JP2016072673A - システム並びに装置、制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】現存するスマートフォン等の携帯可能な装置(ウエアラブルデバイス)とカメラを連動させるシステムの仕組みには、単純なリモート操作が多く、ウエアラブルデバイスの情報を有効活用してオート撮影する仕組みがなかったので、ウエアラブルデバイスにおいて、ユーザ操作を求めず、自然にオート撮影できるようにする。
【解決手段】撮像部1と撮像部1とは異なる筐体に収納されるコントロール部2が無線で接続されるシステム100において、コントロール部2はセンサ部25を備え、センサ部25は例えば速度センサを含む。速度センサがセンシングした結果、コントロール部2が所定の速度を検出すると、撮像部1に対して無線で撮像を指示する制御信号を送信し、撮像部1はオート撮影を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像部を備えたカメラの撮影を制御する技術に関し、特に、スマートフォン等のウエアラブルデバイスを用いてオート撮影をするカメラのシステム並びに装置、制御方法に関する。
従来から、カメラをリモコンにより離れた位置から撮像指示する技術が知られている。
また、カメラに加速度センサや人感センサが設けられ、センサのセンシング結果によりオート撮影するものが知られている。
更に、部屋に温度センサや煙センサが設けられ、異常を検知したときオート撮影する監視カメラが知られている。
他方、被写体となる人物が無線タグを携帯し、無線タグから発信される無線信号を受信したカメラがオート撮影する技術がある(特許文献1参照)。
特開2004−287145号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術は、被写体となる人物が携帯している無線タグで人物の概略位置をカメラに知らせるだけのものであり、正確な位置を知るための赤外線センサ、超音波センサ等はカメラ側に付いており、携帯する装置側でオート撮影のタイミングを制御することができないという課題があった。
この発明は上記事情に鑑みて成されたもので、携帯可能な装置(ウエアラブルデバイス)の状況に応じて、離れたところにあるカメラのオート撮影を制御することを目的とする。
請求項1記載の発明は、被写体を撮像する撮像部と、前記撮像部とは異なる筐体に収容され、前記撮像部と無線で接続される携帯可能な装置と、からなり、前記携帯可能な装置はセンサ手段を備え、このセンサ手段のセンシング結果に基づく制御信号を前記撮像部へ無線で送信し、前記撮像部は受信した前記制御信号に基づいてオート撮影モード開始又はオート撮影モード終了、及びシャッタタイミング決定を含む撮像処理を行うことを特徴とするシステムを提供するものである。
請求項18記載の発明は、携帯可能な装置であって、センサ手段と、前記センサ手段のセンシング結果を基に、オート撮影モードの開始又はオート撮影モードの終了、及びシャッタタイミングを認識する認識手段と、前記認識手段により認識された結果を制御信号として外部へ送信する送信手段と、を具備する装置を提供するものである。
請求項19記載の発明は、携帯可能な装置であって、第1のセンサと、前記第1のセンサのセンシング結果を基に、オート撮影モードの開始又はオート撮影モードの終了を認識する第1の認識手段と、第2のセンサと、前記第2のセンサのセンシング結果を基に、シャッタタイミングを認識する第2の認識手段と、前記第1又は第2の認識手段により認識された結果を制御信号として外部へ送信する送信手段と、を具備する装置を提供するものである。
請求項20記載の発明は、センサ手段を備え、撮像部と分離している携帯可能な装置CPUが実行する制御方法であって、前記センサ手段のセンシング結果を基に前記撮像部のオート撮影モード開始又はオート撮影モード終了、及びシャッタタイミングを認識する認識工程と、前記認識工程により認識された結果を制御信号として前記撮像部へ送信する送信工程と、を含む制御方法を提供するものである。
本発明によれば、撮像部と、この撮像部とは異なる筐体に収容され前記撮像部と無線で接続される携帯可能な装置にセンサ手段を設け、このセンサ手段のセンシング結果に応じて前記撮像部の撮像タイミングを制御するようにしたので、センサ手段により携帯可能な装置の付近の状況をセンシングした結果に応じて、離れたところにある撮像部の撮像を制御することができる。
本発明の一実施の形態の概観を示す図である。 本発明の他の実施の形態の概観を示す図である。 本発明の一実施の形態の撮像部1とコントロール部2の内部構成概略を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態のコントロール部2の制御部20の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施の形態の撮像部1の制御部10の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態を説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態を説明するための図である。 本発明の第5の実施の形態を説明するための図である。 本発明の第6の実施の形態を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。この実施の形態は、リモコン、スマートフォン、リスト端末等のウエアラブルデバイスとカメラを連携させ、オート撮影することで、今までは撮影できなかったさまざまな利用シーンを広げるものである。
<用語の定義>
本明細書において、センサとは、ウィキペディア(登録商標)によれば「自然現象や人工物の機械的・電磁気的・熱的・音響的・化学的性質あるいはそれらで示される空間情報・時間情報を、何らかの科学的原理を応用して、人間や機械が扱い易い別媒体の信号に置き換える装置のことをいい、センサを利用した計測・判別を行うことを「センシング」という。」とされており、この定義に従うものとする。時間情報を計時するいわゆる計時装置も本明細書ではセンサに含めるものとする。また、撮像と撮影については、一般に撮像は撮像デバイスが画像を取り込むことをいい、撮影は装置やユーザが撮像デバイスを用いて画像を取り込むことをいうが、本明細書では同義として扱う。オート撮影と自動撮影、シャッタタイミングと撮影タイミング、携帯可能な装置とウエアラブルデバイスも同義として扱う。
<構成>
図1は、本発明の一実施の形態の外観を示す図である。100はカメラシステムであり、図1(a)(b)に示すように、撮像部1とコントロール部2を着脱可能に構成している。撮像部1とコントロール部2は、例えばブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)等で無線接続される。コントロール部2がウエアラブルデバイスに対応する。構造的には、着脱可能のほかに、撮像部1とコントロール部2の角度を可変にしたり、折りたたみ可能にしたり、回動可能にすることは、適宜設計可能である。
図2は、他の実施の形態の外観を示す。図2(a)は、ウエアラブルデバイスとしてリスト端末2Aを使用しているものである。撮像部1Aは基本的に撮像部1と同じであるが、機構的に図1に示したように一体化はされていない。図2(b)はウエアラブルデバイスとしてスマートフォン2Bを使用しているものである。撮像部1Bは前記撮像部1、1Aと基本的に同じである。図2(c)はスマートフォン2Cを経由してインターネット200と接続する例を示す。撮像部1Cは前記撮像部1、1A、1Bと基本的に同じである。撮像部1Cがインターネットとつながることで、画像の共有やSNSサイトへの投稿ができる。
図3は、図1の実施の形態における撮像部1とコントロール部2の内部構成の概略を示すブロック図である。
撮像部1において、11はレンズ、CCDやCMOS等の撮像素子、電子シャッタ、タイミング制御回路、ズーム機構や手ぶれ補正機構等を含む撮像デバイスである。12は撮像デバイス11により撮像された静止画、連写画像、動画等を記憶する記憶部である。ワークメモリとしても使用される。13はコントロール部2と無線で連携を取る通信制御部である。採用する通信技術はブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)に限らずWi-Fi(登録商標)や赤外線等でも良い。また、一旦スマートフォン等を中継してインターネットに接続することも可能である。10は、撮像部1全体を制御するCPUとプログラムを含む制御部である。14は、後述する各種センサを含むセンサ部である。
コントロール部2において、21は撮像部1と無線で連携を取る通信制御部である。22は撮像部1で撮像され通信制御部13、21を介して送られてきた静止画、連写画像、動画等を記憶する記憶部である。ワークメモリとしても使用される。更に、後述するスケジュール帳40としてスケジュール情報を記憶する。23は撮像部1から送られてきた画像、記憶部22に記憶された画像、その他メニュー等を表示する表示部である。タッチパネルと一体形成されていても良い。24は、各種操作入力を行う操作部である。前記タッチパネルで兼用することもできる。20は、コントロール部2全体を制御するCPUとプログラムを含む制御部である。25は、後述する各種センサを含むセンサ部である。
表示部23は離れたところにある撮像部1の撮像画像のビューファインダとしてビデオスルー画像を表示し、また、撮影画像のモニタとして使用される。従って、ファインダ画像やオート撮影した画像を手元ですぐ見ることができる。撮像部1がユーザからは見えないところに置かれている場合も想定され、何が撮れるか常に見え、何が撮れたかすぐに分かる効果がある。更に、制御部20に画像認識機能や画像拡大機能を持たせることも可能であり、「良い写真」が撮れたと判断されたら表示部23に表示するようにしたり、撮影した画像の顔を認識して顔部分を拡大表示したりすることもできる。良い写真の判断手法はいくつか考えられるが、例えば笑顔検出、ぶれ度検出、顔の大きさの検出、等の技術を適用すればよい。また表示部23は前記スケジュール帳40の表示も行う。
ここで、センサ部14、センサ部25について説明する。このカメラシステム100は複数のセンサを搭載しており、センサのセンシング結果に応じて撮像部1によりオート撮影を実行させるものである。センサ部14、センサ部25に含まれるセンサは同じものでも良く異なっていても良いし、いずれか一方にあっても良い。ただしコントロール部2によって離れたところにある撮像部1に撮像動作をさせることが本実施の形態の目的であるので、センサ部25は本実施の形態においては必須である。
センサ部25又は14に含まれるセンサは、特にコントロール部2の置かれている状況を測定するためのものであり、速度センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ(角速度センサ)、高度センサ、GPS(位置検出)、時計(時間検出)、歩数センサ(歩数検出)、マイク(音声検出)、気圧センサ、温度センサを含む。もちろんこれらに限定されるものではない。
これらのセンサのセンシング結果に応じて撮像部1のシャッタタイミングを認識するものであり、この認識手段はコントロール部2の制御部20が担っても良いし、撮像部1の制御部10が担っても良い。すなわち、コントロール部2の制御部20が担う場合は、コントロール部2内で制御部20がシャッタタイミングを認識し、シャッタタイミングであることを制御信号として撮像部1へ送る。また、撮像部1の制御部10が担う場合は、コントロール部2からセンシング信号を制御信号として送られてきて、撮像部1内で制御部10がシャッタタイミングを認識し撮像処理を実行する。
<動作>
次に、本実施の形態の動作について説明する。
図4はコントロール部2の制御部20の動作を示すフローチャートである。センサ部25の各種センサのセンシング信号を定期的に取り込み(ステップS11)、このセンシング結果Bを制御信号として撮像部1へ送信する(ステップS12)。次にこのセンシング信号がシャッタタイミングを示しているか否かを認識する(ステップS13)。どのセンサのどのようなセンシング結果をシャッタタイミングとするかの具体的な例はフローチャートを用いて後述する。ここでシャッタタイミングでないと認識されれば(NO)ステップS11へ戻り、シャッタタイミングであると認識されれば(YES)ステップS14へ進んで、シャッタタイミングであることを示す信号Aを制御信号として撮像部1へ送信する(ステップS13)。
図5は撮像部1の制御部10の動作を示すフローチャートである。コントロール部2から送られてくる制御信号を取り込み(ステップS21)、その制御信号がシャッタタイミングを示す信号Aであるか、センサ部14のセンシング結果を示す信号Bであるかを判別し(ステップS22)、シャッタタイミングを示す信号AであればステップS24へ進んで撮像デバイス11を制御して撮像処理を実行する。センシング結果を示す信号Bであれば、ステップS23でこのセンシング信号がシャッタタイミングを示しているか否かを認識する。ここでシャッタタイミングでないと認識されれば(NO)ステップS21へ戻り、シャッタタイミングであると認識されれば(YES)ステップS24へ進んで、撮像処理を実行する。
<第1の実施の形態>
第1の実施の形態として、センサ手段として速度センサを用い、特定の速度をトリガーに撮影を行うものについて説明する。速度センサとは、自分自身の移動速度を検出するもののことをいい、例えばGPSにより移動距離と移動時間から算出する。また、精度は劣るが加速度センサによっても移動速度を算出することができる。更に、スカイダイビングのように高さ方向に移動する場合は高度センサの情報も速度算出に使用できる。
予め設定した速度を検出したときにオート撮影することにより、スピードに乗っている時に撮影したい場合に有効である。
まず、速度に応じてオート撮影モード開始又はオート撮影モード終了を判断する。すなわち、ずっとオート撮影のスタンバイをしているのではなく、オート撮影モードを開始してから、速度センサのセンシング結果に応じてオート撮影を行う。
例えば10mの高低差を5秒以内で動いたら時速10km程度と判断しオート撮影モード開始、1mの高低差を2秒以内で動いたらオート撮影モード開始、 時速2km程度と判断したらオート撮影モード開始等である。ここで、オート撮影モードの開始は高度で決定するのではなく、GPSでの予定の位置の検出や、加速度センサでの移動開始の検出により決定してもよい。
また、オート撮影モードの終了も、高度の変化と時間で判断することができる。例えば、30秒の間に高度変化幅が2m以下の場合、オート撮影モード終了、30秒の間に高度変化幅が80m以下の場合、オート撮影モード終了等。あるいは、時速35km以下になった場合、オート撮影モード終了、時速50km以下になった場合、オート撮影モード終了等である。ここで、オート撮影モードの終了は高度で決定するのではなく、GPSでの予定の位置の検出や、加速度センサでの移動開始の検出によって決定してもよい。
更に、速度が速いときの撮影はぶれやすく、また、単位時間当たりに変化していく景色や被写体の変化が激しいので、速度が速くなるほど撮影のフレームレートを高くする。例えば時速2kmのときは2FPS、時速10kmのときは10FPS、時速50kmのときは50FPSで連写を行う。ここでいうフレームレートとは、連写時の撮影間隔のことであるが、速度が速くなるほどシャッタスピードを速くしたり、速度が速くなるほど撮影感度を高くしたり、あるいは被写界深度が深くなるよう設定する。
更に、速度が速いと場合によっては何が写っているのか分からなくなる場合も有るので画角を広く設定する。画角は撮像デバイス11のズーム倍率を制御することで変化させる。
図6は、この動作を示すフローチャートである。ステップS311で、速度センサのセンシング信号を取り込む。上述したように複数のセンサの情報を組み合わせて使用する場合もある。次のステップS32では、取り込んだセンシング信号から、オート撮影モード開始条件に達したか否かを判断する。達していなければ(NO)、ステップS31へ戻る。上記例示したようなオート撮影モード開始条件に達していることが判断されると(YES)、ステップS312で再度ステップ311と同様、速度センサのセンシング信号を取り込む。続いてステップS33に進み、取り込んだセンシング信号から、所定の速度に達したか否かを判断する。NOであればステップS312、S33をループし、所定の速度に達していれば(YES)、ステップS34へ進む。
ここでは、撮影するための撮影条件を設定するもので、フレームレート、撮影感度の設定を行う。検出された速度が速いほど、フレームレートを高くし、撮影感度を高くし、シャッタスピードを速くする。
更に、速度が速いほど画角を広くする。画角を変えるにはズーム機構を制御すればよく、速度が遅いほど望遠側に、速度が速いほど広角側に移動させる。これらすべてを同時に実施するわけではなく、いずれかでよい。
次にステップS35へ進み、このステップS34で設定した撮影条件と、シャッタタイミングであることを示す信号を制御信号として撮像部1へ送信する。制御信号を受信した撮像部1は、この設定された撮影条件に従って撮像処理を行う。続くステップS36で、取り込んだセンシング信号が上記例示したような撮影終了速度に達したか否かを判断し、NOであればステップS312へ戻ってオート撮影を続行し、YESであれば終了する(END)。
これにより、スノーボードやスキー、サーフィン、マウンテンバイク、ロードバイク、ツーリング等、ユーザが自分で撮影操作をできず、また撮像部1を手で保持できない状態でも、腕や帽子やバッグ等に撮像部1とコントロール部2を別々に装着してオート撮影することができる。
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態について説明する。この実施の形態は、特定の高度をトリガーにオート撮影を行うものである。高さで等間隔に撮影したい場合等に有効である。センサとして高度センサを用いる。例えばスカイダイビングやパラグライダー、登山等において、予め定めた高度を変化するごとにオート撮影処理を実行する。オート撮影モードの開始又は終了も高度センサのセンシング結果で判断する。高度を下降する場合は、例えばスカイダイビングにおいて800mからオート撮影モード開始、100m降下するごとにオート撮影を行い、200mでオート撮影モード終了する。高度を上昇する場合は、例えば登山において登録された山の5合目(2500m)からオート撮影モード開始、予め定められた高度に達するごとにオート撮影を行い、山頂付近(3750m)でオート撮影モードを終了という制御を行う。オート撮影モードの開始、終了を決定するためのセンサが、オート撮影の撮影タイミングを決定するためのセンサと違う種類のセンサであっても良いことは他の実施の形態と同様である。
図7Aは登山のイメージを図示したもので、登山時のST1〜ST7がオート撮影のシャッタタイミングとして設定してある高度である。高度によりシャッタタイミングを決めているので、人によって登山にかかる時間が異なったり、歩くコースが異なったりしても同様の撮影ができる。
図7Bはパラグライダーのイメージを図示したもので、降下時のST1〜ST7がオート撮影のシャッタタイミングとなる。
図8は図7A、7Bの動作を示すフローチャートである。ステップS411で高度センサからセンシング信号を取り込み、ステップ42で取得した高度情報が、予め定めたオート撮影モード開始を定めた高度に達したか否かを判断する。NOであれば、ステップS41に戻り、高度センサのセンシング結果がオート撮影モード開始高度に達するまで繰り返す。YESであればステップS412に進み、ステップS41と同様に高度センサのセンシング信号を取り込む動作を行う。
続いてステップS43へ進み、取り込んだセンシング信号(高度情報)が予め定めたシャッタタイミングとする所定の高度に達したか判断する。図7の例ではST1〜ST7に相当する高度である。NOであればステップS412に戻って、高度センサのセンシング信号の取り込みを繰り返す。YESであればシャッタタイミングであるので、ステップS44へ進む。ステップS44では、撮像デバイス11を制御して撮像処理を実行する。続くステップS45では、取り込んだセンシング信号(高度情報)が予め定めた撮影終了を定めた高度に達したか否かを判断する。NOであればステップS43へ戻り、オート撮影モードを継続するが、YESであればオート撮影モードを終了する(END)。
<第3の実施の形態>
次に、第3の実施の形態について説明する。この実施の形態は、コントロール部2内に時計とスケジュール帳を内蔵し、スケジュールに応じてオート撮影を行うものである。すなわち、センサ手段は時間を計測する時計であって、センサ部25内に計時部を備え、制御部20が時計機能を受け持つ。時間とイベントを対にしたスケジュール帳40を記憶部22に内蔵する。
図9は、記憶部22内のスケジュール帳40の構成イメージを示す。時間とイベントが対にして記憶されている一般的なスケジュール帳である。42は時間情報項目エリア、43はイベント情報項目エリア、44は撮影情報項目エリアを示す。スケジュールに連動し、当該スケジュール時間にオート撮影が開始されるものであり、撮影情報項目エリア44にカメラマーク41が付加されているイベント時にオート撮影される。例えば、10:30〜10:55、12:45〜14:20、14:30〜16:20にオート撮影される。その時間帯に動画撮影しても良いし、所定間隔で複数枚の静止画を撮影しても良い。
このスケジュール帳40は一般的なスケジューラと同様に作成するが、その際、撮影情報項目エリア44に「カメラ」あるいは「撮影」等の特定の文字を入力すると、制御部20がこれを認識し、カメラマーク41に置き換えて撮影情報項目エリア44に登録する。文字を認識せずにカメラマークのアイコンが用意してあってそれを指定してもよいし、アイコンに意味を持たせ、例えばスチルカメラのアイコンを選択すると静止画撮影、ビデオカメラのアイコンを選択すると動画撮影、他のアイコンを選択すると連写撮影、のように複数の撮影モードを区別して指定することもできる。制御部20は文字を認識する機能を持ってもよいし、予め用意されている文字を単純にカメラマーク41に置き換えるだけでもよい。
従ってユーザは、撮影情報項目エリア44に撮影に関係する文字(単語)を入力するだけで、その項目に対応しているイベントをオート撮影するように設定できる。
更に、スマートフォンを含むウエアラブルデバイスに登録されるスケジュールに連動し、当該スケジュールの時間や場所にいる間、音声マイクをONにし特定の言葉をトリガーに撮影を行う。例えば、「きれい!すごい!かっこいい!やばい!見て!・・・」等。カメラマーク41が付加されているイベントのスケジュール時間帯内に、これらの音声を検知すると、オート撮影する。スケジュール時間帯外では反応しないので、無駄な撮影を防ぐことができる。
図10はこの動作を説明するフローチャートである。まず、ステップS51で制御部20は通常に計時処理している。そして、設定されているカメラマーク41が付加されているイベントのスケジュールの1分前になると(ステップS52でYES)、撮像部1の通信制御部13とコントロール部2の通信制御部21が無線確立(ペアリング)処理を行う(ステップS53)。これは常時撮像部1とコントロール部2が無線通信していると消費電力が増大してしまうので、それを防止するためである。ステップS52でNO判定の場合はステップS51に戻って計時処理を続ける。
ペアリングが確立された状態でセンサ部25に備えられているマイクで音声情報を検知すると(ステップS54でYES)、ステップS55に進んでカメラマーク41が付加されているイベントのスケジュールの時間帯内であるか否かを判断する。スケジュール時間帯外であれば、音声情報は無視してステップS58へ進む。スケジュール時間帯内であれば(YES)、ステップS57へ進んでシャッタタイミングであることを示す制御信号を制御部1へ送信する。
ステップS54で音声情報を検知したか否かを判断してNOのときはステップS56へ進み、改めてセンサ部25から計時情報を取り込んで計時情報とスケジュール情報が一致したか判断する。ステップS56でYESであればステップS57へ、NOであればステップS58へ進む。また、ステップS54で音声信号を検知しなくても、撮影すべくスケジュールが設定されている時間と計時時間が一致すれば、ステップS57へ進んで同じくシャッタタイミングであることを示す制御信号を制御部1へ送信する。
その後はステップS58へ進み、このステップS58へはスケジュール情報が一致しなくても音声信号が検知されなくてもここへ進んでくるが、計時時間がスケジュール時間帯を外れたか否かを判断する。時間帯を外れていれば(YES)、ステップS59で一旦ペアリングを解除し、ステップS51へ戻って計時からはじめる。まだスケジュール時間帯内であれば、ペアリング状態は保ったまま、ステップS54へ戻り、音声検出かスケジュール時間一致を待つ。
すなわち、日程スケジュールの中でオート撮影モードにしておきたいイベントの最中は、感動の音声等を検出してシャッタタイミングとみなすが、撮影が設定されていないその他のイベント中は、音声を無視するものである。なお図10のフローチャートはあくまで一例であって、種々変更可能である。
このようにすることにより、旅行等のイベントの日程スケジュールに、オート撮影スケジュールを組み込むことができ、予め撮影ポイント等を設定しておいてオート撮影することができる。また撮影予定のスケジュール時間帯内であれば、感動の言葉や予め設定した言葉でオート撮影することができる。スケジュール時間帯外では音声情報は無視されるので余計な撮影が行われることは無い。
この実施の形態においても、オート撮影開始モードの決定はGPSによって、出発地点に着いたとき、オート撮影終了モードの決定は解散地点に着いたとき、としてもよい。
<第4の実施の形態>
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。この実施の形態は、特定の歩数をトリガーにオート撮影を行うものである。センサ手段として歩数計を用いる。例えばコントロール部2で検出した歩数が1000歩ごとに撮像部1で撮像処理を行う。距離で等間隔に撮影したいが、GPSが使えないか、消費電力の関係でGPSを使いたくない場合に有効である。オート撮影モードの開始又は終了も歩数で判断する。例えば、1000歩からオート撮影モード開始、10000歩でオート撮影モード終了、1歩目からオート撮影モード開始、20000歩でオート撮影モード終了という制御を行う。
図11はこの動作を示すフローチャートである。まず、ステップS61で、歩数計の計測結果である歩数データを取り込む。次のステップS62の判断ステップで、予め定めたオート撮影モードを開始する歩数(例えば1000歩)になったかを判断する。NOであればステップS61へ戻り、歩数の計測を続ける。YESであれば、ステップS63へ進み、歩数系からの歩数結果を取り込む。そしてステップS64へ進み、予め定めたシャッタタイミングとなる歩数になったか判断する(例えば、1000歩ごとに撮影するのであれば、2000歩、3000歩、4000歩、・・・)。NOであればステップS63へ戻って計測を続け、YESとなったらステップS65へ進んで、シャッタタイミングであることを示す制御信号を撮像部1へ送って、撮像部1に撮影処理を実行させる。続くステップS66では、歩数データがオート撮影モード終了の歩数となったか否かを判断する。NOであればステップS63に戻って計測を続けるが、YESであれば、ENDとなる。
なお、本第4の実施の形態において、オート撮影モードを開始するタイミングと、オート撮影モードを終了するタイミングは、歩数ではなく9時開始、12時終了のように時刻で設定してもよい。また、加速度センサにより動きの開始と終了を検出し、歩き始めをオート撮影モードを開始するタイミングとし、歩き終わりをオート撮影モードを終了するタイミングとしてもよい。
更に、特定のハイキングコースや散策路を歩くときは、特定のスタート地点を通過したらオート撮影モード開始、特定のゴール地点を通過したらオート撮影モード終了としてもよい。
<第5の実施の形態>
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。この実施の形態は、ウエアラブルデバイスを利用し、自分撮りに特化してオート撮影を行うユーザーインタフェースである。
自分撮りのために、被写体ぶれの検出技術の延長線上として、被写体が静止したことを検知してオート撮影を行う仕組みは知られている。しかし、従来の技術では、体全体のおおよその動作で静止判定されて勝手に撮影されることがあり、逆に動き判定を厳密にしすぎると静止判定されず撮影がなかなかされないことがあるという課題がある。自分撮りが大好きなユーザは、微妙にポーズを変えながら連続で数十枚程度の撮影を行うため、意図せず撮影されたり、スムーズな撮影がされなかったりすると大きなストレスになってしまう。またリモコンを使って遠隔操作で撮影する方法もあるが、手にリモコン持たなければならず、ポージングに制約がでてしまうという課題がある。
この実施の形態は、本発明を応用して上述の課題を解決するものである。すなわち、体全体を撮影するため、撮影中は、カメラは手の届かない所に設置されている。モデルがポージングをしながら、カメラマンが少し離れて撮影しているイメージである。これをユーザが一人でポージングしながら撮影する。以下に例を挙げる。この例のイメージを図示したものが図12である。
図12は、本第5の実施の形態の考え方を説明するためのイメージ図である。まず、オート撮影モード(ポージングモード)を開始する。この開始は、ユーザ操作により行うものとするが、所定の時刻、位置、動き、音声等を検出してもよい。撮像部1Aが固定され、被写体となるユーザがウエアブルデバイスであるリスト端末2Aを腕に装着している。ユーザの動きはリスト端末2Aに内蔵されている加速度センサとジャイロセンサで検出することができるので、予め、決めポーズを設定しておく。すなわちセンサ手段として加速度センサとジャイロセンサを用いる。
オート撮影モードスタート操作をしてから0.5秒後にバイブレーション通知がある。ここでユーザは決めポーズを取る。
(1)決めポーズで静止してから、0.5秒でオート撮影される。
(2)撮影後に動いてから、再度決めポーズで静止すると0.5秒でオート撮影される。(カメラマンがいるかのように、決めポーズをとる度に撮影される)。
(3)ジャイロセンサが静止した時には、リスト端末2Aがバイブレーション等の通知がされる。(これから撮影するよ!という通知)。
(4)通知があってから0.5秒で撮影されるが、その間に動くと撮影はキャンセルされ、次の静止を待つ。
(5)この撮影を行うためには「ポージングモード」をユーザ操作で開始を行う。
(6)この撮影を終了するためには「ポージングモード」をユーザ操作で終了させる。すなわちオート撮影モードを終了する。ユーザ操作の代わりに所定の時刻、位置、動き、音声等を検出してもよい。
これにより、ユーザは自分がコントロール部2(リスト端末)を装着することにより、離れたところにある撮像部1で、自分自身の動きによってオート撮影を行うことができる。
図13は第5の実施の形態の変形例を示すものである。スノーボードをイメージしており、センサ手段として加速度センサとジャイロセンサを用いる。加速度センサとジャイロセンサを組み合わせることで物体の複雑な動きを検出することができ、例えばスノーボードのトリック(技)を検出したタイミングをシャッタタイミングとし、オート撮影を行うものである。トリックの検出は、ジャイロセンサと加速度センサの値の組み合わせをテーブル化しておいても良いし、単にジャイロセンサにより急激な進行方向変化を検出した瞬間でも良い。このようなセンサによる人体の動き検出技術は3Dモーショントラッキングとしても知られている。代表的なトリックには、スピントリック、グラブトリック、グランドトリック等がある。また、ジャイロセンサと加速度センサの値の時系列の変化によりトリックに入りかけていることを推測できるので、事前にオートシャッタを開始し、トリックの前後を高速連写するようにしても良い。すなわち、トリックに入りかけていることを推測したらオート撮影モードを開始し、トリックの瞬間又はその前後をオート撮影し、トリックの終了を推測したらオート撮影モードを終了する。
<第6の実施の形態>
図14は第6の実施の形態を示すもので、図12の例では自分自身を撮影する例を示したが、撮像部1とコントロール部2が1対1に対応するだけでなく、N対N(複数)にも対応する例を示すものである。図14(a)において、Aさんが身に着けている撮像部1AはBさんが身に着けているウエアラブルデバイスであるリスト端末2Nのセンサに反応してオート撮影し、Bさんが身に着けている撮像部1NはAさんが身に着けているリスト端末2Aのセンサに反応してオート撮影を行う。すなわち、Aさんの撮像部1AとBさんの持っているリスト端末2Nとペアリングを行い、Bさんの撮像部1NとAさんのリスト端末2Nがペアリングを行う。これはお互いのIDを登録しておくことで可能である。
例えば図14(b)に示すように、サイクリングの場合、お互いの走っている姿を正面から撮影する。Aさんが先頭を走る場合、Aさんの撮像部1AがBさんを撮影する。Bさんはジェスチャー(ポージング)や速度等リスト端末2NのセンサでAさんの撮像部1Aを制御する。Bさんが先頭を走る場合、Bさんの撮像部1NがAさんを撮影する。Aさんはジェスチャーや速度等、リスト端末2AのセンサでBさんの撮像部1Nを制御する。
オート撮影モードの開始と終了は、速度で決定しても良いし、スターと地点とゴール地点の位置情報で決定しても良い。サイクリングの開始時刻と終了時刻で決定しても良い。
以上、複数の実施の形態により説明したように、本発明はセンサを備えたコントロール部と、被写体を撮影する撮像部が分離していて、無線で接続されており、コントロール部のセンサのセンシング結果に応じて撮像部のオートシャッタ制御をすることができる。従って、スカイダイビングや登山、ジョギング等のスポーツ中や、カメラを背中のバッグに装着したり、帽子に装着したり、離れたところに設置したりして自分でカメラ操作ができないとき、オート撮影ができるので大変便利である。
なお、上記実施の形態では、オート撮影モードの開始又は終了トリガーとなるセンサと、オート撮影のシャッタタイミングトリガーとなるセンサが同じものである例を中心に説明したが、オート撮影モードの開始又は終了のトリガーとなるセンサと、オート撮影のトリガーとなるセンサは種類が違うものでも良いものである。これによって、より柔軟にオート撮影モードの開始又は終了タイミングとオート撮影のシャッタタイミングを設定することができる。
<実施の形態の効果>
以下に、本発明の実施の形態の効果並びに実施の形態から推考できる効果について列挙する。
(1)レンズ(撮像部)とモニター(コントロール部)が分離することで、今までにないアングル、今までにない撮り方ができるため、自分撮り、みんな撮り、更には後ろ撮り等、楽しい時間を生み出すことができる。カメラ部とコントロール部の通信にBluetooth(登録商標)を採用し、スムーズな撮影が可能。
(2)タッチ操作や音声を使って、自在にリモコン使用ができ、利用シーンが広がる。
(3)ファインダ映像や、自動撮影した画像を手元にすぐ配信できるので、何が撮れるか常に見える。何が撮れたかすぐに分かる。
(4)屋外でのレジャーやスポーツを離れた場所から手元で撮影できる。
(5)日常のちょっとしたシーンを離れた場所から手元で撮影できる。
(6)普段から使い慣れているスマートフォンでも手元から手軽に撮影できる。
(7)「自分撮り、みんな撮り、後ろ撮り」の利用シーンが拡がる。
(8)今この瞬間の映像を、友達や世界中の人とシェアできる。ウエアラブルなら、スマートフォンを取り出さなくても手元でコントロールが可能。ポールに取り付けて人垣の向こう側の画を撮る。リスト端末で映り具合を確認し、音声でシャッタを切る等。
(9)リスト端末のセンサで動きや状態を検出して、自動的に撮れる。例えばパラグライダーにおいて、高度センサで滑降開始を検知し、100m下降ごとに写真を自動撮影。あるいは、スノーボードにおいて、加速度・ジャイロセンサでトリック(技)を決めた瞬間を検出して連写できる。並走するパートナーにカメラを装着してもらえば自分を被写体とした写真が撮れる。
(10)「いい写真」が自動的に選ばれて、手元にすぐ届く。装着されたカメラが、定期的に自動撮影していて、「良い写真」と判断された画像が、リストへすぐ届く。「良い写真」とは「シーン判定」「笑顔の度合い」「顔が大きく写ったか」「ぶれていない・露出が適正」等によって判断する。
(11)撮れた写真から、顔だけを拡大してリスト端末に大きく表示することができる。
(12)これまで撮れなかった、観たかったアングルの映像が撮れる。例えばコンサートやパレードで、人垣を越えてカメラをエクステンションポールに装着して、リスト端末で確認すれば良く見える。確実に撮れる。
(13)動物や玩具に取り付けることで、予想外の映像が撮れる。カメラを犬等のペットに装着すると、一味違うアングルのペット目線の写真が撮れる。ペットが停まった瞬間や、顔を検出した瞬間を検出して撮影できる。また、ラジコンヘリ(ドローン等)で上からの映像ラジコンのリモート操作で両手は忙しいため、リストで映りを確認しながら、音声で動画や静止画を撮影できる。カメラはラジコンヘリに装着し、リストで映り具合を確認し、音声でシャッタを切る。
(14)ユーザは腕の動きだけを気にすれば良いので、直感的に使える。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願時の特許請求の範囲を付記する。
<付記>
[請求項1]
被写体を撮像する撮像部と、
前記撮像部とは異なる筐体に収容され、前記撮像部と無線で接続される携帯可能な装置と、
からなり、
前記携帯可能な装置はセンサ手段を備え、このセンサ手段のセンシング結果に基づく制御信号を前記撮像部へ無線で送信し、
前記撮像部は受信した前記制御信号に基づいてオート撮影モード開始又はオート撮影モード終了、及びシャッタタイミング決定を含む撮像処理を行うことを特徴とするシステム。
[請求項2]
請求項1記載のシステムにおいて、
前記センサ手段は、第1の種類のセンサと第2の種類のセンサを含み、
前記制御信号は前記第1の種類のセンサのセンシング結果と前記第2の種類のセンシング結果を含み、
前記撮像部が行う撮像処理は、前記第1の種類のセンサのセンシング結果に基づいてオート撮影モード開始又はオート撮影モード終了の処理を行い、前記第2の種類のセンサのセンシング結果に基づいてシャッタタイミング決定の処理を行うことを特徴とする。
[請求項3]
請求項1又は2記載のシステムにおいて、
前記携帯可能な装置は前記センサ手段のセンシング結果を基に前記シャッタタイミングを認識し、その認識結果を前記制御信号として前記撮像部へ送信し、
前記撮像部は、受信した前記制御信号に基づいて撮像処理を行うことを特徴とする。
[請求項4]
請求項1又は2記載のシステムにおいて、
前記携帯可能な装置は前記センサ手段のセンシング結果を前記制御信号として前記撮像部へ送信し、
前記撮像部は受信した前記制御信号から前記シャッタタイミングを認識し、その認識結果に基づいて撮像処理を行うことを特徴とする。
[請求項5]
請求項1乃至4いずれかに記載のシステムにおいて、
前記センサ手段は速度センサ又は加速度センサであり、前記センシング結果は速度情報又は加速度情報であることを特徴とする。
[請求項6]
請求項5記載のシステムにおいて、
前記撮像部は、前記速度情報が速いほど、又は前記加速度情報が大きいほど、より高いフレームレートで撮像処理を行うことを特徴とする。
[請求項7]
請求項5記載のシステムにおいて、
前記撮像部は、前記速度情報が速いほど、又は前記加速度情報が大きいほど、より広い画角で撮像処理を行うことを特徴とする。
[請求項8]
請求項1乃至4いずれかに記載のシステムにおいて、
前記センサ手段は高度センサであり、前記センシング結果は高度情報であることを特徴とする。
[請求項9]
請求項1乃至4いずれかに記載のシステムにおいて、
前記センサ手段は時計であり、前記センシング結果は時間情報であることを特徴とする。
[請求項10]
請求項9記載のシステムにおいて、
前記装置内にスケジュール情報が設定されており、前記撮像部は、前記スケジュール情報と前記時間情報とに応じて撮像処理を行うことを特徴とする。
[請求項11]
請求項9記載のシステムにおいて、
音声検知手段を更に備え、前記スケジュール情報が設定されている時間帯内に、前記音声検知手段が音声情報を検知すると、前記制御信号として音声情報を送信し、前記撮像部は、前記音声情報に応じて撮像処理を行うことを特徴とする。
[請求項12]
請求項10又は11記載のシステムにおいて、
前記スケジュール情報と前記時間情報に応じて、スケジュール時間に入る所定時間前に無線確立(ペアリング)する通信制御手段を更に備えることを特徴とする。
[請求項13]
請求項1乃至4いずれかに記載のシステムにおいて、
前記センサ手段は歩数センサであり、前記センシング結果は歩数情報であることを特徴とする。
[請求項14]
請求項1乃至4いずれかに記載のシステムにおいて、
前記センサ手段はジャイロセンサであり、前記センシング結果は前記携帯可能な装置の動き情報であり、前記撮像部は、当該動き情報に基づいて撮像処理を開始又は終了することを特徴とする。
[請求項15]
請求項1乃至14いずれかに記載のシステムにおいて、
前記携帯可能な装置はスマートフォンであることを特徴とする。
[請求項16]
請求項1乃至14いずれかに記載のシステムにおいて、
前記携帯可能な装置は腕に装着可能なリスト端末であることを特徴とする。
[請求項17]
請求項1乃至14いずれかに記載のシステムにおいて、
前記撮像部と前記携帯可能な装置は着脱可能に構成されることを特徴とする。
[請求項18]
携帯可能な装置であって、
センサ手段と、
前記センサ手段のセンシング結果を基に、オート撮影モードの開始又はオート撮影モードの終了、及びシャッタタイミングを認識する認識手段と、
前記認識手段により認識された結果を制御信号として外部へ送信する送信手段と、
を具備することを特徴とする。
[請求項19]
携帯可能な装置であって、
第1のセンサと、
前記第1のセンサのセンシング結果を基に、オート撮影モードの開始又はオート撮影モードの終了を認識する第1の認識手段と、
第2のセンサと、
前記第2のセンサのセンシング結果を基に、シャッタタイミングを認識する第2の認識手段と、
前記第1又は第2の認識手段により認識された結果を制御信号として外部へ送信する送信手段と、
を具備することを特徴とする装置。
[請求項20]
センサ手段を備え、撮像部と分離している携帯可能な装置のCPUが実行する制御方法であって、
前記センサ手段のセンシング結果を基に前記撮像部のオート撮影モード開始又はオート撮影モード終了、及びシャッタタイミングを認識する認識工程と、
前記認識工程により認識された結果を制御信号として前記撮像部へ送信する送信工程と、
を含む制御方法。
1、1A、1B、1C、1N 撮像部
2A、2N リスト端末
2B、2C スマートフォン
2 コントロール部
10 制御部
11 撮像デバイス
12 記憶部
13 通信制御部
14 センサ部
20 制御部
21 通信制御部
22 記憶部
23 表示部
24 操作部
25 センサ部
40 スケジュール帳
41 カメラマーク
42 時間情報項目エリア
43 イベント情報項目エリア
44 撮影情報項目エリア
100 カメラシステム
200 インターネット

Claims (20)

  1. 被写体を撮像する撮像部と、
    前記撮像部とは異なる筐体に収容され、前記撮像部と無線で接続される携帯可能な装置と、
    からなり、
    前記携帯可能な装置はセンサ手段を備え、このセンサ手段のセンシング結果に基づく制御信号を前記撮像部へ無線で送信し、
    前記撮像部は受信した前記制御信号に基づいてオート撮影モード開始又はオート撮影モード終了、及びシャッタタイミング決定を含む撮像処理を行うことを特徴とするシステム。
  2. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記センサ手段は、第1の種類のセンサと第2の種類のセンサを含み、
    前記制御信号は前記第1の種類のセンサのセンシング結果と前記第2の種類のセンシング結果を含み、
    前記撮像部が行う撮像処理は、前記第1の種類のセンサのセンシング結果に基づいてオート撮影モード開始又はオート撮影モード終了の処理を行い、前記第2の種類のセンサのセンシング結果に基づいてシャッタタイミング決定の処理を行うことを特徴とする。
  3. 請求項1又は2記載のシステムにおいて、
    前記携帯可能な装置は前記センサ手段のセンシング結果を基に前記シャッタタイミングを認識し、その認識結果を前記制御信号として前記撮像部へ送信し、
    前記撮像部は、受信した前記制御信号に基づいて撮像処理を行うことを特徴とする。
  4. 請求項1又は2記載のシステムにおいて、
    前記携帯可能な装置は前記センサ手段のセンシング結果を前記制御信号として前記撮像部へ送信し、
    前記撮像部は受信した前記制御信号から前記シャッタタイミングを認識し、その認識結果に基づいて撮像処理を行うことを特徴とする。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載のシステムにおいて、
    前記センサ手段は速度センサ又は加速度センサであり、前記センシング結果は速度情報又は加速度情報であることを特徴とする。
  6. 請求項5記載のシステムにおいて、
    前記撮像部は、前記速度情報が速いほど、又は前記加速度情報が大きいほど、より高いフレームレートで撮像処理を行うことを特徴とする。
  7. 請求項5記載のシステムにおいて、
    前記撮像部は、前記速度情報が速いほど、又は前記加速度情報が大きいほど、より広い画角で撮像処理を行うことを特徴とする。
  8. 請求項1乃至4いずれかに記載のシステムにおいて、
    前記センサ手段は高度センサであり、前記センシング結果は高度情報であることを特徴とする。
  9. 請求項1乃至4いずれかに記載のシステムにおいて、
    前記センサ手段は時計であり、前記センシング結果は時間情報であることを特徴とする。
  10. 請求項9記載のシステムにおいて、
    前記装置内にスケジュール情報が設定されており、前記撮像部は、前記スケジュール情報と前記時間情報とに応じて撮像処理を行うことを特徴とする。
  11. 請求項9記載のシステムにおいて、
    音声検知手段を更に備え、前記スケジュール情報が設定されている時間帯内に、前記音声検知手段が音声情報を検知すると、前記制御信号として音声情報を送信し、前記撮像部は、前記音声情報に応じて撮像処理を行うことを特徴とする。
  12. 請求項10又は11記載のシステムにおいて、
    前記スケジュール情報と前記時間情報に応じて、スケジュール時間に入る所定時間前に無線確立(ペアリング)する通信制御手段を更に備えることを特徴とする。
  13. 請求項1乃至4いずれかに記載のシステムにおいて、
    前記センサ手段は歩数センサであり、前記センシング結果は歩数情報であることを特徴とする。
  14. 請求項1乃至4いずれかに記載のシステムにおいて、
    前記センサ手段はジャイロセンサであり、前記センシング結果は前記携帯可能な装置の動き情報であり、前記撮像部は、当該動き情報に基づいて撮像処理を開始又は終了することを特徴とする。
  15. 請求項1乃至14いずれかに記載のシステムにおいて、
    前記携帯可能な装置はスマートフォンであることを特徴とする。
  16. 請求項1乃至14いずれかに記載のシステムにおいて、
    前記携帯可能な装置は腕に装着可能なリスト端末であることを特徴とする。
  17. 請求項1乃至14いずれかに記載のシステムにおいて、
    前記撮像部と前記携帯可能な装置は着脱可能に構成されることを特徴とする。
  18. 携帯可能な装置であって、
    センサ手段と、
    前記センサ手段のセンシング結果を基に、オート撮影モードの開始又はオート撮影モードの終了、及びシャッタタイミングを認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識された結果を制御信号として外部へ送信する送信手段と、
    を具備することを特徴とする装置。
  19. 携帯可能な装置であって、
    第1のセンサと、
    前記第1のセンサのセンシング結果を基に、オート撮影モードの開始又はオート撮影モードの終了を認識する第1の認識手段と、
    第2のセンサと、
    前記第2のセンサのセンシング結果を基に、シャッタタイミングを認識する第2の認識手段と、
    前記第1又は第2の認識手段により認識された結果を制御信号として外部へ送信する送信手段と、
    を具備することを特徴とする装置。
  20. センサ手段を備え、撮像部と分離している携帯可能な装置CPUが実行する制御方法であって、
    前記センサ手段のセンシング結果を基に前記撮像部のオート撮影モード開始又はオート撮影モード終了、及びシャッタタイミングを認識する認識工程と、
    前記認識工程により認識された結果を制御信号として前記撮像部へ送信する送信工程と、
    を含む制御方法。
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