JP2016200896A - 文字入力方法、装置、及びプログラム - Google Patents

文字入力方法、装置、及びプログラム Download PDF

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秋山 勝彦
Katsuhiko Akiyama
勝彦 秋山
大塚 巌
Iwao Otsuka
巌 大塚
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Abstract

【課題】タッチパネルにおけるブラインドタッチの文字入力を精度良く行う。
【解決手段】基準点決定部28が、初期状態において受け付けた入力操作の位置を基準点として決定し、基準点決定状態へ遷移し、文字グループ決定部32が、基準点決定状態において受け付けた入力操作の位置と、基準点の位置とに基づいて、文字グループを決定し、決定された文字グループに含まれる文字を表示させ、文字グループ決定状態へ遷移し、文字置換部34又は文字確定部36が、文字グループ決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置とに基づいて、表示させた文字を文字グループに含まれる他の文字に置き換えて表示させること、及び表示させた文字を入力文字として確定させることの何れか一方を行う。
【選択図】図9

Description

開示する技術は、文字入力方法、装置、及びプログラムに関する。
従来、タッチパネルを利用した文字入力方法として、タッチされた任意の位置を含みタッチパネル画面を横断する線により分割された領域を設定し、そのうちの一つの画面領域をタッチすることにより、その領域に割り当てられた文字を選択する方法がある。
また、操作入力を受け付けた位置である基準点を中心に複数の分割された第1〜第9入力領域を設定し、第1〜第9入力領域に対する文字を設定し、入力領域各々に対する操作入力を受け付けた場合に、当該領域に対して設定された文字を出力する方法がある。
また、タッチした基準点を中心に各行の先頭文字を表示して、例えば「あ」行を選択し、「あ」行領域を繰り返しタッチすると「い」「う」と順次表示させる電子ペン入力あるいはタッチパネルを利用した入力装置がある。また、当該入力装置は、所定距離以上のドラッグを検出するとドラッグの終点を新たな基準点とし、或いは、所定距離以上のドラッグで状態を初期状態に変更する。また、当該入力装置は、ドラッグの方向によっては濁音、拗音などの文字を出力する。
また、タッチ位置と各キー位置の距離から信頼度を求め、単語辞書と照合して最も相応しい単語を選択させる方法もある。また、ソフトウェアキーボード画面とタッチ位置とを画面に重ねて表示させる方法もある。また、ソフトウェアキーボード画面とタッチ位置を重ねて表示し、ずれの量を指定させて補正する方法もある。
また、ドラッグ方向が上下左右、及び斜め方向も合わせた8方向存在し、8方向について2回ドラッグ操作を行うことにより文字入力する方法もある。また、最初のドラッグで子音を決定し、次の4方向のドラッグで母音を決定する方法もある。
また、操作面に触れたユーザの指の五指のうちいずれの指であるかにより母音を決定し、操作面に触れたユーザの指のスライド方向に基づいて子音を決定することにより、入力される仮名文字を決定する方法もある。
また、子音記号や母音記号などの入力情報が、ポインティングデバイスで指示されたディスプレイ上の一点を中心とする同心円とこの同心円を等間隔に分割する8方向の放射線の交点上に配置され、これを指示することを繰り返して文字を入力する方法もある。
特開2008−9669号公報 特開2011−28498号公報 特開平10−275046号公報 国際公開第95/20187号パンフレット 特開2014−26526 特開平8−202520
青木良輔,橋本遼,瀬古俊一,片岡泰之,井原雅行,渡辺昌洋,小林透,「Drag&Flick:タッチスクリーンを用いた視覚障がい者向け文字入力方式」,インタラクション2013論文集,情報処理学会, 2013, pp.72-79 井川洋平,宮下芳明,「アイズフリーで速記できる「方向のみ」のフリック入力手法」,インタラクション2013論文集,情報処理学会,2013,pp.651-656
しかし、従来の方法は、固定された位置のソフトウェアキーボードを押す方法であり、タッチ位置のミスに対する補正の精度の問題や、補正の際に補正候補を選択させる操作が発生する問題がある。また、上述のように、タッチの移動(ドラッグ操作)に応じて文字を入力する方法は、ドラッグ操作に応じた文字の割り当てを利用者が覚えなければならないため、習得が容易ではないという問題、及び斜め方向も含むドラッグ操作においては、指の移動に精度を要するという問題がある。また、固定された位置のソフトウェアキーボードを押す方法、及びドラッグ操作に応じて文字を入力する方法において、ブラインドタッチの文字入力を行うことは、キーの感触がないため非常に困難であるという問題がある。
1つの側面では、開示する技術は、タッチパネルにおけるブラインドタッチの文字入力を精度良く行うことを目的とする。
一つの態様として、開示の技術は、初期状態において受け付けた入力操作の位置を基準点として決定し、基準点決定状態へ遷移する。また、前記基準点決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、文字グループを決定し、前記決定された文字グループに含まれる文字を表示させ、文字グループ決定状態へ遷移する。また、前記文字グループ決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置とに基づいて、前記表示させた文字を前記文字グループに含まれる他の文字に置き換えて表示させる。若しくは、前記表示させた文字を入力文字として確定させる。
一つの側面として、タッチパネルにおけるブラインドタッチの文字入力を精度良く行うことができる、という効果を有する。
第1〜3の実施形態に係る携帯電話の構成を示す概略図である。 表示部及びタッチパネル入力部の一例を示す図である。 基準点を決定する一例を示す図である。 文字グループを決定する一例を示す図である。 対応関係情報の一例を示す図である。 文字が置き換わる一例を示す図である。 文字を確定する一例を示す図である。 初期状態に遷移させる一例を示す図である。 第1の実施形態に係る制御部の機能ブロック図である。 状態情報リストの一例を示す図である。 仮入力文字情報リストの一例を示す図である。 位置情報リストの一例を示す図である。 文字情報リストの一例を示す図である。 第1〜3の実施形態に係る携帯電話として機能するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る文字入力処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る文字入力処理の一例を示すフローチャートである。 「や行」の文字グループを選択する一例を示す図である。 「わ行」の文字グループを選択する一例を示す図である。 第2の実施形態に係る制御部の機能ブロック図である。 文字情報リストの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る文字入力処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る文字入力処理の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る制御部の機能ブロック図である。 変換情報リストの一例を示す図である。 英語の文字情報リストの一例を示す図である。 対応関係情報の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る文字入力処理の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る文字入力処理の一例を示すフローチャートである。
以下、開示する技術に係る実施形態について説明する。
まず、実施形態の詳細を説明する前に、本実施形態により提供される文字入力方法の背景について説明する。
携帯電話では、物理的な12〜15個のキーを用いて、「トグル入力」と呼ばれる方法によるテキスト入力方法が広く普及している。その一方で、近年、操作性向上のためにタッチパネルを搭載した携帯電話機が多数登場している。
キーボードによるテキスト入力においては、手元のキーを見ずに入力中の文章表示に注目しながら入力操作を行う、所謂「ブラインドタッチ」または「タッチタイピング」と呼ばれる入力方法が理想とされている。
しかし、タッチパネル上のソフトウェアキーボードで「トグル入力」をブラインドタッチ等により行う場合、キーの感触がないため非常に困難である。
そのため、本実施形態により提供される文字入力方法においては、タッチパネルを用いて、広く普及している「トグル入力」に近い感覚でブラインドタッチを行う方法を提案する。
以下、図面を参照して、本実施形態について詳細に説明する。以下の各実施形態では、開示の技術の文字入力方法を、表示一体型のタッチパネルを備えた携帯型の計算機システム、例えば携帯電話、又はPDA等において動作するソフトウェアとして実装される場合について説明する。なお、第1の実施形態においては、携帯電話において開示の技術の文字入力方法を実現する。
図1は、第1の実施形態の携帯電話1の一例である。図1に示すように、携帯電話1は、タッチパネル入力部2と、表示部3と、制御部10とを有する。なお、図1における携帯電話1は、タッチパネル入力部2と、表示部3と、制御部10とを含む場合について図示したが、更に、時計部、マイク部、及び通信部等の他の構成を含んでもよい。なお、第1の実施形態においては、他の構成は文字入力方法の説明に関係がないため省略するものとする。また、携帯電話1は、開示の技術の文字入力装置の一例である。
タッチパネル入力部2は、図2に示すように、表示部3の一部または全面上に積層される静電容量方式を用いたタッチパネルである。また、図2に示すように、タッチパネル入力部2には、本実施形態に係る文字入力方法におけるタッチ操作が行われるエリアを対象に、そのエリアの左上を原点108とするXY座標平面が設定されている。ここでは、XY座標は、原点108から右方向に増加する方向をX軸正方向、原点108から下方向に増加する方向をY軸正方向とする。
また、タッチパネル入力部2は、利用者によるタッチパネル入力部2の任意の位置を、押す操作(以後、タップ操作)を受け付ける。タッチパネル入力部2は、受け付けたタップ操作によりタッチされたタッチパネル入力部2上の位置を示す位置情報(座標値)を、制御部10に出力する。なお、タッチパネル入力部2は、タップ操作を受け付けた場合には、タッチパネル入力部2から利用者の指が離れた段階で、位置情報を制御部10に出力する。また、タッチパネル入力部2は、利用者によるタッチパネル入力部2の任意の位置を押す操作の指が置かれた位置である始点位置と、指が離れた位置である終点位置との双方の位置情報を出力するものとする。また、タッチパネル入力部2は、ドラッグ操作を受け付けた場合には、ドラッグ操作が行われた始点位置と終点位置との各々の位置の座標値の各々を、制御部10に、ドラッグ操作の終点位置から指が離れた段階で出力する。
ここで、利用者によるタッチパネル入力部2の任意の位置を押す操作の始点位置と終点位置との距離が予め定められた閾値以下である場合には、タップ操作であるものとする。一方、利用者によるタッチパネル入力部2の任意の位置を押す操作の始点位置と終点位置との距離が予め定められた閾値より大きい場合には、ドラッグ操作であるものとする。
表示部3は、液晶ディスプレイ又は有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等であり、表示部3には、制御部10から受け付けた情報が、対応する位置に表示される。なお、上述したように、表示部3の一部又は前面の上面には、タッチパネル入力部2が設けられている(図2)。上面にタッチパネル入力部2が設けられた表示部3の一部又は前面に表示された表示は、タッチパネル入力部2を透過して視認可能である。
また、表示部3には、図2に示すように、カーソル102と、状態表示部104とが表示される。カーソル102は、文字入力位置を利用者に示すものである。また、カーソル102は、制御部10から入力される情報に基づいて表示される最新の文字の直後に表示されるように移動しながら表示される。
状態表示部104は、制御部10から入力される情報に基づいて、現在の状態として、初期状態、基準点決定状態、及び文字グループ決定状態の何れか1つの状態を表示する。ここで、初期状態とは、後述する基準点も決定されておらず、かつ後述する文字グループも決定されていない状態をいう。また、基準点決定状態とは、基準点が決定している状態をいう。また、文字グループ決定状態とは、文字グループが決定している状態をいう。
ここで、状態表示部104は、初期状態を「Init」で表示し、基準点決定状態を「Home」で表示し、文字グループ決定状態を「Char」で表示するものとする。なお、状態表示部104の表示は、状態が遷移する毎に変化する。また、図2の例においては、初期状態の「Init」を表示している例を示す。
また、表示部3には、制御部10から受け付けた基準点の位置情報(詳細は後述)が示す位置に基準点位置が表示される。
制御部10は、タッチパネル入力部2から入力されるタップ操作又はドラッグ操作が行われた位置情報に基づいて、表示部3に文字、及び画像を表示させる。
ここで、図2に示す、タッチパネル入力部2及び表示部3において第1の実施形態において用いる文字入力方法について説明する。
図2の例においては、状態表示部104の表示は、「Init」であることから、初期状態を表す。まず、当該初期状態において、図3に示すように、タッチパネル入力部2において、利用者がタップ操作を行うことにより、基準点位置110が決定される。そして、状態表示部104に、基準点決定状態を表す「Home」が表示される。
次に、当該基準点決定状態において、図4に示すように、タッチパネル入力部2の特定の位置112において、利用者がタップ操作を行うことで、文字グループが決定する。文字グループとは、複数の文字を1つのグループにまとめたものであり、例えば、上述したトグル入力の際に、1つのキーに割り当てられる文字群を1つの文字グループとすることができる。本実施形態では、ひらがな50音の各行(や行及びわ行のみ、や行とわ行との組み合わせを1つの「や〜わ」行として扱う)を1つの文字グループとする場合について説明する。
ここで、文字グループの決定は、図4に示すように、基準点位置110とタップ操作が行われた位置112との相対位置関係に基づいて決定する。具体的には、図5に示すように、基準点位置110に対してタップ操作が行われた位置112が、基準点位置からの距離及び方向に応じた複数の領域150〜166のどの領域に属するかにより決定する。図4の例においては、基準点位置110に対してタップ操作が行われた位置112は、図5に示す領域150に属する領域であるとすると、文字グループは「あ行」に決定される。そして、図4に示すように、「あ行」の第1文字「あ」が仮入力文字として文字表示位置114に表示され、カーソル102が1文字分ずれる。さらに、図4に示すように、状態表示部104には、文字グループ決定状態を表す「Char」が表示される。
次に、当該文字グループ決定状態において、図6に示すように、前回のタップ操作が行われた位置から、一定距離(距離L)内において、利用者がタップ操作を行うとする。この場合、文字表示位置114に表示される仮入力文字が、決定された文字グループに含まれる他の文字に置き換わる。
仮入力文字の置き換わりは、一般的なトグル入力方法のように、文字グループ内で予め定めた順番で行われる。また、決定された文字グループの最後の文字に置き換わった後、更に前回のタップ操作が行われた位置から一定距離内で、タップ操作が行われた場合、当該文字グループの第1文字に置き換わるものとする。例えば、置き換わりの順番を50音順とした場合、文字グループ「あ行」については、前回のタップ操作が行われた位置から一定距離内でのタップ操作が行われる度に、「あ」→「い」→「う」→「え」→「お」→「あ」のように仮入力文字が置き換わる。
図6の例においては、利用者が、前回のタップ操作の位置から一定範囲内において、タップ操作を行い、更に当該タップ操作の位置から一定範囲内においてタップ操作を行った例を示す。この場合、図6に示すように、決定されている文字グループ「あ行」の文字が第1文字「あ」から、第2文字「い」へ置き換わり、更に第3文字「う」へと置き換わって文字表示位置114に表示される。
また、図7に示すように、文字表示位置114に仮入力文字が表示されている場合に、前回のタップ操作が行われた位置から、一定距離(距離L)以上離れた位置に、利用者がタップ操作を行うことにより、当該仮入力文字を確定させる。なお、仮入力文字を確定させるためにタップ操作が行われた位置が、新たな基準点位置110として決定され、文字グループ決定状態から基準位置決定状態に遷移し、状態表示部104に基準点決定状態を表す「Home」が表示される。
また、図8に示すように、文字表示位置114に仮入力文字が表示されている場合に、タッチパネル入力部2において、利用者によるドラッグ操作116を受け付けた場合にも、文字表示位置114に表示されている仮入力文字が確定される。さらに、この場合、状態が初期状態に遷移し、状態表示部104に、初期状態を表す「Init」が表示される。
次に、上述の制御部10について詳細に説明する。図9は、第1の実施形態の制御部10の機能ブロック図を示す。図9に示すように、制御部10は、ドラッグ判定部24、初期状態設定部26、基準点決定部28、文字グループ判定部30、文字グループ決定部32、文字置換部34、及び文字確定部36を含む文字制御部12を有する。また、制御部10は、状態情報記憶部52、位置情報記憶部54、文字グループ情報記憶部56、文字情報記憶部58、及び仮入力文字情報記憶部62を含む情報記憶部50を有する。なお、文字置換部34、及び文字確定部36が、開示の技術の文字置換部の一例である。
ドラッグ判定部24は、タッチパネル入力部2から入力される位置情報を含む入力情報に基づいて、ドラッグ操作を受け付けたか、タップ操作を受け付けたかを判定する。具体的には、ドラッグ判定部24は、タッチパネル入力部2から入力される位置情報に基づいて、始点位置と終点位置との距離が、予め定められた閾値より大きいか否かを判定する。そして、ドラッグ判定部24が、始点位置と終点位置との距離が、予め定められた閾値より大きいと判定した場合に、ドラッグ操作を受け付けたと判定する。一方、ドラッグ判定部24が、始点位置と終点位置との距離が、予め定められた閾値以下であると判定した場合には、タップ操作を受け付けたと判定する。
また、ドラッグ判定部24は、受け付けた操作がタップ操作で、かつ現在の状態が初期状態の場合、タップ操作を受け付けた判定結果を基準点決定部28に出力する。現在の状態は、状態情報記憶部52に記憶されている、例えば、図10に示す状態情報リスト184の「状態」の欄の情報が、「Init」であるか否かに基づいて判定する。
また、ドラッグ判定部24は、受け付けた操作がタップ操作で、かつ現在の状態が基準点決定状態である場合、タップ操作を受け付けた判定結果を文字グループ判定部30に出力する。現在の状態が基準点決定状態か否かは、状態情報記憶部52に記憶されている状態情報リスト184の「状態」の欄の情報が、「Home」であるか否かに基づいて判定する。
また、ドラッグ判定部24は、受け付けた操作がタップ操作で、かつ現在の状態が文字グループ決定状態である場合、入力された及び前回のタップ操作の位置情報の各々に基づいて、入力されたタップ操作の位置と前回のタップ操作の位置との距離を算出する。ここで、タップ操作の位置又は位置情報とは、タップ操作の始点位置の位置又は位置情報であり、以後同様であるものとして説明する。また、ドラッグ判定部24においてタップ操作を受け付けたと判定された場合は、タッチパネル入力部2から入力される位置情報は、タップ操作の始点位置の位置情報として、以後説明する。なお、前回のタップ操作の位置情報は、位置情報記憶部54に記憶されている位置情報リスト182の「座標値」の欄の情報を用いる。現在の状態が文字グループ決定状態か否かは、状態情報記憶部52に記憶されている状態情報リスト184の「状態」の欄の情報が、「Char」であるか否かに基づいて判定する。
ここで、ドラッグ判定部24は、入力されたタップ操作の位置と前回のタップ操作の位置との距離が予め定められた距離L以上である場合には、タップ操作を受け付けた判定結果を、文字確定部36に出力する。また、ドラッグ判定部24は、距離が予め定められた距離L未満である場合には、タップ操作を受け付けた判定結果を文字置換部34に出力する。
また、ドラッグ判定部24は、受け付けた操作がドラッグ操作である場合、ドラッグ操作を受け付けた判定結果を初期状態設定部26に出力する。
初期状態設定部26は、ドラッグ判定部24から、判定結果が入力された場合、状態情報記憶部52に記憶されている状態情報リスト184の「状態」の欄に、初期状態を表す「Init」を設定する。次に、初期状態設定部26は、状態情報リスト184の「Init」に対応する描画情報を、表示部3の状態表示部104に表示させる。
また、初期状態設定部26は、判定結果が入力された場合、表示部3の文字表示位置114に表示されている仮入力文字を確定文字とする。また、初期状態設定部26は、後述する仮入力文字情報記憶部62に記憶されている、例えば、図11に示す仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄を空に設定する。確定文字とは、入力文字として確定された文字である。また、初期状態設定部26は、位置情報記憶部54に記憶されている、例えば、図12に示す位置情報リスト182の「座標値」の欄を空に設定する。なお、初期状態設定部26は、表示部3に基準点位置110が表示されている場合には、当該基準点位置110の表示を削除する。
基準点決定部28は、ドラッグ判定部24から判定結果が入力された場合、タッチパネル入力部2から入力された位置情報の位置を基準点位置とし、図3に示すように、表示部3の当該基準点位置に対応する位置に基準点位置110を表示する。また、基準点決定部28は、状態情報記憶部52に記憶されている状態情報リスト184の「状態」の欄に「Home」を設定する。
また、基準点決定部28は、状態情報リスト184の「Home」に対応する描画情報を、表示部3の状態表示部104に表示させる。また、基準点決定部28は、位置情報記憶部54に記憶されている位置情報リスト182の「座標値」の欄に、タッチパネル入力部2から入力された位置情報を設定する。
文字グループ判定部30は、ドラッグ判定部24から判定結果が入力された場合、タッチパネル入力部2から入力された位置情報と位置情報記憶部54に記憶されている位置情報リスト182の「座標値」の欄の位置情報とに基づいて、文字グループを判定する。具体的には、文字グループ判定部30は、まず、位置情報リスト182の「座標値」の欄の位置情報が表す座標値とタッチパネル入力部2から入力された位置情報が表す座標値との相対位置を取得する。
ここで、文字グループ判定部30における文字グループ決定の際の状態は基準点決定状態であるため、位置情報リスト182の「座標値」の欄の位置情報は、基準点の位置情報である。文字グループ判定部30は、取得した相対位置、及び文字情報記憶部58に記憶されている基準点位置からの相対位置と文字グループとの対応関係情報149に基づいて文字グループを判定し、判定結果を文字グループ決定部32に出力する。
第1の実施形態においては、基準点位置からの相対位置と文字グループとの対応関係情報149を、図5に示すように、基準点位置からの距離及び方向に応じた領域として定義する。より具体的には、基準点位置からの距離が所定距離以内となる位置を、「な行」の文字グループに対応する第5領域158とする。また、基準点位置からの距離が所定距離以上で、かつ基準点位置から見て左上方向となる位置を、「あ行」の文字グループに対応する第1領域150とする。同様に、基準点位置からの距離が所定距離以上で、かつ基準点位置から見た方向に応じて、文字グループに対応する領域を定める。具体的には、基準点位置から見て上、右上、左、右、左下、下、及び右下の各方向となる位置の各々を、「か行」〜「た行」、「は行」〜「ら行」の各文字グループに対応する第2領域152〜第4領域156、及び第6領域160〜第9領域166とする。
なお、上下左右等の方向は、例えば、基準点位置を通る座標軸と平行な軸を基準とした角度で定義しておくことができる。すなわち、対応関係情報149としては、第5領域158を規定する所定距離と、第2領域152〜第4領域156、及び第6領域160〜第9領域166の各々を規定する角度の各々とを定義しておく。また、基準点位置からの距離が所定距離以内となる位置、例えば、第1の実施形態における「な行」の文字グループに対応する領域を設定していない場合には、対応関係情報は、基準点位置からの方向に応じた領域として定義してもよい。
文字グループ判定部30は、基準点の位置情報及び入力された位置情報に基づいて、基準点に対する入力された位置の距離及び方向を求め、上記のような対応関係情報149を参照して、対応する文字グループを判定する。なお、基準点位置から見た入力された位置の方向は、基準点と入力された位置とを結ぶ線と、基準点位置を通る座標軸と平行な軸との角度で求めることができる。角度は、例えば、基準点位置と入力された位置とのX軸方向の距離とY軸方向の距離とのアークタンジェントで求めることができる。
文字グループ決定部32は、文字グループ判定部30から入力された文字グループを文字グループ情報記憶部56に記憶する。また、文字グループ決定部32は、状態情報記憶部52に記憶されている状態情報リスト184の「状態」の欄の情報を、文字グループ決定状態を表す「Char」に設定する。また、文字グループ決定部32は、状態情報リスト184の「Char」に対応する描画情報を、表示部3の状態表示部104に表示させる。
また、文字グループ決定部32は、入力された文字グループと文字情報記憶部58に記憶されている、例えば図13に示す文字情報リスト180とに基づいて、当該文字グループの第1文字を表示部3の文字表示位置114に表示させる。具体的には、文字グループ決定部32は、文字情報リスト180の「文字グループ」の欄が、入力された文字グループである行を特定し、当該特定された行の第1文字を表示部3の文字表示位置114に仮入力文字として表示させる。
また、文字グループ決定部32は、表示部3の文字表示位置114に表示させた仮入力文字を、仮入力文字情報記憶部62に記憶されている仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄に設定する。なお、文字グループ決定部32は、仮入力文字である第1文字を表示部3の文字表示位置114に表示されている確定文字の次の文字表示領域、又は1番初めの文字表示領域に表示する。
また、文字グループ決定部32は、タッチパネル入力部2から入力された位置情報を、位置情報記憶部54に記憶されている位置情報リスト182の「座標値」の欄に設定する。なお、文字グループ決定部32は、表示部3に基準点位置110が表示されている場合には、当該基準点位置110の表示を削除する。
文字置換部34は、ドラッグ判定部24から判定結果が入力された場合、文字情報リスト180と、仮入力文字情報リスト186と、文字グループ情報とに基づいて、表示部3の文字表示位置114に表示されている文字を置き換えるように表示させる。なお、文字グループ情報は、文字グループ情報記憶部56に記憶されており、文字情報リスト180は、文字情報記憶部58に記憶されており、仮入力文字情報リスト186は、仮入力文字情報記憶部62に記憶されている。
具体的には、文字置換部34は、まず、文字グループ情報と、文字情報リスト180とに基づいて、文字情報リスト180の「文字グループ」の欄の情報が、当該文字グループに対応する行を特定する。次に、文字置換部34は、文字情報リスト180の特定された行と、仮入力文字情報リスト186とに基づいて、仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄の情報に対応する文字が当該文字グループの第何文字に該当するかを取得する。次に、文字置換部34は、取得した当該文字グループの第何文字と、文字情報リスト180とに基づいて、当該文字グループの次の文字に該当する文字を表示部3の文字表示位置114に表示されている文字を置き換えるように表示する。また、文字置換部34は、表示させた文字を仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄の情報に設定する。
また、文字置換部34は、タッチパネル入力部2から入力された位置情報を、位置情報記憶部54に記憶されている位置情報リスト182の「座標値」の欄に設定する。
文字確定部36は、ドラッグ判定部24から判定結果が入力された場合、表示部3の文字表示位置114に表示されている文字を確定文字とすると共に、仮入力文字情報記憶部62に記憶されている仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄を空に設定する。
また、文字確定部36は、タッチパネル入力部2から入力された位置情報の位置を基準点位置とし、図3に示すように、表示部3の当該基準点位置に対応する位置に基準点位置110を表示する。また、文字確定部36は、状態情報記憶部52に記憶されている状態情報リスト184の「状態」の欄に「Home」を設定する。次に、文字確定部36は、状態情報リスト184の「Home」に対応する描画情報を、表示部3の状態表示部104に表示させる。また、文字確定部36は、位置情報記憶部54に記憶されている位置情報リスト182の「座標値」の欄に、タッチパネル入力部2から入力された位置情報を設定する。
状態情報記憶部52には、例えば、図10に示すような状態情報リスト184が記憶されている。状態情報リスト184の「状態」の欄には、現在の動作状態を表す文字列が設定されている。ここで、「Init」は初期状態を表し、「Home」は基準点決定状態を表し、「Char」は文字グループ決定状態を表す。図10の例においては、初期状態を表す「Init」が設定されている例を示す。なお、状態情報リスト184が保持する情報は1つの状態を表す文字列のみであるとする。
位置情報記憶部54には、例えば、図12に示すような位置情報リスト182が記憶されている。位置情報リスト182の「座標値」の欄には、タップ操作又はドラッグ操作において取得した位置情報が設定されている。なお、位置情報リスト182が保持する情報は1つの位置情報のみであるとする。
文字グループ情報記憶部56には、文字グループ決定部32において決定された文字グループの情報が記憶されている。なお、具体的な格納方法については図示を省略する。
文字情報記憶部58には、例えば、図13に示すような文字情報リスト180が記憶されている。文字情報リスト180の「文字グループ」の欄の情報は、文字グループに対応し、「第1文字」〜「第6文字」の欄は、対応する行の文字グループの第1文字〜第6文字を表す。なお、存在しない文字については、「‐」で表すものとする。また、文字情報記憶部58には、例えば図5に示すような対応関係情報149が記憶されている。
仮入力文字情報記憶部62には、図11に示すような仮入力文字情報リスト186が記憶されている。仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄には、表示部3に表示されている仮入力文字の情報が格納されているものとする。なお、仮入力文字情報リスト186が保持する情報は1つの仮入力文字情報のみであるとする。
携帯電話1は、例えば図14に示すコンピュータ200で実現することができる。コンピュータ200はCPU202、一時記憶領域としてのメモリ204、及び不揮発性の記憶装置206を備える。また、コンピュータ200は、タッチパネル入力部2及び表示部3を含む入出力装置208が接続される入出力インターフェース(I/F)210を備える。また、コンピュータ200は、記録媒体212に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するread/write(R/W)部214、及びインターネット等のネットワークに接続されるネットワークI/F216を備える。CPU202、メモリ204、記憶装置206、入出力I/F210、R/W部214、及びネットワークI/F216は、バス218を介して互いに接続される。
記憶装置206はHDD(Hard Disk Drive)、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶装置206には、コンピュータ200を携帯電話1として機能させるための文字入力プログラム310が記憶される。また、記憶装置206は、状態情報が記憶される状態情報記憶領域350と、位置情報が記憶される位置情報記憶領域352と、文字グループ情報が記憶される文字グループ情報記憶領域354と、文字情報が記憶される文字情報記憶領域356とを有する。更に、記憶装置206は、仮入力文字情報が記憶される仮入力文字情報記憶領域360を有する。
CPU202は、文字入力プログラム310を記憶装置206から読みだしてメモリ204に展開する。また、CPU202は、文字入力プログラム310が有するプロセスを適切なタイミングにおいて実行する。
また、CPU202は、状態情報記憶領域350に記憶された状態情報を読み出し、状態情報リスト184としてメモリ204に展開する。また、CPU202は、位置情報記憶領域352に記憶された位置情報を読み出し、位置情報リスト182としてメモリ204に展開する。また、CPU202は、文字グループ情報記憶領域354に記憶された文字グループ情報を読み出し、メモリ204に展開する。また、CPU202は、文字情報記憶領域356に記憶された文字情報を読み出し、文字情報リスト180としてメモリ204に展開する。また、CPU202は、仮入力文字情報記憶領域360に記憶された仮入力文字情報を読み出し、仮入力文字情報リスト186としてメモリ204に展開する。
文字入力プログラム310は、ドラッグ判定プロセス312と、基準点決定プロセス314と、初期状態設定プロセス316と、文字グループ判定プロセス318とを有する。また、文字入力プログラム310は、更に、文字グループ決定プロセス320と、文字置換プロセス322と、文字確定プロセス324とを有する。
CPU202は、ドラッグ判定プロセス312を実行することで、図9に示すドラッグ判定部24として動作する。また、CPU202は、基準点決定プロセス314を実行することで、図9に示す基準点決定部28として動作する。また、CPU202は、初期状態設定プロセス316を実行することで、図9に示す初期状態設定部26として動作する。また、CPU202は、文字グループ判定プロセス318を実行することで、図9に示す文字グループ判定部30として動作する。また、CPU202は、文字グループ決定プロセス320を実行することで、図9に示す文字グループ決定部32として動作する。また、CPU202は、文字置換プロセス322を実行することで、図9に示す文字置換部34として動作する。CPU202は、文字確定プロセス324を実行することで、文字確定部36として動作する。
これにより、文字入力プログラム310を実行したコンピュータ200が、携帯電話1として機能することになる。
なお、携帯電話1は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
次に、第1の実施形態に係る携帯電話1の作用について説明する。まず、タッチパネル入力部2において、利用者のタップ操作、又はドラッグ操作が行われるとタップ操作、又はドラッグ操作された位置情報が制御部10に入力される。
また、制御部10が、タッチパネル入力部2から位置情報を受け付けると、携帯電話1において、図15、及び図16に示す文字入力処理が実行される。また、制御部10から文字情報、又は画像情報が表示部3に入力されると、受け付けた情報が対応する表示部3の位置に表示される。なお、携帯電話1により実行される文字入力処理は、開示する技術の文字入力方法の一例である。以下、文字入力処理について詳述する。なお、文字入力処理が実行される前に、文字情報記憶部58に記憶されている文字情報リスト180及び対応関係情報149が読み込まれているものとする。
図15、及び図16は、文字入力処理の一例を示すフローチャートである。図15に示す文字入力処理のフローチャートにおいて、まず、ステップS100で、ドラッグ判定部24は、タッチパネル入力部2から入力された位置情報に基づいて、ドラッグ操作を受け付けたか否かを判定する。ドラッグ判定部24が、ドラッグ操作を受け付けたと判定した場合には、文字入力処理は、ステップS101へ移行する。一方、ドラッグ判定部24が、タップ操作を受け付けたと判定した場合には、ステップS108へ移行する。
次に、ステップS101で、初期状態設定部26は、仮入力文字情報記憶部62から、仮入力文字情報リスト186を取得する。
次に、ステップS102で、初期状態設定部26は、ステップS101において取得した仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄に仮入力文字の情報が存在するか否かを判定する。初期状態設定部26が、仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄に仮入力文字の情報が存在すると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS104へ移行する。一方、初期状態設定部26が、仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄に仮入力文字の情報が存在しないと判定した場合には、文字入力処理は、ステップS106へ移行する。
次に、ステップS104で、初期状態設定部26は、表示部3の文字表示位置114に表示されている仮入力文字を確定文字とし、ステップS101において取得した仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄を空にする。
次に、ステップS106で、初期状態設定部26は、状態情報記憶部52に記憶されている状態情報リスト184の「状態」の欄に、初期状態を表す「Init」を設定する。また、初期状態設定部26は、取得している描画情報に基づいて、表示部3の状態表示部104に「Init」を表示させ文字入力処理を終了する。また、初期状態設定部26は、位置情報記憶部54に記憶されている位置情報リスト182の「座標値」の欄を空に設定する。なお、基準点位置110が表示部3に表示されている場合には、基準点位置110の表示を削除する。
図15のステップS108で、ドラッグ判定部24は、状態情報記憶部52から状態情報リスト184を取得する。
次に、ステップS110で、ドラッグ判定部24は、ステップS108において取得した状態情報リスト184の「状態」の欄の情報が、初期状態を表す「Init」であるか否かを判定する。ドラッグ判定部24が、状態情報リスト184の「状態」の欄の情報が、初期状態を表す「Init」であると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS112へ移行する。一方、ドラッグ判定部24が、状態情報リスト184の「状態」の欄の情報が、初期状態を表す「Init」以外であると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS116へ移行する。
次に、ステップS112で、基準点決定部28は、ステップS108において取得した状態情報リスト184の「状態」の欄の情報に、基準点決定状態を表す「Home」を設定する。また、基準点決定部28は、取得している描画情報に基づいて、表示部3の状態表示部104に「Home」を表示させる。
次に、ステップS113で、基準点決定部28は、タッチパネル入力部2から入力された位置情報に対応する、表示部3の位置に、基準点位置110を表示させる。
次に、ステップS114で、基準点決定部28、文字グループ決定部32、文字置換部34、又は文字確定部36は、タッチパネル入力部2から入力された位置情報を、位置情報記憶部54に記憶されている位置情報リスト182の「座標値」の欄に設定する。そして、基準点決定部28、文字グループ決定部32、文字置換部34、又は文字確定部36は、文字入力処理を終了する。
図15のステップS116で、ドラッグ判定部24は、位置情報記憶部54に記憶されている位置情報リスト182を取得する。
次に、ステップS118で、ドラッグ判定部24は、ステップS108において取得した状態情報リスト184の「状態」の欄の情報が、基準点決定状態を表す「Home」であるか否かを判定する。ドラッグ判定部24が、状態情報リスト184の「状態」の欄の情報が、基準点決定状態を表す「Home」であると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS120へ移行する。一方、ドラッグ判定部24が、状態情報リスト184の「状態」の欄の情報が、基準点決定状態を表す「Home」以外であると判定した場合には、文字入力処理は、図16のステップS200へ移行する。
次に、ステップS120で、文字グループ判定部30は、タッチパネル入力部2から入力された位置情報と、取得した対応関係情報149と、ステップS116において取得した位置情報リスト182の「座標値」の欄の情報とに基づいて、文字グループを判定する。
次に、ステップS122で、文字グループ決定部32は、ステップS120で取得した文字グループと、取得した文字情報リスト180とに基づいて、当該文字グループの第1文字を表示部3の文字表示位置114に表示させる。また、文字グループ決定部32は、当該文字グループの第1文字を、仮入力文字情報記憶部62に記憶されている仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄に設定する。また、文字グループ決定部32は、当該文字グループを文字グループ情報記憶部56に記憶する。
次に、ステップS124で、文字グループ決定部32は、ステップS108において取得した状態情報リスト184の「状態」の欄の情報を、文字グループ決定状態を表す「Char」に設定し、上記ステップS114へ移行する。
図16のステップS200で、ドラッグ判定部24は、ステップS116において取得した位置情報リスト182の「座標値」の情報と、タッチパネル入力部2から入力された位置情報とに基づいて、入力された位置と前回のタップ操作位置からの距離を算出する。
次に、ステップS202で、ドラッグ判定部24は、ステップS200において取得した距離がL未満であるか否かを判定する。ドラッグ判定部24が、取得した距離がL未満であると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS204へ移行する。一方、ドラッグ判定部24は、ステップS200において算出した距離がL以上であると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS212へ移行する。
次に、ステップS204で、文字置換部34は、文字グループ情報記憶部56から文字グループ情報を取得する。
次に、ステップS206で、文字置換部34は、仮入力文字情報記憶部62に記憶されている仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄の情報から、仮入力文字を取得する。
次に、ステップS208で、文字置換部34は、ステップS204において取得した文字グループ情報と、ステップS206において取得した仮入力文字と、取得した文字情報リスト180とに基づいて、表示部3の文字表示位置114の文字を置き換える。また、文字置換部34は、置き換えた文字を仮入力文字として、ステップS206において取得した仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄に設定し、文字入力処理は、図15のステップS114へ移行する。
図16のステップS212で、文字確定部36は、表示部3の文字表示位置114に表示されている仮入力文字を確定文字とし、仮入力文字情報記憶部62に記憶されている仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄を空に設定する。
次に、ステップS214で、文字確定部36は、ステップS108において取得した状態情報リスト184の「状態」の欄の情報を、基準点決定状態を表す「Home」に設定する。また、文字確定部36は、入力された位置に対応する表示部2の位置に基準点位置110を表示し、表示部3の状態表示部104に「Home」を表示させ、図15のステップS114へ移行する。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、前回のタップ操作の位置と今回のタップ操作の位置との相対位置に基づいて文字入力を行う。このため、ユーザは、前回のタップ操作の位置のみを意識して今回のタップ操作を行えばよく、位置が固定されたソフトウェアキーボードに対してタップ操作を行う場合に比べ、タッチパネルにおけるブラインドタッチの文字入力を精度良く行うことができる。
また、同一キーを複数回続けてタップするようなトグル入力の場合でも、前回のタップ操作の位置の近傍をタップし続ける限り、最初にタップした位置から離れても、同一キーに対するトグル入力を続けることができる。従って、広く普及しているトグル入力に近い感覚でブラインドタッチの文字入力を行うことができる。
また、本実施形態では、基準点との相対位置関係に応じて文字グループを割り当てているため、利用者は基準点からのおおよその距離と方向を感覚的に捉えるだけで、手元を見ずに容易に文字グループを選択することができる。また、例えば、図5に示すような対応関係情報を用いた場合には、携帯電話のダイアルキーの配置に対応するので比較的わかりやすく、覚えやすい。
また、ドラッグ操作を行うことにより、初期状態に移行させることができるため、基準点の位置が利用者にとって不便である場合に、仕切り直しをすることができる。
また、文字確定と同時に基準点を決定することができるため、当該状態から続けてトグル入力を行うことができる。
なお、本実施形態は、上述した形態に限定されるものではなく、この実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
次に、第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成及び作用となる部分については、同一符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態では、文字グループとして「や行」と「わ行」とを別々の文字グループとして設定している点が第1の実施形態と異なっている。なお、「や行」の文字グループは、図17に示すように、図5の対応関係情報149の「や〜わ行」の位置をタップ操作することにより選択されるものとする。一方、「わ行」の文字グループは、図18に示すように、図5の対応関係情報149の「や〜わ行」の位置を始点位置とし、下方向にドラッグ操作をすることにより選択されるものとする。
図1は、第2の実施形態の携帯電話401の一例である。図1に示すように、携帯電話401は、タッチパネル入力部2と、表示部3と、制御部410とを有する。
図19に、第2の実施形態に係る制御部410の機能ブロック図を示す。図19に示すように、制御部410は、ドラッグ判定部424、初期状態設定部426、基準点決定部28、文字グループ判定部430、文字グループ決定部432、文字置換部34、及び文字確定部36を含む文字制御部412を有する。また、文字制御部412は、ドラッグ方向判定部440を更に含む。また、制御部410は、状態情報記憶部52、位置情報記憶部54、文字グループ情報記憶部56、文字情報記憶部458、描画情報記憶部60、及び仮入力文字情報記憶部62を含む情報記憶部450を有する。
ドラッグ判定部424は、タッチパネル入力部2から入力される位置情報に基づいて、ドラッグ操作を受け付けたか、タップ操作を受け付けたかを判定する。ドラッグ判定部424が、ドラッグ操作を受け付けたと判定した場合には、当該判定結果をドラッグ方向判定部440に出力する。なお、ドラッグ判定部424の他の処理は、第1の実施形態のドラッグ判定部24と同様であるため、詳細な説明は省略する。
ドラッグ方向判定部440は、ドラッグ判定部424から判定結果が入力された場合には、状態情報記憶部52に記憶されている状態情報リスト184の「状態」の欄の情報が基準点決定状態を表す「Home」であるか否かを判定する。ここで、ドラッグ方向判定部440は、状態情報リスト184の「状態」の欄の情報が基準点決定状態を表す「Home」でない場合には、ドラッグ操作を受け付けた判定結果を初期状態設定部426に出力する。一方、ドラッグ方向判定部440は、状態情報リスト184の「状態」の欄の情報が基準点決定状態を表す「Home」であると判定した場合には、位置情報記憶部54に記憶されている位置情報リスト182の「座標値」から基準点の位置情報を取得する。
次に、ドラッグ方向判定部440は、取得した基準点の位置情報と、入力されたドラッグ操作の始点位置の位置情報と、対応関係情報149に基づいて、基準点に対する始点位置が文字グループ「や〜わ行」の位置に対応しているか否かを判定する。ドラッグ方向判定部440が、始点位置が文字グループ「や〜わ行」の位置に対応していないと判定した場合には、ドラッグ操作を受け付けた判定結果を初期状態設定部426に出力する。一方、始点位置が文字グループ「や〜わ行」の位置に対応していると判定した場合には、入力されたドラッグ操作の始点位置及び終点位置の位置情報からドラッグ方向を取得する。
ここで、ドラッグ方向判定部440は、取得したドラッグ方向が特定方向(例えば、下方向)である場合には、ドラッグ操作を受け付けた判定結果を文字グループ判定部430に出力する。一方、ドラッグ方向判定部440は、取得したドラッグ方向が下方向以外である場合には、ドラッグ操作を受け付けた判定結果を初期状態設定部426に出力する。
初期状態設定部426は、ドラッグ方向判定部440から判定結果を取得した場合には、第1の実施形態の初期状態設定部26と同様の処理を行う。なお、第1の実施形態の初期状態設定部26の処理は、上述しているため説明は省略する。
文字グループ判定部430は、ドラッグ方向判定部440から判定結果が入力された場合には、文字グループを「わ行」と判定する。なお、文字グループ判定部430は、ドラッグ判定部424から判定結果を取得した場合には、第1の実施形態の文字グループ判定部30と同様の処理を行うため、説明は省略する。
文字グループ決定部432は、文字グループ判定部430において「わ行」の文字グループであると判定された場合には、タッチパネル入力部2から入力されたドラッグ操作の終点位置の位置情報を、位置情報リスト182の「座標値」の欄に設定する。なお、文字グループ決定部432の他の処理は、第1の実施形態の文字グループ決定部32と同様であるため説明は省略する。
文字情報記憶部458には、例えば、図20に示すような文字情報リスト188が記憶されている。文字情報リスト188の「文字グループ」の欄の情報は、文字グループに対応し、「第1文字」〜「第6文字」の欄は、対応する行の文字グループの第1文字〜第6文字を表す。なお、存在しない文字については、「‐」で表すものとする。また、文字情報記憶部458には、例えば図5に示すような対応関係情報149が記憶されている。
携帯電話401は、例えば図14に示すコンピュータ500で実現することができる。コンピュータ500はCPU202、一時記憶領域としてのメモリ504、及び不揮発性の記憶装置506を備える。
記憶装置506はHDD、SSD、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶装置506には、コンピュータ500を携帯電話401として機能させるための文字入力プログラム510が記憶される。また、記憶装置506は、文字情報記憶領域556と、第1の実施形態における各記憶領域とを有する。
CPU202は、文字入力プログラム510を記憶装置506から読みだしてメモリ504に展開する。
また、CPU202は、文字入力プログラム510が有するプロセスを適切なタイミングにおいて実行する。また、CPU202は、文字情報記憶領域556に記憶された文字情報を読み出し、文字情報リスト188としてメモリ504に展開する。他の記憶領域については、第1の実施形態と同様である。
文字入力プログラム510は、ドラッグ判定プロセス512と、基準点決定プロセス314と、初期状態設定プロセス516と、文字グループ判定プロセス518とを有する。また、文字入力プログラム510は、更に、文字グループ決定プロセス520と、文字置換プロセス322と、文字確定プロセス324と、ドラッグ方向判定プロセス526とを有する。
CPU202は、ドラッグ判定プロセス512を実行することで、図19に示すドラッグ判定部424として動作する。また、CPU202は、初期状態設定プロセス516を実行することで、図19に示す初期状態設定部426として動作する。また、CPU202は、文字グループ判定プロセス518を実行することで、図19に示す文字グループ判定部430として動作する。また、CPU202は、文字グループ決定プロセス520を実行することで、図19に示す文字グループ決定部432として動作する。また、CPU202は、ドラッグ方向判定プロセス526を実行することで、図19に示すドラッグ方向判定部440として動作する。なお、他のプロセスについては、第1の実施形態と同様である。
これにより、文字入力プログラム510を実行したコンピュータ500が、携帯電話401として機能することになる。
なお、携帯電話401は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC等で実現することも可能である。
次に、第2の実施形態に係る携帯電話401の作用について説明する。制御部410が、タッチパネル入力部2から位置情報を受け付けると、携帯電話401において、図16、図21、及び図22に示す文字入力処理が実行される。なお、携帯電話401により実行される文字入力処理は、開示する技術の文字入力方法の一例である。以下、文字入力処理について詳述する。なお、文字入力処理が実行される前に、文字情報記憶部458に記憶されている文字情報リスト188及び対応関係情報149が読み込まれているものとする。
図16、図21、及び図22は、文字入力処理の一例を示すフローチャートである。図21に示す文字入力処理のフローチャートにおいて、まず、ステップS100の次のステップS300で、ドラッグ方向判定部440は、状態情報記憶部52に記憶されている状態情報リスト184の「状態」の欄の情報が「Home」であるか否か判定する。ドラッグ方向判定部440が、状態情報リスト184の「状態」の欄の情報が「Home」であると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS302へ移行する。一方、ドラッグ方向判定部440が、状態情報リスト184の「状態」の欄の情報が「Home」でないと判定した場合には、図22のステップS102へ移行する。
次に、ステップS302で、ドラッグ方向判定部440は、位置情報記憶部54に記憶されている位置情報リスト182の「座標値」から基準点の位置情報を取得する。
次に、ステップS304で、ドラッグ方向判定部440は、ステップS302において取得した位置情報、入力されたドラッグ操作の始点位置の位置情報、及び取得した対応関係情報149に基づいて、始点位置が「や〜わ行」の位置に対応するか否か判定する。ドラッグ方向判定部440が、始点位置が「や〜わ行」の位置に対応すると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS306へ移行する。一方、ドラッグ方向判定部440が、始点位置が「や〜わ行」の位置に対応しないと判定した場合には、文字入力処理は、図22のステップS102へ移行する。
次に、ステップS306で、ドラッグ方向判定部440は、入力されたドラッグ操作の始点位置及び終点位置の位置情報に基づいて、ドラッグ方向を取得する。
次に、ステップS308で、ドラッグ方向判定部440は、ステップS306において取得したドラッグ方向が下方向であるか否かを判定する。ドラッグ方向判定部440が、ドラッグ方向が下方向であると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS310へ移行する。一方、ドラッグ方向判定部440が、ドラッグ方向が下方向以外であると判定した場合には、文字入力処理は、図22のステップS102へ移行する。
次に、ステップS310で、文字グループ判定部430は、文字グループを「わ行」と判定し、文字入力処理は、図22のステップS122へ移行する。
図22のステップS124の次のステップS312で、文字グループ決定部432は、入力されたドラッグ操作の終点位置の位置情報を、ステップS302において取得した位置情報リスト182の「座標値」の欄に設定し、文字入力処理は終了する。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、前回のタップ操作の位置に対する今回の操作位置の距離及び方向に加え、今回の操作がタップ操作かドラッグ操作かに応じて異なる文字グループを決定する。これにより、簡易な操作で、より多くの文字グループの中から所望の文字グループを選択することができる。また、第2の実施形態のように、タップ操作の場合には「や行」、下方向へのドラッグ操作の場合は「わ行」とすることで、携帯電話のダイアルキーの配置に対応した直感的な操作により、文字グループを選択することができる。
なお、本実施形態は、上述した形態に限定されるものではなく、この実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
例えば、第2の実施形態においては、ドラッグ操作の特定方向を下方向とする場合について説明したが、これに限定されるものではなく、任意の方向を特定方向としてもよい。
また、第2の実施形態においては、「や行」と「わ行」とをタップ操作とドラッグ操作とで判定する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図5に示す1つの領域に対して複数の特定方向を含めて、それぞれ違う文字グループ又は文字種等を対応付けてもよい。具体的には、図5の各領域にそれぞれ特定方向(例えば外側、「か行」なら上、「さ行」なら右上)を定めて別の文字種(例えば、それぞれの行のカタカナ等)を選択可能にしてもよい。また、図5の各領域にそれぞれ特定方向(例えば外側、「か行」なら上、「さ行」なら右上)を定めて小文字変換、濁点変換等の文字が存在する場合には、当該変換した文字を選択可能にしてもよい。また、図5の特定の領域に特定方向(例えば外側)を定めて他の文字グループを選択可能にしてもよい。
次に、第3の実施形態について説明する。なお、第1及び第2の実施形態と同様の構成及び作用となる部分については、同一符号を付して説明を省略する。
第3の実施形態では、ドラッグ操作を受け付けた場合、当該ドラッグ操作の方向に対応する機能を実行する点が第1及び第2の実施形態と異なっている。具体的には、第3の実施形態においては、右方向のドラッグ操作は、濁点・半濁点・小文字変換に対応する。また、左方向のドラッグ操作は、一文字削除に対応する。また、下方向のドラッグ操作は、改行に対応する。また、上方向のドラッグ操作は、文字種切替に対応する。なお、第3の実施形態においては、文字種として日本語と英語とを切り替えるものとする。
図1は、第3の実施形態の携帯電話601の一例である。図1に示すように、携帯電話601は、タッチパネル入力部2と、表示部3と、制御部610とを有する。
図23に、第3の実施形態に係る制御部610の機能ブロック図を示す。図23に示すように、制御部610は、ドラッグ判定部424、初期状態設定部626、基準点決定部28、文字グループ判定部30、文字グループ決定部32、文字置換部34、及び文字確定部36を含む文字制御部612を有する。また、文字制御部612は、更に、ドラッグ方向判定部640、及びドラッグ機能実行部645を有する。また、制御部610は、状態情報記憶部52、位置情報記憶部54、文字グループ情報記憶部56、文字情報記憶部658、描画情報記憶部60、及び仮入力文字情報記憶部62を含む情報記憶部650を有する。
ドラッグ方向判定部640は、まず、タッチパネル入力部2から入力されたドラッグ操作の始点位置及び終点位置の位置情報からドラッグ方向を取得する。次に、ドラッグ方向判定部640は、取得したドラッグ方向が、予め定められた特定の方向(例えば、上下左右方向)であるか否かを判定する。ドラッグ方向判定部640が、取得したドラッグ方向が、予め定められた特定の方向であると判定した場合には、当該方向をドラッグ機能実行部645に出力する。一方、ドラッグ方向判定部640が、取得したドラッグ方向が、予め定められた特定の方向以外であると判定した場合には、ドラッグ操作を受け付けた判定結果を、初期状態設定部426に出力する。
ドラッグ機能実行部645は、ドラッグ方向判定部640から入力された特定の方向に基づいて、予め定められた当該特定の方向に対応する機能を実行する。具体的には、右方向が入力された場合には、濁点・半濁点・小文字変換を行い、左方向が入力された場合には、一文字削除を行い、下方向が入力された場合には、改行に対応し、上方向が入力された場合には、文字種切替を行う。
以下、各方向に対応した機能ごとに説明する。まず、濁点・半濁点・小文字変換の機能について説明する。
ドラッグ機能実行部645は、仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄の情報が存在しない場合、表示部3のカーソル102の左隣に表示されている確定文字を取得する。
一方、ドラッグ機能実行部645は、仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄の情報が存在する場合、表示部3の文字表示位置114に表示されている文字を確定文字とする。また、ドラッグ機能実行部645は、仮入力文字情報記憶部62に記憶されている仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄を空に設定する。そして、ドラッグ機能実行部645は、表示部3のカーソル102の左隣に表示されている確定文字を取得する。
次に、ドラッグ機能実行部645は、取得した確定文字と、文字情報リスト180又は図24に示す変換情報リスト190とに基づいて、確定文字に対応する文字グループの確定文字に対応する第何文字に変換対象の文字が存在するか否かを判定する。
具体的には、ドラッグ機能実行部645は、取得した確定文字が文字情報リスト180に存在する場合には、当該確定文字に対応する文字グループの確定文字に対応する変換対象を変換情報リスト190から探索する。一方、ドラッグ機能実行部645は、取得した確定文字が変換情報リスト190に存在する場合には、当該確定文字に対応する文字グループの確定文字に対応する変換対象を文字情報リスト180又は変換情報リスト190から探索する。
例えば、確定文字が「あ」である場合には、変換対象は、変換情報リスト190に存在する「ぁ」となる。また、確定文字が「ぁ」である場合には、変換対象は、文字情報リスト180に存在する「あ」となる。また、確定文字が「は」である場合には、変換対象は、変換情報リスト190に存在する「ば」となる。また、確定文字が「ば」である場合には、変換対象は、変換情報リスト190に存在する「ぱ」となる。また、確定文字が「ぱ」である場合には、変換対象は、文字情報リスト180に存在する「は」となる。このように、変換情報リスト190に確定文字に対応する文字が複数ある場合には、濁点・半濁点・小文字変換操作毎に、例えば「は」→「ば」→「ぱ」→「は」と順番に変換されるものとする。
ドラッグ機能実行部645は、確定文字に対応する文字グループの確定文字に対応する第何文字に変換対象の文字が存在すると判定した場合には、変換対象の文字を確定文字として表示部3のカーソル102の左隣の確定文字と置き換えて表示させる。一方、確定文字に対応する第何文字に変換対象の文字が存在しないと判定した場合には、濁点・半濁点・小文字変換ができないと判定する。次に、ドラッグ機能実行部645は、ドラッグ操作を受け付けた判定結果を、初期状態設定部626へ出力する。なお、ドラッグ機能実行部645は、濁点・半濁点・小文字変換ができないと判定した場合には、ドラッグ操作を受け付けた判定結果を、初期状態設定部626へ出力する。
次に、一文字削除の機能について説明する。ドラッグ機能実行部645は、まず、表示部3の文字表示位置114に仮入力文字が存在する場合には、当該仮入力文字の表示を削除し、仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄を空に設定する。一方、ドラッグ機能実行部645は、表示部3の文字表示位置114に仮入力文字が存在しない場合には、カーソル102の前に存在する確定文字を削除する。また、ドラッグ機能実行部645は、カーソル102を一文字分前へ移動させるように表示させる。そして、ドラッグ機能実行部645は、ドラッグ操作を受け付けた判定結果を初期状態設定部626へ出力する。
次に、改行の機能について説明する。ドラッグ機能実行部645は、まず、仮入力文字情報記憶部62に記憶されている仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄に情報が存在するか否かを判定する。ドラッグ機能実行部645が、仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄に情報が存在すると判定した場合には、表示部3の文字表示位置114に表示されている文字を確定文字とし、カーソル102を一段下に下げるようにして改行処理を行う。
次に、ドラッグ機能実行部645は、仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄を空に設定する。一方、ドラッグ機能実行部645が、仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄に情報が存在しないと判定した場合には、表示部3のカーソル102を一段下に下げるようにして改行処理を行う。そして、ドラッグ機能実行部645は、ドラッグ操作を受け付けた判定結果を初期状態設定部626へ出力する。
次に、文字種切替機能について説明する。ドラッグ機能実行部645は、文字情報記憶部658に記憶されている図25に示す英語の文字情報リスト192を以後の処理において用いるように設定する。なお、英語の文字情報リスト192を用いている場合に、文字種切替を行う場合には、文字情報記憶部658に記憶されている日本語の文字情報リスト180を以後の処理において用いるように設定する。そして、ドラッグ機能実行部645は、ドラッグ操作を受け付けた判定結果を初期状態設定部626へ出力する。なお、文字種が英語である場合には、図26に示す対応関係情報194が用いられる。一方、文字種が日本語である場合には、図5に示す対応関係情報149が用いられる。
初期状態設定部626は、ドラッグ方向判定部640又はドラッグ機能実行部645から判定結果を取得した場合には、第1の実施形態の初期状態設定部26と同様の処理を行う。なお、第1の実施形態の初期状態設定部26の処理は、上述しているため詳細な説明は省略する。
文字情報記憶部658には、例えば、日本語の文字情報リスト180と、英語の文字情報リスト192と、変換情報リスト190が記憶されている。また、文字情報記憶部658には、対応関係情報149及び対応関係情報194が記憶されている。
携帯電話601は、例えば図14に示すコンピュータ700で実現することができる。コンピュータ700はCPU202、一時記憶領域としてのメモリ704、及び不揮発性の記憶装置706を備える。
記憶装置706はHDD、SSD、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶装置706には、文字入力プログラム710が記憶される。また、記憶装置706は、文字情報記憶領域756と、第1の実施形態における各記憶領域とを有する。
CPU202は、文字入力プログラム710を記憶装置706から読みだしてメモリ704に展開する。
文字入力プログラム710は、ドラッグ判定プロセス512と、基準点決定プロセス314と、初期状態設定プロセス716と、文字グループ判定プロセス318とを有する。また、文字入力プログラム710は、更に、文字グループ決定プロセス320と、文字置換プロセス322と、文字確定プロセス324と、ドラッグ方向判定プロセス726と、ドラッグ機能実行プロセス728とを有する。
CPU202は、ドラッグ判定プロセス512を実行することで、図23に示すドラッグ判定部424として動作する。また、CPU202は、初期状態設定プロセス716を実行することで、図23に示す初期状態設定部626として動作する。また、CPU202は、文字グループ判定プロセス318を実行することで、図23に示す文字グループ判定部30として動作する。また、CPU202は、文字グループ決定プロセス320を実行することで、図23に示す文字グループ決定部32として動作する。また、CPU202は、ドラッグ方向判定プロセス726を実行することで、図23に示すドラッグ方向判定部640として動作する。また、CPU202は、ドラッグ機能実行プロセス728を実行することで、図23に示すドラッグ機能実行部645として動作する。なお、他のプロセスについては、第1の実施形態と同様である。
これにより、文字入力プログラム710を実行したコンピュータ700が、携帯電話601として機能することになる。
なお、携帯電話601は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC等で実現することも可能である。
次に、第3の実施形態に係る携帯電話601の作用について説明する。制御部610が、タッチパネル入力部2から位置情報と時間情報との組み合わせを受け付けると、携帯電話601において、図16、図27、及び図28に示す文字入力処理が実行される。なお、携帯電話601により実行される文字入力処理は、開示する技術の文字入力方法の一例である。以下、文字入力処理について詳述する。なお、文字入力処理が実行される前に、文字情報記憶部458に記憶されている文字情報リスト188、文字情報リスト192、及び変換情報リスト190が読み込まれているものとする。また、更に対応関係情報149、及び対応関係情報194が読み込まれているものとする。
図16、図27、及び図28は、文字入力処理の一例を示すフローチャートである。図27に示す文字入力処理のフローチャートにおいて、まず、ステップS306の次のステップS400で、ドラッグ方向判定部640は、ステップS306において取得したドラッグ方向が予め定められた特定の方向であるか否かを判定する。ドラッグ方向判定部640が、特定の方向であると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS402へ移行する。一方、ドラッグ方向判定部640が、特定の方向以外の方向であると判定した場合には、図28のステップS102へ移行する。
次に、ステップS402で、ドラッグ方向判定部640は、ステップS306におい取得したドラッグ方向が、濁点・半濁点・小文字変換に対応する右方向か否かを判定する。ドラッグ方向判定部640が、ドラッグ方向が、濁点・半濁点・小文字変換に対応する右方向であると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS404へ移行する。一方、ドラッグ方向判定部640が、ドラッグ方向が、濁点・半濁点・小文字変換に対応する右方向以外であると判定した場合には、文字入力処理は、図28のステップS414へ移行する。
次に、ステップS404で、ドラッグ機能実行部645は、仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄の情報が存在するか否かを判定する。ドラッグ機能実行部645が、仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄の情報が存在すると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS406へ移行する。一方、ドラッグ機能実行部645が、仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄の情報が存在しないと判定した場合には、文字入力処理は、ステップS408へ移行する。
次に、ステップS406で、ドラッグ機能実行部645は、表示部3の文字表示位置114に表示されている文字を確定文字とする。また、ドラッグ機能実行部645は、仮入力文字情報記憶部62に記憶されている仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄を空に設定する。
次に、ステップS408で、ドラッグ機能実行部645は、ドラッグ機能実行部645は、表示部3のカーソル102の左隣に表示されている確定文字を取得し、文字入力処理は、図28のステップS410へ移行する。
次に、ステップS410で、ドラッグ機能実行部645は、ステップS408において取得した確定文字に対応する変換対象が、取得した文字情報リスト180又は変換情報リスト190に存在するか否かを判定する。ドラッグ機能実行部645が、変換対象が存在すると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS412へ移行する。一方、ドラッグ機能実行部645が、変換対象が存在しないと判定した場合には、文字入力処理は、ステップS106へ移行する。
次に、ステップS412で、ドラッグ機能実行部645は、ステップS410において取得した変換対象を確定文字として表示部3のカーソル102の左隣の確定文字と置き換えて表示させる。
図28のステップS414で、ドラッグ機能実行部645は、ステップS306において取得したドラッグ方向が、一文字削除の機能に対応する左方向であるか否かを判定する。ドラッグ機能実行部645が、ドラッグ方向が、一文字削除の機能に対応する左方向であると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS416へ移行する。一方、ドラッグ機能実行部645が、ドラッグ方向が、一文字削除の機能に対応する左方向以外の方向で有ると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS418へ移行する。
次に、ステップS416で、ドラッグ機能実行部645は、一文字削除の機能を実行し、文字入力処理は、ステップS106へ移行する。なお、ドラッグ機能実行部645は、削除すべき仮入力文字、又は確定文字が存在しない場合には、一文字削除の機能を実行せず、文字入力処理は、ステップS106へ移行する。
図28のステップS418で、ドラッグ機能実行部645は、仮入力文字情報記憶部62に記憶されている仮入力文字情報リスト186の「仮入力文字」の欄に仮入力文字の情報が存在するか否かを判定する。ドラッグ機能実行部645が、仮入力文字の情報が存在すると判定した場合には、文字入力処理は、ステップS420へ移行する。一方、ドラッグ機能実行部645が、仮入力文字の情報が存在しないと判定した場合には、文字入力処理は、ステップS422へ移行する。
次に、ステップS420で、ドラッグ機能実行部645は、ステップ418で取得した仮入力文字を確定文字とする。
次に、ステップS422で、ドラッグ機能実行部645は、ステップS306において取得したドラッグ方向に対応する機能(改行又は文字種切替)を実行し、文字入力処理はステップS106へ移行する。
以上説明したように、第3の実施形態によれば、ドラッグ操作の方向に任意の機能を実装することにより、タッチパネルにおいてブラインドタッチ操作により複数の機能を実現することができる。
また、携帯電話のトグル方式での英文字入力と同様、英字に関しても9つの文字グループに分割し、基準点からの距離及び方向に応じて文字グループを当てることで英字入力を行うことができる。なお、9つの文字グループは、例えば、「@,/._」「ABCabc」「DEFdef」「GHIghi」「JKLjkl」「MNOmno」「PQRSpqrs」「TUVtuv」「WXYZwxyz」とする。
なお、本実施形態は、上述した形態に限定されるものではなく、この実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
例えば、第3の実施形態においては、上下左右の各方向に対応する機能を設定する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、任意の方向に任意の機能を設定してもよい。なお、任意の機能は、第3の実施形態で説明した上述の機能以外であってもよい。
また、第3の実施形態においては、英語と日本語との文字種を変更する場合について説明したが、第1言語の文字種と、第1言語と異なる第2言語の文字種とを変更するものであればよく、英語と日本語との文字種の変更に限定されるものではない。
また、第3の実施形態においては、第1の実施形態の文字グループの設定方法を用いる場合について説明したが、第2の実施形態の文字グループの設定方法を用いてもよい。なお、第2の実施形態の文字グループの設定方法を用いる場合、「わ行」の文字グループを決定する際に受け付けたドラッグ操作が、特定の機能に対応するドラッグ操作に該当する場合、特定の機能を実行せず、「わ行」の文字グループを決定する処理を優先する。
また、第1〜第3の実施形態において、タッチパネルは、静電容量方式を用いたタッチパネルを用いる場合について説明したが、これに限定されるものではない。タッチパネルとして、抵抗膜方式、弾性表面波方式、赤外線方式、又は、カメラで指位置をトラッキングする方式等を用いてもよい。ここで、赤外線方式とは、赤外線をパネルの端からパネル表面に対して平行に発し、反対側の端のセンサで赤外線が指などで遮られているかどうかを取得することによって指タッチ位置のセンシングを行う方式のことである。
また、第1〜第3の実施形態においては、タッチパネルを用いる場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、電子ペンを用いた電磁誘導方式、紙などに印刷された特殊なパターンをペン先に仕込んだカメラで読み取ってペン先位置を特定する方式等を利用してもよい。また、加速度センサやジャイロセンサでペン先や指先の動きを計測する方式など、ペン入力装置または指に取り付ける装置を利用してもよい。ここで、加速度センサなどで指の動きを推定する方式においては、指の動きから得られる指の位置の推定誤差が無視できないレベルになる場合もある。しかし、第1〜第3の実施形態においては、常に最新のタップ操作の位置とその直前のタップ操作の位置との相対的な位置関係によって動作するので、当該誤差は問題とはならない。すなわち、タッチパネル以外にも任意のポインティング装置も、第1〜第3の実施形態において、利用することができる。
また、第1〜第3の実施形態においては、上面にタッチパネル入力部が設けられた表示部の一部又は前面に表示された表示が、タッチパネル入力部を透過して視認可能である場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、表示をしないタッチパネルと液晶や有機ELといったタッチ入力機能を持たない通常の表示装置とを備えたシステムであってもよい。
また、第1〜第3の実施形態においては、文字入力方法を、携帯型の計算機システムとして実装される場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、据え置き型の計算機システムとタッチパネルを備えたリモコンの組合せであってもよい。この場合、タッチパネルは表示機構一体型であってもなくても構わない。また、据え置き型計算機システムにタッチパネルを取り付けてもよい。
また、第1〜第3の実施形態においては、各記憶部に各リストを記憶している場合について説明したが、記憶部は単にリストの格納の仕方の一例であって、これに限定されるものではない。例えば、リストに含まれる情報を検索し参照できる状態で格納できるものであれば、記憶部という形式にこだわる必要はない。
また、第1〜第3の実施形態においては、文字入力方法をソフトウェアとして実装する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ソフトウェアと等価な働きをするハードウェアによって実現してもよい。
また、第1〜第3の実施形態においては、表示部に状態を表す状態表示部を設ける場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、状態表示部を設けなくてもよい。なお、状態表示部を設けた方が、手元を見ずに瞬時に状態を確認しやすい。
また、第1〜第3の実施形態においては、状態表示部に初期状態、基準点決定状態、及び文字グループ決定状態の全ての状態を表示する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、初期状態、基準点決定状態、及び文字グループ決定状態のうち、任意の状態のみを表示してもよい。
また、第1〜第3の実施形態においては、基準点が決定された場合に、表示部に基準点位置を表示する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、基準点位置を表示しなくてもよい。なお、第1〜第3の実施形態における文字入力方法は、タッチパネル入力部を見ないで操作することが目的であるが、操作に慣れていない段階においては、当該表示があることにより基準点が容易に把握することができる。
また、第1〜第3の実施形態においては、ドラッグ操作を受け付けたか否かを、始点位置と終点位置との距離に基づいて判定していたが、これに限定されるものではない。例えば、タップ操作の指を離すまでのタッチ位置の軌跡の大きさで判定してもよい。この場合、軌跡が一定以上の大きさである場合に、ドラッグ操作を受け付けたと判定すればよい。
また、第1〜第3の実施形態においては、状態表示部を固定表示とする場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、状態表示部をカーソル近辺に表示させるように移動させながら表示してもよい。
また、上記では、開示する技術に係る各プログラムが記憶装置206、506、及び706に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。開示の技術に係る各プログラムは、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリ等の記録媒体に記録された形態で提供することも可能である。
以上の各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
初期状態において受け付けた入力操作の位置を基準点として決定し、基準点決定状態へ遷移し、
前記基準点決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、文字グループを決定し、前記決定された文字グループに含まれる文字を表示させ、文字グループ決定状態へ遷移し、
前記文字グループ決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置とに基づいて、前記表示させた文字を前記文字グループに含まれる他の文字に置き換えて表示させること、及び前記表示させた文字を入力文字として確定させることの何れか一方を行う
文字入力方法。
(付記2)
前記表示させた文字を前記文字グループの他の文字に置き換えて表示させ、又は前記表示させた文字を確定させる処理では、前記受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置との距離が予め定められた距離未満である場合に、前記表示させた文字を前記文字グループの他の文字に置き換えて表示させ、前記受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置との距離が前記予め定められた距離以上の場合に、前記表示させた文字を確定させる付記1記載の文字入力方法。
(付記3)
前記表示させた文字を確定させる処理では、更に前記受け付けた入力操作の位置を基準点として決定し、基準点決定状態へ遷移させる処理を前記コンピュータに実行させる付記1又は2記載の文字入力方法
(付記4)
前記文字グループを決定する処理では、前記基準点決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、前記入力操作の位置の、前記基準点の位置からの方向により前記文字グループを決定する付記1〜3の何れか1項記載の文字入力方法。
(付記5)
更に、前記基準点決定状態又は文字グループ決定状態においてドラッグ操作を受け付けた場合に、初期状態に遷移する処理を前記コンピュータに実行させる付記1〜4の何れか1項記載の文字入力方法。
(付記6)
更に、前記文字グループ決定状態においてドラッグ操作を受け付けた場合に、前記表示させた文字を入力文字として確定させ、初期状態に遷移する付記5記載の文字入力方法。
(付記7)
前記文字グループを決定する処理では、前記基準点決定状態においてタップ操作を受け付けた場合に、前記タップ操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、文字グループを決定し、
前記基準点決定状態においてドラッグ操作を受け付けた場合に、前記ドラッグ操作の始点位置と終点位置とに基づいて、前記ドラッグ操作の方向を判定し、
前記基準点の位置と、前記ドラッグ操作の始点位置と、前記ドラッグ操作の方向とに基づいて、前記文字グループを決定する付記1〜3の何れか1項記載の文字入力方法。
(付記8)
更に、前記基準点の位置からの前記ドラッグ操作の始点位置に対応する領域に前記ドラッグ操作に対応する文字グループを含んでいない場合、又は前記ドラッグ操作の方向が特定の方向でない場合に初期状態に遷移する処理を前記コンピュータに実行させる付記7記載の文字入力方法
(付記9)
更に、前記基準点決定状態において、前記基準点を表示させる処理を前記コンピュータに実行させる付記1〜8の何れか1項記載の文字入力方法。
(付記10)
更に、前記初期状態、前記基準点決定状態、及び前記文字グループ決定状態の何れか1つの状態であることを示す表示を表示させる処理を前記コンピュータに実行させる付記1〜9の何れか1項記載の文字入力方法。
(付記11)
ドラッグ操作を受け付けた場合に、更に、前記ドラッグ操作の始点位置と終点位置とに基づいて、前記ドラッグ操作の方向が特定の方向である場合に、前記特定の方向に対応する、一文字削除、改行、小文字変換、濁点変換、文字種切替、又は初期状態への遷移を実行する処理を前記コンピュータに実行させる付記1〜10の何れか1項記載の文字入力方法。
(付記12)
初期状態において受け付けた入力操作の位置を基準点として決定し、基準点決定状態へ遷移する基準点決定部と、
前記基準点決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、文字グループを決定し、前記決定された文字グループに含まれる文字を表示させ、文字グループ決定状態へ遷移する文字グループ決定部と、
前記文字グループ決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置とに基づいて、前記表示させた文字を前記文字グループに含まれる他の文字に置き換えて表示させること、及び前記表示させた文字を入力文字として確定させることの何れか一方を行う文字置換部と、
を含む、文字入力装置。
(付記13)
前記文字置換部は、前記受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置との距離が予め定められた距離未満である場合に、前記表示させた文字を前記文字グループの他の文字に置き換えて表示させ、前記受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置との距離が前記予め定められた距離以上の場合に、前記表示させた文字を確定させる付記12記載の文字入力装置。
(付記14)
前記文字置換部は、更に前記受け付けた入力操作の位置を基準点として決定し、基準点決定状態へ遷移させる付記12又は13記載の文字入力装置。
(付記15)
前記文字グループ決定部は、前記基準点決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、前記入力操作の位置の、前記基準点の位置からの方向により前記文字グループを決定する付記12〜14の何れか1項記載の文字入力装置。
(付記16)
前記基準点決定状態又は文字グループ決定状態においてドラッグ操作を受け付けた場合に、初期状態に遷移する初期状態設定部を更に含む付記12〜15の何れか1項記載の文字入力装置。
(付記17)
前記初期状態設定部は、更に、前記文字グループ決定状態においてドラッグ操作を受け付けた場合に、前記表示させた文字を入力文字として確定させ、初期状態に遷移する付記16記載の文字入力装置。
(付記18)
前記文字グループ決定部は、前記基準点決定状態においてタップ操作を受け付けた場合に、前記タップ操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、文字グループを決定し、
前記基準点決定状態においてドラッグ操作を受け付けた場合に、前記ドラッグ操作の始点位置と終点位置とに基づいて、前記ドラッグ操作の方向を判定し、
前記基準点の位置と、前記ドラッグ操作の始点位置と、前記ドラッグ操作の方向とに基づいて、前記文字グループを決定する付記12〜14の何れか1項記載の文字入力装置。
(付記19)
前記基準点の位置からの前記ドラッグ操作の始点位置に対応する領域に前記ドラッグ操作に対応する文字グループを含んでいない場合、又は前記ドラッグ操作の方向が特定の方向でない場合に初期状態に遷移する初期状態設定部を更に含む付記18記載の文字入力装置。
(付記20)
前記基準点決定部は、更に、前記基準点決定状態において、前記基準点を表示させる付記12〜19の何れか1項記載の文字入力装置。
(付記21)
更に、前記初期状態、前記基準点決定状態、及び前記文字グループ決定状態の何れか1つの状態であることを示す表示を表示させる付記12〜20の何れか1項記載の文字入力装置。
(付記22)
ドラッグ操作を受け付けた場合に、更に、前記ドラッグ操作の始点位置と終点位置とに基づいて、前記ドラッグ操作の方向が特定の方向である場合に、前記特定の方向に対応する、一文字削除、改行、小文字変換、濁点変換、文字種切替、又は初期状態への遷移を実行するドラッグ機能実行部を含む付記12〜21の何れか1項記載の文字入力装置。
(付記23)
初期状態において受け付けた入力操作の位置を基準点として決定し、基準点決定状態へ遷移し、
前記基準点決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、文字グループを決定し、前記決定された文字グループに含まれる文字を表示させ、文字グループ決定状態へ遷移し、
前記文字グループ決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置とに基づいて、前記表示させた文字を前記文字グループに含まれる他の文字に置き換えて表示させること、及び前記表示させた文字を入力文字として確定させることの何れか一方を行う
文字入力プログラム。
(付記24)
前記表示させた文字を前記文字グループの他の文字に置き換えて表示させ、又は前記表示させた文字を確定させる処理では、前記受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置との距離が予め定められた距離未満である場合に、前記表示させた文字を前記文字グループの他の文字に置き換えて表示させ、前記受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置との距離が前記予め定められた距離以上の場合に、前記表示させた文字を確定させる付記23記載の文字入力プログラム。
(付記25)
前記表示させた文字を確定させる処理では、更に前記受け付けた入力操作の位置を基準点として決定し、基準点決定状態へ遷移させる処理を前記コンピュータに実行させる付記23又は24記載の文字入力プログラム。
(付記26)
前記文字グループを決定する処理では、前記基準点決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、前記入力操作の位置の、前記基準点の位置からの方向により前記文字グループを決定する付記23〜25の何れか1項記載の文字入力プログラム。
(付記27)
更に、前記基準点決定状態又は文字グループ決定状態においてドラッグ操作を受け付けた場合に、初期状態に遷移する処理を前記コンピュータに実行させる付記23〜26の何れか1項記載の文字入力プログラム。
(付記28)
更に、前記文字グループ決定状態においてドラッグ操作を受け付けた場合に、前記表示させた文字を入力文字として確定させ、初期状態に遷移する付記27記載の文字入力プログラム。
(付記29)
前記文字グループを決定する処理では、前記基準点決定状態においてタップ操作を受け付けた場合に、前記タップ操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、文字グループを決定し、
前記基準点決定状態においてドラッグ操作を受け付けた場合に、前記ドラッグ操作の始点位置と終点位置とに基づいて、前記ドラッグ操作の方向を判定し、
前記基準点の位置と、前記ドラッグ操作の始点位置と、前記ドラッグ操作の方向とに基づいて、前記文字グループを決定する付記23〜25の何れか1項記載の文字入力プログラム。
(付記30)
更に、前記基準点の位置からの前記ドラッグ操作の始点位置に対応する領域に前記ドラッグ操作に対応する文字グループを含んでいない場合、又は前記ドラッグ操作の方向が特定の方向でない場合に初期状態に遷移する処理を前記コンピュータに実行させる付記29記載の文字入力プログラム。
(付記31)
更に、前記基準点決定状態において、前記基準点を表示させる処理を前記コンピュータに実行させる付記23〜30の何れか1項記載の文字入力プログラム。
(付記32)
更に、前記初期状態、前記基準点決定状態、及び前記文字グループ決定状態の何れか1つの状態であることを示す表示を表示させる処理を前記コンピュータに実行させる付記23〜31の何れか1項記載の文字入力プログラム。
(付記33)
ドラッグ操作を受け付けた場合に、更に、前記ドラッグ操作の始点位置と終点位置とに基づいて、前記ドラッグ操作の方向が特定の方向である場合に、前記特定の方向に対応する、一文字削除、改行、小文字変換、濁点変換、文字種切替、又は初期状態への遷移を実行する処理を前記コンピュータに実行させる付記23〜32の何れか1項記載の文字入力プログラム。
(付記34)
初期状態において受け付けた入力操作の位置を基準点として決定し、基準点決定状態へ遷移し、
前記基準点決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、文字グループを決定し、前記決定された文字グループに含まれる文字を表示させ、文字グループ決定状態へ遷移し、
前記文字グループ決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置とに基づいて、前記表示させた文字を前記文字グループに含まれる他の文字に置き換えて表示させること、及び前記表示させた文字を入力文字として確定させることの何れか一方を行う文字入力プログラムを記憶した記録媒体。
1、401、601 携帯電話
2 タッチパネル入力部
3 表示部
10、410、610 制御部
12、412、612 文字制御部
24、424 ドラッグ判定部
26、426、626 初期状態設定部
28 基準点決定部
30、430 文字グループ判定部
32、432 文字グループ決定部
34 文字置換部
36 文字確定部
50、450、650 情報記憶部
52 状態情報記憶部
54 位置情報記憶部
56 文字グループ情報記憶部
58、458、658 文字情報記憶部
62 仮入力文字情報記憶部
440、640 ドラッグ方向判定部
645 ドラッグ機能実行部
200、500、700 コンピュータ
202 CPU
204、504、704 メモリ
206、506、706 記憶装置
310、510、710、文字入力プログラム

Claims (10)

  1. 初期状態において受け付けた入力操作の位置を基準点として決定し、基準点決定状態へ遷移し、
    前記基準点決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、文字グループを決定し、前記決定された文字グループに含まれる文字を表示させ、文字グループ決定状態へ遷移し、
    前記文字グループ決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置とに基づいて、前記表示させた文字を前記文字グループに含まれる他の文字に置き換えて表示させること、及び前記表示させた文字を入力文字として確定させることの何れか一方を行う
    ことを含む処理をコンピュータに実行させる文字入力方法。
  2. 前記表示させた文字を前記文字グループの他の文字に置き換えて表示させ、又は前記表示させた文字を確定させる処理では、前記受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置との距離が予め定められた距離未満である場合に、前記表示させた文字を前記文字グループの他の文字に置き換えて表示させ、前記受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置との距離が前記予め定められた距離以上の場合に、前記表示させた文字を確定させる請求項1記載の文字入力方法。
  3. 前記表示させた文字を確定させる処理では、更に前記受け付けた入力操作の位置を基準点として決定し、基準点決定状態へ遷移させる処理を前記コンピュータに実行させる請求項1又は2記載の文字入力方法。
  4. 前記文字グループを決定する処理では、前記基準点決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、前記入力操作の位置の、前記基準点の位置からの方向により前記文字グループを決定する請求項1〜3の何れか1項記載の文字入力方法。
  5. 前記文字グループを決定する処理では、前記基準点決定状態においてタップ操作を受け付けた場合に、前記タップ操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、文字グループを決定し、
    前記基準点決定状態においてドラッグ操作を受け付けた場合に、前記ドラッグ操作の始点位置と終点位置とに基づいて、前記ドラッグ操作の方向を判定し、
    前記基準点の位置と、前記ドラッグ操作の始点位置と、前記ドラッグ操作の方向とに基づいて、前記文字グループを決定する請求項1〜3の何れか1項記載の文字入力方法。
  6. 更に、前記基準点決定状態において、前記基準点を表示させる処理を前記コンピュータに実行させる請求項1〜5の何れか1項記載の文字入力方法。
  7. 更に、前記初期状態、前記基準点決定状態、及び前記文字グループ決定状態の何れか1つの状態であることを示す表示を表示させる処理を前記コンピュータに実行させる請求項1〜6の何れか1項記載の文字入力方法。
  8. ドラッグ操作を受け付けた場合に、更に、前記ドラッグ操作の始点位置と終点位置とに基づいて、前記ドラッグ操作の方向が特定の方向である場合に、前記特定の方向に対応する、一文字削除、改行、小文字変換、濁点変換、又は文字種切替を実行する処理を前記コンピュータに実行させる請求項1〜7の何れか1項記載の文字入力方法。
  9. 初期状態において受け付けた入力操作の位置を基準点として決定し、基準点決定状態へ遷移する基準点決定部と、
    前記基準点決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、文字グループを決定し、前記決定された文字グループに含まれる文字を表示させ、文字グループ決定状態へ遷移する文字グループ決定部と、
    前記文字グループ決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置とに基づいて、前記表示させた文字を前記文字グループに含まれる他の文字に置き換えて表示させること、及び前記表示させた文字を入力文字として確定させることの何れか一方を行う文字置換部と、
    を含む、文字入力装置。
  10. 初期状態において受け付けた入力操作の位置を基準点として決定し、基準点決定状態へ遷移し、
    前記基準点決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前記基準点の位置とに基づいて、文字グループを決定し、前記決定された文字グループに含まれる文字を表示させ、文字グループ決定状態へ遷移し、
    前記文字グループ決定状態において受け付けた入力操作の位置と、前回受け付けた入力操作の位置とに基づいて、前記表示させた文字を前記文字グループに含まれる他の文字に置き換えて表示させること、及び前記表示させた文字を入力文字として確定させることの何れか一方を行う
    ことを含む処理をコンピュータに実行させる文字入力プログラム。
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