JP2016079792A - カバー部材、風切音低減構造物、及びそれを備えた手摺 - Google Patents

カバー部材、風切音低減構造物、及びそれを備えた手摺 Download PDF

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浩利 菊池
Hirotoshi Kikuchi
浩利 菊池
ファムフック
Phuc Pham
洋介 田川
Yosuke Tagawa
洋介 田川
芳 景山
Kaoru Kageyama
芳 景山
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

【課題】 簡単な構造で風切音を低減するカバー部材、風切音低減構造物、及びそれを備えた手摺を提供する。
【解決手段】 側面部と端面部を有する構造物本体部の少なくとも1つの端面部に取り付けて風の流れを変えるカバー部材であって、構造物本体部に取り付けられる取付部と、構造物本体部に取り付けられた後、外部に曝される表面部と、を有し、表面部の少なくとも一部には、外部に凸形状を向けた曲面部が形成され、構造物本体部に取り付けられた時、表面部の端部での接線と、表面部の端部に隣接する構造物本体部の側面部と、の表面部側に画定される角度αが以下の式(1−1)を満足することを特徴とする。
0° ≦ α <90° (1−1)
【選択図】図1

Description

本発明は、風切音を低減するカバー部材、風切音低減構造物、及びそれを備えた手摺に関する。
従来、縦格子内に制振材を挿入することにより振動・共振を抑制して不快な音の発生を防止する手摺りが開示されている。
特開2013−234443号公報
図21は、従来の縦格子に対する風の流れを示す図である。
図21(a)及び図21(b)に示すように、縦格子10の第1の場所Aに風が当たると、カルマン渦が発生する。この渦が縦格子10の第2の場所Bに当たると縦格子10が共鳴を起こす場合があった。この共鳴によって大きな音が発生してしまうことがあった。
本発明は上記課題を解決し、簡単な構造で風切音を低減するカバー部材、風切音低減構造物、及びそれを備えた手摺を提供することを目的とする。
本発明に係るカバー部材は、
側面部と端面部を有する構造物本体部の少なくとも1つの前記端面部に取り付けて風の流れを変えるカバー部材であって、
前記構造物本体部に取り付けられる取付部と、
前記構造物本体部に取り付けられた後、外部に曝される表面部と、
を有し、
前記表面部の少なくとも一部には、外部に凸形状を向けた曲面部が形成され、
前記構造物本体部に取り付けられた時、前記表面部の端部での接線と、前記表面部の端部に隣接する前記構造物本体部の前記側面部と、の前記表面部側に画定される角度αが以下の式(1−1)、式(1−2)、式(1−3)、又は式(1−4)を満足する
ことを特徴とする。
0° ≦ α <90° (1−1)
0° ≦ α ≦45° (1−2)
0° ≦ α ≦35° (1−3)
α = 0° (1−4)
さらに、本発明に係るカバー部材は、
前記構造物本体部が非対称な形状であって、
前記構造物本体部の前記側面部は、表面側の第1面と、裏面側の第2面と、を有し、
前記第1面又は前記第2面の一方側の前記表面部の面積は、他方側の前記表面部の面積よりも大きい
ことを特徴とする。
さらに、本発明に係るカバー部材は、
側面部と端面部を有する構造物本体部の少なくとも前記端面部に取り付けて風の流れを変えるカバー部材であって、
前記構造物本体部に取り付けられる取付部と、
前記構造物本体部に取り付けられた後、外部に曝される表面部と、
を有し、
前記表面部には、
外部に凸形状を向けて前記端面部の少なくとも一部を覆う曲面部と、
前記側面部の少なくとも一部を覆う平面部と、
が形成され、
前記構造物本体部に取り付けられた時、前記曲面部の端部での接線と、前記曲面部の端部に隣接する前記平面部と、の前記曲面部側に画定される角度βが以下の式(2−1)、式(2−2)、式(2−3)、又は式(2−4)を満足する
ことを特徴とする。
0° ≦ β <90° (2−1)
0° ≦ β ≦45° (2−2)
0° ≦ β ≦35° (2−3)
β = 0° (2−4)
さらに、本発明に係る風切音低減構造物は、
前記カバー部材と、
前記カバー部材が取り付けられる構造物本体と、
を備える
ことを特徴とする。
さらに、本発明に係る風切音低減構造物は、
平面からなる側面部と、
前記側面部に連なる端面部と、
を備え、
前記端面部の少なくとも一部には、外部に凸形状を向けた曲面部が形成され、
前記端面部の端部での接線と、前記端面部の端部に隣接する前記側面部と、の前記端面部側に画定される角度γが以下の式(3−1)、式(3−2)、式(3−3)、又は式(3−4)を満足する
ことを特徴とする。
0° ≦ γ <90° (3−1)
0° ≦ γ <45° (3−2)
0° ≦ γ <35° (3−3)
γ = 0° (3−4)
さらに、本発明に係る風切音低減構造物は、
前記側面部及び前記端面部を有する構造物本体部を含み、
前記構造物本体部が非対称な形状であって、
前記構造物本体部の前記側面部は、表面側の第1面と、裏面側の第2面と、を有し、
前記第1面又は前記第2面の一方側の前記曲面部の面積は、他方側の前記曲面部の面積よりも大きい
ことを特徴とする。
さらに、本発明に係る手摺は、
複数の前記風切音低減構造物と、
前記複数の風切音低減構造物を支持する支持部材と、
を備える
ことを特徴とする。
本発明に係るカバー部材によれば、
側面部と端面部を有する構造物本体部の少なくとも1つの前記端面部に取り付けて風の流れを変えるカバー部材であって、
前記構造物本体部に取り付けられる取付部と、
前記構造物本体部に取り付けられた後、外部に曝される表面部と、
を有し、
前記表面部の少なくとも一部には、外部に凸形状を向けた曲面部が形成され、
前記構造物本体部に取り付けられた時、前記表面部の端部での接線と、前記表面部の端部に隣接する前記構造物本体部の前記側面部と、の前記表面部側に画定される角度αが以下の式(1−1)、式(1−2)、式(1−3)、又は式(1−4)を満足するので、簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
0° ≦ α <90° (1−1)
0° ≦ α ≦45° (1−2)
0° ≦ α ≦35° (1−3)
α = 0° (1−4)
さらに、本発明に係るカバー部材によれば、
前記構造物本体部が非対称な形状であって、
前記構造物本体部の前記側面部は、表面側の第1面と、裏面側の第2面と、を有し、
前記第1面又は前記第2面の一方側の前記表面部の面積は、他方側の前記表面部の面積よりも大きいので、
構造物本体部が非対称な形状であっても簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
さらに、本発明に係るカバー部材によれば、
側面部と端面部を有する構造物本体部の少なくとも前記端面部に取り付けて風の流れを変えるカバー部材であって、
前記構造物本体部に取り付けられる取付部と、
前記構造物本体部に取り付けられた後、外部に曝される表面部と、
を有し、
前記表面部には、
外部に凸形状を向けて前記端面部の少なくとも一部を覆う曲面部と、
前記側面部の少なくとも一部を覆う平面部と、
が形成され、
前記構造物本体部に取り付けられた時、前記曲面部の端部での接線と、前記曲面部の端部に隣接する前記平面部と、の前記曲面部側に画定される角度βが以下の式(2−1)、式(2−2)、式(2−3)、又は式(2−4)を満足するので、
簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
0° ≦ β <90° (2−1)
0° ≦ β ≦45° (2−2)
0° ≦ β ≦35° (2−3)
β = 0° (2−4)
さらに、本発明に係る風切音低減構造物は、
前記カバー部材と、
前記カバー部材が取り付けられる構造物本体と、
を備えるので、
簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
さらに、本発明に係る風切音低減構造物は、
平面からなる側面部と、
前記側面部に連なる端面部と、
を備え、
前記端面部の少なくとも一部には、外部に凸形状を向けた曲面部が形成され、
前記端面部の端部での接線と、前記端面部の端部に隣接する前記側面部と、の前記端面部側に画定される角度γが以下の式(3−1)、式(3−2)、式(3−3)、又は式(3−4)を満足するので、
簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
0° ≦ γ <90° (3−1)
0° ≦ γ <45° (3−2)
0° ≦ γ <35° (3−3)
γ = 0° (3−4)
さらに、本発明に係る風切音低減構造物によれば、
前記側面部及び前記端面部を有する構造物本体部を含み、
前記構造物本体部が非対称な形状であって、
前記構造物本体部の前記側面部は、表面側の第1面と、裏面側の第2面と、を有し、
前記第1面又は前記第2面の一方側の前記曲面部の面積は、他方側の前記曲面部の面積よりも大きいので、
構造物本体部が非対称な形状であっても簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
さらに、本発明に係る手摺は、
複数の前記風切音低減構造物と、
前記複数の風切音低減構造物を支持する支持部材と、
を備えるので、
簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
第1実施形態の風切音低減構造物の一例を示す。 第2実施形態の風切音低減構造物の一例を示す。 第3実施形態の風切音低減構造物の一例を示す。 第4実施形態の風切音低減構造物の一例を示す。 本実施形態の風切音低減構造物の例と従来の縦格子との風切音の比較実験の様子を示す。 本実施形態の風切音低減構造物の一例を示す。 本実施形態の風切音低減構造物の他の例を示す。 第1参考例の構造物を示す。 第2参考例の構造物を示す。 風向0°の場合の本実施形態の風切音低減構造物及び各参考例の構造物の風速と音圧の関係を示す。 風向55°の場合の本実施形態の風切音低減構造物及び各参考例の構造物の風速と音圧の関係を示す。 本実施形態の風切音低減構造物を用いた手摺を示す。 他の実施形態の風切音低減構造物の長手方向に直交する断面を示す。 他の実施形態の風切音低減構造物1の長手方向に直交する断面におけるカバー部材3の一例を示す。 他の実施形態の風切音低減構造物1にあたる風の向きを示す。 風向と風速に対する風切音の発生状況を示す。 風向30°での風速に対する風切音の音圧を示す。 風向30°、風速16m/sでの振動数と音圧スペクトル密度の関係を示す。 他の実施形態の風切音低減構造物1の寸法を示す。 さらに異なる実施形態の風切音低減構造物1を示す。 従来の縦格子に対する風の流れを示す図である。
以下、図面を参照して本発明にかかる風切音低減構造物、及びそれを備えた手摺の実施形態を説明する。
図1は、第1実施形態の風切音低減構造物1の一例を示す。
第1実施形態の風切音低減構造物1は、建築物の屋上又はベランダ等に設置される手摺等の構造物本体部2と、側面部21と端面部22を有する構造物本体部2の少なくとも1つの端面部22に取り付けられるカバー部材3からなる。
カバー部材3は、図1(a)に示すように、一端の端面部22に取り付けても、図1(b)に示すように、他端の端面部22に取り付けてもよい。さらに、図1(c)に示すように、両端の端面部22に取り付けてもよい。カバー部材3の取付位置は、風切音低減構造物1を取り付ける場所の風向き等に応じて決定すればよい。
第1実施形態の風切音低減構造物1のカバー部材3は、構造物本体部2に取り付けられる取付部31と、構造物本体部2に取り付けられた後、外部に曝される表面部32と、を有する。表面部32の少なくとも一部は、外部に凸形状を向けた曲面部32aで形成される。
カバー部材3は、構造物本体部2の端面部22のうち少なくとも1つに取り付けられる。第1実施形態の風切音低減構造物1では、カバー部材3が構造物本体部2に取り付けられた時、曲面部32aの端部32bでの接線と曲面部32aの端部32bに隣接する構造物本体部2の側面部21との曲面部32a側に画定される角度αが以下の式(1−1)を満足する。
0° ≦ α <90° (1−1)
また、第1実施形態の風切音低減構造物1は、角度αが以下の式(1−2)、又は式(1−3)を満足することがさらに好ましい。
0° ≦ α ≦45° (1−2)
0° ≦ α ≦35° (1−3)
図2は、第2実施形態の風切音低減構造物1の一例を示す。
第2実施形態の風切音低減構造物1は、建築物の屋上又はベランダ等に設置される手摺等の構造物本体部2と、側面部21と端面部22を有する構造物本体部2の少なくとも1つの端面部22に取り付けられるカバー部材3からなる。
カバー部材3は、図2(a)に示すように、一端の端面部22に取り付けても、図2(b)に示すように、他端の端面部22に取り付けてもよい。さらに、図2(c)に示すよ
うに、両端の端面部22に取り付けてもよい。カバー部材3の取付位置は、風切音低減構造物1を取り付ける場所の風向き等に応じて決定すればよい。
第2実施形態の風切音低減構造物1のカバー部材3は、構造物本体部2に取り付けられる取付部31と、構造物本体部2に取り付けられた後、外部に曝される表面部32と、を有する。表面部32の少なくとも一部は、外部に凸形状を向けた曲面部32aで形成される。
カバー部材3は、構造物本体部2の端面部22のうち少なくとも1つに取り付けられる。第2実施形態の風切音低減構造物1では、カバー部材3が構造物本体部2に取り付けられた時、曲面部32aの端部32bでの接線と曲面部32aの端部32bに隣接する構造物本体部2の側面部21との曲面部32a側に画定される角度αが以下の式(1−4)を満足する。
α = 0° (1−4)
図3は、第3実施形態の風切音低減構造物1の一例を示す。
第3実施形態の風切音低減構造物1は、建築物の屋上又はベランダ等に設置される手摺等の側面部21と端面部22を有する構造物本体部2と、構造物本体部2の少なくとも1つの端面部22を覆うように取り付けられるカバー部材3からなる。
カバー部材3は、図3(a)に示すように、構造物本体部2の両側面部21と一方の端面部22を覆うように取り付ければよい。また、図3(b)及び図3(c)に示すように、構造物本体部2の全体を覆うように取り付けてもよい。
第3実施形態の風切音低減構造物1のカバー部材3は、構造物本体部2に取り付けられる取付部31と、構造物本体部2に取り付けられた後、外部に曝される表面部32と、を有する。表面部32の少なくとも一部は、外部に凸形状を向けて構造物本体部2の端面部22の少なくとも一部を覆う曲面部32aで形成され、曲面部32aの端部32bに隣接して構造物本体部2の側面部21を覆う平面部32cが形成される。図3(b)及び図3(c)に示すように構造物本体部2の全体を覆うカバー部材3では、平面部32cに構造物本体部2を通すための切欠部3eが形成される。
第3実施形態の風切音低減構造物1では、カバー部材3が構造物本体部2に取り付けられた時、曲面部32aの端部32bでの接線と曲面部32aの端部32bに隣接する平面部32cとの曲面部32a側に画定される角度βが以下の式(2−1)を満足する。
0° ≦ β <90° (2−1)
また、第3実施形態の風切音低減構造物1は、角度βが以下の式(2−2)、式(2−3)、又は式(2−4)を満足することがさらに好ましい。
0° ≦ β ≦45° (2−2)
0° ≦ β ≦35° (2−3)
β = 0° (2−4)
図4は、第4実施形態の風切音低減構造物1の一例を示す。
第4実施形態の風切音低減構造物1は、建築物の屋上又はベランダ等に設置される手摺等の構造物本体部2からなる。構造物本体部2は、平面からなる側面部21と、側面部21に連なる端面部22と、を備える。端面部22の少なくとも一つには、外部に凸形状を向けた曲面部22aが形成される。曲面部22aの端部22bは、側面部21と隣接する
第4実施形態の風切音低減構造物1では、端面部22の端部22bでの接線と、端面部22の端部22bに隣接する側面部21と、の端面部22側に画定される角度γが以下の式(3−1)を満足する。
0° ≦ γ <90° (3−1)
また、第4実施形態の風切音低減構造物1は、角度γが以下の式(3−2)、式(3−3)、又は式(3−4)を満足することがさらに好ましい。
0° ≦ γ <45° (3−2)
0° ≦ γ <35° (3−3)
γ = 0° (3−4)
図5は、本実施形態の風切音低減構造物1の例と従来の縦格子10との風切音の比較実験の様子を示す。
比較実験は、風切音低減構造物1又は従来の縦格子10を所定のピッチで並べた構造物群に、所定の風向θから所定の風速で風を当て、その時の音圧を測定し、比較する。
図6は、本実施形態の風切音低減構造物1の一例を示す。
図6に示す風切音低減構造物1は、少なくとも一端に取り付けられるカバー部材3を有する。カバー部材3は、構造物本体部2の端面部22のうち少なくとも一方を覆うように取り付けられる。カバー部材3の曲面部32の端部32bでの接線と構造物本体部2の側面部21との角度は、45°になるように設置する。
図7は、本実施形態の風切音低減構造物1の他の例を示す。
図7に示す風切音低減構造物1は、少なくとも一端に取り付けられるカバー部材3を有する。カバー部材3は、構造物本体部2の端面部22のうち少なくとも一方を覆うように取り付けられる。カバー部材3の曲面部32の端部32bでの接線と構造物本体部2の側面部21との角度は、35°になるように設置する。
図8は、第1参考例の構造物11を示す。
図8に示すように、第1参考例の構造物11の少なくとも一端に取り付けられるカバー部材3を有する。第1参考例の構造物11のカバー部材3は、球状に形成され、構造物本体部2の端面部22のうち少なくとも一方を覆うように取り付けられる。カバー部材3の曲面部32の端部32bでの接線と構造物本体部2の側面部21との角度は、90°になるように設置する。
図9は、第2参考例の構造物12を示す。
図9に示すように、第2参考例の構造物12の少なくとも一端に取り付けられるカバー部材3を有する。第2参考例の構造物12のカバー部材3は、半球状に形成され、構造物本体部2の端面部22のうち少なくとも一方を覆うように取り付けられる。カバー部材3の曲面部32の端部32bでの接線と構造物本体部2の側面部21との角度は、90°になるように設置する。
図10は、風向0°の場合の本実施形態の風切音低減構造物及び各参考例の構造物の風
速と音圧の関係を示す。図11は、風向55°の場合の本実施形態の風切音低減構造物及び各参考例の構造物の風速と音圧の関係を示す。
図10に示すように、風向0°の場合、端部形状が球状の第1参考例及びカバー部材3の曲面端部3bでの接線と構造物本体部2の表面との角度が90°の第2参考例では、風切音が発生している。また、図11に示すように、風向55°の場合も、端部形状が球状の第1参考例では、風切音が発生している。
これに対して、本実施形態のカバー部材3の曲面端部3bでの接線と構造物本体部2の表面との角度が45°及び35°の風切音低減構造物1では、風切音が発生していない。
このように、本実施形態のカバー部材3、及びカバー部材3を取り付けた風切音低減構造物1では、簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
図12は、本実施形態の風切音低減構造物を用いた手摺を示す。
本実施形態の風切音低減構造物1は、建築物の屋上又はベランダ等に設置される手摺6に用いられる。図12に示す実施形態の手摺6は、風切音低減構造物1と、複数の風切音低減構造物1を支持する支持部材5と、を備える。
このように、本実施形態のカバー部材3、及びカバー部材3を取り付けた風切音低減構造物1を手摺6に用いることで、簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
次に、他の実施形態について説明する。
図13は、他の実施形態の風切音低減構造物の長手方向に直交する断面を示す。図13(a)はルーパー先端部の角が騒音の発生源の場合を示し、図13(b)はルーパー先端部と基部の角が騒音の発生源の場合を示す。なお、図中の矢印は、風の動きを示す。
他の実施形態の風切音低減構造物1は、建築物の屋上又はベランダ等に設置される手摺等の非対称な形状の構造物本体部2と、構造物本体部2の先端部25に取り付けられるカバー部材3と、を備える。
構造物本体部2は、基部23と、基部23から斜めに延びる斜辺部24と、斜辺部24の先端に斜辺部24とは異なる角度で延びる先端部25と、を有する。
仮にカバー部材3が存在しない場合、図13(a)に示すように、先端部25の基端25aで発生した渦が端面部25bに接触することで、風切音が発生する。また、仮にカバー部材3が存在しない場合、図13(b)に示すように、先端部25の端面部25bで発生した渦が基部23の端面部23aに接触することで、風切音が発生する。
なお、風向きによって渦が発生する場所と渦が接触する場所は変化する。また、構造物本体2の基部23、斜辺部24、及び先端部25の長さ、角度、及び形状等によっても渦が発生する場所と渦が接触する場所は変化する。
図14は、他の実施形態の風切音低減構造物1の長手方向に直交する断面におけるカバー部材3の一例を示す。図14(a)は端面部25bへのカバー部材3を取り付けた第1例の状態を示し、図14(b)は端面部25bへのカバー部材3を取り付けた第2例の状態を示す。
他の実施形態の風切音低減構造物1は、建築物の屋上又はベランダ等に設置される手摺等の構造物本体部2と、先端部25の端面部25bに取り付けられるカバー部材3と、からなる。風切音低減構造物1を構成する構造物本体部2及びカバー部材3は、長手方向に直交する断面において非対称な形状である。
カバー部材3は、構造物本体部2に取り付けられる側の取付部31と、構造物本体部2に取り付けられた後、外部に曝される表面部32と、を有する。表面部32の少なくとも一部は、外部に凸形状を向けた曲面部32aで形成される。取付部31は、先端部25の端面部25bと表側の第1面25cの一部及び裏側の第2面25dの一部を覆う。図14に示す例では、取付部31が第1面25cを覆う面積と取付部31が第2面25dを覆う面積とが異なる。例えば、長手方向に直交する断面において、取付部31が第1面25cを覆う長さと取付部31が第2面25dを覆う長さとが異なる。すなわち、カバー部材3は、長手方向に直交する断面において非対称な形状である。
図14(a)に示すカバー部材3は、裏側の第2面25dを覆う表面部32の面積が表側の第1面25cを覆う表面部32の面積よりも大きい。また、図14(b)に示すカバー部材3は、表側の第1面25cを覆う表面部32の面積が裏側の第2面25dを覆う表面部32の面積よりも大きい。
また、図14に示す風切音低減構造物1では、カバー部材3が構造物本体部2に取り付けられた時、曲面部32aの端部32bでの接線と曲面部32aの端部32bに隣接する構造物本体部2の第1面25c及び第2面25dとの曲面部32a側に画定される角度αが以下の式(1−1)を満足する。
0° ≦ α <90° (1−1)
また、図14に示す風切音低減構造物1は、角度αが以下の式(1−2)、又は式(1−3)を満足することがさらに好ましい。
0° ≦ α ≦45° (1−2)
0° ≦ α ≦35° (1−3)
次に、他の実施形態のような、長手方向に直交する断面で非対称の風切音低減構造物1に、風を当てた場合の風切音の発生状況について説明する。
図15は、他の実施形態の風切音低減構造物1にあたる風の向きを示す。図16は、風向と風速に対する風切音の発生状況を示す。
風の向きは、図15に示すように、構造物本体部2が並んでいる直線方向に対して、基部23側から先端部25側へ向かう方向を0°、先端部25側から基部23側へ向かう方向を180°とする。また、構造物本体部2が並んでいる直線方向に直交する方向のうち、先端部25側から基部23側へ向かう方向を90°とする。
図16のグラフでは、長手方向に直交する断面において、カバー部材3を設けずに先端部25の端面部25aに曲面部32aを含まない形状の第1の形状と、第1面25cよりも第2面25dを覆う面積が大きいカバー部材3を設けて先端部25の端面部25aに曲面部32aを有する第2の形状と、第2面25dよりも第1面25cを覆う面積が大きいカバー部材3を設けて先端部25の端面部25aに曲面部32aを有する第3の形状と、の3つの場合で、風切音の発生状況を示している。
図16のグラフの横軸は風向、縦軸は風速を示す。第1の形状において風切り音が発生した場合には三角で表し、第2の形状において風切り音が発生した場合には丸で表し、第
2の形状において風切り音が発生した場合には四角で表す。実際には、第3の形状では風切り音が発生しなかったので、四角は記載されていない。
図16に示すように、風切音低減構造物1の先端部25が第2の形状及び第3の形状の場合には、風切音の発生を低減することが可能となる。
図17は、風向30°での風速に対する風切音の音圧を示す。図18は、風向30°、風速16m/sでの振動数と音圧スペクトル密度の関係を示す。
図17に示すように、風速12m/s付近で第1の形状と第2の形状で同じ程度に音圧が上がっているが、全体的に第1の形状と比較して、第2の形状及び第3の形状は、どの風速でも音圧が低い。また、図18に示すように、第1の形状では、1375Hzをはじめ、複数箇所で音圧スペクトル密度が他の箇所と比較して高くなっているが、第3の形状では、音圧スペクトル密度が高くなっている箇所がほぼ見当たらない。
次に、他の実施形態の風切音低減構造物1の寸法について説明する。
図19は、他の実施形態の風切音低減構造物1の寸法を示す。
他の実施形態の風切音低減構造物1の曲面部32aを構成するカバー部材3は、長手方向に直交する断面において、第1面25c側の厚みC1及び第2面25d側の厚みC2を含む全体の厚みCと、第1面25c側の長さD1及び第2面25d側の長さD2とで寸法を画定する。他の実施形態の風切音低減構造物1の曲面部32aは、非対称に形成されるので、第1面25c側の厚みC1と第2面25d側の厚みC2が同じ場合には、第1面25c側の長さD1と第2面25d側の長さD2を異ならせ、第1面25c側の長さD1と第2面25d側の長さD2が同じ場合には、第1面25c側の厚みC1と第2面25d側の厚みC2を異ならせる。
他の実施形態の風切音低減構造物1の曲面部32aを構成するカバー部材3は、角部が無い構造とすることが好ましい。なお、曲面部32aは、曲面に滑らかに繋がる平面部32cを一部に含んでもよい。
図20は、さらに異なる実施形態の風切音低減構造物1を示す。
図20に示す実施形態の風切音低減構造物1は、建築物の屋上又はベランダ等に設置される手摺等の構造物本体部2からなり、カバー部材3を用いない。図14に示した構造物本体部2の先端部25は、平面からなる表側の第1面25c及び裏側の第2面25dと、第1面25c及び第2面25dに連なる端面部25eと、を備える。端面部25eは、外部に凸形状を向けた曲面部25fが形成される。曲面部25fの端部22bは、側面部を構成する第1面25c及び第2面25dと隣接する。
図20に示す実施形態の風切音低減構造物1では、端面部25の端部25gでの接線と、端面部25の端部25gに隣接する第1面25c及び第2面25dと、の端面部25e側に画定される角度γが以下の式(3−1)を満足する。
0° ≦ γ <90° (3−1)
また、図20に示す風切音低減構造物1は、角度γが以下の式(3−2)、式(3−3)、又は式(3−4)を満足することがさらに好ましい。
0° ≦ γ <45° (3−2)
0° ≦ γ <35° (3−3)
γ = 0° (3−4)
以上、本実施形態のカバー部材3によれば、側面部21と端面部22を有する構造物本体部2の少なくとも1つの端面部22に取り付けて風の流れを変えるカバー部材3であって、構造物本体部2に取り付けられる取付部31と、構造物本体部2に取り付けられた後、外部に曝される表面部32と、を有し、表面部32の少なくとも一部には、外部に凸形状を向けた曲面部32aが形成され、構造物本体部2に取り付けられた時、表面部32の端部32bでの接線と、表面部32の端部32bに隣接する構造物本体部2の側面部21と、の表面部21側に画定される角度αが以下の式(1−1)、式(1−2)、式(1−3)、又は式(1−4)を満足するので、簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
0° ≦ α <90° (1−1)
0° ≦ α ≦45° (1−2)
0° ≦ α ≦35° (1−3)
α = 0° (1−4)
さらに、本実施形態のカバー部材3によれば、構造物本体部2が非対称な形状であって、構造物本体部2の側面部25c,25dは、表面側の第1面25cと、裏面側の第2面25dと、を有し、第1面25c又は第2面25dの一方側の表面部32の面積は、他方側の表面部32の面積よりも大きいので、構造物本体部2が非対称な形状であっても簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
さらに、本実施形態のカバー部材3によれば、側面部21と端面部22を有する構造物本体部2の少なくとも端面部22に取り付けて風の流れを変えるカバー部材3であって、構造物本体部2に取り付けられる取付部31と、構造物本体部2に取り付けられた後、外部に曝される表面部32と、を有し、表面部32には、外部に凸形状を向けて端面部22の少なくとも一部を覆う曲面部32aと、側面部21の少なくとも一部を覆う平面部32cと、が形成され、構造物本体部2に取り付けられた時、曲面部32aの端部32bでの接線と、曲面部32aの端部32bに隣接する平面部32cと、の曲面部32a側に画定される角度βが以下の式(2−1)、式(2−2)、式(2−3)、又は式(2−4)を満足するので、簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
0° ≦ β <90° (2−1)
0° ≦ β ≦45° (2−2)
0° ≦ β ≦35° (2−3)
β = 0° (2−4)
さらに、本実施形態の風切音低減構造物1によれば、カバー部材3と、カバー部材3が取り付けられる構造物本体2と、を備えるので、簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
さらに、本実施形態の風切音低減構造物1によれば、平面からなる側面部21と、側面部21に連なる端面部22と、を備え、端面部22の少なくとも一部には、外部に凸形状を向けた曲面部22aが形成され、端面部22の端部22bでの接線と、端面部22の端部22bに隣接する側面部21と、の端面部22側に画定される角度γが以下の式(3−1)、式(3−2)、式(3−3)、又は式(3−4)を満足するので、簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
0° ≦ γ <90° (3−1)
0° ≦ γ <45° (3−2)
0° ≦ γ <35° (3−3)
γ = 0° (3−4)
さらに、本発明に係る風切音低減構造物1によれば、側面部25c,25d及び端面部25eを有する構造物本体部2を含み、構造物本体部2が非対称な形状であって、構造物本体部2の側面部25c,25dは、表面側の第1面25cと、裏面側の第2面25dと、を有し、第1面25c又は第2面25dの一方側の曲面部25fの面積は、他方側の曲面部25fの面積よりも大きいので、構造物本体部2が非対称な形状であっても簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
さらに、本実施形態の手摺6によれば、複数の風切音低減構造物1と、複数の風切音低減構造物1を支持する支持部材5と、を備えるので、簡単な構造で風切音を低減することが可能となる。
なお、この実施形態によって本発明は限定されるものではない。すなわち、実施形態の説明に当たって、例示のために特定の詳細な内容が多く含まれるが、当業者であれば、これらの詳細な内容に色々なバリエーションや変更を加えてもよい。例えば、設置場所は、建築物の屋上又はベランダ等に設置される手摺等に限らず、並列にある構造物であれば何でもよい。
1…風切音低減構造物
2…構造物本体部
21…側面部
22…端面部
22a…曲面部
22b…端部
23…基部
24…斜辺部
25…先端部
25a…基端
25b…端面部
25c…第1面
25d…第2面
25e…表面部
25f…曲面部
3…カバー部材
31…取付部
32…表面部
32a…曲面部
32b…端部
32c…平面部
5…支持部材
6…手摺

Claims (16)

  1. 側面部と端面部を有する構造物本体部の少なくとも1つの前記端面部に取り付けて風の流れを変えるカバー部材であって、
    前記構造物本体部に取り付けられる取付部と、
    前記構造物本体部に取り付けられた後、外部に曝される表面部と、
    を有し、
    前記表面部の少なくとも一部には、外部に凸形状を向けた曲面部が形成され、
    前記構造物本体部に取り付けられた時、前記表面部の端部での接線と、前記表面部の端部に隣接する前記構造物本体部の前記側面部と、の前記表面部側に画定される角度αが以下の式(1−1)を満足する
    ことを特徴とするカバー部材。
    0° ≦ α <90° (1−1)
  2. 前記角度αが以下の式(1−2)を満足する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカバー部材。
    0° ≦ α ≦45° (1−2)
  3. 前記角度αが以下の式(1−3)を満足する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカバー部材。
    0° ≦ α ≦35° (1−3)
  4. 前記角度αが以下の式(1−4)を満足する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカバー部材。
    α = 0° (1−4)
  5. 前記構造物本体部が非対称な形状であって、
    前記構造物本体部の前記側面部は、表面側の第1面と、裏面側の第2面と、を有し、
    前記第1面又は前記第2面の一方側の前記表面部の面積は、他方側の前記表面部の面積よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のカバー部材。
  6. 側面部と端面部を有する構造物本体部の少なくとも前記端面部に取り付けて風の流れを変えるカバー部材であって、
    前記構造物本体部に取り付けられる取付部と、
    前記構造物本体部に取り付けられた後、外部に曝される表面部と、
    を有し、
    前記表面部には、
    外部に凸形状を向けて前記端面部の少なくとも一部を覆う曲面部と、
    前記側面部の少なくとも一部を覆う平面部と、
    が形成され、
    前記構造物本体部に取り付けられた時、前記曲面部の端部での接線と、前記曲面部の端部に隣接する前記平面部と、の前記曲面部側に画定される角度βが以下の式(2−1)を満足する
    ことを特徴とするカバー部材。
    0° ≦ β <90° (2−1)
  7. 前記角度βが以下の式(2−2)を満足する
    ことを特徴とする請求項6に記載のカバー部材。
    0° ≦ β ≦45° (2−2)
  8. 前記角度βが以下の式(2−3)を満足する
    ことを特徴とする請求項6に記載のカバー部材。
    0° ≦ β ≦35° (2−3)
  9. 前記角度βが以下の式(2−4)を満足する
    ことを特徴とする請求項6に記載のカバー部材。
    β = 0° (2−4)
  10. 請求項1乃至9のいずれか1つに記載のカバー部材と、
    前記カバー部材が取り付けられる構造物本体と、
    を備える
    ことを特徴とする風切音低減構造物。
  11. 平面からなる側面部と、
    前記側面部に連なる端面部と、
    を備え、
    前記端面部の少なくとも一部には、外部に凸形状を向けた曲面部が形成され、
    前記端面部の端部での接線と、前記端面部の端部に隣接する前記側面部と、の前記端面部側に画定される角度γが以下の式(3−1)を満足する
    ことを特徴とする風切音低減構造物。
    0° ≦ γ <90° (3−1)
  12. 前記平面部と隣接する端部での前記曲面部の接線と前記平面部との角度γが以下の式(3−2)を満足する
    ことを特徴とする請求項10に記載の風切音低減構造物。
    0° ≦ γ <45° (3−2)
  13. 前記平面部と隣接する端部での前記曲面部の接線と前記平面部との角度γが以下の式(3−3)を満足する
    ことを特徴とする請求項10に記載の風切音低減構造物。
    0° ≦ γ <35° (3−3)
  14. 前記平面部と隣接する端部での前記曲面部の接線と前記平面部との角度γが以下の式(3−4)を満足する
    ことを特徴とする請求項10に記載の風切音低減構造物。
    γ = 0° (3−4)
  15. 前記側面部及び前記端面部を有する構造物本体部を含み、
    前記構造物本体部が非対称な形状であって、
    前記構造物本体部の前記側面部は、表面側の第1面と、裏面側の第2面と、を有し、
    前記第1面又は前記第2面の一方側の前記曲面部の面積は、他方側の前記曲面部の面積よりも大きい
    ことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1つに記載の風切音低減構造物。
  16. 請求項11乃至請求項15のいずれか1つに記載の複数の風切音低減構造物と、
    前記複数の風切音低減構造物を支持する支持部材と、
    を備える
    ことを特徴とする手摺。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018172961A (ja) * 2017-03-30 2018-11-08 三協立山株式会社 格子体

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