JP2016073946A - 粉砕ローラ及びローラミル - Google Patents

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雅人 田村
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【課題】粉砕ローラ及びローラミルにおいて、木質チップを効率的に粉砕可能とする。【解決手段】外周面で被粉砕物の粉砕を行う粉砕ローラであって、外周面に設けられると共に柱状の窪みあるいは突起からなる砕折部を複数備える。【選択図】図3

Description

本発明は、粉砕ローラ及びローラミルに関するものである。
竪型ローラミル等に設けられる粉砕ローラは、外周面が粉砕テーブルに圧接されており、当該外周面において被粉砕物を粉砕することで微粉化している。このような粉砕ローラにおける噛み込み性等を向上させるため、例えば特許文献1には、外周面に対してスリット状の溝が設けられた粉砕ローラを用いる構成が開示されている。
国際公開第2012/014271号
ところで、近年は、環境意識の高まりから、二酸化炭素の排出量を削減するべく、高炉や石炭焚き火力発電所等の燃料として木質チップが用いる試みがなされている。しかしながら、木質チップは、コークスや石炭と異なり植物繊維を多く含む。このため、竪型ローラミルで効率的に粉砕するためには、すり潰すのみならず、木質チップに対して木質チップを折るような力を作用させることが望ましい。ここで、粉砕ローラの外周面に対してスリット状の溝が形成されている場合には、溝のエッジが当たることにより木質チップに対して折るような力を作用させることが期待できる。
しかしながら、木質チップは、一般的にコークスや石炭よりも扁平な形状である。このため、木質チップの姿勢によっては、溝のエッジが木質チップに当たらず、木質チップを折ることができない。したがって、木質チップを微粉化するまでに長時間を要する可能性があり、効率的に微粉化することができない。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、粉砕ローラ及びローラミルにおいて、木質チップ等を効率的に粉砕可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、第1の解決手段として、外周面で被粉砕物の粉砕を行う粉砕ローラであって、前記外周面に設けられると共に柱状の窪みあるいは突起からなる砕折部を複数備える、という手段を採用する。
第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記砕折部は、ローラ径方向に沿って穿設される柱状の窪みである、という手段を採用する。
第3の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、前記砕折部は、前記外周面に対する接線と直交する方向に穿設される柱状の窪みである、という手段を採用する。
第4の解決手段として、上記第1〜第3いずれかの解決手段において、前記砕折部は、底部に向けて窄む柱状の窪みである、という手段を採用する。
第5の解決手段として、被粉砕物を粉砕ローラによって粉砕するローラミルであって、前記粉砕ローラとして、上記第1〜第4いずれかの解決手段における粉砕ローラを備える、という手段を採用する。
本発明によれば、粉砕ローラの外周面に柱状の窪みあるいは突起からなる砕折部が複数設けられている。このような砕折部は、柱状の窪み、あるいは、柱状の突起であることから、木質チップ等の扁平な形状の被粉砕物がどのような姿勢であっても、エッジを被粉砕物に当てることができる。したがって、常に被粉砕物に対して折るような力を作用させることができ、被粉砕物を短時間で効率的に微粉化することができる。
本発明の一実施形態に係る竪型ローラミルの概略構成を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る竪型ローラミルのローラユニットの一部を示す拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係る竪型ローラミルの回転ローラの概略構成図であり、(a)が斜視図、(b)が(a)のA−A断面図であり、(c)が(a)のB−B断面図である。 本発明の一実施形態に係る竪型ローラミルの変形例が備える回転ローラの断面図である。 本発明の一実施形態に係る竪型ローラミルの変形例が備える回転ローラの断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の実施形態においては、本発明の粉砕ローラを竪型ローラミルに適用した例について説明する。
図1は、本実施形態に係る竪型ローラミル1の概略構成を示す縦断面図である。本実施形態に係る竪型ローラミル1は、被粉砕物としての木質チップXを粉砕し、所望の粒径に微粉化すると共に、分級し排出するものある。この竪型ローラミル1は、円筒状のハウジング2と、ハウジング2内に被粉砕物である木質チップXを供給する供給部3と、ハウジング2内の底部に設けられた粉砕部4と、ハウジング2内に上部に設けられた回転分級機5と、粉砕物を回転分級機5に輸送する上昇流を形成する輸送機構6とを備えている。
ハウジング2は、鉛直方向に沿って立てられた略円筒状のもので、その上部開口を覆って蓋体2aを有している。蓋体2aには、その中央部に円筒状の供給部3が挿通されている。この供給部3は、鉛直方向に沿って配置されたもので、その上部開口が蓋体2aの外側に配置され、下部開口がハウジング2内の回転分級機5の下方に配置されたものである。供給部3の上部開口には、図示しないシューター等の供給装置が接続されており、これによって所定量の木質チップ(被粉砕物)が、ハウジング2内に自動的に供給されるようになっている。
粉砕部4は、ハウジング2内の底部に設けられた粉砕テーブル4aと、この粉砕テーブル4a上を転動する回転ローラ41(粉砕ローラ)を有するローラユニット4bと、粉砕テーブル4aをハウジング2の周方向に沿って回転させるための駆動装置(図示せず)とを備えて構成されたものである。粉砕テーブル4aは、複数のテーブルセグメント(図示せず)が円盤状に組み合わされたもので、この円盤が水平面上にて比較的低速で回転するよう構成されたものである。
図2は、ローラユニット4bの一部を示す拡大断面図である。この図に示すように、ローラユニット4bは、上記回転ローラ41と、支持棒42と、ベアリング43とを備えている。また、図1に示すように、ローラユニット4bは、シリンダ44を備えている。
図3は、回転ローラ41の概略構成図であり、(a)が斜視図、(b)が(a)のA−A断面図であり、(c)が(a)のB−B断面図である。これらの図に示すように、回転ローラ41は、軸Lを中心としたタイヤ状の回転体形状とされており、外周面41aが木質チップXを粉砕する粉砕面となっている。また、図3(b)に示すように、回転ローラ41の外周面41aは、軸Lに沿う方向において、中央が回転ローラ41の径方向(ローラ径方向)外側に膨らむように湾曲されている。このような回転ローラ41は、例えばニッケルやクロムを加えた鋳鉄により形成されている。
また、回転ローラ41の外周面41aには、複数のディンプル41b(砕折部)が設けられている。各ディンプル41bは、回転ローラ41の径方向に沿って穿設された柱状の窪みであり、回転ローラ41の径方向外側から見て円形状とされている。なお、このような柱状の窪みからなるディンプル41bの深さは任意である。このため、例えば、ディンプル41bの底部を球面とし、ディンプル41bの深さを底部の曲率半径とした場合には、ディンプル41bは半球状の形状となる。すなわち、ここでの柱状の窪みとは、このような半球状のディンプルを含むものである。
このようなディンプル41bは、図3(a)及び(c)に示すように、回転ローラ41の周方向に等間隔で配列されている。さらに、このように回転ローラ41の周方向に等間隔で配列されたディンプル41bを1つのディンプル列とすると、図3(a)及び(b)に示すように、回転ローラ41の外周面41aには、このようなディンプル列が軸Lに沿う方向に3列設けられている。また、全てのディンプル列においてディンプル41bの配置間隔は等しくされ、各ディンプル列を形成するディンプル41b同士は回転ローラ41の軸Lに沿う方向に直線状に配列されている。これによって、ディンプル41bは、外周面41aにおいて格子状に配列されている。
また、3つのディンプル列のうち、中央に配置されるディンプル列を形成するディンプル41bは、両側に配置されるディンプル列を形成するディンプル41bよりも深く形成されている。これによって、回転ローラ41に対して、深さの異なるディンプル41bが形成されることとなる。木質チップXは、一部がディンプル41bの内部に入り込んだ状態等で回転ローラ41によって粉砕される。このとき、深さの異なるディンプル41bが存在すると、入り込むディンプル41bによって木質チップXの姿勢が変わり、様々な姿勢で木質チップを粉砕することが可能となる。したがって、繊維質の多い木質チップXであっても、様々な姿勢で粉砕することにより短時間で粉砕することができる。
このような回転ローラ41は、例えば鋳造によって製造される。このとき、例えば、ディンプル41bに対応する中子を鋳型の内部に配置することによって、ディンプル41bを有する回転ローラ41を製造することができる。また、ディンプル41bが形成された金属部品を予め形成し、この金属部品を埋設するように鋳造を行うことでディンプル41bを有する回転ローラ41を製造することも可能である。このような場合には、埋設する前の金属部品の段階で各ディンプル41bの形状を調整することも可能である。
支持棒42は、先端にベアリング43を介して回転ローラ41が回転可能に取り付けられる部材である。この支持棒42は、先端がハウジング2の中心に向けて下降するように傾斜されて設けられている。さらに、支持棒42は、根元側を中心として先端が上下動するよう、ハウジング2に対して傾動可能に支持されている。このような支持棒42により、回転ローラ41は、軸Lがハウジング2の中心向けて下降するように、粉砕テーブル4aに対して傾斜された姿勢とされている。ベアリング43は、回転ローラ41に内方されており、外輪が回転ローラ41に固定され、内輪が支持棒42に固定されている。このベアリング43によって回転ローラ41が支持棒42に対して回転可能とされている。シリンダ44は、ハウジング2に対して固定されており、支持棒42を傾動する方向に押すことによって、回転ローラ41の粉砕テーブル4aに対する押圧力を調整する。
このようなローラユニット4bは、上方から見て、ハウジング2の周方向に3つ設けられている(図1においては1つのみ図示)。各ローラユニット4bの回転ローラ41は、シリンダ44によって粉砕テーブル4aの外周部に圧接させられ、その状態で粉砕テーブル4aの回転によりこの粉砕テーブル4a上を転動する。
このような粉砕部4は、供給部3から粉砕テーブル4aの中央部に供給された木質チップXを、粉砕テーブル4aの遠心力によってその外周側に移動させ、各テーブルセグメントの上面と回転ローラ41との間にかみ込み、圧縮力と剪断力とによって粉砕するようになっている。このとき、ディンプル41bのエッジに当たった木質チップXは、一部がディンプル41bの内部に入り込み、ディンプル41bのエッジを境として屈曲される。これによって、木質チップXは、繊維が切断するように折られることになる。
図1に戻り、回転分級機5は、蓋体2aの底面側に取り付けられている。この回転分級機5は、蓋体2aの中心部に設けられた回転ロータ(図示せず)に、多数枚の回転分級羽根5aを回転ロータの周方向に等間隔で配置したもので、駆動装置(図示せず)によって回転ロータを回転させることにより、回転分級羽根5aを所定の回転速度、例えば数十〜百rpm程度で同方向に回転させるものである。
このような回転分級機5は、回転分級羽根5aの回転によって生じる気流の遠心力により、所定の粒径より大きな粗い粒子を回転分級機5の外側に押しやり、この大きな粒子を重力によって落下させる。また、所定の粒径より小さな粒子については、回転分級羽根5a間をすり抜けさせ、通過させる。そして、図1に示すように蓋体2aに設けられた排出管5bを通過させ、ハウジング2の外部に製品微粉として排出するようになっている。
また、この回転分級機5の下方には、回転分級羽根5aの下側に気流案内部10が設けられている。この気流案内部10は、下側を小径とし、上側と大径とする円錐台状のもので、その外周面に沿って上昇気流を回転分級機5の外周側に案内するものである。
輸送機構6は、ハウジング2の底部側側面に設けられた吸気部6aと、この吸気部6aの吸気口6a1から外部の空気を吸入させるための吸引手段(図示せず)とを備えたもので、吸引手段によってハウジング2内に吸引した空気を粉砕テーブル4a上に案内し、その後、ハウジング2内を上昇させて回転分級機5に流入させるようにしたものである。このような構成のもとにこの輸送機構6は、ハウジング2内の底部側、すなわち粉砕テーブル4a側から、ハウジング2内の上部側、すなわち回転分級機5側に向かう上昇流を形成し、この上昇流に乗せて粉砕テーブル4a上の粉砕物を上昇させ、回転分級機5側に輸送するようになっている。
このような構成を有する本実施形態の竪型ローラミル1において木質チップXを微粉化する場合には、供給部3より木質チップXを供給し、粉砕部4を駆動させるとともに、輸送機構6、回転分級機5をそれぞれ駆動させる。これによって、木質チップXは粉砕部4において粉砕され、微粉化される。粉砕部4において微粉化された木質チップXは、輸送機構6によって生じさせられた上昇流に乗せられ、粉砕部4の粉砕テーブル4a上からハウジング2内の上部側に運ばれる。
このような上昇流に含まれる微粉化された木質チップXは、粒径が小さなものが回転分級機5内に流入させられて製品として、排出管5bを通じて排出される。また、上昇流に含まれる粒径が大きな木質チップXは、回転分級機5でハウジング2の内壁面側に押し出され、自重により落下することで再び粉砕部4に供給されて微粉化される。
以上のような本実施形態の竪型ローラミル1によれば、回転ローラ41の外周面41aに柱状の窪みからなるディンプル41bが複数設けられている。このようなディンプル41bは、回転ローラ41の径方向から見て、円状のエッジを有しているため、扁平な木質チップXがどのような姿勢であっても、エッジを木質チップXに当てることができる。したがって、常に木質チップXに対して折るような荷重を作用させることができ、木質チップXを短時間で効率的に微粉化することができる。
また、本実施形態の竪型ローラミル1においては、全てのディンプル41bが回転ローラ41の径方向に沿って穿設されており、回転ローラ41の幅方向に並ぶディンプル41bの軸方向(穿設される方向)が平行とされている。このため、竪型ローラミル1を鋳造する場合に、例えばディンプル41bを形成するための中子を回転ローラ41の幅方向に平行に並べることができ、これらの中子を互いに傾斜させて配置する場合と比較して中子の設置作業が容易となる。したがって、本実施形態の竪型ローラミル1によれば、短時間かつ廉価に竪型ローラミル1を製造することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態においては、回転ローラ41が、当該回転ローラ41の径方向に穿設されたディンプル41bを有するものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図4(a)に示すように、外周面41aに対する接線と直交する方向に穿設される柱状の窪みからなるディンプル41cを備える構成とすることも可能である。粉砕テーブル4aの上面が回転ローラ41の外周面41aと同様に湾曲されていることから、回転ローラ41の外周面41aには、接線と直交する方向に大きな荷重が作用する。このため、上記構成を採用する場合には、木質チップXの一部がディンプル41cに入り込みやすくなり、木質チップXをディンプル41cに引っ掛けやすくなり、これによって木質チップXに対して効率的に折る方向に荷重をかけることが可能となる。このため、木質チップXをより短時間で効率的に微粉化することができる。
(2)また、上記実施形態においては、図4(b)に示すように、底部に向けて窄む柱状の窪みからなるディンプル41dを備える構成とすることも可能である。このような構成を採用することによって、ディンプル41dの開口端が広くなり、ディンプル41dに入り込んだ木質チップXがディンプル41dの外部に排出されやすくなる。このため、ディンプル41dに木質チップXが詰まることを防止することが可能となる。なお、図4(c)に示すように、さらにディンプル41dを外周面41aに対する接線と直交する方向に穿設するようにしても良い。
(3)また、図5(a)に示すように、深さが同一のとされたディンプル41eを備える構成とすることも可能である。このような構成を採用することによって、例えば中子を用いて回転ローラ41を鋳造することによってディンプル41eを有する回転ローラ41を製造するときに、中子を全て同一形状とすることができる。このため、回転ローラ41の製造コストを低減させることが可能となる。
(4)また、図5(b)に示すように、例えば、回転ローラ41に対して複数のネジ孔41fを形成し、このネジ孔41fにスパイク41g(砕折部)を取り付けた構成を採用することも可能である。このような場合には、スパイク41gは、外周面41aに設けられる柱状の突起であり、回転ローラ41の木質チップXを折るように砕折部として機能する。このようなスパイク41gは、回転ローラ41の径方向から見て、円状のエッジを有しているため、扁平な木質チップXがどのような姿勢であっても、エッジを木質チップXに当てることができる。したがって、常に木質チップXに対して折るような荷重を作用させることができ、木質チップXを短時間で効率的に微粉化することができる。
(5)また、図5(c)に示すように、ディンプル41bに対して、回転ローラ41の本体と硬度の異なる材料を埋設するようにしても良い。このような場合には、ディンプル41bに埋設された埋設部41hを有することになり、この埋設部41hが回転ローラ41の本体と硬度が異なることになる。このため、回転ローラ41が粉砕テーブル4aと圧接されたときに、ディンプル41bと埋設部41hとの変形量が僅かに異なることになり、木質チップXに対してディンプル41bのエッジとあるいは埋設部41hのエッジを当てることができ、木質チップXを短時間で効率的に微粉化することができる。さらに、ディンプル41bが埋設部41hによって埋設されているため、ディンプル41bに対して木質チップXが詰まることを確実に防止することができる。
(6)また、上記実施形態においては、被粉砕物が木質チップXであるとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、木質ペレット、石炭、セメント等を被粉砕物とすることも可能である。
1…竪型ローラミル(ローラミル)、2…ハウジング、2a…蓋体、3…供給部、4…粉砕部、4a…粉砕テーブル、4b…ローラユニット、5…回転分級機、5a…回転分級羽根、5b…排出管、6…輸送機構、6a…吸気部、6a1…吸気口、10…気流案内部、41…回転ローラ(粉砕ローラ)、41a…外周面、41b…ディンプル(砕折部)、41c…ディンプル(砕折部)、41d…ディンプル(砕折部)、41e…ディンプル(砕折部)、41f…ネジ孔、41g…スパイク(砕折部)、41h…埋設部、42…支持棒、43…ベアリング、44…シリンダ、L…軸、X…木質チップ(被粉砕物)

Claims (5)

  1. 外周面で被粉砕物の粉砕を行う粉砕ローラであって、
    前記外周面に設けられると共に柱状の窪みあるいは突起からなる砕折部を複数備えることを特徴とする粉砕ローラ。
  2. 前記砕折部は、ローラ径方向に沿って穿設される柱状の窪みであることを特徴とする請求項1記載の粉砕ローラ。
  3. 前記砕折部は、前記外周面に対する接線と直交する方向に穿設される柱状の窪みであることを特徴とする請求項1または2記載の粉砕ローラ。
  4. 前記砕折部は、底部に向けて窄む柱状の窪みであることを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の粉砕ローラ。
  5. 被粉砕物を粉砕ローラによって粉砕するローラミルであって、
    前記粉砕ローラとして、請求項1〜4いずれか一項に記載の粉砕ローラを備えることを特徴とするローラミル。
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