JP2016082959A - ブルーベリー種を含有する視機能改善効果を有する機能性食品、及び錠剤又はカプセル錠剤。 - Google Patents

ブルーベリー種を含有する視機能改善効果を有する機能性食品、及び錠剤又はカプセル錠剤。 Download PDF

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Abstract

【課題】 眼精疲労や近視予防対策等の視機能改善効果に関する健康の課題、及び抗菌、抗ウイルス作用、抗酸化作用等多面的な問題に対しては十分な効果を有するものがなく、大きな課題となっていた。【解決手段】 ブルーベリー種に加えて、カシス抽出物と、マキベリー抽出物と、エルダベリー抽出物とを添加することにより構成したことを特徴とする機能性食品A、特に前記機能性食品Aの全量100重量部あたり、ブルーベリー種抽出物を40重量部以上から65以下重量部、カシス抽出物を0.3重量部以上から2.0重量部以下、とマキベリー抽出物を0.01重量部以上から0.10重量部以下と、エルダベリー抽出物を0.01重量部以上から0.1重量部以下を含有する機能性食品Aを提供する。及び機能性食品Aを含有する錠剤、またはカプセル錠剤を提供する。【選択図】図7

Description

本発明は、ブルーベリー種を含有する視機能改善効果を有する機能性食品、及び錠剤又はカプセル錠剤に関する。
現在、日本の大幅にクローズアップされてきた高齢化社会にあって、健康への関心はますます高まってきている。2014年政府の成長戦略の一環として、食品の機能性表示の規制緩和が叫ばれ、緊喫の課題として浮上してきた。2013年の健康食品の市場規模は、1兆5千億円と推定され、今後さらに大きな成長が見込めると言われている。
一方薬漬け医療による医療費の高騰化、医薬品の副作用問題、ファーストフードや加工食品等の食品添加物の危険性が叫ばれている。国民の関心も、健康維持や、ダイエット、運動不足の解消に加え、高齢化による生活習慣病である糖尿病、高血圧、高脂血症等の予防、認知症の進行防止、アンチエイジング等が注目されている。
健康食品に対する関心が大幅に高まり、病気になる前に健康を維持する予防医学の観点から未病社会を目指す、「健康革命」を推進する考えが大きな高まりを見せている。
そのような時代の流れを受けて、特に、近年VDT作業(VISUAL DISPLAY TERMINAL作業)と言われるパソコン等の画像操作による作業の大幅な増加による眼精疲労や近視予防対策等の視機能改善効果に関する健康の課題、及び抗菌、抗ウイルス作用、抗酸化作用等多面的な問題に高い関心が示されている。
本発明は、それらに多面的効果を有するブルーベリー種を含有する成分に関する。ブルーベリー種とは、ブルーベリーには、いくつもの種類があり、一般に広く自生、栽培されているブルーベリーと、ビルベリー、ハックルベリー、ホートルベリー等がある。これらを総称してブルーベリー種(以下ブルーベリー種という。)という。特にこの中でもビルベリーは、アメリカや、カナダ、北欧等に自生、栽培されており、皮だけでなく、果実まできれいな青紫色をしており、一般的な前記ブルーベリーより3〜5倍の色素成分であるアントシアニンが含有されている。
先行技術として、特開2007−308396号にアントシアニン含有物が示されているが、その眼精疲労や近視予防対策等の視機能改善効果に関する健康の課題、及び抗菌、抗ウイルス作用、抗酸化作用等多面的な問題に対しては十分な効果を有するものがなく、大きな課題となっていた。
特開2007−308396号公報
本発明は、それらの多面的課題を解決する極めて有効的なブルーベリー種を含有する機能性食品、及び錠剤又はカプセル錠剤を提供する。
ブルーベリー種に加えて、カシス抽出物と、マキベリー抽出物と、エルダベリー抽出物とを添加することにより構成したことを特徴とする機能性食品Aを提供する。
前記機能性食品Aの全量100重量部あたり、
ブルーベリー種抽出物を40重量部以上から65以下重量部、カシス抽出物を0.3重量部以上から2.0重量部以下、とマキベリー抽出物を0.01重量部以上から0.10重量部以下と、エルダベリー抽出物を0.01重量部以上から0.1重量部以下を含有することを特徴とする請求項1記載の機能性食品Aを提供する。
請求項1、または、請求項2記載の機能性食品Aを含有する錠剤、またはカプセル錠剤を提供する。
(1)前記ブルーベリー種に加えて、カシス抽出物と、マキベリー抽出物と、エルダベリー抽出物とを添加することによりそれら成分の補足相乗効果により眼精疲労や近視予防対策等の視機能改善効果に関する健康の課題、及び抗菌、抗ウイルス作用、抗酸化作用等多面的な問題に対し、極めて高い効果を発揮できる。
(2)主要な成分であるアントシアニンは、いずれも加熱や冷凍保存において比較的安定している。眼の網膜にあるロドプシンという物質の再合成を促進させ、暗順応の促進、夜間視覚の向上の効果が確認されている。また、眼の疲労回復や近視予防などに効果があるといわれている。さらにアントシアニンは抗酸化作用も有しているため、体内で活性酸素が細胞等を酸化させることを抑制することができる。これにより、老化防止や、心臓血管疾患等の酸化ストレスによる影響を受けやすい症状の予防効果が期待される。ビルベリー抽出物としては、アントシアニンを36%以上含有するものを使用することが望ましい。アントシアニンとして、シアニジン類、デルフィニジン類、少量ながらペオニジン類、マルビジン類、ペチュニジン類を含む。
(3)カシスは、主な成分はアントシアニンで、デルフィニジン類やシアニジン類を含み、眼圧上昇の抑制と血流改善効果から、パソコン作業等のVDT作業による一時的な仮性近視が緩和されることが知られている。これら、視野障害進行の軽減から、緑内障の進行抑制効果についての報告がある。
(4)マキベリーは、アントシアニンの主な成分としては、デルフィニジン類やシアニジン類を多く含む。アントシアニンの70%以上を占めるデルフィニジンは、特に抗酸化能の高いポリフェノールであり、LDLと言われる悪玉コレステロールの酸化抑制作用や抗動脈硬化作用などが報告されている。
(5)エルダベリーは、フラボノイド類(フラボン、フラバノン、イソフラボン誘導体、アントシアニン)が含まれており、アントシアニンとしては、シアニジン類と、ペラルゴニジン類を多く含む。臨床試験では、涙液量の増加から、ドライアイ改善作用をもたらすことがわかった。ビタミンAやビタミンCも含有しているため、強い抗酸化作用を発揮しビタミンAは眼の網膜にあるロドプシンの発色源となる。
(6)特に、エルダベリーには、アントシアニンの種類の一つであるペラルゴジニンが含有されていることが、抗ウイルス作用や、抗酸化作用が、抗菌、炎症を抑える、風邪の改善が報告されており、相乗効果を発揮することができる。
(7)眼精疲労改善効果を検証するため機能性食品Aを投与し、眼精疲労改善効果を調べた結果として、2か月後に、眼精疲労患者12名中、10名に、摂取後の自覚症状の改善効果が認められた。
(8)眼精疲労改善効果、及び視機能改善効果に関し、眼の症状の改善効果が確認された。
(9)PCなどのVDT作業によって眼精疲労を感じやすいと考えられる被験者の、近点調節力のVDT作業負荷前後の差の中央値未満の層を対象として探索的な解析を実施したところ、フリッカー値やアンケートで、機能性食品Aの摂取は眼精疲労を自覚し、VDT作業を1日合計4時間以上行う者の自覚症状改善に有効であると確認された。
円筒形錠剤1の斜視図である。 楕円形錠剤2の斜視図である。 長楕円球形錠剤3の斜視図である。 球形端を有する円筒形錠剤4の斜視図である。 多角形の錠剤5を示す斜視図である。 それらの内部構造の一例を示す一部断面斜視図である。 それらの内部構造の一例を示す全体断面斜視図である。
なお、本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明のブルーベリー種を含有する機能性食品Aの構成は、前記ブルーベリー種に加えて、カシス抽出物と、マキベリー抽出物と、エルダベリー抽出物とを添加することによりそれら成分の補足相乗効果により眼精疲労や近視予防対策等の視機能改善効果に関する健康の課題、及び抗菌、抗ウイルス作用、抗酸化作用等多面的な問題に対し、極めて高い効果を発揮できる手段を見出したことである。
また、それらの成分の構成内容は、
前記機能性食品Aの全量100重量部あたり、ブルーベリー種抽出物を40重量部以上から65以下重量部、カシス抽出物を0.3重量部以上から2.0重量部以下、とマキベリー抽出物を0.01重量部以上から0.10重量部以下と、エルダベリー抽出物を0.01重量部以上から0.1重量部以下を含有することを特徴とする。
次に、それぞれの成分について述べると、まず、主要な成分であるアントシアニンは、アントシアニジンに糖が結合した配糖体であり、糖鎖の構成により多くの種類が存在する。また、アントシアニンはいずれも加熱や冷凍保存において比較的安定している。
これらの色素は、眼の網膜にあるロドプシンという物質の再合成を促進させ、暗順応の促進、夜間視覚の向上の効果が確認されている。また、眼の疲労回復や近視予防などに効果があるといわれている。さらにアントシアニンは抗酸化作用も有しているため、体内で活性酸素が細胞等を酸化させることを抑制することができる。これにより、老化防止や、心臓血管疾患等の酸化ストレスによる影響を受けやすい症状の予防効果が期待される。
次に、それぞれの内容成分について詳細に述べると、ブルーベリー種の中のビルベリー抽出物は、例えば実を潰して、下記の抽出溶媒に浸漬することで、製造することができる。本発明で用いられるビルベリー抽出物としては、アントシアニンとして、シアニジン類、デルフィニジン類、少量ながらペオニジン類、マルビジン類、ペチュニジン類を含み、ビルベリー抽出物中にアントシアニンを36%以上含有するものを使用することが望ましい。
カシス抽出物の原料となるカシス(クロフサスグリ、ブラックカラント)とは、果実がブドウのように房をなして樹につくため、一般にベリーの仲間とされているストロベリー、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーとは別の種類である。ブルーベリー種と同様、主な成分はアントシアニンで、デルフィニジン類やシアニジン類を含む。眼圧上昇の抑制と血流改善効果から、パソコン作業等のVDT作業による一時的な仮性近視が緩和されることが知られている。これら、視野障害進行の軽減から、緑内障の進行抑制効果についての報告がある。
マキベリー抽出物の原料となるマキベリーは、南米大陸寒冷地帯にのみ生育する常緑潅木である。果実は直径6mmくらいの球形でつやのある黒色をしており、ポリフェノール、特にアントシアニンが多く含まれていることが知られている。アントシアニンの主な成分としては、デルフィニジン類やシアニジン類を多く含む。アントシアニンの70%以上を占めるデルフィニジンは、特に抗酸化能の高いポリフェノールであり、LDLと言われる悪玉コレステロールの酸化抑制作用や抗動脈硬化作用などが報告されている。
エルダベリー抽出物の原料となるエルダベリーは、スイカズラ科ニワトコ属の落葉低木の果実の総称で、エルダフラワー(ヨーロピアンエルダーまたはセイヨウニワトコ)やアメリカンエルダー(アメリカニワトコ)の果実がよく使われている。フラボノイド類(フラボン、フラバノン、イソフラボン誘導体、アントシアニン)が含まれており、アントシアニンとしては、シアニジン類とペラルゴニジン類を多く含む。臨床試験では、涙液量の増加から、ドライアイ改善作用をもたらすことがわかった。ビタミンAやビタミンCも含有しているため、強い抗酸化作用を発揮しビタミンAは眼の網膜にあるロドプシンの発色源となる。
特に、エルダベリーには、アントシアニンの種類の一つであるペラルゴジニンが含有されていることが、抗ウイルス作用や、抗酸化作用が、抗菌、炎症を抑える、風邪の改善が報告されており、大きな相乗効果を発揮することができる。以上の成分が、夫々の効果と、組合せることによる相乗効果で、前述の多面的課題を解決する、極めて有効的手段を提供することが出来た。
前記主要成分の製造方法について説明をする。
ビルベリー抽出物は、ビルベリーの果実に90%エタノール溶媒を加え色素抽出を行い、圧搾抽出することで得られる液体を、吸着樹脂を使用して精製する。回収された留分を低温減圧乾燥し、乾燥物を粉砕する。なお、この抽出物は、アントシアニンとして36.0重量%以上、アントシアニジンが25.0重量%以上含むことが望ましい。
カシス果実抽出物は、カシスの果実にエタノール97%溶媒を加え色素抽出を行い、圧搾抽出することで得られる液体を、吸着樹脂を使用して精製する。回収された留分を低温減圧乾燥し、乾燥物を粉砕する。なお、この抽出物は、アントシアニンとして36.0重量%、デルフィニジン−ルチノシドが13.5重量%以上含むことが望ましい。
マキベリー果実抽出物は、食用に適したマキベリー果実を−20℃で20分間冷凍する。冷凍果実をパルプ状にしたのち、種を除去した。マキベリー果実あたり約1.6〜1.8倍量程度のマルトデキストリンを添加し、粉末化したものをマキベリー果実抽出物とする。
エルダベリー果実抽出物は、エルダベリー果実を膜分離ろ過抽出後、マルトデキストリンを添加してスプレードライによって粉末化する。エルダベリー果実抽出物に対して、マルトデキストリンは2〜8%の範囲で添加しすることとする。なお、この抽出物は、アントシアニンとして13.5〜18.5重量%含むことが望ましい。
内容物総量に占める各素材の割合は、前述のごとく、前記機能性食品Aの全量100重量部あたり、ブルーベリー種抽出物を40重量部以上から65以下重量部、カシス抽出物を0.3重量部以上から2.0重量部以下、とマキベリー抽出物を0.01重量部以上から0.10重量部以下と、エルダベリー抽出物を0.01重量部以上から0.1重量部以下を含有することを特徴とする。
機能性食品Aのその他残部に関しては、機能性食品Aには、油脂が含有される例が多く、この油脂としては、食用に適したものを広く使用できるが、果実の種子油や、ヤシ、オリーブ、菜種等の油が挙げられる。この油脂は、主として内容物中の成分濃度の調整や、攪拌性等を向上させ均質なものとするために、機能性食品Aに混合される。
具体的1例としては、安定化剤としてブドウ種子油を、例えば、30重量部以上から45以下重量部を含む食用油を用いて機能性食品Aを調製してもよい。
更に、内溶物の取扱性の改善や視機能改善効果を促進するために、ヒアルロン酸や、カロテノイド、アスタキサンチン、各種ビタミン(ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB5、ビタミンB6等)等を加え、香料や甘味料、色素、安定剤、可溶化剤、吸収促進剤、防腐剤を加えて機能性食品Aを調製しても良い。
[試験例1]
眼精疲労改善効果を検証するため、
40歳以上の眼精疲労患者12名に、前記機能性食品Aを投与し、眼精疲労改善効果を調べた。
被験者群Iは、40〜70歳代の男女の眼精疲労患者であり、白内障患者4名、緑内障患者4名、黄斑変性症患者4名が含まれる。
投与方法は、一日あたり2錠(摂取時間は被験者の任意の時間とした)を2か月摂取後に、各被検者に眼精疲労の状態を確認した。
試験項目に関しては、眼精疲労は、自覚症状改善のスコアにより評価した。結果として、2か月後に、眼精疲労患者12名中10名に、摂取後の自覚症状の改善効果が認められた。
[試験例2]
眼精疲労改善効果、及び視機能改善効果を検証するため、
40歳以上の眼精疲労を自覚している男女42名に、前記機能性食品Aを投与し、眼精疲労改善効果と視機能改善効果を調べた。
被験者群IIは、40歳以上65歳未満の年齢で、PC作業やTVを見る時間が1日合計4時間以上となる、眼精疲労を自覚する男女とした。
投与方法は、一日あたり3錠(摂取時間は被験者の任意の時間とした)を12週間摂取後に、各被験者の状態を確認した。
なお、前記被験者群IIの内21名はIIa群として、前記機能性食品Aを与え、残りの21名IIb群には、機能性食品Aの内容物全量をプラセボとして、着色したサフラワー油に変更して、カプセル錠剤を与えた。
試験項目は、
眼科検査(眼圧、視力、近点調節力、フリッカーテスト、動体視力、夜間視力)、アンケート調査(眼精疲労・ドライアイに関するアンケート、及び日頃の眼の状態に関するアンケートの2種類)により評価した。
結果としては、前記の2種類のアンケートで、IIa群の眼の症状の改善効果が確認された。
更にPCなどのVDT作業によって眼精疲労を感じやすいと考えられる被験者の、近点調節力のVDT作業負荷前後の差の中央値未満の層を対象として探索的な解析を実施したところ、フリッカー値やアンケートでIIa群の有効性が示唆された。
以上の結果より、機能性食品Aの摂取は眼精疲労を自覚し、VDT作業を1日合計4時間以上行う者の自覚症状改善に有効であると確認された。
次に、錠剤化に関して述べると、機能性食品Aを錠剤工場に送り、通常の一般的な錠剤工程であればいずれでも良く、錠剤化、又はカプセル錠剤化されるのである。
その1例を詳説すれば、水溶性包囲材Eをゼラチン74重量部、グリセリン26重量部の割合で混合し、これにシート成形に適した粘度となるように水で希釈して調製した溶液を用いて水溶性包囲材Eを成形した。
この成形時の水溶性包囲材Eの厚みは例えば、約800μmであり、また成形後に常温で乾燥して余分な水分を除去した。
成形は、公知のロータリー法により包含させることで、図3および図4に示す形状のカプセル錠剤を成形した。
更に前記錠剤、または前記カプセル錠剤の形状、構造に関して述べると、その飲みやすさについては、以前より殆ど関心が払われておらず、今回発明者の調査、研究により究明された実用的構成を示すものである。
図1は、円筒形錠剤1の斜視図であり、図2は、楕円形錠剤2の斜視図である。
図3は、長楕円球形錠剤3の斜視図である。
図4は、球形端を有する円筒形錠剤4の斜視図である。
図5は、多角形の錠剤5を示す斜視図である。この場合多角形は3〜10角形と自由に選定できる。
図6は、それらの内部構造の一例を示す一部断面斜視図である。図6は、前記それぞれの錠剤において、機能性食品Aを、形成材Cにより保持し形成するタイプを示したものである。形成材Cは、機能性食品Aを、錠剤に形成するための結合剤や、または、口当たりの良いように、糖質や、キャンディー等を加えたものを自由に選定してよい。
図7は、それらの内部構造の一例を示す全体断面斜視図である。
カプセル錠剤において、機能性食品Aを、水溶性包囲材Eにより密閉包囲した形態を示す。水溶性包囲材Eは、口から飲んで、しばらくの時間、具体的には、のど、食道、胃等の通過まで、内容物が溶出するのを防止する役目を果たすものであれば、いずれの成分でも良い。
又寸法的には、通常米国をはじめとする諸外国で製剤されているものは、日本人の体格に合わず、喉への「つっかえ」、過剰摂取等のトラブルが発生している事例がある。
従って、本発明においては、日本人の体格に合うサイズに製剤することを特徴としている。更に高齢化に伴う高齢者や子供にとっては、それでも大きすぎるため、老人・子供等の飲みやすい細粒タイプを提供する、極めて実用的な提案を行うものである。
これらの寸法は、図1のD1φは、外国では10.0mm以上〜14.0mm以下であるのに対し、日本人向けには8.0mm以上〜12.0mm以下であり、更に老人・子供等向けには、7.0mm以上〜8.0mm以下とした考慮をしている。H1は、外国では5.0mm以上〜5.4mm以下であるのに対し、日本人向けには4.0mm以上〜5.0mm以下であり、更に老人・子供等向けには、3.5mm以上〜4.5mm以下とした考慮をしている。
図2の寸法は、L1は、外国では12.0mm以上〜16.0mm以下であるのに対し、日本人向けには10.0mm以上〜14.0mm以下であり、更に老人・子供等向けには、7.0mm以上〜10.0mm以下とした考慮をしている。H2は、外国では4.5mm以上〜5.0mm以下であるのに対し、日本人向けには4.0mm以上〜4.8mm以下であり、更に老人・子供等向けには、3.5mm以上〜4.5mm以下とした考慮をしている。
図3の寸法は、D3φは、外国では9.5mm以上〜11.0mm以下であるのに対し、日本人向けには6.0mm以上〜10.0mm以下であり、更に老人・子供等向けには、6mm以上〜8.0mm以下とした考慮をしている。L2は、外国では15.0mm以上〜16.0mm以下であるのに対し、日本人向けには10.0mm以上〜13mm以下であり、更に老人・子供等向けには、10.5mm以上〜12mm以下とした考慮をしている。
図4の寸法は、直径D4φは、外国では8.0mm以上〜11.0mm以下であるのに対し、日本人向けには6.0mm以上〜10mm以下であり、更に老人・子供等向けには、6.0mm以上〜7.0mm以下とした考慮をしている。L3は、外国では23.0mm以上〜25.0mm以下であるのに対し、日本人向けには10.0mm以上〜13.0mm以下であり、更に老人・子供等向けには、10.0mm以上〜12.0mm以下とした考慮をしている。
図5の寸法は、最大部直径D5φは、外国では12.0mm以上〜16.0mm以下であるのに対し、日本人向けには10.0mm以上〜14.0mm以下であり、更に老人・子供等向けには、7.0mm以上〜10.0mm以下とした考慮をしている。H1は、外国では4.5mm以上〜5.0mm以下であるのに対し、日本人向けには4.0mm以上〜4.8mm以下であり、更に老人・子供等向けには、3.5mm以上〜4.5mm以下とした考慮をしている。
次に構造について述べると、図6に示す如くそれぞれの前記錠剤において、その一部断面を示すものであるが、機能性食品Aを含有し、この例では、形成材Cが錠剤全体形状を形成している。もちろん機能性食品Aで錠剤全体形状を形成しても良い。
別の構造例においては、図7に示す如くそれぞれの前記錠剤の全体断面を示すものであるが、水溶性包囲材Eに、密封内包されて機能性食品Aを含有している。この例でも、図6に如く形成材Cを内包しても良い。また、錠剤表面に文字を各種の方法例えば毒性のない色素の直接印刷や、レーザー照射法等で印刷、凹凸を付けた場合も本考案の範囲に含まれるのは言うまでもない。
予防医学の観点から未病社会を目指す、「健康革命」を推進することにより、健康食品の普及と錠剤化することによる更なる経済効果と、医療費削減効果により、大きな経済発展と国民の健康増進とに大きく寄与することが出来る。
1、2、3、4、5 錠剤
D1φ、D2φ、D3φ、D4φ、D5φ 直径
H1、H2、H3 高さ
L1、L2 長さ
A 機能性食品
C 形成材
E 水溶性包囲材

Claims (3)

  1. ブルーベリー種に加えて、カシス抽出物と、マキベリー抽出物と、エルダベリー抽出物とを添加することにより構成したことを特徴とする機能性食品A。
  2. 前記機能性食品Aの全量100重量部あたり、
    ブルーベリー種抽出物を40重量部以上から65以下重量部、カシス抽出物を0.3重量部以上から2.0重量部以下、とマキベリー抽出物を0.01重量部以上から0.10重量部以下と、エルダベリー抽出物を0.01重量部以上から0.1重量部以下を含有することを特徴とする請求項1記載の機能性食品A。
  3. 請求項1、または、請求項2記載の機能性食品Aを含有する錠剤、またはカプセル錠剤。
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