JP2016081277A - 情報機器 - Google Patents

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武知 久世
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武知 久世
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Abstract

【課題】文字入力の際にユーザに多数のキーワードを提示する。【解決手段】情報機器1の制御部20は、入力候補になる複数のキーワードを記憶する記憶部23と、タッチセンサ部11により検出されたタッチ座標に基づいて、表示部12に対するタッチ物のスライド操作の移動量を特定する操作特定部21と、操作特定部21が特定したスライド操作の移動量に応じて、記憶部23が記憶している複数のキーワードの中から選択するキーワードを順次切り替えるキーワード選択部24と、キーワード選択部24がスライド操作の移動量に応じて順次選択したキーワードを表示部12に表示させる表示制御部22とを備える。【選択図】図1

Description

この発明は、タッチパネルを用いて文字入力を行う情報機器に関するものである。
従来、タッチパネルに表示されたボタンまたはキーボードのファンクションキーなどにキーワードを割り当てておき、ユーザが押下することによってキーワードを入力する方法が広く知られている。
他方、特許文献1では、タッチパネルの表示画面に対するスライド操作の方向と、文字列のコピー、切り取り、および翻訳などのコマンドとを対応付けておき、表示画面に対して行われたスライド操作の方向に対応するコマンドを選択する電子機器が開示されている。これにより、操作性を向上させることを目指している。
特開2013−92821号公報
上記特許文献1に記載の構成は、スライド操作の方向とコマンドとの対応付けが一対一であり、コマンドの割り付け数に限りがあった。
そのため、特許文献1に記載の構成を文字入力に適用した場合、スライド操作の方向とキーワードとの対応付けが一対一になり、キーワードの割り付け数に限りが生じ、多数のキーワードをユーザに提示して選択させることができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、文字入力の際にユーザに多数のキーワードを提示することを目的とする。
この発明に係る情報機器は、入力候補になる複数のキーワードを記憶する記憶部と、タッチセンサ部により検出されたタッチ座標に基づいて、表示部に対するタッチ物のスライド操作の移動量を特定する操作特定部と、操作特定部が特定したスライド操作の移動量に応じて、記憶部が記憶している複数のキーワードの中から選択するキーワードを順次切り替えるキーワード選択部と、キーワード選択部がスライド操作の移動量に応じて順次選択したキーワードを表示部に順次表示させる表示制御部とを備えるものである。
この発明に係る情報機器は、入力候補になる複数のキーワードを記憶する記憶部と、タッチセンサ部により検出されたタッチ座標に基づいて、表示部に対するタッチ物のスライド操作の継続時間を特定する操作特定部と、操作特定部が特定したスライド操作の継続時間に応じて、記憶部が記憶している複数のキーワードの中から選択するキーワードを順次切り替えるキーワード選択部と、キーワード選択部がスライド操作の継続時間に応じて順次選択したキーワードを表示部に順次表示させる表示制御部とを備えるものである。
この発明によれば、スライド操作の移動量または継続時間に応じて、表示するキーワードを順次切り替えるようにしたので、文字入力の際にユーザに多数のキーワードを提示することができる。
この発明の実施の形態1に係る情報機器の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る情報機器で用いるキーワードテーブルの一例を示す図である。 テキストエディタ実行時に、表示部に表示されている文字入力画面例である。 テキストエディタ実行時に、表示部に表示されている文字入力画面例である。 テキストエディタ実行時に、表示部に表示されている文字入力画面例である。 図形描画エディタ実行時に、表示部に表示されている文字入力画面例である。 図形描画エディタ実行時に、表示部に表示されている文字入力画面例である。 図形描画エディタ実行時に、表示部に表示されている文字入力画面例である。 実施の形態1において、文字入力モード実行時の制御部の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る情報機器で用いるキーワードテーブルの一例を示す図である。 タッチ物がスライドする領域の一例を示す図である。 テキストエディタ実行時に、表示部に表示されている文字入力画面例である。 図形描画エディタ実行時に、表示部に表示されている文字入力画面例である。 実施の形態2において、文字入力モード実行時の制御部の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3おいて、文字入力モード実行時の制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3おいて、文字入力モード実行時の制御部の動作の別の例を示すフローチャートである。 この発明の変形例を示し、テキストエディタ実行時に表示部に表示されている文字入力画面例である。
実施の形態1.
図1に示すように、実施の形態1に係る情報機器1は、タッチパネル部10と制御部20とを備える構成であり、例えばPC(Personal Computer)、モバイルPC、およびスマートフォンなどが該当する。
タッチパネル部10は、タッチセンサ部11および表示部12などから構成されている。タッチセンサ部11は、例えば透明電極により構成され、表示部12の画面上に配置される。このタッチセンサ部11は、ユーザの指またはタッチペンなどの「タッチ物」が接触すると、これを「タッチ」として検出し、タッチの座標を制御部20へ送信する。表示部12は、制御部20から受信したデータを表示する。
なお、情報機器1においてタッチパネル部10は必須の構成ではなく、外部のタッチパネルを利用して情報機器1の制御部20との間でデータの送受信を行う構成にしてもよい。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)およびRAM(Random Access Memory)などが実装された半導体集積回路などから構成されている。CPUがプログラムを実行することにより、操作特定部21、表示制御部22、キーワード選択部24およびアプリケーション部25としての機能を実現する。
記憶部23は、例えばRAMまたはハードディスクなどの記憶装置から構成されており、キーワードテーブルを格納する。
図2に、キーワードテーブルの一例を示す。キーワードテーブルは、キーワードの一覧を格納したテーブルであり、1つのキーワードを1つのレコードとして格納している。キーワードテーブルに格納するキーワードは、ユーザが自由に設定可能である。また、キーワードは、図示するような単語または文字列に限定されるものではなく、文章などであってもよい。
操作特定部21は、タッチセンサ部11からタッチの座標を受信し、アプリケーション部25へ送信する。
また、操作特定部21は、文字入力モードの実行中に、タッチセンサ部11からタッチの座標を受信し、タッチが開始された座標(以下、タッチ開始座標と呼ぶ)を表示制御部22へ送信する。また、操作特定部21は、文字入力モードの実行中に、タッチセンサ部11から受信したタッチの座標に基づいてスライド操作などの操作内容を特定し、特定した操作内容をキーワード選択部24へ送信する。
キーワード選択部24は、操作特定部21により特定された操作内容に基づいて、記憶部23に格納されているキーワードの中から1つ以上の入力候補キーワードを選択し、表示制御部22へ送信する。
また、キーワード選択部24は、操作特定部21により特定された操作内容に基づいて、入力候補キーワードの中からユーザが入力したいキーワードを特定し、アプリケーション部25へ送信する。
表示制御部22は、キーワード選択部24から受信した入力候補キーワードと、操作特定部21から受信したタッチ開始座標を表示部12へ送信する。表示部12は、表示制御部22から受信した入力候補キーワードをタッチ開始座標の位置に表示する。
アプリケーション部25は、例えばテキストエディタまたは図形描画エディタなどのアプリケーションソフトウエアを実行し、その実行画面を表示部12へ送信する。
また、アプリケーション部25は、ユーザが文字入力を行う必要がある場合に、文字入力画面を表示部12へ送信する。さらに、アプリケーション部25は、キーワード選択部24により特定されたキーワードを受信して文字入力を確定し、キーワードを入力した画面を表示部12へ送信する。表示部12は、アプリケーション部25から受信した各種の画面を表示する。
次に、図3〜図8を参照して、ユーザが行う文字入力動作の概要を説明する。
図3〜図5の各図は、テキストエディタ実行時に、表示部12に表示されている文字入力画面例である。
ユーザが「文字入力モード」ボタンをタッチ操作することにより、アプリケーション部25が文字入力モードを開始する。文字入力モードにおいて、ユーザは、文字を入力しようとする位置(例えば、行および列)をタッチする。図3は、ユーザの指(タッチ物)が、文字を入力しようとする行および列をタッチしている状態を示す。
図4(a)に示すように、ユーザが、タッチを開始した位置から右方向へ向けてスライド操作すると、タッチを開始した位置にキーワードテーブルの1番目のキーワード「OK」が表示される。ユーザが、図4(a)の位置からさらに右方向へ向けてスライド操作すると、図4(b)に示すように、キーワードテーブルの2番目のキーワード「NG」に切り替わる。ユーザが、図4(b)の位置からさらに右方向へ向けてスライド操作すると、図4(c)に示すように、キーワードテーブルの3番目のキーワード「公差外れ」に切り替わる。このように、スライド操作の移動量に応じて、タッチを開始した位置にキーワードが次々に表示される。なお、スライド操作中に指の移動方向を変えても構わない。
ユーザは、図4(c)のように「公差外れ」が表示された状態で指を離すと、図5に示すように、タッチを開始した位置に「公差外れ」の文字列が入力される。
図6〜図8の各図は、図形描画エディタ実行時に、表示部12に表示されている文字入力画面例である。
テキストエディタと同様に図形描画エディタにおいても、ユーザが「文字入力モード」ボタンをタッチ操作することにより、アプリケーション部25が文字入力モードを開始する。文字入力モードにおいて、ユーザは、文字を入力しようとする位置(例えば、X座標およびY座標)をタッチする。図6は、ユーザの指が、文字を入力しようとするX座標およびY座標をタッチしている状態を示す。
ユーザが、図6のタッチを開始した位置から右方向へ向けてスライド操作すると、図7(a)、図7(b)、図7(c)に示すように、タッチを開始した位置からのスライド操作の移動量に応じて、タッチを開始した位置に次々にキーワードが表示される。
ユーザは、図7(c)のように「公差外れ」が表示された状態で指を離すと、図8に示すように、タッチを開始した位置に「公差外れ」の文字列が入力される。
本発明は、テキストエディタのように行および列により文字の入力座標を特定するアプリケーションであっても、図形描画エディタのようにX座標およびY座標により文字の入力座標を特定するアプリケーションであっても適用することができる。
次に、情報機器1が行う文字入力動作を説明する。
まず、アプリケーション部25は、例えばテキストエディタまたは図形描画エディタのアプリケーションソフトウエアを実行し、実行画面を表示部12に表示する。表示部12に表示した実行画面上の「文字入力モード」ボタンがユーザによってタッチ操作されると、タッチセンサ部11は、タッチの座標を検出し、操作特定部21へ送信する。操作特定部21は、タッチの座標をアプリケーション部25へ送信する。アプリケーション部25は、タッチの座標に基づいて「文字入力モード」ボタンがタッチ操作されたと判断すると、文字入力モードを開始し、文字入力画面を表示部12に表示する。
ここで、図9のフローチャートに、文字入力モード実行時の制御部20の動作を示す。
表示部12に表示した文字入力画面上の文字を入力しようとする位置がユーザによってタッチ操作されると、タッチセンサ部11は、タッチの座標を検出し、操作特定部21へ送信する。操作特定部21は、タッチセンサ部11からタッチの座標を受信し、タッチ物が文字入力画面へのタッチを開始したことを検出し(ステップST1)、タッチ開始座標を表示制御部22へ送信する。表示制御部22は、タッチ開始座標を記憶する(ステップST2)。
続いて、操作特定部21は、ユーザがスライド操作を開始したとみなし(ステップST3)、スライド操作が終了するまで(ステップST10)、ステップST4〜ST9の処理を繰り返す。なお、操作特定部21は、タッチ物がタッチしたとき(ステップST1)から離れたとき(ステップST10)までの間を、スライド操作中とみなす。
続いて、操作特定部21は、スライド操作中か否か、およびスライド操作中にタッチ物が移動したか否かを判定する(ステップST4)。操作特定部21は、タッチ物が移動したことによる座標変化を検出すると(ステップST4“座標変化あり”)、スライド操作ありの判定結果をキーワード選択部24へ送信する。
なお、操作特定部21に対し、座標変化を検出するための閾値を予め設定しておいてもよい。その場合、操作特定部21は、座標の変化量(つまり、スライド操作の移動量)が閾値を超えるまで座標変化なしと判定して(ステップST4“座標変化なし”)、ステップST4を繰り返し、座標の変化量が閾値を超えると座標変化ありと判定して(ステップST4“座標変化あり”)、ステップST5の処理へ進む。
キーワード選択部24は、操作特定部21からスライド操作ありの判定結果を受信すると、記憶部23のキーワードテーブルからN番目のキーワードを取り出す(ステップST5)。キーワード選択部24は、取り出したキーワードを入力候補キーワードとして表示制御部22へ送信する。
図2のキーワードテーブルの例では、N=1〜8である。ステップST4〜ST9の繰り返し1回目はN=1であり、キーワードテーブルの1番目のキーワード「OK」が選択される。
表示制御部22は、キーワード選択部24から入力候補キーワードを受信すると、表示部12に指示して、入力候補キーワードをタッチ開始座標に表示する(ステップST6)。
続いて、キーワード選択部24は、Nの値がキーワードテーブルの最後の番号か否かを判定する(ステップST7)。キーワード選択部24は、Nの値がキーワードテーブルの最後の番号でない場合(ステップST7“False”)、Nの値をインクリメントし、次の番号のキーワードを指すようにする(ステップST8)。一方、Nの値がキーワードテーブルの最後の番号である場合(ステップST7“True”)、キーワード選択部24はNを1にし、キーワードテーブルの先頭のキーワードを指すようにする(ステップST9)。
キーワード選択部24は、ステップST8またはステップST9の後、ステップST4の処理へ戻る。ステップST4へ戻り、操作特定部21において再びスライド操作ありと判定された場合(ステップST4“座標変化あり”)、キーワード選択部24がキーワードテーブルからN番目のキーワードを取り出し(ステップST5)、表示制御部22がその入力候補キーワードを表示部12のタッチ開始座標に表示する(ステップST6)。
ステップST4〜ST9の繰り返し2回目はN=2であり、キーワードテーブルの2番目のキーワード「NG」が選択される。繰り返し3回目には、3番目のキーワード「公差外れ」が選択される。さらに、繰り返し8回目でN=1にリセットされるので、繰り返し9回目にはキーワードテーブルの1番目のキーワード「OK」が選択される。
操作特定部21においてスライド操作なしと判定された場合(ステップST4“座標変化なし”)、表示制御部22は、そのとき表示部12に表示しているキーワードをそのまま継続して表示する。
操作特定部21においてタッチ終了と判定された場合(ステップST4“タッチ終了”)、キーワード選択部24は、その判定結果に従ってスライド操作終了とみなし(ステップST10)、スライド操作終了時に表示部12に表示していた入力候補キーワードをアプリケーション部25へ送信し、入力を確定する(ステップST11)。
例えば、ステップST4〜ST9の繰り返し3回目でスライド操作が終了した場合、3番目のキーワード「公差外れ」がアプリケーション部25へ送信される。
以上より、実施の形態1によれば、情報機器1の制御部20は、入力候補になる複数のキーワードを記憶する記憶部23と、タッチセンサ部11により検出されたタッチ座標に基づいて、表示部12に対するタッチ物のスライド操作の移動量を特定する操作特定部21と、操作特定部21が特定したスライド操作の移動量に応じて、記憶部23が記憶している複数のキーワードの中から選択するキーワードを順次切り替えるキーワード選択部24と、キーワード選択部24がスライド操作の移動量に応じて順次選択したキーワードを表示部12に表示させる表示制御部22とを備える構成にした。そのため、文字入力の際にユーザに多数のキーワードを提示することができる。
また、実施の形態1によれば、操作特定部21は、タッチ物のスライド操作が終了したことを特定し、キーワード選択部24は、タッチ物のスライド操作が終了したときに選択中のキーワードを入力文字として確定する構成にした。そのため、ユーザは提示される多数のキーワードの中から簡単に選択入力でき、文字入力の操作性が向上する。
実施の形態2.
前述の実施の形態1はスライド操作の移動量に応じて表示するキーワードを切り替える構成であったが、実施の形態2ではスライド操作の移動量に加え移動方向に応じて表示するキーワードを切り替える構成にする。
以下、実施の形態2において、実施の形態1と相違している部分を中心に説明する。また、実施の形態2に係る情報機器1は、図面上では図1のブロック図と同じ構成であるため、図1を援用する。
図10は、実施の形態2の記憶部23が記憶しているキーワードテーブルの一例である。キーワードテーブルは、キーワードの一覧を格納したテーブルであり、1つのキーワードを1つのレコードとして格納している。また、キーワードと、タッチ物がスライドする領域とを紐付けている。
図11に、タッチ物がスライドする領域の一例を示す。図11(a)の例では、タッチ物のタッチの座標(破線で示した指の位置)を中心とした仮想の円において、120度ごとにスライド領域A〜Cが割り当てられている。タッチ物が矢印で示す方向にスライドすると、スライド操作の方向がスライド領域Bと判定されることになる。
なお、図11(a)に示した領域の設定方法は一例であり、領域の数および形状などは任意でよい。例えば、図11(b)のように、タッチ物のタッチの座標を中心とした仮想の円を90度ごとに分割してスライド領域A〜Dを割り当ててもよい。
次に、図12および図13を参照して、ユーザが行う文字入力動作の概要を説明する。
図12は、テキストエディタ実行時に、表示部12に表示されている文字入力画面例である。図12(a)に示すように、ユーザが、タッチを開始した位置(例えば、行および列)からスライド領域Aの方向へ向けてスライド操作すると、タッチを開始した位置にキーワードテーブルの領域Aの1番目のキーワード「OK」が表示される。ユーザが、図12(a)の位置からさらに同じ方向に向けてスライド操作すると、図12(b)に示すように、タッチを開始した位置にキーワードテーブルの領域Aの2番目のキーワード「NG」が表示される。
図13は、図形描画エディタ実行時に、表示部12に表示されている文字入力画面例である。ユーザが、タッチを開始した位置(例えば、X座標およびY座標)からスライド領域Aの方向へ向けてスライド操作すると、図13(a)および図13(b)に示すように、スライド操作の移動量に応じて、タッチを開始した位置に次々に領域Aのキーワードが表示される。
一方、ユーザが、タッチを開始した位置からスライド領域Cの方向に向けてスライド操作すると、図13(c)に示すように、タッチを開始した位置に領域Cの1番目のキーワード「塗膜剥がれ」が表示される。
次に、実施の形態2に係る情報機器1が行う文字入力動作を説明する。
図14は、文字入力モード実行時の制御部20の動作を示すフローチャートである。図14のステップST1〜ST4は、図9のステップST1〜ST4と同じ処理であるため、説明を省略する。
操作特定部21は、スライド操作ありと判定した場合(ステップST4“座標変化あり”)、スライド領域判定用の円に基づいてスライド操作の方向に該当するスライド領域Sを判定し、キーワード選択部24へ送信する(ステップST21)。操作特定部21は、例えば、ステップST4〜ST9の繰り返し1回目はタッチ開始座標を中心とした円に基づいてスライド領域Sを判定し、繰り返し2回目以降は前回のステップST4でスライド操作判定に用いたタッチの座標を中心とした円に基づいてスライド領域Sを判定する。なお、スライド領域のSは、図11(a)の場合A〜Cのいずれかの値であり、図11(b)の場合A〜Dのいずれかの値である。
キーワード選択部24は、操作特定部21からスライド操作ありの判定結果とスライド領域Sの情報を受信すると、記憶部23のキーワードテーブルからスライド領域SのN番目のキーワードを取り出す(ステップST22)。キーワード選択部24は、取り出したキーワードを入力候補キーワードとして表示制御部22へ送信する。
図10のキーワードテーブルの例では、スライド領域S=AのときN=1,2である。ステップST4〜ST9の繰り返し1回目はN=1であり、キーワードテーブルのスライド領域Aの1番目のキーワード「OK」が選択される。
表示制御部22は、キーワード選択部24から入力候補キーワードを受信すると、表示部12に指示して、入力候補キーワードをステップST2で記憶したタッチ開始座標に表示する(ステップST23)。
続いて、キーワード選択部24は、Nの値がキーワードテーブルのスライド領域Sの中で最後の番号か否かを判定する(ステップST24)。キーワード選択部24は、Nの値がキーワードテーブルのスライド領域Sの中で最後の番号でない場合(ステップST24“False”)、Nの値をインクリメントし、次の番号のキーワードを指すようにする(ステップST8)。一方、Nの値がキーワードテーブルのスライド領域Sの中で最後の番号である場合(ステップST24“True”)、キーワード選択部24はNを1にし、キーワードテーブルのスライド領域Sの中で先頭のキーワードを指すようにする(ステップST9)。
キーワード選択部24は、ステップST8またはステップST9の後、ステップST4の処理へ戻る。ステップST4へ戻り、操作特定部21において再びスライド操作ありと判定され(ステップST4“座標変化あり”)、スライド領域Sが判定された後(ステップST21)、キーワード選択部24がキーワードテーブルのスライド領域SからN番目のキーワードを取り出し(ステップST22)、表示制御部22がその入力候補キーワードを表示部12のタッチ開始座標に表示する(ステップST23)。
スライド領域S=Aのとき、ステップST4〜ST9の繰り返し2回目はN=2であり、キーワードテーブルのスライド領域Aの2番目のキーワード「NG」が選択される。また、このときN=1にリセットされるので、繰り返し3回目はキーワードテーブルのスライド領域Aの1番目のキーワード「OK」が選択される。
以上より、実施の形態2によれば、操作特定部21は、表示部12に対するタッチ物のスライド操作の移動量に加え移動方向を特定し、キーワード選択部24は、操作特定部21が特定したスライド操作の移動量および移動方向に応じて、記憶部23が記憶している複数のキーワードの中から選択するキーワードを順次切り替える構成にした。そのため、文字入力の際に、さらに多数のキーワードを提示可能になる。
実施の形態3.
前述した実施の形態1,2はスライド操作の移動量または移動方向に応じて表示するキーワードを切り替える構成であったが、実施の形態3ではスライド操作の継続時間に応じて表示するキーワードを切り替える構成にする。
以下、実施の形態3において、実施の形態1,2と相違している部分を中心に説明する。また、実施の形態3に係る情報機器1は、図面上では図1のブロック図と同じ構成であるため、図1を援用する。
ここで、実施の形態3に係る情報機器1が行う文字入力動作を説明する。
図15は、文字入力モード実行時の制御部20の動作の一例を示すフローチャートである。図15のステップST1〜ST3,ST5〜ST11は、実施の形態1で説明した図9のステップST1〜ST3,ST5〜ST11と同じ処理であるため、説明を省略する。
操作特定部21は、ユーザがスライド操作を開始したとみなすと(ステップST3)、続いてタイマをセットし(ステップST31)、スライド操作の継続時間を計測する。操作特定部21は、タイマで計測する継続時間が予め設定された所定時間を超えると(ステップST32“時間経過あり”)、キーワード選択部24へ入力候補キーワードの表示を切り替える指示を出す。キーワード選択部24は、操作特定部21から指示を受信すると、記憶部23のキーワードテーブルからN番目のキーワードを取り出す(ステップST5)。
キーワード選択部24は、ステップST8またはステップST9の後、タイマをリセットし(ステップST33)、ステップST31の処理へ戻る。ステップST31へ戻ると、キーワード選択部24は再びタイマをセットしてスライド操作の継続時間を計測する。
図16は、文字入力モード実行時の制御部20の動作の別の例を示すフローチャートである。操作特定部21は、ユーザがスライド操作を開始したとみなすと(ステップST3)、図15と同様にステップST31,ST32の処理を行う。操作特定部21は、タイマで計測する継続時間が予め設定された所定時間を超えると(ステップST32“時間経過あり”)、キーワード選択部24へ入力候補キーワードの表示を切り替える指示を出す。キーワード選択部24は、操作特定部21から指示を受信すると、ステップST21以降の処理を行う。図16のステップST21〜ST24は、実施の形態2で説明した図14のステップST21〜ST24と同じ処理であるため、説明を省略する。
以上より、実施の形態3によれば、情報機器1の制御部20は、入力候補になる複数のキーワードを記憶する記憶部23と、タッチセンサ部11により検出されたタッチ座標に基づいて、表示部12に対するタッチ物のスライド操作の継続時間を特定する操作特定部21と、操作特定部21が特定したスライド操作の継続時間に応じて、記憶部23が記憶している複数のキーワードの中から選択するキーワードを順次切り替えるキーワード選択部24と、キーワード選択部24がスライド操作の継続時間に応じて順次選択したキーワードを表示部12に表示させる表示制御部22とを備える構成にした。そのため、文字入力の際にユーザに多数のキーワードを提示することができる。
また、実施の形態3によれば、操作特定部21は、表示部12に対するタッチ物のスライド操作の継続時間に加え移動方向を特定し、キーワード選択部24は、操作特定部21が特定したスライド操作の継続時間および移動方向に応じて、記憶部23が記憶している複数のキーワードの中から選択するキーワードを順次切り替える構成にした。そのため、文字入力の際に、さらに多数のキーワードを提示可能になる。
なお、上記実施の形態1〜3では、図4等に示したように入力候補キーワードを1つ表示する構成にしたが、複数の入力候補キーワードを表示する構成にしてもよい。
ここで、複数の入力候補キーワードを表示する例を、図17に示す。ここでは、記憶部23に図2のキーワードテーブルが記憶されており、制御部20が図9のフローチャートに従って動作する前提とする。
その前提において、キーワード選択部24は、記憶部23のキーワードテーブルからN番目のキーワードを取り出す際(図9のステップST5)、N番目のキーワードに加えてN+1番目とN+2番目のキーワードも一緒に取り出す。表示制御部22は、N番目のキーワードをタッチ開始座標に表示すると共に、その下に続けてN+1番目とN+2番目のキーワードも表示する(図9のステップST6)。
これにより、ユーザが、タッチを開始した位置から右方向へ向けてスライド操作すると、図17(a)に示すように、タッチを開始した位置にキーワードテーブルの1〜3番目のキーワード「OK」、「NG」、「公差外れ」が表示される。その際、ユーザが選択可能なキーワード「OK」(つまりタッチを離したときに入力が確定する入力候補キーワード)を強調表示するなどして、次候補のキーワード「NG」、「公差外れ」とは区別することが望ましい。
ユーザが、図17(a)の位置からさらに右方向へ向けてスライド操作すると、図17(b)に示すように、タッチを開始した位置にキーワードテーブルの2〜4番目のキーワード「NG」、「公差外れ」、「バリあり」が表示される。
このように、入力候補キーワードだけでなく次候補のキーワードも一緒に表示することにより、ユーザのキーワード選択を支援できる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、または各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 情報機器、10 タッチパネル部、11 タッチセンサ部、12 表示部、20 制御部、21 操作特定部、22 表示制御部、23 記憶部、24 キーワード選択部、25 アプリケーション部。

Claims (5)

  1. 表示部および当該表示部に対するタッチ物のタッチ座標を検出するタッチセンサ部を有するタッチパネルを用いて、文字入力を行う情報機器において、
    入力候補になる複数のキーワードを記憶する記憶部と、
    前記タッチセンサ部により検出されたタッチ座標に基づいて、前記表示部に対する前記タッチ物のスライド操作の移動量を特定する操作特定部と、
    前記操作特定部が特定したスライド操作の移動量に応じて、前記記憶部が記憶している複数のキーワードの中から選択するキーワードを順次切り替えるキーワード選択部と、
    前記キーワード選択部が前記スライド操作の移動量に応じて順次選択したキーワードを前記表示部に順次表示させる表示制御部とを備えることを特徴とする情報機器。
  2. 表示部および当該表示部に対するタッチ物のタッチ座標を検出するタッチセンサ部を有するタッチパネルを用いて、文字入力を行う情報機器において、
    入力候補になる複数のキーワードを記憶する記憶部と、
    前記タッチセンサ部により検出されたタッチ座標に基づいて、前記表示部に対する前記タッチ物のスライド操作の継続時間を特定する操作特定部と、
    前記操作特定部が特定したスライド操作の継続時間に応じて、前記記憶部が記憶している複数のキーワードの中から選択するキーワードを順次切り替えるキーワード選択部と、
    前記キーワード選択部が前記スライド操作の継続時間に応じて順次選択したキーワードを前記表示部に順次表示させる表示制御部とを備えることを特徴とする情報機器。
  3. 前記操作特定部は、前記表示部に対する前記タッチ物のスライド操作の移動量に加え移動方向を特定し、
    前記キーワード選択部は、前記操作特定部が特定したスライド操作の移動量および移動方向に応じて、前記記憶部が記憶している複数のキーワードの中から選択するキーワードを順次切り替えることを特徴とする請求項1記載の情報機器。
  4. 前記操作特定部は、前記表示部に対する前記タッチ物のスライド操作の継続時間に加え移動方向を特定し、
    前記キーワード選択部は、前記操作特定部が特定したスライド操作の継続時間および移動方向に応じて、前記記憶部が記憶している複数のキーワードの中から選択するキーワードを順次切り替えることを特徴とする請求項2記載の情報機器。
  5. 前記操作特定部は、前記タッチ物のスライド操作が終了したことを特定し、
    前記キーワード選択部は、前記タッチ物のスライド操作が終了したときに選択中のキーワードを入力文字として確定することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の情報機器。
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