JP5913771B2 - タッチ式ディスプレイの入力システムおよび入力パネルの表示方法 - Google Patents

タッチ式ディスプレイの入力システムおよび入力パネルの表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、タッチ式ディスプレイを通じて円滑に文字を入力する環境を提供する技術に関する。
タブレット端末や多機能電話機(スマートフォン)では、タッチスクリーンに表示された入力パネル(ソフトウェア・キーボードともいう。)を指で操作して文字を入力する。入力パネルは、QWERTY方式のキー、フリック方式のキーまたはT9(Text on 9 keys)方式のキーなどを含む。QWERTY方式では、1つのキーに1個または2個といった比較的少ない数の文字を割り当てるため、タッチスクリーンが小型の場合には指の大きさに対してキーの面積が小さくなる。その結果誤入力の頻度が増加したり、アプリケーションのウィンドウが入力パネルの陰に隠れてしまったりするため利用し難い面がある。QWERTY方式は、比較的大きなサイズのタッチスクリーンや物理キーボードに採用すると円滑に文字を入力することができる。
フリック方式では、1つのキーに5個以上の文字を割り当てることで、キーの面積を指による操作に都合がよい程度まで大きくしながら入力パネル全体の面積を小さくすることができる。指がいずれかのキーにタッチすると、当該キーに割り当てられている文字に対応する複数のキーがタッチしたキーの周辺に表示される。タッチしたキーから周辺に表示されたいずれかのキーまで指をタッチスクリーンから話さないでスライドさせながら移動することで指定された文字を入力する。
このような入力方法をスライド入力またはフリック入力という。つぎの文字を入力するときは同様の手順で当該文字を含むキーにタッチしてからスライド入力をする。T9方式では、同様に1つのキーに複数の文字を割り当てるが、単語を構成する文字が割り当てられているキーに対して単語の文字の順番にスライド入力をすると、システムが入力されたキーのシーケンスから入力された単語を予測して複数の予測候補を表示する。予測が成功したときにユーザは、入力した単語を複数の予測候補の中からタップして確定する。
特許文献1は、T9方式について開示する。特許文献2は、タッチスクリーンに表示する2種類のソフトキーボードとポインタで構成される文字入力装置を開示する。指でポインタを移動して第1のソフトキーボードに対していずれかの行の文字を選択すると、選択した行に含まれる列の文字を表示する第2のソフトキーボードが表示される。続けて列の文字が表示された方向に指でポインタを移動することで求める列の文字を入力することができる。
米国特許第5818437号明細書 特開2013−255579号公報
フリック方式では、入力する文字を潜在的に含むキーを最初に選択する必要があるが、その際に、直前にスライド入力で入力を確定したキーから一旦指を離す必要があるため、不慣れなユーザにとって必ずしもリズミカルに入力できない場合がある。T9方式では、1つの単語を構成する文字が割り当てられたキーに対して順番にスライド入力ができるため、キーを操作する指の動きで単語を覚えることができるという特徴がある。T9方式では、予測変換が完全で誤入力がないことを前提にすれば、QWERTYキーとほぼ同じキー・ストロークで単語の入力ができる。したがって、ユーザが入力に慣れるとともにコンピュータが学習を繰り返して予測辞書が充実するにしたがって、入力時間を短くすることができる。
図12にT9方式で「request」という単語を入力する際の指の軌跡を示す。図12では矢印で示すように、指が3×3配列の9個のキーの間を「r」から「t」まで入力する単語の文字配列の順番に移動する。1文字を入力する際に始点となるキーから目的とするキーまで指の軌跡がつくる角度および長さは単語の文字配列に依存して変化するため初心者にはリズムがとりにくい。また「r」に続いて「e」を入力するために[pqrs]キーから[def]キーに指をスライドする際に、[jkl]キーの上を指が通過する。このときタッチスクリーンの表面が汚れていたり操作に不慣れであったりして、[def]キーの上で指が一時的に停止すると「jkl」キーを誤って入力することになる。そこで一層改善された操作し易い入力パネルが求められている。
本発明の目的は、タッチ入力式のディスプレイを利用した入力のし易い入力システムを提供することにある。さらに本発明の目的は、入力時間の短縮を図ることが可能な入力システムを提供することにある。さらに本発明の目的はキーの位置を指で覚えやすい入力システムを提供することにある。さらに本発明の目的は、誤入力の少ない入力システムを提供することにある。さらに本発明の目的は、そのような入力システムが入力パネルを表示する方法、電子機器およびコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明は、指で操作するタッチ入力式のディスプレイに入力システムが入力パネルを表示する方法を提供する。入力システムはディスプレイにホーム・キーと複数の隣接キーを含む入力パネルを表示する。入力システムはホーム・キーを起点とした複数の隣接キーのいずれかに対するスライド入力を検出する。入力システムはスライド入力された隣接キーが表示されていた座標にホーム・キーを表示するように入力パネルの表示位置を移動させる。
入力の間、ホーム・キーと隣接キーの位置関係は変化しない。スライド入力で指が隣接キーに移動するたびに、移動先の指の位置とホーム・キーの位置が一致するように入力パネルの表示位置が移動する。したがって、ホーム・キーを起点とする隣接キーまでのスライド操作は一定の数のパターンになり、初心者でも隣接キーの配置を簡単に覚えることができるため入力が容易になる。複数の隣接キーのそれぞれは、スライド入力の際に指が他の隣接キーを通過しないようにホーム・キーの周辺に配置することができる。したがって、スライド入力の際の誤入力の可能性を少なくすることができる。
複数の隣接キーのそれぞれは、ホーム・キーに対する指の移動距離がほぼ等しくなるように配置することができる。この場合、一定のリズムで入力し易くなると同時にスライドの距離を最短にして入力時間を短縮することができる。一例ではホーム・キーと複数の隣接キーを3×3配列でマトリクス状に配置し、ホーム・キーをマトリクスの中央に配置することができる。
ホーム・キーおよび隣接キーには単一の文字を割り当ててもよいが、複数の文字、複数の記号または文字と記号を割り当てることもできる。このとき入力パネルの移動と複数の隣接キーに対するスライド入力を繰り返して隣接キーに対する複数の入力を確定することができる。各キーのそれぞれに複数の文字が割り当てられているときに入力システムは、キー・シーケンスに対してT9方式で複数の候補単語を予測することができる。入力システムは予測した複数の候補単語を表示してユーザに選択させることができる。ホーム・キーに対してはスライド入力に変えてタップ入力をすることができる。ホーム・キーに対するタップ入力では、入力パネルの表示位置を変更しないため、ホーム・キーを入力したあとも指はホーム・キーにタッチした状態を維持する。
スライド入力に追従して入力パネルの座標が移動する場合に、入力パネルの表示に欠損が生じる場合がある。欠損が生じると判断した場合には欠損が生じない位置に入力パネルの表示位置を移動することができる。表示位置を移動する際には、ユーザがホーム・キーをドラッグ&ドロップ操作して移動させたり、表示位置の欠損を検出したことに応答して入力システムが表示パネルに欠損が生じない位置まで移動させたりすることができる。
本発明により、タッチ入力式のディスプレイを利用した入力のし易い入力システムを提供することができた。さらに本発明により、入力時間の短縮を図ることが可能な入力システムを提供することができた。さらに本発明によりキーの位置を指で覚えやすい入力システムを提供することができた。さらに本発明により、誤入力の少ない入力システムを提供することができた。さらに本発明により、そのような入力システムが入力パネルを表示する方法、電子機器およびコンピュータ・プログラムを提供することができた。
タブレット型コンピュータ10で実現した入力システム50の構成を説明するための機能ブロック図である。 入力パネル100の構成の一例を説明する図である。 「requester」という文字を入力するときの入力パネル100の追従移動を説明する図である。 「requester」という文字を入力するときの入力パネル100の追従移動を説明する図である。 「requester」という文字を入力するときの入力パネル100の追従移動を説明する図である。 「requester」という文字を入力するときの入力パネル100の追従移動を説明する図である。 「requester」という文字を入力するときの入力パネル100の追従移動を説明する図である。 テキスト・エディタに文章を入力するときの入力システム50の状態遷移図である。 入力システム50の動作手順を示すフローチャートである。 入力システム50の動作手順を示すフローチャートである。 入力パネルの他の構成を説明する図である。 T9方式で「request」という単語を入力する際の指の軌跡を説明する図である。
[入力システム]
図1は、タブレット型コンピュータ10で実現した入力システム50の構成を説明するための機能ブロック図である。図2は、入力パネル100の構成の一例を説明する図である。コンピュータ10のハードウェアはタッチスクリーンまたはタッチパネル11、CPU、メイン・メモリ、およびチップセットなどで構成する基本ハードウェア13、SSD15、無線モジュール17、オーディオ・デバイス19およびカメラ・モジュール21などで構成されている。タッチスクリーン11は、LCDまたは有機ELなどのフラット・パネル・ディスプレイと、静電容量式の座標入力デバイスで構成されている。ただし座標入力デバイスの検出方式は特に限定する必要はなく、抵抗式または赤外線式などを採用してもよい。
入力システム50は、基本ハードウェア13とSSD15に格納されるソフトウェアで構成されている。ソフトウェアは基本ハードウェア13と協働して、入力システム50をコンピュータ10のハードウェア要素として機能させる。イベント生成部51はOSおよびデバイス・ドライバを含んで構成された周知の要素で、指がタッチしたタッチスクリーン11の座標をパネル制御部53に送る。パネル制御部53は、受け取った座標からタッチ、タップ、またはスライドなどのタッチスクリーン11に対するさまざまな操作種別を認識する。パネル制御部53は、入力パネル100に対する操作に応じてタッチスクリーン11に表示する入力パネル100を管理する。パネル制御部53は、入力パネル100に入力された文字キーのキー・コードを順番に候補単語予測部57に送る。
パネル制御部53は、入力パネル100に対する操作に応じてタッチスクリーン11に表示する入力パネル100の座標を決定する。パネル制御部53は、入力パネル100の座標を監視して、一部がタッチスクリーン11に表示されなくなると判断したときに完全に表示される位置まで戻すための処理をする。パネル制御部53は、候補単語予測部57から受け取った候補単語をユーザが選択できるようにタッチスクリーン11に表示する。パネル制御部53は、改行またはスペースなどの補助キー群が入力されときは、アプリケーション実行部63にイベントを送る。
画像データ生成部55は、OSおよびデバイス・ドライバなどを含んで構成された周知の要素でパネル制御部53からの指示に応じて、タッチスクリーン11の指定された位置に指定された内容の入力パネル100を表示する。候補単語予測部57は、パネル制御部53から受け取った文字キーのキー・コードをキー・シーケンスとして順番に入力バッファ65に格納する。キー・シーケンスは、入力された1または複数の文字キーのキー・コードで構成される。
候補単語予測部57は、キー・コードに文字が割り当てられている場合はキー・コードが追加されるたびに、キー・シーケンスとユーザ辞書59および基本辞書61を参照して一例としてT9方式でユーザが入力した単語を予測する。候補単語予測部57は予測した複数の候補単語をパネル制御部53に送る。候補単語予測部57は、受け取ったキー・コードが入力した文字を修正する補助キー群103の補助キーに対応する場合は、修正したキー・シーケンスから新たに候補単語を予測してパネル制御部53に送る。ユーザ辞書59は、ユーザが入力を確定した単語を登録する。
ユーザ辞書59は、過去に入力が確定された単語の頻度を記録することができる。候補単語予測部57は学習機能を備えており、同じキー・シーケンスで複数の候補単語を予測することができる場合に過去の履歴を参照する。候補単語予測部57は、単語を構成する文字が追加入力されるに従って、ユーザが入力したと判断する確率が高い順番で複数の候補単語をパネル制御部53に送ることができる。アプリケーション実行部63は、メーラー、ウェブ・ブラウザ、またはテキスト・エディタのような入力パネル100から単語または文章を入力する対象となるアプリケーション・プログラムと、OSおよびデバイス・ドライバなどで構成された周知の要素である。
図2は、テキスト・エディタ109の画面の前面に入力パネル100が表示された状態を示している。入力パネル100は、9個の文字キーH、A1〜A8で構成された文字キー群101、3個の補助キーS1〜S3で構成された補助キー群103および5個の候補単語CW1〜CW5を表示するウィンドウ105で構成されている。文字キー群101はホーム・キーHとその周辺に配置された隣接キーA1〜A8が3×3配列のマトリクス状に配置されている。
文字キー群101の特徴的な構成は、1つのホーム・キーHの周辺に複数の隣接キーA1〜A8が放射状に配置されている点である。ホーム・キーHは1個であるが、隣接キーA1〜A8の数は8個よりも多くても少なくてもよい。また、ホーム・キーHと隣接キーA1〜A8は、シンボルの大きさおよび形状が異なっていてもよい。このような構成によりホーム・キーHからすべての隣接キーA1〜A8までの距離をほぼ等しくすることができる。文字キー群101の配列は3×3配列に限定する必要はなく、後に説明する本発明の特徴を発揮することが可能なあらゆる配列を採用することができる。図11に他の例としてホーム・キーHと隣接キーA1〜A8で構成された文字キー群500の構成を例示する。
文字キー群101は、テキスト・エディタ109の入力位置107をタップしたときに表示される。文字キー群101は常に画面の最前面に表示される。したがって各シンボルの大きさを指による操作に支障のない範囲で最小にして、入力済みの文字が隠れないようにするとともに、後に説明するように入力操作に対して追従移動をする際に入力パネル100ができるだけ画面から消えないようにするために全体の面積を小さくすることが望ましい。
文字キー群101の各文字キーにはテキストを入力する際に頻繁に使用する文字(a、b、c・・・)および記号(!、&、¥・・・)またはそれらを組み合わせた複数の機能を割り当てる。たとえば、A1キーにはQWE!”を割り当てA2キーにはRTY#$%を割り当てることができる。文字キー群101は各文字キーに5個〜9個といった複数の文字および記号または混合する機能を割り当てることで文字キーの数をQWERTYキーに比べて著しく少なくしている。
割り当てた機能はユーザが認識できるように、それぞれ各文字キーのシンボル上に表示することができる。ホーム・キーHには、隣接キーA1〜A8と同じように文字キーの一部としての機能を割り当ててもよいが、タッチスクリーン11に表示する入力パネル100の表示位置を移動したり、補助キー群103の表示/非表示を指示したりするための特別な機能だけを割り当ててもよい。
補助キー群103の各補助キーS1〜S3には、それぞれ「改行」、「スペース」、「後退」などの文章を入力する際に必要となる付随的な1つの機能を割り当てている。ただし、補助キー群103を設けないで各補助キーS1〜S3の機能を文字キー群101のいずれかの文字キーに割り当てることもできる。補助キー群103の数は3個に限定する必要はなく、「大文字」、「上書き」、「文字タイプ」といったような機能を割り当てたさらに多くの補助キーを、文字キー群101を囲んで配置してもよい。補助キー群103を表示するタイミングは、文字キー群101の表示と同期させてもよいし、補助キーの操作が必要ない間は表示しないで、必要なときに文字キー群101の周辺をタップしたり隣接キーA1〜A8をタップしたりして表示させてもよい。
補助キー群103は文字キー群101の近辺に表示されることが望ましい。文字キー群101に対する補助キー群103の表示位置は、下側に限定する必要はなく左側、右側、または上側でもよい。また補助キー群103の文字キー群101に対する相対的な表示位置は入力作業の間固定しておく必要はない。たとえば、文字キー群101の一方の側に表示した補助キー群103が、文字キー群101が追従移動をしたときにタッチスクリーン11から消えてしまうことを入力システム50が検知したときに文字キー群101の反対側に表示するようにしてもよい。
ウィンドウ105には、文字キー群101から入力した文字キーの順番で構成されるキー・シーケンスに対して候補単語予測部57が予測した1文字、1記号、または複数の文字で構成される単語などの候補単語CW1〜CW5を表示する。なお、以下においては予測された1文字、1記号または単語を総称して候補単語ということにする。文字キー群101の各キーには、それぞれ複数の機能が割り当てられているため、ユーザが単語を構成する文字を含むキーを順番に入力しても、候補単語予測部57は一義的にユーザが意図する単語を判断することができないため、入力されたキー・シーケンスで構成できる可能性がある複数の文字から入力された単語を予測する。
候補単語予測部57は、ユーザが意図する確率が高い順番に候補単語CW1〜CW5を表示する。ウィンドウ105に表示する候補単語の数は5個に限定する必要はない。ウィンドウ105は、文字キー群101の近辺に常時表示してもよいが、背景をできるだけ隠さないようにするためにパネル制御部53は、候補単語予測部57から候補単語を受け取ったときにだけ表示することが望ましい。
[入力パネルの追従移動]
図3〜図7は、「requester」という文字を入力したときの入力パネル100の追従移動を説明する図である。入力パネル100の追従移動では、隣接キーA1〜A8がスライド入力されるたびに、文字キー群101の座標が移動し、それに伴って補助キー群103およびウィンドウ105の座標も移動する。最初に入力パネル100に対する操作方法を定義する。
タッチとはタッチスクリーン11に指を触れる操作をいう。なお赤外線検出方式のようにタッチスクリーン11に接近した指の座標を検出する場合は、座標を検出する状態をタッチという。タップとは、タッチした後にリリースして所定の短時間の間に再びタッチする操作をいう。タップ入力とは、ホーム・キーHまたは補助キーS1〜S3をタップする操作をいう。リリース&タッチとは、タッチした後にリリースしてタップより長い時間が経過してから再びタッチする操作をいう。
スライドとはタッチスクリーン11にタッチした状態を維持しながら指を移動させる操作をいう。スライド入力とは、文字キー群101のホーム・キーHまたはホーム・ポジションを起点として隣接キーA1〜A8のいずれかまで指をスライドさせ操作をいう。ホーム・ポジションは入力パネル100に定義した所定の位置をいい、タッチスクリーン11におけるホーム・ポジションの座標は入力パネル100の表示位置に応じて変化する。ホーム・ポジションに配置された文字キーはホーム・キーHに相当する。ドラッグ&ドロップとは、ホーム・キーHまたはホーム・ポジションにタッチした指をスライドして文字キー群101を移動させリリースした位置に停止させる操作をいう。
画面201〜239には、タッチスクリーン11上での文字キー群101の座標をわかり易くするために、座標を示す補助線を表示している。画面201では、テキスト・エディタ109の入力位置107をタップすることでタッチスクリーン11に文字キー群101が表示される。各文字キーには、図に示すように複数のアルファベットの文字または複数の記号が割り当てられている。
各文字キーに割り当てる文字または記号は、図に示す例に限定する必要はなく、キー・シーケンスに対する候補単語の予測がしやすいように割り当てることができる。入力システム50は3×3のキー・マトリクスの中央に配置した[jkl]キーをホーム・キーとして定義する。画面201では、ホーム・キーが座標[6,4]に位置するように文字キー群101がディフォルトの位置に表示されている。なお、以降においては文字キー群101の座標をホーム・キーの座標で示すことにする。
文字キー群101に対する入力は必ずホーム・キーが起点になる。ホーム・キーに対してはタップ入力を行い、隣接キーに対してはホーム・キーを起点とするスライド入力を行う。ユーザはアルファベット「r」を入力するためにホーム・キーにタッチした指を、「r」が割り当てられた隣接キー([pqrs]キー)まで矢印で示すようにスライドさせる。画面201では[pqrs]キーが座標[7,3]に表示されているため指は座標[6,4]から座標[7,3]まで移動する。入力システム50は、ホーム・キーを起点とする隣接キーへのスライドを当該隣接キーに対する入力として認識すると同時に、文字キー群101を入力された隣接キーの座標[7,3]まで移動させる。
その結果、画面203ではホーム・キーが座標[7,3]に表示されるように文字キー群101が移動する。このとき入力システム50は、[pqrs]キーのキー・コードを最初のキー・シーケンスとして登録する。ただし、ユーザは「r」を意図して入力したが、[pqrs]キーには複数の機能(文字)が割り当てられているため入力システム50は、その機能のいずれかが指示されたと認識する。入力システム50はウィンドウ105に、pqrsの各文字およびそれらを先頭の文字とする過去に頻繁に入力された単語から入力を予測した候補単語を表示する。
画面203では指が座標[7,3]まで移動しており、さらに文字キー群101は座標[7,3]に表示されている。また移動した文字キー群101において[def]キーは、座標[6,4]に表示されている。画面205でユーザはアルファベット「e」を入力するためにホーム・キーにタッチした指をアルファベット「e」が割り当てられた[def]キーまでスライドさせる。画面207では画面203と同様に、指は[def]キーが表示されていた座標[6,4]まで移動し、文字キー群101も同じ座標[6,4]まで移動する。
入力システム50は、[def]キーのキー・コードをキー・シーケンスの2番目のコードとして登録する。入力システム50は、ウィンドウ105に、[pqrs]キーに割り当てられた文字が先頭で、[def]キーに割り当てられた文字が2番目になる複数の文字列の組み合わせから予測した単語、および当該文字の組み合わせを含む過去に頻繁に入力された単語を優先順位をつけて所定の数だけ候補単語として表示する。
画面209、213、217、221では、同様の手順でホーム・キーを基点とするスライド入力で順番にアルファベット「q、u、e、s」を入力する。もし文字「j」、「k」、「l」のいずれかを入力する必要がある場合は、ホーム・キーにタップ入力をする。このときは文字キー群101の座標は変化しない。入力システム50は、入力された文字キーのキー・コードをキー・シーケンスに追加するたびに予測した候補文字をウィンドウ105に表示する。
隣接キーへのスライド入力により、画面211、215、219、223ではホーム・キーがスライド先の指がタッチしている隣接キーの座標に表示されるように文字キー群101の座標が移動する。したがって、隣接キーへのスライド入力またはホーム・キーへのタップ入力をする限り、入力システム50は指がホーム・キーにタッチした状態を維持する。補助キー群103が文字キー群101と同期して図2の位置に表示されている場合は、画面223で座標[8,3]に文字キー群101が表示されたときに、補助キー群103の一部が画面223から消える。
入力システム50は補助キー群103の座標を監視して、画面221で[pqrs]キーがスライド入力されたときに画面223のように補助キー群103を文字キー群101の上側に表示することができる。画面223では補助キー群103の座標を、文字キー群101の左側または右側に設定してもよい。ユーザが補助キー群103を、文字キー群101の縁または隣接キーのいずれかをタップして呼び出したときにだけ表示する場合もある。画面225で「t」を入力する前に補助キー群103が呼び出されたときに入力システム50は、画面227において完全に表示できる位置に補助キー群103を表示することができる。このときウィンドウ105の表示位置は適宜変更することができる。
画面225では、座標[8,3]に表示された文字キー群101にアルファベット「t」を入力する。画面225で[tuv]キーは座標[9、3]に表示されている。ホーム・キーを起点として[tuv]キーにスライド入力すると、画面227のように文字キー群101の一部が画面227から消えてそれ以上入力できない状態になる。入力システム50は、入力パネル100の追従移動により文字キー群101の表示に欠損が発生したときには入力可能な位置に戻す必要があるがその方法は後に説明する。
画面231ではいずれかの方法により入力システム50が文字キー群101を画面227の座標[9,3]から座標[6,4]まで移動させる。画面233ではアルファベット「e」が入力され、画面237では最後のアルファベット「r」が入力される。入力システム50は、キー・コードを受け取るたびに候補単語を予測してウィンドウ105に表示する。入力システム50の学習能力により多くの場合には、最後のアルファベット「r」を入力する前に表示される画面のウィンドウ105に候補単語として「requester」が表示される。ユーザが意図する候補単語をタップすると、入力システム50はテキスト・エディタ109に確定した候補単語を渡す。
入力パネル100の追従移動は、従来の入力パネルに対して以下のような利点がある。まず、常に操作の起点となるホーム・キーに指がタッチすることで、指の位置と隣接キーの位置関係が一定になるため初心者でも文字キーの位置を指で覚えやすい。また、ホーム・キーから各隣接キーまでの移動距離がほぼ一定であるため、一定のリズムで入力し易い。さらに、スライド入力をする際の指の移動距離をいずれの隣接キーに対しても最短にすることができる。
さらに、T9方式のように起点となるキーから入力するキーまでスライドする間に他のキーにタッチすることがないため誤入力を防ぐことができる。さらに、T9方式では、通過するキーと入力するキーを区別するために、入力するキーでは所定の時間タッチを継続する必要があるため入力が一瞬停滞するが、入力パネル100は隣接キーにスライドする際に他のキーを通過しないため、スライドした指が隣接キーに到達した瞬間に入力を確定することができるため入力時間を短縮することができる。
[入力システムの動作]
図8は、テキスト・アプリケーション63に文章を入力するときの入力システム50の状態遷移図で、図9、図10は入力システム50の動作手順を示すフローチャートである。図9のブロック401において、タッチスクリーン11に表示されたテキスト・エディタ109の入力位置107にタッチすると、パネル制御部53はタッチスクリーン11のディフォルトの表示位置に文字キー群101を表示する(状態301)。
入力システム50はディフォルトの表示位置を、テキスト・エディタ109の種類や表示状態に応じて入力作業のし易い位置に設定することができる。この状態で入力システム50は、ホーム・キーへのタップ入力と隣接キーへのスライド入力だけを受け付ける。入力システム50は、ホーム・キーに対するリリース&タッチ&は無視し、補助キー群103が表示されている場合は補助キーに対するタップも無視する。ブロック403で指をホーム・キーにタッチすることで入力を開始することができる。ブロック405ではホーム・キーに対するタップ入力または隣接キーに対するスライド入力のいずれが行われたかをパネル制御部53が判断する。
いずれかの隣接キーに対してスライド入力が行われたときは、ブロック407でパネル制御部53は、入力された隣接キーのキー・コードを候補単語予測部57に送る。ホーム・キーに対するタップ入力が行われたときは、ブロック431でパネル制御部53は、ホーム・キーのキー・コードを候補単語予測部57に送る。ブロック409でパネル制御部53は、入力された隣接キーの座標を文字キー群101の新たな座標として画像データ生成部55に指示する。画像データ生成部55は指示された座標に文字キー群101が移動するようにウィンドウ105の表示位置を変更する。
図10のブロック455からブロック403に戻るパスを通じて、パネル制御部53は入力された文字キーに対応する複数のキー・コードを候補単語予測部57に送ることができる。ブロック411で、候補単語予測部57は受け取ったキー・コードをキー・バッファ65に順番に記憶する。候補単語予測部57は、キー・シーケンスの各機能の組み合わせで成立する複数の文字列からユーザ辞書59および基本辞書61を参照して1つまたは複数の候補単語を予測する。なお、キー・シーケンスが1つのキー・コードだけを含むときは、当該キー・コードに割り当てられた文字を候補単語の中に含めることができる。
ブロック413で候補単語予測部57は予測した複数の候補単語をパネル制御部59に送る。候補単語の数は、入力された文字キーの数が多くなるほど少なくなる。パネル制御部53は候補単語予測部57から受け取った複数の候補単語をウィンドウ105に表示する(状態303、305、307)。図8の状態303、305、307では指がホーム・キーにタッチしている。このとき、ホーム・キーにリリース&タッチ操作をしたり隣接キーにタップ入力をしたりしても入力システム50の状態は変化しない。
ブロック415でパネル制御部53は、スライド入力によって新しい座標に追従移動をすると文字キー群101の一部が画面から消えるか否かを判断する。消えると判断したときにパネル制御部53はブロック417で文字キー群101の座標を変更する(状態309)。このとき、キー・バッファ65が格納するキー・シーケンスは維持される。また、ウィンドウ105の表示内容は変化しないが、座標は文字キー群101の座標の変化に応じて変化する。状態309でホーム・キーにリリース&タッチ操作をしたり隣接キーにタップ入力をしたりしても入力システム50の状態は変化しない。文字キー群101の座標を変更する方法として一例として第1の方法から第3の方法がある。
第1の方法では文字キー群101への表示欠損が発生することを条件にして、ユーザがホーム・キーに指をタッチしてドラッグ&ドロップ操作により任意の位置まで移動させる。この場合はホーム・キーから指が離れることはないためリズムを崩さないで移動先で入力を継続できる。このときパネル制御部53は、文字キー群101の一部が画面から消えると判断した後にホーム・キーから指をスライドさせる操作を、隣接キーに対するスライド入力とは判断しないで、文字キー群101を移動させるドラッグ&ドロップ操作と判断する。パネル制御部53は、表示欠損が発生すると判断したときに文字キー群101の色を変化させたり、表示にバイブレーションを与えたりしてユーザにドラッグ&ドロップ操作をするように促すことができる。
パネル制御部53は、文字キー群101が表示欠損のない新たな座標まで移動したと判断したときは、それ以降にホーム・キーから指がリリースしたときにドラッグ&ドロップ操作が終了したと判断してその位置に文字キー群101を停止させる。パネル制御部53は、それ以後のホーム・キーを起点とするスライド操作を隣接キーに対するスライド入力として処理する。第2の方法ではパネル制御部53が、ブロック401で表示されたディフォルトの座標に文字キー群101を移動させる。第3の方法ではパネル制御部53が、表示欠損が生じない最小の距離だけ移動した座標に文字キー群101を移動させる。
図10のブロック451で、補助キー群103のいずれかの補助キーをタップして改行、スペースの挿入、または入力文字の消去などの編集が行われることがある。ブロック453でパネル制御部53は、編集が1文字の消去のときは消去する文字のキー・コードを候補単語予測部57に送る。候補単語予測部57は、入力バッファ65を修正し、修正されたキー・シーケンスに対する候補単語を予測してパネル制御部53に送る。
パネル制御部53は、修正された候補単語をタッチスクリーン11に表示する。編集が改行またはスペース挿入などのように候補単語予測部57の処理に影響がないときは、パネル制御部53はテキスト・エディタ109にイベントを送る(状態311)。状態311では、キー・バッファ65が記憶するキー・シーケンスは維持され、ホーム・キーにリリース&タッチ操作をしたり隣接キーにタップ入力をしたりしても入力システム50の状態は変化しない。
ブロック455でユーザが入力を意図した単語がウィンドウ105に表示されているときは、ブロック457でウィンドウ105の当該候補単語をタップして単語の入力を確定する(状態313)。パネル制御部53は確定された単語をテキスト・エディタ109に送る。テキスト・エディタ109は受け取った単語を、入力位置107に表示する。ブロック455からブロック403へ戻るパスによりウィンドウ105に意図した候補単語が表示されるまで文字キーの入力が繰り返される。ブロック459ではすべての単語の入力が終了したときに、テキスト・エディタ109の表示を消したり所定の位置をタップしたりすると文字キー群101およびウィンドウ105の表示が消える。
これまで、入力パネル100を3×3配列の文字キー群101とT9方式を例示して説明したが、本発明の範囲はこれに限定するものではない。本発明はホーム・キーを起点とするスライド入力が可能なテンキーなどの他の入力パネルに適用することができる。本発明にかかる入力パネルは、限定する趣旨ではないが文字キー群101が左右および下方向に4〜5ステップほど移動できるだけの大きさのタッチスクリーンを備えるタブレット型コンピュータに適している。
またここまで入力パネル100の移動量をキー1個分に設定した例を説明したが、本発明はこれに限定するものではない。たとえばキー選択を確定した時点でのユーザの指の位置に入力パネル100の中心を合わせて移動することもできるし、あるいは入力パネル100の移動距離を例えばキー1個分の2/3程度にとどめることで、キーの視認性を確保しつつ入力パネル100の移動範囲をより小さくすることもできる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
10 タブレット型のコンピュータ
50 入力システム
100、500 入力パネル
101 文字キー群
103 補助キー群
105 候補単語を表示するウィンドウ
107 入力位置
109 テキスト・エディタ
201〜239 タッチスクリーンの画面
H ホーム・キー
A1〜A8 隣接キー
S1〜S3 補助キー

Claims (17)

  1. 指で操作するタッチ入力式のディスプレイに入力システムが入力パネルを表示する方法であって、
    前記ディスプレイにホーム・キーと複数の隣接キーを含む前記入力パネルを表示するステップと、
    前記ホーム・キーを起点とした前記複数の隣接キーのいずれかに対するスライド入力を検出しかつ前記いずれかの隣接キーに対する入力を認識するステップと、
    前記認識した隣接キーが表示されていた座標に前記ホーム・キーを表示するように前記入力パネルの表示位置を移動させるステップと
    を有する方法。
  2. 前記複数の隣接キーのそれぞれは、前記スライド入力の際に指が他の隣接キーを通過しないように前記ホーム・キーの周辺に配置されている請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の隣接キーのそれぞれは、前記ホーム・キーからの指の移動距離がほぼ等しい位置に配置されている請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記ホーム・キーと前記複数の隣接キーが3×3配列でマトリクス状に配置され、前記ホーム・キーが前記マトリクスの中央に配置されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記ホーム・キーおよび前記隣接キーのそれぞれに複数の文字または複数の記号が割り当てられている請求項1から請求項4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記入力パネルの移動と前記複数の隣接キーに対するスライド入力を繰り返すステップと、
    入力された隣接キーのキー・シーケンスに対する候補単語を表示するステップと
    を有する請求項5に記載の方法。
  7. 前記候補単語を表示するステップが、T9入力方式で候補単語を予測するステップを含む請求項6に記載の方法。
  8. 前記ホーム・キーに対してタップ入力をするステップを有する請求項5から請求項7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記表示位置を移動することにより前記入力パネルの表示に欠損が生じるか否かを判断するステップと、
    欠損が生じると判断した場合に欠損が生じない位置に前記入力パネルの表示位置を移動するステップと
    を有する請求項1から請求項8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記表示位置を移動するステップが、前記ホーム・キーに対するドラッグ&ドロップ操作を受け取るステップを含む請求項9に記載の方法。
  11. 前記表示位置を移動するステップが、表示位置の欠損を検出したことに応答して前記入力パネルを欠損が生じない位置まで移動させるステップを含む請求項9に記載の方法。
  12. 複数のキーで構成された入力パネルを表示することが可能なタッチスクリーンを備える電子機器であって、
    アクセスされた前記タッチスクリーンの座標を認識する入力イベント生成部と、
    前記複数のキーのいずれかにホーム・キーを定義し、該ホーム・キーを起点とした他のキーに対するスライド入力があったときに、前記他のキーに対する入力を認識しかつ前記他のキーが表示されていた座標に前記ホーム・キーが位置付けられるように前記入力パネルの座標を決定するパネル制御部と、
    前記パネル制御部が決定した前記タッチスクリーン上の座標に前記入力パネルを表示する画像データ生成部と
    を有する電子機器。
  13. 前記入力パネルは、それぞれのキーに複数の機能が割り当てられている文字キー群と、それぞれのキーに1つの機能が割り当てられている補助キー群を含む請求項12に記載の電子機器。
  14. 前記文字キー群は文字を入力している間表示され、前記補助キー群は入力が必要なときにだけ呼び出されて表示される請求項13に記載の電子機器。
  15. 前記パネル制御部は、前記決定した座標では前記タッチスクリーンに前記入力パネルの全体を表示できないと判断したときに前記入力パネルの全体を表示できる新たな座標を決定する請求項12から請求項14のいずれかに記載の電子機器。
  16. 指で操作するタッチ入力式のディスプレイから文字入力を受け取るコンピュータに、
    前記ディスプレイにホーム・ポジションが定義された文字キー群を表示する機能と、
    前記ホーム・ポジションを起点とした文字キーのいずれかに対するスライド入力と前記いずれかの文字キーに対する入力を認識する機能と、
    前記認識した文字キーが表示されていた座標に前記ホーム・ポジションが位置付けられるように前記文字キー群の表示位置を追従移動させる機能と
    を実現させるためのコンピュータ・プログラム。
  17. 前記ホーム・ポジションが前記文字キー群の中心に配置されたホーム・キーに定義され、前記ホーム・キーに対するタップ入力を受け取る機能を含む請求項16に記載のコンピュータ・プログラム。
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