JP2016078917A - 蓋部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り扱い易く、保管時にも変形が生じ難い蓋部材を提供する。
【解決手段】折畳みコンテナ3に被せられる蓋部材4は、略矩形板状の天板部31と、天板部31の外周縁から下方に突出する枠部32と、枠部32の下縁部から天板部31の外周側に突出する段部33と、段部33の外縁部から下方に突出する裾部34とを備えている。蓋部材4同士を積み重ねた場合には、下側の蓋部材4の天板部31、及び、枠部32が、上側の蓋部材4の裾部34の内周側に対して挿入されるとともに、上側の蓋部材4の裾部34の下縁部が、下側の蓋部材4の段部33の上面に支持される。天板部31の下面側には、枠部32から天板部31の内周側に向けて所定距離を隔てた位置において、天板部31から下方に突出する段積み用突起37が設けられ、蓋部材4同士を積み重ねた場合には、上側の蓋部材4の段積み用突起37が、下側の蓋部材4の天板部31上面に当接又は近接する。
【選択図】 図15

Description

本発明は、上方に開口するコンテナに被せられる蓋部材に関するものである。
従来、例えば、物品を収容したコンテナをパレットに載置して運搬等する場合に、コンテナに対して蓋部材を被せることが知られている。また、蓋部材の強度を高めるべく、蓋部材の裏面側に対して格子状の補強リブを設けるといった技術がある(例えば、特許文献1等参照。)。さらに、使用されていない状態における蓋部材の運搬・保管効率を向上させるべく、蓋部材同士を上下に積み重ねることで、蓋部材同士の水平方向における相対的な位置ずれが防止されるように構成されているものもある。
特開2004−10127号公報
ところで、上記特許文献1に記載されているように、蓋部材の裏面側全域に対して格子状に補強リブを設ける場合には、蓋部材が重くなってしまうことが懸念される。特に、パレットに並べて載置された複数のコンテナの上面側をまとめて覆う比較的大型の蓋部材に関しては、かかる懸念がより顕著なものとなる。この場合、蓋部材の着脱に際しての作業性の低下等を招くおそれがある。
その一方で、前記補強リブを省略することも考えられるが、その場合、蓋部材の剛性が低下してしまう。これに起因して、例えば、蓋部材同士を積み重ねて保管する場合において、蓋部材が変形してしまう(変形が比較的長期に維持されることで塑性変形してしまう)ことが懸念される。
本発明は上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、取り扱い易く、保管時にも変形が生じ難い蓋部材を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.上方に開口する略四角箱状のコンテナに被せられる蓋部材であって、
コンテナの上部開口を閉塞可能な略矩形板状の天板部と、
前記天板部の外周縁から下方に突出する枠部と、
前記枠部の下縁部から前記天板部の外周側に(前記枠部の厚み程度)突出する段部と、
前記段部の外縁部から下方に突出する裾部とを備え、
蓋部材同士を上下に積み重ねた場合に、
下側の蓋部材の前記天板部、及び、前記枠部が、上側の蓋部材の前記裾部の内周側に対して挿入されるとともに、
上側の蓋部材の前記裾部の下縁部の少なくとも一部が、下側の蓋部材の前記段部の上面に当接して支持される、又は、
上側の蓋部材の前記枠部の下縁部の少なくとも一部が、下側の蓋部材の前記天板部の上面外周部に当接して支持される構成であって、
前記天板部の下面側には、前記枠部から前記天板部の内周側に向けて所定距離を隔てた位置において、前記天板部から下方に突出する段積み用突起が設けられ、
蓋部材同士を上下に積み重ねた場合に、上側の蓋部材の前記段積み用突起が、下側の蓋部材の前記天板部上面に当接又は近接するように構成されていることを特徴とする蓋部材。
手段1によれば、蓋部材には、枠部の下縁部から外方に突出する段部、及び、段部の外縁部から下方に突出する裾部が設けられていることから、蓋部材同士を、左右方向における位置ずれを防止しつつ、上下に積み重ねる(段積みする)ことができる。
また、蓋部材の段積み状態においては、上側の蓋部材の裾部下縁部が、下側の蓋部材の段部上面に当接して支持される、又は、上側の蓋部材の枠部下縁部が、下側の蓋部材の天板部上面外周部に当接して支持されるとともに、上側の蓋部材の天板部下面側に設けられた段積み用突起が、下側の蓋部材の天板部上面に当接又は近接するように構成されている。これにより、例えば、下側の蓋部材によって裾部、又は、枠部が支持された上側の蓋部材の天板部が下方に撓むようにして変形しようとした場合に、上側の蓋部材の段積み用突起が、下側の蓋部材の天板部上面に当接して支持されることとなり、かかる変形を防止することができる。従って、蓋部材を段積みした状態で保管するような場合に、天板部が下方に撓むようにして変形するとともに、それに伴って、枠部等が外方に開くようにして変形してしまう(変形が比較的長期に維持されることで塑性変形してしまう)といった事態を抑制することができる。
加えて、例えば、段積みされた状態の蓋部材のうち一番上側の蓋部材の天板部に対して下方に向かう応力が加えられた(例えば、作業者が手や荷物を置いた)場合には、段積み用突起が、裾部、又は、枠部と協働して、天板部を支持することとなる。従って、例えば、段積み用突起が省略された構成を採用する場合のように、天板部を裾部、又は、枠部のみで支持することになり、場合によっては、裾部や枠部等がその負担に耐え切れず、変形、損傷等してしまうといった事態を回避することができる。
さらに、天板部の下面全域に補強リブを設けなくても、上記のように天板部の変形を防止することができる。従って、補強リブの必要量を低減させることができ、それに応じて補強リブを設置することによって、蓋部材の適正な軽量化を図ることができる。結果として、蓋部材をコンテナに着脱したり、段積み状態の蓋部材に対して蓋部材を積み降ろししたりする際の作業性の向上等を図ることができる。
尚、段積みされた蓋部材のうち一番下に配置される蓋部材に関しては、当該蓋部材の段積み用突起を受ける天板部が存在しない。このため、該蓋部材の下方において、該蓋部材の天板部を支持できるような構成を設置することが望ましい。
この点、例えば、パレット上面に並べて配置される複数のコンテナをまとめて覆う(塞ぐ)蓋部材に関しては、比較的大型で、その分、天板部の中央側の変形が懸念されるのではあるが、複数のコンテナに被せた状態であれば、天板部の下面が、複数のコンテナの側壁部の上辺部によって(格子状に)支持されることとなる。
従って、例えば、前提として、「パレットの上面に対して(水平方向に)並べて載置される複数のコンテナをまとめて覆う蓋部材」として具体化し、「蓋部材を段積みする場合には、一番下に配置される蓋部材の下側に複数のコンテナを介在させる」ことにより、段積み状態で保管される蓋部材の変形を防止するといった作用効果がより確実に奏されることとなる。
尚、側壁部の内周側において側壁部と同じ高さの仕切り壁を備えるコンテナに対し蓋部材を被せる場合にも、複数のコンテナをまとめて覆う蓋部材と同様に、コンテナに被せた蓋部材の天板部の変形を仕切り壁の上辺部で支持して防止することができる。
手段2.前記天板部の上面側には、上方に突出する凸部が形成され、
前記段積み用突起は、前記凸部が形成されることによって前記天板部の下面側に形成された凹部から下方に突出していることを特徴とする手段1に記載の蓋部材。
蓋部材を段積みした場合には、上側の蓋部材の枠部の下縁部が、下側の蓋部材の天板部の上面に支持されることとなる。従って、蓋部材を段積みした場合に、上側の蓋部材の天板部から下方に突出する段積み用突起を、下側の蓋部材の天板部の上面に当接、又は、近接させる場合には、段積み用突起の天板部からの突出長を、枠部の天板部からの突出長と同じ(若干短い)とする必要がある。
そこで、例えば、天板部全体が平板状に構成され、段積み用突起を天板部下面から枠部と同じだけ下方に突出させた場合には、段積み用突起の下端部についても、枠部の下縁部と同じ高さ位置となる。
ところで、蓋部材をコンテナに被せた場合には、蓋部材は、天板部の下面において、コンテナの側壁部の上辺部によって支持されることとなる。このとき、上記のように、天板部全体が平板状である場合には、天板部の下面から突出する段積み用突起の全体が、コンテナの内側に進入することとなる。
この場合、コンテナに収容された物品が、段積み用突起と干渉しないようにするためには、少なくとも物品の上端部が、コンテナの側壁部の上辺部から下方に向けて段積み用突起の突出長と同じ距離を変位した位置よりも下方に収まるようにする必要がある。従って、コンテナの実質的な容量(有効内寸)を減少させてしまうことが懸念され、物品の運搬・保管効率の低下等を招いてしまうおそれがある。
この点、本手段2によれば、天板部に対して上方に突出する凸部を形成するとともに、該凸部が形成されることによって該天板部の下面側に形成された凹部から段積み用突起を下方に突出させるように構成されている。このため、段積み用突起のうち天板部と連接する付根部を、枠部のうち天板部と連接する付根部よりも上方に位置させることができ、その分、段積み用突起の下端部についても、枠部の下縁部よりも上方に位置させることができる。従って、蓋部材をコンテナに被せた場合に、段積み用突起のコンテナ内部への進入長を極力短くすることができる。結果として、蓋部材を被せて使用するコンテナの実質的な容量を減少させてしまうといった事態を抑制することができ、物品の運搬・保管効率の向上等を図ることができる。
尚、「略矩形状のパレットに載置され、上方に開口する略四角箱状のコンテナに被せられる蓋部材であって、パレットは、略四角板状のデッキ部と、デッキ部から下方に突出する複数の脚部とを備え、各脚部の間には、フォークを有するフォーク付き運搬手段(ハンドリフトやフォークリフト)のフォークを差込み可能なフォーク差込み部が形成され、前記凸部は、蓋部材の上側に、パレットを載置した場合に、パレットの下面に形成される開口部に対して下方から挿入可能に構成されていること」としてもよい。かかる構成を採用する場合には、蓋部材の凸部がパレットの下面に形成された開口部に挿入されることによって、蓋部材と、パレットとの間の水平方向における位置ずれを防止することができる。このため、下側から、パレット、コンテナ、及び、蓋部材で構成されるユニットを、複数段重ねて、運搬・保管することが可能となる。さらに、段積み用突起に関しては、パレットとの間の位置ずれを防止するために形成された凸部の裏面側において結果的に形成されることとなった凹部を利用し、そこに設置されることで、コンテナ内部への進入長の抑制が図られている。
手段3.前記凸部の前記天板部上面からの突出長は、前記枠部の前記天板部下面からの突出長よりも短く構成されていることを特徴とする手段2に記載の蓋部材。
手段3によれば、凸部の天板部上面からの突出長が長くなり過ぎてしまい、蓋部材の高さが増してしまうといった事態を極力抑制することができる。さらに、凸部の突出長が極力抑えられることで、該凸部に対して、別の部材が引っ掛かる(例えば、上記手段2の尚書きに記載されたような蓋部材の上側にパレットを積み重ねるといった使用をする場合において、かかる積み重ね状態から、フォーク付き運搬手段によって、パレットを持ち上げるといった作業を行う場合に、フォークが凸部に引っ掛かる)等してしまうといった事態を抑制することができる。
また、一般に、コンテナは、物品を収容した場合に、該物品がコンテナの側壁部の上辺部から若干下方に変位した位置よりも下方に収まるように設計される。このため、コンテナの側壁部の上辺部と、物品の上端部との間に形成される隙間に対して、コンテナに被せる蓋部材の前記段積み用突起が収容されるように構成することで、凸部の突出長を極力短くするとともに、段積み用突起を設けることに起因してコンテナの有効内寸を減少させてしまうといった事態を回避することができる。
手段4.前記段積み用突起には、テーパ状の補強リブが形成されていることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載の蓋部材。
手段4によれば、段積み用突起等の強度を高めることができ、例えば、段積み用突起が天板部を支持する際に、段積み用突起が変形、損傷してしまうといった事態を防止することができる。また、補強リブをテーパ状とすることによって、例えば、蓋部材の天板部下面を、コンテナの1つの側壁部の上辺部に当てて滑らせるようにして、蓋部材をコンテナに被せる場合に、段積み用突起をコンテナに引っ掛かり難くしたり、接触した場合の衝撃を緩和したりすることができる。
手段5.略矩形板状をなす底壁部と、前記底壁部の各側辺部に沿ってそれぞれ上方に突出する土台部とを具備する底壁構成部と、前記各土台部に対して、それぞれ前記土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に畳まれる寝かせ位置との間を回動可能に連結された側壁部とを備える折畳みコンテナと、
上記手段1乃至4のいずれかに記載の蓋部材と
を備える容器の折り畳み構造において、
前記土台部は、前記底壁部の相対する一対の側辺部に沿って設けられる一対の第1土台部と、前記一対の第1土台部の両端部間をそれぞれ連結するようにして、前記底壁部の側辺部に沿って設けられる一対の第2土台部とを備え、
前記側壁部は、前記第1土台部に対して連結される相対する一対の第1側壁部と、前記第2土台部に対して連結される相対する一対の第2側壁部とを備え、
前記第1土台部は、前記第2土台部よりも前記底壁部からの突出長が長く構成され、前記第2側壁部が前記底壁部の上方に重なるようにして折り畳まれた状態で、前記第1側壁部を前記折り畳まれた第2側壁部の上方に重なるようにして折り畳み可能に構成され、
前記第1土台部の上面は、前記寝かせ位置とされた前記第1側壁部よりも上方に位置する構成であって、
全ての前記側壁部が前記寝かせ位置とされた折畳み状態にある折畳みコンテナに対して前記蓋部材を被せた場合に、前記蓋部材の前記段積み用突起が、前記一対の第1土台部の間に位置する空間に収容されることを特徴とする容器の折り畳み構造。
手段5によれば、折畳み状態にある折畳みコンテナに対して蓋部材を被せようとした場合に、段積み用突起が、第1土台部の上面に接触してしまうといった事態を回避することができる。従って、折畳み状態にある折畳みコンテナに対して蓋部材を被せようとした場合に、蓋部材が段積み用突起によって支持されるような格好となってしまう(蓋部材が浮いた格好になってしまう)といった事態を回避し、折畳み状態にある折畳みコンテナに対して蓋部材を好適に被せる(天板部下面を第1土台部上面で支持する)ことが可能になる。結果として、折畳みコンテナを折畳み状態とした場合には、蓋部材を折畳みコンテナとは別にして保管等する必要が生じてしまう(無理に被せると段積み用突起が損傷する等してしまう)といった事態を回避することができ、利便性の向上等を図ることができる。
尚、「上下方向において、前記蓋部材の前記天板部(凹部の形成されていない一般部)下面と、前記段積み用突起の下端部との間の距離は、前記折畳み状態にある折畳みコンテナの前記第1土台部上面と、前記寝かせ位置にある第1側壁部の上面との間の距離よりも短く構成されていること」としてもよい。この場合、折畳み状態にある折畳みコンテナに対して蓋部材を被せようとした場合に、蓋部材の天板部下面が、折畳みコンテナの第1土台部の上面に当接する前の段階で、段積み用突起が、寝かせ位置にある第1側壁部の上面に当接してしまうといった事態を回避することができ、上記作用効果がより確実に奏される。
手段6.前記寝かせ位置とされた一対の前記第1側壁部は、その上辺部を対向させるような格好で内側に畳まれて、互いに同じ高さ位置で維持され、
前記寝かせ位置とされた一対の前記第1側壁部の上辺部間には隙間が形成されるとともに、当該隙間に対し、前記折畳み状態にある折畳みコンテナに被せられた前記蓋部材の前記段積み用突起が収容されることを特徴とする手段5に記載の容器の折り畳み構造。
手段6によれば、折畳み状態にある折畳みコンテナに被せた蓋部材の段積み用突起が第1側壁部に対して上下に接触(圧接)するといった事態をより確実に回避することができる。従って、第1側壁部において接触の跡が形成されてしまったり、段積み用突起が変形、損傷等してしまったりするといった事態を防止することができる。また、折畳み状態にある折畳みコンテナに対して蓋部材を好適に被せる(天板部下面を第1土台部上面で支持する)といった作用効果がより確実に奏されることとなる。
さらに、上記作用効果は、上下方向において、蓋部材の天板部下面と、段積み用突起の下端部との間の距離が、折畳み状態にある折畳みコンテナの第1土台部上面と、寝かせ位置にある第1側壁部の上面との間の距離と同じ、又は、それよりも(若干)長く構成されている場合であっても奏されることとなる。従って、蓋部材等の設計の自由度を向上させる(他の条件を優先させる)ことができる。但し、「上下方向において、前記蓋部材の前記天板部(凹部の形成されていない一般部)下面と、前記段積み用突起の下端部との間の距離は、前記折畳み状態にある折畳みコンテナの前記第1土台部上面と、前記寝かせ位置にある第2側壁部の上面との間の距離よりも短く構成されていること」が望ましい。
手段7.略矩形板状をなす底壁構成部と、前記底壁構成部の各側辺部からそれぞれ上方に延びる側壁部とを備え、前記側壁部が前記底壁構成部の内周側に折り畳み可能に構成された折畳みコンテナと、
上記手段1乃至4のいずれかに記載の蓋部材と
を備える容器の組立て構造において、
前記蓋部材は、前記枠部から前記天板部の内周側に向けて所定距離を隔てた位置において、前記天板部の下面から下方に突出する規制リブを備え、
全ての前記側壁部が前記底壁構成部の各側辺部に沿って上方に延びた組立状態にある折畳みコンテナに対して前記蓋部材を被せた場合に、
前記蓋部材の前記規制リブと、前記枠部との間に形成される隙間に対して、前記折畳みコンテナの前記側壁部の上端部が挿入されるとともに、
前記規制リブが前記側壁部の内面に対して当接、又は、近接することを特徴とする容器の組立て構造。
手段7によれば、組立状態にある折畳みコンテナに対して蓋部材を被せることにより、折畳みコンテナの側壁部の変形を防止することができる。従って、折畳みコンテナの組立状態をより確実に維持することができ、物品を収容して運搬等する場合の安定感の向上等を図ることができる。
手段8.前記規制リブは、対応する前記枠部に対して直交する方向に延在するとともに、
前記規制リブの下辺部のうち少なくとも前記天板部の内周側の部位が、前記天板部の下面と連続するようにして傾斜して延びていることを特徴とする手段7に記載の容器の組立て構造。
手段8によれば、例えば、蓋部材の天板部下面を、折畳みコンテナの1つの側壁部の上辺部に当てて滑らせるようにして、蓋部材を折畳みコンテナに被せる場合に、(最後のところで)規制リブが折畳みコンテナの前記側壁部に引っ掛かり、蓋部材のスライド変位が規制されてしまうといった事態を回避することができる。従って、蓋部材を折畳みコンテナに被せる際の作業性の向上等を図ることができる。
尚、手段7又は手段8の容器の組立て構造と、手段5又は手段6の容器の折り畳み構造とを併用することも可能である。
組立状態にある折畳みコンテナを含むコンテナ運搬ユニットの分解斜視図である。 折畳み状態にある折畳みコンテナの斜視図である。 折畳み状態にある折畳みコンテナの平面図である。 蓋部材の下面側の斜視図である。 蓋部材の下面図である。 段積み用突起を示す部分拡大斜視図である。 規制リブを示す部分拡大斜視図である。 折畳みコンテナに被せられた蓋部材等を示す一部断面を含む斜視図である。 折畳みコンテナに被せられた蓋部材等を示す断面図である。 折畳み状態にある折畳みコンテナを含むコンテナ運搬ユニットの分解斜視図である。 折畳み状態にある折畳みコンテナを含むコンテナ運搬ユニットの斜視図である。 折畳み状態にある折畳みコンテナと、折畳みコンテナに被せられる蓋部材との位置関係を説明するための蓋部材の上面模式図である。 蓋部材を4段段積みした状態のコンテナ運搬ユニットの側面図である。 段積みされた蓋部材を示す部分拡大断面図(図11のA−A線に相当する部位で切断した場合の断面図)である。 折畳み状態にある折畳みコンテナに被せられ、段積みされた蓋部材等を示す部分拡大断面図(図11のA−A線断面図)である。 折畳み状態にある折畳みコンテナを含むコンテナ運搬ユニットを示す一部断面を含む部分拡大斜視図である。 段積みされた蓋部材を示す部分拡大断面図(図11のB−B線に相当する部位で切断した場合の断面図)である。 折畳みコンテナに対して蓋部材をスライドさせて被せる作業を説明するための折畳みコンテナ及び蓋部材の断面図である。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、コンテナ運搬ユニット1は、平面視略矩形状のパレット2と、パレット2に載置される折畳みコンテナ3と、折畳みコンテナ3に被せられる蓋部材4とを備えている。本実施形態では、パレット2上面に対して、6つの折畳みコンテナ3が「2×3」の行列状に並べて載置されるとともに、かかる6つの折畳みコンテナ3をまとめて覆うことのできる比較的大型の蓋部材4(例えば、外寸が、1145mm×1190mm)が被せられる。
[折畳みコンテナの構成]
図1〜図3に示すように、折畳みコンテナ3は、略矩形板状をなす底壁部12と、底壁部12の各長辺部に沿って底壁部12からそれぞれ上方に突出する第2土台部としての長辺側土台部13と、底壁部12の各短辺部に沿って底壁部12からそれぞれ上方に突出する第1土台部としての短辺側土台部14とを具備する底壁構成部11と、各長辺側土台部13に対してそれぞれ回動可能に設けられた第2側壁部としての長辺側側壁部16と、各短辺側土台部14に対してそれぞれ回動可能に設けられた第1側壁部としての短辺側側壁部17とを備えている。尚、本実施形態の折畳みコンテナ3はポリプロピレンによって構成されている。
長辺側側壁部16及び短辺側側壁部17は、それぞれ長辺側土台部13及び短辺側土台部14の上方に立設される起立位置(図1参照)と、底壁部12の上方に折畳まれ、当該底壁部12と平行して延在する寝かせ位置(図2参照)との間を回動変位可能に構成されている。また、本実施形態では、短辺側土台部14の底壁部12からの突出長は、長辺側土台部13の底壁部3からの突出長よりも長くなっており、短辺側側壁部17を回動可能に支持するための短辺側軸受部の形成位置も、長辺側側壁部16を回動可能に支持するための長辺側軸受部の形成位置よりも上方に位置している。さらに、各長辺側土台部13は、相対する一対の短辺側土台部14の内面同士を連結するようにして設けられている。このため、本実施形態では、長辺側側壁部16を先に畳まないと、短辺側側壁部17を畳むことができないようになっている。そして、図2に示すように、全ての長辺側側壁部16及び短辺側側壁部17を寝かせ位置とした折畳みコンテナ3の折畳み状態では、長辺側側壁部16が、底壁部12の上面に重なる(対面する)ようにして畳まれる(本例では、一対の長辺側側壁部16のうち一方が他方の上に重なる)とともに、短辺側側壁部17が、既に畳まれている長辺側側壁部16の上側に重なるようにして畳まれることとなる。
加えて、本実施形態では、寝かせ位置とされた一対の短辺側側壁部17は、その上辺部を対向させるような格好で内側に畳まれて、互いに同じ高さ位置で維持されるように構成されている。また、短辺側土台部14の上面は、寝かせ位置にある短辺側側壁部17の上面(短辺側側壁部17の外面側に形成されたリブの先端縁)よりも上方に位置している。
[パレットの構成]
図1、図13、図16に示すように、パレット2は、パレット2の四隅に設けられる4本の隅柱21と、パレット2の側辺部に沿って並ぶ一対の隅柱21の中間部位に設けられる中間柱22と、パレット2の中央部に設けられる図示されない中央柱と、隅柱21、中間柱22、及び、中央柱の上端部間を連結する上デッキ23と、隅柱21、中間柱22、及び、中央柱の下端部間を連結する下デッキ24とを備えている。加えて、各隅柱21と中間柱22との間には、フォーク付き運搬手段としてのハンドリフトやフォークリフトのフォークを差込み可能なフォーク差込み部25が形成されている。尚、本実施形態のパレット2はポリプロピレンによって構成されている。
本実施形態の上デッキ23は、隅柱21、中間柱22、及び、中央柱のうち、互いにパレット2の側辺部と平行に並んでいるもの同士の上端部間を真っ直ぐに連結する上連結桟23aと、上連結桟23aで囲まれている領域を覆うようにして、4辺の上連結桟23aの間を連結する上補助桟23bとを備えている。一方、下デッキ24は、隅柱21、中間柱22、及び、中央柱のうち互いにパレット2の側辺部と平行に並んでいるもの同士の下端部間を真っ直ぐに連結する下連結桟24aを備えているものの、下連結桟24aで囲まれている領域は、ハンドリフトのフォーク先端側に設けられたキャスターを接地させるためのキャスター用開口部26(図16参照)として開口形成されている。
本実施形態では、隅柱21、中間柱22、中央柱、及び、上デッキ23の上面によって物品を載置可能な「上デッキ面27」が構成されている。さらに、隅柱21、中間柱22、中央柱、及び、下デッキ24の下面によって床面等の設置面に接地する「下デッキ面28(図13等参照)」が構成されている。
また、パレット2には、上デッキ面27の外周縁に沿って形成される外周突起29が設けられている。図13に示すように、外周突起29は、上デッキ面27を外周側に拡張させた拡張部29aと、拡張部29aから上方に突出する支持凸部29bとを備えている。
そして、図1に示すように、外周突起29の内周側の範囲に対して、上記した折畳みコンテナ3を互いに当接又は近接させつつ6つ並べて設置することで、各折畳みコンテナ3と外周突起29の支持凸部29bとを当接又は近接させた状態とすることができる。つまり、本実施形態のパレット2は、外周突起29の内側に6つの折畳みコンテナ3が丁度収まるように構成されている。
尚、折畳みコンテナ3は、全ての側壁部16、17が起立位置とされた組立状態にある折畳みコンテナ3同士を、左右方向における位置ずれを防止しつつ、上下に積み重ねる(スタッキングする)ことができるように構成されている。また、本実施形態の折畳みコンテナ3は、全ての側壁部16、17が寝かせ位置とされた折畳み状態にあっても、折畳みコンテナ3同士を、左右方向における位置ずれを防止しつつ、上下に積み重ねる(スタッキングする)ことができるように構成されている。
[蓋部材の構成]
図1、図4、図5、図8、図9等に示すように、蓋部材4は、略矩形板状の天板部31と、天板部31の外周縁から下方に突出する枠部32と、枠部32の下縁部から天板部31の外周側に向けて、枠部32の厚み程度突出する段部33と、段部33の外縁部から下方に突出する裾部34とを備えている。本実施形態の蓋部材4はポリプロピレンによって一体的に形成されている。また、上記のように、本実施形態の蓋部材4は、パレット2に並べて載置された6つの折畳みコンテナ3をまとめて覆うことのできる形状をなしている。
例えば、図1、図8等に示すように、組立状態にある折畳みコンテナ3をパレット2に6つ並べて載置し、該折畳みコンテナ3に蓋部材4を被せた場合には、6つの折畳みコンテナ3の各側壁部16、17の上辺部によって、蓋部材4の天板部31下面が(格子状に)当接して支持されるようになっている。また、蓋部材4の枠部32については、これら6つの折畳みコンテナ3をまとめて囲う格好となる。従って、パレット2に並べて載置された複数の折畳みコンテナ3に対して蓋部材4を被せることにより、各折畳みコンテナ3への埃等の侵入が防止されるとともに、折畳みコンテナ3(側壁部16、17)の上部側のがたつきを抑制することができる。結果として、パレット2に載置された複数の折畳みコンテナ3をよりまとまった状態で安定的に運搬等することができる。
さらに、図10、図11、図15、図16等に示すように、折畳み状態にある折畳みコンテナ3をパレット2に6つ並べて載置し、該折畳みコンテナ3に蓋部材4を被せた場合には、6つの折畳みコンテナ3の各短辺側土台部14の上面によって、蓋部材4の天板部31下面が当接して支持されるようになっている。
また、図14等に示すように、蓋部材4同士を上下に積み重ねた場合には、下側の蓋部材4の天板部31、及び、枠部32が、上側の蓋部材4の裾部34の内周側に対して挿入されるように構成されている。さらに、本実施形態では、段部33のうち、蓋部材4の各コーナー部に対応する部位が上方に一段階盛り上がった形状をなしており、図17に示すように、蓋部材4同士を上下に積み重ねた場合には、上側の蓋部材4の裾部34の下縁部(蓋部材4の各コーナー部に対応する部位)が、下側の蓋部材4の段部33の上面に当接して支持されるように構成されている。これにより、蓋部材4同士を、左右方向における位置ずれを防止しつつ、上下に積み重ねる(段積みする)ことができるようになっている。さらに、図11、図13等に示すように、コンテナ運搬ユニット1を使用しない状態において、蓋部材4を段積みして保管等する場合には、パレット2に折畳み状態の折畳みコンテナ3を6つ並べて設置し、その上側に蓋部材4を段積みするようになっている。
尚、本実施形態では、蓋部材4同士を上下に積み重ねた場合に、上側の蓋部材4の裾部34の下縁部のうち、蓋部材4の各コーナー部に対応する部位のみが、下側の蓋部材4の段部33の(盛り上がった部位の)上面に当接して支持されるように構成されているため、上側の蓋部材4の裾部34のうち、蓋部材4の各コーナー部に対応する部位以外の部位と、下側の蓋部材4の段部33との間には隙間(図14等参照)が形成される。このため、段積みされた状態の蓋部材4のなかからいくつかの蓋部材4を取り上げる(段ばらしする)場合等において、前記隙間に指先等を進入させて、蓋部材4を持ち上げることが可能になる。
さらに、本実施形態では、蓋部材4同士を上下に積み重ねた場合に、上側の蓋部材4の枠部32の下縁部のうち少なくとも一部が、下側の蓋部材4の天板部31の上面から外方にずれた位置となるように(下側の蓋部材4の天板部31に当接せず、隙間が形成されるように)構成されている。このため、段ばらしする場合等において、上側の蓋部材4の枠部32と、下側の蓋部材4の天板部31との間に形成される隙間、及び、上側の蓋部材4の裾部34と、下側の蓋部材4の段部33との間に形成される隙間を介して、上側の蓋部材4(の天板部31下面)と、下側の蓋部材4(の天板部31上面)との間に形成される空間に対し、比較的スムースに外気が流入することとなる。従って、段ばらしに際しての作業性の向上を図ることができる。勿論、蓋部材4を段積みする場合においても、上記隙間を介して、上側の蓋部材4と、下側の蓋部材4との間に形成される空間から、比較的スムースに空気を外部に流出させることができ、段積みに際しての作業性の向上をも図ることができる。
また、図1等に示すように、天板部31の上面側には、上方に突出する凸部35が形成されている。上記のように、コンテナ運搬ユニット1は、下側から、パレット2と、折畳みコンテナ3と、蓋部材4とを備える構成となっているが、該コンテナ運搬ユニット1を、複数段重ねて、運搬・保管する場合には、蓋部材4の上側に、パレット2が載置されることとなる。このときに、蓋部材4の凸部35が、パレット2の下デッキ面28に形成されたキャスター用開口部26(図16参照)に対して挿入され、かつ、該凸部35によって、パレット2の左右方向における位置ずれが防止されるように構成されている。
さて、図4〜図6、図14等に示すように、天板部31の下面側には、枠部32から天板部31の内周側に向けて所定距離を隔てた位置において、天板部31から下方に突出する略円筒状の段積み用突起37が設けられている。特に、本実施形態では、段積み用突起37は、天板部31に前記凸部35が形成されることによって天板部31の下面側に形成された凹部36から下方に突出するようにして設けられている。そして、蓋部材4を上下に積み重ねた場合には、上側の蓋部材4の段積み用突起37が、下側の蓋部材4の天板部31の凸部35の上面に当接又は近接するように構成されている。
また、本実施形態では、段積み用突起37の天板部31(凹部36)からの突出長は、枠部32の天板部31からの突出長とほぼ同じとなっている。さらに、凸部35の天板部31(一般部)上面からの突出長は、枠部32の天板部31下面からの突出長よりも短く構成されている。従って、段積み用突起37の下端部は、上下方向において、天板部31(一般部)の下面よりも下方ではあるものの、枠部32の下縁部よりも上方に位置している。
加えて、図5、図6に示すように、段積み用突起37の外周側には、テーパ状の補強リブ38が形成されている。補強リブ38は、段積み用突起37の中心に対して均等な配置となる4箇所に同形状のものが設けられている。また、各補強リブ38は、円筒状の段積み用突起37から、段積み用突起37の遠心方向であって、かつ、天板部31の各側辺部に対して45度傾いた方向に向けて延出している。
また、図12、図15、図16に示すように、パレット2に対して折畳み状態の折畳みコンテナ3を6つ並べて設置し、該6つの折畳みコンテナ3に対して蓋部材4を被せた場合に、蓋部材4の段積み用突起37が、一対の短辺側土台部14の間に位置する空間に収容されるようになっている。特に、本実施形態では、折畳み状態にある折畳みコンテナ3に関し、寝かせ位置とされた一対の短辺側側壁部17の上辺部間には隙間が形成されており、当該隙間に対応して、折畳み状態にある折畳みコンテナ3に被せられた蓋部材4の段積み用突起37が収容されるように構成されている。尚、本実施形態では、上下方向において、蓋部材4の天板部31(凹部36の形成されていない一般部)下面と、段積み用突起37の下端部との間の距離は、折畳み状態にある折畳みコンテナ3の短辺側土台部14上面と、寝かせ位置にある長辺側側壁部16の上面との間の距離とほぼ同じとなっている。
また、図4、図7〜図9に示すように、蓋部材4は、枠部32から天板部31の内周側に向けて、折畳みコンテナ3の側壁部16、17の厚みより若干長い距離を隔てた位置において、天板部31の下面から下方に突出する規制リブ39を備えている。そして、パレット2に対して組立状態の折畳みコンテナ3を6つ並べて設置し、該6つの折畳みコンテナ3に対して蓋部材4を被せた場合に、蓋部材4の規制リブ39と、枠部32との間に形成される隙間に対して、折畳みコンテナ3の側壁部16、17の上端部が挿入されるとともに、規制リブ39が側壁部16、17の内面に対して当接、又は、近接するように構成されている。
さらに、図5に示すように、規制リブ39は、対応する枠部32に対して直交する方向に延在している。加えて、図7、図9に示すように、規制リブ39の下辺部のうち天板部31の内周側の部位が、天板部31の下面と連続するようにして傾斜して延びている。
[実施形態の作用効果]
以上詳述したように、本実施形態によれば、蓋部材4を段積みした場合、上側の蓋部材4の裾部34の下縁部(コーナー部位)が、下側の蓋部材4の段部33上面に当接して支持されるとともに、上側の蓋部材4の天板部31下面側に設けられた段積み用突起37が、下側の蓋部材4の天板部31上面に当接又は近接するように構成されている。これにより、例えば、下側の蓋部材4によって裾部34が支持された上側の蓋部材4の天板部31が下方に撓むようにして変形しようとした場合に、上側の蓋部材4の段積み用突起37が、下側の蓋部材4の天板部31上面に当接して支持されることとなり、かかる変形を防止することができる。従って、蓋部材4を段積みした状態で保管するような場合に、天板部31が下方に撓むようにして変形するとともに、それに伴って、枠部32等が外方に開くようにして変形してしまう(変形が比較的長期に維持されることで塑性変形してしまう)といった事態を抑制することができる。
加えて、例えば、段積みされた蓋部材4のうち一番上側の蓋部材4の天板部31に対して下方に向かう応力が加えられた(例えば、作業者が手や荷物を置いた)場合には、段積み用突起37が、裾部34と協働して、天板部31を支持することとなる。従って、例えば、段積み用突起37が省略された構成を採用する場合のように、天板部31を裾部34のみで支持することになり、場合によっては、裾部34等がその負担に耐え切れず、変形、損傷等してしまうといった事態を回避することができる。
さらに、天板部31の下面全域に補強用のリブ(補強リブ)を設けなくても、上記のように天板部31の変形を防止することができる。従って、補強リブの必要量を低減させることができ、それに応じて補強リブを設置することによって、蓋部材4の適正な軽量化を図ることができる。結果として、蓋部材4を折畳みコンテナ3に着脱したり、段積み状態の蓋部材4に対して蓋部材4を積み降ろししたりする際の作業性の向上等を図ることができる。
尚、段積みされた蓋部材4のうち一番下に配置される蓋部材4に関しては、当該蓋部材4の段積み用突起37を受ける天板部31が存在しない。この点、本実施形態では、コンテナ運搬ユニット1を使用しない状態において、蓋部材4を段積みして保管等する場合には、パレット2に折畳み状態の折畳みコンテナ3を6つ並べて設置し、その上側に蓋部材4を段積みするようになっている。このため、段積みされた蓋部材4のうち一番下に配置される蓋部材4に関しては、天板部31の下面が、複数の折畳みコンテナ3の短辺側土台部14の上面によって支持されることとなる。従って、蓋部材4を段積みする場合には、一番下の蓋部材4の下側に複数の折畳みコンテナ3を介在させることにより、段積み状態で保管される蓋部材4の変形を防止するといった作用効果がより確実に奏されることとなる。
また、例えば、蓋部材4を段積みした場合には、上側の蓋部材4の枠部32の下縁部が、下側の蓋部材4の天板部31の上面に支持されることとなる。従って、蓋部材4を段積みした場合に、上側の蓋部材4の天板部31から下方に突出する段積み用突起37を、下側の蓋部材4の天板部31の上面に当接、又は、近接させる場合には、段積み用突起37の天板部31からの突出長を、枠部32の天板部31からの突出長と同じ(若干短い)とする必要がある。
そこで、例えば、天板部31全体が平板状に構成され、段積み用突起37を天板部31下面から枠部32と同じだけ下方に突出させた場合には、段積み用突起37の下端部についても、枠部32の下縁部と同じ高さ位置となる。
ところで、図9に示すように、蓋部材4を組立状態にある折畳みコンテナ3に被せた場合には、蓋部材4は、天板部31の下面において、折畳みコンテナ3の側壁部16、17の上辺部によって支持されることとなる。このとき、上記のように、天板部31全体が平板状である場合には、天板部31の下面から突出する段積み用突起37の全体が、折畳みコンテナ3の内側に進入することとなる。
この場合、折畳みコンテナ3に収容された物品が、段積み用突起37と干渉しないようにするためには、少なくとも物品の上端部が、折畳みコンテナ3の側壁部16、17の上辺部から下方に向けて段積み用突起37の突出長と同じ距離を変位した位置よりも下方に収まるようにする必要がある。従って、折畳みコンテナ3の実質的な容量(有効内寸)を減少させてしまうことが懸念され、物品の運搬・保管効率の低下等を招いてしまうおそれがある。
この点、本実施形態によれば、天板部31に対して上方に突出する凸部35を形成するとともに、該凸部35が形成されることによって該天板部31の下面側に形成された凹部36から段積み用突起37を下方に突出させるように構成されている。このため、段積み用突起37のうち天板部31と連接する付根部を、枠部32のうち天板部31と連接する付根部よりも上方に位置させることができ、その分、段積み用突起37の下端部についても、枠部32の下縁部よりも上方に位置させることができる。従って、蓋部材4を組立状態にある折畳みコンテナ3に被せた場合に、段積み用突起37の折畳みコンテナ3内部への進入長を極力短くすることができる。結果として、蓋部材4を被せて使用する折畳みコンテナ3の実質的な容量を減少させてしまうといった事態を抑制することができ、物品の運搬・保管効率の向上等を図ることができる。
さらに、凸部35の天板部31(一般部)上面からの突出長は、枠部32の天板部31下面からの突出長よりも短く構成されている。このため、凸部35の天板部31上面からの突出長が長くなり過ぎてしまい、蓋部材4の高さが増してしまうといった事態を極力抑制することができる。さらに、凸部35の突出長が極力抑えられることで、該凸部35に対して、別の部材が引っ掛かる(例えば、蓋部材4の上側にパレット2が載置された状態から、フォークリフト等によって、パレット2を持ち上げるといった作業を行う場合に、下デッキ24上面よりも上方に突出した凸部35に対して、フォークが引っ掛かる)等してしまうといった事態を抑制することができる。
また、一般に、折畳みコンテナ3は、物品を収容した場合に、該物品が、起立位置にある側壁部16、17の上辺部から若干下方に変位した位置よりも下方に収まるように設計される。このため、折畳みコンテナ3の側壁部16、17の上辺部と、物品の上端部との間に形成される隙間に対して、折畳みコンテナ3に被せる蓋部材4の段積み用突起37が収容されるように構成することで、凸部35の突出長を極力短くするとともに、段積み用突起37を設けることに起因して折畳みコンテナ3の有効内寸を減少させてしまうといった事態を回避することができる。
加えて、段積み用突起37には、テーパ状の補強リブ38が形成されている。このため、段積み用突起37等の強度を高めることができ、例えば、段積み用突起37が天板部31を支持する際に、段積み用突起37が変形、損傷してしまうといった事態を防止することができる。また、補強リブ38をテーパ状とすることによって、例えば、蓋部材4の天板部31下面を、折畳みコンテナ3の1つの側壁部(16又は17)の上辺部に当てて滑らせるようにして、蓋部材4を折畳みコンテナ3に被せる場合に(図18参照)、段積み用突起37を折畳みコンテナ3に引っ掛かり難くしたり、接触した場合の衝撃を緩和したりすることができる。
また、本実施形態では、折畳みコンテナ3を折畳み状態とすると、寝かせ位置とされた一対の短辺側側壁部17は、その上辺部を対向させるような格好で内側に畳まれて、互いに同じ高さ位置で維持されるとともに、寝かせ位置とされた一対の短辺側側壁部17の上辺部間には隙間が形成されるようになっている。そして、パレット2に対して折畳み状態の折畳みコンテナ3を6つ並べて設置し、そこに蓋部材4を被せた場合に、前記寝かせ位置とされた一対の短辺側側壁部17の上辺部間に形成された隙間に対し、蓋部材4の段積み用突起37が収容されるように構成されている。
このため、折畳み状態にある折畳みコンテナ3に被せた蓋部材4の段積み用突起37が、短辺側土台部14の上面に接触したり、寝かせ位置にある短辺側側壁部17に対して上下に接触(圧接)したりするといった事態を回避することができる。従って、折畳み状態にある折畳みコンテナ3に蓋部材4を被せた場合に、蓋部材4が段積み用突起37によって支持されるような格好となってしまう(蓋部材4が浮いた格好になってしまう)といった事態を回避し、折畳み状態にある折畳みコンテナ3に対して蓋部材4を好適に被せる(天板部31下面を短辺側土台部14上面で支持する)ことが可能になる。結果として、折畳みコンテナ3を折畳み状態とした場合には、蓋部材4を折畳みコンテナ3とは別にして保管等する必要が生じてしまう(無理に被せると段積み用突起37が損傷する等してしまう)といった事態を回避することができ、利便性の向上等を図ることができる。さらには、短辺側側壁部17において、段積み用突起37との接触の跡が形成されてしまったり、段積み用突起37が短辺側側壁部17等との圧接により変形、損傷等してしまったりするといった事態を防止することができる。
また、蓋部材4は、枠部32から天板部31の内周側に向けて所定距離を隔てた位置において、天板部31の下面から下方に突出する規制リブ39を備えている。そして、パレット2に対して組立状態の折畳みコンテナ3を6つ並べて設置し、そこに蓋部材4を被せた場合に、蓋部材4の規制リブ39と、枠部32との間に形成される隙間に対して、折畳みコンテナ3の側壁部16、17の上端部が挿入されるとともに、規制リブ39が側壁部16、17の内面に対して当接、又は、近接するように構成されている。このため、組立状態にある折畳みコンテナ3に対して蓋部材4を被せることにより、折畳みコンテナ3の側壁部16、17の変形を防止することができる。従って、折畳みコンテナ3の組立状態をより確実に維持することができ、物品を収容して運搬等する場合の安定感の向上等を図ることができる。
さらに、規制リブ39は、対応する枠部32に対して直交する方向に延在するとともに、規制リブ39の下辺部のうち少なくとも天板部31の内周側の部位が、天板部31の下面と連続するようにして傾斜して延びている。このため、例えば、図18に示すように、蓋部材4の天板部31下面を、折畳みコンテナ3の1つの側壁部(16又は17)の上辺部に当てて滑らせるようにして、蓋部材4を折畳みコンテナ3に被せる場合に、(最後のところで)規制リブ39が折畳みコンテナ3の前記側壁部(16又は17)に引っ掛かり、蓋部材4のスライド変位が規制されてしまうといった事態を回避することができる。従って、蓋部材4を折畳みコンテナ3に被せる際の作業性の向上等を図ることができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、蓋部材4同士を上下に積み重ねた場合に、上側の蓋部材4の裾部34の下縁部(蓋部材4の各コーナー部に対応する部位)が、下側の蓋部材4の段部33の上面に当接して支持されるように構成されているが、上側の蓋部材4の枠部32の下縁部(の少なくとも一部)が、下側の蓋部材4の天板部の上面外周部に当接して支持されるように構成してもよい。当該構成を採用する場合においても、段積み用突起37を設けることにより、蓋部材4を段積みした場合に、下側の蓋部材4によって枠部32が支持された上側の蓋部材4の天板部31が下方に撓むようにして変形しようとした場合に、上側の蓋部材4の段積み用突起37が、下側の蓋部材4の天板部31上面に当接して支持されることとなり、かかる変形を防止することができる。勿論、両者の構成(上側の蓋部材の裾部の下縁部の少なくとも一部が、下側の蓋部材の段部の上面に当接して支持される構成と、上側の蓋部材の枠部の下縁部の少なくとも一部が、下側の蓋部材の天板部の上面外周部に当接して支持される構成)の双方を満たすこととしてもよい。
(b)上記実施形態では、パレット2に並べて載置された複数の折畳みコンテナ3の上面側をまとめて覆う(塞ぐ)蓋部材4に具体化されているが、蓋部材4を被せるコンテナの形状としては特に限定されるものではなく、上方に開口する箱状のものであればよい。例えば、折り畳むことのできないコンテナや、内側に(側壁部と同じ高さの)仕切りのあるコンテナに被せる蓋部材として具体化してもよいし、コンテナと1対1で形成された蓋部材として具体化してもよい。
また、例えば、略矩形板状のベース部材(底壁部に相当)と、ベース部材の上面側に立設され、四角筒状をなし、折畳み可能なスリーブ(側壁部に相当)とを備える組立式容器のスリーブに被せられる蓋部材4として具体化することも可能である。尚、折畳み可能なスリーブの態様例としては、四角筒状をなすべく4つの側壁部を備え、側壁部同士が互いに図示しないヒンジ部を介して屈曲自在に連結され、さらに、4つの側壁部のうち相対する一対の側壁部に関し、左右に並ぶ2枚の板状体が図示しないヒンジ部で屈曲自在に連結されることで構成されたものが挙げられる。当該構成により、スリーブは、2枚の板状体で構成される側壁部を内側に折り込むようにして折り畳み可能となる。また、当該構成を採用する場合においても、四角筒状に組立てたスリーブに蓋部材4を被せることにより、スリーブの上端部が、規制リブ39と、枠部32との間に形成される隙間に挿入されるとともに、スリーブの内面が、規制リブ39に当接又は近接することとなる、これにより、スリーブのベース部材内周側への変形(折り畳まれてしまうような変形)を防止することができる。
加えて、上記実施形態では、折畳み状態とした場合に、寝かせ位置にある短辺側側壁部17の上面が、短辺側土台部14の上面よりも下方に位置する折畳みコンテナ3が採用されているが、寝かせ位置にある短辺側側壁部17の上面と、短辺側土台部14の上面とが同じ高さ位置となる折畳みコンテナを採用してもよい。この場合、折畳み状態にある折畳みコンテナ3に蓋部材4を被せた場合に、天板部31の下面が、短辺側土台部14の上面だけでなく、短辺側側壁部17の上面によっても支持されることとなる。また、上記実施形態では、長辺側側壁部16が短辺側側壁部17よりも先に畳まれる(寝かせ位置とされる)折畳みコンテナ3が採用されているが、短辺側側壁部17の方を先に畳む折畳みコンテナを採用してもよい。
(c)上記実施形態では、段積み用突起37が円筒状に構成され、その外周側にテーパ状の補強リブ38が設けられるように構成されているが、段積み用突起37等の形状は特に限定されるものではなく、適宜変更可能である。例えば、段積み用突起37を、角筒状、リブ状、柱状等に構成してもよい。加えて、段積み用突起37の形状により、段積み用突起37において十分な強度が確保される場合には、補強リブ38を省略することも可能である。
また、段積み用突起37を凹部36以外の場所に設けたり、凸部35を省略したりすることも可能である。但し、蓋部材4において、蓋部材4の上側にパレット2を載せる場合に、パレット2のキャスター用開口部26に挿入され、パレット2の左右方向における位置ずれ防止に寄与する凸部35が形成される場合には、該凸部35の裏面側に形成される凹部36を利用して、そこに段積み用突起37を設けることが望ましい。その場合、組立状態にある折畳みコンテナ3に蓋部材4を被せた場合における段積み用突起37の折畳みコンテナ3内部への進入長の抑制を図ることができる。
さらに、上下方向において、蓋部材4の天板部31(一般部)下面と、段積み用突起37の下端部との間の距離が、折畳み状態にある折畳みコンテナ3の短辺側側壁部17上面と、短辺側土台部14の上面との間の距離よりも短いような場合には、パレット2に対して折畳み状態にある折畳みコンテナ3を載置し、該折畳みコンテナ3に蓋部材3を被せる場合に、段積み用突起37が、寝かせ位置にある短辺側側壁部17の上方(一対の短辺側土台部14の間)に位置するように構成してもよい。この場合においても、寝かせ位置にある短辺側側壁部17や短辺側土台部14と、段積み用突起37との干渉を回避することができる。
加えて、規制リブ39を省略することも可能であるが、折畳み可能なコンテナに蓋部材4を被せる場合には、規制リブ39を設けることが望ましい。この場合、折畳みコンテナ3を組立状態とした格好でユニット化されたコンテナ運搬ユニット1を複数段積み重ねる場合に、下側のコンテナ運搬ユニット1の折畳みコンテナ3の側壁部16、17が内側に倒れるようにして変形してしまうといった事態をより確実に防止することができる。
(d)上記実施形態では、パレット2、折畳みコンテナ3、及び、蓋部材4は、ポリプロピレンにより構成されているが、ポリエチレン、PET、ポリアミド等その他の樹脂材料により構成されることとしてもよい。
1…コンテナ運搬ユニット、2…パレット、3…折畳みコンテナ、4…蓋部材、11…底壁構成部、12…底壁部、13…長辺側土台部、14…短辺側土台部、16…長辺側側壁部、17…短辺側側壁部、31…天板部、32…枠部、33…段部、34…裾部、35…凸部、36…凹部、37…段積み用突起、38…補強リブ、39…規制リブ。

Claims (4)

  1. 上方に開口する略四角箱状のコンテナに被せられる蓋部材であって、
    コンテナの上部開口を閉塞可能な略矩形板状の天板部と、
    前記天板部の外周縁から下方に突出する枠部と、
    前記枠部の下縁部から前記天板部の外周側に突出する段部と、
    前記段部の外縁部から下方に突出する裾部とを備え、
    蓋部材同士を上下に積み重ねた場合に、
    下側の蓋部材の前記天板部、及び、前記枠部が、上側の蓋部材の前記裾部の内周側に対して挿入されるとともに、
    上側の蓋部材の前記裾部の下縁部の少なくとも一部が、下側の蓋部材の前記段部の上面に当接して支持される、又は、
    上側の蓋部材の前記枠部の下縁部の少なくとも一部が、下側の蓋部材の前記天板部の上面外周部に当接して支持される構成であって、
    前記天板部の下面側には、前記枠部から前記天板部の内周側に向けて所定距離を隔てた位置において、前記天板部から下方に突出する段積み用突起が設けられ、
    蓋部材同士を上下に積み重ねた場合に、上側の蓋部材の前記段積み用突起が、下側の蓋部材の前記天板部上面に当接又は近接するように構成されていることを特徴とする蓋部材。
  2. 前記天板部の上面側には、上方に突出する凸部が形成され、
    前記段積み用突起は、前記凸部が形成されることによって前記天板部の下面側に形成された凹部から下方に突出していることを特徴とする請求項1に記載の蓋部材。
  3. 前記凸部の前記天板部上面からの突出長は、前記枠部の前記天板部下面からの突出長よりも短く構成されていることを特徴とする請求項2に記載の蓋部材。
  4. 前記段積み用突起には、テーパ状の補強リブが形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の蓋部材。
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