JP2016082386A - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016082386A
JP2016082386A JP2014211797A JP2014211797A JP2016082386A JP 2016082386 A JP2016082386 A JP 2016082386A JP 2014211797 A JP2014211797 A JP 2014211797A JP 2014211797 A JP2014211797 A JP 2014211797A JP 2016082386 A JP2016082386 A JP 2016082386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scattering state
screen
display device
state
scattering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014211797A
Other languages
English (en)
Inventor
洋 小駒
Hiroshi Kogoma
洋 小駒
伊藤 友二
Tomoji Ito
友二 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer OLED Lighting Devices Corp
Original Assignee
Pioneer OLED Lighting Devices Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer OLED Lighting Devices Corp filed Critical Pioneer OLED Lighting Devices Corp
Priority to JP2014211797A priority Critical patent/JP2016082386A/ja
Publication of JP2016082386A publication Critical patent/JP2016082386A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】外光によるフリッカを低減することができる表示装置を提供する。【解決手段】表示装置1において、可視光に対して透過状態と散乱状態とを切り替え可能なスクリーン21に所定の周期で投影される画像の投影期間に同期した第1散乱状態にスクリーン21を切り替える制御部312が、第1散乱状態と異なるタイミングの散乱状態である第2散乱状態に切り替える。さらに、制御部312が、第2散乱状態に、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱されるスクリーン21の照明光の光量が一定となるタイミングで切り替えている。【選択図】図1

Description

本発明は、画像が表示されるスクリーンを有する表示装置に関する。
例えばガラスのような透明体をスクリーンとしてプロジェクタ等から投射した画像をそのスクリーンに表示する表示装置は、例えば特許文献1のように既に知られている。
特許文献1には、光線透過状態と光線散乱状態とをとることができる液晶層が透明な一対の電極付基板間に挟持されてなるスクリーンと、画像を前記スクリーンに投射する画像投射装置とが備えられた画像表示装置において、光線透過状態と光線散乱状態との組みの繰り返しの最小単位よりなるフレームが所定の関係を満たすようにすることが記載されている。
この種の表示装置において、蛍光灯等の間欠照明下で使用すると、当該照明からの光がスクリーンに外光として入射して、フリッカが生じ、表示品質が低下してしまう場合がある。
表示装置のフリッカについては、例えば特許文献2に、地域の商用電源周波数に応じて液晶等の表示周波数を変更することで、フリッカを防止することが記載されている。
特開2004−184979号公報 特開2002−202772号公報
しかしながら、特許文献1に示したような表示装置においては、スクリーンとプロジェクタ等の投射装置とを同期させなければならないため、表示装置(スクリーン)の表示周波数をむやみに変更することはできない。
例えばMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)レーザプロジェクタなどは、その構造上投射の周波数の変更が困難であり、特許文献2の方法でフリッカを防止するのでは、投射装置の選択の幅を狭めてしまう。
また、蛍光灯等の照明については、インバータ回路等により点滅周期を短くすることでフリッカを目立たなくすることは可能であるが、建物等に予め備え付けてある照明等の場合は、後からインバータ回路等を追加したり、新たな照明に入れ替えたりするのは困難である。
そこで、本発明は、上述した問題に鑑み、例えば、外光によるフリッカを低減することができる表示装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、可視光に対して透過状態と散乱状態とを切り替え可能なスクリーンと、所定の周期で前記スクリーンに投影される画像の投影期間に同期した散乱状態である第1散乱状態に前記スクリーンを切り替える切替部と、を有する表示装置において、前記切替部は、前記所定の周期かつ前記第1散乱状態と異なるタイミングの散乱状態である第2散乱状態に切り替え、前記第2散乱状態には、前記第1散乱状態及び前記第2散乱状態によって散乱される前記スクリーンの周囲光の光量が一定となるタイミングで切り替える、ことを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、可視光に対して透過状態と散乱状態とを切り替え可能なスクリーンと、所定の周期で前記スクリーンに投影される画像の投影期間に同期した散乱状態である第1散乱状態に前記スクリーンを切り替える切替部と、を有する表示装置において、前記切替部は、前記所定の周期かつ前記第1散乱状態と異なるタイミングの散乱状態である第2散乱状態に切り替え、前記第2散乱状態には、前記第1散乱状態及び前記第2散乱状態によって散乱される前記スクリーンの周囲光の光量の変化量が、前記第1散乱状態のみによって散乱される前記スクリーンの周囲光の光量の変化量よりも少なくなるタイミングで切り替える、ことを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明は、可視光に対して透過状態と散乱状態とを切り替え可能なスクリーンに所定の周期で投影される画像の投影期間に同期した前記散乱状態である第1散乱状態に前記スクリーンを切り替える切替部を有する表示装置の制御方法において、前記所定の周期かつ前記第1散乱状態と異なるタイミングの散乱状態である第2散乱状態に切り替える第2散乱工程を含み、前記第2散乱工程は、前記第1散乱状態及び前記第2散乱状態によって散乱される前記スクリーンの周囲光の光量が一定となるタイミングで切り替える、ことを特徴としている。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の表示装置の制御方法を、コンピュータにより実行させることを特徴としている。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の表示装置の制御プログラムを格納したことを特徴としている。
また、請求項12に記載の発明は、可視光に対して透過状態と散乱状態とを切り替え可能なスクリーンと、所定の周期で前記スクリーンに投影される画像の投影期間に同期した散乱状態である第1散乱状態に前記スクリーンを切り替える切替部と、を有する表示装置において、前記切替部は、前記所定の周期かつ前記第1散乱状態と異なるタイミングの散乱状態である第2散乱状態に切り替える第2散乱工程を含み、前記第2散乱工程は、前記第1散乱状態及び前記第2散乱状態によって散乱される前記スクリーンの周囲光の光量の変化量が、前記第1散乱状態のみによって散乱される前記スクリーンの周囲光の光量の変化量よりも少なくなるタイミングで切り替える、ことを特徴としている。
また、請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の表示装置の制御方法を、コンピュータにより実行させることを特徴としている。
また、請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の表示装置の制御プログラムを格納したことを特徴としている。
本発明の第1の実施例にかかる表示装置の概略構成図である。 図1に示されたスクリーンの模式的な断面図である。 図1に示されたスクリーンの光学特性と同期して投射するプロジェクタの説明図である。 図1に示された表示装置における映像光による映像とスクリーンの背景が重なる表示状態の説明図である。 図1に示された同期制御部の機能的構成図である。 スクリーン21の散乱状態と照明器具41との時間と輝度の変化の関係を示した説明図である。 図6に第2散乱状態を加えた場合の時間と輝度の変化の関係を示した説明図である。 図5に示された制御部の動作のフローチャートである。 本発明の第2の実施例にかかる表示装置の概略構成図である。 図8に示された同期制御部の機能的構成図である。 図10に示された照度センサの機能的構成図である。 図10に示された制御部の動作のフローチャートである。 本発明の第3の実施例にかかる同期制御部が制御するスクリーンの模式的な断面図である。 図13に示された複数の制御電極の配置を示すスクリーンの模式的な正面図である。 図13に示されたスクリーンの走査と駆動との同期制御の説明図である。 図13に示されたスクリーンを走査するプロジェクタの説明図である。 図13に示されたスクリーンの走査と駆動の模式的なタイミングチャートである。 本発明の第3の実施例にかかる同期制御部の機能的構成図である。 図18に示された同期制御部により駆動される駆動波形を示したタイミングチャートである。
以下、本発明の一実施形態にかかる表示装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる表示装置は、可視光に対して透過状態と散乱状態とを切り替え可能なスクリーンに所定の周期で投影される画像の投影期間に同期した第1散乱状態にスクリーンを切り替える切替部が、所定の周期かつ第1散乱状態と異なるタイミングの散乱状態である第2散乱状態に切り替える。この第2散乱状態は、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱されるスクリーンの周囲光の光量が一定となるタイミングで切り替える。このようにすることにより、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱されるスクリーンの周囲光の光量が一定となるために、外光によるフリッカを低減することができる。
また、スクリーンの周囲光の変化周期を取得する変化周期取得部と、を有し、切替部は、変化周期取得部が取得した変化周期をT、nを予め定める整数としたときに、T×(1/2+n)の計算式を満たす時間だけ第1散乱状態からずらしたタイミングで第2散乱状態に切り替えてもよい。このようにすることにより、例えば周囲光の変化が正弦波状である場合に、第1散乱状態と第2散乱状態とが周囲光の変化周期の半周期の整数倍ずれるので、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱される周囲光の光量を一定にすることができる。したがって、外光によるフリッカを目立たなくして低減することができる。
また、前記n=0若しくは−1としてもよい。このようにすることにより、周囲光の変化周期の半周期分ずらしたタイミングで第2散乱状態とすることができ、第1散乱期間と第2散乱期間とが近接するので、人間の目には2つの散乱期間が一体と感じられる。
また、変化周期取得部が取得した変化周期に基づいてフリッカの有無を推定するフリッカ推定部を有し、制御部は、フリッカ推定部がフリッカがあると推定した場合に、第2散乱状態に切り替えるようにしてもよい。このようにすることにより、フリッカがあるときにのみ第2散乱状態に切り替えることができるので、例えば、常時第2散乱状態に変化させるときと比較して透過率を上げることができる。また、設置環境に合わせて自動的にフリッカを目立たなくして低減することができる。
また、切替部は、第1散乱状態と第2散乱状態とを同じ期間としてもよい。このようにすることにより、第2散乱状態に1回切り替えるだけで周囲光の光量を一定にすることができる。
また、第2散乱状態にも画像が投影されていてもよい。このようにすることにより、表示される画像の輝度を上げることができる。
また、スクリーンが、第1電極と複数に分割された第2電極とに挟持された光学層を有し、第1電極と第2電極との間の電位差によって透過状態と散乱状態とに切り替え可能となっており、切替部が、第1電極に電圧を印加する第1駆動部と、複数の第2電極にそれぞれ電圧を印加する複数の第2駆動部と、を有している。この場合において、第1散乱状態のタイミングと第2散乱状態のタイミングとが同じなる第2駆動部が共通化されていてもよい。このようにすることにより、スクリーンが分割されて、各分割領域ごとに第1散乱状態と第2散乱状態とに切り替える場合において、フリッカを目立たなくして低減することができる。また、第2駆動部が共通化されているので、第2駆動部をスクリーンの分割数だけ必要とせず、回路規模や部品点数の削減ができる。
また、本発明の他の一実施形態にかかる表示装置は、可視光に対して透過状態と散乱状態とを切り替え可能なスクリーンに所定の周期で投影される画像の投影期間に同期した第1散乱状態にスクリーンを切り替える切替部が、所定の周期かつ第1散乱状態と異なるタイミングの散乱状態である第2散乱状態に切り替える。この第2散乱状態は、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱されるスクリーンの周囲光の光量の変化量が、第1散乱状態のみによって散乱されるスクリーンの周囲光の光量の変化量よりも少なくなるタイミングで切り替える。このようにすることにより、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱されるスクリーンの周囲光の光量が第1散乱状態のみの場合よりも少なくなるために、外光によるフリッカを低減することができる。
また、本発明の一実施形態にかかる表示装置の制御方法は、可視光に対して透過状態と散乱状態とを切り替え可能なスクリーンに所定の周期で投影される画像の投影期間に同期した第1散乱状態にスクリーンを切り替える切替部が、所定の周期かつ第1散乱状態と異なるタイミングの散乱状態である第2散乱状態に切り替える第2散乱工程を実行する。この第2散乱工程は、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱されるスクリーンの周囲光の光量が一定となるタイミングで切り替える。このようにすることにより、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱されるスクリーンの周囲光の光量が一定となるために、外光によるフリッカを低減することができる。
また、上述した表示装置の制御方法をコンピュータにより実行させる表示装置の制御プログラムとしてもよい。このようにすることにより、コンピュータを用いて、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱されるスクリーンの周囲光の光量が一定となるために、外光によるフリッカを低減することができる。
また、上述した表示装置の制御プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。このようにすることにより、当該プログラムを機器に組み込む以外に単体でも流通させることができ、バージョンアップ等も容易に行える。
また、本発明の他の一実施形態にかかる表示装置の制御方法は、可視光に対して透過状態と散乱状態とを切り替え可能なスクリーンに所定の周期で投影される画像の投影期間に同期した第1散乱状態にスクリーンを切り替える切替部が、所定の周期かつ第1散乱状態と異なるタイミングの散乱状態である第2散乱状態に切り替える第2散乱工程を実行する。この第2散乱工程は、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱される前記スクリーンの周囲光の光量の変化量が、第1散乱状態のみによって散乱されるスクリーンの周囲光の光量の変化量よりも少なくなるタイミングで切り替える。このようにすることにより、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱されるスクリーンの周囲光の光量が第1散乱状態のみの場合よりも少なくなるために、外光によるフリッカを低減することができる。
また、上述した表示装置の制御方法をコンピュータにより実行させる表示装置の制御プログラムとしてもよい。このようにすることにより、コンピュータを用いて、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱されるスクリーンの周囲光の光量が第1散乱状態のみの場合よりも少なくなるために、外光によるフリッカを低減することができる。
また、上述した表示装置の制御プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。このようにすることにより、当該プログラムを機器に組み込む以外に単体でも流通させることができ、バージョンアップ等も容易に行える。
本発明の第1の実施例にかかる表示制御装置を備える表示装置1を図1乃至図8を参照して説明する。表示装置1は図1に示すように、スクリーン21と、同期制御部31と、を備え、プロジェクタ11が接続されている。表示装置1は、プロジェクタ11の映像光をスクリーン21で透過散乱する透過型プロジェクション装置である。また、表示装置1には、照明器具41からスクリーン21に向かって照明されている。
プロジェクタ11は、走査周期中にスクリーン21上で黒状態(投射光が出ない状態)を順次シフトさせる透過型あるいは反射型液晶ライトバルブなどを使用できるが、これ以外の素子を用いてもよい。また、プロジェクタ11は、映像の走査周期においてラスター走査し、スクリーン21の表示面に映像光(画像光)を点順次で投射するものでもよい。つまり、映像光が所定の周期で間欠的に投射される。このプロジェクタ11では、強度変調された光ビームの照射方向を可動ミラーで反射して振るような、例えばレーザプロジェクタなどを用いることができる。このプロジェクタ11は、映像光の照射位置がスクリーン21上の一方向に順次走査されているものと同様に考えることができる。
プロジェクタ11は、スクリーン21へ映像情報(画像情報)により変調された映像光を投射できるものであればよい。なお、映像情報は、プロジェクタ11に入力される映像信号から得られる。映像信号には、たとえば、NTSC(National Television Standards Committee)方式、PAL(Phase Alternation by Line)方式のようなアナログ方式の映像信号、MPEG−TS(Moving Picture Experts Group − Transport Stream)フォーマット、HDV(High-Definition Video)フォーマットのようなデジタルフォーマットの映像信号がある。プロジェクタ11には、動画の映像信号だけでなく、たとえばJPEG(Joint Photographic Experts Group)のような静止画の映像信号が入力されてもよい。この場合、プロジェクタ11は、静止画を表示するための同じ映像光で、スクリーン21を繰り返し走査すればよい。
スクリーン21は、電圧の印加により光学状態を変化できるものであればよい。スクリーン21の光学状態は、散乱する状態が映像状態であり、それよりも入射光の散乱が小さく且つ平行光線透過率が高い透明な透過状態が非映像状態である。即ち、光に対し透過状態と散乱状態とを切り替え可能となっている。
スクリーン21は、例えば、液晶材料を用い、散乱状態と入射光の散乱が小さい透明な透過状態を変化させる調光スクリーンなどでよい。調光スクリーンには、例えば、高分子分散液晶などの液晶素子を用いたもの、透明セル内の白色粉体を移動させることで散乱状態と入射光の散乱が小さい透明な透過状態を制御する素子などを用いたものなどがある。
図2に、光学状態を制御可能なスクリーン21の模式的な断面図を示す。図2に示したスクリーン21は、一対の透明なガラス板23、24の間に液晶を含む複合材料等を挟み込んだ光学層25を有する。一方のガラス板24の光学層25側には、全面に対向電極26が形成される。他方のガラス板23の光学層25側には、全面に制御電極27が配置される。なお、電極26、27と光学層25との間に、絶縁体からなる中間層を形成してもよい。
また、対向電極26および制御電極27は、たとえばITO(酸化インジウム・スズ)により、透明電極として形成される。光学層25は、制御電極27と対向電極26との間に配置される。また、対向電極26および制御電極27は、少なくともいずれか一方が、入射光の一部を透過させるハーフミラーとなるような電極として構成されていてもよい。
スクリーン21は、第1電極としての対向電極26と第2電極としての制御電極27との間に電位差を生じるように電圧が印加される。光学層25内の光学状態は、対向電極26と制御電極27の印加電圧により変化する。
スクリーン21は、電位差を生じるように電圧が印加された際の状態によりリバースモードとノーマルモードに分類される。リバースモードで動作するスクリーン21は、電圧を印加していない通常状態において、スクリーン21が透明な透過状態となる。電圧を印加すると、印加電圧に応じた平行光線の散乱率の散乱状態となる。ノーマルモードで動作するスクリーンでは、電圧を印加していない通常状態において、スクリーンが散乱状態となる。電圧を印加すると、印加電圧に応じた平行光線透過率の透明な透過状態となる。そして、スクリーン21の光学状態は、所定の散乱状態が映像状態に対応し、それよりも平行光線透過率が高い透明な透過状態が非映像状態に対応する。なお、本実施例では、リバースモードで説明するが、ノーマルモードでも適用できる。
同期制御部31は、映像(画像)が光として投射されるスクリーン21を、投射された映像光を散乱する状態に制御し、投射されていない場合に透過状態に制御する。同期制御部31は、図1に示したように、プロジェクタ11とスクリーン21とに接続される。同期制御部31は、プロジェクタ11の映像光の投射に同期させて、スクリーン21の光学状態を制御する。
次に、本実施例にかかる表示装置1において、スクリーン21の光学特性と同期して投射するプロジェクタ11の投射方式を、図3を参照して説明する。図3は、プロジェクタ11がインターバルを空けて映像光を投射する方式の説明図である。この場合、スクリーン21には、図3(B)に示すように、走査周期の一部において短期的に映像光が投射される。スクリーン21は、図3(C)に示すように、該一部の期間において散乱状態とすればよい。
そして、該一部以外の期間において、スクリーン21の平行光線透過率を高くするようにスクリーン21の光学状態を制御すると、走査周期おいて、映像の輝度低下を招くことなく、スクリーン21のシースルー特性が得られる。定常的に映像光を投射する場合に比べ、同一輝度を得るには、1走査周期に対する散乱状態の時間程度のデューティ(図中duty:a)の概ね逆数倍の強さの投影光が必要となる。従って高いシースルー特性を得るには、強力なパルス発光の投射光出力が必要である。
このようにプロジェクタ11とスクリーン21とを制御することで、スクリーン21は、その背面の物体を認識しうる透明さを有しつつ、常時散乱状態とした場合と同等の明るさで映像光を散乱して透過できる。つまり、背景物体を認識することが可能なシースルー性と、映像の高い視認性とを両立することが可能となる。
このプロジェクタ11とスクリーン21との同期制御のための切り替えタイミングの情報は、プロジェクタ11が出力する垂直同期信号等の画像周期信号に基づいて、同期制御部31からスクリーン21へ送出される。なお、プロジェクタ11およびスクリーン21と同期制御部31をマイクロ波、赤外線などの電磁波を用いたワイヤレス通信可能とし、これらの同期を得るための情報を無線信号により授受してもよい。
表示装置1では、たとえば図1の設置環境下では、図4に示したように画像を視認できる。図4は、映像光による映像とスクリーン21の背景とが重なる表示状態の説明図である。図4では、スクリーン21に映像光による三角形と円形の画像が映るとともに、スクリーン21の向こう側にある背景としての樹木42も同時に見ることができる。
次に、図5に同期制御部31の機能的構成を示す。同期制御部31は、外光周波数入力部311と、制御部312と、を備えている。
外光周波数入力部311は、例えば押しボタンやスイッチ、摘み等の入力手段(リモコン等の遠隔操作できる手段であってもよい)で構成されている。外光周波数入力部311は、照明器具41の商用交流電源の周波数に依存することが多いので、例えば、照明器具41の商用交流電源の周波数が50Hzの場合はその2倍の100Hz、60Hzの場合はその2倍の120Hzといったように、商用交流電源の周波数を入力して2倍にするものでもよいし、他の測定手段等で測定された外光(照明器具41)の変化(点滅)の周波数の数値を入力してもよい。
なお、本実施例ではスクリーン21の映像光以外の周囲光(外光)としては、説明を容易にするために、照明器具41からの照明光のみであるとして説明する。太陽光等の自然光も周囲光となり得るが、フリッカの要因とはならない(数十Hz以上の周波数で輝度が変化しない)ので特に説明をしない限り考慮しないものとする。
切替部としての制御部312は、上述した図3で説明したプロジェクタ11とスクリーン21の制御とともに、外光周波数入力部311から入力された外光周波数に基づいて、後述する第2散乱状態のタイミングを決定して、スクリーン21を1映像周期(例えば1フレーム)に2回散乱状態とする。
照明器具41は、例えば蛍光灯等の間欠照明を用いている。また、照明器具41は蛍光灯に限らず、交流電源をAC−DCコンバータ(スイッチングレギュレータなど)を用いて直流電源に変換する回路等を有しないLED照明等、フリッカが発生しやすい構成の照明であってもよい。また、上記回路等を用いてフリッカ対策を講じている場合でも、回路等を構成する部品の劣化等によりフリッカが発生する場合は以下に説明する方法を適用してもよい。
ここで、上述した構成の表示装置1において、フリッカが発生する要因について図6を参照して説明する。図6は、スクリーン21の散乱状態と照明器具41との時間と輝度の変化の関係を示した図である。
図6において、スクリーン21は、60Hzの周波数(1/60秒周期)で所定期間散乱状態となる。例えば、時刻t1から所定期間散乱状態となり、時刻t1から約16.7ミリ秒後の時刻t2から所定期間散乱状態となる。即ち、この60Hzを周期換算した1/60秒が図3(B)に示したプロジェクタ11の走査周期(1映像周期)であり、所定期間が図3(B)の斜線部分の幅に対応する。
図6のlは、照明器具41(外光)の輝度変化を示している。図6の場合、照明器具41の輝度は100Hzの周波数(1/100秒周期)で変化している。なお、照明器具41は、輝度が0と所定値との間で変化するに限らず、0を超える下限値と上限値との間で変化する場合も含むものとする。つまり、本明細書において、点滅とは、輝度が0と所定値との間で変化するに限らず周期的に発生する輝度の変化も含むものとする。
図6の斜線部分は、スクリーン21の散乱状態時の照明器具41からの照明光の散乱光量となる。図6の場合、照明器具41の輝度変化の周期とスクリーン21の散乱状態への変化周期が異なるため、スクリーン21の散乱状態時の照明器具41からの照明光の散乱光量が異なり、図6の点線で示したような20Hzのフリッカが現れてしまう。
そこで、本実施例においては、図7に示したように、1走査周期(1映像周期)期間内で、図6で示したt1から所定期間の散乱状態(第1散乱状態)と異なるタイミングのt11において2回目の散乱状態(第2散乱状態)に切り替えるようにしている。つまり、1映像周期内で2回散乱状態に切り替えている。
第2散乱状態は図7に示したように、時刻t11は、第1散乱状態から5ミリ秒ずらした時刻となっている。この5ミリ秒は、照明器具41の変化周期の1/2(1/100秒/2)である。即ち、変化周期取得部が取得した変化周期をT、nを整数としたときに、T×(1/2+n)の計算式を満たす時間だけ第1散乱状態からずらしたタイミングで第2散乱状態としている(図7ではn=0)。なお、第1散乱状態と第2散乱状態の散乱期間は同じとなっている。
このようにすることにより、第1散乱状態で散乱された照明光と第2散乱状態で散乱された照明光を加えた明るさとして観察者には認識され、結果的に散乱状態に散乱される照明光の輝度が平均化される(図7の点線a)。
上述した動作を図8のフローチャートにまとめる。まず、照明器具41の輝度変化の周波数を外光周波数入力部311から入力し(ステップS11)、制御部312が第2散乱状態のタイミングを算出する(ステップS12)。そして、プロジェクタ11から取得した映像周期信号に基づくタイミングとステップS12で算出したタイミングとでそれぞれ第1散乱状態、第2散乱状態に切り替えて映像を表示する(ステップS13)。即ち、ステップS13が第2散乱工程として機能する。
本実施例によれば、表示装置1において、可視光に対して透過状態と散乱状態とを切り替え可能なスクリーン21に所定の周期で投影される画像の投影期間に同期した第1散乱状態にスクリーン21を切り替える制御部312が、第1散乱状態と異なるタイミングの散乱状態である第2散乱状態に切り替える。さらに、制御部312が、第2散乱状態に、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱されるスクリーン21の照明光の光量が一定となるタイミングで切り替えている。このようにすることにより、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱されるスクリーン21の照明光の光量が一定となるために、外光によるフリッカを目立たなくして低減することができる。
また、照明光の変化周期を取得する外光周波数入力部311と、を有し、制御部312は、外光周波数入力部311が取得した変化周期をT、nを予め定める整数としたときに、T×(1/2+n)の計算式を満たす時間だけ第1散乱状態からずらしたタイミングで第2散乱状態としている。このようにすることにより、例えば照明光の変化が正弦波状である場合に、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱される照明光の光量を一定にすることができる。したがって、外光によるフリッカを目立たなくして低減することができる。
また、前記n=0としているので、照明光の変化周期の半周期分ずらしたタイミングで第2散乱状態とすることで、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱される照明光の光量を一定にすることができる。
なお、上述した実施例では、n=0としていたが、n=1以上の整数としてもよい。また、−1以下の整数であってもよい。1以上の整数の場合は時間的に後ろにずれ、−1以下の整数の場合は時間的に前にずれる。これらの場合でも、nに基づく期間経過後には第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱される照明光の光量を一定にすることができる。但し、n=0若しくは−1の場合は、第1散乱期間と第2散乱期間とが近接するので、人間の目には2つの散乱期間が一体と感じられるため好ましい。
また、第2散乱状態に映像光が投影されてもよい。この場合は、1映像周期の期間(映像周波数)は変更せずに、1映像周期内に複数回映像光を投影することが可能なプロジェクタが必要となる。このようにすれば、表示される映像の輝度を上げることができる。
また、上述した実施例では、第1散乱状態に加える形で第2散乱状態としていた。そのため、第2散乱状態の分だけ透過率が低下してしまう。そこで、第1散乱状態と第2散乱状態の期間(所定期間)をそれぞれ半分にすることで、従来と同様の透過率で表示することが可能となる。
次に、本実施例の第2の実施例にかかる表示装置1を図9乃至図12を参照して説明する。なお、前述した第1の実施例と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施例では、図9に示したように、第1の実施例で示した外光周波数入力部311に代えて照度センサ51を有し、図10に示したように、制御部312Aが照度センサ51の出力に基づいてフリッカの発生を推定して第2散乱状態への切り替えを行う。
照度センサ51は、例えば照明器具41の近傍に配置される。照度センサ51の構成例を図11に示す。照度センサ51は、フォトダイオード511と、アンプ512と、フィルタ回路513と、波形整形回路514と、を備えている。
フォトダイオード511は、スクリーン21の照明器具41からの照明光を電気信号に変換する周知の素子である。
アンプ512は、フォトダイオード511で受けた照明光の電気信号を増幅するものである。
フィルタ回路513は、アンプ512からの出力信号から高周波ノイズを除去するものである。
波形整形回路514は、フィルタ回路513からの出力信号を、照明器具41の点滅等の輝度の変化周期を示す周波数の波形に整形出力するものである。即ち、フィルタ回路513の出力は、フォトダイオード511が出力した照明器具41の点滅による輝度の変化の周期を示す信号となる。そこで、波形整形回路514は、輝度の変化の周期と同じ周期の矩形波等に整形して出力する。
制御部312Aでは、波形整形回路514が出力した波形の周波数を検出する。そして、その検出された周波数がフリッカが発生するような周波数である場合は、第1の実施例と同様に、T×(1/2+n)の計算式を満たす時間だけ第1散乱状態からずらしたタイミングで第2散乱状態とする。フリッカが発生するような周波数は、予め実験等により照明器具の種類と1映像周期との組み合わせに基づいて適宜決定すればよいが、例えば300Hz以下と設定すればよい。なお、本実施例においては、波形整形回路514が出力した波形の周波数の逆数がTとなることは明らかである。即ち、制御部312Aはフリッカ推定部として機能し、フリッカの有無を推定している。
本実施例の動作を図12のフローチャートにまとめる。まず、照度センサ51で外光周波数を検出し(ステップS21)、制御部312Aで外光周波数がフリッカが発生するような周波数か否か判定する(ステップS22)。判定の結果フリッカが発生するような周波数であった場合は(ステップS22がYES)、第2散乱状態のタイミングを算出する(ステップS23)。そして、プロジェクタ11から取得した映像周期信号に基づくタイミングとステップS23で算出したタイミングとでそれぞれ第1散乱状態、第2散乱状態に切り替えて映像を表示する(ステップS24)。
一方、ステップS22の判定の結果フリッカが発生するような周波数でない場合は(ステップS22がNO)、第1散乱状態のみでの映像表示を行う(ステップS24)。
本実施例によれば、照度センサ51で取得した周波数に基づいてフリッカを検出する制御部312Aを有し、制御部312Aは、フリッカを検出した場合に、第1散乱状態と異なるタイミングの散乱状態である第2散乱状態に切り替え、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱されるスクリーンの周囲光の光量が一定となるようにしている。このようにすることにより、フリッカがあるときにのみ第2散乱状態に変化させることができるので、例えば、常時第2散乱状態に変化させるときと比較して透過率を上げることができる。また、設置環境に合わせて自動的にフリッカを目立たなくして低減することができる。
なお、図11では、照度センサ51は、フォトダイオード511と、アンプ512と、フィルタ回路513と、波形整形回路514と、を備えていたが、フォトダイオード511のみとし、他の回路等は制御部312Aに備えるようにしてもよい。即ち、照度センサ51は、少なくともフォトダイオード511を備えていればよく、他の回路等は照度センサ51または制御部312Aのいずれかにあればよい。
次に、本発明の第3の実施例にかかる表示装置を図13乃至図19を参照して説明する。なお、前述した第1、第2の実施例と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施例にかかる表示装置1は、図13や図14に示したように、スクリーン21が複数の領域に分割されている。図13に、分割領域毎に光学状態を制御可能なスクリーン21の模式的な断面図を示し、図14に、図13に示したスクリーン21での、複数の制御電極の配置を示すスクリーンの模式的な正面図を示す。図13に示したスクリーン21は、一対の透明なガラス板23、24の間に液晶を含む複合材料を挟み込んだ光学層25を有する。一方のガラス板24の光学層25側には、全面に対向電極26が形成される。他方のガラス板23の光学層25側には、複数の制御電極27が並べて配置される。
複数の制御電極27は、スクリーン21の映像光が照射される領域を、一方向(たとえば走査方向)で短冊状に分割する(図14参照)。複数の制御電極27は、同期制御部31に個別に接続され、個別に電圧を印加することができる。隣接する制御電極27は、互いに離間して配列される。なお、図14では短冊状の領域が縦に配置されているが、横方向にも分割して、マトリクス状に領域が分割されていてもよい。
また、本実施例の光学層25は、分割領域毎に、入射光の散乱が小さい透明な透過状態と、入射光を散乱する散乱状態との間で調整できる。
なお、制御電極27の間の、制御電極27が形成されていない領域に対応した光学層25内のギャップ領域の幅は、5から100マイクロメートル程度であり、可能な限り狭いことが望ましい。光学層25の厚さは、数から数十マイクロメートルであり、光学特性と駆動電圧を考慮して決定される。
次に、本実施例の表示装置1の基本的な動作原理を説明する。図15は、スクリーン21の走査と駆動との同期制御の説明図である。プロジェクタ11は、映像情報で変調された映像光で、スクリーン21を上から下へ縦に走査する。プロジェクタ11は、走査の繰り返し期間(以下、走査周期ともいう。)毎に、スクリーン21を上から下へ縦に走査する。
図15(A)から(E)は、1回の走査周期中の各時点での走査状態を、走査順で示すものである。図15のスクリーン21は、5つの分割領域22を有する。5つの分割領域22は、映像光の走査方向に沿って縦に配列される。
同期制御部31は、プロジェクタ11によるスクリーン21の一次元の縦方向の走査に同期させて、5つの分割領域22の光学状態を個別に制御する。各分割領域22は、映像光が投影されていない場合、非映像状態、すなわち入射光の散乱が小さい透明な透過状態に制御される。
映像光の走査が開始されると、プロジェクタ11の走査光は、まず、図15(A)のように、スクリーン21の最上部の分割領域22に照射される。以下、この説明において、走査光が照射される分割領域22について、走査されていない他の分割領域22から区別するために、符号221を使用する。同期制御部31は、プロジェクタからの同期信号に基づいて、走査周期中での、この最上部の分割領域221が走査される期間を特定し、最上部の分割領域221を映像状態に制御する。最上部の分割領域221を走査する映像光は、散乱状態の分割領域221により散乱され、スクリーン21を透過する。
映像光の走査は、次に、図15(B)のように、スクリーン21の上から2番目の分割領域221に移動する。同期制御部31は、走査周期中での、この上から2番目の分割領域221が走査される期間を特定し、上から2番目の分割領域221を映像状態に制御する。上から2番目の分割領域221を走査する映像光は、散乱状態の分割領域221により散乱され、スクリーン21を透過する。また、同期制御部31は、上から2番目の分割領域221を映像状態に制御した後、最上部の分割領域22を非映像状態に制御する。その後も、図15(C)から(E)に示すように、同期制御部31は、走査光により走査される分割領域221を映像状態に制御し、それ以外の分割領域22を非映像状態に制御する。
以上の同期制御により、スクリーン21についての走査光が照射される部位は、映像状態に維持される。これにより、スクリーン21を走査する映像光は、散乱状態のスクリーン21で散乱される。また、スクリーン21についての走査光が照射されない部位は、非映像状態に制御される。各分割領域22は、走査光により走査されていない殆どの期間において、非映像状態の透明な透過状態に制御される。映像光の投影期間中に、映像の視認性を保ちつつ、スクリーン21のシースルー特性が得られる。
図16に、本実施例にかかるプロジェクタ11の投影方式の説明を示す。図16は、スクリーン21を走査するプロジェクタ11の説明図である。図16(A)は、プロジェクタ11がスクリーン21を走査する投影方式の説明図である。この場合、スクリーン21には、走査周期において常に映像光が投影される。しかしながら、スクリーン21の各部に注目すると、図16(B)に示すように走査周期の一部において映像光が投影されている。このため、図16(C)に示すように、スクリーンの各部は、各々が走査される部分走査期間TPにおいて散乱状態になればよい。また、スクリーン21の各部分は、該部分走査期間TP以外の期間において平行光線透過率を高くするように制御すれば、走査周期において、映像の輝度低下を招くことなく、スクリーン21のシースルー特性が得られる。
図14に示したスクリーン21のように一方向に短冊状に分割されている場合、プロジェクタ11の投影光は、スクリーン21の分割方向に順次走査される。同期制御部31は、プロジェクタ11からの同期信号に基づいて、プロジェクタ11の投影光が照射される部位が映像状態(本実施例では散乱状態)に維持されるように、複数の分割領域22を、走査順で、透明な透過状態から散乱状態に制御する。この同期制御により、スクリーン21の各分割領域22は、当該領域に投影光が照射される映像期間を含む期間Ton(図17参照)において、映像状態としての散乱状態になる。また、投影光が照射されない非映像期間Toff(図17参照)においては、非映像状態としての透明な透過状態となる。
したがって、スクリーン21は、その背面の物体を認識しうる透明さを有しつつ、常時散乱状態とした場合と同等の明るさで映像光を散乱して透過できる。つまり、背景物体を認識することが可能なシースルー性と、映像の高い視認性とを両立することが可能となる。
図17は、スクリーン21の走査と駆動との模式的なタイミングチャートである。横軸は、時間である。縦軸は、スクリーンの縦方向の位置を示し、スクリーン21での複数の分割領域22に対応する。
スクリーン21の各分割領域22は、各々の領域を映像光が走査し始めるタイミングより前に、透明な透過状態から散乱状態に制御される。また、散乱状態の分割領域22は、当該領域についての走査が終了した後に、散乱状態から透明な透過状態に制御される。
複数の分割領域22は、各々の領域に映像光が走査により照射される部分走査期間TPに同期して映像状態(散乱状態)に制御されることにより、走査順で、時間をずらして、順次映像状態へ切り替えられる。スクリーン21を走査する映像光は、映像状態に維持された部分により、効率よく散乱され、明るく高い視認性を得ることができる。なお、図17中映像光走査が3本の矢印で表示されているが、これは赤緑青の光の3原色それぞれに対応する映像光を示している。
以上の同期制御により、スクリーン21は、映像光が照射されるタイミングを含む期間Tonにおいて、映像光が照射される部位が散乱状態に維持されるため、映像を表示できる。
しかも、スクリーン21は、映像光の投影期間中に、各部位が期間Ton以外の時間では透明な透過状態に制御されるので、スクリーン21を透視することができる。人間の目にはスクリーン21の透過光が平均(積分)化されて見えるので、十分短い走査周期の場合、背景物体を認識することが可能なシースルー性と、映像の高い視認性とを両立することが可能となる。
このような構成の場合でも、第1、第2の実施例の構成を適用することでフリッカを目立たなくすることができる。この場合、各分割領域ごとに所定のタイミングで第2散乱状態に変化させればよい。
本実施例にかかる同期制御部31の機能的構成の要部ブロック図を図18に示す。同期制御部31は、第1の実施例と同様に外光周波数入力部311と、制御部312と、を備えている。制御部312は、共通制御信号生成部312aと、駆動制御信号生成部312bと、演算部312cと、ドライバ312d、312eと、を備えている。なお、図18は、第1の実施例を基にした構成であるが、勿論第2の実施例を基にした構成であってもよい。
共通制御信号生成部312aは、プロジェクタ11が出力する垂直同期信号等の画像周期信号に基づいて共通制御信号を生成する。共通制御信号は、主に対向電極26に印加する電圧波形を生成するための信号となる。
駆動制御信号生成部312bは、共通制御信号生成部312aが出力した共通制御信号に基づいて駆動制御信号を生成する。駆動制御信号は、複数の制御電極27それぞれに印加する電圧波形を生成するための信号となる。本実施例では、駆動制御信号は12ビット(12本)出力されている。これは、ドライバ312eが12個あるためである、つまり、それぞれのドライバ312eに対応した駆動制御信号が出力される。
演算部312cは、共通制御信号等に基づいて第1散乱状態のタイミングを演算するとともに、外光周波数入力部311から入力された外光周波数に基づいて、後述する第2散乱状態のタイミングを演算して、駆動制御信号生成部312bに当該タイミングを指示する。
ドライバ312dは、対向電極26に接続されて図示しない駆動電圧回路から供給される駆動電圧を出力するドライバ回路である。ドライバ312dは、共通制御信号に基づいて駆動電圧を出力する。
ドライバ312eは、複数の制御電極27に接続されて図示しない駆動電圧回路から供給される駆動電圧を出力するドライバ回路である。ドライバ312eは、駆動制御信号に基づいて各制御電極27に駆動電圧を出力する。ドライバ312eは、本実施例では上述したように12個設けられている。
次に、上述した構成における、スクリーン21の駆動波形例を図19を参照して説明する。図19のCOMは、対向電極26に印加される電圧波形、即ち、ドライバ312dの出力波形である。COMは、1映像周期ごとにHighレベルとLowレベルとを交互に変化するような波形となっている。なお、図中の点線は光学層25の変化を示したものである(High=散乱、LOW=透過)。
図19のCH1〜CH22は、複数の制御電極27に印加される電圧波形である。図19の例では、制御電極27は22分割されている。つまり、分割領域の並びの順に、CH1、CH2、CH3、…、CH22と電圧波形が印加される。そして、例えばCH1は、散乱状態とする場合にはLowレベル、透過状態とする場合はHighレベルとなるような波形となっている。このようにすることで、対向電極26と制御電極27との間に電位差を生じさせ散乱状態とすることができる(リバースモード)。CH2〜CH22も同様である。
図19において、CH1〜CH12は、1回目の散乱状態が映像の表示を目的とした第1散乱状態、2回目の散乱状態がフリッカ対策としての第2散乱状態である。CH13〜CH22は、1回目の散乱状態がフリッカ対策としての第2散乱状態、2回目の散乱状態が映像の表示を目的とした第1散乱状態である。このようにすることで、図15等で説明した方法で映像を表示しながら、1映像周期内で第2散乱状態に変化させることが可能となる。
ここで、CH1とCH13は散乱状態の目的を考慮しなければ電圧波形としては同一である。したがって、これらの電圧波形を出力するドライバ312dは共通化することができる。これは、CH2とCH14、CH3とCH15、CH4とCH16、CH5とCH17、CH6とCH18、CH7とCH19、CH8とCH20、CH9とCH21、CH10とCH22も同様である。そのため、本実施例では22分割されているスクリーンを12個のドライバ312eで駆動することが可能となっている(ドライバ312dも含めれば13個のドライバ)。つまり、本実施例の場合、個々の分割領域に1つずつドライバ312eを設ける場合と比較してドライバ312eを10個削減することができる。即ち、第1散乱状態と第2散乱状態とが同じタイミングとなるドライバ312e(第2駆動部)が共通化されている。
なお、本実施例では、共通化されるドライバ312eは2つずつであったが、3以上であってもよい。
本実施例によれば、スクリーン21が、対向電極26と複数に分割された制御電極27とに挟持された光学層25を有し、対向電極と制御電極27との間の電位差によって透過状態と散乱状態とに切り替え可能となっている。そして、表示装置1が、対向電極26に電圧を印加するドライバ312dと、複数の制御電極27にそれぞれ電圧を印加する複数のドライバ312eと、を有している場合に、第1散乱状態と第2散乱状態とが同じタイミングとなるドライバ312eが共通化されている。このようにすることにより、スクリーン21が分割されて、各分割領域ごとに第1散乱状態と第2散乱状態とに切り替える場合において、フリッカを目立たなくして低減することができる。また、ドライバ312eが共通化されているので、ドライバ312eをスクリーン21の分割数だけ必要とせず、回路規模や部品点数の削減ができる。
なお、上述した3つの実施例では第2散乱状態は1か所(1つのタイミング)でしか変化させていなかったが、複数に分割されていてもよい。要するに、図7のように照明光等の外光の輝度が平均化されればよく、その条件を満たす複数のタイミングで第2散乱状態に変化させればよい。
また、上述した3つの実施例では第1散乱状態と第2散乱状態とが散乱する周囲光の光量が一定となるようにしていたが、一定に限らない。例えば、周囲光の光量が変化していても、変化量が小さい場合はフリッカとして観察者が認識できないことがある。したがって、第2散乱状態のタイミングは、第1の実施例で挙げた式であるT×(1/2+n)に限らず、他のタイミングであってもよい。要するに1映像周期内に2回散乱状態として、第1散乱状態及び第2散乱状態によって散乱されるスクリーンの周囲光の光量の変化量が、第1散乱状態のみによって散乱されるスクリーンの周囲光の光量の変化量よりも少なくなるタイミングで第2散乱状態に切り替えればよい。このようにすることで、フリッカが観察者から見て低減されていると認識させることができる。
また、上述した実施例は、図6や図7等に示したように、照明光等の外光の輝度が正弦波状に変化する例であったが、それに限らず、例えば急峻に立ち上がって、緩やかに立ち下がる、所謂のこぎり波状の波形であっても適用できる。この場合、第2散乱状態のタイミングは、第1の実施例で挙げた式であるT×(1/2+n)が適用できないため、例えば使用者等が手動で調整すればよい。
あるいは、スクリーン21の表示面の近傍に輝度や照度等を計測するセンサ等を設けて、当該センサの輝度等の変化から例えば図6の点線のようなフリッカの有無を判断し、フリッカが有る場合は、第2散乱状態のタイミングをずらすことを繰り返すような方法であってもよい。つまり、センサ出力結果を第2散乱状態のタイミング算出にフィードバックするようにしてもよい。
また、上述した実施例では、周囲光の光源が1つとして説明したが、例えばスクリーン21を挟んで観察者の反対側に液晶ディスプレイが配置されると、液晶ディスプレイのバックライトと照明器具41との2種類の光源によりフリッカが発生する可能性がある。あるいは、点滅周期(輝度の変化周期)が異なる複数の照明器具の場合も同様である。このような周囲光として複数の周波数成分がある場合は、それらの最小公倍数を算出して、それを周囲光の変化周期として第2散乱状態のタイミングを算出すればよい。
また、上述した同期制御部31における動作をCPU等で動作するコンピュータプログラム(制御プログラム)として構成してもよい。このようにすることにより、同期制御部31の一部をコンピュータに機能させることができる。
また、本発明は上記実施例に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の表示装置の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 表示装置
11 プロジェクタ
21 スクリーン
25 光学層
26 対向電極(第1電極)
27 制御電極(第2電極)
31 同期制御部
41 照明器具
51 照度センサ(変化周期取得部)
311 外光周波数入力部(変化周期取得部)
312、312A 制御部(切替部、フリッカ検出部)
312d ドライバ(第1駆動部)
312e ドライバ(第2駆動部)

Claims (14)

  1. 可視光に対して透過状態と散乱状態とを切り替え可能なスクリーンと、
    所定の周期で前記スクリーンに投影される画像の投影期間に同期した散乱状態である第1散乱状態に前記スクリーンを切り替える切替部と、
    を有する表示装置において、
    前記切替部は、前記所定の周期かつ前記第1散乱状態と異なるタイミングの散乱状態である第2散乱状態に切り替え、前記第2散乱状態には、前記第1散乱状態及び前記第2散乱状態によって散乱される前記スクリーンの周囲光の光量が一定となるタイミングで切り替える、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記スクリーンの周囲光の変化周期を取得する変化周期取得部と、を有し、
    前記切替部は、前記変化周期取得部が取得した変化周期をT、nを整数としたときに、T×(1/2+n)の計算式を満たす時間だけ前記第1散乱状態からずらしたタイミングで前記第2散乱状態に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記n=0若しくは−1であることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記変化周期取得部が取得した変化周期に基づいてフリッカの有無を推定するフリッカ推定部を有し、
    前記切替部は、前記フリッカ推定部がフリッカがあると推定した場合に、前記第2散乱状態に切り替える、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記切替部は、前記第1散乱状態と前記第2散乱状態とを同じ期間とすることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記第2散乱状態にも前記画像が投影されていることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記スクリーンが、第1電極と複数に分割された第2電極とに挟持された光学層を有し、前記第1電極と前記第2電極との間の電位差によって前記透過状態と前記散乱状態とに切り替え可能となっており、
    前記切替部が、前記第1電極に電圧を印加する第1駆動部と、前記複数の第2電極にそれぞれ電圧を印加する複数の第2駆動部と、を有し、
    前記第1散乱状態のタイミングと前記第2散乱状態のタイミングとが同じなる前記第2駆動部が共通化されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 可視光に対して透過状態と散乱状態とを切り替え可能なスクリーンと、
    所定の周期で前記スクリーンに投影される画像の投影期間に同期した散乱状態である第1散乱状態に前記スクリーンを切り替える切替部と、
    を有する表示装置において、
    前記切替部は、前記所定の周期かつ前記第1散乱状態と異なるタイミングの散乱状態である第2散乱状態に切り替え、前記第2散乱状態には、前記第1散乱状態及び前記第2散乱状態によって散乱される前記スクリーンの周囲光の光量の変化量が、前記第1散乱状態のみによって散乱される前記スクリーンの周囲光の光量の変化量よりも少なくなるタイミングで切り替える、
    ことを特徴とする表示装置。
  9. 可視光に対して透過状態と散乱状態とを切り替え可能なスクリーンに所定の周期で投影される画像の投影期間に同期した前記散乱状態である第1散乱状態に前記スクリーンを切り替える切替部を有する表示装置の制御方法において、
    前記所定の周期かつ前記第1散乱状態と異なるタイミングの散乱状態である第2散乱状態に切り替える第2散乱工程を含み、
    前記第2散乱工程は、前記第1散乱状態及び前記第2散乱状態によって散乱される前記スクリーンの周囲光の光量が一定となるタイミングで切り替える、
    むことを特徴とする表示装置の制御方法。
  10. 請求項9に記載の表示装置の制御方法を、コンピュータにより実行させることを特徴とする表示装置の制御プログラム。
  11. 請求項10に記載の表示装置の制御プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 可視光に対して透過状態と散乱状態とを切り替え可能なスクリーンと、
    所定の周期で前記スクリーンに投影される画像の投影期間に同期した散乱状態である第1散乱状態に前記スクリーンを切り替える切替部と、
    を有する表示装置において、
    前記切替部は、前記所定の周期かつ前記第1散乱状態と異なるタイミングの散乱状態である第2散乱状態に切り替える第2散乱工程を含み、
    前記第2散乱工程は、前記第1散乱状態及び前記第2散乱状態によって散乱される前記スクリーンの周囲光の光量の変化量が、前記第1散乱状態のみによって散乱される前記スクリーンの周囲光の光量の変化量よりも少なくなるタイミングで切り替える、
    ことを特徴とする表示装置。
  13. 請求項12に記載の表示装置の制御方法を、コンピュータにより実行させることを特徴とする表示装置の制御プログラム。
  14. 請求項13に記載の表示装置の制御プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2014211797A 2014-10-16 2014-10-16 表示装置 Pending JP2016082386A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014211797A JP2016082386A (ja) 2014-10-16 2014-10-16 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014211797A JP2016082386A (ja) 2014-10-16 2014-10-16 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016082386A true JP2016082386A (ja) 2016-05-16

Family

ID=55959179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014211797A Pending JP2016082386A (ja) 2014-10-16 2014-10-16 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016082386A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021012119A (ja) * 2019-07-08 2021-02-04 ローム株式会社 赤外線測定装置、およびその測定方法
JP7439421B2 (ja) 2019-09-06 2024-02-28 Toppanホールディングス株式会社 調光システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021012119A (ja) * 2019-07-08 2021-02-04 ローム株式会社 赤外線測定装置、およびその測定方法
JP7439421B2 (ja) 2019-09-06 2024-02-28 Toppanホールディングス株式会社 調光システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0166145B1 (ko) 백라이트 제어기능을 가진 액정표시장치
CN1791298B (zh) 照明设备、液晶显示设备、移动终端设备及其控制方法
CN102770798B (zh) 图像显示用发光装置及图像显示装置
TWI475553B (zh) 背光控制模組及背光控制方法
KR100788700B1 (ko) Led 조명유닛, 이를 채용한 화상투영장치 및 led조명유닛의 구동방법
JP4752569B2 (ja) 投影装置、光源制御方法及びプログラム
WO2015066973A1 (zh) 一种液晶显示装置及其背光驱动方法
KR20150035790A (ko) 필드시퀀셜 화상표시장치
JP5856284B2 (ja) 表示装置、その駆動方法、および表示用スクリーン装置
JP2016082386A (ja) 表示装置
JP2010113072A (ja) 駆動回路および液晶表示装置
WO2014033807A1 (ja) 表示装置および表示装置の駆動方法
JP5856285B2 (ja) 表示装置、その駆動方法、および表示用スクリーン装置
WO2015045067A1 (ja) 表示装置および表示装置の制御方法
JP2014021375A (ja) シャッター装置、及びシャッター装置の制御方法
US9448466B2 (en) Display device and drive method for display device
TWI420500B (zh) 可控制外部燈源之顯示裝置與外部燈源之控制方法
JP6016422B2 (ja) 照明装置、その制御方法、及びバックライト装置
JP6297291B2 (ja) 表示装置および表示装置の駆動方法
WO2013140627A1 (ja) 表示装置、その駆動方法、および表示用スクリーン装置
JP2019169039A (ja) 指示体、画像投写システム及び指示体の制御方法
JP6258465B2 (ja) 表示制御装置
JP6341968B2 (ja) 照明装置、表示装置、及び照明装置の制御方法
JP2019015975A (ja) 表示制御装置
WO2015132907A1 (ja) 表示制御装置