JP2018046423A - 携帯可能な装置、システム、携帯可能な装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像部を備えたカメラの撮影を制御する技術に関し、携帯可能な装置が静止した状態を確実に捉えて、離れたところにあるカメラのオート撮影を制御可能とする。【解決手段】カメラとそのカメラと無線で接続されるリスト端末等の携帯可能な装置とが連携するシステムにおけるリスト端末等の携帯可能な装置において、ポージング撮影画面((a))が表示されている状態で、装置内の磁気センサ部が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことが検知されることにより、携帯可能な装置の静止状態(S401)が検知されたときに、カメラに対して通信制御部を介して撮影に関する指示、例えばシャッタ指示が送信され(S402)、撮影が実行される。【選択図】図4

Description

本発明は、撮像部を備えたカメラの撮影を制御する技術に関し、特に、カメラと連携する携帯可能な装置を用いてオート撮影をする技術に関する。
従来、撮像部と撮像部とは別のスマートフォン、スマートウォッチ等の携帯可能な装置が無線で接続されるシステムにおいて、携帯可能な装置が備えるセンサ手段のセンシング結果に基づく制御信号を撮像部へ無線で送信し、撮像部がオート撮影を実行する技術が知られている(例えば特許文献1)。この従来技術によれば、被写体の腕などに装着した携帯可能な装置の状態をセンシングした結果に応じて離れたところにある撮像部の撮像を制御することができるので、被写体自身の様々な動作に基づいてカメラのシャッタを切ることが可能となる。
特開2016−072673号公報
上述の従来技術の実施形態として開示されているセンサ手段は、例えば速度センサ、加速度センサ、高度センサ、時計、歩数計、ジャイロセンサである。これらのセンサ手段は、例えばそれらを備えた携帯可能な装置が装着された被写体の動きや、被写体が位置する高度や、被写体が存在する時間帯や、被写体の歩数や、加速度として検出可能な程度の動きから静止への変化などを検出することができ、それらの動作に基づいてシャッタを切ることはできる。ここで、被写体の撮影においては一般にはなんらかの静止したポーズをとって撮影が行われる場合が多い。上述の従来技術では、上述したように、例えば加速度センサ等を用いることにより動いている状態から急に静止する状態への変化を検出することはできる。しかし、携帯可能な装置がゆっくりとした動きからポーズをとって静止をする状態への変化は、加速度センサではうまく検出することができないという課題があった。
そこで、本発明は、携帯可能な装置が静止した状態を確実に捉えて、離れたところにあるカメラのオート撮影を制御可能とすることを目的とする。
携帯可能な装置の態様の一例では、磁気を検知する磁気センサ部と、連携する通信制御部と、磁気センサ部が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知したときに、カメラに対して通信制御部を介して撮影に関する指示を送信する制御部と、を有する。
本発明によれば、携帯可能な装置が静止した状態を確実に捉えて、離れたところにあるカメラのオート撮影を制御することが可能となる。
撮影システムの実施形態におけるカメラとリスト端末とコントローラの連携を示す図である。 カメラとリスト端末のブロック図である。 リスト側制御部の撮影制御処理におけるリスト側表示部の画面遷移例(全体動作)を示す図である。 リスト側制御部の撮影制御処理におけるリスト側表示部のポージング撮影画面において撮影が行われるときの詳細な画面遷移例(タイマなしのポージング撮影)を示す図である。 リスト側制御部の撮影制御処理におけるリスト側表示部のポージング撮影画面において撮影が行われるときの詳細な画面遷移例(タイマありのポージング撮影)を示す図である。 ポージング撮影の制御処理の例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、撮影システム100の実施形態におけるカメラ101とリスト端末102とコントローラ103の連携を示す図である。カメラ101は撮影を行う本体であり、コントローラ103はカメラ101と共に提供され、カメラ101に対して着脱可能に接続される携帯可能な装置であり、カメラ101の撮影を制御できる。リスト端末102は、カメラ101及びコントローラ103とは別に提供される携帯可能な装置であり、通常のデジタル式腕時計として動作するほか、腕時計型のスマートフォンとしてカメラ101の撮影を制御できる。カメラ101は、コントローラ103とリスト端末102の2つのペアリング接続の情報を保持し、何れか一方と排他的に切り替えて接続することができる。カメラ101とコントローラ103がペアリング接続中である場合に、コントローラ103の電源をオフし、その後リスト端末102のカメラアプリケーション(以下「カメラアプリ」と記載)を起動すると、カメラ101とリスト端末102とをペアリング接続することができる(図1の110)。カメラ101とリスト端末102がペアリング接続中である場合に、リスト端末102のカメラアプリを終了した場合、カメラ101とリスト端末102のペアリング接続が切断される。その後、コントローラ103の電源をオンすると、カメラ101とコントローラ103とをペアリング接続することができる(図1の120)。
図2は、図1のカメラ101とリスト端末102のブロック図である。図1のカメラ101は、図2に示されるように、カメラ側制御部201、カメラ側センサ部202、カメラ側記憶部203、カメラ側通信制御部204、及び撮像デバイス205を備える。撮像デバイス205は、撮影用の光学レンズ、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor:相補型金属酸化物半導体)等の撮像素子、電子シャッタ、タイミング制御回路、ズーム機構や手ぶれ補正機構等を含む。カメラ側記憶部203は、撮像デバイス205により撮像された静止画、連写画像、動画等を記憶するメモリである。カメラ側記憶部203はまた、ワークメモリとしても使用される。カメラ側通信制御部204は、リスト端末102との例えばBluetooth(登録商標)方式による近距離無線通信を制御する集積回路である。カメラ側制御部201は、カメラ101の全体的な動作を制御し、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)とカメラ側撮影制御プログラムを記憶したROM(Read Only Memory:読出し専用メモリ)を内蔵する集積回路である。カメラ側センサ部202については、後述する。
次に、図1のリスト端末102は、図2に示されるように、リスト側制御部211、リスト側センサ部212、リスト側記憶部213、リスト側通信制御部214、リスト側表示部215、及びリスト側操作部216を備える。リスト側通信制御部214は、カメラ101内のカメラ側通信制御部204との前述した例えばBluetooth(登録商標)方式による近距離無線通信を制御する集積回路である。リスト側記憶部213は、カメラ101で撮像されカメラ側通信制御部204及びリスト側通信制御部214を介して送られてきた静止画、連写画像、動画等を記憶するメモリである。また、リスト側記憶部213は、ワークメモリとしても使用される。リスト側表示部215は、カメラ101からカメラ側通信制御部204及びリスト側通信制御部214を介して送られてきた画像データ、リスト側記憶部213に記憶された画像データ、その他メニュー等を表示する例えば液晶ディスプレイである。リスト側表示部215は、離れたところにあるカメラ101の撮像画像のビューファインダとしてビデオスルー画像を表示し、また、撮影画像のプレビューモニタとして使用される。従って、ファインダ画像やオート撮影した画像を手元ですぐ見ることができる。カメラ101がユーザからは見えないところに置かれている場合も想定され、何が撮れるか常に見え、何が撮れたかすぐに分かる効果がある。リスト側操作部216は、各種操作入力を行うハードウェアであり、例えば、リスト側表示部215の液晶ディスプレイと一体形成されたタッチパネルや、リスト端末102のケース横側に設置された操作ボタン類である。リスト側制御部211は、リスト端末102の全体動作を制御し、CPUとリスト側撮影制御プログラムを記憶したROMを内蔵する集積回路である。リスト側センサ部212については、後述する。
図1のコントローラ103の構成は、リスト端末102の構成とほぼ同じであるため、その説明は省略する。以下の説明においては、カメラ101とともに、リスト端末102について具体的に説明するが、コントローラ103についてもリスト端末102と同様である。
ここで、カメラ側センサ部202及びリスト側センサ部212について説明する。これらのセンサ部は、そのセンシング結果に応じてカメラ101によりオート撮影を実行させるためのものである。カメラ側センサ部202、リスト側センサ部212に含まれるセンサは同じものでも良く、異なっていても良いし、いずれか一方にあっても良い。
ここで特に、リスト側センサ部212は、リスト端末102の動作を測定するためのものであり、少なくとも磁気センサ(磁気センサ部)を含む。本実施形態では特に、リスト側制御部211が、リスト側センサ部212の磁気センサでのセンシング結果に基づき、例えば被写体がポージングをとることによりそれが装着するリスト端末102の静止状態を所定時間継続して検出することで、リスト端末102が静止した状態を確実に捉えて、カメラ101に対して、シャッタ押下による撮影を指示することを可能にする。
このほか、リスト側センサ部212は、加速度センサ、ジャイロセンサ(角速度センサ)、高度センサ、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)センサ(位置検出)、時計(時間検出)、歩数センサ(歩数検出)、マイク(音声検出)、気圧センサ、温度センサ等を含んでもよい。
図1及び図2の構成を有する本実施の形態の動作について、以下に説明する。図3は、リスト側制御部211の撮影制御処理におけるリスト側表示部215の画面遷移例(全体動作)を示す図である。
図3において、リスト側制御部211が本実施形態による撮影機能であるポージング撮影以外の他の機能の画面を表示している図3(a)の表示状態で、ユーザが表示画面上で左フリックすると、リスト側制御部211がリスト側操作部216を介してこの左フリック状態を検知する。この結果、リスト側制御部211は、リスト側表示部215に、図3(b)に示される、ポージング撮影の開始待機画面を表示する(図3のS301)。ここで、「フリック」とは、ユーザがリスト側表示部215の表示画面上のタッチスクリーンに指でタッチしながら素早くスライドさせる動作をいい、「左フリック」は左に、「右フリック」は右に、「下フリック」は下に、「上フリック」は上に、それぞれ指をスライドさせる動作をいう。
図3(b)のポージング撮影の開始待機画面が表示されているときに、ユーザが、図中「POSING START」と表示されている開始ボタンをタップすると、リスト側制御部211がリスト側操作部216を介してこのタップ状態を検知する。この結果、リスト側制御部211は、リスト側表示部215に、図3(c)に示されるポージング撮影画面を表示する(ステップS302)。この画面には、図3(c)に示されるように、例えば「腕を止めてポージングしましょう」という文字が表示される。
図3(c)のポージング撮影画面が表示されているときに、ユーザが、カメラ101に向かいながらリスト端末102が装着されている腕を止めてポージング姿勢をとると、リスト側制御部211は、リスト側センサ部212内の磁気センサが任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で例えば1秒間(所定時間)継続して出力したことを検知することにより、リスト側通信制御部214を介してカメラ101に対して、シャッタ指示(撮影に関する指示)を送信する。カメラ101において、カメラ側制御部201は、カメラ側通信制御部204を介して上記シャッタ指示を受信すると、撮像デバイス205に、自動焦点制御、自動露出制御、及び被写体の撮影からなるシャッタを切る動作を実行させる。この詳細については、図4及び図5で説明する。
図3(c)のポージング撮影画面が表示されているときに、ユーザが、図中「STOP」と表示されている終了ボタンをタップすると、リスト側制御部211は、リスト側操作部216を介して上記タップ状態を検知することにより、リスト側表示部215の表示画面を、図3(b)に示されるポージング撮影の開始待機画面に戻す(図3のS303)。その他例えば、90秒間継続してリスト端末102の「静止」状態が検出されない状態が続いた場合に、リスト側表示部215の表示画面が上記ポージング撮影の開始待機画面に戻るように、制御がなされてもよい。
図3(b)のポージング撮影の開始待機画面が表示されているときに、ユーザが、表示画面上で右フリックすると、リスト側制御部211がリスト側操作部216を介してこの右フリック状態を検知する。この結果、リスト側制御部211は、リスト側表示部215の表示画面を、図3(a)に示される他の機能の画面に戻す(図3のS304)。
図3(b)のポージング撮影の開始待機画面が表示されているときに、ユーザが、下フリックすると、リスト側制御部211がリスト側操作部216を介してこの下フリック状態を検知する。この結果、リスト側制御部211は、リスト側表示部215に、図3(d)に示される検知レベル指定画面(検知レベル指定部)を表示する(図3のS305)。逆に、図3(d)の検知レベル指定画面が表示されているときに、ユーザが、上フリックすると、リスト側制御部211がリスト側操作部216を介してこの上フリック状態を検知する。この結果、リスト側制御部211は、リスト側表示部215の表示画面を、図3(b)のポージング撮影の開始待機画面に戻す(図3のS306)。図3(d)の検知レベル指定画面では、ユーザは、表示画面をタップすることにより、「ラフな検出」、「標準」、又は「細かな検出」の何れかの検知のレベルを指定することができる。リスト側制御部211は、リスト側操作部216を介してこのユーザ指定を検知すると、指定された検知のレベルに対応する前述した所定の閾値角の偏差の値を、リスト側記憶部213内の閾値角偏差変数に記憶させる(検知レベル設定部)。リスト側制御部211は、例えば「ラフな検出」が指定された場合には、前述した図3(c)のポージング撮影画面において、リスト側センサ部212内の磁気センサから検知された方位角が多少変動してもその方位角が一定値とみなされるように、所定の閾値角の偏差の値として大きめの値を、閾値角偏差変数に記憶させる。これは例えば、動いている船上での撮影などの場合に有効である。また、リスト側制御部211は、例えば「標準」が指定された場合には、所定の閾値角の偏差の値として標準値を、閾値角偏差変数に記憶させる。更に、リスト側制御部211は、「細かな検出」が指定された場合には、リスト側センサ部212内の磁気センサから検知された方位角が少しでも変動するとその方位角が一定値とみなされないように、所定の閾値角の偏差の値として小さめの値を、閾値角偏差変数に記憶させる。
ユーザが上記検知のレベルの設定を行った後、リスト側制御部211は、リスト側表示部215に、図3(e)に示されるタイマ時間指定画面を表示する(図3のS307)。この画面では、ユーザは、表示画面をタップすることにより、「タイマなし」又は「タイマあり」の何れかを指定することができる。リスト側制御部211は、リスト側操作部216を介してこのユーザ指定を検知すると、「タイマなし」又は「タイマあり」に対応する何れかの指定状態を、リスト側記憶部213内の所定のタイマ指定変数に記憶させる(以上、タイマ時間指定部)。
ユーザが上記タイマ時間の指定を行った後、リスト側制御部211は、リスト側表示部215に、前述した図3(c)のポージング撮影画面を表示する(図3のS308)。
図4は、図3(c)のポージング撮影画面において撮影が行われるときの詳細な画面遷移例(タイマなしのポージング撮影)を示す図である。リスト側制御部211は、図3(e)のタイマ時間指定画面においてユーザが「タイマなし」を指定しその状態がリスト側記憶部213内のタイマ指定変数に記憶されている場合に、図4の画面遷移例を実行する。図4(a)(=図3(c))のポージング撮影画面において、ユーザがカメラ101に向かいながらリスト端末102が装着されている腕を止めてポージング姿勢をとると、リスト側制御部211は、リスト側センサ部212内の磁気センサが任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で例えば1秒間(所定時間)継続して出力したことを検知することにより、リスト端末102の静止状態を検知する(図4のS401)。このときの所定の閾値角の偏差は、図3(d)の検知レベル指定画面においてユーザが指定しリスト側記憶部213に記憶されている閾値角偏差変数が示す値である。
この結果、リスト側制御部211は、リスト側通信制御部214を介してカメラ101に対して、シャッタ指示(撮影に関する指示)を送信する(図4のS402)。ここで、特には図示しない指定処理により、ユーザが撮影直後のプレビュー画面表示を指定しているときには、リスト側制御部211は、シャッタ指示の後、リスト側表示部215に、図4(b)に示される処理中を示す画面を表示する。一方、ユーザが撮影直後のプレビュー画面表示を指定していないときには、リスト側制御部211は、シャッタ指示の後、リスト側表示部215に、図4(d)に示される黒画面を表示する。
カメラ101において、カメラ側制御部201は、カメラ側通信制御部204を介してリスト端末102から上記シャッタ指示を受信すると、撮像デバイス205に、自動焦点制御、自動露出制御、及び被写体の撮影からなるシャッタを切る動作を実行させる。続いて、カメラ側制御部201は、撮影により撮像デバイス205から得られた撮像データを、カメラ側記憶部203に記憶させる。
また、ユーザが前述した撮影直後のプレビュー画面表示を指定しているときには、カメラ側制御部201は、上記撮像データに対応するプレビュー画像データを生成し、そのプレビュー画像データを、カメラ側通信制御部204を介してリスト端末102に送信する。リスト端末102において、リスト側制御部211は、リスト側通信制御部214を介してプレビュー画像データを受信すると、そのプレビュー画像データをリスト側記憶部213に記憶する。これとともに、リスト側制御部211は、リスト側表示部215に、図4(c)に例示されるような、上記プレビュー画像データに対応するプレビュー画像を約1秒間表示する。その後、リスト側制御部211は、リスト側表示部215の表示画面を、図4(a)(=図3(c))のポージング撮影画面に戻す。
ユーザが前述した撮影直後のプレビュー画面表示を指定していないときには、カメラ側制御部201は、リスト側表示部215に、図4(d)の黒画面を約1秒間表示させた後に、その表示画面を、図4(a)(=図3(c))のポージング撮影画面に戻す。
図5は、図3(c)のポージング撮影画面において撮影が行われるときの詳細な画面遷移例(タイマありのポージング撮影)を示す図である。リスト側制御部211は、図3(e)のタイマ時間指定画面においてユーザが「タイマあり」を指定しその状態がリスト側記憶部213内のタイマ指定変数に記憶されている場合に、図5の画面遷移例を実行する。図5の(a)、(b)、(c)、及び(d)の画面はそれぞれ、図4の(a)、(b)、(c)、及び(d)の画面と同様である。
図5の画面遷移が図4の画面遷移と異なる点は、リスト側制御部211は、図5(a)(=図3(c))のポージング撮影画面から、リスト端末102の静止状態を検知した(図5のS401)後に、すぐにシャッタ指示は送信せずに、リスト側表示部215に、0秒から3秒までのカウントダウン画面(図5(e)の画面例では残り3秒を示す「3」が表示されている)を表示させて3秒間のタイマカウントを行った後に(撮影に関する指示の遅延部)、シャッタ指示をカメラ101に送信する(図5のS402)点である。
図6は、リスト側制御部211が、リスト側表示部215に図3(b)のポージング撮影の開始待機画面を表示させた後に実行されるポージング撮影の制御処理の例を示すフローチャートであり、破線枠Aはリスト側制御部211が実行する制御処理部分、破線枠Bはカメラ側制御部201が実行する制御処理部分である。
破線枠Aにおいて、リスト側制御部211はまず、リスト側表示部215に図3(b)のポージング撮影の開始待機画面を表示させた状態で、リスト側操作部216を介して図3(b)中の「POSING START」と表示されている開始ボタンがタップされるまで待機状態となる(図6のステップS601の判定がNOの繰返し)。なお、特には図示しないが、リスト側制御部211は、リスト側表示部215に図3(b)のポージング撮影の開始待機画面を表示させた状態で、リスト側操作部216を介して右フリック状態を検知した場合には、破線枠Aのフローチャートの制御処理を終了し、図3のS304として前述したように、リスト側表示部215の表示画面を、図3(a)に示される他の機能の画面に戻す。
ユーザが上記開始ボタンをタップすると、図6のステップS601の判定がYESとなる。リスト側制御部211は、図6のステップS602からS607までの一連の処理の繰返しによって、リスト側記憶部213上のカウンタ変数の値をクリアし(ステップS602)、また、リスト側センサ部212内の磁気センサから磁気出力により方位角の今回値を取得しながら(ステップS603)、リスト側記憶部213の変数に記憶されている方位角の前回値とステップS603で取得した方位角の今回値の差分を算出し(ステップS604)、その差分が±所定の閾値角の偏差の値より小さくなったか否かの判定(ステップS606)と、ポージング撮影の終了の判定(ステップS607)を、繰り返し実行する。また、リスト側制御部211は、ステップS604での差分の算出処理の後、ステップS603で取得した方位角の今回値を、次の回の差分の算出処理のために、リスト側記憶部213の変数に方位角の前回値として記憶させる(ステップS605)。ここで、ステップS606の判定で使用される所定の閾値角の偏差の値としては、前述した図3(d)の検知レベル設定画面でのユーザの指定に基づいてリスト側記憶部213の閾値角偏差変数に記憶されている値が使用される。所定の閾値角の偏差の値としては、検知レベル設定画面でユーザが、「ラフな検出」を指定した場合には例えば±10°、「標準」を指定した場合には例えば±6°、「細かな検出」を指定した場合には例えば±3°が設定される。また、前述した図3(c)のポージング撮影画面が表示されているときに、ユーザが、図中「STOP」と表示されている終了ボタンをタップしたときに、リスト側制御部211がリスト側操作部216を介してそのタップ状態を検出することにより、ステップS607のポージング撮影の終了の判定がYESになる。この結果、リスト側制御部211は、リスト側表示部215の表示画面を、図3(b)に示されるポージング撮影の開始待機画面に戻して、ステップS601の待機処理に制御戻す(ステップS607の判定がYES→S601)。
ステップS602からS607の繰返し処理において、方位角の前回値と今回値の差分が±所定の閾値角の偏差の値より小さくなってステップS606の判定がYESになると、リスト側制御部211はまず、リスト側記憶部213のカウンタ変数の値が10を超えたか否かを判定する(ステップS608)。
ステップS608の判定がNOならば、リスト側制御部211は、リスト側記憶部213のカウンタ変数の値を+1インクリメントする(ステップS609)。
次に、リスト側制御部211は、ステップS603での方位角の取得から0.1秒が経過するまでウエイト(待機)する(ステップS610)。この処理は例えば、リスト側制御部211が、ステップS603の処理の実行時に計時をスタートしたタイマの計時が0.1秒に達するまでウエイトする処理である。
その後、リスト側制御部211は、ステップS603の処理に戻って、ステップS603からS607の繰返し処理に戻る。この結果、方位角の前回値と今回値の差分が±所定の閾値角の偏差の値より小さくなってステップS606の判定がYESとなる状態が10回繰り返されると、ステップS608の判定がYESになる。いま、ステップS610でのウエイト処理により、ステップS603〜S606の判定がYES→S608の判定がNO→S609、S610での一連の処理は、0.1秒で実行される。従って、この一連の処理が10回繰り返されることによって、磁気センサが任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で1秒間(所定時間)継続して出力したことが検知されたことになる。言い換えれば、リスト端末102を装着している被写体が1秒間静止ポーズをとったことが検出されたことになる。
このとき、リスト側センサ部212で使用されるセンサが加速度センサである場合には、リスト端末102が動いている状態から急に静止する状態への変化しか捉えることができず、ゆっくりとした動きからポーズをとって静止をする状態への変化はうまく検出することができない。これに対して、リスト側センサ部212で使用されるセンサが磁気センサであれば、動いている状態からポーズをとって静止をする状態への変化が急であってもゆっくりであっても、任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知する動作として、リスト端末102の静止状態を確実に捉えることが可能となる。
リスト側制御部211は、ステップS608の判定がYESになると、リスト側制御部211は、リスト側記憶部213内のタイマ指定変数に「タイマあり」が記憶されているか否かを判定する(ステップS611)。前述した図3(e)のタイマ時間指定画面においてユーザが「タイマなし」を指定しその状態がリスト側記憶部213内のタイマ指定変数に記憶されている場合(ステップS611の判定がNOの場合)には、リスト側制御部211は、前述した図4の画面遷移例を実現する処理を実行する。
リスト側制御部211はまず、リスト側通信制御部214を介してカメラ101に対して、シャッタ指示を送信する(ステップS613)。
その後、リスト側制御部211は、前述したように、特には図示しない指定処理により、ユーザが撮影直後のプレビュー画面表示を指定しているか否かを判定する(ステップS614)。
ステップS614の判定がYESの場合には、リスト側制御部211は、リスト側表示部215に、前述した図4(b)に示される処理中を示す画面を表示する。
一方、ステップS614の判定がYESの場合には、リスト側制御部211は、リスト側表示部215に、前述した図4(d)に示される黒画面を1秒間表示する(ステップS615)。
ここで、破線枠Bにおいて、カメラ側制御部201は、起動後、カメラ側通信制御部204を介してリスト端末102からシャッタ指示が受信されるまで待機状態となっている(ステップS621の判定がNOの繰返し)。そして、上述のように、シャッタ指示が受信されると(ステップS621の判定がYES)、カメラ側制御部201は、撮像デバイス205に、自動焦点制御、自動露出制御、及び被写体の撮影からなるシャッタを切る動作を実行させる。カメラ側制御部201は、撮影により撮像デバイス205から得られた撮像データを、カメラ側記憶部203に記憶させる(以上、ステップS622)。
その後、カメラ側制御部201は、リスト端末102側での前述した特には図示しない指定処理により、リスト端末102からリスト側通信制御部214及びカメラ側通信制御部204を介して、ユーザによる撮影直後のプレビュー画面表示の指定を受信しているか否かを判定する(ステップS623)。
ステップS623の判定がYESの場合には、カメラ側制御部201は、上記撮像データに対応するプレビュー画像データを生成し、そのプレビュー画像データを、カメラ側通信制御部204を介してリスト端末102に送信する(ステップS624)。その後、カメラ側制御部201は、ステップS621のシャッタ指示の待機処理に戻る。
一方、ステップS623の判定がNOの場合には、カメラ側制御部201は、ステップS624のプレビュー画像データの送信処理は実行せずに、ステップS621のシャッタ指示の待機処理に戻る。
破線枠Aにおいて、リスト側制御部211は、リスト側通信制御部214を介してプレビュー画像データを受信すると、そのプレビュー画像データをリスト側記憶部213に記憶する。これとともに、リスト側制御部211は、リスト側表示部215に、図4(c)に例示されるような、上記プレビュー画像データに対応するプレビュー画像を約1秒間表示する(以上、ステップS616)。
ステップS615又はS616の画面表示処理の後、リスト側制御部211は、ステップS602の処理に戻り、次のポージング撮影に移る。
一方、前述した図3(e)のタイマ時間指定画面においてユーザが「タイマあり」を指定しその状態がリスト側記憶部213内のタイマ指定変数に記憶されている場合(ステップS611の判定がYESの場合)には、リスト側制御部211は、前述した図5の画面遷移例を実現する処理を実行する。
リスト側制御部211は、リスト側表示部215に、図5(e)に例示される0秒から3秒までのカウントダウン画面(図5(e)の画面例では残り3秒を示す「3」が表示されている)を表示させて3秒間のタイマカウントを実行する(ステップS612)。
その後、リスト側制御部211は、前述したステップS613からS616の一連の制御処理を実行する。
以上説明した実施形態により、携帯可能な装置であるリスト端末102が静止した状態を確実に捉えて、離れたところにあるカメラ101のオート撮影を制御することが可能となる。
上述の実施形態では、図3(d)の検知レベル指定画面でユーザが指定した、「ラフな検出」、「標準」、又は「細かな検出」の何れかの検知のレベルに応じて、その検知のレベルに対応する所定の閾値角の偏差の値が、リスト側記憶部213内の閾値角偏差変数に記憶され、その閾値角偏差変数の値に従って、図6のステップS606の静止判定における閾値角が設定される。このとき、図6のステップS608でのカウンタ変数の値の判定値は固定値10、すなわち、前述した所定の継続時間長の判定値は固定値1秒であった。これに対して、図3(d)の検知レベル指定画面でユーザが指定した、「ラフな検出」、「標準」、又は「細かな検出」の何れかの検知のレベルに応じて、その検知のレベルに対応する所定の継続時間長の値がリスト側記憶部213に記憶され、その値に応じた可変判定値が上記ステップS608に設定されてもよい。これにより、ユーザが指定した検知のレベルに応じて、静止判定の継続時間長が制御される。
上述の実施形態では、ユーザが静止ポーズをとった場合に、リスト側センサ部212内の磁気センサが任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことをリスト側制御部211が検知することにより、リスト端末102からカメラ101にシャッタ指示が出力される。これに加えて、次のような他の実施形態が実施されてもよい。
例えば、リスト側センサ部212からの検出信号がカメラ101に送信され、カメラ101のカメラ側制御装置201においてシャッタ指示信号を作ることもできる。
また、ユーザが静止ポーズをとった場合にシャッタが切れるモードを第1のモードとし、ユーザが予め定められた動きをした場合にシャッタが切れるモードを第2のモードとして、ユーザが何れかのモードを指定できるようにする。また、リスト側制御部211は、磁気センサの他に、例えば動きセンサ(動きセンサ部)として加速度センサを備える。そして、ユーザが第1のモードを指定した場合には、上述の実施形態の動作が実施されるようにする。一方、ユーザが第2のモードを指定した場合には、上記加速度センサが所定期間内に予め定められた動きの状態を出力したことをリスト側制御部211が検知することにより、リスト端末102からカメラ101にシャッタ指示が出力される。第2のモード時の具体的な実施形態としては、例えば前述した特許文献1の実施形態に記載の実施形態を採用することができる。このような他の実施形態により、静止ポーズをとった場合又は所定の動きをした場合の何れかの場合ユーザが選択指定して、それぞれの場合にシャッタが切れるようにすることが可能となる。
本実施の形態において、リスト側センサ部212は磁気センサ部と加速度センサ部の両方を内蔵している。この2種類のセンサの検知出力の組み合わせにより、前記第1のモード、第2のモードに限らずカメラ部101に対して各種の制御ができるようになっている。例えば、動きをトリガにして自動撮影をする場合は、動きに対して感応性の高い加速度センサの検知信号を用い、静止をトリガにして自動撮影する場合は、加速度センサでは検出に時間遅れがあるので磁気センサの検知信号を用いる。また、コンパス表示や地図表示のヘディングアップには両方の検知信号を用いる。
以上の実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
磁気を検知する磁気センサ部と、
連携する通信制御部と、
前記磁気センサ部が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知したときに、カメラに対して前記通信制御部を介して撮影に関する指示を送信する制御部と、
を有する携帯可能な装置。
(付記2)
前記検知のレベルを指定する検知レベル指定部と、
前記検知レベル指定部で指定された前記検知のレベルに応じて、前記所定の閾値角及び/又は前記所定時間を設定する検知レベル設定部と、
を更に有する付記1に記載の携帯可能な装置。
(付記3)
タイマ時間を指定するタイマ時間指定部と、
前記タイマ時間指定部で指定されたタイマ時間に応じて、前記制御部が前記撮影に関する指示を送信する時間を遅延させる撮影に関する指示の遅延部と、
を更に有する付記1又は2に記載の携帯可能な装置。
(付記4)
前記撮影に関する指示は、前記カメラに、自動焦点制御、自動露出制御、及び被写体の撮影の実行を含む処理を指示する、付記1乃至3の何れかに記載の携帯可能な装置。
(付記5)
前記通信制御部は、前記カメラとペアリング連携する、付記1乃至4の何れかに記載の携帯可能な装置。
(付記6)
前記携帯可能な装置は腕に装着するリスト端末であり、前記制御部は、前記リスト端末が装着された腕が前記所定時間継続して静止ポーズをとることを検出する、付記1乃至5の何れか記載の携帯可能な装置。
(付記7)
動きを検知する動きセンサ部を更に有し、
前記制御部は、第1のモードが指定されている場合には、前記磁気センサ部が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知し、第2のモードが指定されている場合には、前記動きセンサ部が所定期間内に予め定められた動きの状態を出力したことを検知し、前記いずれかの検知がなされたときに前記カメラに対して前記通信制御部を介して所定の指示を送信する、
付記1乃至6の何れかに記載の携帯可能な装置。
(付記8)
前記制御部は、第3のモードをさらに有し、前記第3のモードが指定されている場合には、前記磁気センサ部の出力と、前記動きセンサ部の出力の両方を検知し、前記カメラに対して前記通信制御部を介して所定の指示を送信する、
付記7に記載の携帯可能な装置。
(付記9)
カメラと前記カメラと無線で接続される携帯可能な装置とが連携するシステムにおいて、
前記携帯可能な装置は、
磁気を検知する磁気センサ部と、
前記カメラと連携する通信制御部と、
前記磁気センサ部が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知したときに、前記カメラに対して前記通信制御部を介して撮影に関する指示を送信する制御部と、を有し、
前記カメラは、
前記前記通信制御部を介して受信した撮影に関する指示に従って撮影処理を行う撮影処理部を有するシステム。
(付記10)
カメラと前記カメラと無線で接続される携帯可能な装置とが連携するシステムにおいて、
前記携帯可能な装置は、
磁気を検知する磁気センサ部と、
前記カメラと連携し、前記磁気センサ部の検知信号を送信する通信制御部と、を有し、
前記カメラは、
前記通信制御部を介して磁気センサ部の検知信号が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知する検知部と、
前記検知部が前記検知したときに、撮影処理を行う撮影処理部と、
を有するシステム。
(付記11)
前記カメラは、更にリモートコントロール装置を備え、
前記リモートコントロール装置と前記携帯可能な装置は、排他的に前記カメラとペアリング接続する、
付記9又は10に記載のシステム。
(付記12)
磁気を検知する磁気センサ部と、
動きを検知する動きセンサ部と、
撮影処理部と、
制御部と、を有し、
前記制御部は、第1のモードが指定されている場合には、前記磁気センサ部が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知し、第2のモードが指定されている場合には、前記動きセンサ部が所定期間内に予め定められた動きの状態を出力したことを検知し、前記いずれかの検知がなされたときに前記撮影処理部に撮影に関する指示を出力するカメラ。
(付記13)
カメラと無線で接続される携帯可能な装置を制御するための方法であって、
磁気センサ部により磁気を検知し、
前記磁気センサ部が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知したときに、前記カメラと連携する通信制御部を介して前記カメラに対して撮影に関する指示を送信する、
携帯可能な装置の制御方法。
(付記14)
カメラと無線で接続される携帯可能な装置を制御するコンピュータに、
磁気センサ部により磁気を検知するステップと、
前記磁気センサ部が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知したときに、前記カメラと連携する通信制御部を介して前記カメラに対して撮影に関する指示を送信するステップと、
を実行させるためのプログラム。
100 撮影システム
101 カメラ
102 リスト端末(※図面内の文字も修正してください)
103 コントローラ
110、120 ペアリング接続
201 カメラ側制御部
202 カメラ側センサ部
203 カメラ側記憶部
204 カメラ側通信制御部
205 撮像デバイス
211 リスト側制御部
212 リスト側センサ部
213 リスト側記憶部
214 リスト側通信制御部
215 リスト側表示部
216 リスト側操作部

Claims (14)

  1. 磁気を検知する磁気センサ部と、
    連携する通信制御部と、
    前記磁気センサ部が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知したときに、カメラに対して前記通信制御部を介して撮影に関する指示を送信する制御部と、
    を有する携帯可能な装置。
  2. 前記検知のレベルを指定する検知レベル指定部と、
    前記検知レベル指定部で指定された前記検知のレベルに応じて、前記所定の閾値角及び/又は前記所定時間を設定する検知レベル設定部と、
    を更に有する請求項1に記載の携帯可能な装置。
  3. タイマ時間を指定するタイマ時間指定部と、
    前記タイマ時間指定部で指定されたタイマ時間に応じて、前記制御部が前記撮影に関する指示を送信する時間を遅延させる撮影に関する指示の遅延部と、
    を更に有する請求項1又は2に記載の携帯可能な装置。
  4. 前記撮影に関する指示は、前記カメラに、自動焦点制御、自動露出制御、及び被写体の撮影の実行を含む処理を指示する、請求項1乃至3の何れかに記載の携帯可能な装置。
  5. 前記通信制御部は、前記カメラとペアリング連携する、請求項1乃至4の何れかに記載の携帯可能な装置。
  6. 前記携帯可能な装置は腕に装着するリスト端末であり、前記制御部は、前記リスト端末が装着された腕が前記所定時間継続して静止ポーズをとることを検出する、請求項1乃至5の何れか記載の携帯可能な装置。
  7. 動きを検知する動きセンサ部を更に有し、
    前記制御部は、第1のモードが指定されている場合には、前記磁気センサ部が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知し、第2のモードが指定されている場合には、前記動きセンサ部が所定期間内に予め定められた動きの状態を出力したことを検知し、前記いずれかの検知がなされたときに前記カメラに対して前記通信制御部を介して所定の指示を送信する、
    請求項1乃至6の何れかに記載の携帯可能な装置。
  8. 前記制御部は、第3のモードをさらに有し、前記第3のモードが指定されている場合には、前記磁気センサ部の出力と、前記動きセンサ部の出力の両方を検知し、前記カメラに対して前記通信制御部を介して所定の指示を送信する、
    請求項7に記載の携帯可能な装置。
  9. カメラと前記カメラと無線で接続される携帯可能な装置とが連携するシステムにおいて、
    前記携帯可能な装置は、
    磁気を検知する磁気センサ部と、
    前記カメラと連携する通信制御部と、
    前記磁気センサ部が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知したときに、前記カメラに対して前記通信制御部を介して撮影に関する指示を送信する制御部と、を有し、
    前記カメラは、
    前記前記通信制御部を介して受信した撮影に関する指示に従って撮影処理を行う撮影処理部を有するシステム。
  10. カメラと前記カメラと無線で接続される携帯可能な装置とが連携するシステムにおいて、
    前記携帯可能な装置は、
    磁気を検知する磁気センサ部と、
    前記カメラと連携し、前記磁気センサ部の検知信号を送信する通信制御部と、を有し、
    前記カメラは、
    前記通信制御部を介して磁気センサ部の検知信号が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知する検知部と、
    前記検知部が前記検知したときに、撮影処理を行う撮影処理部と、
    を有するシステム。
  11. 前記カメラは、更にリモートコントロール装置を備え、
    前記リモートコントロール装置と前記携帯可能な装置は、排他的に前記カメラとペアリング接続する、
    請求項9又は10に記載のシステム。
  12. 磁気を検知する磁気センサ部と、
    動きを検知する動きセンサ部と、
    撮影処理部と、
    制御部と、を有し、
    前記制御部は、第1のモードが指定されている場合には、前記磁気センサ部が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知し、第2のモードが指定されている場合には、前記動きセンサ部が所定期間内に予め定められた動きの状態を出力したことを検知し、前記いずれかの検知がなされたときに前記撮影処理部に撮影に関する指示を出力するカメラ。
  13. カメラと無線で接続される携帯可能な装置を制御するための方法であって、
    磁気センサ部により磁気を検知し、
    前記磁気センサ部が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知したときに、前記カメラと連携する通信制御部を介して前記カメラに対して撮影に関する指示を送信する、
    携帯可能な装置の制御方法。
  14. カメラと無線で接続される携帯可能な装置を制御するコンピュータに、
    磁気センサ部により磁気を検知するステップと、
    前記磁気センサ部が任意の方位角の磁気を所定の閾値角の偏差内で所定時間継続して出力したことを検知したときに、前記カメラと連携する通信制御部を介して前記カメラに対して撮影に関する指示を送信するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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