JP2016076337A - 蓄電デバイス用セパレータ及び非水電解液電池 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1] ポリオレフィン樹脂多孔膜の少なくとも片面に、無機フィラーと樹脂バインダとを含む多孔層を備えた蓄電デバイス用セパレータであって、
前記ポリオレフィン樹脂多孔膜のMD方向とTD方向のLiイオン拡散係数の比D(MD)/D(TD)が、2.0以上5.0以下である、前記蓄電デバイス用セパレータ。
[2] 前記ポリオレフィン樹脂多孔膜の膜厚方向のLiイオン拡散係数D(Z)が、2.0×10−11m2/s以上10.0×10−11m2/s以下である、[1]に記載の蓄電デバイス用セパレータ。
[3] 前記ポリオレフィン樹脂多孔膜の平均孔径が、0.08μm以上0.15μm以下である、[1]または[2]に記載の蓄電デバイス用セパレータ。
[4] 前記無機フィラーの平均粒径が、0.5μm以上1.5μm以下である、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の蓄電デバイス用セパレータ。
[5] 前記無機フィラーが、アルミニウム化合物を含む、[1]〜[4]のいずれか一項に記載の蓄電デバイス用セパレータ。
[6] 前記Liイオン拡散係数の比D(MD)/D(TD)が、2.2以上3.0以下である、[1]〜[5]のいずれか一項に記載の蓄電デバイス用セパレータ。
[7] [1]〜[6]のいずれか一項に記載の蓄電デバイス用セパレータから成る、非水電解液電池用セパレータ。
[8] [7]に記載の非水電解液電池用セパレータと、正極と、負極と、電解液とを有する、非水電解液電池。
要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
上記多孔膜としては、電子伝導性が小さく、イオン伝導性を有し、有機溶媒に対する耐性が高く、孔径の微細なものが好ましい。
そのような多孔膜としては、例えば、ポリオレフィン樹脂を含む多孔膜、ポリエチレンテレフタレート、ポリシクロオレフィン、ポリエーテルスルホン、ポリアミド、ポリイミド、ポリイミドアミド、ポリアラミド、ポリシクロオレフィン、ナイロン、ポリテトラフルオロエチレン等の樹脂を含む多孔膜、ポリオレフィン系の繊維を織ったもの(織布)、ポリオレフィン系の繊維の不織布、紙、並びに、絶縁性物質粒子の集合体が挙げられる。これらの中でも、塗工工程を経て多層多孔膜、すなわち蓄電デバイス用セパレータを得る場合に塗工液の塗工性に優れ、セパレータの膜厚をより薄くして、電池等の蓄電デバイス内の活物質比率を高めて体積当たりの容量を増大させる観点から、ポリオレフィン樹脂を含む多孔膜(以下、「ポリオレフィン樹脂多孔膜」ともいう。)が好ましい。
ポリオレフィン樹脂多孔膜は、蓄電デバイス用セパレータとした時のシャットダウン性能等を向上させる観点から、多孔膜を構成する樹脂成分の50質量%以上100質量%以下をポリオレフィン樹脂が占めるポリオレフィン樹脂組成物により形成される多孔膜であることが好ましい。ポリオレフィン樹脂組成物におけるポリオレフィン樹脂が占める割合は、60質量%以上100質量%以下であることがより好ましく、70質量%以上100質量%以下であることが更に好ましい。
中でも、蓄電デバイス用セパレータとした時のシャットダウン特性の観点から、ポリオレフィン樹脂としてはポリエチレン、ポリプロピレン、及びこれらの共重合体、並びにこれらの混合物が好ましい。
ポリエチレンの具体例としては、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、超高分子量ポリエチレン等、
ポリプロピレンの具体例としては、アイソタクティックポリプロピレン、シンジオタクティックポリプロピレン、アタクティックポリプロピレン等、
共重合体の具体例としては、エチレン−プロピレンランダム共重合体、エチレンプロピレンラバー等、が挙げられる。
多孔膜は、上述した材料からなる単層膜であってもよく、積層膜であってもよい。
本実施の形態に係るポリオレフィン微多孔膜は、磁場勾配NMR法によって測定されたMD方向とTD方向のLiイオン拡散係数の比D(MD)/D(TD)が、2.0以上5.0以下に調整されている。
本発明者らは、微多孔膜のMD方向とTD方向のLiイオン拡散係数の比D(MD)/D(TD)の数値範囲と、微多孔膜をセパレータとして用いた場合のセパレータの高温熱収縮性、そのセパレータを用いたリチウムイオン二次電池のサイクル特性、及びトリクル特性との間に、相関関係があることを発見した。即ち、磁場勾配NMR法によって測定されたMD方向とTD方向のLiイオン拡散係数の比D(MD)/D(TD)の数値を特定範囲に制御することにより、優れたサイクル特性及びトリクル特性を有するリチウムイオン二次電池が得られることを見出した。その理由は詳らかではないが、Z方向、MD、TDの3次元のパラメータでイオンの通り道である流路を規定することで、リチウムイオンの出入りをスムーズにし、ハイレート特性に対して有効に働いているものと推定される。
(1)ポリオレフィン樹脂組成物と孔形成材可塑剤とを溶融混練してシート状に成形後、必要に応じて延伸した後、可塑剤を抽出することにより多孔化させる方法、
(2)ポリオレフィン樹脂組成物を溶融混練して高ドロー比で押出した後、熱処理と延伸によってポリオレフィン結晶界面を剥離させることにより多孔化させる方法、
(3)ポリオレフィン樹脂組成物と無機充填材とを溶融混練してシート上に成形した後、延伸によってポリオレフィンと無機充填材との界面を剥離させることにより多孔化させる方法、
(4)ポリオレフィン樹脂組成物を溶解後、ポリオレフィンに対する貧溶媒に浸漬させてポリオレフィンを凝固させると同時に溶剤を除去することにより多孔化させる方法、
等が挙げられる。
上記孔形成材としては、可塑剤または無機材を挙げることができる。
延伸処理としては、一軸延伸又は二軸延伸のいずれも好適に用いることができるが、得られる多孔膜の強度等を向上させる観点から二軸延伸が好ましい。シート状成形体を二軸方向に高倍率延伸すると、分子が面方向に配向し、最終的に得られる多孔膜が裂けにくくなり、高い突刺強度を有するものとなる。延伸方法としては、例えば、同時二軸延伸、逐次二軸延伸、多段延伸、多数回延伸等の方法を挙げることができ、突刺強度の向上、延伸の均一性、シャットダウン性の観点から同時二軸延伸が好ましい。
緩和操作は、膜のMD及び/又はTDへの縮小操作のことである。緩和率とは、緩和操作後の膜のMD寸法を緩和操作前の膜のMD寸法で除した値のことである。緩和操作後のTD寸法を操作前の膜のTD寸法で除した値、或いはなお、MD、TD双方を緩和した場合は、MDの緩和率とTDの緩和率を乗じた値のことである。緩和率は、1.0以下であることが好ましく、0.97以下であることがより好ましく、0.95以下であることがさらに好ましい。緩和率は膜品位の観点から0.5以上であることが好ましい。緩和操作は、MD、TD両方向で行ってもよいが、MD或いはTD片方だけ行ってもよい。
この可塑剤抽出後の延伸及び緩和操作は、好ましくはTDに行う。延伸及び緩和操作における温度は、ポリオレフィン樹脂の融点(以下、「Tm」ともいう。)より低いことが好ましく、Tmより1℃から25℃低い範囲がより好ましく、Tmより3℃から23℃低い範囲がさらに好ましく、Tmより5℃から21℃低い範囲が特に好ましい。延伸及び緩和操作における温度が上記範囲であると、熱収縮率低減と気孔率とのバランスの観点から好ましい。
無機フィラーとしては、例えば、アルミニウム化合物、マグネシウム化合物、その他の化合物が挙げられる。
アルミニウム化合物としては、酸化アルミニウム、ケイ酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、水酸化酸化アルミニウム、アルミン酸ソーダ、硫酸アルミニウム、リン酸アルミニウム、ハイドロタルサイト等が挙げられる。
マグネシウム化合物としては、硫酸マグネシウム、水酸化マグネシウム等が挙げられる。
その他の化合物としては、酸化物系セラミックス、窒化物系セラミックス、粘土鉱物、シリコンカーバイド、炭酸カルシウム、チタン酸バリウム、アスベスト、ゼオライト、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ藻土、ケイ砂、ガラス繊維等が挙げられる。酸化物系セラミックスとしては、シリカ、チタニア、ジルコニア、マグネシア、セリア、イットリア、酸化亜鉛、酸化鉄等が挙げられる。窒化物系セラミックスとしては、窒化ケイ素、窒化チタン、窒化ホウ素等が挙げられる。粘土鉱物としては、タルク、モンモリロナイト、セリサイト、マイカ、アメサイト、ベントナイト等が挙げられる。
これらは単独で用いても良いし、複数を併用してもよい。
樹脂バインダの種類としては、セパレータとしたときにリチウムイオン二次電池の電解液に対して不溶であり、かつリチウムイオン二次電池の使用範囲で電気化学的に安定なものを用いることが好ましい。
1)ポリオレフィン:例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンプロピレンラバー、及びこれらの変性体;
2)共役ジエン系重合体:例えば、スチレン−ブタジエン共重合体及びその水素化物、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体及びその水素化物、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体及びその水素化物;
3)アクリル系重合体:例えば、メタクリル酸エステル−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体;
4)ポリビニルアルコール系樹脂:例えば、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル;
5)含フッ素樹脂:例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体;
6)セルロース誘導体:例えば、エチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース;
7)融点及び/又はガラス転移温度が180℃以上の樹脂あるいは融点を有しないが分解温度が200℃以上のポリマー:例えば、ポリフェニレンエーテル、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルイミド、ポリアミドイミド、ポリアミド、ポリエステル。特に、耐久性の観点から全芳香族ポリアミド、中でもポリメタフェニレンイソフタルアミドが好適である。
中でも、電極とのなじみやすさの観点からは上記2)共役ジエン系重合体が好ましく、耐電圧性の観点からは上記3)アクリル系重合体及び5)含フッ素樹脂が好ましい。
上記共役ジエン化合物としては、例えば、1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、2−クロル−1,3−ブタジエン、置換直鎖共役ペンタジエン類、置換及び側鎖共役ヘキサジエン類などが挙げられ、これらは1種を単独で用いても、2種以上を併用してもよい。中でも、特に1,3−ブタジエンが好ましい。
上記3)アクリル系重合体に用いられる(メタ)アクリル酸としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸を挙げることができる。
上記3)アクリル系重合体に用いられる(メタ)アクリル酸エステルとしては、例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエステル、例えば、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアメタクリレート;
エポキシ基含有(メタ)アクリル酸エステル、例えば、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート;が挙げられ、これらは1種を単独で用いても、2種以上を併用してもよい。上記の中でも、特にアクリル酸、メタクリル酸が好ましい。
なお、上記2)共役ジエン系重合体は、他の単量体として上記(メタ)アクリル系化合物を共重合させて得られるものであってもよい。
上記セパレータは、耐熱性に優れ、シャットダウン機能を有しているので電池の中で正極と負極を隔離する蓄電デバイス用セパレータに適している。
特に、上記セパレータは高温においても短絡し難いため、高起電力電池用のセパレータとしても安全に使用できる。
正極材料としては、例えば、LiCoO2、LiNiO2、スピネル型LiMnO4、オリビン型LiFePO4等のリチウム含有複合酸化物等が、負極材料としては、例えば、黒鉛質、難黒鉛化炭素質、易黒鉛化炭素質、複合炭素体等の炭素材料;シリコン、スズ、金属リチウム、各種合金材料等が挙げられる。
なお、上記外装体としては、電池缶や袋状のフィルムを用いることができる。
実施例中の物性は以下の方法により測定した。なお、特に測定雰囲気が明示されていないものは、23℃、1気圧の大気中にて測定した。
[η]が7.0dl/gの超高分子量ポリエチレン19.2質量%、[η]が2.8dl/gの高密度ポリエチレン12.8質量%、フタル酸ジオクチル(DOP)48質量%、微粉シリカ20質量%を混合造粒した後、先端にTダイを装着した二軸押出機にて溶融混練した後に押出し、両側から加熱したロールで圧延し、厚さ110μmのシート状に成形した。該成型物からDOP、微粉シリカを抽出除去した後、2枚重ねてMDに120℃で、5倍延伸した。その後、138℃にて熱処理してポリオレフィン樹脂多孔膜を得た。
無機フィラーとして、水酸化酸化アルミニウム(平均粒径0.6μm)を用いる以外は、実施例1の方法に準じてセパレータを得た。結果を表1に併記する。
無機フィラーとして、水酸化酸化アルミニウム(平均粒径1.5μm)を用いる以外は、実施例1の方法に準じてセパレータを得た。結果を表1に併記する。
無機フィラーとして、水酸化酸化アルミニウム(平均粒径2.4μm)を用いる以外は、実施例1の方法に準じてセパレータを得た。結果を表1に併記する。
2枚重ねてMDに120℃で、4.5倍延伸した以外は、実施例1の方法に準じてセパレータを得た。結果を表1に併記する。
2枚重ねてMDに120℃で、7.5倍延伸した以外は、実施例1の方法に準じてセパレータを得た。結果を表1に併記する。
2枚重ねてMDに125℃で、5倍延伸した後、143℃にて熱処理した以外は、実施例1の方法に準じてセパレータを得た。結果を表1に併記する。
無機フィラーとして、酸化アルミニウム(平均粒径1.0μm)を用いる以外は、実施例1の方法に準じてセパレータを得た。結果を表1に併記する。
無機フィラーとして、水酸化酸化アルミニウム(平均粒径2.6μm)を用いる以外は、実施例1の方法に準じてセパレータを得た。結果を表1に併記する。
2枚重ねてMDに120℃で、8.5倍延伸した以外は、実施例1の方法に準じてセパレータを得た。結果を表1に併記する。
粘度平均分子量(Mv)20万のホモポリマーのポリエチレン95質量部、Mv40万のホモポリマーのポリプロピレン5質量部、可塑剤として流動パラフィン(37.78℃における動粘度7.59×10−5m2/s)60質量部、酸化防止剤としてペンタエリスリチル−テトラキス−[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]1質量部を用意し、これらをヘンシェルミキサーにて予備混合した。
実施例1で基材に用いたポリオレフィン樹脂多孔膜について評価した。結果を表1に併記する。
(1)正極の作製
活物質としてリチウムコバルト複合酸化物LiCoO2を92.2重量%、導電剤としてリン片状グラファイトとアセチレンブラックをそれぞれ2.3重量%、バインダとしてポリフッ化ビニリデン(PVDF)3.2重量%をN−メチルピロリドン(NMP)中に分散させてスラリーを調製する。このスラリーを正極集電体となる厚さ20μmのアルミニウム箔の片面にダイコーターで塗付し、130℃で3分間乾燥後、ロールプレス機で圧縮成形する。このとき、正極の活物質塗付量は250g/m2、活物質嵩密度は3.00g/cm3になるようにする。これを幅約40mmに切断して帯状にする。
活物質として人造グラファイト96.9重量%、バインダとしてカルボキシメチルセルロースのアンモニウム塩1.4重量%とスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス1.7重量%を精製水中に分散させてスラリーを調製する。このスラリーを負極集電体となる厚さ12μmの銅箔の片面にダイコーターで塗付し、120℃で3分間乾燥後、ロールプレス機で圧縮成形する。このとき、負極の活物質塗付量は106g/m2、活物質嵩密度は1.35g/cm3になるようにする。これを幅約40mmに切断して帯状にする。
エチレンカーボネート:エチルメチルカーボネート=1:2(体積比)の混合溶媒に、溶質としてLiPF6を濃度1.0mol/リットルとなるように溶解させて調整する。
各実施例および比較例の電池用セパレータ,帯状正極及び帯状負極を、帯状負極、セパレータ、帯状正極、セパレータの順に重ねて渦巻状に複数回捲回することで電極板積層体を作製する。
この電極板積層体を平板状にプレス後、アルミニウム製容器に収納し、正極集電体から導出したアルミニウム製リードを容器壁に、負極集電体から導出したニッケル製リードを容器蓋端子部に接続する。さらにこの容器内に前記した非水電解液を注入し封口する。こうして作製されるリチウムイオン電池は、縦(厚み)6.3mm、横30mm、高さ48mmの大きさで、公称放電容量が620mAhとなるように設計されている。
上記のセパレータ、帯状正極及び帯状負極を、帯状負極、セパレータ、帯状正極、セパレータの順に重ねて渦巻状に複数回捲回することで円筒型積層体を作製する。この円筒型積層体をステンレス金属製容器に収納し、負極集電体から導出したニッケル製リードを容器底に接続し、正極集電体から導出したアルミニウム製リードを容器蓋端子部に接続する。さらに、この容器内に前記した非水電解液を注入し、封口する。こうして作製されるリチウムイオン電池は、直径18mm、高さ65mmの大きさで、公称放電容量が1500mAhとなるよう設計されている。
(1)拡散係数D
エチレンカーボネートとエチルメチルカーボネートを1:2の体積比率で混合した溶媒に、リチウム塩LiN(SO2CF3)2(LiTFSI)を1M溶解した電解液を、各実施例および比較例の電池用セパレータの内部に浸透させて保持させた状態で、磁場勾配NMR測定法により、30℃におけるリチウムイオンの拡散係数Dを求めた。磁場勾配NMR測定法では観測されるピーク高さをE、磁場勾配パルスを与えない場合のピーク高さをE0、核磁気回転比をγ(T−1・s−1)、磁場勾配強度をg(T・m−1)、磁場勾配パルス印加時間をδ(s)、拡散待ち時間をΔ(s)、自己拡散係数をD(m2・s−1)とした場合、下式が成り立つ。
Ln(E/E0)=D×γ2×g2×δ2×(Δ−δ/3)
上式から、g、δ、Δを変化させてNMRピークの変化を観測することでDが得られる。実際には、NMRシーケンスとしてbpp−led−DOSY法を用い、Δ、およびδを固定してgを0からLn(E/E0)≦−3となる範囲で10点以上変化させ、Ln(E/E0)をY軸、γ2×g2×δ2×(Δ−δ/3)をX軸としてプロットした直線の傾きからDを得た。Δ、およびδの設定値は任意であるが、測定対象の縦緩和時間をT1(s)、横緩和時間をT2(s)とした場合に下記の条件を満たす必要がある。
10ms<Δ<T1
0.2ms<δ<T2
実際には、Δ=50msとし、δを0.4ms≦δ≦3.2msの範囲の任意の値として、磁場勾配NMR測定を実施した。多孔質フィルムの構造の影響により、自己拡散が阻害を受けると上記のプロットが下に凸の曲線となるが、この場合にはLn(E/E0)が0から−2の範囲で曲線を直線近似し、この傾きからDを得た。
キャピラリー内部の流体は、流体の平均自由工程がキャピラリーの孔径より大きいときはクヌーセンの流れに、小さい時はポアズイユの流れに従うことが知られている。そこで、微多孔膜の透気度測定における空気の流れがクヌーセンの流れに、また微多孔膜の透水度測定における水の流れがポアズイユの流れに従うと仮定する。
平均孔径d(μm)は、空気の透過速度定数Rgas(m3/(m2・sec・Pa))、水の透過速度定数Rliq(m3/(m2・sec・Pa))、空気の分子速度ν(m/sec)、水の粘度η(Pa・sec)、標準圧力Ps(=101325Pa)、気孔率ε(%)、膜厚L(μm)から、次式を用いて求めた。
d=2ν×(Rliq/Rgas)×(16η/3Ps)×106
ここで、Rgasは透気度(sec)から次式を用いて求められる。
Rgas=0.0001/(透気度×(6.424×10−4)×(0.01276×101325))
また、Rliqは透水度(cm3/(cm2・sec・Pa))から次式を用いて求められる。
Rliq=透水度/100
なお、透水度は次のように求められる。直径41mmのステンレス製の透液セルに、あらかじめエタノールに浸しておいた微多孔膜をセットし、該膜のエタノールを水で洗浄した後、約50000Paの差圧で水を透過させ、120sec間経過した際の透水量(cm3)より、単位時間・単位圧力・単位面積当たりの透水量を計算し、これを透水度とした。
また、νは気体定数R(=8.314)、絶対温度T(K)、円周率π、空気の平均分子量M(=2.896×10−2kg/mol)から次式を用いて求められる。
ν=((8R×T)/(π×M))1/2
実施例及び比較例で得られたセパレータを、MD方向に100mm、TD方向に100mmに切り取り、150℃のオーブン中に1時間静置した。このとき、温風が直接サンプルに当たらないよう、サンプルを2枚の紙に挟んだ。サンプルをオーブンから取り出し冷却した後、長さ(mm)を測定し、以下の式にてMD及びTDの熱収縮率を算出した。
MD熱収縮率(%)=(100―加熱後のMDの長さ)/100×100
TD熱収縮率(%)=(100―加熱後のTDの長さ)/100×100
上記のようにして組み立てたリチウムイオン電池を、60℃において、電流値6mA(約1.0C)で電池電圧4.2Vまで充電し、さらに4.2Vを保持するようにして電流値を6mAから絞り始めるという方法で、合計約3時間充電を行い、そして電流値6mAで電池電圧3.0Vまで放電するというサイクルを100回繰り返し、1サイクル目と100サイクル目の放電容量(mAh)を測定した。
1回目の放電容量に対する100サイクル目の放電容量の割合を算出し、この値をサイクル特性とした。
サイクル特性(%)=(100回目の放電容量/1回目の放電容量)×100
そして、下記基準で評価した。
○:容量保持率が80%以上
△:容量保持率が80%未満60%以上
×:容量保持率が60%未満
上記のようにして組み立てたリチウムイオン電池を用いて、4.3Vに充電してから、60℃で4.3V、200時間のトリクル充電試験を行った。そして、下記基準で評価した。
×:電流のリークが起こり、1mA以上の電流が流れたもの(耐久性不良)
△:リーク電流が1mA以下であるが300μA以上のもの
○:リーク電流が300μA以下のもの
Claims (8)
- ポリオレフィン樹脂多孔膜の少なくとも片面に、無機フィラーと樹脂バインダとを含む多孔層を備えた蓄電デバイス用セパレータであって、
前記ポリオレフィン樹脂多孔膜のMD方向とTD方向のLiイオン拡散係数の比D(MD)/D(TD)が、2.0以上5.0以下である、前記蓄電デバイス用セパレータ。 - 前記ポリオレフィン樹脂多孔膜の膜厚方向のLiイオン拡散係数D(Z)が、2.0×10−11m2/s以上10.0×10−11m2/s以下である、請求項1に記載の蓄電デバイス用セパレータ。
- 前記ポリオレフィン樹脂多孔膜の平均孔径が、0.08μm以上0.15μm以下である、請求項1または2に記載の蓄電デバイス用セパレータ。
- 前記無機フィラーの平均粒径が、0.5μm以上1.5μm以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の蓄電デバイス用セパレータ。
- 前記無機フィラーが、アルミニウム化合物を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の蓄電デバイス用セパレータ。
- 前記Liイオン拡散係数の比D(MD)/D(TD)が、2.2以上3.0以下である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の蓄電デバイス用セパレータ。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の蓄電デバイス用セパレータから成る、非水電解液電池用セパレータ。
- 請求項7に記載の非水電解液電池用セパレータと、正極と、負極と、電解液とを有する、非水電解液電池。
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