JP2016073180A - ケーブルクリップ - Google Patents

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【課題】 簡単な構造で、板状の部材の任意の位置に取り付けることが可能で、しかも、従来よりも配線の方向の自由度が増加したケーブルクリップを提供する。
【解決手段】 所要の形状に打ち抜き加工を施した金属板の、一対の対向する辺に、同じ方向に曲げ加工を施すことにより挟持部を形成し、該挟持部の間に形成されてなる挟持部支持面の長さ方向に、一対の開口部を並設し、さらに該開口部の並設方向と平行に、該開口部を挟む位置に一対のスリットを形成する。これによって該一対の開口部の間に形成される、平板部を、前記挟持部とは反対の方向に押し込むフォーミング加工を施すことによって、帯状または線状の部材が挿通可能な挿通部が、互いにほぼ直交する方向に、2箇所形成されてなるケーブルクリップを得る。この挿通部に結束バンドを挿通させることにより、ケーブルを保持可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源などのケーブルを展張する際に、ケーブルの自重による垂れ下がりを抑制するためのケーブルクリップに関し、特にラックのフレームや建物の梁などを構成する、板状の部材に容易に取り付けることが可能で、かつ、ケーブルの展張方向の制約が少ないケーブルクリップに関するものである。
多くの電気機器を使用する作業場においては、常設または仮設の状態で、通信用や電源用のケーブル類の展張が必要である。そして、工作機械などを制御するためのコンピュータ間のデータの送受信は無線LANで事足りるが、電源を無線化するのは困難である。
ケーブル類を、床上に展張するのは、安全管理上、好ましい状態ではないので、床下に配設することも広く行われている。しかし、この方法は、野外配線には対応できないという課題がある。また、屋内配線であっても、機器類のちょっとした移動には簡単に対応できないという課題がある。そこで、装置固定部の梁や天井の梁のラックなどの什器類を構成する部材に、ケーブルリップを取り付けて、ケーブル類を展張し、機器類に電源を供給することも行われている。
このような目的に用いられるケーブルクリップの例として、特許文献1には、バネ鋼の断面をほぼS字状に折り曲げて一体に形成し、片側の折り曲げ部にケーブルを保持し、他方の折り曲げ部に支持基板を挿入することで、支持基板にケーブルを固定可能なケーブルクリップが開示されている。
ここに開示されているケーブルクリップは、バネ鋼を折り曲げるだけで、製作できるという利点があるが、支持基板を把持する力が十分ではないため、ケーブルクリップを支持基板の上から挿入する必要があり、使用方法に制限がある。また、ケーブルの取り付け方向が、ケーブルクリップの長さ方向に平行な方向に制約され、配線の自由度という観点から改善の余地がある。
また、特許文献2には、パネルの取付孔に係止されるケーブルクリップが電線に一体に成形されたクリップ付ワイヤーハーネスが開示されている。ここで用いられているケーブルクリップも簡単な構造であり、ワイヤハーネス以外にも、ケーブルの結束に応用できる可能性があるが、ケーブルクリップの係止部を挿入するため取付孔を、ケーブルクリップを取り付ける対象物に、予め設けておく必要があり、任意の場所に取り付けることができないという点で、改善の余地がある。
特開2013−042601号公報 特開2013−115857号公報
従って、本発明の課題は、簡単な構造で、板状の部材の任意の位置に取り付けることが可能で、しかも、従来よりも配線の方向の自由度が増加したケーブルクリップを提供することにある。
本発明は、前記課題の解決のため、ケーブルを束ねるための、既存の結束バンドを利用し得る、ケーブルクリップの新規構造を検討した結果なされたものである。
即ち、本発明は、所要の形状に打ち抜き加工を施してなる金属板の、一対の対向する辺に、同じ方向に曲げ加工を施すことにより形成されてなる挟持部と、前記挟持部の間に形成されてなる挟持部支持面の長さ方向に並設されてなる一対の開口部と、前記一対の開口部の並設方向と平行に、前記一対の開口部を挟む位置に形成される一対のスリットにより、前記一対の開口部の間に形成される平板部を、前記挟持部とは反対の方向に押し込むことによって、帯状または線状の部材が挿通可能な挿通部が、互いにほぼ直交する方向に、2箇所形成されてなることを特徴とする、ケーブルクリップである。
また、本発明は、前記挟持部の長さ方向の両端に、係止爪が形成されてなることを特徴とする、前記のケーブルクリップである。
本発明に係るケーブルクリップは、前記のように挟持部の間に板部材を挟むことで、固定され、しかも係止爪を設けることが可能なので、対象物への固定を、より確実にすることができる。また、構造的な特徴から、挟持部で挟むための板状部材を、別途準備しなくとも、ラックのフレームや建物の梁を構成する、断面がL字型やH字型の鋼材の端部に取り付けることが可能なので、任意の位置に取り付けたり、移動したりすることが極めて容易である。
また、本発明に係るケーブルクリップにおいては、前記のように挿通部が形成されているので、この挿通部に、例えば従来多用されているケーブル結束バンドを挿通させることで、ケーブルの支持が可能となる。さらに、挿通部はほぼ直交する方向に2か所形成されているので、適用する配線の方向の制約が少ない。
本発明に係るケーブルクリップの一例を示す図、図1(a)は平面図、図1(b)は正面図、図1(c)は右側面図、図1(d)は底面図。 ケーブルクリップの長さ方向に平行な挿通部に結束バンドを挿通してケーブルを保持した例を示す図。 ケーブルクリップの長さ方向に直交する挿通部に結束バンドを挿通してケーブルを保持した例を示す図。
次に、本発明の実施の形態について、具体的な図に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るケーブルクリップの一例を示す図で、図1(a)は平面図、図1(b)は正面図、図1(c)は右側面図、図1(d)は底面図である。図1において、1a、1bは挟持部、2は挟持部支持面、3a、3bは係止爪、4aはケーブルクリップの長さ方向に直交する挿通部、4bはケーブルクリップの長さ方向に平行な挿通部、4cは平板部、5は開口部、6a、6b、6c、6e、6fはスリットである。
ここに示したケーブルクリップは、厚さが0.6mm程度の金属板を、所要の形状、つまり、係止爪や挟持部となるべき部分を備えた形に、打ち抜いて用いた。まず、対向する辺を図1(a)及び図1(b)における上の方向に曲げる加工を施し、係止爪2aを図1(c)における左側に、係止爪2bを同じく右側に曲げて、挟持部1a、1bを形成する。
次に、打ち抜き加工による開口部5a、5bと、スリット6a、6bによって形成される平板部4cを、図1(b)及び図1(b)における下方向に押し込むフォーミング加工を施し、ケーブルクリップの長さ方向に直交する挿通部4aと、同じく長さ方向に平行な挿通部4bを形成する。なお、4箇所の突起部6c、6d、6e、6fは、次項で説明する図2の部材7aに対して、ケーブルクリップが左右に大きく振れるのを防ぐために設けられたものである。
図2は、本発明に係るケーブルクリップが、板状の部材7aを挟んだ状態で、ケーブルクリップの長さ方向に平行な挿通部4bに、結束バンド8aを挿通して、ケーブル9aを保持した例を示す図である。また図3は、同じく、ケーブルクリップの長さ方向に直交する挿通部4aに、結束バンド8bを挿通して、ケーブル9bを保持した例を示す図である。
図2、図3に示したように、本発明のケーブルクリップは、その挟持部が板状の部材を挟んだ状態では、ケーブルクリップを構成する金属板の弾性により、挟持部が板状部材の方向に付勢される。さらに挟持部には係止爪が設けられているので、確実に挟持することが可能である。また、前記のように、本発明のケーブルクリップは、保持するケーブルの方向が、ケーブルクリップの長さ方向や、長さ方向に直交する方向の、両方に設定できるので、配線の自由度が大きい。
以上に説明したように、本発明によれば、板状の部材に簡単に取り付けることができ、しかも、配線の方向による制約が少ないケーブルクリップを提供できる。なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の分野における通常の知識を有する者であれば想到し得る、各種変形、修正を含む、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても、本発明に含まれることは勿論である。
1a,1b・・・挟持部 2・・・挟持部支持面
3a,3b・・・係止爪
4a・・・ケーブルクリップの長さ方向に直交する挿通部
4b・・・ケーブルクリップの長さ方向に平行な挿通部
4c・・・平板部 5a,5b・・・開口部
6a,6b,6c,6d,6e,6f・・・突起部
7a,7b・・・板状部材 8a,8b・・・結束バンド
9a,9b・・・ケーブル

Claims (2)

  1. 所要の形状に打ち抜き加工を施してなる金属板の、一対の対向する辺に、同じ方向に曲げ加工を施すことにより形成されてなる挟持部と、前記挟持部の間に形成されてなる挟持部支持面の長さ方向に並設されてなる一対の開口部と、前記一対の開口部の並設方向と平行に、前記一対の開口部を挟む位置に形成される一対のスリットにより、前記一対の開口部の間に形成される平板部を、前記挟持部とは反対の方向に押し込むことによって、帯状または線状の部材が挿通可能な挿通部が、互いにほぼ直交する方向に、2箇所形成されてなることを特徴とする、ケーブルクリップ。
  2. 前記挟持部の長さ方向の両端に、係止爪が形成されてなることを特徴とする、請求項1に記載のケーブルクリップ。
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