JP5615050B2 - 外壁目地構造 - Google Patents

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Description

本発明は、外壁目地の構造に関する。
外壁目地をガスケットで止水する場合、該ガスケットを、その屋外側に面する最外側のヒレの両先端縁部が目地内空間部を挟む互いに平行な対向面部より屋外側に突出しない深さ位置となるように嵌め込むというのが、従来の施工方法の一つとして行われていた。
特開平09−302790号公報
しかしながら、上記のような嵌め込み態様では、施工誤差などによって、外壁面において外壁目地の幅寸法が一定となっていない場合、例えば、外壁面の幅寸法の異なる複数本の外壁縦目地が存在しているような場合に、最外側のヒレの両先端縁部の深さ位置が同じとなるようにガスケットの嵌め込みを行ったとしても、幅寸法の小さい外壁目地部分では、屋外側に面する最外側のヒレの幅方向中間部の深さ位置が深くなり、幅寸法の大きい外壁目地部分では、屋外側に面する最外側のヒレの幅寸法中間部の深さ位置が浅くなり、また、ヒレの屈曲により目地底が凹み、そのため、光と影の作用で、目立つ目地と目立たない目地とを生じて、外壁面の意匠性を損なわせてしまうという問題がある。
また、施工時に最外側のヒレの両先端縁部が、外壁目地間に巻き込まれてしまうといった問題がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、外壁目地の幅寸法が一定でなくても、ガスケットによって外壁面の意匠性を損なわせることがなく、施工時に最外側のヒレの両先端縁部が外壁目地間に巻き込まれてしまわない外壁目地の構造を提供すること課題とする。
上記の課題は、外壁目地の幅寸法が一定でない外壁面の前期外壁目地に、止水用の同じガスケットが、その屋外側に面する最外側のヒレの幅方向中間部の嵌め込み深さ位置を、目地内空間部を挟む互いに平行な対向面部間において同じ深さ位置とするように嵌め込まれており、
該ガスケットにおいて前記最外側のヒレは中央部から両先端縁部にかけて外側に凸のR形状をしており、前記最外側のヒレの両先端縁部は外側に反っており、前記嵌め込み状態において外壁目地の幅寸法との関係で最外側のヒレの両先端縁部が目地内空間部を挟む互いに平行な対向面部よりも屋外側に突出する部分において、最外側のヒレの両先端縁部が前記外側に反っている作用で外壁面に沿わないようになされていることを特徴とする外壁目地の構造によって解決される。
この構造では、外壁目地の幅寸法が一定でない外壁面の外壁目地に、止水用の同じガスケットが、その屋外側に面する最外側のヒレの幅方向中間部の嵌め込み深さ位置を、目地内空間部を挟む互いに平行な対向面部間において同じ深さ位置とするように嵌め込まれているので、屋外側に面する最外側のヒレの幅方向中間部の深さ位置の違いによる目地の目立ち具合の差を生じることがなく、そのため、外壁目地の幅寸法が一定でなくても、ガスケットによって外壁面の意匠性が損なわれることがない。
しかも、該ガスケットにおいて前記最外側のヒレは中央部から両先端縁部にかけて外側に凸のR形状をしており、前記最外側のヒレの両先端縁部は外側に反っており、前記嵌め込み状態において外側目地の幅寸法との関係で最外側のヒレの両先端縁部が目地内空間部を挟む互いに平行な対向面部よりも屋外側に突出する部分において、最外側のヒレの両先端縁部が前記外側に反っている作用で外壁面に沿わないようになされているので、目地底が凹むことなく、該突出部分によって外壁面の意匠性を損なわせることもなく、施工時に最外側のヒレの両先端縁部が、外壁目地間に巻き込まれてしまうこともない。
なお、「外壁目地の幅寸法が一定でない外壁面」という文言は、幅寸法の異なる複数本の外壁縦目地が並列して存在しているあるいは直列して存在している外壁面や、幅寸法の異なる複数本の外壁横目地が並列して存在しているあるいは直列して存在している外壁面、幅寸法の異なる外壁縦目地と外壁横目地とが存在している外壁面などはもとより、一本の外壁目地において、その幅寸法が、一端側から他端側に漸次大きく、あるいは、漸次小さく変化していっているような外壁目地が存在する外壁面をも含む意味において使用している。
本発明は以上のとおりのものであるから、外壁目地の幅寸法が一定でなくても、ガスケットによって外壁面の意匠性を損なわせることがなく、施工時に最外側のヒレの両先端縁部が、外壁目地間に巻き込まれてしまうこともない。
図(イ)〜図(ハ)はそれぞれ、外壁面に存在する幅寸法の異なる各目地と、それら目地へのガスケットの嵌め込み状態を示す断面図である。 図(イ)は嵌め込み前の自然な状態におけるガスケットの断面図、図(ロ)は屋外側に面する最外側のヒレを拡大して示す一部拡大断面図である。 図(イ)〜図(ハ)はそれぞれ、外壁面に存在する幅寸法の異なる各目地と、それら各目地に嵌め込まれるガスケットとを分離状態にして示す断面図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示す実施形態において、1,1は窯業系などからなる外壁面材、2‥はそれらの間の外壁目地、3はガスケットであり、外壁面には、施工誤差などによって、図1(イ)〜図(ハ)や図3(イ)〜図(ハ)に示すように、幅寸法の異なる複数の外壁縦目地2‥が並列するようにして存在している。具体的には、図1(イ)や図3(イ)に示す外壁目地2の幅寸法aは例えば8mmであり、図1(ロ)や図3(ロ)に示す外壁目地2の幅寸法bは例えば10mmであり、図1(ハ)や図3(ハ)に示す外壁目地2の幅寸法cは例えば12mmである。
ガスケット3は、図2(イ)(ロ)に示すように、屋外側に面する最外側のヒレ4と、屋内側の最内側のヒレ5と、それらの間の中間のヒレ6とを備えたゴム状の弾性材の内部に芯材7が埋込み状態に備えられたものからなっている。なお、本実施形態のガスケット3では、屋外側に面する部分8と本体部分9とで異なる色の弾性材が使用されてそれらを複合した構造となっていて、外壁面との関係でそれに合う色のガスケットの製作を、屋外側に面する部分8の弾性材のみの変更で対応することができるようになされている。
このガスケット3において、屋外側に面する最外側のヒレ4の幅寸法は、想定される最大目地幅寸法よりも大きく設計されており、かつ、該ヒレ4は中央部から両先端縁部にかけて外側に凸のR形状をしており、かつ、該ヒレ4の両先端縁部4a,4aは外側に反っている。
そして、この同じガスケット3が、図1及び図3に示すような、幅寸法の異なる複数の各外壁目地2‥に、その屋外側に面する最外側のヒレ4の幅方向中間部の深さ位置が互いに同じ深さ位置となるように、具体的には、目地2内の空間部を挟む互いに平行な対向面部1a,1aの屋外側の縁部の位置からの寸法dが2mmとなるような深さ位置に、嵌め込まれている。
これにより、図1(イ)に示す幅寸法aが8mmの目地2と、図1(ロ)に示す幅寸法bが10mmの目地2とでは、ガスケット3における最外側のヒレ4の両先端縁部4a,4aが、目地内空間部を挟む互いに平行な対向面部1a,1aよりも屋外側に突出した状態となるが、該両先端4a,4aは、上記のように外側に反っていることで、外壁面における面取り部分1b,1bの面部から突出した状態になる。また、図1(ハ)に示す幅寸法cが12mmの目地2では、ガスケット3における最外側のヒレ4の両先端縁部4a,4aは、目地内空間部を挟む互いに平行な対向面部1a,1aよりも屋外側に突出することなく、平行な対向面部1a,1a内に収まって、面対向面部1a,1aに弾力的に当接した状態になる。また、ヒレ4は中央部から両先端縁部にかけて外側に凸のR形状をしているので、ガスケット3の嵌め込み状態で、ガスケット3における最外側のヒレ4の両先端縁部4a,4aが、目地内空間部を挟む互いに平行な対向面部1a,1aおよび外壁面における面取り部分1b,1bの面部に沿い、ヒレ4が屋内側に凸のR形状となるよう外力が加わっても、ヒレ4の目地底はフラット形状を維持することができる。
このように、上記の外壁目地の構造によれば、幅寸法の異なる複数本の外壁目地2‥に、ガスケット3が、その屋外側に面する最外側のヒレ4の幅方向中間部の深さ位置を深さ寸法dの互いに同じ深さ位置とするように嵌め込まれているので、屋外側に面する最外側のヒレ4の幅方向中間部の深さ位置の違いによる外壁目地の目立ち具合の差を生じることがなく、さらに、目地幅の違いによる目地底形状の差を生じることがなく、外壁面に幅寸法の異なる複数本の外壁目地2‥が存在していても、同じガスケット3によって外壁面の意匠性を損なわせることがない。
しかも、ガスケット3は、最外側のヒレ4の両先端縁部4a,4aが外側に反っているので、外壁目地2への嵌め込み時において、最外側のヒレ4の両先端縁部4a,4aが外壁の目地内空間部を挟む互いに平行な対向面部1a,1aに巻き込まれてしまうことがなく、ガスケット3の施工のやり直しや手直しをする必要がない。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、ガスケット3の最外側のヒレ4の両先端縁部4a,4aが目地内空間部を挟む互いに平行な対向面部1a,1aよりも屋外側に突出する幅寸法の図1(イ)(ロ)に示すような外壁目地2,2と、突出しない幅寸法の図1(ハ)に示すような外壁目地2とが外壁面に存在する場合を示したが、本発明では、ガスケット3の最外側のヒレ4の両先端縁部4a,4aが目地内空間部を挟む互いに平行な対向面部1a,1aよりも屋外側に突出する外壁目地のみを外壁面に有する構造に適用することも可能であるし、図1(イ)(ハ)あるいは図1(ロ)(ハ)に示すような幅寸法の外壁目地のみを外壁面に有する構造に適用することも可能である。
1a・・・目地内対向面部
2・・・外壁目地
3・・・ガスケット
4・・・最外側のヒレ
4a・・・先端縁部(屈曲部)

Claims (1)

  1. 外壁目地の幅寸法が一定でない外壁面の前記外壁目地に、屋外側に面する最外側のヒレと、屋内側の最内側のヒレと、それらの間の中間のヒレとを備えた止水用の同じガスケットが、その屋外側に面する最外側のヒレの幅方向中間部の嵌め込み深さ位置を、目地内空間部を挟む互いに平行な対向面部間において同じ深さ位置とするように嵌め込まれており、
    該ガスケットにおいて前記最外側のヒレは中央部から両先端縁部にかけて外側に凸のR形状をしており、前記最外側のヒレの両先端縁部は外側に反っており、前記嵌め込み状態において外壁目地の幅寸法との関係で最外側のヒレの両先端縁部が目地内空間部挟む互いに平行な対向面部よりも屋外側に突出する場合において、最外側のヒレの両先端縁部が前記外側に反っている作用で外壁面に沿わないで突出するようになされていることを特徴とする外壁目地の構造。
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