JP2016079817A - 内燃機関のブローバイガス換気装置 - Google Patents

内燃機関のブローバイガス換気装置 Download PDF

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正 赤木
高樹 秋山
Takaki Akiyama
高樹 秋山
秀邦 太田
Hidekuni Ota
秀邦 太田
武憲 村松
Takenori Muramatsu
武憲 村松
河野 雄一
Yuichi Kono
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Abstract

【課題】内燃機関の部品レイアウトの自由度を確保しつつ、内燃機関に発生したブローバイガスを適切に換気すること。
【解決手段】シリンダヘッドカバー(304)に形成された開口部(318a)を介してエアクリーナ(33)からの清浄な空気を供給する新気供給配管(323)と、クランクケース(301)内からブローバイガスを排出するブローバイガス還流配管(322)と、新気供給配管に接続され、エアクリーナからシリンダヘッドカバー側への空気の流通のみを許容する一方向弁を有するPCVバルブユニット(324)と、を備え、上記開口部をPCVバルブユニットの一部で閉塞する構成にした。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関のブローバイガス換気装置に関する。
従来、内燃機関の機関本体内に送り込まれる清浄な空気に同伴するブローバイガスを導くブローバイガス導出管をエアクリーナに接続する一方、エアクリーナからの清浄な空気を導く新気導入管の下流端を内燃機関本体に接続し、内燃機関のシリンダヘッド側からクランク室に清浄な空気を送り込むようにしたブローバイガス換気装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このブローバイガス換気装置においては、エアクリーナからの清浄な空気をシリンダヘッドで温められた状態でクランク室に送り込む。これにより、クランク室内でブローバイガス中に含まれる水分やガソリン成分の凝縮を防止でき、凝縮物の混入に起因するオイルの劣化を抑制可能にしている。また、このブローバイガス換気装置においては、新気導入管が、内燃機関本体への流通を許容する一方向弁を介してエアクリーナに接続されている。これにより、シリンダヘッドで温められた空気を、クランク室内に発生する負圧に応じて効率的に送り込むことができる。
特開2007−146772号公報
しかしながら、特許文献1に記載のブローバイガス換気装置においては、一方向弁を収容する筐体がエアクリーナ及びシリンダヘッドとは別個に設けられると共に、両者と管部材で接続されている。したがって、エアクリーナからシリンダに至るまでの区間、言い換えると、吸気管やスロットルボディ等が配置される箇所に一方向弁を収容する筐体が配置される。このため、内燃機関の部品レイアウトの制約となるという問題がある。また、寒冷環境下においては、新気に含まれる水蒸気の露結水の氷結によって一方向弁がスムーズに作動し難くなり、本来の機能が得られない事態が発生し得る。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、内燃機関の部品レイアウトの自由度を確保しつつ、内燃機関に発生したブローバイガスを適切に換気することができる内燃機関のブローバイガス換気装置を提供することを目的とする。
本発明の内燃機関のブローバイガス換気装置は、シリンダヘッド又はシリンダヘッドカバーに形成された開口部を介してエアクリーナからの清浄な空気を供給する新気供給配管と、クランクケース内からブローバイガスを排出するブローバイガス排出配管と、前記新気供給配管に接続され、前記エアクリーナから前記シリンダヘッド又はシリンダヘッドカバー側への空気の流通のみを許容する一方向弁を有する一方向弁ユニットと、を備え、前記一方向弁ユニットの一部で前記開口部を閉塞するように当該一方向弁ユニットを配置することを特徴とする。
この構成によれば、シリンダヘッド又はシリンダヘッドカバーに形成された開口部を一方向弁ユニットの一部で閉塞したことから、エアクリーナとシリンダヘッド等との間の空間に一方向弁が配置されるのを防止でき、内燃機関の部品レイアウトの自由度を確保することができる。また、シリンダヘッド等の近傍に一方向弁が配置されることから、寒冷環境下においても、シリンダが発する熱により一方向弁が氷結等でスムーズに作動し難くなることを防止でき、適切に内燃機関内に発生したブローバイガスを換気することができる。
特に、上記内燃機関のブローバイガス換気装置においては、前記開口部に対して前記一方向弁ユニットを着脱可能に固定することが好ましい。この構成によれば、一方向弁ユニットが着脱可能に構成されることから、一方向弁ユニットを蓋部材と交換するだけで、ブローバイガス換気システムを搭載する車種と、非搭載の車種との間でシリンダヘッド又はシリンダヘッドカバーに互換性をもたせることができる。これにより、シリンダヘッド又はシリンダヘッドカバーの製造に要するコストを低減することができる。
上記内燃機関のブローバイガス換気装置において、前記開口部は、動弁機構の構成部品の近傍に配置されることが好ましい。この構成によれば、動弁機構の構成部品の近傍に開口部が配置されることから、これらの構成部品にエアクリーナからの新気を直接的に当てることができ、動弁機構の構成部品を効果的に冷却することができる。
また、上記内燃機関のブローバイガス換気装置において、前記開口部は、側面視にて前記シリンダヘッドの吸気ポートの上方側に隣接して配置されることが好ましい。この構成によれば、シリンダヘッドの吸気ポートに隣接して開口部が配置されることから、エアクリーナから吸気ポートに繋がる燃焼用空気の吸気通路に沿うように新気供給配管を配置することができる。これにより、新気供給配管の配置に必要となるスペースを縮小することができ、内燃機関の部品レイアウトの自由度を向上することができる。
さらに、上記内燃機関のブローバイガス換気装置において、前記開口部は、平面視にてシリンダの軸線の延長線と重なる位置に配置されることが好ましい。この構成によれば、シリンダの軸線の延長線と重なる位置に開口部が配置されることから、エアクリーナから吸気ポートに繋がる燃焼用空気の吸気通路に沿うように新気供給配管を配置することができる。これにより、新気供給配管の配置に必要となるスペースを縮小することができ、内燃機関の部品レイアウトの自由度を向上することができる。
本発明の内燃機関のブローバイガス換気装置によれば、内燃機関の部品レイアウトの自由度を確保しつつ、内燃機関に発生したブローバイガスを適切に換気することができる。
本実施の形態に係る内燃機関のブローバイガス換気装置が適用される自動二輪車の側面図である。 上記自動二輪車のエンジン周辺の拡大図である。 上記自動二輪車のエンジン及びエアクリーナの側断面図である。 図2に示す一点鎖線A−Aにおける断面図である。 上記自動二輪車のエンジン及びエアクリーナの平面図である。 上記自動二輪車が備えるPCVバルブユニットの説明図である。 上記PCVバルブユニットが取り付けられるヘッドカバーの説明図である。
以下、本実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明に係る内燃機関のブローバイガス換気装置をネイキッドタイプの自動二輪車に適用した例について説明するが、適用対象はこれに限定されることなく変更可能である。例えば、本発明に係る内燃機関のブローバイガス換気装置を、他のタイプの自動二輪車に適用してもよい。また、内燃機関を有する自動二輪車以外の車両(例えば、自動三輪車)に適用することもできる。
図1は、本実施の形態に係る内燃機関のブローバイガス換気装置が適用される自動二輪車の側面図である。なお、以下の図面においては、説明の便宜上、自動二輪車の車体前方を矢印FR、車体後方を矢印RE、車体左側をL、車体右側をRでそれぞれ示す。
図1に示すように、自動二輪車1は、パワーユニット、電装系等の各部を搭載する鋼製又はアルミ合金製の車体フレーム2を備えている。車体フレーム2のメインフレーム21は、前端に位置するヘッドパイプ22から後方に向けて左右に分岐し、斜め下方に延在している。メインフレーム21の後端部からは、スイングアームブラケット23が下方に向って延在している。また、車体フレーム2のダウンチューブ24は、ヘッドパイプ22から略下方に向って延在している。ダウンチューブ24の下端からは、左右に分岐したロアチューブ25が後方に向って略水平に延在し、スイングアームブラケット23の下端部に連結されている。
車体フレーム2に囲まれる空間には、エンジン3が搭載されている。エンジン3の上方には燃料が格納される燃料タンク32が配置され、燃料タンク32の後方にはシート4が配置されている。シート4は、メインフレーム21の後部から後上方に延在するシートレール26によって支持されている。シートレール26の後端部とスイングアームブラケット23との間には、シートレール26を補助的に支持するサブフレーム27が接続されている。
シートレール26とサブフレーム27とによって囲まれる空間は、左右一対のサイドカバー11によって覆われている。サイドカバー11の内側の空間には、大気中の空気を濾過するエアクリーナ33が配置されている。左右一対のサイドカバー11は、シート4と共にシートレール26に固定されている。シート4はタンデムシートであり、シート4の下方には運転者用のフットレスト12と同乗者用のフットレスト13が設けられている。車体左側のフットレスト12の前方にはシフトペダル14が設けられており、車体右側のフットレスト12の前方には後輪6用のブレーキペダル(不図示)が設けられている。
車体フレーム2の前部上側には、ヘッドパイプ22に設けられたステアリングシャフトを介してフロントフォーク51が操舵可能に支持されている。フロントフォーク51には前輪緩衝用のサスペンションが内装されている。ステアリングシャフトの上端にはハンドルバー52が設けられており、ハンドルバー52の両端にはグリップ53が装着されている。フロントフォーク51の下部には、前輪5が回転可能に支持される。前輪5には、ブレーキディスク54が設けられており、前輪5の上方はフロントフォーク51に設けられたフロントフェンダ55によって覆われている。
車体フレーム2のスイングアームブラケット23には、スイングアーム61が上下方向に揺動可能に連結されており、車体フレーム2とスイングアーム61との間には後輪緩衝用のサスペンション62が取り付けられている。スイングアーム61の後部には、後輪6が回転可能に支持されている。また、スイングアーム61には、リアスプロケット及びチェーンが格納されるチェーンカバー63が設けられている。このリアスプロケット及びチェーンによってエンジン3の動力が後輪6に伝達される。後輪6には、ブレーキディスク(不図示)が設けられており、後輪6の上方はフレームカバー64とリアフェンダ65によって覆われている。フレームカバー64の上方には、シート4の後方に張り出すようにリアキャリア7が取り付けられている。
エンジン3は、横置きクランク式の4サイクル単気筒エンジンとトランスミッションとから構成される。エンジン3には、詳細について後述するように、インテークパイプ(吸気管)320を通じて空気が取り込まれ、スロットルボディ321にて空気と燃料とが混合されて燃焼室308に供給される(図3参照)。燃焼後の排気ガスは、エンジン3の右側面において後方に延出されたエキゾーストパイプ(不図示)を経てマフラ34から排出される。なお、エンジン3は、本発明に係るブローバイガス換気装置が適用される内燃機関を構成する。
以下、図2〜図5を参照して、本実施の形態に係る自動二輪車1のエンジン3周辺の構成について説明する。図2は、本実施の形態に係る自動二輪車1のエンジン3周辺の拡大図である。図3は、本実施の形態に係る自動二輪車1のエンジン3及びエアクリーナ33の側断面図である。図4は、図2に示す一点鎖線A−Aにおける断面図である。図5は、本実施の形態に係る自動二輪車1のエンジン3及びエアクリーナ33の平面図である。なお、図4においては、エンジン3を構成するクランクケース301の下端の一部を省略すると共に、エンジン3内の構成部品を省略している。また、図5においては、説明の便宜上、後述するスロットルボディ321を省略している。
図2に示すように、エンジン3は、車体フレーム2を構成するメインフレーム21及びダウンチューブ24に対してブラケットB1、B2によりその上端部及び前端部を懸架されている。また、エンジン3の後端部は、スイングアームブラケット23に固定されている。エアクリーナ33は、メインフレーム21及びシートレール26にそれぞれ上端部及び前端部を固定されている。
エンジン3は、クランクケース301と、クランクケース301の上部に結合されるシリンダブロック302と、シリンダブロック302の上部に結合されるシリンダヘッド303と、シリンダヘッド303の上部に結合されるヘッドカバー304とを備えている。エンジン3の内部においては、シリンダブロック302内のシリンダボア302aに摺動自在に配置されるピストン305が、クランクケース301に回転自在に支持されるクランクシャフト306にコネクティングロッド307を介して連結されている(図3参照)。
図3に示すように、シリンダブロック302とシリンダヘッド303との間には、ピストン305の頂部に臨むように配置される燃焼室308が設けられている。シリンダヘッド303において、燃焼室308の前方側には排気ポート309が設けられる一方、燃焼室308の後方側には吸気ポート310が設けられている。また、シリンダヘッド303には、吸気ポート310から燃焼室308への混合気の流入を制御する吸気弁311と、燃焼室308から排気ポート309への排気ガスの流出を制御する排気弁312とが開閉可能に配設されている。
シリンダヘッド303とヘッドカバー304との間には、動弁室313が設けられている。この動弁室313には、吸気弁311及び排気弁312を制御する動弁機構314が収容される。動弁機構314は、吸気弁311及び排気弁312に共通して利用されるカムシャフト315と、吸気弁311の開閉用の吸気側ロッカーアーム316と、排気弁312の開閉用の排気側ロッカーアーム317と、吸気弁311及び排気弁312の復帰機構330を備える。
吸気側ロッカーアーム316は、カムシャフト315に設けられる吸気側カム315aに従動して揺動することで吸気弁311を開閉駆動する。排気側ロッカーアーム317は、カムシャフト315に設けられる排気側カム315bに従動して揺動することで排気弁312を開閉駆動する。復帰機構330は、吸気弁311及び排気弁312のステムに固定されるバルブスプリングシート331と、ステムの周囲に配置されるバルブスプリング332を有する。バルブスプリング332は、バルブスプリングシート331の下面と、シリンダヘッド303の上面との間に配置され、吸気側ロッカーアーム316(排気側ロッカーアーム317)による押圧力が解除された際に吸気弁311(排気弁312)を初期位置に復帰させる。
ヘッドカバー304には、動弁機構314の構成部品(例えば、吸気弁311及び排気弁312)の位置調整等を行うための一対の開口部318(318a、318b)が形成されている。これらの開口部318a、318bは、それぞれヘッドカバー304の前壁部及び後壁部に形成されている。吸気弁311に対応する開口部318aは、後述するPCVバルブユニット324の一部で閉塞可能に構成されている。一方、排気弁312に対応する開口部318bは、蓋部材319で閉塞可能に構成されている。これらのPCVバルブユニット324及び蓋部材319は、動弁機構314の構成部品の位置調整作業の際に着脱可能に構成される。
動弁機構314を構成するカムシャフト315と、クランクシャフト306との間には不図示の伝達機構が設けられている。この伝達機構は、カムシャフト315の一端とクランクシャフト306の一端との間に接続されるカムチェーンを備え、クランクシャフト306の回転動力を1/2に減速してカムシャフト315に伝達可能に構成される。この伝達機構のカムチェーンは、図4に示すように、シリンダブロック302に上下方向に形成された通路302bを通るように配置される。この通路302bは、動弁室313とクランクケース301内のクランク室301aとを連通するように形成されている。カムチェーンは、動弁室313内のカムシャフト315と、クランクケース301内のクランク室301aのクランクシャフト306とに巻き掛けられている。
図3に示すように、シリンダヘッド303の吸気ポート310の後方側には、インテークパイプ320を介してスロットルボディ321が接続されている。このスロットルボディ321は、エアクリーナ33の前方側に配置され、コネクティングチューブ33aを介してエアクリーナ33が接続されている。スロットルボディ321は、内部に図示しないスロットルバルブを備えている。このスロットルボディ321は、運転者によるスロットル開閉操作に応じてスロットルバルブの開閉状態を調整することにより、エアクリーナ33側から供給される燃焼室308への吸入空気量を制御する。
インテークパイプ320には、クランクケース301内のブローバイガスを燃焼室308に還流するためのブローバイガス還流配管(以下、「還流配管」という)322が接続されている。この還流配管322は、クランクケース301内のトランスミッション室301bの上方に形成された排気口301cに接続される一方、インテークパイプ320の上方に形成された供給口320aに接続されている。すなわち、還流配管322は、クランクケース301のトランスミッション室301bから上方側に導出されると共に、インテークパイプ320の上部に接続されている。なお、還流配管322は、特許請求の範囲におけるブローバイガス排出配管を構成する。
エアクリーナ33には、内部の清浄な新気をシリンダヘッド303側に供給するための新気供給配管323が設けられている。この新気供給配管323は、エアクリーナ33の下端部近傍の前面に接続される一方、ヘッドカバー304の開口部318aに装着されたPCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブユニット324のバルブカバー325に接続される。すなわち、新気供給配管323は、エアクリーナ33の下端部近傍から上方側に導出されると共に、ヘッドカバー304の開口部318aに接続されている。
ここで、新気供給配管323がPCVバルブユニット324を介して接続される開口部318aは、側面視にてシリンダヘッド303の吸気ポート310の上方側に隣接して配置されている。また、この開口部318aは、平面視にてシリンダボア302aの中心軸線Bの延長線と重なる位置に配置されている(図5参照)。これらのように開口部318aを配置することにより、エアクリーナ33から吸気ポート310に繋がる燃焼用空気の吸気通路に沿うように新気供給配管323を配置することができる。これにより、新気供給配管323の配置に必要となるスペースを縮小することができ、エンジン3の部品レイアウトの自由度を向上することができる。
ここで、ヘッドカバー304の開口部318aに装着されたPCVバルブユニット324の構成について、図6を参照しながら説明する。図6は、本実施の形態に係る自動二輪車1が備えるPCVバルブユニット324の説明図である。図6A及び図6Bにおいては、それぞれPCVバルブユニット324の上面図及び下面図を示し、図6Cにおいては、図6Aにおける一点鎖線C−Cにおける断面図を示している。なお、図6においては、PCVバルブユニット324が有するバルブカバー325を省略している(図3参照)。
図6に示すように、PCVバルブユニット324は、ヘッドカバー304に取り付けられるヘッドカバー固定面部326と、バルブカバー325が取り付けられるバルブカバー固定面部327と、バルブカバー固定面部327に取り付けられるリードバルブ支持体328とを有している。なお、PCVバルブユニット324は、特許請求の範囲における一方向弁ユニットを構成する。
ヘッドカバー固定面部326は、平面視にて概して長方形状を有し、一方の対角線に位置する角部近傍にフランジ部326a、326bが設けられている。これらのフランジ部326a、326bには、ヘッドカバー304に対する固定ねじの取付穴326cが形成されている。また、ヘッドカバー固定面部326には、平面視にて楕円形状を有する凹部326dが形成されている。
バルブカバー固定面部327は、平面視にて概して長方形状を有し、長手方向の両端部にフランジ部327a、327bが設けられている。これらのフランジ部327a、327bには、バルブカバー325に対する固定ねじの取付穴327cが形成されている。また、バルブカバー固定面部327は、平面視にて長方形状を有する凹部327dが形成されている。この凹部327dの上方には、リードバルブ支持体328を収容する収容部327eが形成されている(図6C参照)。
リードバルブ支持体328は、平面視にて概して長方形の平板形状を有し、収容部327eに収容されている(図6C参照)。リードバルブ支持体328の略中央部分には、平面視にて概して長方形状の貫通孔328aが形成されている。リードバルブ支持体328の下面には、貫通孔328aに臨むようにリードバルブ328bが固定されると共に、このリードバルブ328bの下方側にストッパ328cが固定されている。なお、リードバルブ328bは、特許請求の範囲における一方向弁を構成する。
リードバルブ328b及びストッパ328cは、平面視にて概して長方形状を有し、長手方向の一端部(図6Cに示す左端部)をリードバルブ支持体328の下面にビス328dで固定されている。例えば、リードバルブ328bは、弾性を有する樹脂材料や金属材料で形成され、薄板形状を有している。リードバルブ328bは、エアクリーナ33側からの新気における動弁室313側への流通を許容する一方、動弁室313側の空気が新気供給配管323側に逆流するのを規制する役割を果たす。リードバルブ328bは、例えば、動弁室313内の負圧が大きくなるのに応じて開度を小さくする負圧制御式の開度制御弁として構成される。このリードバルブ328bにより、インテークパイプ320を介して燃焼室308に送り込んで再燃焼させる際に還流される空気量が制御される。
ストッパ328cは、例えば、弾性を有する金属材料で構成され、自由端側の一部が僅かに湾曲した薄板形状を有している。ストッパ328cは、リードバルブ328bを介して動弁室313側への新気が流通される際にリードバルブ328bが一定位置以上に変形するのを規制する役割を果たす。また、ストッパ328cは、リードバルブ328bを介した新気の流通が停止された場合にリードバルブ328bを初期位置に復帰させる役割を果たす。
ヘッドカバー固定面部326の凹部326dと、バルブカバー固定面部327の凹部327dとの間には、隔壁部329が設けられている。この隔壁部329の上面で凹部326dの下面が規定される一方、隔壁部329の下面で凹部327dの上面が規定される。隔壁部329の一部には、凹部326dと凹部327dとを連通させる貫通孔329aが形成されている。リードバルブ328bを介して動弁室313側へ流通された新気は、この貫通孔329aを介してヘッドカバー304内の動弁室313に送り込まれる。
このような構成を有するPCVバルブユニット324は、ヘッドカバー304の開口部318aを閉塞するように配置される。ここで、PCVバルブユニット324が取り付けられるヘッドカバー304の取付け部分について説明する。図7は、PCVバルブユニット324が取り付けられるヘッドカバー304の説明図である。
図7に示すように、ヘッドカバー304における開口部318aの周辺には、ヘッドカバー固定面部326を平面視した形状と同一形状を有する固定面304aが設けられている。固定面304aには、PCVバルブユニット324(より具体的には、ヘッドカバー固定面部326)を固定する固定ねじが挿入される一対の固定穴304bが形成されている。PCVバルブユニット324は、固定面304aの固定孔304bにヘッドカバー固定面部326の取付穴326cを合わせた状態で固定ねじにより固定される。これにより、ヘッドカバー固定面部326の凹部326dとヘッドカバー304の開口部318aとが一致した状態でPCVバルブユニット324が固定される。
図7に示すように、PCVバルブユニット324の取付け方向から見て、開口部318aは、動弁室313内の動弁機構314の近傍に配置されている。より具体的にいうと、開口部318aの内側には、吸気側ロッカーアーム316の一部が配置されると共に、吸気弁311の復帰機構330の一部(バルブスプリングシート331、バルブスプリング332)が配置されている。このように動弁機構314の構成部品の近傍に開口部318aを配置することにより、これらの構成部品にエアクリーナ33からの新気を直接的に当てることができ、動弁機構314の構成部品を効果的に冷却することができる。
本実施の形態に係る内燃機関のブローバイガス換気装置は、還流配管322、新気供給配管323及びPCVバルブユニット324を含んで構成される。本実施の形態に係る内燃機関のブローバイガス換気装置は、新気供給配管323を介してエアクリーナ33内の清浄な新気をシリンダヘッド303に送り込み、シリンダブロック302の通路302bを介してクランクケース301内に送り込む(図4参照)。そして、クランクケース301内に溜まったブローバイガスを、還流配管322を介してインテークパイプ320に送り込み、エアクリーナ33からの新気と一緒に吸気ポート310を介して燃焼室308に供給する。これにより、クランクケース301内に溜まったブローバイガスを効果的に換気可能としている。
ここで、本実施の形態に係る内燃機関のブローバイガス換気装置におけるブローバイガスの換気経路について図3、図4及び図6を参照しながら説明する。図3に示すように、燃焼室308内で生じた燃焼生成物の一部は、ブローバイガスとしてピストン305とシリンダボア302aとの間からクランク室301aに漏出する。このようにクランク室301aに溜まったブローバイガスを燃焼室308に還流すべく、エアフィルタ33からの新気を供給する新気供給配管323をヘッドカバー304に接続している。
動弁室313内における負圧状態に応じて新気供給配管323から供給された新気は、動弁室313からシリンダヘッド302の通路302bを介してクランクケース301のクランク室301aに送り込まれる。このような新気の流入により、クランク室301a内に溜まったブローバイガスは、還流配管322を介してインテークパイプ320に送り込まれる。インテークパイプ320に送り込まれた新気は、スロットルボディ321側からの混合気と一緒に吸気ポート310を介して燃焼室308に供給される。
このような本実施の形態に係る内燃機関のブローバイガス換気装置において、ヘッドカバー304に形成された開口部318aをPCVバルブユニット324の一部で閉塞している。これにより、エアクリーナ33とヘッドカバー304との間の空間にリードバルブ328bが配置されるのを防止でき、エンジン3の部品レイアウトの自由度を確保することができる。
また、本実施の形態に係る内燃機関のブローバイガス換気装置においては、ヘッドカバー304の近傍にリードバルブ328bが配置されることから、寒冷環境下においても、シリンダ(シリンダボア302b)が発する熱によりリードバルブ328bが氷結等でスムーズに作動し難くなることを防止でき、適切にエンジン3内に発生したブローバイガスを換気することができる。
さらに、本実施の形態に係る内燃機関のブローバイガス換気装置においては、ヘッドカバー304に形成された開口部318aに対してPCVバルブユニット324を着脱可能に固定している。このようにPCVバルブユニット324を着脱可能に構成することにより、PCVバルブユニット324を蓋部材と交換するだけで、ブローバイガス換気システムを搭載する車種と、非搭載の車種との間でヘッドカバー304に互換性をもたせることができる。これにより、ヘッドカバー304の製造に要するコストを低減することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、PCVバルブユニット324がヘッドカバー304に形成された開口部318aを閉塞するように配置される場合について説明している。しかしながら、PCVバルブユニット324が配置される開口部318aの位置については、ヘッドカバー304に限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、PCVバルブユニット324が配置される開口部318aの位置は、動弁室313に新気を送り込むことができることを前提として、シリンダヘッド303の一部に形成するようにしてもよい。このように開口部318aの配置を変更した場合においても、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本発明は、内燃機関の部品レイアウトの自由度を確保しつつ、内燃機関に発生したブローバイガスを適切に換気することができるという効果を有し、特に、クランクケース内にブローバイガスが溜まり得る内燃機関を備える自動二輪車等の車両に有用である。
1 自動二輪車
3 エンジン
301 クランクケース
302 シリンダブロック
303 シリンダヘッド
304 シリンダヘッドカバー(ヘッドカバー)
310 吸気ポート
311 吸気弁
313 動弁室
314 動弁機構
318、318a、318b 開口部
320 インテークパイプ(吸気管)
322 ブローバイガス還流配管(還流配管)
323 新気供給配管
324 PCVバルブユニット
325 バルブカバー
326 ヘッドカバー固定面部
327 バルブカバー固定面部
328 リードバルブ支持体
328a 貫通孔
328b リードバルブ
328c ストッパ
329 隔壁部
329a 貫通孔
33 エアクリーナ

Claims (5)

  1. シリンダヘッド又はシリンダヘッドカバーに形成された開口部を介してエアクリーナからの清浄な空気を供給する新気供給配管と、クランクケース内からブローバイガスを排出するブローバイガス排出配管と、前記新気供給配管に接続され、前記エアクリーナから前記シリンダヘッド又はシリンダヘッドカバー側への空気の流通のみを許容する一方向弁を有する一方向弁ユニットと、を備え、前記一方向弁ユニットの一部で前記開口部を閉塞するように当該一方向弁ユニットを配置することを特徴とする内燃機関のブローバイガス換気装置。
  2. 前記開口部に対して前記一方向弁ユニットを着脱可能に固定することを特徴とする請求項1記載の内燃機関のブローバイガス換気装置。
  3. 前記開口部は、動弁機構の構成部品の近傍に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内燃機関のブローバイガス換気装置。
  4. 前記開口部は、側面視にて前記シリンダヘッドの吸気ポートの上方側に隣接して配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の内燃機関のブローバイガス換気装置。
  5. 前記開口部は、平面視にてシリンダの軸線の延長線と重なる位置に配置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の内燃機関のブローバイガス換気装置。
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