JP2016080757A - 液晶ディスプレイ装置の表示画面輝度を制御する輝度制御装置、輝度制御装置用のプログラム、および、液晶ディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係る液晶ディスプレイ装置1の構成を示す。この液晶ディスプレイ装置1は、空調制御ECU2、操作装置3と共に同じ1つの車両に搭載されており、車両内の乗員(運転者、同乗者)に映像を表示する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態の液晶ディスプレイ装置1のハードウェア構成は、第1実施形態と同じである。本実施形態の作動が第1実施形態と異なるのは、図3のステップS120におけるISET信号のオン、オフの決定方法である。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。また、本発明は、上記各実施形態に対する以下のような変形例も許容される。なお、以下の変形例は、それぞれ独立に、上記実施形態に適用および不適用を選択できる。すなわち、以下の変形例のうち任意の組み合わせを、上記実施形態に適用することができる。
上記各実施形態において、第1温度Aは第2温度Bよりも低くなっているが、必ずしもこのようになっておらずともよい。例えば、第1温度Aと第2温度Bが同じであってもよい。その場合、ステップS110で取得した温度が第1温度A以上かつ第2温度B未満である場合はなくなり、バックライト14の各白色発光ダイオードの実効輝度の制御は、2段階になる。
上記各実施形態においては、ステップS110で取得した温度が第1温度A未満の場合でも、明るさレベルに応じてデューティ比が異なっている。しかし、必ずしもこのようになっておらずともよい。例えば、ステップS110で取得した温度が第1温度A未満の場合、明るさレベルに関わらずデューティ比を同じ一定値(図4の線d11が示す一定値)としてもよい。このようにすることで、ユーザの設定ないように関わらず、低温環境下では、IPS液晶の温度を早く上昇させ低温応答性を回復させることを優先的に行うことができる。
上記第2実施形態では、制御マイコン19は、ステップS110で取得した温度のみに基づいて、ISET信号のオン、オフを決定している。しかし、ステップS110で取得した温度と、ステップS115で取得した明るさレベルの両方に基づいて、ISET信号のオフを決定してもよい。
上記第2実施形態においては、ステップS110で取得した温度が第1温度A(または第2温度B)未満の場合は、ISET信号をオンにし、第1温度A(または第2温度B)以上の場合は、ISET信号をオフにしている。この場合、ステップS110で取得した温度が第1温度A(または第2温度B)未満の場合は、必ずISET信号をオンにしているが、必ずしもこのようにしなくてもよい。
上記各実施形態において、温度検知回路16の機能は、制御マイコン19の一機能として制御マイコン19内で実現されていてもよい。
上記実施形態では、液晶ディスプレイ装置1は、1組のバックライト14、LED駆動回路17、電流切替回路18を有していたが、バックライト14、LED駆動回路17、電流切替回路18の組を2組以上有していてもよい。その場合、1つの制御マイコン19が、それら複数組の各々のLED駆動回路17、電流切替回路18を制御するようになっていてもよい。
液晶ディスプレイ装置1における液晶の駆動方式、光源、サイズ、解像度は、上記実施形態のようなものに限られるわけではない。例えば、液晶の駆動方式はTN方式でもよい。また例えば、光源はLEDでなく、冷陰極管であってもよい。
上記各実施形態において、ユーザは明るさレベルを設定することができるようになっているが、明るさレベルは必ずしも設定できなくともよい。
上記実施形態では、制御マイコン19は、液晶ディスプレイ装置1の内部または周囲の温度が高くなると表示画面輝度が低くなるよう制御しているが、必ずしもこのようになっていなくてもよい。目的によっては、逆に、液晶ディスプレイ装置1の内部または周囲の温度が低くなると表示画面度が高くなるよう制御してもよい。
することを特徴とする請求項1に記載の輝度制御装置。
11 液晶モジュール
14 バックライト(光源)
18 電流切替回路
19 制御マイコン(輝度制御装置)
172 定電流回路
Claims (7)
- 液晶ディスプレイ装置(1)の表示画面輝度を制御する輝度制御装置であって、
前記液晶ディスプレイ装置の内部または周囲の温度の情報を取得する温度取得手段(S110)と、
前記取得手段が取得した前記温度の情報に基づいて前記表示画面輝度を制御する制御手段(S120)と、を備えた輝度制御装置。 - 前記制御手段は、前記温度が高くなると前記表示画面輝度が低くなるよう表示画面輝度を制御することを特徴とする請求項1に記載の輝度制御装置。
- 前記制御手段は、PWM信号のデューティ比を制御することにより前記液晶ディスプレイ装置の光源(14)の発光時間を制御し、それにより前記表示画面輝度を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の輝度制御装置。
- 前記液晶ディスプレイ装置は、液晶パネル(111)と、前記液晶パネルを照らす光源(14)と、前記光源に流れる電流を一定値に維持する定電流回路(172)と、前記一定値を切り替える電流切替回路(18)と、を備え、
前記制御手段は、前記電流切替回路を制御することで前記一定値を制御し、それにより前記表示画面輝度を制御することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の輝度制御装置。 - 前記制御手段は、ユーザによって調整される複数の明るさのレベルのうち第1のレベルが設定された場合は第2のレベルが設定された場合に比べて前記表示画面輝度を低くし、
前記制御手段は、前記第1のレベルが設定された場合も前記第2のレベルが設定された場合も、前記温度が低くなると前記表示画面輝度を低くし、
前記制御手段は、前記第1のレベルが設定された場合と前記第2のレベルが設定された場合との前記表示画面輝度の差を、前記温度が低くなると小さくすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の輝度制御装置。 - 液晶ディスプレイ装置(1)の表示画面輝度を制御する輝度制御装置に用いるプログラムであって、
前記液晶ディスプレイ装置の内部または周囲の温度の情報を取得する温度取得手段(S110)、および、
前記取得手段が取得した前記温度の情報に基づいて前記表示画面輝度を制御する制御手段(S120)として、コンピュータを機能させるプログラム。 - 請求項1ないし5のいずれか1つに記載の輝度制御装置(19)と、
液晶パネル(111)を有する液晶モジュール(11)と、
前記液晶パネルを照らす光源(14)と、を備えた液晶ディスプレイ装置。
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