JP2016075137A - 導管引上げ装置及び導管引上げ方法並びに杭の打込み方法 - Google Patents

導管引上げ装置及び導管引上げ方法並びに杭の打込み方法 Download PDF

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Abstract

【課題】噴射用導管を取付けた杭を打設した後に杭から導管を離脱させ引上げるためにバイブロハンマと共に用いる導管引上げ装置を提供する。
【解決手段】杭8に取付けられた複数の導管6A, 6B, 6Cの各々の上端に設けた各導管側連結部5と、バイブロハンマ1上に設けた各バイブロハンマ側連結部3A, 3Bと、各導管側連結部5と各バイブロハンマ側連結部3A, 3Bをそれぞれ連結する各可撓性線材4と、を備え、複数の導管6A, 6B, 6Cは1本又は複数本からなる複数の組に分けられ、可撓性線材4はチャック装置11が杭8を把持した状態にて複数の導管6A, 6B, 6Cの各組毎に所定の弛みをもって連結しており、バイブロハンマ1を引上げるとき、複数の導管6A, 6B, 6Cの各組毎に、バイブロハンマ1の異なる高さにて可撓性線材4が緊張するように所定の弛みが設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、流体噴射用の導管を取付け、流体噴射とバイブロハンマを併用して打設した杭から導管を離脱させ引上げるための導管引上げ装置及び導管引上げ方法並びに杭の打込み方法に関する。
バイブロハンマによる杭打ち工法において、振動公害対策又は打込み機械性能支援のためにウォータージェットを併用したウォータージェット併用バイブロハンマ工法が知られている(特許文献1〜3)。
図6及び図6cont.(図6の続き)(a)〜(i)は、従来のウォータージェット併用バイブロハンマ工法の一例の各工程を概略的に示した図である。
図6(a)は、杭の打設開始時の状態を示す図である。杭8は、この例では鋼管杭である。杭8の上端は、バイブロハンマ100のチャック装置11により把持される。バイブロハンマ100は、起振装置を内蔵する本体12を有し、吊りロープ2を介してクレーンにより吊下げられる。地表には、杭8のガイドとして例えば井桁に組んだ鋼材からなる導枠9が設置される。杭8の打込み深度及び打込み速度の管理のために、バイブロハンマ100の上部にレーザー変位計71が取付けられ、そのほぼ直下となる導枠9の上面に反射板72が取付けられている。
杭8の外周には、90度間隔で4本の導管6が取付けられている。導管6の下端には噴射ノズルが設けられ、上端には配管ホース62が接続される。配管ホース62は、図示しない水タンク又はミキシングプラントに切り替え可能に接続されている。打設開始時には、ミキシングプラントにおいて、セメントミルクを主とする固化材の調製は完了しており、圧送可能な状態となっている。
図6(b)は、杭の打込み工程である。配管ホース62により水を圧送し、高圧のウォータージェットWを導管6の下端から噴射しつつバイブロハンマ100を稼働させて杭8を打ち込む。杭8の先端が中間層G1から支持層G2に進み、予め設定した深度に達したならば打止めする。
図6(c)(d)は、杭の先端根固め工程である。導管6へ供給する流体をウォータージェットWから固化材Cに切り替え、固化材Cを噴射しつつ杭8を所定の範囲で適宜上下動させる。これにより、根固め部S1を形成する。先端根固め工程の最後に、図6(e)に示すように、杭8の先端を定着深度に位置させ、固化材Cの供給を停止する。
図6cont.(f)〜(i)は、導管6の引上げと杭周面への固化材注入工程を示す図である。先ず、図6(f)において、杭8が自重により沈下しないように導枠9に仮固定(符号Jで示す)した後、バイブロハンマ100を取り外す。
次に、図6cont.(g)に示すように、導管引上げ装置200を設置する。導管引上げ装置200は、枠体201の上面の吊り具203によりクレーンから吊下げられ、下面には複数の吊り環202を備えている。各導管6の上端と各吊り環202の間をそれぞれワイヤーロープ4で連結する。各ワイヤーロープ4は、鉛直方向に対して10度程度以内の角度とする。また、導管6の引上げ深度及び引上げ速度を管理するために、杭8の上端に、変位計載置台81とレーザー変位計73を取付け、それに対向するように導管引上げ装置200の枠体201の下面に反射板74を取付けている。
続いて、図6cont.(h)に示すように、導管引上げ装置200をクレーンにより引上げる。これにより、ワイヤーロープ4が緊張し、導管6が杭8から離脱し引上げられる。導管6を引上げる途中、引上げ深度と引上げ速度をレーザー変位計73により管理し、所定の範囲において固化材Cを噴射しつつ引上げる。これにより、杭8の周囲に固化材Cを注入し、周面摩擦力を確保する。
図6cont.(i)に示すように導管6を完全に引上げた後、配管ホース62を導管6から取外し、導管6の洗浄を行う。洗浄により、導管6に残留する固化材を排出する。これにより、導管6は再利用可能となる。また、杭8からは、変位計載置台81と導枠9を撤去して施工を完了する。
特許2004−270157号公報 特許2005−325513号公報 特許2011−214340号公報
図6cont.に示した導管の回収のための引上げ方法には、以下のような問題がある。
導管に付着した固化材は、時間の経過と共に固化が進行するので、ミキシングプラントでの調製から2時間以内に洗浄する必要がある。しかしながら、図6cont.に示したように、杭の打設後、バイブロハンマを取外し、別体の導管引上げ装置を取付け、さらに杭に変位計載置台とレーザー変位計を取付ける工程が必要である。これらの工程に予想以上に時間がかかってしまうと、固化材が固化する前に導管を回収し洗浄することが困難となることがあった。
また、別体の導管引上げ装置は、バイブロハンマに取付けられた打込み管理用のレーザー変位計とは別のレーザー変位計により引上げ管理されるので、制御システムが別途必要となり、複雑となるという問題もある。
さらに別の問題として、図6cont.(g)のように全ての導管を同時に引上げるため、初期引上げ抵抗力が非常に大きくなる。例えば、導管1本当たり2〜5トン程度の力が必要であり、導管の数が多いとそれだけ大きな力が必要となる。また、上記の通り、導管引上げ装置等の設置に時間がかかることで固化材の固化が進むと、導管の初期引上げ抵抗力がさらに大きくなってしまうことになる。導管の初期引上げ抵抗力が大きすぎると、施工の安全性の点でも問題となる。
本発明は、上記の問題点を解決することを目的とし、ウォータージェット併用バイブロハンマ工法において打設した杭からの導管の引上げを速やかにかつ比較的小さな力で行うことができる導管引上げ装置及び導管引上げ方法並びに杭の打込み方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、以下の構成を提供する。括弧内の数字は、後述する図面の符号であり、参考のために付する。
本発明の第1の態様は、流体噴射用の複数の導管(6A, 6B, 6C)を取付けて流体噴射とバイブロハンマを併用して打設した杭(8)から前記複数の導管(6A, 6B, 6C)を離脱させ引上げるための導管引き上げ装置であって、
前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の各々の上端に設けた複数の導管側連結部(5)と、
前記バイブロハンマ(1)上に設けた複数のバイブロハンマ側連結部(3A, 3B)と、
前記複数の導管側連結部(5)の各々と前記複数のバイブロハンマ側連結部(3A, 3B)の各々との間にそれぞれ連結される複数の可撓性線材(4)と、を備え、
前記複数の導管(6A, 6B, 6C)は1本又は複数本からなる複数の組に分けられ、前記可撓性線材(4)は、前記バイブロハンマ(1)のチャック装置(11)が前記杭(8)を把持した状態にて、前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の各組毎に所定の弛みをもって連結されており、
前記所定の弛みは、前記チャック装置(11)を解除して前記バイブロハンマ(1)を引上げるとき、前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の各組毎に前記バイブロハンマ(1)の異なる高さにて前記可撓性線材(4)が緊張するように設定されることを特徴とする。
上記第1の態様において、前記バイブロハンマ(1)の本体(12)とチャック装置(11)の間に挿入固定された平板状のアダプタ(3)を備え、前記バイブロハンマ側連結部の少なくとも一部(3A)が前記アダプタ(3)の周縁に形成されることを特徴とする。
上記第1の態様において、前記バイブロハンマ側連結部の少なくとも一部(3B)が前記バイブロハンマ(1)のチャック装置(11)上に形成されることを特徴とする。
上記第1の態様において、前記杭(8)の打設状況の管理用に前記バイブロハンマ(1)に取付けられたレーザー変位計(71)が、前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の引上げ状況の管理用に兼用されることを特徴とする。
本発明の第2の態様は、流体噴射用の複数の導管(6A, 6B, 6C)を取付けて流体噴射とバイブロハンマを併用して打設した杭(8)から前記複数の導管(6A, 6B, 6C)を離脱させ引上げるための導管引上げ方法であって、
前記複数の導管(6A, 6B, 6C)を1本又は複数本からなる複数の組に分ける工程と、
前記バイブロハンマ(1)のチャック装置(11)が前記杭(8)を把持した状態にて、前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の各々の上端に設けた複数の導管側連結部(5)と前記バイブロハンマ(1)上に設けた複数のバイブロハンマ側連結部(3A, 3B)との間を、前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の各組毎に所定の弛みをもって、複数の可撓性線材(4)によりそれぞれ連結する工程と、
前記バイブロハンマ(1)のチャック装置(11)を解除し、前記バイブロハンマ(1)の引上げを開始する工程と、
前記バイブロハンマ(1)を引上げつつ、前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の各組毎に前記バイブロハンマ(1)の異なる高さにて前記可撓性線材(4)を緊張させ、前記杭から前記導管(6A, 6B, 6C)を離脱させ引上げる工程と、を有することを特徴とする。
上記第2の態様において、前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の各々を引上げつつ、前記バイブロハンマ(1)の所定の高さ範囲にて各導管(6A, 6B, 6C)から固化材(C)を噴射する工程をさらに有することを特徴とする。
上記第2の態様において、前記杭(8)の打設状況の管理用に前記バイブロハンマ(1)に取付けられたレーザー変位計(71)を用いて、前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の引上げ状況を管理する工程をさらに有することを特徴とする。
本発明の第3の態様は、杭の打込み方法であって、流体噴射用の複数の導管(6A, 6B, 6C)を取付けた杭(8)を、流体の噴射とバイブロハンマ(1)を併用して打設する工程と、
請求項5〜7のいずれかに記載の導管引上げ方法を用いて前記杭(8)から前記複数の導管(6A, 6B, 6C)を離脱させ引上げる工程と、を有することを特徴とする。
本発明の導管引上げ装置及び導管引上げ方法では、杭の打設後、各導管とバイブロハンマとの間を可撓性線材で連結し、杭を解放したバイブロハンマを引上げることにより、導管を杭から離脱させ引上げることができる。従来のように、バイブロハンマを別体の導管引上げ装置に付け替える工程が不要となるため、導管引上げに要する時間を短縮でき、固化材が固化する前に導管を回収し、洗浄することが可能となる。
また、杭に取付けた複数の導管を複数組に分け、各組毎に可撓性線材に所定の弛みをもたせたことにより、バイブロハンマを引上げると、各組毎に、バイブロハンマの異なる高さにおいて可撓性線材が緊張し、当該組に属する導管にのみ引っ張り力を及ぼすことができる。これにより、各組の導管が、段階的に順次杭から離脱し引上げられることになる。この結果、複数の導管の初期引上げ抵抗力を低減することができるので、導管を確実かつ安全に引上げることができる。
また、バイブロハンマの打設状況の管理用のレーザ変位計を、導管引上げ状況の管理にそのまま兼用できるので、従来に比べ制御システムを簡素化できる。
図1は、本発明による導管引上げ装置と共に用いるように構成されたバイブロハンマを概略的に示す(a)正面図及び(b)側面図である。 図2は、導管引上げ装置のアダプターの(a)平面図、(b)正面図及び(c)I−I断面図を示している。 図3は、導管引上げ装置による導管とバイブロハンマの連結状態を示す図であり(a)は正面図、(b)は杭の横断面図である。(c)及び(d)は導管の杭への取付け方法の別例を示した杭の横断面図である。 図4は、本発明による導管引上げ方法の原理を説明する図である。 図5は、本発明による導管引上げ装置及び方法を適用したウォータジェット併用バイブロハンマ工法の一例の各工程を概略的に示した図である。 図5cont.は、図5の続きである。 図6は、従来のウォータージェット併用バイブロハンマ工法の一例の各工程を概略的に示した図である。 図6cont.は、図6の続きである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。本発明は、ウォータージェット併用バイブロハンマ工法に好適に適用される。ウォータージェット併用バイブロハンマ工法により、流体噴射用の導管を取付けた杭を、流体噴射とバイブロハンマを併用して打設した後、本発明による導管引上げ装置及び導管引上げ方法を用いて杭から導管を離脱させ引上げる。本発明における杭には、ウォータージェット併用バイブロハンマ工法を適用されるいずれの杭も含まれ、例えば鋼管杭、鋼矢板等である。
図1は、本発明による導管引上げ装置を組み込んだバイブロハンマを概略的に示す(a)正面図及び(b)側面図である。
バイブロハンマ1は、一般的な構成として、下部に杭を把持するためのチャック装置11、中央部に起振装置を内蔵したバイブロハンマ本体12、上部に緩衝材を介して吊り部13を備えている。吊り部13の上面の吊り具に吊りワイヤー2が取付けられ、クレーンにより吊り下げられる。チャック装置11は、チャック装置本体11aの下に、固定爪と可動爪からなる把持爪11bと、複数のリブ11cとを備えている。複数のリブ11cは、適宜の間隔で配置された補強用の板部材であり、チャック装置本体11aの下面と把持爪11bの正面又は背面に対して垂直に固定されている。
導管引上げ装置は、後述するように杭に取付けた導管とバイブロハンマとの間を連結する可撓性線材を有しており、バイブロハンマ1には、可撓性線材の上端を取付けるためのバイブロハンマ側連結部が設けられる。バイブロハンマ側連結部の1つは、チャック装置11とバイブロハンマ本体12の間に挿入固定されたアダプター3に形成された複数の孔付き板片3Aである。孔付き板片3Aは、バイブロハンマ1の正面側と背面側からそれぞれ突出している。これらの孔付き板片3Aは、杭の正面寄り又は背面寄りに位置する導管との連結に用いられる。これは、導管引上げ時に可撓性線材が緊張したとき、ほぼ鉛直方向(鉛直方向に対して10度程度以内の角度)となることが好ましいためである。
ここで、アダプター3はチャック装置本体11aの上に位置するため、杭の左右側面寄りに位置する導管と可撓性線材で連結しようとすると、チャック装置本体11aの左右方向に張り出した部分が支障となる。このために、別のバイブロハンマ側連結部として、チャック装置本体11aの下に位置する複数のリブ11cに吊り環3Bが設けられている。これらの吊り環3Bは、杭の左右側面寄りに位置する導管との連結に用いられる。
図2は、アダプター3の(a)平面図、(b)正面図及び(c)I−I断面図を示している。アダプター3は略平板状であるので、既存のバイブロハンマにおけるチャック装置とバイブロハンマ本体の間に容易に挿入固定することができる。図示のアダプター3では、環状平板31にバイブロハンマ取付け用の複数のボルト孔32が形成されている。環状平板31の周縁の正面側と背面側から放射方向に、それぞれ3つの鉛直に向いた孔付き板片3Aが突出している。これらの孔付き板片3Aには貫通孔3A1が形成されている。なお、孔付き板片3Aの数はこの例に限られない。
図3は、導管引上げ装置による導管とバイブロハンマの連結状態を示す図であり(a)は正面図、(b)は杭の横断面図である。(c)及び(d)は、導管の杭への取付け方法の別例を示した杭の横断面図である。
図3(a)(b)に示す例では、鋼管である杭8の外周上に90度毎に全部で4本の導管が取付けられている。なお、導管は、杭の内周上に取付けてもよく、外周上と内周上の双方に取付けてもよい。導管の本数及び周方向における配置は、施工条件により適宜選択される。
本発明の導管引上げ方法では、杭8に取付けられた複数の導管を同時に引上げる替わりに、複数の組に分けて各組毎に順次段階的に引上げる。このために、杭8に取付けられた複数の導管を、予め複数の組に分ける。各組には1本又は複数本の導管が含まれる。図3(a)(b)の例では、左右の側面の2本の導管6Aからなる第1の組と、正面と背面の2本の導管6Bからなる第2の組に分ける。
図3(c)の例では、60度毎に取付けられた全部で6本の導管を、2本の導管6Aからなる第1の組と、2本の導管6Bからなる第2の組と、2本の導管6Cからなる第3の組に分けている。また、図3(d)の例では、30度毎に取付けられた全部で12本の導管を、4本の導管6Aからなる第1の組と、4本の導管6Bからなる第2の組と、4本の導管6Cからなる第3の組に分けている。同じ組に属する導管は同時に引上げられるため、同じ組に属する複数の導管は杭の中心に対して対称的に配置されていることが好ましい。また、各組の導管の本数は異なっていてもよく、例えば、全部で5本の導管がある場合、第1の組が2本、第2の組が3本等である。
図3(a)の左側の導管6Aを参照して、各導管の概略的な構成を説明する。杭8の長さ方向に沿って導管の管体61が配置され、適宜の箇所において金具や溶接を用いて杭に固定する導管固定部64が形成される。導管固定部64の固定強度は、導管引上げ装置により導管を杭8から離脱させることが可能な程度とする。管体61の下端は、杭8の下端近傍に位置し、噴射ノズル63が設けられる。導管の上端には適宜の接続具を介して可撓性のある配管ホース62が接続される。杭8の打設中は、配管ホース62により水又は固化材が供給される。導管の上端には、可撓性線材4の下端を連結するための導管側連結部5が設けられている。導管側連結部5は、例えば吊り環である。
可撓性線材4は、例えばワイヤーロープ、チェーン等である。可撓性線材4は、導管引上げ時の張力に耐え得る強度を備えるとともに、自在に変形して弛むことができる素材である。図3(a)に示すように、可撓性線材4の下端は導管側連結部5に連結され、上端はバイブロハンマ側連結部3A又は3Bに連結される。1本の可撓性線材4により連結される、互いに対応する導管側連結部5とバイブロハンマ側連結部3A、3Bは、ほぼ鉛直線上に位置する。
杭8の正面側(背面側も同様)の導管6Bの可撓性線材4の上端は、アダプター3のバイブロハンマ側連結部3Aに連結される。杭8の左右の側面側の導管6Aの可撓性線材4の上端は、チャック装置11のリブ11cに設けたバイブロハンマ側連結部3Bに連結される。
図3(a)は、バイブロハンマ1のチャック装置11が杭8の上端を把持した状態である。この状態において、各可撓性線材4は、複数の導管の各組毎に、所定の弛みをもって連結されている。すなわち、第1の組の導管6Aに連結された2本の可撓性線材4は同じ弛みをもっており、第2の組の導管6Bに連結された2本の可撓性線材4は、第1の組のそれらとは異なる弛みをもっている。
図4は、本発明による導管引上げ方法の原理を説明する図である。図4では、図3(c)に示した6本の導管を杭に取付けた例を用いて説明する。複数の導管は、第1の組の2本の導管6Aと、第2の組の2本の導管6Bと、第3の組の2本の導管6Cに分けられている。(簡略化するために、図4では、杭の背面側の2本の導管及びその可撓性線材の図示を省略する。)
図4(a)は、杭8の打設後、バイブロハンマ1のチャック装置11が杭8の上端を把持している状態を示す。この状態で、可撓性線材4を取付ける。6本の導管を2本ずつの3つに分けた各組毎に、可撓性線材4が異なる所定の弛みをもつように、導管側連結部5とバイブロハンマ側連結部3A、3Bの間を所定の長さの可撓性線材4によりそれぞれ連結する。
続いて、チャック装置11を解除して杭8からバイブロハンマ1を切り離し、バイブロハンマ1の引上げを開始する。
図4(b)は、バイブロハンマ1が初期位置からΔh1だけ引上げられた高さにある状態を示す。この高さにおいて、先ず、第1の組の導管6Aに連結された可撓性線材4(長さをL1で示す)が緊張する。このとき、第2の組の導管6B及び第3の組の導管6Cに連結された可撓性線材4は、未だ弛んだ状態である。この高さから、さらにバイブロハンマ1を引上げると、第1の組の導管6Aは引張られて杭8から離脱し、バイブロハンマ1とともに引上げられ始める。
図4(c)は、バイブロハンマ1が図4(b)の高さからΔh2だけ引上げられた高さにある状態を示す。Δh2は、例えば30cm〜100cm程度でよいが、この範囲に限定するものではない。第1の組の導管6Aは、Δh2だけ引上げられている。この高さにおいて、第2の組の導管6Bに連結された可撓性線材4(長さL2で示す)が緊張する。このとき、第3の組の導管6Cに連結された可撓性線材4は、未だ弛んだ状態である。この高さから、さらにバイブロハンマ1を引上げると、第2の組の導管6Bは引っ張られて杭8から離脱し、バイブロハンマ1とともに引上げられ始める。
図4(d)は、バイブロハンマ1が図4(c)の高さからΔh3だけ引上げられた高さにある状態を示す。Δh3は、例えば30cm〜100cm程度でよいが、この範囲に限定するものではない。第1の組の導管6Aは、Δh2+Δh3だけ引上げられ、第2の組の導管6Bは、Δh3だけ引上げられている。この高さにおいて、第3の組の導管6Cに連結された可撓性線材4(長さL3で示す)が緊張する。この高さから、さらにバイブロハンマ1を引上げると、第3の組の導管6Cは引張られて杭8から離脱し、バイブロハンマ1とともに引上げられ始める。
図4に示すように、本発明では、杭の打設後にバイブロハンマを杭から切り離し引上げていた従来の工程を、そのまま導管の引上げ工程として利用する。従って、従来のようにバイブロハンマを別体の導管引上げ装置と交換する工程が不要となり、短時間で導管の回収を行うことができる。よって、固化材が固化する前に導管を洗浄することができる。
また図4に示すように、本発明の導管引上げ方法では、複数の導管を幾つかの組に分け、各組毎に、バイブロハンマの引上げ途中の異なる高さにおいて段階的に順次杭から離脱させ引上げる。可撓性線材の所定の弛みは、同じ組に属する導管に連結された可撓性線材がバイブロハンマの同じ高さにおいて緊張するように設定される。従来のように全ての導管を同時に杭から離脱させる方法に比べて、本発明の方法では、同時に離脱させる導管の数が少なくなるので、初期引上げ抵抗力を大幅に低減することができる。
図5及び図5cont.(図5の続き)(a)〜(j)は、本発明による導管引上げ装置及び方法を適用したウォータージェット併用バイブロハンマ工法の一例の各工程を概略的に示した図である。
図5(a)〜(e)については、上述した図6(a)〜(e)の従来工法におけるバイブロハンマ100に替えて本発明のバイブロハンマ1を用いる点を除いて、図6と同じ工程により杭8の打設を行う。すなわち、図5(a)では打設前の準備を行い、(b)では高圧のウォータージェットWの噴射とバイブロハンマを併用して杭の打込みを行い、(c)(d)では固化材Cを噴射して先端根固めを行い、(e)では杭を定着深度に位置させる。ここまでの工程は、図6の従来工法との差異はない。
図5cont.(f)〜(j)は、導管6A、6Bの引上げと杭周面への固化材注入工程を示す図である。先ず、図5cont.(f)において、杭8が自重により沈下したり傾いたりしないように導枠9に仮固定(符号Jで示す)した後、上述した図3(a)に示した通り、導管6A、6Bとバイブロハンマ1との間に可撓性線材4を取付ける。可撓性線材4の下端は、導管側連結部5に連結し、上端はバイブロハンマ側連結部3A又は3Bに連結する。その後、チャック装置11を解除し、バイブロハンマ1の引上げを開始する。
図5cont.(g)に示すバイブロハンマ1の高さにおいて、第1の組の導管6Aに連結された可撓性線材4が緊張する。さらにバイブロハンマ1を引上げることにより、導管6Aが杭8から離脱し、バイブロハンマ1とともに引上げられる。
図5cont.(h)に示すバイブロハンマ1の高さにおいて、第2の組の導管6Bに連結された可撓性線材4が緊張する。さらにバイブロハンマ1を引上げることにより、導管6Bが杭8から離脱し、バイブロハンマ1とともに引上げられる。
図5cont.(i)に示すように、バイブロハンマ1の引上げ状況(引上げ高さ及び引上げ速度)は、バイブロハンマ1の吊り部に取付けたレーザー変位計71と、その直下にて導枠9に取付けた反射板72により管理することができる。レーザー変位計71により検知されたバイブロハンマ1の引上げ高さ及び引上げ速度と、各可撓性線材4の長さと、各導管6A、6Bの長さとに基づいて、各導管6A、6Bの引上げ状況(引上げ深度及び引上げ速度)を算出することができる。すなわち、各導管6A、6Bの下端の噴射ノズルの位置及び速度が得られる。これにより、バイブロハンマ1の所定の高さ範囲において、すなわち導管6A、6Bの各々における所定の引上げ深度の範囲において、所定量の固化材Cを噴射することにより杭8の周囲に固化材Cを充填する。これにより、杭8の周面摩擦力を確保する。
レーザー変位計71及び反射板72は、図5(a)〜(e)の杭の打設工程において打設状況(打込み深度と打込み速度)を管理するために用いており、これらを導管引上げ工程においても兼用することができる。よって、杭の打設管理と同じ制御システムにより、導管引上げ管理も行うことができる。
図6cont.(j)に示すように導管6A、6Bを完全に引上げた後、配管ホース62を導管6A、6Bから取り外し、導管6A、6Bの洗浄を行って残留する固化材を排出する。これにより、導管6A、6Bは再利用可能となる。最後に、導枠9を撤去して施工を完了する。
1 バイブロハンマ
11 チャック装置
11a チャック装置本体
11b 把持爪
11c リブ
12 バイブロハンマ本体
13 吊り部
2 吊りワイヤー
3 アダプター
3A、3B バイブロハンマ側連結部
4 可撓性線材(ワイヤロープ)
5 導管側連結部
6、6A、6B、6C 導管
61 管体
62 配管ホース
63 噴射ノズル
64 導管固定部
71、73 レーザー変位計
72、74 反射板
8 杭
81 変位計載置台
9 導枠
100 バイブロハンマ(従来)
200 導管引上げ装置(従来)

Claims (8)

  1. 流体噴射用の複数の導管(6A, 6B, 6C)を取付けて流体噴射とバイブロハンマを併用して打設した杭(8)から前記複数の導管(6A, 6B, 6C)を離脱させ引上げるための導管引き上げ装置であって、
    前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の各々の上端に設けた複数の導管側連結部(5)と、
    前記バイブロハンマ(1)上に設けた複数のバイブロハンマ側連結部(3A, 3B)と、
    前記複数の導管側連結部(5)の各々と前記複数のバイブロハンマ側連結部(3A, 3B)の各々との間にそれぞれ連結される複数の可撓性線材(4)と、を備え、
    前記複数の導管(6A, 6B, 6C)は1本又は複数本からなる複数の組に分けられ、前記可撓性線材(4)は、前記バイブロハンマ(1)のチャック装置(11)が前記杭(8)を把持した状態にて、前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の各組毎に所定の弛みをもって連結されており、
    前記所定の弛みは、前記チャック装置(11)を解除して前記バイブロハンマ(1)を引上げるとき、前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の各組毎に前記バイブロハンマ(1)の異なる高さにて前記可撓性線材(4)が緊張するように設定されることを特徴とする
    導管引上げ装置。
  2. 前記バイブロハンマ(1)の本体(12)とチャック装置(11)の間に挿入固定された平板状のアダプタ(3)を備え、前記バイブロハンマ側連結部の少なくとも一部(3A)が前記アダプタ(3)の周縁に形成されることを特徴とする
    請求項1に記載の導管引上げ装置。
  3. 前記バイブロハンマ側連結部の少なくとも一部(3B)が前記バイブロハンマ(1)のチャック装置(11)上に形成されることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の導管引上げ装置。
  4. 前記杭(8)の打設状況の管理用に前記バイブロハンマ(1)に取付けられたレーザー変位計(71)が、前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の引上げ状況の管理用に兼用されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の導管引上げ装置。
  5. 流体噴射用の複数の導管(6A, 6B, 6C)を取付けて流体噴射とバイブロハンマを併用して打設した杭(8)から前記複数の導管(6A, 6B, 6C)を離脱させ引上げるための導管引上げ方法であって、
    前記複数の導管(6A, 6B, 6C)を1本又は複数本からなる複数の組に分ける工程と、
    前記バイブロハンマ(1)のチャック装置(11)が前記杭(8)を把持した状態にて、前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の各々の上端に設けた複数の導管側連結部(5)と前記バイブロハンマ(1)上に設けた複数のバイブロハンマ側連結部(3A, 3B)との間を、前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の各組毎に所定の弛みをもって、複数の可撓性線材(4)によりそれぞれ連結する工程と、
    前記バイブロハンマ(1)のチャック装置(11)を解除し、前記バイブロハンマ(1)の引上げを開始する工程と、
    前記バイブロハンマ(1)を引上げつつ、前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の各組毎に前記バイブロハンマ(1)の異なる高さにて前記可撓性線材(4)を緊張させ、前記杭から前記導管(6A, 6B, 6C)を離脱させ引上げる工程と、を有することを特徴とする
    導管引上げ方法。
  6. 前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の各々を引上げつつ、前記バイブロハンマ(1)の所定の高さ範囲にて各導管(6A, 6B, 6C)から固化材(C)を噴射する工程をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の導管の引上げ方法。
  7. 前記杭(8)の打設状況の管理用に前記バイブロハンマ(1)に取付けられたレーザー変位計(71)を用いて、前記複数の導管(6A, 6B, 6C)の引上げ状況を管理する工程をさらに有することを特徴とする請求項5又は6に記載の導管の引上げ方法。
  8. 流体噴射用の複数の導管(6A, 6B, 6C)を取付けた杭(8)を、流体の噴射とバイブロハンマ(1)を併用して打設する工程と、
    請求項5〜7のいずれかに記載の導管引上げ方法を用いて前記杭(8)から前記複数の導管(6A, 6B, 6C)を離脱させ引上げる工程と、を有することを特徴とする杭の打込み方法。
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