JP2016081830A - 蓄電素子の製造方法、及び、蓄電素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】開口を有するケース本体31と、ケース本体31に収容されている電極体と、表面と裏面とを有する板状の蓋部材41であって、裏面の縁部がケース本体31に当接して開口を封止する蓋部材41と、表面に設けられている樹脂部材75と、を備える蓄電素子の製造方法であって、蓋部材41は、表面に、縁部と、縁部以外の面である外面44と、を有し、蓋部材41の表面の縁部に、蓋部材41の縁に向かってケース本体31側に傾斜する傾斜面101が形成されており、傾斜面101にレーザ光を照射することによって蓋部材41をケース本体31に溶接する溶接工程を含む。
【選択図】図6
Description
初めに、本実施形態の蓄電素子の製造方法の概要について説明する。本蓄電素子の製造方法は、開口を有するケース本体と、前記ケース本体に収容されている電極体と、表面と裏面とを有する板状の蓋部材であって、前記裏面の縁部が前記ケース本体に当接して前記開口を封止する蓋部材と、前記表面に設けられている樹脂部材と、を備える蓄電素子の製造方法であって、前記蓋部材は、前記表面に、縁部と、縁部以外の面である外面と、を有し、前記蓋部材の前記表面の縁部に、前記蓋部材の縁に向かって前記ケース本体側に傾斜する傾斜面、又は、前記外面と略平行な平面であって前記外面より前記ケース本体側に位置する平面が形成されており、前記傾斜面又は前記平面にレーザ光を照射することによって前記蓋部材を前記ケース本体に溶接する溶接工程を含む。
以下、蓄電素子の一実施形態である電池10について、図面を参酌しつつ説明する。
図1〜図4を参照して、実施形態1に係る蓄電素子としての電池10の構成について説明する。電池10は非水電解質二次電池、より詳しくはリチウムイオン二次電池である。
図1に示すように、電池10はケース30を備えている。ケース30はケース本体31と蓋部材41とを備えている。
図2に示すように、ケース本体31には正極集電体60P、負極集電体60N、電極体20、及び、絶縁カバー27が収容されている。
正極集電体60P及び負極集電体60Nは蓋部材41の裏面WのX方向両側に分かれて配置されている。正極集電体60P及び負極集電体60Nは細長い導電性の金属部材を曲げたものであり、電極体20を間に挟んでX方向に向かい合っている。正極集電体60P及び負極集電体60Nにはそれぞれ一対の対向壁67が形成されている。
次に、図4を参照して、蓋部材41の構造について説明する。蓋部材41の中央部には注液孔45と圧力開放弁49とが並んで形成されている。注液孔45はケース30に電解液を注入するために設けられており、電解液が注入された後に栓部材50によって封止される。栓部材50は金属製であり、注液孔45に嵌合挿入される軸部53と、注液孔45を塞ぐ頭部51とを有している。
負極集電体60Nの構成は正極集電体60Pと実質的に同一であるので説明は省略する。
次に、図5及び図6を参照して、蓋部材41の表面Vの縁部に形成されている傾斜面について説明する。図5において区間Lは正極端子部70Pの近傍の区間を示しており、区間Mは負極端子部70Nの近傍の区間を示している。
図6の矢印110で示すように、蓋部材41の溶接は蓋部材41の外面44に略垂直な方向から傾斜面101にレーザ光を照射することによって行われる。
具体的には、本実施形態ではケース本体31が上方に開口する姿勢で置かれ、その開口を塞ぐように蓋部材41がケース本体31の上端面に配置される。そして、上方に配置されている図示しないガルバノミラーに向かって出射されたレーザ光がガルバノミラーによって反射されることにより、傾斜面101にレーザ光が照射される。
以上説明した実施形態1に係る電池10の製造方法によると、傾斜面101にレーザ光を照射するので、溶接箇所から放射される輻射熱、あるいは溶接箇所で発生する炎(プリューム)の熱がガスケット75側に向かってしまうことを抑制できる。これにより、ガスケット75が溶けてしまうことを抑制できる。
次に、本発明の実施形態2を図9によって説明する。
図9に示すように、実施形態2に係る蓋部材241の縁部には、傾斜面ではなく、外面142と略平行な平面であって外面142よりケース本体31側に位置する平面140が形成されている。平面140の水平方向の幅W3はケース本体31の厚みW2の2倍程度である。
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
Claims (11)
- 開口を有するケース本体と、
前記ケース本体に収容されている電極体と、
表面と裏面とを有する板状の蓋部材であって、前記裏面の縁部が前記ケース本体に当接して前記開口を封止する蓋部材と、
前記表面に設けられている樹脂部材と、
を備える蓄電素子の製造方法であって、
前記蓋部材は、前記表面に、縁部と、縁部以外の面である外面と、を有し、
前記蓋部材の前記表面の縁部に、前記蓋部材の縁に向かって前記ケース本体側に傾斜する傾斜面、又は、前記外面と略平行な平面であって前記外面より前記ケース本体側に位置する平面が形成されており、
前記傾斜面又は前記平面にレーザ光を照射することによって前記蓋部材を前記ケース本体に溶接する溶接工程を含む、蓄電素子の製造方法。 - 前記溶接工程では、レーザ光の照射位置を通る前記外面に垂線な直線より前記外面側に傾いた方向から前記照射位置にレーザ光を照射する、請求項1に記載の蓄電素子の製造方法。
- 前記傾斜面又は前記平面の幅はレーザ光の直径よりも大きい、請求項1又は2に記載の蓄電素子の製造方法。
- 前記溶接工程では、前記ケース本体の前記蓋部材が当接する面を前記外面に垂直に前記表面に投影した投影面の幅方向の中心より前記蓋部材の縁側にレーザ光を照射する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電素子の製造方法。
- 前記傾斜面又は前記平面は、前記縁部の全周に形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓄電素子の製造方法。
- 前記蓋部材の縁は前記ケース本体の縁まで到達しており、
前記溶接工程は、前記傾斜面又は前記平面から前記ケース本体にまで溶接部が到達するよう溶接を行う工程である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の蓄電素子の製造方法。 - 開口を有するケース本体と、
前記ケース本体に収容されている電極体と、
表面と裏面とを有する板状の蓋部材であって、前記裏面の縁部が前記ケース本体に当接して前記開口を封止する蓋部材と、
前記表面に設けられている樹脂部材と、
を備え、
前記蓋部材は、前記表面に、縁部と、縁部以外の面である外面と、を有し、
前記蓋部材の前記表面の縁部に、前記蓋部材の縁に向かって前記ケース本体側に傾斜する傾斜面、又は、前記外面と略平行な平面であって前記外面より前記ケース本体側に位置する平面が形成されており、
前記傾斜面又は前記平面から前記ケース本体に亘って溶接部が形成されている、蓄電素子。 - 前記傾斜面又は前記平面の幅は前記溶接部の幅よりも大きい、請求項7に記載の蓄電素子。
- 前記溶接部は、前記蓋部材と前記ケース本体とが当接する箇所のうち、最も内側に位置する箇所に到達していない、請求項7又は8に記載の蓄電素子。
- 前記傾斜面又は前記平面は、前記縁部の全周に形成されている、請求項7〜9のいずれか1項に記載の蓄電素子。
- 前記蓋部材を貫通する金属部材であって、前記電極体と電気的に接続されている金属部材と、
前記金属部材と前記蓋部材との間を気密する樹脂製の気密部材と、
を備え、
前記樹脂部材は前記気密部材である、請求項7〜10のいずれか1項に記載の蓄電素子。
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