちに吐出が許容されてもよいし、部屋の扉2bが閉じている場合に、直ちに吐出が許容されてもよいし、部屋に人がいない場合に、直ちに吐出が許容されてもよいし、部屋の照明2cが消灯している場合に、直ちに吐出が許容されてもよい。また、これらのステップST1、ステップST2、ステップST3、ステップST4は、適宜組み合わせて実施されてもよく、いずれの順序であってもよい。
このように、浴室2の状態が確認された後、扉2bをロックするロック部が設けられている場合、制御部50は、扉2bをロックするようにロック部を制御して、扉2bを開かないようにする。その後、吹出口14から洗浄剤が散布され、吐出部25から水が吐出されてすすがれる。そして、吹出口14から温風が送風され、また送風機による換気が行われて、浴室2及び洗浄装置1の乾燥が行われる。これにより、洗浄が終了し、制御部50は、扉2bのロックを解除するようにロック部を制御して、扉2bを開閉自在にする。なお、洗浄剤の散布及び水の吐出が実施されているときにも、浴室2の状態が管理されており、例えば、窓2a又は扉2b等が開いた場合、人が浴室2に入室した場合等には、洗浄剤の散布及び水の吐出が停止される。
次に、本実施の形態1に係る洗浄装置1の作用について説明する。ノズル20は、当該位置が変更自在に支持されている。このように、ノズル20は、移動するため、浴室2等の部屋の全体に放水することができる。このため、洗浄装置1は、洗浄性能を高めることができる。また、ノズル20は、収納空間16から開口部12を通ってカバー10の外部に露出する。よって、ノズル20は、収納空間16に収納されている場合、浴室2等の部屋の内部から見えない。このため、洗浄装置1は、部屋の意匠性を損なわない。また、洗浄装置1は、ユニット化されているため、既存の浴室2等の部屋に設置することが容易である。このように、洗浄装置1は、工事性が良好であり、工事コストを削減することもできる。
また、ノズル20の基管23は、基軸22に対し回転自在に設けられているため、吐出体24の吐出部25から水等が吐出される際、基管23が揺動することができる。このため、浴室2等の部屋において、洗浄する範囲が拡大され、洗浄性能が向上する。更に、ノズル20の基管23は、基軸22に対し任意の角度で静止することが可能である。このため、浴室2等の部屋においてひどく汚れている箇所がある場合、その箇所にノズル20を向けて、その箇所を集中して洗浄することができる。
また、吐出体24は、基部21の基管23に対し回転自在に設けられているため、浴室2等の部屋の広範囲にわたって吐出部25から水等を吐出することができる。このため、洗浄性能が向上する。なお、吐出体24は、噴出口から水が噴出されて発生する推進力によって回転するため、吐出体24を回転させるための装置が不要である。このため、洗浄装置1を小型化することができ、また低コスト化することができる。
更に、洗浄装置1は、制御部50によって、部屋に人がいたり、窓2a又は扉2bが開いたりしているときに、ノズル20から水等が吐出されることが停止される。このため、水等が人にかかったり、水等が室外に放出されたりといった誤操作、誤動作を抑制することができる。
なお、ノズル20は、基軸22、基管23及び吐出体24を有し、基管23が基軸22に対し回転自在に設けられ、吐出体24が基管23に対し回転自在に設けられている。このように、ノズル20は、基軸22と基管23とが回転軸となる二軸回転機能を有しているが、これに限らず、一軸回転機能のみを有していてもよく、三軸回転機能を有していてもよい。更に、ノズル20は、空間全体を移動自在になるように構成してもよい。
1 洗浄装置、2 浴室、2a 窓、2b 扉、2c 照明、2d 浴槽、3 天井、4 床、5 壁、6 操作部、7 報知部、10 カバー、11 折り曲げ部、11a 端部、12 開口部、13 カバー扉、14 吹出口、15 ダクト、16 収納空間、20 ノズル、21 基部、22 基軸、23 基管、24 吐出体、24a 中央部、25 吐出部、26 吐出口、27 噴出部、30 筐体、30a 側壁、30b 底壁、30c フランジ、31 格納部、32 ノズル開口、33 吹出開口、34 吸込口、35 排気口、36 排気用ダクト配管、37 給水部、50 制御部、51 開閉検知部、52 人検知部、53 点灯検知部。

Claims (21)

  1. 部屋の壁側に設けられて収納空間を形成し、開口部を有するカバーと、
    前記収納空間に収納され、水を吐出する吐出部を有し、前記開口部を通って前記カバーの外部に露出するノズルと、を備え、
    前記ノズルは、
    その位置が変更自在に支持されている洗浄装置。
  2. 前記カバーは、
    前記開口部を開閉するカバー扉を有し、
    前記ノズルは、
    前記カバー扉が開かれて、前記開口部を通って前記カバーの外部に露出するものである請求項1記載の洗浄装置。
  3. 前記ノズルは、
    基部と、
    前記基部に設けられ、前記吐出部を有する吐出体と、を有する請求項1又は2記載の洗浄装置。
  4. 前記基部は、
    基軸と、
    前記基軸に対し回転自在に設けられ、先端部に前記吐出体が設けられた基管と、を有する請求項3記載の洗浄装置。
  5. 前記基部は、
    前記部屋の壁側に対し回転自在に設けられた基軸と、
    前記基軸に設けられ、前記基軸の回転に伴って回転し、先端部に前記吐出体が設けられた基管と、を有する請求項3記載の洗浄装置。
  6. 前記吐出体は、前記基部に対し回転自在に設けられている請求項3〜5のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  7. 前記吐出体は、
    両端部に水を噴出する噴出部を有する筒状の部材から構成され、中央部が前記基部に取り付けられるものであり、前記噴出部からの水の噴出で回転するものである請求項6記載の洗浄装置。
  8. 前記吐出体は、
    複数の前記吐出部を有しており、
    複数の前記吐出部は、前記吐出体における中央部に対し非対称に設けられている請求項3〜7のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  9. 前記吐出体は、
    複数の前記吐出部を有しており、
    複数の前記吐出部は、前記吐出体における中央部から両端部に配置されるに従って、吐出角度が外側に広がっている請求項3〜8のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  10. 前記吐出部は、
    洗浄剤を吐出するものである請求項1〜9のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  11. 液体を霧化する超音波振動子を更に備え、
    前記超音波振動子は、洗浄剤を霧化する請求項1〜10のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  12. オゾン水又は電解水が、洗浄剤として用いられる請求項1〜11のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  13. 前記水の圧力を高めるポンプを更に備える請求項1〜12のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  14. 前記ノズルの操作を受け付ける操作部が部屋の外に設けられている請求項1〜13のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  15. 前記ノズルの操作が行われる場合、前記ノズルの操作が行われる旨を報知する報知部が前記操作部に設けられている請求項14記載の洗浄装置。
  16. 前記水は、温水である請求項1〜15のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  17. 前記ノズルの動作を制御する制御部を更に備える請求項1〜16のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  18. 前記部屋の窓又は扉の開閉を検知する開閉検知部を更に備え、
    前記制御部は、
    前記開閉検知部において前記窓又は前記扉が閉じていることが検知された場合、前記吐出部から前記水が吐出されることを許容するものである請求項17記載の洗浄装置。
  19. 前記制御部は、
    前記開閉検知部において前記窓又は前記扉が開いていることが検知された場合、前記吐出部から前記水が吐出されることを停止するものである請求項18記載の洗浄装置。
  20. 前記部屋に人がいることを検知する人検知部を更に備え、
    前記制御部は、
    前記人検知部において前記部屋に人がいることが検知された場合、前記吐出部から前記水が吐出されることを停止するものである請求項17〜19のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  21. 前記部屋の照明の点灯又は消灯を検知する点灯検知部を更に備え、
    前記制御部は、
    前記点灯検知部において前記照明が消灯していることが検知された場合、前記吐出部から前記水が吐出されることを許容するものである請求項17〜20のいずれか1項に記載の洗浄装置。
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